甲斐犬ジロー通信
DiaryINDEXpastwill


2005年09月04日(日) 旅立ち



              昨日のことですが
              甥っ子が渡仏しました。

  いろいろな道程を経て 自分の生きる道を選び飛び立っていきました。

         生まれながらの虚弱児でアレルギーも酷く
      小児喘息で食べては戻す幼児時期を送っていたので
                曾祖母はいつも

         「この子は生き延びる事は出来ない・・・・」

                  と嘆いていました。
              それでもどうにか生き延びて
       体力も付き母親の食事管理が行き届いたせいもあってか
           喘息の発作は影を潜めるようになりました。

        理系の大学に入学して物理を専攻していたのですが
           ある日突然 大学を辞めたいと言い出し
                 親を驚かせました。
                   青天の霹靂!
                ここからが長い道程でして
                 親は説得しましたが
           (私の姉はこの時期すっかり白髪が増えました)
         
    当の本人は一度も気持ちが揺らぐ事無く初志貫徹を貫きました。

               結局大学3年生になる頃
        自分で製菓学校の学費を用意して通いだしました。
               義兄は本人に内緒で
         1年だけ授業料を払い続けていましたので
     きっといつでも戻れるようにとの親心だったのでしょう。

        結局、挫折するどころか水を得た魚になってしまい
         大学は中退しパティシエの道を歩みだしました。

            朝は5時に家を出て深夜の帰宅
                安いお給料ですし
    一年中寒い仕事場で腰を悪くしたリ体調を崩したりしながらも
         生き甲斐を感じる遣り甲斐があると言って
      弱音を吐くことも無く今日まで遣り通してしまった訳です。 

         子供の成長は本当に予想が付かないものです。
         親が関わる子育て時期なんてほんの少しの間だけ
      社会に育てられる事が本当の意味で成長するものなんだと 
                つくづく感じます。 
            何年後に帰るか分かりませんが
  フランスの田舎町ブルターニュでお菓子の修行を続けていくそうです。
           きっぱり自立をしたってことですね。 

   こうして次々家を出て行く子供たちにエールを送りたいと思います。



ジローの母さん |MAILHomePage

My追加