だらだら日記

2015年01月11日(日) 外伝の並びが好き

喜久屋注文分のアスプロス外伝、無事届きました。
発売日が翌日の徒然チルドレンも一緒に頼んでいたから到着が遅くなるのを、すっかり忘れておりました(汗)。
これで、残るはこみらの分のみ。無事届きますように……!

それにしても、外伝の全体構成、やっぱ良いなあ。上手いなあ。アスプロス外伝の後、お兄ちゃんが被害妄想に囚われる原因になった杳馬(というかカイロス)が登場する話がくるとはね。しかも、シオンと本編でも関わった人物だから、シオン編に登場しても至極当然なキャラだし。
本編ではシオン側から杳馬への面識はない様子だったから、杳馬はシオンの時代に登場することはなく、あくまで過去舞台の回想で語られるだけなのかな〜。どうなのかな。
感想に書いてたカイロスが必ず天魁星の冥闘士になるのかどうかについては、過去描写で冥衣を着ることがあるかどうかで、はっきりするかも。ただし、杳馬本人がタイムトリップした場合を除く……。うーん、その便利技が使えるならもっといろんな場面で活用できるじゃないかと思うから、どっちかというと無しの可能性高いと思ってるけど、意外と「無いわ」と思ってる展開が普通に来ることも多いからなあ、外伝。で、来たら来たで妙に納得させられたりして。


今日のトッキュウジャーは、ヒカリとカグラの話。
トカッチとミオがペアになってることが多いように、何気にこの二人が組んでることも多い気がする。
ヒカリがしっかり者なのは、母子家庭だったからなのね……。



2015年01月10日(土) 黒虎2巻感想+ベイマックス漫画版1巻感想

とらのあな注文分のアスプロス外伝、届きました。
こみらの分も、発送確認の電話がかかってきたので、事故さえなければ無事届きそうです。相変わらず名字を間違われてましたが(汗)、再三確認したので宛名が間違ってることはない……と思いたい。
特典が揃ったら、改めて四店分の特典感想書こうと思います。
最初に手代木さんのブログで特典店舗が公開された時は入手無理かと思えたけれど、今回も無事揃えることが出来ました。つっても、アニメイト通常特典の青トナーペーパーや、喜久屋のペーパーのモノクロバージョンについては、さすがに集めようとか思いません(笑)。
Twitter見てると、オンラインでアニメイト頼んでいて、店頭でも買ってる人が何人か見られたけど、重複で揃えるつもりでもオンラインで複数冊頼んだ方が良いように思えた自分は、やっぱり優しさに欠けてる(=オンラインが品薄になって買えない人を気遣わない)なあと思いました(汗)。特に、ゲマなどは店頭買いしてる人の場合、とりあえず早く読みたいからアニメイト店頭でも買うという理由はあたらないのだし……。


そういった特典がないので(告知もないので多分ない……と思う……)、気楽にhontoでポイント狙いで買った黒虎二巻も無事届きました。
ってことで、感想。
黒虎 2巻感想
佐之助の表紙、かっこいい。卑怯だなー。この表紙卑怯だなー、もう。
そして、それ以上に帯の祈殿プッシュが卑怯すぎる(笑)。キャラ単独表紙のデザインだから表紙で祈殿アピールをできない分、帯で「こんな娘いるよ!」を主張しとくわけですね。良い策だ(笑)。
佐之助同行から祈殿登場辺りで面白さも人気も上がってきた感のある黒虎ですが、この辺かなりのてこ入れがあったのは鈴木快さんのTwitterで周知の通り。週刊連載がいかに生き物であるか、実感させられます。当初設定にこだわらず、面白い方向へ話を持っていった柔軟さも黒虎の魅力なんだろうなあ。
祈殿の干支が亥じゃなかったのもTwitterで語られてましたが、元が卯だと明かされたのは今回のおまけが初ですよね。1話見開きカラーの祈殿の服装から、元は卯だったんじゃ説は上がってましたが……。で、その時の服がちゃんと袖のある着物だったのに、実際に登場したらノースリーブになってたのは、担当さんのファインプレーによるものだそうで(笑)。GJ、☆カワさん。
かくて、カバー下でレギュラー落ちをネタにされることとなった愛茜ちゃんですが、私は結構好きですよ。黒虎を好きになったきっかけが、ぶちぎれ状態の時に愛茜ちゃんを呼び捨てで読んでた虎鉄にときめいたからだったので、間接的に虎鉄の魅力を見せてくれたキャラですし。そりゃまあ、直接的に魅力を引き出してくれた(=ぶちぎれさせてくれた)佐之助の方が好き度高いですが(笑)。せめておまけページでくらい、愛茜ちゃんの出番があってもいいんじゃないかと……あ、ごめん。そこはやっぱ夢芽ちゃんや洋きゅんに任せとこうぜ!(鬼)
白衣佐之助ツボるわ〜。3巻は祈殿のコスプレだろうから、今から楽しみにしています。


