甲斐犬ジロー通信
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2007年06月22日(金) 哀れな犬




ジロ家のご近所さんの飼い犬の話です。
今、流行の洋犬で比較的寒い地域で飼う犬なのだそうです。
大変大事にされていて、ベットのシーツはいつも洗いたてで真っ白
寒いときは毛布をかけてもらい、店番ワンちゃんだけれど
懐っこくて、お客様がくると尻尾を振って寄ってきます。

店主の奥さんは、それはそれは可愛いがり、篭にはあちらこちらで
買い集めたおやつ類が山のように入っています。
食欲が無いと心配なの〜と色々おやつを与え、これもダメ、あれもダメと
犬が食べるまで、ご自分のお弁当を与えたりもしていました。

このおやつを食べたら下痢したとか、こっちのは湿疹が出て
大変だったのよと聞かされたこともあるので

与えすぎも良くないのでは、、、、と話したことがありましたけれど
可愛いから与えるという図式から抜けることが出来なくなっていたのでしょうね。
でも、こんな小さな犬になんでこんなに食べさせたいのだろう?
全然欲しがってもいないのに。
人間だって食べ続けるなんて辛いのに。
犬は食べたくなくても、飼い主の喜ぶ顔を見て無理してでも食べると
聞いたことがあるので、その事も話したけれど止められなかったらしい。


そのワンちゃんがお散歩中、突然腰から下ガクッと崩れて
歩けなくなり、病院へ駆け込んだそうです。
麻痺した下半身は治療しても自力で歩くことは出来ないでしょうと
言われて嘆き悲しんで話しておられました。

何が原因なのですか?

とお聞きしたら
奥様は私が食べさせすぎたから、、、と口ごもりながら仰いました。
エッ! 食害ですか?
つい口をついて出てしまいましたけれど
獣医さんははっきりそういう言葉では仰らなかったけれど
そういうことなの、、、、私が悪かったの。

と肩を落として話されました。
リハビリの為に入院生活をしながら自宅に帰る生活をしていて
オムツは離せなくなったこと、まだ2才にも満たない子なのでなんとか
歩行出来るようにと名古屋のリハビリ病院を紹介してもらった事など
聞いていて、犬が哀れで哀れで可哀想でなりませんでした。

直接的な食害だけでは無いのでしょうが、もう少し飼い主さんの
意識が違っていたら、あの子はこんな犬生を送らずに済んだのでは
ないかと思うと残念でなりません。


ジローの母さん |MAILHomePage

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