2014年08月17日(日) |
トッキュウジャーの主役たち |
トッキュウジャー、前回の話でやっとライトたちがまだ子供である可能性に気づいたのですが、その設定(仮)を前提としてみると、今回も伏線きっちり伏線はってある感じでした。 ライトが簡単な九九も間違えるのは、やっぱり本人がまだ子供だからじゃないのかな。と言いつつ、自分は基本的な算数レベルの問題をよく間違えるのですが(汗)。 トッキュウジャーは、チーム内でカプを妄想する気があんまり起きなかったんですよね。始まってすぐくらいは、ちょっといい雰囲気なのかしらと思う組み合わせもあったけど、結局は男女間でも色恋を感じさせない関係が好きだという萌えにシフトしちゃいまして。それもこれも、まだ彼らが思春期未満の年齢だからじゃないかと思うとしっくりくる。 逆に、グリッタ嬢は、命懸けの恋愛をする年齢であり、そういうキャラであるんだろうなと思う。 さて、この予想、当たってるかどうか。トッキュウファンの中ではわりと固い説のようですが……。
思い出し日記。
* この日もわりと涼しくて過ごしやすかったです。風、大事。 最初に東ホールに入ったけど、西ホールへの移動ももう一度東に戻るのも割合にスムーズ。 ゆうパックの受付もわりと早くに始まってたので、会場を離れる前にさくっと荷物を送れて身軽になれました。
が、アクアシティにある海賊コンセプトカフェ(これまたアスプロス会用)に向かってみようとしたのですが、ものの見事に迷ったり遠かったりで沈没。 地図で近くにある(ように見えた)ヴィーナスフォートに以前コミケ帰りに徒歩で寄ったことがあったので、行けるかと思っちまったんだ……! 年を考えろ、だった! 結局、ヴィーナスフォートで美味しくフォー(ベトナム)とチャーンビール(タイ)をいただいてきました。
思い出し日記。
* まずはコンビニを巡って地元で買えなかった「思い出食堂朝ごはん」探し。ネットでも見つからなかった本なので、もうコンビニ多い場所で探すしか手が無かったので、無事見つかって良かったです。
夏のコミケ会場というと猛暑の汗だくイメージですが、この日はそれほどの暑さでもありませんでした。風が強かったからかな。 それなりに汗はかいたけど、お茶もがぶ飲みするほどじゃなかったです。いつもなら会場で追加購入するけれど、この日は持っていった500ペット×2が飲みきらずに余るくらいでした。 あ、でも、会場でかき氷は食べました。普段、シロップの代わりに飲むヨーグルトをかけるかき氷しか食べてないせいか、妙に美味かったです。 昨年の夏は暑くてたまらなかったからなあ(汗)。
一日目はジャンプ含めたマンガFC日ではなかったのですが、☆矢ジャンルの本もぼちぼち買えました。映画本2冊と、☆矢絵も含む西位さんのイラスト本。西位さんの本は、Ω絵が載ってることは分かってたのですが、無印絵やリンかけ絵も載ってました。車田作品以外も素敵な絵が多かったです。買いな一冊でした……!