映画を観た勢いでコミカライズ版を買ってしまった「ベイマックス」も届きました。
通常版だと入荷待ち、特装版だと24時間以内発送……ということで、どっちにしようか悩んだ挙句、後者を選んでしまいました(笑)。Amazonだとどっちも入荷待ちな上に特装版値段上がってたしな……。
ヒロが大学に入る経緯やタダシとの別れ方など、映画版とはかなり展開が違っていたので、映画を見たすぐ後でも新鮮に楽しめました。
ヒロの行動が直接タダシの死因になっちゃってるのはコミック版ならではのキツさかと。そりゃ、映画でもヒロの発明がきっかけになってはいたけど、こっちはタダシが死んだその時からもう自分のせいだと責めるしかないわけで……。ただ、映画版を見た後にこのコミカライズを見ると、映画じゃ絶対望めなかったタダシとの再会に期待したくなっちゃいます。駄目かなあ……。
ベイマックスのビジュアル的な可愛さはコミック版でもバッチリですが、瞬間瞬間にプニフワ感があふれてくる映画のベイマックスに比べると、やはり可愛さ控え目。その分、ヒロの可愛さが増し増しでした。ツンデレ的な可愛さがたまらん。
春に出る2巻も楽しみです。



2015年01月09日(金) LC外伝シオン編2話感想

柱の予告を先に読んではいけないロストキャンバス外伝シオン編第1話「時を超えた使者」感想。

最後の最後の大舞台に、奴が絡んできやがった。
……というのを、ページめくりながら味わいたかったです。なんで今回、あんなにページ後ろの方なんだ(汗)。
前の轍を踏むまいと巻末の次号予告には目もくれなかったのですが、「なんか早く読むのもったいない〜」とLCから読まずに頭から順に読んでいったためにこんなことに……こんなことに……。終わるのが名残惜しすぎて後回しにしたい心理が作用してこんなことに(泣)。
そうですか、今回の黒幕はカイロスですか。そうですか。
うう……「悪魔め」の台詞や時間が止まった人々や時計の文字盤見ながら「あ、これはひょっとして!」とやりたかったです。

前回のラスト、マニゴルドが黄金聖衣姿だったので、このままずっと黄金聖衣を着たまま物語が進むのかと思ってました。
どこから持ってきたんだ聖衣箱……と思ったけど、聖衣着たまま寝てるのもどうかって感じだから、任務服+聖衣箱で寝てたところへシオンの攻撃で慌てて装着されただけ、そこまで戻れば聖衣箱も回収できるって感じだったのかな。
シオンもお着替えしてるから、とりあえず荷物を整える余裕はあったみたいだし。
しかし、景色がほぼ変わらない場所を数日あてもなく歩くって、きつい……。その間、酒と色気と無縁ってことは、食べるものや水は全部マニゴルドが持ち込んだものだけで間に合わせてるんだろうか。積尸気ワープで調達しにいってたら、ちょいちょい息抜き出来そうな気がする。
そして、当然のように「まあ、マニ外伝の時は何はなくともアルバちゃんという色気だけはあったもんなあ」と思ったりしたのでした。まずそれ以前にあそこは街でお酒も綺麗なお姉さんもいっぱいだったろうけどな!

