ドレスと父。

謝恩会に着る用のドレスを昨日母と買いに行った。最初は黒とか紺とかモスグリーンとか、暗い色の予定だったけど、実際買ったのは明るい色…。予定よりちょっと丈とか短めだけど、見た瞬間「これだ!」って思って決めて買ったものだから結構お気に入り。

出資元は父だから、父にも着てるとこ見せてあげようと思って、家でそのドレス着て見せたら「なんだその下着みたいなの」と言われた。キャミソールタイプなのに下着変えるの面倒だからブラ紐見えてたんだけど、それが気に入らなかったらしい。そしてまだストール買ってないから肩も丸出しで、それも気に入らなかったらしい。それにしたってその言い方はないんじゃないかとちょっとムッとした。

生まれて初めてワンピースとかじゃなくドレスを着て、わーいって喜んでる娘に、気の利いたこと何も言えない父…。なんかもう少し言うことないのかよ。せっかくのわーいって気分が一気に冷めたじゃないか。

そのあとちょっと妹に八つ当たりしてた。ごめんよ。
2005年01月28日(金)

歴史が題材の作品。

映画だったりテレビだったり小説だったり漫画だったり、色んな方面で「歴史もの」ってあるけど、ものによるけど、実は私はあんまりこういうのが好きじゃなかったりする。

例えば、そろそろ公開になりそうな映画、「アレキサンダー」。あれって、まるで映画の中で描かれてること全てが「真実」のような描写をしているような気がする。と言うか、映画の謳い文句とかそういうのの雰囲気が。見ていないから実際どうなのかはわからないけど、そう言うのを見ると一応4年間歴史を学んだせいだろうか"どうしてそのことを「真実」だと思ったのか"と言う理由を問いたくなる。

あからさまに創作だってわかる作品は別にいいんです。例えば長寿番組、「水戸黄門」。まさか水戸光圀公が本当に少数で身分を隠して旅をして色んな事件を解決していったなんて思う人はいないだろう。

要は、どのような根拠に基づいて作品の中で描いた「真実」を「真実」としたかを明らかにして欲しいんです。どんなにお金をかけられて、超大作として名作と語られることとなっても、「真実」と「創作」の境がはっきりわからないとほとんどを「真実」として受け入れてしまう人って結構いるんじゃないかと思う。その境を明らかにするとか、そういうことをして欲しいなぁ、と思う。

もちろん、これらを歴史とか関係なく、一つのエンターテインメントとして受け止めるのもアリだと思う。「真実」がどうであったのかとか、そんなことは関係なくて、ただ面白いから評価するってのは別に極普通のことだと思う。だけど、せっかく「歴史」と言う題材を扱うからには、その「歴史」について、本当に勉強して欲しいと思うし、その過去に確かにあった出来事を大事にして欲しいなぁと思う。

例えば、中国のある時代の皇帝を描いた作品を創るとします。その時にどんなにたくさんその時代の概説書を読んでもあまり意味はないんじゃないかと思う。そこに書かれたものは歴史上の重要な部分のみ。一番上の部分のみ。だからせめて正史(有名なのでは『史記』とか。紀伝体で書かれた史書で、基本的に各王朝に一つの正史がある)は読んで欲しい。

でも正史は実録と呼ばれる、様々なちょっとした世の中の動きを日付をつけて記録したもの(要は紀伝体か)を、その王朝が滅んだあとに現王朝が再構成し、必要な部分を編纂するものであって、現王朝の都合のいいように滅んだ王朝のことについて多少手を加えることもあったりするようだ。だから『正史』と呼ばれるからって頭から信じていいものとも言えない。それに、実録と比べると相当簡略化されているわけだし。そうなると、実録を見ればいいのかってことになるけど、実録にだって実は結構間違いがある。だってこれはあくまでも中央の政府が作ったもの。地方のことを間違えて記していることだってあるし、記録した人だって所詮人間であって、普通に書き間違えとかもある。そうなると地方志にも手を出したり、他にも色々と見るべき史料が増えるはず。

また、皇帝に常について、毎日皇帝のする全てのことを書き記したと言う『起居注』と呼ばれるものがある。この『起居注』はその量が膨大すぎてさすがに現存するものは殆んどないみたいだけど、描く対象が皇帝であるならそれを見ることが出来れば、それこそ皇帝がその時にした行動の全てが書かれているんじゃないだろうか。例えば、今日は何時まで公務をした。とか。

以上は私が今まで授業で受けてきた内容であったり、卒論を作成する際に色々と気づいたことだったりもするけど、歴史とはその時代、その時に確かに事実として起こったことであって、その真実を探ることは本当に難しいこと。そしてなんでも記録する習慣のあった中国ですら、たくさんの記録はあってもわからない真実は数多い。

