DIARY



準備

2002年06月06日(木)

 


星が綺麗だと 安心する。


大昔の人が空想した神話なんて どうでもいいの。
星座の名前も 数えるほど 知らない。


遠い宇宙に 幻ではなく 確かに存在する あの星たち。

ぼーーと眺めているのが好き。子供の頃から。



宇宙の闇に消えてしまいたいなぁ   無になりたいなぁ。




毎年 この時期に 思うこと。

人はいつか死ぬ。

終わりがあるから。




もしも終わりがなかったら

生きていくのは辛すぎる。





ごめん。

一緒にいられない。

ずっと考えてた理由に やっと 言葉が追いついた。

今度会ったら言おう。



ちゃんと伝えられるように 忘れないように

言葉にする作業は

心の中で 繰り返し繰り返しつぶやく。



伝えたいこと。知っていたはず。感じていたはず。

「優しいから」って 許しているつもりで
本当に許そうとしているのは 貴方自身でしょう。

説明しなきゃ わかった振りをしてくれないのね。


私の苦手な「言葉」で。

 



2002年06月05日(水)

長男が修学旅行へ出かけるので、朝からばたばた!

「じゃ、楽しんでしっかりしておいでよっ!」と送り出そうとしたら

母が「見送り行かないのか?」

見送り?

「あのね、お母さん達は修学旅行のときは、みんなバスを見送って手を振るんだよ」って・・・そうなの?

たかが一泊じゃん。寂しくもないけどなぁ。

まぁ、仕事行くまで時間もあるし「んじゃぁ、わかったよ!」と渋々
学校まで行きました。

待つこと20分、バスが出発。

「行ってらっしゃい〜〜〜」と手を振ってきました(^^;

長男は見てなかっただろうけど。
これが次男だったら、お母さんを一生懸命探してくれるんだろうんなぁとぁ思いつつ。

私だったら、お母さんが見送りに来てくれても探さないもの(笑)

私と長男は、そういうところが似てると思う。
「お母さーーん」って探してくれると
苦々しくも やっぱ「可愛い」と思ってしまうから
甘えん坊は 得です。

「お土産なんか、いらないよ。自分のものに使いな」って言ったけど
(それも私がおみやげ買うの嫌いなもんだから(^^;)
おばあちゃんにおこづかいを貰ったし
おみやげを買ってくれるそうなので
素直に喜んで貰おうと思います。

楽しんでこれたら、それでいいんだけど(^^)


朝がばたばたしたので、会社行ってから
トイレも済ませました。

ふぅ〜。おっきいのでた(爆)
やっぱ ださなきゃね♪


その直後、例の先輩が入ってきて

「臭っか〜〜〜。うんちした?臭っか〜〜〜」

と嫌な顔(^^;
す、すみません(笑)

うんちのあとは臭いし・・・(爆)
でも 言わなくてもいいじゃん(T_T)
でも 臭かったし・・・

複雑な気分。

介護でも 毎日うんち見るけれど
臭いとは言わないじゃん(苦笑)くしょーーー!


若気の至りです

2002年06月02日(日)

結婚することになった過程を回想ちゅ。

彼は 関西から東京に出てきたばかりの
イチローそっくりな 少年(笑)

2つ年下だったせいもあって
特に頼れるでもなく、人つきあいもスマートにこなす
無難な子でした。

私は3年越しの片思いが実って
初デートにこぎつけた相手と
あまり会えなくて、ちょっと寂しかったころ。

まぁ、他にもいい感じの男の子はいて
仲良くしてたんだけど、元来の世話女房的な性格のせいで
年下の子によくお節介焼いてたんだよね。
単なる「可愛い子好き」で話好きなお姉さんだったんだけど(爆)

飲みに行くうちに・・・ん?
細かいいきさつは忘れたけれど、そのイチロー君と
付き合うような感じになっていた。

毎日彼のアパートに寄って、またちゃんと帰って
朝の2時には出勤して・・・
そしたら「何で毎日帰るの?家に何があるの?」と
何かを疑うような問いかけ。

家には何もない・・・
がらーんとした部屋(笑)
だけど私の部屋。
帰るのは 私のけじめ。

「別に・・・小さいけど仏壇とか位牌があるから」
って答えたら、
「なーんだ!じゃぁそれ持って一緒に住もうよ」って。

気が進まなかったけど、断る理由も見つからなくて
同棲をはじめてしまったのだ。

若い男女の同棲なんて、目的はひとつ(笑)
でもね〜 結婚するわけでもないのに 一緒に住むなんて
なんだかなぁ・・・って思って
少し結婚を意識し始めた。
私は 古いのかな?同棲なんて初めてだったし。
彼は
「最初から結婚を考えるなんて、小説を終わりから読むようなもんだろ」って。

田舎に5年続いてる彼女がいた。
特に好きでもなくなって、でも別れるきっかけがなくて
「東京で女でも作るか」みたいな軽い気持ちで出てきたとか。
彼の実家に入り浸ってる彼女から
泣きながら電話来たこともあったっけ。
でも、私はその恋に夢中だったから、彼の対応に
「ひどいなぁ」と思うよりも「私を優先してくれた」くらいしか
考えなかったなぁ。

そうこうしているうちに、出来ちゃった(^^;
ちゃんと避妊してたんだけど・・・
破けたらしい・・・(汗)

最初は「降ろしたほうが・・・」って言ってた彼。
私は 中絶を一度したことがあったので、悩んだ。
怖かった。
産めない。結婚なんて考えてない。でも 中絶はしたくない。
どうしよう。どうしよう。
ただ黙りこんで 3日くらい考え込んでいた。

彼は 同僚からアドバイスをもらったのか
悩んで黙り込む私が、結婚したがっていると思ったのかも。

突然。「結婚しよう。子供産もう!」と言い出した。
また悩む。

・・・それまでは いつものよくある恋愛だったのに。

彼は男らしさを見せようと意気込んだのか
私の実家に電話をかけて
「結婚します!」と宣言。
この間まで、「生んで欲しくない」といってたのに。
違和感を感じながらも、ちょっと嬉しかった。

それから数ヶ月。。。
おなかはどんどん大きくなるのに
彼は自分の実家に電話をしない。
ある日、問い詰めたら、私がアイスクリームを買いにちょっと出かけて
帰ってきたら
「おかんに電話したんやけど・・・町内の旅行中やった」と。
嘘、見栄見栄や!

