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夢じゃない


2004年08月23日(月)
昨夜は何時間おきとかで起こされ、ベイベーに授乳に行く。
部屋のTVではオリンピックの女子マラソンをやっていたが
途中、診察に来た助産婦さんがそれを楽しみにやってきてた。(笑)
まあナースステーションではTV見れないしねえ・・・。
助産婦さんの応援もあって、野口さんが無事に金メダルをとった。

授乳には新生児室の隣の授乳室へ行ってた。
何度も手を洗って、ドーナツクッションをお尻に敷き(笑)
ベイベーに乳を吸ってもらう。
だけどあまり上手くいかない。
最初はこんなもんだよと励まされながら、3時間おきに授乳。
ボーッとした頭で過ごす。
ただベイベーの顔を見るたびに

「夢じゃないんだ」

と心がジンジンとする。


運命の日(長文)


2004年08月22日(日)
午前5時40分くらい。
病院へ着いた。
時間が時間なだけに夜間専用の入口から入場。
言われた通りにナースステーションへ顔を出すと、
電話の看護師さんが歯をガシガシ磨いていた。

んが「あのぅ〜。」

看護師さん「あ!やっと来ちゃったね。んがさん?」

んが「はい。」

看護師さん「なっかなか来ちゃあないから、心配しちょったんよ。
      さあ、じゃあ診察してみようかね?」

看護師さんじゃなくって助産婦さんだったか。

早速その助産婦さんに内診され、子宮口が柔らかくなって少し開いてるとの事で、私は陣痛室に寝かされ、母上は入院する部屋に荷物を置きに行った。

7時過ぎ。
朝ご飯を持ってきてくれたが、食欲がない。
しかし母上の「体力勝負だから食べときなさい!」
との言葉に、少しお腹に入れる。

9時過ぎ。
相変わらず痛みの波はあるが、まだ間隔が定まらず。
横のイスに座ってる母上はウトウトしてる。

10時過ぎ。
母上が近くのフジに買い物へ行ってくるとの事。
病院で持ち歩くバッグを頼む。

そう言えば今日は高校野球の決勝。
愛媛の済美はどうなるかな〜。
そうだ。母上に見てきてもらおうっと。

昨夜寝てなかったので、急に睡魔が襲ってきた。
昼過ぎから記憶が断続的になる。

母上が戻ってきた。
高校野球の結果を聞くと済美は残念ながら負けたらしい。

夕方から痛みが想像以上になってきた。
仰向けになって身をよじって痛みをのがす。
(横を向いたり楽な姿勢を探したが、結局はこの姿勢が1番マシだった。)
それまで自分で痛みの間隔をはかっていたけど、
この時から母上に時間をみてもらう。
あまりの痛みで時計を見る余裕もなくなったのだ。

夜8時。
もう何度目かわかんない、陣痛の痛みに苦しんでた時
急にパシャッと何かが溢れ出た。
破水したのだ。
助産婦さんに言うと、子宮口の開きを確認してくれた。
「もうちょっと頑張ったら分娩室に行きましょう。」と言われた。
(/`Д´)/< 今すぐ行きたい!

9時過ぎ。
やっとでし。
やっと分娩室に案内される。
分娩台にのぼる。
ん?
なんでしか?そりは?
足に大きなカバーをかけられる。
そしてその足をベルトで固定される。
( ̄- ̄。)・・・もう逃げられないって事?

ええい!産んでこの痛みに決着をつけてやるう!
ベイベーも頑張ってるんだから私も頑張る。

助産婦さんに呼ばれてセンセイが登場。
「ふーーーーーーーーーーーん!!!」
みんなで一緒にいきむ。
途中で息がもれると、いきめなくなるので最後まで息をためて
踏ん張り続けるように言われる。

「むーーーーーーーーーーーーーーーん!!!」
ダメだ。
体力無しの私はいきみが長く続けられない。
センセイも助産婦さんも「んがさん、もっと頑張らないと!」と声をかけてくる。
実はこの時
「この足枷さえなければ、ダッシュで逃げれるのに・・・。」
と、チョッピリ考えてしまったのは内緒。(* ̄∇ ̄*) エヘヘ

TVとかドラマで見る出産シーンでは、周囲の人が
「ほら!もう少しよ。頭が見えてきたわ。」
とか、実況中継したりしてたけど実際は
「もっと頑張れ。」「口で息をしちゃあダメよ。」「姿勢をもっとこうして!」
などなど、ダメ出しのオンパレード。
最後にゃあセンセイが私の上に乗るように、
お腹を力一杯押し出す始末。
押されてるベイベーはお腹の中で大丈夫なのか?

何かが挟まってるような気がするんだけど
一体、私のアソコは今どーなってるんだろうか。
ベイベーはまだ出てくる気配はないのだろうか。
もう切っちゃった?切っちゃった?
と、疑問や不安が頭の中を駆け巡っていたまさにその時、
股に挟まってた感覚がスコーンと無くなり、
助産婦さんの「はい。産まれましたよ〜。」の声。

え?
最初は「おぎゃー!!」じゃないの?
ベイベーは大丈夫なの?

