2015年04月12日(日) |
おはよう、いばら姫の特典…… |
森野萌さんの「おはよう、いばら姫」、特典についての情報が「片想いフィーバー」同様さっぱりで、発売日後の書店ツイートを頼るしかないのかなあ……って感じだったので大人しくhontoでポイントつぎ込んで注文。 マッグガーデンは出版社サイトで特典情報教えてくれるし、秋田書店は雑誌や作家さん、作品の公式で教えてくれるからありがたいなあと改めて思いました。
2015年04月11日(土) |
LC感想追記+クジラの子ら19話感想+空想少女1巻感想 |
シオン外伝感想追記 アスプロスが杳馬を封印したの、誰も知る由ないってやつじゃん〜と思ってたけど、考えてみたら聖域には優秀なサイコメトラーがいたんでしたな! 聖衣から記憶を読み取ればOKOK……と思ったところで気づいたのですが、杳馬封印時、お兄ちゃん着てたの冥衣だったわ……。 装着者がいなくてもいいなら、確かにその場に黄金聖衣もあったけれども。
* クジラの子らは砂上に歌う19話「夢の舟唄」感想。 扉のロハリトとハスムリトが可愛いなあ。ロハリトは見た目だけならかっこいい系のキャラですが、中身が分かっちゃってるからどうしても「可愛い」にしか見えなくなってていけない(笑)。 泥クジラでの食事を不味い不味いと心中ぼやきながらも、空腹に負けて思いっきりがっついてるのも可愛いし、泥クジラは裸族の島ではなかったのかと泥クジラの住人からすれば理不尽な怒りを表に出してるのも可愛い。そして竹の子の水煮の味にハスムリト共々感動しまくってるのが何より可愛い。ギンシュ姉さんの「悪巧みできないバカ」という評価は正にといった感じ。ギンシュ姉さんとは別方向で、ずけずけと無神経で自己中心のようだけど裏表なく、バカ素直な人なんだよね、ロハリト。 それにしても、オオマサゴチクの竹の子美味しそうだなあ。ふにふに食感ってどんな感じなんだろう。
クチバさんも可愛いわー。特に言換えて余計言葉がひどくなってる場面なんかもう最高。 スオウ様も安定の可愛さだし。
「舵」が光の翼として現れた場面、本当に綺麗。白黒のマンガだからこその画面の美しさなのだけど、カラーで見てみたいなあともしみじみ思います。現在連載中マンガの中では、もっともアニメになって欲しい作品です、クジラの子ら。このマンガの表現に音と光が加わったら、どんなすごいことになるだろう……。 砂詞の斉唱も、どんな音楽なのか実際に聞いてみたくてしょうがない。どれくらい節のある歌なんだろう。朗読に近いのか、かなり音楽的なのか。 みんなでそろって一つの夢を見るのも、その夢で知った祈りが船を進ませるのも、あまたの設定が浪漫に満ちてて美しい。 砂詞の夢を見られなかった丸い船の客人二人は、例の砂巫女の二人だろうか。だとしたら、帝国と同じく、無印は賎民扱いなのかなスィデラシアも。
リコスの表情が冒頭から曇り続けているのは、隔絶された世界だからこその優しさを持ち続けた泥クジラの住人が変わり行く可能性への不安からなのかな。最後の涙も光景の美しさからくるものとは違うのではなかろうか。
オウニは普段のポニーテール姿もかっこいいけど、下の方で結わってるのもいいなあ……。スオウがオウニの手を取って新天地へ行けると喜ぶ場面、二人を見下ろしている双子っぽい二人は何者なんだろう。オウニが「悪霊」であることと関係のある二人なのかな。
* 「空想少女」1巻感想 もっとで読んだことあるものもタップで読んだことあるものも読んだことないものも、どれもこれも可愛いッス。百合度高い作品も低い作品もとにかく女の子可愛いわー。 恋に落ちたら地下闘技場に落とされるとか、マンガを読みすぎるとマンガ病になっちゃうとか、自分自身にPOPをつけるのが流行ってるとか、二次性徴を迎えると動物になるとか、浮ついた思春期女子は実際に浮きまくるとか、そんな無茶なと思う世界観がその世界では普通のこととして描かれてるのが面白い。オムニバス形式の作品だからこその面白さだけど、時々シリーズ化する作品があってもいいと思うんですよ? 「魔法少女?」とか。描き下ろしもプリプリパープルだったし、魔法主婦少女の評判良かったのかな〜。あずきちゃんママがここまでノリノリで魔法少女してるとは知りませんでした。
2015年04月10日(金) |
LC外伝シオン編5話感想 |
サブタイトルがダブルどころじゃない数でミーニングしてる気がするロストキャンバス外伝シオン編第5話「リターン」感想。
