便蛇民の裏庭
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好きな人の世話をやくのは楽しい。
膝枕で耳掃除をしてあげたりなんて 今まであまりしたことがない。 考えてみるといつも ぼくがしてもらう側だった。
肩を揉んだり 背中や脚腰をマッサージしたり 面倒くさいとか感じない。
頼まれたらするけれど 自主的にしてあげたいとかなかった。
服にアイロンをかけるというのは まだしていない。
思うにアイロンが必要な人となんて 付き合ったことがなかった。
服を作るとき以外にアイロンなんて お弁当用のナフキンとか ハンカチにかけるくらいのものだった。
彼はお洒落だから アイロンが必要な服をたくさん持っている。 上手にならないといけないなぁ。
彼が誰にでも自慢できる女になりたい。 そう思う。
相手が代われば自分も変わるのだな。
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