企業ブースにも寄ってきたのですが、あまりの混雑っぷりに早々に断念……。ていうか、人とはぐれました(汗)。 TOHOのあたりにいるという発言を聞き、「東方関係何か出展あったっけ?」という阿呆な勘違いをかますレベルの人間なので、はぐれるのも致し方ないというか(汗)。 企業に向かったのが午後だったからか、弱ペダ関係の販売物は思ってたほどの行列じゃなかった感じでしたが、しっかり山神のグッズは売り切れでした。午前はすごかったのかな……。トムスといえばLCの製作会社なので、LCと弱ペダが同時期作品でどっちもコミケでグッズ売ってたりしたら、弱ペダを恨むところです(笑)。 企業出口近辺で聞き覚えのある音楽を耳にし、思わず立ち止まって確認したところ、「RWBY」のPVの最後の方だけ見れました。吹き替え版、ワーナーから出るって……! すぐに頭から再生されたら最初から見ちゃうところでしたが(人を待たせてたと言うのに)、次に流れたのがジョジョだったので大人しく企業ブース離脱。なんとか合流も出来ました。
イベント後は、有楽町に向かうバスに乗り(急行じゃないけど席待ちも出来て楽♪)、徒歩で銀座にあるヴァンパイアカフェへ。 入ってすぐに、ベルの代わりに人形が悲鳴を上げるように、こだわりぬいておどろおどろしい雰囲気を作ってる店でした。 店員さんも、説明中にこっち(客)がおしゃべりをすると注意をしてくるほどのキャラ作りっぷり。ベルを振って店員さんを呼ぶスタイルでしたが、そのベルを移動させるだけで当然音が出ちゃう。で、店員さんが呼ばれたかと席まで来てくれちゃう(笑)。そのたびに、キャラを保ったまま相手してくれました。後に別の一団が入店してたのですが、中にその店に馴染んでるっぽい人がいて、「あのお兄さん本当はすごくいい人」とお連れさん方に説明してました。分かる。 また、カップルの客が何か注文した時、店員さんたちの寸劇が始まったので、メニュー次第で何か特殊イベント(笑)があるのかもしれないです。 ご飯の方も、コンセプトカフェというだけに見た目と雰囲気重視なのかと思ってましたが、予想外にちゃんと美味しかったです。お勧めできるお店でした。 アスプロス外伝の敵がバンパイアということでアスプロス会な気持ちで選んだ店でしたが、実際にはそれほどアスプロス話ばかりしてたわけでもなかったです。
ホテルは、洋室系だけど土禁で靴を脱ぐタイプでした。 テレビが地デジじゃなくデジアナ変換だったことに驚きました。さすが安宿。
コミケ直前でやっとサークルチェックできました。 最近はWEBカタログやpixivなどで、販売物チェックできるのが助かります。前は持ってる既刊を一覧にして、会場で持ってない本を確認して買うってことしか出来なかったからなあ。
2014年08月13日(水) |
幻解!衝撃ストーリー |
世界の衝撃ストーリーが幻解!超常ファイルになっておった(笑)。 ただし白千明が現実派、黒千明が超常現象支持派の幻解と違って、白椎名が超常現象支持派で黒椎名が現実派。 こないだビッグフット扱ってたから、よけいに思い出しちゃうだろうがー! まあ、ビッグフット編後半はビデオ録画失敗してたので見てないんだけどさ……。 同じ海外番組を利用してたのかな? BS版ではビッグフット編見たんだけど、昔のことで細かいこと覚えてないのさ……。
