† 真 夜 中 の ア ン ド ロ イ ド †
幸せな夢を視た。とても、とても幸せで、夢みたいだと思って目が覚めた。ほら、こんなに幸せなのに、涙は流れるんだ。
どうか傍に居てくれますように。指を絡め、腰を抱き、その肩に顔を埋め、必死に願った。こんなにも、傍に居るのに。こんなにも、触れているのに。怖くて、恐くて、仕方がない。