ふと左下を見ると真っ赤なベイベー、まさに赤ちゃんを
看護師さん達がせっせと拭いたりチューブで何か吸ったりしていた。
少ししたら「ぅんぎゃーーーーーーっ!!」と元気な声が聞こえてきた。
私のベイベー。
そう思ったらウルウルしてきた。
胸元をはだけてベイベーを抱き締める。
産まれてすぐに肌と肌を密着させる、これをカンガルー抱っこって言うらしい。
パイを咥えさせると、ちゅっちゅくちゅーと吸ってくれた。
しばらく分娩室にベイベーと2人きり。
母上を呼んで、こっそり携帯で写真を撮った。

22時8分。
3350g。

ほんとうに産まれてくれたんだ。
そして、これからこの子と歩いていくのだ。


とほほのほ・・


2004年08月21日(土)
たまなが帰ってしまって何だか気が抜けた。
居るうちに頑張るぞー!!
と、思ってはいたものの、こればっかりはベイベー次第。
また散歩の日々が続くのかなぁ・・・

ぼんやりと過ごした1日。

んがっ!
なんだかお腹がシクシクしだした。
夜中になっても眠れない。
「う〜ん。う〜〜〜〜ん!!」
何度も寝返りをうち、何度もトイレに走る。
(膀胱が圧迫されているため、1時間に5回くらいトイレに行く)

午前2時半。
痛みの波(らしきもの)がくるので、間隔をメモってみる。

午前3時。
母上が気づき、「病院へ行く?」と聞かれたが
「・・・間隔が、まだ20分おきくらいやねん。」
と辞退。

午前3時半。
ちょっと痛みが増してきて、心細くなる。
母上に「病院へ電話して聞いてみたら?」と言われたが
「これくらいで行ったら笑われるから・・・。」
と辞退。

午前4時。
もーあかん!
生理の痛みを上回ってきた!!
電話電話!!!

んが「あー、えっと、痛みがひどくなってきたんでしけど〜。」

看護師さん「どれくらいの間隔ですかぁ?」

んが「うー、15分くらいでし。」

看護師さん「そうですかぁ。う〜ん。あれだったら来てみますか?
      まだのようなら帰ってもらうかもしれないけど。」

Σ( ̄ロ ̄lll)帰ってもらう!?
帰らされてたまるもんかと言う気持ちがフツフツと沸き、
電話をきってから、間隔が短くなるかをもう少し様子をみてみた。

午前5時。
間隔はまだ定まらず。
でも、あう〜。
これ以上我慢したら、物凄い痛みの中で車移動しなけりゃあかんくなる。
そう思ったので母上に頼んで父上を起こしてもらい、
速攻でウチを出た。


予定日を過ぎて・・・。


2004年08月20日(金)
ベイべーを心待ちにする反面、無事に産まれてくれるか不安になってきた。
センセイからは予定日から一週間過ぎたら入院して下さいと言い渡されたし、出産の手伝いに来てくれたたまなは今晩帰っちゃうし・・・。
まさに「んがピーンチ!!」と言う感じ。

何回もお腹が痛くなったりするんだけど本格的な陣痛には突入せず、また落ち着く。
これはまさか微弱陣痛っていうのじゃないよね?
症状としては腰痛もヒドくなって、骨盤がグィ〜ンって開く感じだす。
~(>_<。)~あう〜!

・・・また夜が寝られないかも。


もーすぐ もーすぐ


2004年08月12日(木)
昨日は一週間に一度の検診日。
前夜、お腹(子宮)の痛みでほとんど眠れなかったので、前兆?とは思っていたがセンセイからカウントダウンを言い渡された。
と言ってもだいたい予定日通りなんだけどね。
体重も800g増えてて、やっぱりと言う感じ。
あれだけモグモグしてりゃあ太るはずだわ・・・。
( ̄∇ ̄;A
果物を食べる量も限度を超えていたような毎日だったからな〜。
でも以前に比べて、「出産へ向けての体力作りだ!」とか「産後の母乳の為だ!」な〜んて都合のイイように考えてるんで、イマイチ危機感は無いんがなのでし・・・。


片付け下手


2004年08月07日(土)
今日、ベビーベッドを組み立てた。
片付けが下手なO型なので服やベイべーの小物等でごった返してた部屋が、なんとか持ち直した。
あまりに時間がかかり、荷物やダンボールを持ってウロウロした為、お腹が張りまくってベイべーと一緒にしばらく苦しんだ。
( ̄∇ ̄;A
こんな時にA型のオットが手伝ってくれれば、多分時間の半分は短縮出来たと思われる。
・・・と甘えてばかりじゃあかんのやけど。

あ、そだそだ。
ゴロウのキャリーケースを手に入れました。
今まで使ってたスーパーのカゴ2段重ねよりも少し大きくて快適そうだじょ!(笑)


呼び名


2004年08月06日(金)
オットと電話でしこたま話して切った後、必ず母上に叱られる。
通話時間が長いため!
ではなくて、私がオットを呼ぶ時の呼び名が気に入らないようだ。
「イイ年をして・・・!」
といつも言われるが、今更どう呼べばいいというのだ。
そりゃあベイべーが産まれれば
「父ちゃん」「パパ」「父」「ダディ」
など、いろいろ呼び方もあろうというもの。
しかしそれまでは今までの呼び方しかあるまい。
我慢してくれぃ!

そう言えば、オットは私にいろんな呼び名(マメとか)をつけて楽しんでたぞ。
母上!ほんまに怒る相手を間違ってるのではないか?

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