だからこそ、理由が見えないのになにか作品の中で「これがこの歴史の真実だ」みたいなことを言われるのがどうも好きになれない。真実がわからないならそれでいいし、完全な真実なんてわからないのが当たり前で、それでいいと思う。謎があるからこそ歴史って惹かれるものだと思うし。だから、歴史を扱う作品の中では歴史を題材にした完全な創り物としてエンターテインメント性に富んだ作品を創るか、しっかりした研究や調査、検証に基づいた論から「こうであったんだろう」と言うものを描いて欲しい。そして、そう言った作品にエンターテインメント性はあまり必要がないと思う。現在世の中で実際に起こっていることに、エンターテインメント性を大いに含んだ事実なんてそうないもん。例えば世界中で起こっている紛争や戦争をエンターテインメント性たっぷりに描いて「これが真実です」って言われても、あまりいい気がしなくないですか?多分私が抱く感情はこういうものなんだ。

なんか、自分でも書いててややこしくなってきたからこの辺で終了。中国の正史、実録、起居注なんかに関しては間違った記述もあるかもしれない。と言うかある気がする。いや、きっとある。そうだったらごめんなさい。まだまだ未熟者ですから。
2005年01月27日(木)

月末、月初め。

今月終わりから来月初めまで、なんだか毎日バタバタした予定が入っていることに気付いた。遊びに行く予定、ゼミの先生の家にお呼ばれした予定、就職先からの夕食のご招待、一泊旅行など。

体力もつかなぁ…。

いや、でも何よりもどれも楽しみなことだらけだから今からワクワク。強いて言うなら先生の家へのお呼ばれはもう少し早く決まって欲しかったな…。他の予定キャンセルすることになっちゃった…。
2005年01月26日(水)

学生最後の試験。

学生として受ける、最後の試験が遂に終了。残るは卒論の口頭試問のみ。一体どうなることやら。

試験は…とにかく手が疲れた。ひたすら論述形式だったから仕方ないか。でも一時間丸々使っても全部書き出すことが出来なかったよ。先生、問題数多過ぎです…。
2005年01月25日(火)

lifeと雪。

昨日の話だけど、バイトの帰り、クロダの遠雷を聴きながら帰った。外は寒いけどかろうじて晴れていた。うちからの最寄り駅で降りる時、ヘッドフォンから流れていた曲は「life」だった。そしてその時、夜の7時過ぎの真っ黒な空の中、雪が降っていた。

量も大したことないし、みぞれ程度のだったけど、確かにはっきりと夜空に白く雪が舞っていた。

なんていうか、「life」にあまりにもマッチした景色が目の前に広がっていて、ちょっとドキドキしてしまった。そして、曲のお陰もあって何となくロマンチック…な気が。「life」は本当に大好きな曲で、冬の、雪の舞う中での曲で…。なんてタイミングがいいんだ!!なんか嬉しくなってしまったよ。

そういや小学生の頃、クラスで「北風小僧の寒太郎」を歌っていたら雪が降りだしたことがあったっけ。その時のドキドキに似てるのかもしれない。昨日のドキドキは。いや、全然違う曲だけどさ。なんとなく思い出した。
2005年01月24日(月)

ユニクロキャミとか下着とか。

ここ1・2ヵ月の間に、ユニクロでキャミソールを5枚くらい買ってる…。服から下着透けたりするのイヤで、必ず下着としてキャミを着てるんだけど、今度旅行も行くし、4月から会社の研修で一週間くらい合宿みたいなのあるし、それなら多めにあってもいいかなーと思って、最近安く売り出してるのをいい事に大量買いしてる。今日もまた買っちゃったよ…。

そして、下着もここ数ヶ月でちょっとずつ増えてる。最近ようやく自分にあったサイズが見えてきて、しかも先月も泊りでのお出掛けあったし、これからの旅行、合宿に備えて、自分にあったと思ったやつを今のうちにある程度の数手元に置いておきたくて。

しかし、ユニクロのキャミは結構機能性あるのにセールの時は390円とかだもん。安いよ。うっかり大量買いだってしちゃうの仕方ないさ、きっと。
2005年01月23日(日)

みんなお昼寝。

のろのろと昼過ぎに起き、ご飯を食べ、夕方5時からのバイトにはまだ時間があるな…と、またゴロゴロしてるうちに寝てしまった。目が覚めたのはなんと4時40分。いくらなんでもあと20分でバイトに行くのは無理。でも今日は店長の代わりに裏方で発注作業をやるだけだから、ちゃんと店に電話さえ入れれば30分くらい遅れても何も問題ナシ。そんなわけで店に電話をすると、なにやらちょっと店に顔出してたらしい店長が電話に出た。「なんか疲れて今まで寝てたんで30分くらい遅れますー」って言ったら「じゃぁゆっくり休んでなよ、発注俺やっとくから」と。結局お言葉に甘えてバイトさぼった。

そのあと台所へ向かって何か飲もうと思ったら家の中に誰の気配も感じない。おかしいと思って妹の部屋覗いたらテレビをつけたまま寝てた。そういや昨日は徹夜してレポートやってたっけ。台所に着いたら母が横になって昼寝してた。和室見たら父が昼寝してた。

みんな寝てるよ…。
2005年01月22日(土)

diary / みきお

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