9DWの福井さんのツイートで初めて気づいたのですが、別チャンネルの投稿って、作家さんのインタビューが載った次の号の掲載が、その作家さんのカードをもらえるチャンスGETなんですね。 てっきり、インタビューが載った号に掲載された投稿でチャンスGETだと思ってました(汗)。 ……そうか、6月号掲載狙いのハガキを7月号に載せてくれてたのは、むしろ編集部の優しさだったのね……。どっちにしろ抽選は外れてるけどね。
2014年08月11日(月) |
LC外伝アスプロス編第2話感想+LC年表ここで追記 |
予告を先に読んではいけない(←関白宣言調で)ロストキャンバス外伝アスプロス編第2話「魔星に魅入られし者」感想。
ラダマンティス、ちょっと背中見せろ。 クリスちゃんの背中がああってことは、ラダマンティスの背中も同様の可能性大じゃないですか。ちょっと見せなさい。冥衣が出てきちゃった後だと痣が消えてるかもしれないから少年期のラダマンティス来なさい。 ……ふー。 いや、そりゃ、悪いのはうっかり先に次号予告を見ちゃった私なんですがね! まさかそこで堂々たるネタバレが……って予告なんだからそりゃ今月の内容は書いてあって当然なんですがね! クリスが冥闘士だと、2話を見る前に知っちゃったのは痛手でした。くっそー! しかも冥王士って誤字じゃんかくっそー! 冥王と打ってから王を消して闘士をくっつけてるんですか? それともMEITOUSIのTの字忘れたとかですか? おのれ別チャン編集部。(←LoSサガ調で)
まあ、そんなわけでクリスが冥闘士(私はすぺくたーで変換できるよう単語登録しているよ!)になることは分かっちゃった上で読み始めたアスプロス外伝2話。しかし、面白さはそんなことで失われるものではありませんでした。 前回の展開が展開だったので、洞窟で野宿&焚き火イベントでも来るんじゃないかと思ってましたが、さすがに夜が明けたばかり&主役はアスプロス兄さん。そんな泥臭い展開来るわけない。ウォールデンの別邸に身を寄せる形で二話目はスタート。 ここで前回船の沈没で亡くなった執事さん?の息子さんが登場し、アンドレ的なポジションのキャラじゃないですかやだーと頑張る少年×内気少女なロマンスを夢見た私の期待を見事に打ち砕いた5ページ目のアスプロス兄さん、憎や……。 多分だけどさ、この「息子」自体は実在してたと思うんだよね。会ったこともない人間が突然「執事(仮)の息子だよ☆」と登場したら流石にクリスちゃんも怪しみそうじゃん。レイボールドが化けるために事前に殺されちゃった可能性を思うと、辛いッス。実際はどんな子だったのか分からなくて、ひょっとしたらウォールデン家に悪意を持った子だったかもしれないけどさ……。まあ、「息子」が実際に存在してたか定かじゃないし、実在しててもレイボールドに殺されることもなく全く別の場所で生きてるかもしれないんで、そっちの可能性に期待しておく。 あ、あの少年本人がレイボールドで、冥闘士姿が青年?に化けてる可能性もなくはないのか。
アスプー兄さんの「隠れるのは性に合わん」モノローグを見て、デフテロスは隠れる方が性に合ってそうなのは誰のせいだと思ってるんだよてめコノヤローな気持ちになったという不思議。 デフ外伝の時はアスプロスに肩入れし、アスプ外伝だとデフに肩入れしちゃうってのはどういう理屈なんだろう(笑)。 アスプロスが聖衣未装着状態で攻撃を受けた時、レイボールドが「聖衣なし聖闘士www」してた時は「いや、基本的に聖衣だけでも飛んでこれますから」とツッコミ入れたくなりましたが、聖衣櫃はどうなるんだろうというのは気になり続けてます。しかも解消されない疑問でしょうね……。回収できるの?
