2015年02月15日(日) |
トッキュウジャー最終回 |
トッキュウジャー最終回、もう涙涙の展開でした。 闇に沈んだライトのところへ仲間たちが現れるのも、明くんが死に場所ではなく生きる場所のために戦うようになったのも、ライトのことを忘れてしまった家族が、それでもライトのために用意した灯篭が道しるべとなり光の世界に繋がる線路になってくれるのも、全部全部良かった……!
皇帝のためにネロ男爵とモルク侯爵が身を捧げることを、皇帝が「キラキラ」と評してくれるのもね! 誰かを思う気持ちがあればそれが十分「キラキラ」なんだっていうね! だから、とうとうグリッタを殺せなかった皇帝にも本当は「キラキラ」したものが身内にあるのだし、グリッタがそんな皇帝を一人にしない道を選んだことも「キラキラ」だし。グリッタ嬢が大好きだったから死なずにすんだことも、キラキラへの渇望が見てて痛々しいほどだった皇帝がただ倒されておしまいというお話じゃなかったことも、嬉しかったです。虹が見られるような光の中では生きられなくても、灯火の輝きは闇から見た方がより眩しく映るんだぜ……!
あと、最後のレインボーの変身がもう……! お約束だけどたまらないよ、あの展開! 乗り換えのシステムも最後の最後まで生かしてくれてて素晴らしかった。
大人の姿のライトたちを、家族がちゃんと気づいて迎えに来てくれるのもすごく良かった〜。もうほんと、ああいうの大好きで。靖子にゃんの脚本ってやっぱいいなあ。好きだなあ。 何より、元の姿に戻った子どもたちの通学?シーンで、さりげなくミオがトカッチの手をとってるところと、きっちりそのことに反応してるトカッチ萌えました。本当に大人になったとき、この二人の関係がどうなってるか気になって仕方ないので、Vシネマもレンタルしたくなっちゃってます(笑)。
一年間、本当に面白い作品をありがとうございました! 次回からのニンニンジャーも面白いといいなあ。
今年のバレンタインは土曜日なせいか、近所の店のバレンタインコーナーが軒並み寂しい感じでした。去年の方が見てて楽しい品が多かったんだよなあ。 仕方なく、ネットでアレコレ見て気になったものを買ったのですが、抹茶チョコが予想以上に美味しくてはまりそうでした。この季節しか買えない限定品みたいで辛い……。来年も同じの買えたらいいな。
2015年02月13日(金) |
熱海と三島に行ってきた二日目 |
開館時間ちょっとすぎぐらいに佐野美術館につくように出発。 二度目のいずっぱこハートの吊り革チャレンジは、二度目もやっぱり失敗しました。どれくらいの確率で遭遇するものなんだろう、ハート吊り革。
佐野美術館は、入館してすぐはそれほど混んでもないのかと思えたのですが、二階展示室に入ったら想像以上の混みようでした。平日だし、せいぜい自分含めて三組程度がいるくらいかと思ってました。 わりと自分はほいほい博物館とか美術館とか資料館とか見にいく方なんですが、ミツバチだのツチノコだの招き猫だのといったパラダイス一歩手前な感じのセレクトも多いからか、他に客のいないのんびり空間に慣れているので、平日のあの混雑には驚きました。人口密度で見れば、休日の空いてるタイミングを狙った日展や院展くらいの混みようだったぞ……。佐野美術館、恐るべし。 もろもろ見ながら、とりあえず自分は漆器にはあんまり興味ないんだなあと実感しました。螺鈿や蒔絵だと途端に大好きな世界なんですが。要するに、キラキラしたものに弱いのです(笑)。漆器は、鑑賞よりも実用の方でばかり考えちゃうからなあ。 ちょっと驚いたのは、絵画の類も多く並んでたのに、湿度計が見当たらなかったこと。思わずまじまじと展示スペースの隅を探しちゃいました。多分だけど、デジタル測定器っぽいのがあったので、それが湿度計だった……のかなあ……。 噂の蜻蛉切の他にも刀剣類が多く並んでました。やっぱり、ここでも太刀と刀はそれぞれ見につける時と同じ刃の向きで置かれてました。そう言えば、母の実家にある模造刀も刃が上に置かれていたような。 刀剣の類はきれいだけれど、きれいすぎて焼き物の類と比べると古いものという感じがあんまりしないんだなあとも思いました。あれだけピカピカの状態に保つのも技なんだろうな……。 肝心の蜻蛉切は、思ってたより小さいというか薄いというか、華奢な感じ。施された彫刻もきれいで、実用されていたというのが不思議なくらいの美しさでした。その点は、他の刀剣類もそんな感じではあったんですが。 観覧者は、あまり若い人はいないんじゃないかという予想を裏切る幅広い年齢層でしたが、中に一人、保育園に行ってるか行ってないかくらいの小さい子がいて、騒いでいたのがお気の毒でした。小さい子には面白い場所じゃないよねえ……。お父さんとお母さんとで交代交代しながら外で子守してた方が、子どもにとっては良かったんじゃないかなあ。