古代大陸の末裔云々の言葉を見て、「そう言えばジャミール一族のムー大陸人の末裔設定って大全初出だったかなあコススペだったかなあ」と大全引っ張り出してみたのですが(少なくともコススペよりは出しやすいとこにある)。
……見なきゃ良かった。
いや、LCが悪いんじゃないの! 大全が悪いんでもないの! 私が……私が悪いんだよ! ムー大陸記述を順調に見つけられなかったのが悪いんだよ! あるいは私の記憶力がもっとあれば良かったんだよ!
冥王編で描かれている死亡白銀の墓リストの中に、ユアンの名前を見つけてしまったorz
この墓のユアンがあのユアンとは限らない。それこそLUDWIGがアスプロスの墓が作られた時点で既に死んでた人のように、二百数十年の間に死んだ別の白銀のユアンさんかもしれない。でも、セインティアもまた細かいネタ拾ってくるなあと感心させられる星矢派生の一つ。彼の名前がここから取られた可能性は、まだ否定できない……。
そりゃ、聖闘士だからそれほど長く生きると思ってるわけじゃない。マユラ様との戦闘で死んでもおかしかないと覚悟してたくらいだから、今の延命状態だけでも十分嬉しい。けど、ユアンが死ぬ可能性がぐんと跳ね上がっちゃったので……。なんだよう……自分がこんなにショックを受けると思ってなかったよ。どんだけユアン好きだったんだ(汗)。
ゲオルクの名前は一覧にはなかったので、ゲオルクは冥王編まで生き残る可能性もあるかもしれないですね……。

とりあえずシオン外伝の話に戻りまして。
体を溶かして空間移動させる仕組みは、スターライトエクスティンクションと同じものだよね。
残留思念的な力でもカイロスの作った閉鎖空間(?)に作用できるなら、シオンも頑張ってスターライトエクスティンクションを会得してたら、お兄ちゃんの力を借りなくてもマーベラスルームから脱出できたんじゃ。

セージ様とハクレイ様ったら、なんて便利な遠距離会話を……!
ていうかですね、この会話方法が見せた可能性はめっちゃ大きいですよ。これなら聖戦後のシオンと童虎がテレビ電話してる描写がありうるわけで! あ、童虎のメソペタ知らない時点で戦後シオンが童虎と顔合わせしてる可能性は皆無だったね! 結局、遠い地で離れて過ごしながらも同じ未来を夢見てた二人浪漫にときめくしかなかったね……!
でもまあ、とりあえず老双子については、テレビ電話が可能なことが判明したので、ジャミールから聖域に来ることもなく話しまくっててもいいと思います。

アヴニールは地黒っぽいしジャミール系の一族でもないのかと思ってたけど、ムー大陸の末裔の血に埋葬されるってことは、アヴニールたちこそムー大陸人の末裔で、ジャミールとムーとはこの時点で特に関係ないんだろうか……。
とりあえず、LCでは眉を剃るのはジャミールの習慣で(いやただの薄眉なのかもしれないけど)、ムーの人たちはそうでもないっぽい。でもムーの人たちも特にトーン肌じゃないから、アヴニールだけ特別だったのかな。デフがトーン肌なのと何か関係してきたら面白いんだが。
セージ様やハクレイ様が長生きなのも、シオンやユズリハたちがサイコキネシスに達者なのもムーの末裔だから特別なのかと思ってたけど、そこは全く別の理由だったのかなあ……。
あるいは、ムーの末裔がアヴニールを埋葬した地の一族とジャミールとで分派していたとか? だって、貴鬼たちについてはムー大陸の血が〜と大全設定でしかありませんが設定されてるのだし。
ううむ、いろいろ分からなくなってきました(汗)。

