甲斐犬ジロー通信
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日曜日に行った有栖川公園の帰り プリンスホテル側を通ったときに車の中から撮りました。 私の東京タワー好きはここから来ているんだと思った映画
「ALWAYS三丁目の夕日」
録画したものを昨日見ましたが 私があそこに居てもおかしくないと思える風景で 子供の頃の街並みと人間の有様がとてつもなく懐かしく感じました。
東京タワーは 富士山と同じように小学校の屋上から見えました。 工事中は毎日屋上のフェンスに張り付いて どんどん高くなるタワーが 天まで突き抜けるのではないかと友達と話した記憶があります。 美しい姿で完成したとき
「タワーが出来た!」
と言って大喜びしたこと鮮明に憶えています。
ジロ母の住んでいる下町は隣近所に職人さんが多かったので 堤真一さんに似た暴れるおやじが居たわけでして 両隣はすし屋の職人さんと気難しいつくだ煮屋の職人さんがおりました。 しょっちゅう、鍋釜が飛んでいました。 止めに入る父と遠巻きに見ている私 鍋釜や割れた皿を拾う母や近所の人 暴れる本人が静まると、皆それぞれの家に戻って行き 笑い声や楽しそうな話声が聞こえてくる。
人の家と自分の家の距離が無くて 今思えばプライバシーなんて無かったと思う。 生活音が豊かな時代だったと 映画を見て懐かしく感じてしまいました。 そしてなによりも、単純な社会でした。 人も社会も生きていることが実感できる時代でした。
他所の子を育てている家もありましたよ。 事情があって預かっていたのでしょうけれど 生活が大変なのに良く面倒を見ていたと思う。
平等の貧しさを分かち合って生きていた頃が 日本にもあったんだ。 忘れかけていた大事なことを気付かせてくれた映画でした。
店番ジローも早々と新しい敷物に替えて貰って 明後日はシャンプーにも行き、クリスマスとお正月の準備が 整っています。
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