夜、ぐーぐー寝てる彼の側から
実家に電話してみた。
おかん。おった(笑)

翌日、さりげなく問い詰めてみる。
「おかん、ほんとにいないの?」
『旅行中や言うたろー。かえってきたら電話するって」
「ほんとにいないの?今、ここで電話してみてもイイ?」

『お前!俺を信じてないんかっ!電話してみぃ!』

私が実家の電話番号を知らないと思ってたらしい。
ダイヤルを回す手をじっと見ていた奴が
電話が繋がったとたん、受話器を取り上げて、ガチャンと切った。
『ごめん・・・!』

それから泣いて大喧嘩。
まだ若い彼。おかんに反対されるのが目に見えてたので
度胸がなかったんだと。
まだまだ おかんから見たら 子供だって自覚しているから。

また翌日。帰ってきたら
やけに爽やかな笑顔で
『これから おかんに電話するからな。』とにこにこして
電話しだした。勝手にせい・・・

私はいつも真正面から向き合ってるのに
私が泣いてから、あんた、いつも悟ったような爽やかな顔しちゃってさ。

案の定、大反対されました。
めちゃくちゃボロかす言われました。
彼の言葉、「塩を舐めてでも2人でやっていく!」

会社の社長には
「じゃりさんが辞めたら、腕のいい運転手がいなくなるし
彼のお母さんにも申し訳ないからおろして?」なんて言われるし。
誰も祝福してくれない。
他だ、娘の幸せを願ってくれる、私の母の存在だけが救いだった。

給料日前。お金がない。
私は貧乏は嫌いじゃない。
彼は、貯金通帳にお金がないと不安な人。

私のいらない楽器や生活用品を リサイクルに出すことに。
楽器ってあまりリサイクルショップでも引き取ってくれる所が少なくて
さんざん探してやっと経堂に一件、買ってくれる所を見つけたの。
そこへ行くのに、またさんざん道に迷って。

で、換金して1万円。
いらないモノを捨てて、お金になって
とってもハッピーで ほくほくしてたら・・・

彼が泣きそうな顔をしている・・・

「みじめだ・・・・(;_;)」

はぁ〜?
いらん物を捨てて、お金にして何がみじめなの??
あんた、塩を舐めてでもやっていく!なんて
かっこいいこと言ってたじゃん!!ばっかじゃないの?

物を売りに行ったのは 生まれて初めてだったらしいです(笑)
そのあと新橋の屋台のおでんで
全部食べて使ったんだけどね〜美味しかった♪
こーゆーのを 幸せ、って言うんだよっ!(違う?)

結婚してから、彼は工場長になり
転職してからは、社宅住まいになり、お給料も増えて
お仕事頑張ってましたが。

私にはどうしても 引け目がありました。

まだ若い彼を 結婚させてしまったこと。
(19歳でした)
だから「後悔させないように」といつも思って頑張りました。
毎日3食作ってたし。
なれない家事も 実家の母や
彼のお母さんに聞きながら、雑誌を見ながら工夫して
楽しみながら こなせるくらいになりました。

休みのたびに、東京中をドライブして案内したり(笑)
趣味のない彼。
独身の頃の趣味は、峠攻め(^^;
で、山にも行ったり。
子供の頃、将棋が得意だったと聞いてからは
千駄ヶ谷の将棋道場に一緒に通ったり。←やりすぎ(笑)


まだ私も若かったから遊びたかった。
今思うと、なんでそんなに肩に力が入ってたんだろう。


いい妻になろうとしていた。
彼は・・・彼も仕事をただ頑張ってくれてたから
いい夫だったと思う。

だけど。つまんなかった。
結婚する前から抱いてた思い。
「この人と一生一緒にいたくないなぁ・・・」

なのに なぜ流されてしまったんだろう。
あのとき、何て言えば、変われたんだろう。


やっぱり離婚はワガママでしかありません。
私は一人でも、お金がなくても
そうして生きていたかったから。
彼が私に必要でないことを 実感してしまったから。

5年目に 家を出て
6年目に離婚しました。

彼には 私のせいで人生を狂わせてしまって
ただただ申し訳ないと思うばかり。

だけど 愛はなかった。
愛だったのは 彼にとっての世間体だけ。

同棲期間は2ヶ月(笑)
私は 未だに 本当の恋愛なんて知らない。
そんなに深い付き合いをしないで終わってしまうから。
醒めた自分がいて
恋は「楽しむこと」しか知らないから。
そして どんなに夢中になっても
ずっと先の終わりを想像できてしまうから。

時間をかけて、深める愛。
そんな人達をみて素直に 素晴らしいなぁと思います。
 
・・・死ぬまでに一度はそんなことも経験してみたいものです(笑)
あと 人生半分くらいは残っているだろうから
期待しとこっと(爆)

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