甲斐犬ジロー通信
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| 2005年03月05日(土) |
ペットだって家が欲しいワン |
今日の○経新聞夕刊に住み心地によって問題行動が起きるぺットの住環境について興味深い記事が載っていました。 ジローにもあてはまることがあります。 皆様もご一読なさって見てはいかがでしょうか。
先日、あるシーズーの飼い主さんからこんな相談を受けた。 「和室の襖を開けようとして傷つけるのです。丈夫で開けられないようなものはありませんか」 もちろん丈夫な襖の仕上げや、勝手に扉を開けられないようにする方法はある。しかし、最初に考えるべきはそこではない。ほかに「来客があると興奮して落ち着かない」ことはないかと確認すると、飼い主におどろかれた。その通りだったからだ。 なぜ襖を開け、和室に入る必要があったのか。聞き進めていくと、雷や車の音に怯えて押入れに入りたがるようだった。さらに確認すると、クッション状のベッドは与えていたが、案の定「ハウス」と呼ばれる屋根つきの専用スペースを与えていなかった。 犬にとって(猫もだが)なにかあったときに落ち着くための「引きこもりスペース」が必要だ。逃げ込める場所が無いから大きな音がして怖かったとき、潜り込める場所を探して和室の押入れに入っていたわけだ。 つまり襖を取り換えるより先に、安全な場所として「ハウス」を与えなければならない。 怖かったり不審者が来たりしたときに、自分で落ち着くことさえできれば、興奮して走ることも、吠えて鳴き止まないことも減る。 トイレの粗相をはじめ、爪とぎ、噛むといった破壊行動や無駄吠えを、「問題な行動」として飼い主は建築で防ごうとする。爪とぎ、噛む、吠えるというのは確かに動物の本能である。しかし、何でも壊したり、トイレも覚えられないのは、単に本能や、しつけができていないせいではない。 音や光、においといった落ち着けない環境も一因だ。 また、穴を掘ったり、かじったりというのは、退屈やストレスからくるものも多く、彼らの要求を飼い主が無視している可能性がある。トイレを覚えるのに時間がかかるのは、覚えられない状態にあるからかもしれない。 医療的な治療やトレーニングの前に、住環境を見直すことも大事ではないか。 例えば、床に残ったにおいのため、トイレの場所を混乱させてしまっていることが考えられる。床材の目地はにおいの付いたほこりが残りやすい。ふき掃除がしやすく目地が極力少ないものを選ぶのも一つのポイントだ。 集合住宅の飼い主の中には、「狭い住環境が彼等にストレスを与えている」と勘違いしている人が多い。コンパクトな住形態と、他者との生活距離が近いという特殊要因はあるが、集合住宅も一戸建てと何ら変わらない。 家の中は「巣」であり、犬や猫にとってもゆっくり休む場所。 運動量の多い犬でも休むところは狭くて構わない。 猫も三次元空間を楽しめれば、完全室内飼育で問題ない。 巣の中を汚すようなこともしない。もし、爪とぎや尿によるマーキングが過剰なら、何かストレスがあるのだろう。 安心できる住環境のためには、急激な温度変化や不快なにおい、音、光 刺激がないという「ストレスをためない健康な室内環境」、逃げ込むための「安心してくつろげる居場所」が重要だ。不安感やイライラによるストレス行動は、この居場所の確保と位置を見直すことも軽減できる。 しからないで褒めるしつけが動物でも重要だ。 失敗させないことが、しかることを減らすコツになる。そのために、もてあそばれては困るものを初めからしまって置ける収納場所の確保と、キッチンなどに立ち入らないよう柵を設けるなど配慮も必要だ。
ストレス環境はハウスの配置にも左右される。窓のそばは寒暖の差が激しく、外部音が入りやすい環境なので避ける。出来れば一メートルは離したい。外部音は特に犬とっては侵入者なので、警戒して吠えてしまう。 窓周りには防音サッシや複層ガラス等、遮音性・断熱性などもたせ、さらにカーテンに遮音性のあるものを合わせると効果的だ。 吠え声は集合住宅では連鎖反応を起こすので、特に気をつけたい。 さらに室内で過ごすことが恒常化すると、太陽光による体内リズムの調整がしにくくなる。そのことが認知症(痴呆)の要因にもなる。 高齢の犬などが夜鳴きをするのはそのためだ。それを防ぐには毎日の日光浴とともに、暖色系の明かりに切り替えられる調光機能付きの照明にする方法もある。 ハウスの設置場所は高齢犬の介護にも重要。年老いてから環境が変わるのはストレスになるので、若いうちから設置して慣らしておくべきだ。
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一級建築士で愛玩動物飼養管理士でもある金巻とも子さんが書かれたものですが、住環境によって犬は精神面の状態が左右されることが分かります。 ジローの住環境を考えると。。。。。あれもこれも問題ありありです。 出来るだけ外に出して発散させてあげなくては〜と改めて思いました。
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