| いざ、熱海へ。 |
日帰りで、熱海に行ってきた。目的はMOA美術館。大学の専攻の先生と先輩が企画したらしく、私もクラスの友達に誘われて、行く事にした。で、行ったら先輩はバイトだか何だかで来なかった。結局集まったのはうちら2年が4人だけ。寂しいなぁ。
MOA美術館は、とにかくデカイ。かなり高い所にあって、そこまでバスで行ったはいいけど、｢これはいろは坂か!?｣と言いたくなるほどの急カーブの連続。でも、熱海の駅から10分と掛からない程度の所だから何とか酔わずに済んだけど…。正面から入って、チケット買って、｢さぁ、展示品はどこだ?｣と思ったら、前に伸びるはひたすら長い階段とエスカレーター。上が見えないってどう言う事ですか!?展示場のある建物までに、大体300は階段あったのでは…。私は殆どエスカレーター使ったからよかったけど…。
展示品は、中国系を専攻としている私がいつも見るものとは違って、日本のものが多め。浮世絵とかが多くて、しかも、誰もが一度は目にした事のあるような有名な作品や作家のものまであって、かなり見応えありました。私の知ってる浮世絵のイメージって、大概一人の人が映ってるだけの単体絵だったけど、実はそうでもなくて、大勢の人が描いてあるのや、物語風味のものまであって、見ていてなかなか飽きが来ない。作家によって、全然違う浮世絵になる事にも、今日、初めて本物を見て気付いた。考えてみれば当然の事だけど、でも、教科書や資料に載っているのじゃ違いなんてよく分からなかったし。
展示品には、私はかなり満足。一通り回るのに、4時間くらい掛かりました。途中、先生のおごりでみんなでケーキ食べたり、外の紅葉を見に行ったりもしたけど。
帰りは、駅まで歩いて行ってみようと言う事になって、行ったはいいけど、とんでもなく急で、しかもあまり整備されてない階段がひたすら続くばかりで、駅までの約15分の間で足がガクガクになりました。だって、本当に下を見ながらじゃなきゃ歩けないような道で…。神経をかなり消費。足の頑丈さには自信あったんだけどなぁ…。むーん。
帰りは、みんなでご飯を食べてから解散。なかなか楽しい思い出になりました。機会があったらまた行ってみたい美術館だなぁ…。本当に、そのくらい綺麗だったし、展示品も見てて面白かった。
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2002年11月15日(金)
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