クリスちゃんが喋れなくなったのは、ウルスラに襲われた時の恐怖による心因性のものだと判明。クリスが冥闘士にというネタバレさえ見てなければ、クリスちゃんが話せるようになったらゴールでミッションクリアなのかと思えたのに……。 レイボールドが語るところの「大切な者らの死と引き換え」の「永遠の命」とは「冥闘士としての生」なんじゃないかとドキドキしながら読み進められただろうに! はー、ネタバレ回避も折角の前日発売地域も役に立ってねえ自分の迂闊っぷりに凹む。 前回の回想でクリスちゃんが背中に攻撃を受けたり火に襲われてそうな姿で描かれていた理由、ちゃんと有ったんですね。どちらも本当にあったことなんだ。で、その仕打ちを聞いて、なんだかんだと驚いてるアスプロス兄さんったらもう。貴方、つい先日弟に何したか覚えていらっしゃる? コカロに何させようとしたか分かってる? それにしても、冥闘士が「冥土の土産」とか言うとなんかシュールだな。 クリスちゃんがこういった酷い目に遭う理由を「あんたが戦わないから」とレイボールドが言う場面、これもクリス=冥闘士だと知らなければ単に逃げがちな人間だからあかんのだという揶揄のように思えそうだけど、知っちゃってると「いいから早よ冥闘士になって戦えや」という意味にも取れますね。クリスたちの一族は力を手に入れたようで、同時に冥闘士と冥衣を封じる封印の役割を得てしまった、ということなのかな。冥闘士としてハーデスに与し戦うならばそれは途方もない力となるし、それを望まなければ冥闘士に狙われる呪いとなる。クリスの場合、クリスちゃんが死ねば血族であるウルスラに継承されるんだろうし、冥王軍的にはクリスが戦おうとしてくれればそれで良し、でなければとっとと死んでほしい……といったところか。エアハート的にはウルスラさんが踏み台で本命はクリスちゃんかな? 前回の話を読んだ時、今更冥王軍がウォールデンにちょっかいかけてくるのが、資金調達のためだったらどうしようとか思っちゃってごめんね☆ こうしてみると、ラダマンティスがイライラカリカリしていたのも、なんでもいいから主が欲しいと思っていたところに冥王軍からの誘いが来てやったーという流れだったのではなく、自分たちは本来冥王軍たちのために働くべきでありそのための力であると思っているのに、一族が動こうとしてないからだったのかもしれないなあ。もう最初っからハーデスのために生きたい人というのは変わらなかったのかな、と。 バレンタインにしても、都合よく従者が冥闘士として目覚めたのではなく、ウォールデンの呪いを一部引き受けていたのかもしれない。 ウォールデンが財を成したのが百年前。周期的にはきっと聖戦無関係だっただろうから、得体の知れない力としか考えてなかったのかも。でも、一応遺産が物的なものじゃないことくらいは説明しとこうぜ、執事(仮)のおっちゃん。 おっちゃんがまともにやってくれなかった説明をレイボールドがまとめてやってくれたところで場面転換。 しかし、ここ、攻撃受ける時にアスプロスがきっちり笑ってるのが、実にアスプロスだなと思いました。デフだったらあの場面で絶対笑ってないと思うわ。
そんなこんなで場面転換。 ボロボロかつ治療を受けたあともないほどの様子でデジェルさんが教皇の間に来てることを思うと、亡霊の闘技場の騒動から間もなくの話っぽい。とりあえず、デフテロス外伝→アスプロス外伝という時間の流れは確実、と。 報告はしても確たる証拠がないから当座のお咎めはなし、でも最終的な見極めはセージ様自身が行う……この流れから例の教皇暗殺未遂事件に繋がるんだと思うと、思い返して辛くなってくる。あんな試すような真似じゃなく、きちんと問い詰める形だったらまた何か違っていたかもしれないのに。ああ、でも、お兄ちゃん的には確固たる自分の場所が欲しくなっていたのだから、巫女殺しが明かされて聖闘士の立場から揺らいだ時点で既にアウトなわけか。 シジフォスは、牛外伝での二人の様子からして、アスプが昔と接し方が変わってきてることは分かってただろうけど、巫女殺しをするほどの危険人物とも思ってなかったみたいで。