昼食は、静岡っぽいものを求めて桜海老かきあげ丼を食べてきました。 ……が、どうせなら「でんでん」という食べたことない地元の魚を含む天丼にしても良かったかもしれない。いや、美味しかったけど、桜海老かきあげ。でも、でんでんを食べる機会なんて今後まったくないかもしれないんで。 みしまコロッケも食べてきました。ただ、憧れてたのはお肉屋さんで売ってるような買い食い用コロッケだったので、お店の中でお上品に食べるコロッケはちょっとイメージと違いました。 このみしまコロッケ、お店の特徴なのかみしまコロッケの特徴なのか三島の芋の特徴なのか、芋がとてもなめらかでした。普段、ごろごろ芋の形が残ってるコロッケばかり食べてるので、なかなかに新鮮でした。
その後、「ごめんね青春!」MAPに載ってる場所をいろいろ回りながら、楽寿園に移動。 季節が悪くて庭は寂しい様子、池も水が完全に枯れ果ててる状態でしたが、決まった時間に解説つきで見学できる楽寿館が、すっごく面白かったです。 木目を生かして描かれた鳥の羽が見事な板戸、三分割した竹の真ん中のみを使った欄間、透かし絵の飾り窓など、見事なものばかり。謁見時間を短くするために、天上を低く感じさせて客にプレッシャーを与えるようにデザインされた部屋は、似た作りの隣室と何度も見比べさせてくれたりと、じっくり見学できました。細かく分かれた天井の一コマ一コマに絵が描かれているのはどちらも同じなのに、白い顔料の多さや線の太さなどで確かに圧迫感が違ってくるの。普通に絵を描く上でも勉強になりそうでした。 客は畳張りの廊下を、使用人は外周の板張りの廊下を歩くことで、すれ違わないように工夫された作りも面白かったです。 楽寿園内にある郷土資料館にも入ってきました。ここの様子は、普段ののんびり独占空間と似たような感じでした(笑)。企画展示テーマが「はかる」ということで、佐野美術館ではとうとう見られなかった毛髪湿度計もこちらにはありました。展示品として、ですが。 動物コーナーについては、昨日の鹿の方が元気があって見てて楽しかったかも(笑)。
2015年02月12日(木) |
熱海と三島に行ってきた一日目 |
刀剣乱舞にうっかりはまって一ヶ月弱。 静岡は佐野美術館にて十何年かぶりに蜻蛉切の実物が公開されているというので、思い切って見てきました。
といっても、木曜は佐野美術館は休館日。この日の目的は熱海梅園の梅観賞です。 熱海から伊東線に乗り、電車での最寄り駅来宮で下車。めっちゃ豪華な、いかにも観光向けな車両に乗れてラッキーでした。一駅で降りなきゃいけなかったのが惜しかったくらい。 有名な観光地でも平日なら多少は空いているかと思ってたのですが、ちっともそんなこと無かったです。それでも、休日に行くよりは多分空いてたんだろうなあ……。 どこを見ても満開というほどではなかったけれど、色とりどりの紅梅・白梅が鮮やかで、目の保養でした。風は強くても陽気は良かったので、けして寒くなかったのも助かりました。 梅園内の美術館もしっかり楽しんできましたが、タイツをはいてたせいで足湯にはつかれなくて残念〜。大浴場のある温泉宿はとれなかったので、足湯だけでもと思ってたのに、迂闊でした……。
熱海の後は、三島へ移動。 先述の通り佐野美術館は休みですが、今回の旅の目的は蜻蛉切のみにあらず。「ごめんね青春!」ロケ地巡りもまた、三島に向かう動機の一つ。観光協会でもろもろのパンフと一緒に「ごめんね青春!」ロケ地MAPを入手してから、舞台となった公園そばの道を進んで三嶋大社へ向かいました。 三嶋大社はなかなかに広く、私が最初にくぐった鳥居からは宝物殿がどこにあるかすらパッとは分からないほどでした。 宝物殿は、観光協会で配布していたクーポンでちょっとお安く入れました。閉館までそう時間もなかったこともあり、入館者は私一人。ゆっくりのんびり見て回れました。 宝物殿を出た後は、鹿の可愛さにメロメロになりながら歩いてるうちに場所を見失い、広さに参って社内をうろついてたのですが、そうこうしてたらボランティアガイドっぽいご老人が声をかけて下さいました。社内に二柱ある御神木のうち楠は触れても金木犀は囲われていて触れない理由など、色々と面白い話を聞かせてもらいました。
