| 2014年04月13日(日) |
対となる双子イメージ歌 |
Twitterで好きな作家さんにお誕生日おめでとうと当日に言えるってのは、すごい時代が来たもんだなあとしみじみ思う。 しかしリプ不要と書き添えるのは、かえって全リプを催促してるようで気まずくもあるね(´・ω・`)。
* ブレス同人誌を整理しようとしていたら、ふっとブレスのCM曲と原曲のどっちかの歌詞が思い出され、それがアスプー兄さんのイメージにしっくりすぎてCD探さなきゃCDな気分になりました。 CDは見つける余裕がなかったけど、歌詞はネットで見つかりました。浮かんだのはナイトホークスの方でした。歌い出しの歌詞がものすっごく今月号の兄さんなんだよ……。間抜けなピエロだと気づいて戸惑っていたり、信じてきた道を迷うようになったり、気がつけば崖っぷちにいたりするという追い込まれた歌詞でな……。 元々この歌はTOSHIの「RUNNING WILD」と響きあうような歌詞で、「RUNNING WILD」が励ましてる相手側の心情を歌ったのが「Breath of Fire」といった感じなのですが、「RUNNING WILD」の歌詞からはアスプではなくデフテロスが思い出されました。 外伝で気張ろうとしてるデフテロスに似合う感じの歌。なんだか本当に対照的なイメージなんだな、あの兄弟。 それにしても、あれだけ頑張ろうとしていたのに結局半年間アレってことは、最後にデフに何が起こるんだよ……。帰ってきたお兄ちゃんがよほどほっとけない様子だったりしたのかね。どう考えてもあの兄弟、デフテロスの一方的な依存じゃなくてお兄ちゃん側も依存してるからなあ……。
今月の別チャンについては事前に弱ペダ勢のざわつきを感じ取っていたので、ゼノンの時同様の購入困難状態を予想してはいたのだけれど、結果は予想以上のものだったらしい……。 弱ペダ読切面白かったし(というか可愛い)、まだ開封してないけど付録の出来もいいらしい。でも、普段買ってる人たちが読めなくなっちゃうのはやっぱり嬉しい事態じゃないですね(汗)。もっとも、私のような定期購読申し込み組は普段も今月も安心して買えてるわけですが……。 できれば、弱ペダ目当てで買った人が弱ペダ以外の作品にも目を向けてくれると嬉しいな。そのために出張付録つけてるようなもんですし。でも弱ペダを最近になって好きになった人の多くは、別チャンどころか週チャンの他作品すら興味なさそうなイメージだなあ(偏見)。最近の週チャンよりはまだ別チャンの方が親和性ありそうな気もするけど。読みやすい作品多いと思う、別チャン。
| 2014年04月11日(金) |
LC外伝デフテロス編第2話感想 |
良かった無事11日発売だったロストキャンバス外伝デフテロス編第2話「凶ツ者」感想。いや、なんか関東住まいの方が本屋に発売日に入手しないかもと言われたって書いてるの見たから怖くてさ(汗)。
ブラコン対決だよ! って言いたくなるくらいのブラコンキャラが出たよ……! しかし、本編だけだとLC界どころか星矢界最強のブラコンキャラに思えたデフテロスが意外とそこまででもなかったと外伝で描かれたことで、エマがブラコン一強に見えちゃってるんだよな……。対比するブラコンがいるせいで、外伝がむしろデフテロスのブラコン否定話になっているという。 まあ、最終的にお兄ちゃんに命をあげてるあたり、脱却してるはずが結局出来てない印象になるから、その点は外伝があろうと本編のデフの「ブラコンだったけど脱却したけどやっぱり脱却できてなかったストーリー」と矛盾するものではないのですが(笑)。
しかしブラコン二人より何より、冒頭だけで私のハート鷲づかみしていったアスプロスの存在感たるや。分かっちゃいたけどほんと美人だな。 いやもう、前回の巫女さん殺人事件についてアスプロス視点の種明かしがあったせいで、結構本気で「あれ、これやっぱデフテロス編と言いつつアスプロス外伝の側面も持つ双子座外伝なんじゃね?」という不安があったんですよ。それくらい、アスプロスの描写が良かったんですよ。 本編連載時、153話や154話の感想で「本当はアスプロスが凶星」で、それを知ったことがアスプロスの転落の一歩目だったのではないかと書いていたものの、結局杳馬との出会いがきっかけだったと描かれていたことで、アスプロスがそういった可能性(=自分の方が凶星)を知ることはないままだったのかと思っていたのですが……。 冒頭だけで無性に泣けてきちゃったのは何なんだよ……。最初に二人に対して下された神託での「凶星」が冥闘士となる「魔星」を指していたのかどうか、周囲が「凶星」という言葉をどう判断したかは、分からない。けど、アスプロスは、自分たちの未来の姿を見せられた時に自分が凶星だったと考えてしまったんだと思う。杳馬の吹き込みを横においても、立場の逆転を悟ってしまったんだと……。 これまでだってさんざん兄さんの性格悪いとこ見せられてたけど、それでも今回のあの神託がいちばんのきっかけになっちゃったんじゃないかと思っちゃったじゃんかー! 