鈴木めぐみの徒然マンガ日記
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2003年08月28日(木) 笹峯あいちゃん

いわずと知れたBSマンガ夜話 のアシスタント。ずっとこの番組を観てきて、何人かのアシスタントが登場したけれど、彼女が一番好きだなぁ。中には「ホントにマンガ好きなのぉ〜??」ってなアシスタントもいたけれど、彼女の「フツーにマンガが好きでフツーに読んでます」という雰囲気は、マニア(笑)なレギュラー陣とのバランスもちょうどよい感じ。不動のメンバーで居てね!と思ってます。

今回の放送で楽しみにしていた『雲の上のキスケさん』 (鴨居まさね)の回では、珍しくかなり語ってくれた彼女。お風呂場でのシーンとか、天敵だった元上司・グローバル岩田に再会して、職業意識(主人公は死海エステの店勤務)から「こいつを死海風呂に浮かべて、毒素という毒素を抜いてみたい」と想像するシーンとか、こちらのツボなところをツボなコメントで語ってくれたのがよかった!そして、「自分の素が出てしまいそうで、この作品について語るのが怖かった」という最後のコメントにも、深くうなずいてしまったのでした。

大好きな鴨居作品だけに、どうも番組的には今ひとつ盛り上がりにかけていて残念。そーいう意味でも、あいちゃんの活躍は救い(?)でありました。本人「アシスタントにしては語りすぎた」みたいなことを言ってたけど、そんなことないぞ、絶対!!ちなみに鴨居さんと言えば、ということで枡野浩一氏が出てたけど、あまりにも愛をそそいでいる作品について語るのは、やっぱり難しいかも。そーいや私自身、解説とか紹介文を書く時には、好きな作品だと、却って何をどう書いてよいやら悩むものなぁ……。


2003年08月27日(水) 生徒諸君!

「BE LOVE」 で『生徒諸君! 教師編』(庄司陽子)が始まった!連載終了から約20年ぶりの復活だが、この教師編でのナッキーは25歳。復活までの時間を考えると、この絵の変わらなさは奇跡に近いのでは?一般的には、あまり長いブランク(もちろんその間他の作品は描かれていても)があると、絵柄が変わりすぎていて却ってかなし〜い気持ちになることも珍しくないのだけれど、この作品に限って言えば全然違和感がなくてホッ。やっぱり昔好きだった作品が変わってしまうのをみるのはかなしいものなので……。

今回ナッキーが赴任した御園中学は、生徒は自分達の問題を解決してくれる謎の仕置き人「3TD」に頼り、教師を受け入れようとしない。中学時代が自由で楽しい時間であることを生徒達に実感して欲しい、と張り切るナッキーだが、彼女の活躍を目障りに思う輩から、「北城尚子を追い出して欲しい」との依頼が!そして彼女の身に危険が迫る……!?

登場するキャラクターたちは変わらないものの、前の連載当時と今とでは、社会環境や子供たちの生活が全く違う。それだけに、この作品がどう展開していくのか、おおいに興味あり。…などと書いているうちに、『生徒諸君!』 が読みたくなってきたぞ。どこにしまってあったかな?


2003年08月25日(月) Silky スペシャル

先日の日記 で「手に入らない〜(涙)」と騒いでいた「Silky スペシャル」、その後無事入手することが出来ました。

巻頭は、ベビーシッター・和がさまざまな家庭で遭遇する出来事を描いた「ライナスの子守唄」シリーズ。原作が『ぱずるゲーム☆ハイスクール』 の野間美由紀ってことで、「謎解き」仕立てのストーリーになっているんだけど、家族と家庭がテーマだけあってストーリーはとってもハートフル。作画の上田愛子さんの絵はとってもキュート。登場するお子ちゃまたちがけなげで、「くぅ〜っっ!!」てくらいにかわいいのです。途中から雑誌でチェックしている作品なので、ここいら辺でコミックスでまとめ読みしようかな?
今回和が訪れたのは、1歳ちょっとの長男をSIDS(乳幼児突然死症候群)で亡くした家庭。重いテーマながら、家族それぞれの後悔を丁寧に描いているだけに、グイッとひきこまれる力作です。

ハートフル、と言えば、安孫子三和さんの『海をみていた犬』 シリーズも好き!亮子は、夫の浮気相手に子供が出来たことをきっかけに離婚。血のつながらない息子・櫂とともに実家へ出戻ってくる。故郷で、彼女の心の傷もじょじょに癒え、そして新たな恋が始まる……!?