その後、入れないまでも佐野美術館の場所を確認しようと三島田町駅まで移動。そこからは翌日の予定に沿って徒歩でホテルへ向かおうと思ってたのですが、さすがに疲れが出てきていたし、少しでもハートの吊り革に遭遇するチャンスを増やしたかったので、いずっぱこに乗車しました。でも、ハートの吊り革には出会えなかった……。
ホテルに荷物を置いてから、夕食を食べに飲食街へ。お目当ては静岡おでん。お酒の値段ははってあっても肝心のおでんの値段ははってなかったり(盛り合わせについては価格表示ありました)、頼む時も直接おでん鍋の中身を指定したりと、なかなかに一見には厳しいお店でしたが、味はとても美味しかったです。いや、何が厳しかったって、これまで自分が「はんぺん」だと思っていたものが実は「はんぺん」ではないという事実を某テレビ番組で知ったばかりで、名指しで頼もうにもなんという名前で頼めばいいか分からず頼めないというどうしようもない事態に陥っちゃってたことです。口頭&指差しの「それ下さい」で済ますには、鍋から遠かったんだ……。ので、大人しく盛り合わせを頼んだ後、さすがにこれなら間違いないと思えるナルトだけ追加注文。はんぺん、食べたかった……。 折角静岡にきたんだからと三ケ日みかんハイボールも呑みましたが、よくよく考えるとめっちゃ三島からは遠い……。
ホテルはインターネットが自由に使えるPC設置のホテルだったので、旅先でさえ刀剣乱舞(笑)。日付またいで、奇跡のように小狐丸をGETできました。
2015年02月11日(水) |
シオン編外伝感想ちょっとだけ追記 |
シオン外伝3話読んだ時、一瞬だけロストテクノロジー系話かと思ったことを感想に書くの忘れてたや。 古代ムー大陸はものすごく文明が発達してて現代と同じようにビルヂングがあったんだぜ的な。すぐ後に未来から来た設定が明かされてたから、さすがにそれ系ではなかったかと思ったけども。
2015年02月10日(火) |
LC外伝シオン編3話感想+エピソードG.A17話感想 |
こう来るとは思わなかったとこれ見たかったの波状攻撃ロストキャンバス外伝シオン編第3話「クロス・ロード」感想。
先代アテナ様おいでたー!!! OVAの設定ラフ画で見てはいたけど、きっちりマンガの形で手代木さんの先代アテナが見られるとは。大人美人だわー。そして本当に巨乳だわ……。 ああもう、本当にこの時代の天馬星座はどうしてるのか気になってしょうがない。ハーデスの器の誕生とアテナの誕生の、どっちに転生をあわせてるのかな? ぶっちゃけ前者だといいなと思ってるけど、OVAでも登場しなけりゃマンガでもまだ登場してなくて、何歳くらいどころか生死すら分からないとくら。聖戦終結時、天馬星座は生きてたんだろうか亡くなってたんだろうか。
先代様の話はひとまずおいといて、エセ紳士が見事に4ページ分のカラーをもぎ取っていった冒頭に戻ります。アヴニールやユーゴのカラーに期待してたんですけどね、あたしゃ。 どこまでも「カイロス」としか名乗らないこの場面でのカイロスは、やっぱり前聖戦時代に人間として生きてるカイロスということになる……のかなあ……。でも、杳馬の名を名乗らなかったところで、その時代にはその時代の人間としての名があるわけで、その名を名乗らないならここで描かれてるカイロスが「杳馬」である可能性は否定できないんだよなあ。 あと、着てる服はタキシードだけど、メフィストフェレスの冥衣の時計の針部分も覗いてるので、一応このカイロスも冥闘士ではある様子。ということは、このカイロスが杳馬でない限りは、常にどの時代でもカイロスはメフィストフェレスの冥闘士になってるということなのか? 前聖戦時代にはありえないような格好で現れてるカイロスだけど、アヴニールが未来からやってきたように、未来からやってきてる可能性もあるんだよなあ……。
そう、まさかまさかの未来人設定でしたよ、アヴニール。 これは確かに、アテナと同等レベルで特別扱いされてもおかしくないかもしれない。NDにおける瞬や沙織さんや紫龍の立場ですもん。しかも、未来から来ているといっても、聖域の敗戦確定の未来から来ているという、ある意味では異世界人でもあるわけで。 18世紀聖戦の文明レベルではない。黄金聖闘士もアテナも私たち読者のよく知る20世紀聖戦とは違う。20世紀聖戦でアテナとハーデスの戦いに決着はつくから更に未来の聖戦でもない。クレスト時代→セージ・ハクレイ時代→テンマの時代→星矢の時代→更に未来という流れの中にアヴニールの時代はないんですよね。 アヴニールが過去に来たことで未来が変わったのだとしても、そもそもアヴニールたちが聖戦に負けたという出来事が存在しなければ、過去にその記憶を伴ってアヴニールが現れることもないというパラドクスに陥ってしまう。