最後の後押しは、狂戦士戦をクリアしたデフテロスが、狭い範囲とはいえ周囲に認知されたことかなと思うのですが、それでもあの巫女さん大量殺人のようなやっちゃいけない一線を越えさせたのはあの神託のせいじゃないかと思ってしまった。……いや、本当に最後の一押しとなったのは、結局自分が教皇に選ばれなかったことなのか……。 巫女さんたちを思い切りよく殺っちゃったのは巫女さんたちの神託を見た勢いではないかと思っちゃいたけど、それでもその「未来」はせいぜい教皇暗殺未遂&失敗の場面かと思ってたんだけどな……。実際には、その更に先の、死後のアスプロスの姿を見ての行いだったなんてさ。 アルケスさんが言っていたように、巫女の神託は可能性の未来でしかないのにさ……。アスプロスが杳馬の言葉に引っかからずに弟を信頼し続けていれば、デフテロスが過去にしか絆を感じられないなんてことはなかったかもしれない。疑いを抱きつつも教皇の座に固執しなければ、アスプロスが双子座の聖闘士としてあり続けたかもしれない。反逆の意志を見せたところで、ハーデスの傘下に下り冥闘士にならなければ冥衣の自分と黄金聖衣の弟の対峙はならなかったかもしれない。だけど、アスプロスは全ての場面で、巫女に見せられた未来に近付く道を選んでしまったんだよね……あ、でも、「他人の決めた未来を信じない」という言葉はある意味きちんと実践されてるってわけだ。信じる信じないは別としてその行動を選んでるのは自分だもんな! ……切ねえ。
「凶星」の卜が、どちらが凶星か定かには示してなかったことも、ある意味不幸なんだよな……。やっぱり外見ゆえか、デフテロスが凶星と決め付けられたことで、アスプロスはその疑いから逃れられた。トクサが魔星と分かってからもユズリハが聖域内で悪く扱われることはなかったように、身内に魔星がいるだけなら待遇が悪くなるわけじゃない。かくて将来がほぼ約束された黄金聖闘士の候補生と、凶星の厄介者が生まれてしまった、と……。 双子の一方が凶星だというあいまいな神託じゃなく、ピンポイントで指定してれば良かったものを。あ、でも、どっちにしてもそれで救われるのはデフテロスだけで、凶星として示されたアスプロスはやさぐれる道しかないわけか。駄目じゃん。 双子座の聖衣の鳴動も、本来「最強の聖闘士となれる星座の下に生まれた」と言われていたデフのもとに向かいたいからと思うと、ほんとにアスプロスが紛い物と言われてるようで辛いなあ。 アスプロスだって、行動を間違わなければ正規の双子座の聖闘士だったと思いたいんだけどな……。でもアスプは自分を紛い物と考えて正規のデフを消さなければ自分が正規ではありえないと考えちゃったんだよね(´・ω・`)。
アスプについてばかり長々語ってしまいましたが、本来の主人公デフテロスの物語に戻りまして。 この場面でもアスプの仕業だって気づいてるデフテロスのアスプ探知能力すごいッスね! この後半年間それでもお兄ちゃんを表に立たせてたって思うとよけいすごいね! エフォドスの攻撃を受けた時、きちんと聖衣無しのデフテロスを気遣ってくれるデジェルさんが本当に素敵だと思いました。なんなんだよ、この気遣いっぷり……! デフ外伝、デフの魅力のみならずデジェルの魅力も底上げしてくれて嬉しくてしょうがない。「オイ」とか呼びかける人だったんだなあ、デジェルさん。それに、デフテロスのことを「デフテロス」と名前で呼びかけまくってくれてるのも嬉しい。その名前が「二番目」という意味であったとしても、デジェルの中ではその意味を取っ払ってデフ個人の名前として扱われてるんだと思えたので。 デフとデジェルの共闘も嬉しすぎる。 デフが「構うな、俺が行く」と言ったのは裏にアスプロスがいることに気づいたから、例によって自分で始末をつけねばと思ったからだけど、そうでなくともこれまでの経歴から自分のことは自分で何とかしなければいけなかったんだよね。助けてくれるのは兄だけという人生だった。 そんなデフテロスを叱り付けるデジェルさんと、それに驚くデフの場面が無性に好きだ。 聞かねばならないことがあるから、教皇のもとへ連れて行かなければいけないから。そういった理由を前面に押し出していても、まず第一に無罪の人間を死なせられないという思いがあったんじゃないかな、デジェルには。聖域がデフテロスにしてきた課してきた冷遇を思えば、聖闘士の自分を信じろというのも虫のいい話。だから「今だけでも」という限定と「頼む」という依頼の言葉がつく。 今回の話、教皇に近い立場だからデジェルが参加してるわけだけど、デフテロスの相手としてもデジェルがいちばん適任だったと思うよほんと。真面目×真面目の好バランス。真摯なデジェルの乞いにデフが応えて、デフの誠実さにまたデジェルが心動かされて……。すごく好きなタイプの関わり方だ、この二人。 身内と対決した同士でもあるんだよな、デジェルとデフテロス。もっともデフテロスの身内対決はこれより未来の話だけども。なんかもうなんだかもう、アスプロスが死んだ後のデジェルの反応どんなんだったんだろうと考えちゃうだろうが……! 今までそんなこと考えたこともなかったのにさ!
