今日は長男の卒業式でした。
うちは長男が小学校に入学するときに引越したので、幼稚園時代の友達が誰もいないところからのスタートだったんです。 だから、恐らく誰よりも不安とか寂しいとか、そんな気持ちが大きかったと思うんです。
でも、入学式の翌日には、学校から帰ってくるなり、友達の家に遊びに行ってくる、と玄関にランドセルを放り込んで駆け出して行きました。
私はそのときの後姿を、今でもはっきりと覚えているんです。
親があれこれと案じていても、子供には子供の社会があって、そしてその中でちゃんと生きていこうとしているんだなぁと。
子供が巣立つ、ということをはじめて意識した瞬間だったのかもしれません。
はやいもので、それから6年という年月が経ってしまいましたよ。
6年間でたいして成長していない様な気もするし、本当に中学生になってしまうのか?と信じられないような気もするし。 それでも身長は私とそんなに変わらないぐらいなんだけど、中身はまだまだガキでしかないし。
自分の子供は、いつまでも「子供」に見えるもんなんだろうか。
一緒に暮らしている親には案外わからない事なのかもしれないけど。
さて、ひとつ区切りがついたわけですが、まだ、中学校の制服を用意していないし、coniniはconiniで幼稚園の入園準備があるので、やっぱり慌しい毎日を送るんですが、 う〜ん、なにかひとつ、大きなものを乗り越えたから気分的にはちょっと楽になったかなぁ。 ・・・といっても、乗り越えたのは私ではなく長男なんですが。
乗り越えた・・・ あぁ、そうだ、自分の力で小学校生活を乗り越えて、次へ進むことができるということは、 それだけで賞賛に値するんだ。
卒業おめでとう。 ひとつ、大人になったんだね。
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