分岐が生じてアテナがハーデスに勝利する未来が生まれたのだとしても、敗北した未来が消えてしまうわけじゃない……はず……。 審神者としてもND読者としても「歴史改変ダメ絶対!」の立場を崩すわけにはいかんので、アヴニールが未来を変えようとしていることも反対せねばならん気もしますが、アヴニールを過去に送ったのがそもそもクロノス様っぽいのがな。むしろ歴史改変推奨で過去にやってるっぽいんだよな。敗戦の方がカイロスが干渉した結果の未来で、クロノス様的にむかつくから潰したるわってことだとか? いや、でも、カイロスは18世紀で舞台を降りるから、20世紀に干渉するのはそもそも無理ってことに……? いやいや、カイロスが必ず天魁星の冥闘士になるなら、天馬星座の父親という美味しい立場を得られなかっただけで20世紀聖戦にも参加することになるのか? 第一、まずアヴニールの世界の過去がLCで描かれてる歴史と同一とは変わらんわけで。 うむむ……分からん……。謎ばかりですわ……。 前聖戦で牡羊座の聖闘士が亡くなった時に牡羊座の聖衣も失われ、それを図ったのが前聖戦でも活動してただろうカイロスで。聖衣を失わせたのは18世紀聖戦でシオンが黄金聖闘士になることを防ぎ、20世紀に神殺しの天馬星座が生まれることを防ぐためとかで。クロノス様はさせるもんかで、敗戦の未来から持ち主のアヴニールごと牡羊座の聖衣をもたらした。……そんなとこなのかな。
そう言えば、アヴニールが埋葬されたのがムー大陸の末裔の地ということで、アヴニールもムー大陸の流れの人かと思ったけど、あくまで埋葬されただけってことなんですね。 名前がフランス語系のアヴニールがトーン肌ということは、移民系の流れを引く有色人種のフランス人とかだったのかな。 どっちにしても、「ジャミールがムー大陸の末裔ではなかったの?」という部分の疑問は解消されないまま……。ジャミールっていったいなんなんだ。
ここまで、ほとんど全く主役について触れてませんでしたが、シオンは今回も頑張ってました。 体が滅んでも牡羊座の聖衣に近づこうとする根性がかっこいい。髪は伸びてもヒゲは伸びない件についてはつっこんじゃいけないのかな。土和さんなんか昨日の今日で既にあれだけ立派なヒゲに戻ってたぞ。まだまだヒゲレベル低いんだろうけど。 魂だけ抜き出された時に、容貌は幼いけど髪は長めなのもちょっと不思議。聖衣を纏った時に大人の姿になるのは気にならないんだけどなあ。「魔法少女か!」とは思ったけど。……最近の魔法少女は変身しても大人にならないからつまらないね……。 封印された牡羊座聖衣に近づく場面や、カイロスの分身が現れる場面の表現が綺麗だなあ……。しかし、これ、どうやって作画してるんだろう。クジラの子らの念紋のような美しさ。あれはデジタル作画だろうと思うけど、こっちは一つ一つホワイトで描いてるの? トーンの下の線が見えないから削りでやってるわけではないんだよな? カラーページがアナログ原稿をデジタルで加工してるっぽい雰囲気だから、白黒ページもデジタル作画との合わせ技なのかなあ。原画見たい。とても見たい。
罠にかかったシオンを咄嗟の判断で魂だけでも救ったマニゴルドの兄貴かっけえ。下手したら肉体戻らず魂だけになってそのまま黄泉行きになりかねないから大分賭けだとも思うのですが。そこで迷わずやっちゃうのがすごいなあ、と。 ハクレイのジジイにぶっ殺されちまうのコマとか、行けるかシオンのコマとか、いちいちかっこいいですマニゴルド。 分身とはいえ神様を相手にしなくちゃいけなくて大変だけど、戦闘シーン少しくらいは出るかしら。思いっきり素っ飛ばされるのかしら……。これまでの例を見る限りは、基本的に素っ飛ばされそうですけどね。
ユーゴに期待していたのは、少年が心だけ大人になってく系設定だったので・す・が! 名探偵コナンは求めてなかったんですが……! いや、同じじゃん、体は子ども頭脳は大人に変わりないじゃんとおっしゃる方もあるかもしれませんが、違います。全然違います! でも、青年くらいの年齢で一人称僕な聖闘士っていいな。13歳シオンより元の年齢が上っぽいけど敬語で話してるのいいな……。いいけど、実年齢は上だけど少年の時に時が止まってる方がもっとこう……もっとこう……。
あと一話で終わりそうな感じが全然しないので、二巻構成マジで期待しても大丈夫なんだよね? そのうちの一巻の40ページくらいユズリハ外伝で埋まってもいいけど、二巻に渡る話だけは期待できるんだよね?