アスプロスの功罪のうち「功」の部分を強くしていた戦果が脆くも崩れ去った感。 お兄ちゃんはあれだけいろいろやらかしても、最終的に杳馬を封じられたのはお兄ちゃんくらいだから結果オーライだよねしょうがないよねうんうんと思っていたけど、あっさりカイロス復活してきよった……! しかもまたも予告ページでネタバレ見ちまった……!(泣) 巻末予告は避け、柱も見ないようにしようとしたのに、今度は巻頭の次号予告でやられました。そうですか、カイロス聖戦後に復活しますかそうですか……。 まあ、前回かなりきっちりカイロス(分身)にケリつけた感じだったので、まだまだ時を隔てた空間での戦闘が続きまくってシオン外伝2巻目突入するということはないだろうとは思ってたし、そもそもシオン外伝が始まる以前に過去編と未来編の二部構成で来る可能性はあるよなあシオンなら……と思ってたから、教皇になってからの時代が描かれることに異論はないんですが! 前半の敵がカイロスで後半に新敵ってのもないなと思うからカイロス再戦でも当然なんですが! それでもなんか、やっぱり「お、お兄ちゃん……」な気分にならずにおれんかったです。お兄ちゃん……。
積尸気冥界波は魂を体から引き剥がす技という認識だったから、シオンの肉体から魂を剥がした時には「無事に勝てたとしてもシオンはどうなるの??」と焦ってましたが、別に魂を分離させるのは肉体とでなくてもよかったわけなんですね。「牡羊座の聖衣箱からシオンの魂を離す」ことも可能だったんだ。考えてみたら、本編時点でタナトスがそもそも偽りの体から魂抜かれてたんだよな。 あと、本編ではカイロス相手に効かなかったクリスタルウォールが、今回分身相手にはきっちり効いているのがかっこよかったです。逆に言うと、ここで手を見せちゃってたことで聖闘士に同じ技は効かないなら神様にはなおいっそう効かないの法則が発揮されて、本編ではカイロスにあっさり破られたのかもしれないのか、クリスタルウォール……。
カイロスがはっきり「並行世界」と発言してくれたので、アサシンだけじゃなくLCも並行世界前提の物語なんだとはっきりしました。 結局、カイロスは違った未来の可能性はいくつか見えても、所詮人間の体に留まっている限り並行世界間の移動は出来ないため、自分のいる時間軸を望む世界にあわせていくしかないということなのか。世界は何本の線で進んでいたとしても、カイロスにとっては1本しかない……といった感じで。「与えられた世界と命で時間を辿るしかない」のはカイロスも同じなのだろうなあ。
ユーゴが老いて死んでいくのは想定内の展開だったけど、それでもやっぱり泣けました。ハクレイ様とセージ様のやりとりで、ユーゴやアヴニールたちが元の時代に戻りたがっていたと分かったから余計に。ムー大陸の文明の話を顔を輝かせて聞いてるアヴニールが可愛ええ。 NDだと18世紀に飛ばされた黄泉比良坂で20世紀に死にかけている星矢が登場しているのだから、死後の世界が同様に過去も未来もないのならばユーゴはハクレイ様達の時代の聖戦をともに戦った仲間とも、本来の彼らの時代の聖戦をともに戦った仲間とも、死んだ後に会えるのかもしれないね……。
ユーゴとの別れが初めての死に別れだったっぽいシオンですが、シオンの家族ってそういえばどうなってるんだろう。ユズリハとトクサは家があってそこから離れてハクレイ様のとこにお世話になってるって感じだったけど、シオンの方はそれ系の背景描写は全然なので、とっくに死に別れてるのかと思ってました。本当は(少なくとも5年前時点で)家族が生きてるのか、それとも記憶にないくらい昔に死に別れてるのかな……。 マニゴルドは明確に死に別れ組なので、皆そういった気持ちを押し込めて何とかやってる(でも自分がそうとは言わない)の発言にはきゅんときました。
32ページにして一気に時間飛び越えて聖戦終結より14年後。 童虎の顔がきれいなのは、ヒゲ剃ってもらったばかりなんでしょうか。 しかしこの「14年後」という時間設定、上手いなあ……。ちょうど聖戦時の杳馬の年齢が今のシオンと童虎の年齢と一緒の32歳。そして、聖戦時のハスガード様の年齢とテネオの年齢が一緒で28歳。牛外伝ではハスガード様とテネオがともに20歳なのが美味しいって感じでしたし。 8年前はまだまだテネオ本人が新米で、後進の指導をどうしたものか動ききれずにいる様子だったけど、もはやばっちり弟子を取るどころか聖闘士になってる人もいたりするあたり、頑張ったんだなシオンとテネオ……。 時の空間で止まっちゃってる人と動ける人とに差が出来ていた理由は、小宇宙の大小によるものらしく。ってことは、聖衣は授かっててもレナーはまだまだ未熟ってことか。
