甲斐犬ジロー通信
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2010年01月04日(月) 黒豆の野辺送り

昨日、黒豆がお星様になりました。
18才の高齢猫でしたが最後まで頑張って、自分の体の養分を綺麗に使い果たして死にました。
驚異の猫で、出会いから死ぬまで不思議な子でした。

18年前の大雨の日、ジロ母は銀行帰りに不動産屋のドアー前で雨宿りをしている黒ネコを見て、その姿がいかにも家を探しているようなので

「お家さがしているの?」

と声をかけたのが始まりでした。
声かけすると、ジロ母に近づき猿のように肩の上に登りました。
下ろすと駆けあがり、追いかけられ、とうとう交差点まで追いかけてきて、肩によじ登るので、仕方なくそのままの格好で連れ帰りました。

猫なのに猫に関心が無く、先住猫とも遊ばず、おもちゃにも興味が無く
ひたすら人間に向いて生きてきた猫です。
そこまでやるかと思うくらい、人間に媚を売り、見えない所で先住猫や後から来た猫をいじめると言う裏の顔を持っていました。
ジロ家の人間には良い顔して優等生ぶって、お上手するので性格的にはよろしく無いタイプでした。

2度死にかけては崖っぷちから這い上がるという気の強さ幸運の持ち主。
もともと黒豆はジャンプが出来ない猫で高い所にはあがれませんでした。
所が、17才くらいからジャンプをするようになり、ドスンと音を立てて下りる時は骨折するのではないかとの心配を他所に、嬉しそうにより高く飛びあがっていました。
死ぬ半月前頃は飛び降りた時の格好が開きのようになって、お腹で床を受けていました。
もう、開きになってまで飛ぶ事は無いと言い聞かせても、気持ちはイケイケなのでコウモリみたいでしたね。

歴代の猫でも、黒豆ほど手あつい介護を受けて死んだ子はいません。
年末年始のお休み中だったので、私達は充分に面倒を看ることが出来たので本当に良かったと黒ちゃんには感謝です。
そういう年末年始だったので、良いお正月を過ごせたと感じています。



軽くなってしまった黒豆のお棺を可愛らしく作ってあげて、ピンクのリボンも着けてやりました。
一日枕元に置いて最後の我が家です。
息を引き取る時

「もう、おいとまさせて下さいな。アタシもそろそろ引き時のようなので。 本当にお世話になりましたね。」

そんなコトバが聞こえたように、目を見開いて静かに天国へと旅立って行きました。
昨晩、家族でお通夜というか、お祝をしてやりました。
天寿を全うしたお祝です。 よく頑張って生き抜いてジロ家に貢献したと
褒めてやりました。
拾ってから18年だけれど、すでに成猫になっていたので、もしかしたら20才くらいになっていたかもしれないし。



ジロ家の沿線にあるお寺の動物霊園でお骨にしていただきました。


ジロ家ワンニャン代表でジローも焼場で立ち会いをさせてもらい、足を拭いて待合室の和室で一緒に待たせて下さいました。


静かで良い雰囲気のお寺さんなので、ジローも大人しく待てまして


小さいので直ぐにお骨になってしまった黒ちゃんのお骨をジロ父と二人で拾い、骨壷に納めましたが、しっかりしたお骨なので驚きました。
ジローは立ち会い犬を立派に果たしましたよ。


お寺さんの愛犬ボンちゃんがご挨拶しに出て来ました。

「御苦労さまでした。」

と言っていました。


小さくなった黒ちゃんだけど、ずっしり重かった。



大晦日の黒豆です。 チビちゃんがいつも傍に付いていました。
今頃、あっちの世界でいじわる猫しているかもしれないです。

 


ジローの母さん |MAILHomePage

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