* アスガルド編への配慮が優しい聖闘士星矢エピソードG.アサシン第17話「龍紋」感想。
ND設定、きっちり盛り込んでくるなあ。 もともとGAのパラレルワールド設定自体がNDのパラレルワールド描写を踏まえた雰囲気だったけど、瞬の乙女座昇格とか龍紋の聖域の要設定とか、どんどん取り込んで構成されてる感じが面白い。しかし、氷河のバーテンダー設定は大丈夫だろうか。水瓶座だからお酒提供してるんだろうけど、NDで氷河死亡しちゃうといったとんでもないひっくり返しが待っててもおかしくないぞ。
シュラが早速相手が誰か察してるとこ見ると、「剣撃の音」と「祖父」は本当に分かりやすいキーワードだったようですね……。GAのためにもろもろの伝説について勉強した方がいいんだろうか。 グンニグルとかシグムンドはうっすら聞いたことあるけど、シグルスってなんやねーんって状態だったので調べてみたら、ジークフリートと起源を同じくする存在とのこと。そこでジークフリートの名前を使うのではなく、シグルス(ネットで見たらシグルズ表記だった)の名を使うのは、やっぱアスガルド編にジークフリートという名のキャラがいたからなのかな。あっちはシジフォスの名があくまで元ネタが神話のシジフォスであるだけなように、直接伝説のジークフリートと関係するキャラではなかったけれど(でも、弱点設定は引用されてたよね)。 聖槍については、あくまで+αな要素のようで、基本的にはやっぱり聖剣所持者限定で聖剣戦争に参加してるんですね。しかし、シュラや紫龍のように己が体を聖剣として戦い、あくまで纏うのは聖剣ではなく聖衣である人たちまで聖剣戦争に巻き込まれてるのはどういったわけなのか。
紫龍さんがシュラを守ろうとして戦ってるのがすごく可愛い。やばいレベルで可愛い。「守ってみせる」ってなんだよー。かっこいいのに可愛いってなんだよー。小宇宙の盾じゃ駄目でも実体のある盾なら大丈夫そうってことで、次回はアサシン形態の天秤座聖衣が見れるんじゃないかと、その点でも楽しみにしています。
2015年02月09日(月) |
男坂横浜のジュリー編最終話感想 |
ロッドで仁義を殴りまくるジュリーを見て、拳で虎鉄を殴ってた佐之助は本っ当にツンデレだったんだなあと思いました。しかし、仁義の頭、丈夫だな……。 マリーさんの人形、偽物に差し替えられててホッとしました。やっぱ、人の大事なものを損ねちゃかんよ。結局ジュリー自身がマリーさんの人形を海に投げ捨てたけど、本人がやるのと周りが勝手にやるのじゃ全然違う。 ひとまずここで終了、次シーズンを待てってことですが、次がいつごろか書いてなくてホッとしたような残念なような。 いや、次もすぐに男坂が始まるようなら、ますますND再開が遠ざかるじゃないですか。つっても、男坂の再開に間が開くのは、星矢でも男坂でもない別マンガのためのようですが。車田公式見てると、次にくるのはザジかなあ。……NDは、きっと星矢30周年な2016年に大々的に扱ってもらえると信じてます。
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