でもって、デフテロスのことは一切気づいてなかったと。「そんな事あいつは何も」の台詞が無性に好きです。「あいつ」という言葉が昔からの付き合いを思わせてくれるし、言ってくれれば良かったのにというもどかしさも感じられる。 実際、杳馬との一件させなければ、アスプロスはデフテロスのことをシジフォスとハスガード様に打ち明けられていたのかもしれないわけでさ……。もちろん、掟も弟も守り通して、本当に大丈夫となる時期まで黙っていたのかもしれないし、言わないことでシジフォスやハスガード様に迷惑が及ばないようにするという選択をしてたかもしれない。でも、二人への信頼のパイプが太くなってたら、打ち明けたかもしれないんだよ。杳馬のやったことって兄弟の仲をかきまわすだけじゃなく、アスプロスが他と結ぶ繋がりから断ちやがったことなんだぜ。……あ、でも、尊敬してくれてた後輩の気持ちを裏切って巫女殺ししたのは他ならぬアスプロス本人の選択だった。駄目だこりゃ。……いや、だから、もうちょいオープンに生きられてたら、自分の方が凶星かもと思ったところで味方がちゃんといると思えたかもしれないし、だったら勢いで巫女殺しすることもなかったかもしれないし。 考えが袋小路に入っちゃったので、もういい。結論、全部杳馬のせい!(笑) ……だけど、私がアスプー兄さん好きなのは、自分(と弟)の身に降りかかったことをまとめて杳馬のせいにしながらも、それまでの生き方を選択してきたのも進んできたのも間違いなく自分自身と分かっていて、そこに彼なりの誇りがあるとこなんだよね。 畜生、全部杳馬のせいと叫んでしまいにしたいけど、やっぱりアスプロスのせいでもあるんだよ。 とりあえず、セージ様もシジフォスもデジェルも、アスプロスが我欲で行動してるわけじゃなく、弟のことも掟のことも守ろうとする人間だということは分かってくれているのが嬉しかった。そして、彼らからすれば、だからこそこれから苦しい選択をしないといけないんだよね……。巫女殺しまでは、どんなに性格悪そうでも言うこときつくて怖くても、悪事らしい悪事をしてはいなかったということかな。なんかもう、苦しい。苦い……。 シジフォスが教皇の座を辞退したという話、例の試しのわりと直前かと思ってたけど、これが二年半前の出来事であれが二年前ならそうでもなかったということか。でもあの「二年前」発言も、今回のシオンの登場でまた怪しくなってきたからなあ……。やっぱ、アスプロスの方が相応しいと思ってて辞退したんだろうかシジフォスは。アルデバラン外伝であの態度を向けられててなお、懸命にそこを目指していることが分かってて辞退したんだろうか。なんだよもー、お人好しかよ。それとも単に自分が現場を離れたくなかっただけかよ。両方かよ。ああ、やっぱり苦しい。ど畜生。
失礼しますで教皇の間に入ってくるのが誰かと思ったら、シオンでした。 ごめんね、思いっきりハスガード様期待しててごめんね! シオンだった時「チッ」とか思っちゃってごめんね……! 場の空気がおかしいことは気づいても、特にやりとりに混ぜてもらえないのは、出発直前というだけじゃなく、シオンが若造だからかと思ってしまいました。 いや、そういう若造キャラでこの時点では次代教皇として考えてももらえてないシオンが、実際には教皇になるというのがそれはそれでロマンだなあと思ったので。 24ページの表現、好きだなあ。 この流れで次はシオン外伝だろうってのは、やっぱ構成上手いですね。