分からないといえば、カイロスについても。
セージ様とハクレイ様の会話からすると、カイロスについて詳しく分かってたかはともかく、それっぽい存在についてはある程度認識してたってことなのかな?
……だったら、アスプが杳馬に接触した時にも気づいてやれようううううとか思ったけど、実際どこまでカイロスについて理解してたか分からないから、とやかく言えんよな……。言うだけは言うけどな。
杳馬のあのテンマ似の姿とか、シルクハットとか蝶ネクタイとかタキシードとか、あの辺は全部18世紀のカイロスならではの仕様だと思ってたけど、前聖戦のちょっと後くらいの時代であのビジュアルで現れるのか。そうか……。
「天魁星の冥闘士=カイロス」で杳馬は常時冥闘士になる人間なのか、カイロスはあくまでカイロスとして転生し続けていて、杳馬の時代にたまたま天魁星の冥闘士にもなりテンマの父にもなったのか、本編の時は結局よく分からないままだったけど、前聖戦の後に自由にカイロスが動けてるということは、前者ではないと確定したと考えていいのかな。アスミタの数珠はなかったにしても、クレスト先生が魔星の監視をしていたように、天魁星=カイロスならハーデス戦後まで自由に動き回れるものでもなさそうな気がするし。
あとは、まあそんなんできるんだったら常時やっとけよという気になるから可能性低いけど、二百数十年前に現れたカイロスが杳馬自身で時を超えて現れた可能性もなくもないかもしれないような。ないか。
話的に分かりやすくするためとはいえ、人間としての名じゃなくあっさりカイロスと名乗って見せるあたり、二百数十年前のカイロスには人間としての名前はなかったのかね……?
牡羊座の聖衣を狙ってるのは、二百数十年後に自分が天馬星座の父になる未来と、更にその二百数十年後にシオン教皇が殺されてサガの乱が起こり、天馬星座がますます大躍進する未来を見て、最初からシオンという黄金聖闘士が生まれないようにするためとかなんだろうか……。あ、でも、アヴニール本人もいろいろ大変な身の上だったようだから、普通にそっち関係なのかな。

時の流れから切り離された空間という設定は、ベタといえばベタだけどとっても好みです。
時間が完全に止まっている人たちと、動ける人たちの違いがどこから生じてるか気になるな〜。魂が離れたら肉体はずっと前に死んでいたように滅びちゃうということは、セージ様やハクレイ様のようにほっといても何百年も生きられるような体ではないってことなのかな。
でもって、動いてる人たちは、見た目は若いまま心は二百数十年の時間を経て老いていくわけで……。うわー、こういうのめっちゃ好みだ! クレスト先生のショタジジイっぷりもすごく好みだったけど、今回現れた少年(?)もめっちゃアリです。アリすぎです。一人称が僕なだけの少女でも可。

有隣堂で注文したアスプロス外伝、無事届きました。
喜久屋とこみらのも無事注文されてますように。あととらはいつものことだけどはよ送ってくれ……。予約毎度便でさえこの遅さ(汗)。
あと、昨日の感想で「双子座の聖闘士は特に考えるの大変」と書いたけど、本当はどの星座も大変だと思います……。すべてはサガ厨の発言ということで。



2015年01月08日(木) LC外伝12巻感想+記録者の譚歌感想

相変わらず、有隣堂と喜久屋書店ととらのあな、そしてこみらの分はまだ届いてないので、特典感想は後日。
今回、有隣堂は発送日に連絡くれない形でお願いしてるので(単にTELしましょうかと聞かれなかったのでお願いしなかっただけなんだが)、本当に送ってくれるかドキドキしてます。喜久屋書店はいつも発送連絡くれないから、こっちはいつもどおりでドキドキ。でもって、こみらの分は、入荷数を確認してからくれた6日の電話が実は電波悪くてあんまりよく聞こえてなくて、実は「確保しました」が「確保できないんですが」かもしれないまま頼んじゃってるので、明日以降送る前にTELくれる時に再確認しないとと思ってるんでこれまたドキドキ。なんせ、自分の名字思い切り間違われてたからな……。最初の電話できっちり名乗ってたし、二度目の電話を受ける時も名乗ったはずなんですが(汗)。

LC外伝12巻特典
通常アニメイトペーパーの方は、届くまで画像を見てなかったので、現物で初めて絵柄を知りました。どれか一個くらいデフも描いてある特典があることに期待してたので、また一つ期待が消えました。残るはこみらのくらいですよ。こみらのどうでした? デフいました?
アニメイトの通常特典は、茨の玉座に座るアスプー兄さん。こういうの似合うからすごいよなあ、兄さん。不敵な表情も素敵。
アニメイトオンライン限定版特典は、クリスちゃんと水の表現がとても綺麗。兄さんは珍しく(笑)大人しげな表情ですね。
ゲーマーズ特典は、ウルスラさんが良い仕事しすぎててクリスちゃんやばピンチ。2話目以降の衣装のカラーは、この特典がないと分からない……のかな? 喜久屋のは1話の衣装だよね?

