甲斐犬ジロー通信
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2009年07月10日(金) 甲斐犬の能力

人間の能力は死ぬまで発揮し進化し続けることは分かりましたが
犬の能力についてはあまり、真剣に語られていないような気がします。
不本意ながら只、「リコウ」か「バカ」で片付けられているようで
これでは犬も可哀そう。

ジローを例にしますと
母は「バカ犬」と申します。
何故バカと判断するのかというと

「顔がマヌケだ」
「呼んでも知らんぷりする」
「ドロボーが入ったからまったく番犬していない」
「いつもボーっとしている」

まぁ、こんなところです。
ジローは母からバカ呼ばわりされているのを知っているので
呼ばれても聞こえないふりしたり、反応をしません。
優しいコトバをかけてくれた時だけ、尻尾を振って反応していますから
母という人となりを見ているのだと思います。

ジロ母が6年の付き合いの中でジローを見ると、決しておバカでは
ないと確信しています。
犬はどんな犬種でも、得意な能力を持っていて、ここぞという
状況において秘めたる能力を発揮するのではないでしょうか。
ジローは自然の中で育っていませんから、本領発揮はどこまでなのか
分かりませんけれど、都会派甲斐犬の空き巣に似た手口に
驚かされることはいくつかあります。
以前にも日記で書いていますが。

足の関節を手術した時、麻酔から覚めるまで術後ケージに入れられて
いましたが、麻酔が効いているにも関わらず脱走を試みて
リードを喰いちぎりボロボロにしました。

家に上げている時、冷蔵庫を開けて牛乳パックを銜え出し
パックに丸く穴を開けて猫ズと飲んでいた。
冷蔵庫の取っ手にかけていたタオルを口に銜えひっぱり開けた模様。
猫ズも協力したのではないかと・・・・。



店に繋留している夜中に、ゆるゆるの半チョーカーが顎にかかるほど
だったのでしょう、金具を破壊せずに器用にボッチを歯で押して外し
事務所に置いていた食料を食べてしまった。
カップラーメン、せんべいなど喰い散らかした後が凄かった。

この程度のことは朝飯前で、特技でも無いと思います。
リコウだと思うのは
一度来店した人は覚えて吠えないこと。
知らない人が外の商品に手を触れようものならガウガウします。
お客様には基本的に紳士で、店の人が応対しているかぎり吠えません。

店にいさせてもらえるには吠えたり噛みつくことは許されないことを
ちゃんと理解しています。
そういう所が賢い甲斐犬だと感じます。
理解の深さが今まで飼ってきた犬と違うなと感じます。

元気な頃には散歩時にピタッと突然止まることがありました。
何か?
すると路地の角から大型犬が通り過ぎました。
ジローが突然止まる時は大型犬通過を待つ合図だったのです。
ケンカは嫌いなので、いつもそうしてやり過ごしていました。
これは予知能力なのでしょうね。

もっともっと能力はあるのですが飼い主が引き出してやれないという
不幸なジローです。
本来、野や山を駆け回り強い体と鋭敏な習性と鋭い感性で生き抜いて
きた犬ですから、秘めたものはまだまだ私達には知りつくせないくらい
持っていると感じています。
本来の強さを生かせる育て方をして能力を発揮させてやるのも
飼い主の仕事ではないかと最近しみじみと思うジロ母です。



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