場面戻ってクリスちゃん&アスプロス兄さんのいるウォールデンさん家。 「戦わねば思い通りにならん」はとても良い台詞だと思うのですが、兄さんの場合は自分の思い通りにしようとして今後えらいこっちゃな目に遭うし遭わせるし、ていうか遭わせたしということを思うと、ほどほどにしましょうねと思わなくもない(笑)。 それでも、これが兄さんの基本スタンスなんだなということはよく分かりました。本当にこの人は、運命に反発してなんぼな考え方で生きてたんだな……最終的に飲み込まれてた気がぎゅんぎゅんするのがなんですが。 双子座の聖衣がちゃんと自分のことも助けに来てくれて良かったね、アスプロス。双子座聖衣って、つくづく見放し率低いよな……。サガのこともなんだかんだとほっとかずについてきてくれてたわけで。「あの人、私がいないと駄目なのよ」な共依存キャラはデフテロスだけじゃなく双子座聖衣も同様ですね。 前回のエアハートの技はアークエンゼルかと思うようなビジュアルでしたが、アスプー兄さん新必殺技は、グラビティ∞にしか見えませんでした。重力技じゃなく磁力技とのことですが……。こうしてみると、やっぱりGE以外は空間技に特化してる兄さんは、どういう理由からか炎熱系・大地系の技を目指したデフテロスより強そうに見えるなあ。
黄金聖闘士が強いんじゃなく俺が強いんだよのドヤ顔が、見事にデフテロス戦や杳馬戦のアスプロスと変わらなくて、面白いくらい昔っからこうだったんだとますます思い知らされました。 でも、デフテロスは何を見てきたんだとは、思わない。……というか、思わなくなった。外伝が始まる前は、もうちょっと裏表ある人なのかと思ってたんですよね。教皇候補に選ばれるような人格者の面は、取り繕って見せているのかと。子供の頃から素で偉そうだし上から性格だしってのは本編でも分かってたけど、一滴以降がどんな態度だったかは教皇暗殺未遂事件でしか描かれてなかったから、そりゃもう神様みたいな人なのかと思ってたわけです。 ところが、実際はアレですよ。 アルデバラン編で嫌味炸裂(でも言ってる中身はわりと筋が通ってる)。 シジフォス編で厳しすぎる発言連発(でも言ってる中身は限りなく筋が通ってる)。 デフテロス編で全方向に態度大きい(さすがに言ってる中身の筋は通らなくなってきてるぞ)。 でもって、アスプロス編1話。冒頭の紳士な態度も、すぐさまイラッと来てる態度も、どちらも間違いなくアスプロスなんですよね。シジフォス編での彼が、冒頭シジフォスたちと行動できて本当に嬉しそうにしているのも、シジフォスの失態に本気で怒っているのも、どちらもアスプロスだったように。紳士な自分を取り繕っちゃいない。あの場面でアスプロスは、全力で完璧に紳士的な出迎えをしてる。どこまでも生の自分で勝負してる人。なんていうか、隠し事はしてるけど裏表はない、そんな人だと感じられた。 だから、今回の「聖人にも悪魔にも」なり、「罪人も救うし神も殺」すという発言も、ものすごくすとんと自分の中に落ちてきまして。アスプロスは普通の人間がそうであるように多要素を抱えていて、どれも堂々と表に出していたんじゃないかな。 で、クリスちゃんの混乱を労わる場面もクリスちゃんに謝る場面も、アレはアレで兄さんの素の優しさなんだなあと思ったわけで。あんな風に17年前シジフォスに対しても「言い過ぎました」と謝ってたかもしれないじゃんと夢見ちゃったわけで(ただし自分の正当性については主張を譲らなさそうなイメージ)。 聖域からすると、厳しいけど優しい人であったり、間違ったことは言わない人だったりして、それで教皇候補として数えられてたんじゃないかな。 少年期の描写では、デフテロスに接する時のアスプロスも結構ピリピリしてるので、アスプロスのそういう部分はデフテロスも分かってたんじゃないかと思うんだよね。優しい部分も厳しい部分も見ていて、間違ってる部分にも気づいて、その上で「兄さん=光」枠を譲らなかったのかなあ、と。目に映る部分の問題じゃなく、デフの中の判断の部分でズレが起きてたのかなと思いました。 ……そろそろ日本語力が怪しい感想文になってまいりました(汗)。