LC外伝12巻背表紙
なんか印象違う……って、あー! 兄さん文字や巻数表記が紫で冥衣仕様や!
どれだけ特別待遇なの、アスプロス(笑)。

LC外伝12巻表紙
そんなわけで、タイトルロゴも「THE LOST CANVAS」の文字は青くなくて赤、外伝の文字もいつもの赤→黒っぽいグラデではなく赤紫→紫っぽいグラデ、12巻の字も赤字じゃなくて紫字という特別仕様でした。雑誌やネットで見た時、気がつかなかったなあ……。
他のデザインは、宮を背負ってるデザインが9巻までと共通。とりあえず表紙といえど兄さんとドヤ顔は外せないものらしい(笑)。

LC外伝12巻作者コメント
双子座というか、サガの人気は黄金聖闘士の中でも間違いなくトップクラスだから、双子座の聖闘士の造形は何かと大変だよなあ。同一人物のGサガ、LoSサガだけじゃなく、パラドクスたんも、そしてアスプロスも。どこまでなぞるか、どれだけはみ出させるか、どこを独自要素にするかの苦心惨憺ぶりがどうにも感じられる。なおかつ、原作キャラを落とすことないような配慮も必要になってくるわけで、その辺がフリーダムなのはサガ登場前にアーレス教皇作っちゃってたTVアニメと、サガよりよほど自分の方が大変なんだと主張できるカインさんくらい(笑)。
基本的に、私は各星矢派生の黄金聖闘士については、名前の同じキャラについても違うキャラについても、LCやΩのように原作(無印)に歴史的に繋がるはずの作品でさえ、もろもろの八犬伝物の八犬士を見るような感覚で見ていたりします。ので、それぞれのキャラを原作の聖闘士とは切り離して考えながらも、作り手は元作品の黄金聖闘士をどうあっても意識しちゃって当然と思ってます。特にLCはデザインは流用のキャラはオリジナルという複雑な位置付けだから、より難しいものもあったんだろうなあ……。どうしても見る側が原作キャラに引きずられがちになっちゃうわけで。
かく言う私も、LCキャラは原作キャラとは別人別人と思いつつ、100話のカルディアさんを見た時は言葉を失いましたし、152話のアーレス教皇コスプレしてる双子兄を見た時は「止・め・て」と思ったもんです(笑)。思っちゃうんです、だってアーレス教皇……と呼ぶと本当のアーレスさんに申し訳ないから言換えてアニメの黒サガ、めっちゃ小物なんだもん!(笑)
そんなわけで、アスプロスの初登場(厳密には再登場)を見た時は、本当に、本っ当にどうなることかと心配してました(笑)。どんだけ駄目人間なキャラが登場したのかとハラハラしてました。一方、サガのような二重人格の可能性も期待して、生前の聖闘士時代はすごく真っ当なキャラだったんじゃないかと思ったりもしたものですが……。
そんな真っ当な聖闘士時代を夢見れたのは153話まで。話が進めば進むほど、強烈なキャラ描写にのけぞるしかなくなっていきましたが、気がついたらそんな強烈キャラにどんどん惹かれていきました(笑)。どのキャラの時も外伝が終わるのが寂しい気持ちはあったけど、いちばん名残惜しいのはアスプロスなくらい。
だから、手代木さんが袖のコメントで「祭の後みたいに寂しい」と書かれてるのは、なんかとても共感を覚えて嬉しかったです。あ、デフテロスの時は「やべー! アスプー外伝くるし嬉しいヒャッホー!」でちっとも寂しがってなかったことは内緒だぞ☆ こんな私だけど、アスプとデフならデフの方がよほどサガに人物近いと思ってるんだが……(汗)。

