一人のひとに、嫌われた。 それは原因が思いつかないから 私の根本が嫌われたのだろうから 最早繋がりを保とうとも思えないけれど。
全てのひとに好かれることなど出来ないのに 一人のひとに嫌われただけで全てが怖くなる。 本当は、「一人」なんじゃなくて 「みんな」が私のことを嫌ってるんじゃないかって。
好きなひとには嫌われる。 嫌いなひとには好かれる。
涙も出ないくらいに、笑える事実。
みんな私の傍から消えていく。
残らなくて良いゴミだけが残る。
そのゴミを踏み潰せなくて
今日も私は、それがポケットに入ることを許した。
|