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| 2006年11月12日(日) | 雪が降った |
寒くなってきたせいか
おとなしくしてくれていたリウマチが
ここぞとばかりに暴れ始めた
痺れの方が強かった手足
痛みの強さが取って代わる
今リンパドレナージュを習うつもりでいる
こんな手でもちゃんとできるだろうか
先日の精神科受診のとき
相方の話になった
これまでの彼氏の話などをふまえたうえ
『なんだかんだ言っても旦那さんが
一番よかったのかもしれないねぇ』
ははははははは
元気に何でもこなしてきたぼく
徐々に何もできなくなっていったぼく
寝たきりでしゃべることもままならなくなったぼく
一生懸命リハビリして自分のことはできるようになったぼく
『お前が電話に出てもしもしっていえるだけで俺は涙が出る』
過程を見てきているからこそ出た言葉だ
また具合悪いの？
もう死ねば？
クスリたくさん飲めばいいしょ
病気なんだから仕方ないんじゃない？
痛いと思うから痛いんだって
病気だと思い込んでるだけじゃないの？
いいなー俺も病気になろうかなー
寝たいときに寝てていいんだもんなー
障害者年金なんて働かないでもらえる浮いた金なんだから
俺の飲み代につかってもいいしょ？
旦那から慰謝料もらって俺にくれよ
過去の男の暴言たち
そして結局別れる
優しくいたわってくれるのは最初のうちだけなのだ
『お前は男運がないなぁ』
と相方は笑う
『便蛇民さんはそういう人を選んでしまうのかなぁ』
先生も苦笑いする
ぼくももう苦笑いしかできない