LC外伝12巻扉絵
あの肩パーツがないだけでまともな教皇の法衣に見えるね……!
幼児時代のアスプロスとデフテロスがちんまり可愛い。マスクを持ってるデフテロスも、それを見てるアスプロスも、それほどマスクに悪印象を持ってる感じがしないので、ひょっとしたらこれが初めてマスクをつけるよう言われた場面なのかと思っちゃいました。あと、大き目の服をぶっかり着てる可愛さはアスプもデフも共通だけど、デフの方がより大きくてサイズの合ってない服を着てるようにも見えるので、彼はちゃんと服をあつらえてもらえはしなかったんじゃ疑惑がどうにも(汗)。アスプは肩出てないけど、デフは出てるもんな……。袖丈も、デフのが大分長そうに見えるし……。

LC外伝12巻人物紹介
手代木さんのブログで知っちゃいたけど、本当に特別仕様でかつ描き下ろしとか(笑)。
あ、でもこれでアスプとデフの英語版の綴りきっちり分かったから、双子本を出すことがあったら参考に出来るね! そんな予定ないけどね! ……いや、多分、もうないと思う……多分……。
作品全体で見た時のアスプロスの特別扱いっぷりがすごいな。レグルス好きとして嫉妬。

LC外伝12巻目次
おう、ここも白い部分が黒く黒い部分が白い特別仕様。
今回のEX TRACKがデフ外伝と同じタイトルだったので、今度はアスプロス編なのかと期待してたのですが。……ああ、うん。内容は本当良かった……。

LC外伝12巻あとがき
SPECIAL THANKSのTHANKSを無視して兄さんがSPECIALですって意味かと思っちまいました。派手じゃのう、兄さん。

Other dream
ま・さ・か・の!
まさかの、アスプロス外伝単行本のおまけマンガがデフテロス主役ですよ! まさかの……!
いや、シジフォス外伝もイリアスさん視点なイリアスさん主役っぽいマンガだったけど、墓しか出ない厚遇じゃなかったですよ……。まあ、でも、デフ外伝が半分くらいアスプ外伝として機能してたことを思えば、これでやっとチャラですかな。草葉の陰から兄さんがギリギリとデフテロスを睨みつけてそうな気がしますが。
内容は、冗談抜きに良かったです。デフ外伝のおまけマンガと同じタイトルだけに、目次を見て期待したような対になる物語ではなかったけど、デフ外伝のおまけマンガと繋がる作品だと思った。当時は意識していなかった「命を捧げるもの」を「兄」と定めたのがこの時期のデフテロスなんだな、と。つっても、この子、お兄ちゃんが生きてた時からお兄ちゃんのために生きてるとしか思えない有様でしたけどね! ブラコンイエー!
デフテロスとシジフォスの初対面が描かれたのは意外、かつ嬉しかったです。デフにとってはシジフォスは知ってる顔で、シジにとっては初めて見た相手。シジフォスの驚き顔が可愛いな。
シジフォスの教皇辞退の理由について、闇落ち確定の未来を知ってたからと説明されましたが、この辺は連載当時はどういう理由を想定してたんだろう……。
シジが教皇の座を辞退したことについて問うデフがちょっと怒ってるようにも見えるのは、兄がこだわったものをあっさり捨てれることへの怒りかな。
前回の「Other dream」で出会いが描かれていたシオンが、シジフォスの挙げる確かな才の代表になってるのが何とも面白い構成。実際には、この時点でシジフォスがシオンを教皇候補に値するキャラとまで考えてたわけでもなく、14巻で描かれてたような散らしたくない若い才能の一つと思ってただけなんだろうけど。
18巻デフは、あのボロボロの格好のまま兄さん抱えてカノン島まで向かってもおかしかないと思えたけど、さすがに着替える余裕と墓作る余裕はあったようです。アスプの墓の周りが掘り返されたばかりの様子なのとか、胸が痛い……。この時はまだ着てたシャツをどうしてカノン島で脱ぐに至ったのか、喧嘩鬼のキャラ作りの過程を見たかったんですがもう望めないだろうなあ……。寂しいわあ。なんでデフはガングロなのかも明かされなくて、残念。

LC外伝12巻裏表紙
三者揃い踏みの上に水の描写でケートス要素もあって、とても密度みちみちなイラストですな。そしてもはやお約束の紫字。これだけ見てると、クリスちゃんが冥闘士になることは分からないし、ネタバレ具合も上手いなあと思う。絵だけじゃなくテキスト部分についてもね。

