甲斐犬ジロー通信
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2008年02月17日(日) 東京マラソン当日



8時半に現地集合。
ジロ母を含め、引率教員と都立高校生数名、おじさん、おばさん、外国人、おねぇさんの計26名でこのコースをサポートします。
ジロ母は二次募集での参加のため、全体説明会しか出席していませんので
分厚いマニュアル本だけが頼りで、詳細はちと分からないまま、かなり不安を抱えての朝となりました。

持ち物はすべて身に着けるため、スタッフウェアーの下は凄いことに。
着ぶくれに笑ってしまった。。
その上、前ボタンが留まらないというアクシデント、無理無理に引っ張り留めたので相撲取りが浴衣を着ているようでした。
でも、皆さんもかなり膨れていましたけれど。


ここがジロ母の立ち位置。
蔵前1丁目交差点歩道脇を仰せつかり、いよいよ車の規制と共にポールを配置した後、歩行者の横断に注意を払ったり、強行突破しようとする人を制止したり、もうマラソンが始まる前から問題勃発です。

自転車とスクーターで渡ろうとするオヤジが数名、未だランナーが来ていないんだから通せと抗議をして困らせました。

・まだランナーが来ていないじゃないか。
・家がすぐそこだから通せ。
・じぶんは仕事があるのでこの通りを渡りたい。 
・こんな事聞いていない。
・迷惑だ。

どのおやじも大体同じ事を喚いて、ごねて渡ろうとします。
ごね得を狙っているオヤジも見え見えで、即警察が来て盾になってくれます。
謝り通して、諦めるのを待つしかないので、心では書けないようなコトバが
飛び交いましたけれど、平身低頭に頭を下げ続け

申し訳ありません。
ご迷惑をおかしています。
ご協力ありがとうございます。

笑顔で、、、、、、。

始まる前からこれだ! なんだか益々不安に。

トップの車椅子ランナーが通り過ぎ、遅れて次のランナーが交差点の手前まで来そうなとき、自転車のお爺さんがいきなり飛び出し、警察とスタッフが取り押さえるように、お爺さんを引き戻しました。
かなりのお年よりで、周りの状況が理解出来ないようだったので恐い出来事でしたが、3万人のランナーが押し寄せて来たらどうなるのか、ジロ母、背筋がゾッとするほど恐くなってきました。


招待選手が風のように通過して、暫くするとランナーの大群が来ました。
歩道には応援の人達も増えてきて、いろいろ質問を受けます。
まぁ、分かる事はお答えできますが、スタッフに聞けば何でも教えてもらえると勘違いされる方が多々いらっしゃいまして

・ここに(地図持参)行きたいんですが、どのビルか分かりますか?
・自転車で両国へ行くにはどのルートが近いですか?
・何時に最後のランナーが通りますか?
・**へ行きたいのだけれど、何線で行ったら良いですか?&近いですか?
・駅はどこ?

自分の家に帰るのに、何線でどう帰ったら良いかという質問が多いのには驚きました〜。
まさか、そういう質問にあうとは思っていなかったので、携帯地図広げてあーだーこーだと説明におおわらわ。

お昼頃になって、テレビ局の若いお兄さんが慌てて、テレビクルーの道を作る時間が前倒しになったと報告をしてきました。
リーダーとスタッフは架設トイレのトラブルで不在、区長さんはランナーの動きを監視中のため、呼んでも聞えない距離にいる。
どうしたら良いか?!?!
お兄さんに区長さんの携帯に連絡を入れるように話しましたが、携帯が書いてないとのこと、、、、、?!?!
貧相なジロ母の脳がフル回転しているが名案が浮かばないので、こうなったら叫ぶしかないと

クチョー!クチョー!

お腹の底から大声を出し、右手を上げ合図を繰り返した所、気付いてくれました。
しかし、テレビ局のお兄さんの声は人の渦に消え、区長さんの所まで届かないのです。
ランナーの流れに逆らい向こう岸に行ける訳も無く、こうなったらサブリーダーを探さななるまい、沿道に居る人に私が離れられないので、架設トイレに行って、スタッフを呼んできて欲しいと頼みました。
危険な作業なので、警察とも連携するようになっていて早く連絡しないと
間に合わない、、、、。
図々しい私の頼みを聞いて下さり、スタッフを連れてきてくれたおばさん、本当に助かりました。
急遽、警察、スタッフ動員でセッティング作業を開始し、テレビクルーは無事カメラ移動しながら通り過ぎて行きました。

はぁ〜〜〜〜。



やっと最後の一枚を撮りました。
最後のランナーを見送って、掃除をしてふと気付いたら、戦い済んで日が暮れて〜ってな風景に感動。

私には何が何だか分からないまま大会は終了しまして、もう帰るつもりでいたのですが、フィニッシュ会場のボランティアクロージングセレモニーに参加してみようと思い有明に向かいました。
着いて驚いたのは、皆さんの笑顔です。
沢山のご家族が迎えに来ていて、感激の対面をしていたり、記念撮影をしたり、仲間と祝杯をあげたり、幸せそうなお顔ばかり。


家族って優しいんですね〜。


台湾からの参加者もニコニコ笑顔でした。加油という字は熱いという意味なのかしら?  相当熱そうでしたから〜。


今回は韓国からの団体さんの多かったこと、ジロ母は何人もの韓国人ランナーとハイタッチしましたが笑顔でお辞儀される方もいましたよ。
ドイツ人の団体さんも、大はしゃぎしていましたし、来年はきっと海外参加が増えるのと違います?

愛知県から参加したという女性から、こんなに楽しいマラソンは初めてでしたと声をかけられた時、初めてあ〜良かったと思うのでありました。


最後はスタッフ輪になって、全員で握手をして大会を終了をしました。

このような大きな大会ボランティアは始めての経験でしたので、楽しむどころか、頭の中はほとんど真っ白、ランナーを見ることはあまり出来ず、責任の重さだけが残る経験でした。

誰も指示しないのに、流れに沿って動くことが出来るのって、あうんの呼吸なんですね。私を除いたスタッフの優秀さには、只々感心してしまいます。
予想できない事が起きて、対処できる体力と精神力を持っていないことにはボランティアは出来ないと痛感する体験でした。







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