ほのぼの温かストーリー満載の「Silky」、本屋&コンビニで、もっと気軽に手に入るようになればいいのに〜っ!……私の心の叫びです。


2003年08月22日(金) ドラマのマンガ化

先日の日記 で買ってる雑誌がいつもより早い発売だぁ!と喜んでいたら、先週から今週にかけては、なんだか読む雑誌がないぞ〜という感じになってます。

もともと、私が買ってる雑誌ってヤング誌やレディース誌ばっかりなので、月終わりから月初めに集中しちゃってて、この時期はあまり読む雑誌が出ない。さらに、うちの近所の本屋では「フォアミセス」とか「Silky」あたりをほとんど扱ってくれない(涙)し、入荷しても1冊くらいなので、タッチの差で売れてしまうこともしばしば……。一駅先の本屋まで足をのばせばそれなりに雑誌が充実しているところもあるんだけど、そこまではなかなか……。

そう言えば、「Silky スペシャル」も未だ入手できてません今月号は、宮藤勘九郎主演の『福耳』 のマンガ化バージョンが巻頭らしい。そういえばこの頃、この手のドラマのマンガ化がけっこう目につく。面白かったのは『真珠夫人』。「Eleganceイブ」と「Silky」がそれぞれマンガ化したのだけれど、作画した作家さんのタイプがまず全然違う。「Eleganceイブ」のさちみりほさんは少女マンガっぽいかわいくて甘やかなタッチ。対する「Silky」の加西涼さんは重めのタッチでいかにもレディースチック。「Eleganceイブ」の方が連載回数も多いので、じっくり読みたい人にはさちみりほ版 が、ドラマではまった人には加西涼版 がよいのでは?ちなみにさちみりほさんのは、現在も連載中デス。



2003年08月21日(木) 怖い話

ようやく暑くなってきた……ってもう8月も終わりなんだけどなぁ。今朝のニュースにはここぞとばかり、おばけ屋敷の話題が出てた。やっぱりこの手の話題はセミの声がうるさいくらいに暑い夏!がよく似合う。そういえばどこだったか、病院だか学校だかをお化け屋敷に改造(?)したところが出来たらしくて、しかもそれが自分の足で歩いていくから怖いのなんの、って話もやってた。うん、それすご〜く怖そう!!

私自身、オバケ屋敷に足を運ぶほどではないけれど、怖い話が観たり読みたくなってくるのはやっぱりこの季節。ビデオ&映画なら『呪怨』 『呪怨2』 に興味津々!でもね〜、あのポスターの子供があまりにも怖そうでちょっと(かなり)二の足踏んでます(観た方ぜひ感想を!)。特に『呪怨2』の方は、予告を観たら山岸涼子の『汐の声』思い出して観る前からビビっております。殺人現場にロケ隊が行って、そこで……ってのがなんとなく似ているような……。

『汐の声』って、タイトルがあまり記憶に残らないみたいなんだけど、実は「山岸涼子のマンガで一番怖かったヤツ」というと、かなりの人がこれを挙げるのです。うちのHPの「恐怖モノ」 コーナーにもしっかり載ってます。霊もので子供がらみのものって(『汐の声』は厳密には違いますが……)怖さも5割増し!って気がしません?一時期はやったスプラッタより、こういうジワジワ心理的に攻め込んでくる恐怖モノの方がいつまでもいつまでも怖い。と、こう書いているうちに山岸ホラーを読み返したくなってきた。あれ、どこにしまったかな〜?


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