LC外伝12巻カバー下
分かっちゃいたけど、本当にデフ不在。おかげでノートパソコンを渡さずにすみます。


記録者の譚歌感想
ボニータ表紙はチャクロとリコスだったけど、番外編はサミが元気に生きてた頃の話。サミ、やっぱ可愛いよなあ。傍から見てても、チャクロとサミは恋人同士のように見えてたんだな。この二人が両片想いじゃなかったら、絶対私はリコスの恋を素直に応援できなかったから、二人が両想いで良かったよほんと……。
そして、チャクロの祖父も登場。コガレさんは無印だったのね。考えてみたら、無印でもなければ「祖父」にもなれないのか……。
キクジンは番外編で初登場のキャラかな? よくよく探したらこれまでのモブにいたりするのかも。キクジンの抱く泥クジラのイメージは実際のところ、泥クジラの正体を言いえてる風でもあり。今後の本編での登場に期待しちゃうのだけれど……。



2015年01月07日(水) ベイマックス観てきた

Twitterでやたらと良い評判が目立ったベイマックス、やっと観てきました。
アナ雪もスルーした私なので、ディズニー映画を劇場に観にいったのは人生初かも。同時上映の短編映画がついてるのを知らなかったので、最初面食らいました。で、その短編映画の愛犬とごちそう、可愛いんだけど良いオチだったんだけど、「それは犬に食べさせちゃ駄目だー!」な食生活過ぎて見てられなかったです(汗)。人間の食べ物をほいほい与えちゃ駄目だー!

それはさておき、ベイマックス、さすがの面白さでした。
CMから受ける「少年とロボの心温まる物語」という印象は思い切り裏切られるという前評判は聞いていたけど、そこから想像していた以上にアクション映画でした。原作はアメコミだってのも聞いてたのに、めちゃくちゃ熱血アニメだとも聞いてたのに、それでも予想の枠を超えてた(笑)。
それと、ベイマックスの可愛さも想像以上で……! 見た目に可愛いのは分かってたけど、動きも仕組みも彼の行動原理も全部可愛い。
狭い場所を通る時、横歩きでちょこちょこ歩く姿の可愛さなんかもう、凄まじかったです。ううう、可愛いよう。ベイマックス可愛すぎるよう。
タダシが生きてる間にヒロがベイマックスと出会ってるのも知らなかったし、ベイマックスは普段はあんな風に収納されてるのも知らなかった。てっきり、タダシが死んでからベイマックスと会うものと思ってたし、傷心のヒロを癒そうとしてベイマックスはヒロの前に現れるものと思ってたので、軽い怪我をしたヒロの「痛い」に反応して起動するのも驚きました。
あと、ベイマックスはふんわりした柔らかい素材が詰まってるものと思ってたので、詰まってるのは空気で穴が開くとすーすー抜けてっちゃうというのも驚きでした。自分でテープ貼って修繕してるのがまた可愛いのなんのって。

仮面の男の正体は予想通りだったけど、ヒロがタダシの友達と組んで彼の野望を打ち砕こうとする流れは熱かったし、仮面の男の正体を知って復讐に心が偏ったヒロを仲間が止めようと必死になるのも良かった。
ベイマックスが胸部にあるプログラム追加用のスロット?を開けなくするのも好きだなあ。あれ、最初は壊れて開かなくなっただけなのかと思ったけど、最後にタダシ作のプログラムをヒロに残してるってことは、ケアロボットとしての本懐を大事にするためにヒロ作のバトル用のプログラムだけになるわけにいかんと判断しての行為だったんだよね……。
ケアロボットのプログラムを握ってたのがベイマックスの意志とすると、最後に「もう大丈夫」と言ってもらえてやっとヒロから離れられる部分はケアロボットとしてのものじゃないのかってことになる気もするけど、偶然握られてたというよりはやっぱヒロのために残そうとしたんだと思いたいなあ。