ウルスラさんたちの船が空間を切り裂いて現れる場面、かっこいいです。 希望の船の動力はひでえものでしたが、こっちの動力はどうなってるんだろう……。 目の前でエアハートにしてやられた時の悔しそうな様子を見ながら、こんだけ出し抜かれがちなのに出し抜かれるの嫌いな性格って大変ね……と思った私ですが、一応本当にアスプロスのことはTOP3で好きなキャラです。常に馬鹿にしかしてない気がしてますが、本当です……。 クリスが冥闘士だって知らずに読んでドキドキしたかったな、この場面。 白鯨星座のクジラって、アンドロメダを襲ったクジラってことでいいんだよね、確か。てことは、聖闘士とある意味神話が被っている冥闘士になるのかも、天損星のケートス。女子冥闘士は無星のパルティータさんを除けば二人目、ですかな? 展開的に、アスミタ外伝の時に来るかと思って結局来なかった冥闘士になりそうな人間を助ける話になるのかな? 助けられずに倒すことになったら完璧に任務をこなすことにはならないと思うんですが、どう来る兄さん? もし、クリスちゃんが冥闘士にならずに(いや、現に今なってはいますが)、聖戦に参加することがなくなったら、アスミタの数珠の抜けてた二つ分の一つはクリスちゃんの分ということになったり……はしないかなあ。 で、聖戦参加を拒否しそうなルコさん分も実はカウント外だった、とか。 あ、でも、チェシャが生きてるから色変わってないんだ説も捨てがたいので、やっぱりなんとか数珠の色が変わらなかった件について解説乞う。
ウォールデン家の場合、ラダマンティスにしてもクリスちゃんにしても、大切な人の死が冥闘士になる必須条件っぽい様子。 トクサの時もそんな感じだったけど、ルコさんの場合はペフコちゃんを助けることが冥闘士になる交換条件だったから、全冥闘士に必要な条件というわけでもないのかな……。それとも、ルコさんの場合は、ペフコちゃん以外の命を差し出していたそっちで条件クリアしてるとか? チェシャにいまいち、そういう暗いバックボーンが感じられん……。
* 今回も年表更新できる新規情報があったのですが、微妙に考え方から煮詰めないといかん感じになってるんでどうしたものかと。 シオンがジャミールから聖域に帰ってきたのはテンマとサーシャが再会したのと多分同タイミング。 テンマがサーシャと再会したのは聖域に来て数ヶ月。 教皇暗殺未遂は二年前で、テンマが聖衣を得るのに必要だった年月も二年。 アスプロスが謀叛をやらかす直前にテンマとテネオが握手しているので、二人が出会ったのも二年前。
以上の情報から、自分は年表について次の順番で考えてました。 1.デフテロス外伝&アスプロス外伝(二年半前) 2.テンマが聖域に来る(二年前) 3.シオン、ジャミールから帰還(=ユズリハ外伝後)(二年前)(テンマが聖域に来てから数か月後) 4.教皇暗殺未遂(二年前) つまり、テンマが童虎に言われていた聖域に来て「数か月」の期間も「二年」のうちに数えていたんですね。
ところがどっこい、今回の話によると、シオンがジャミールに旅立ったのが二年半前とのこと。 てことは、そもそもテンマの修業期間を「二年」と考えてたのが間違いで、岩を砕けなかった時期から数えて「二年」、実際の修業期間は「二年と数か月」と考えればいいのか?
ジャミールの任務が二回あれば問題ないので、とりあえず以下の感じならいける? 1.デフテロス外伝(二年半前) 2.アスプロス外伝開始(二年半前) 3.シオン、ジャミールへ(二年半前)→ユズリハ外伝 4.アスプロス外伝終了(二年半前) (テンマ、聖域へ?) 5.シオン、ジャミールから帰還(二年前)(3の任務とは別かも) 6.テンマとサーシャ再会(二年前) 7.教皇暗殺未遂(二年前) どっちにしても、テンマの修業期間が二年なのか二年と数か月なのか分からないとか、アスプロス外伝から教皇試験まで結構間が空くという部分は避けられないので、正直言うと全部まとめて二年半前から数か月以内の出来事と考えたいとこなのですが。 ある年の12月に「二年前の1月」というのと、ある年の1月に「二年前の1月」というのとじゃ大分差があるので、アスプロスが言う「二年前のあの日」とか童虎の言う「よくこの二年で」が具体的にどれくらいの昔なのかよく分からないんだよな……。
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