甲斐犬ジロー通信
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2004年03月22日(月) 尻尾お焦げ事件




三月のお彼岸が過ぎたと言うのに東京はブルブルに寒いワン。
僕が今いる事務所には丸い石油ストーブがつけてあって
体がポカポカに温まるしオレンジ色の炎を見ているとまったりしてきて
居眠りしてしまうの。
僕がお尻をストーブにむけて爆睡しているときに誰かが
「ジロー」って話しかけたので薄目をあけて尻尾をかる〜く振ったんだ
そして眠いからそのまま、また寝てしまったんだ。
暫くすると、
「焦げ臭い!」
「何か焦げてる!」
って騒ぎ声が聞こえて目がさめた僕は立ち上がって様子をみていました。
母ちゃんやおばちゃん達が臭いの源を突き止めようと小鼻を
ヒクヒクさせて歩き回っていました。
「何処かしら?」
「この辺から臭うわ」

「ワァーーーッ、ジローの尻尾が焦げてるーーーっ」

ぼ、ぼくもビックラして後ろを見るのだけど見えないので犬って
不自由なんだって気付いたさ。
皆に取り囲まれて尻尾を裏返ししたり臭いを嗅がれたり大事な毛を引っ張られたりして、散々お説教もされて僕にとっては2度めの尻尾お焦げ事件でした。


ジローの母さん |MAILHomePage

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