エンドロールは、最初一枚絵かと思ってたけど、ずっと見てたらだんだん夜になってきてたのでアハ体験してる気分でした(笑)。
声優情報は何一つない状態で観にいったので、タダシの小泉孝太郎とキャスの菅野美穂には驚きました。ただ、絵付きで紹介される声優クレジットの方はちゃんとヒロたちが優先されてるのに、後で流れた字だけのクレジットでキャスとタダシの名前がヒロたちより先に出たのは納得いかん〜! それくらいなら、最後に二人だけ間空けて表示してくれる方が良かったと思う……。

あと、最後のオチが秀逸だったので、途中で帰っちゃった人がいるのが可哀想でした。二度目三度目とかなら良いけどさ……。
富豪が悪の正体というネタを楽しそうにふってきてたフレッド本人が金持ちで、しかも実は……というのがな。あんな大事に巻き込まれてるのに、執事さんが落ち着いてるわけだぜ。



2015年01月06日(火) エピソードG.A13話感想

吉乃ちゃんは外野じゃなかった聖闘士星矢エピソードG.アサシン第13話「アリス」感想。

めっちゃ重要人物じゃー!
アサシン1話の頃は導引のためだけのちょいキャラの可能性もあるのかと思えた吉乃ちゃんですが、むしろ超重要人物だったようで。
といっても、顔の無い者たちにとってはあくまでモブ同然で、聖剣所持者たちにとってのみ重要というかもうゴールに等しいトロフィー的存在って感じ? 日本の普通の女子高生(女子中学生だっけ?)がなんでそんな特別な存在になっているんだろう。
考えてみたら、アサシンは主神を奉る戦士たちが敵というわけではない、珍しいパターンの物語なんだよなあ。マニゴルド外伝は神様特に関係ないけど、その辺は原作の暗黒聖闘士編も同様。とりあえずドンはいる(笑)。デジェル外伝もヴィーヴルはあくまで力を利用してるだけで神様を奉っちゃいなかったけど、とりあえずガーネット様を中心とする一派ではあった。でも、剣闘士たちは時代も舞台もバラバラの存在で、それぞれの思惑でのみ動いてる感じ。目的や目標は一緒でも、同志ではない。
ひとまず、吉乃ちゃんという軸となる存在が判明したことだけでも大きいけれど、分からないことが多すぎてすっごく先が気になります、アサシン。

それにしても、アリスの世界にもちゃんと聖剣にあたるものがあったんだなあ。調べたら、ジャバウォックという言葉には確かに見覚えがあった。でも多分ARMSの知識だな。読んだことはないけど。
アリスが魔剣起動させた姿が、ハートマークいっぱいで、アリスの女子力の高さ(笑)と同じくらいハートの女王を思わせてくれます。いいデザイン。
吉乃ちゃんはこれまで顔の無い者たちには遭遇してても、聖剣所持者には会ったことはないんだっけ。ランスロットやローランに会った時の反応が双方とも見てみたいのう。

閉じ込められそうになった吉乃ちゃんをアイオリアが助ける場面の見開きがすごくかっこいい。
あと、吉乃ちゃんがシュラだけじゃなくアイオリアもさん付けだったのに萌えた。

アリスを指して「例の子」と呼ぶアイオリアは、聖剣所持者扱いを受けてるシュラよりよほど事情通っぽいけど、その辺の裏事情も気になりまくり。
でもって、次回から始まる共同生活新展開も!(笑)
最後のページ、アイオリアも吉乃ちゃんも表情がすごく可愛い〜。



2015年01月05日(月) 男坂横浜のジュリー編4話感想

スケ番たちは、なんか自主的にジュリーをすごく慕ってる感じがしたので良いキャラたちだと思ったけど、横浜百花撰はやっぱりジュリーを慕ってるのかもしれないけど小物臭が漂いまくっててジュリーもどんどん小物っぽい雰囲気になってきてる気がする。早いとこ、ジュリー本人にきっちり登場して欲しいなあ。
やっぱ、たくさん手下(ここは是非てかと読みたい)がいると思わせて、その実アニマルときこり衆しかいなかった神威ほどのインパクトには欠けるッス……。

鸞丸が子供たちに書を教えてるのはいいなあ。子供に指導しながら気づかれないように百花撰をあしらうのもかっこいい。


アニメイト、ダブりのアスプロス外伝オンライン限定版分キャンセルしてくれました。良かった……。


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