アスプロスがカイロスを封印したことを知ってる人はおおむね読者だけじゃないかと思うんですが、その辺はいつものLCで作中人物もいつの間にか知ってることになってますね(汗)。 いや、アスプロスと杳馬が戦う前にテンマに会ってはいるし、その後杳馬が封印されてることもテンマは知ってるし、杳馬とアスプロスが戦った直後にサーシャが出くわしてはいるけれど、アスプロスが封印したというピンポイントな情報は誰も知らんはずだぞ……多分だけど。サーシャが察してくれたにしても、それを生き残り組に伝える余裕はなかったはずなのですが。あれか、小宇宙の動きで全部分かるという奴なのか。気絶してるようでも意外とちゃんと童虎もシオンも察してくれていたのか。 それにしても、悪魔に悪魔呼ばわりされてるアスプー兄さんの凶悪顔すげえな……。あんなあくどい顔する人でも、一応杳馬を封印した後には「ちったあ安らげるようになれよ」とか言ってくれてた気がするんですが、杳馬の耳には届いちゃいなかったようですね。まあ、聞く義理もないしね。
ハーデスとの戦いで消えてしまったものかと思われたテンマが、まだ生きているかもしれないらしい事実にドキドキします。 それこそどこか違う世界にでも落ち込んでいたんだろうか。 順調に年を取ってれば、往時のシジフォスと同じ29歳なんだよな……。登場するのかな、テンマ。 時を超えた再戦でシオンがカイロスにケリをつける方がシオン外伝として真っ当な終わりかだとは思うけど、アスプロスのことを考えると親父の不始末は息子につけてほしいです、ぶっちゃけ。そうしたら、グランドフィナーレとしても上々だと思えるし。 手代木さんがブログで来年の話をされていたから、年内にLC終わらないのかと思ってたけど、シオン外伝だけならあと2話か3話で普通に終わりそうなんだよね。 全14巻なのか、15巻目に突入するのかどっちなんだろう。 あと、来月の13巻発売直前カラー、発売日は6月なんだよね。いっそ発売日を20日にまとめてくれたら送料が助かったのに……。3週間近く預かってもらうとなると、まとめ発送もお願いしづらいんだよなあ(汗)。
* 今月のスピドメ、ますますもって大機の科学が魔法化してきましたな。 羽井さんと魅重義のフラグがますます立ってる感じでいいねいいね! クラスメイトの子たちはインフィニティ→田中にニヤニヤしてたけど、インちゃんもむしろベクトル魅重義向きな魅重義一人勝ち状態じゃないですかねこれ。
「空想少女」1巻と「セトウツミ」3巻が届きました。 セトウツミ、マジで映画化するんだ……。 実写かな? アニメ映画よりは実写向きな気がするなあ。 個人的に実写化してほしいマンガ作品第一位は「椎名くんの鳥獣百科」(リアルな動物満載だと絶対可愛い)。 第二位は「図書館の主」(きのこ頭を再現した上で醤油顔役者さんよろしく)。 第三位は「猫の手はかりない!」(かっこいい老役者そろえてくだされ)。 でもって、アニメ化希望作品は「クジラの子らは砂上に歌う」。
空想少女とセトウツミの感想は、クジラの子ら〜などとあわせて後日書きたいです。
今日の怒り新党、三大○○がコンクリート像なので、ひょっとしたら浅野祥雲がくるんじゃないかと思っていたら、正に浅野祥雲がテーマでした。 で、桃太郎神社の霊の鬼の像も映るかも〜と期待していたら一発目から桃太郎神社の四つんばい鬼が来ました。塗りなおす前と比べると大分パラダイス感が薄れてたなあ、四つんばい鬼以外は……。 軍人像のような作品は知らなかったから、こういうのも作ってたんだ……と新鮮な感慨もありました。 関ヶ原ウォーランドの像も見にいきたいなー。
「ボニータ」とか「男坂」5巻とか「名刀 その由来と伝説」とか「歴史街道」とか届いたけど、ちょっとやることがあるので今日は感想書けないや。 クジラの子ら、今月も面白かった……!
昨日届いていたけど開封できてなかった日本刀列伝、今日になってTwitter見てたらなかなかにやっつけ感漂う本だそうで。 実際読んでみたら、とりあえず私でも十分ツッコめる編集内容に「こ、これは……」と笑わずにいられなかったです。 小鍛冶の小狐丸の説明に石切神社の小狐丸(別物)の写真を添える意図はいったい何なんだ。でもって平然と「模造刀」と添えてる模造刀写真もあるのに、レプリカのある御手杵は写真なし、でも誌面をパッと見ると日本号の写真が御手杵の写真かと思えるような配置をされていたりとか。分かりにくい。蜻蛉切の消息不明ってのは柄に限定してのことかな? でもわざわざレプリカを載せてると穂も現存してない印象しか与えないぞ……?
|