† 真 夜 中 の ア ン ド ロ イ ド †
抜けるような青空の下見渡す限りの砂の上で照りつける太陽を浴び力尽きて膝を折るこのまま砂に還ってもやっぱり乾いたままだと何だか無性に可笑しくなった
姿なき旅人達の足跡明日になれば儚く消える重力に囚われて進む先は何処かいつか解放されたその時身体の軽さに耐えられず翼を失くした鳥のように這いつくばって動けずに砂の底に沈むだろう