泡とガラス玉


2006年03月11日(土)      ゲンジツノウラ


さぁ 剣をとれ
低い曇がかかる空が永遠に続く
城壁の丘を駆け下りろ

向かい風

黒い鳥が一斉に飛び立つ

草原を走れ

視界に入る 四方の世界を 感じて

灰色の雲

緑の城

高い柳の木

揺れる草原

そして 風


ここはどこだ
僕はここを知っている
見たことがないけれど
幼い頃からずっと心の中に存在している


都会の街を歩きながら
電車に乗りながら
混雑した駅の中で心を閉ざした人々にもまれながら

感じている

届かない

ここはどこだ

現実を裏返して
ここにありたいのに


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