甲斐犬ジロー通信
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4月は物凄い勢いで過ぎ去って行きました。
春になってから、体調が思わしくなかったチビ婆ちゃんが4月29日に 天国へ旅立ちました。 あと1カ月頑張れば18才になれたのに
「もうこの辺でお暇させていただきます」
と逝ってしまいました。 休日でジロ父も私も自宅に居たので、息を引き取る迄見守る事が出来 チビ婆ちゃんは最後に、けのびして後ろ足を何回転か空走りして 嬉しそうに天に向かって走って行きました。 ジロ父と二人で看取ることが出来て本当に良かった。
このチビ婆ちゃんは心身症を患っていて、酷い時はジロ母から離れる事が 出来ない為、布袋の中にチビちゃんを入れて肩からぶら下げて、掃除機をかけたりしていました。 長い事、分離不安で、あまり幸せそうには見えませんでしたが 昨年1月に黒豆婆ちゃんがお星様になってから 突然、健康体になり、何も恐がる必要が無くなったかのように 元気に過ごし始めたのです。
「私はこのままでは終わりたくない!」
「猫生を謳歌したい!」
そう思ったに違いない、、、、
少ない余生は一年でしたが、その中身の濃い猫生をジローに捧げるように。 弱っていくジローの傍らで見つめ守りながら 献身的に過ごしました。
ジローが亡くなる1週間前の写真です。
お尻に顎乗せて、一緒に寝ていたり、今見ても微笑ましくなります。 チビ婆ちゃんは優しい性格で大人しく、繊細な猫でありまして 最後に自分を吐き出すように 打ち上げ花火のように、良い行いをして去って行ったのが 実にカッコ良くて、立派は猫だったと思います。 天国ではジローと再会して、またお節介やいているかもしれない。
チビちゃんを見送って直ぐに、若葉ちゃんが登場。 ジロ母が若葉ちゃんを引き出すか否か、迷っていた頃だったので そういう私の心の中を読み取っていたのかもしれません。
長い間、御苦労さまでした。 ジロ家の為に功労してくれてありがとう。
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