デフが身を挺してデジェルを庇う場面も、彼への謝辞も、兄とだけの世界から脱却しようとする宣言も、デフの表情もデジェルの反応も一つ一つ好き。 でも、どうしてここで表へ出ようと決意したのに、半年後のあの事件が起きちゃうんだよ(泣)。ここでこれだけ新しい世界を目指そうとしてたなら、アスミタに説教されることもないじゃんか。半年後までその「表」が表といっても限定的な表だったからいかんのか? お兄ちゃんが仕事から帰ってきたら何か決意でも鈍ったのか? 自分のいる空間を切り離すことで(というか異次元に身を置くことで)攻撃を無効化させる防御方法、上手いなあ。これやられたらますます双子座最強じゃないか。攻撃面でもギャラクシアンエクスプロージョン使えるし。……って、兄の技だから使わないもん宣言はどうしたんだデフよ……! 生前はあんまり気にしてなかったのか、小規模GEでGEと叫んでないからOKなのか……? 兄さんが巫女殺しをしたことで兄弟に疑いが向き、デフテロスを狂戦士に襲わせたことでデジェルが彼の確かな才能を知った。やることなすこと裏目に出てて可哀想すぎるな、アスプロス。裏目に出てるのはデフテロスもだけどさ。別に本当に兄に取って代わって双子座になろうとも死なせようとも思っちゃいなかっただろうに……。
コカロとエマの兄弟は、見事にアスプロスとデフテロスとの対比になってるなあ。 アスプロスの方がひどいことになってるんでコカロには弟を裏切らない兄を実践してほしいとこですが、どうなることやら。少なくとも生前はそんな感じだったけど、それは過去のアスプロスも同じですし。ほんと杳馬死ね。(だから死んでるって)
手代木先生と見る試写会プレゼントって、多分会場が同じってだけなんだろうけど、席が隣だったりしたら羨ましすぎて悶死するかもしれません。 最近くじ運を別方面で使いまくってるから、当たってくれるとも思えないけど、気合い入れて応募だけはしてみます。 久々に読者投稿もしてみるか! こっちもきっと当たらないけどね、という以前に載らないけどね!(泣)
* 前回のみつどもえが超しんふたで萌えましたが、今回は二本とも杉崎さんとみっちゃんで萌えましたー! この二人、やっぱラブラブだと思うわ。
いろいろ本買ったのでざっくり感想。
「9デイズワンダー」2巻 カバー下の写真はカバーの写真との対比でしかないと思うのだけど、前回の表紙が表紙だったので思いっきり心霊写真を疑っちゃいました。どっかによけいな手がないか、真剣に探した……。
「悪夢の棲む家」2巻 原作文庫読んでないから色々新鮮。 ジーン関係の話が出てくるのは聞いてたけど、本人が登場するとは思ってなかったから驚いた。 成仏できてないのは良いことと言えないのに、会えて嬉しいと感じてしまう麻衣ちゃんも、本当の名前で呼びかけてもらって微笑み返すジーンも、すごく雰囲気の良い場面なだけに現実が悲しい……。ドラマの「幽かな彼女」みたいに幽霊でも好きだって言うんじゃ駄目かね。駄目かね……!? 続き、一年後なんだよなあ……。 GAも単行本派を覚悟するならこうして一年単位で待つ必要があるってことだよね。厳しいなあ(汗)。
「コーラル」4巻 「お母さんに会いたい」の中にちょろっと交ざる「あの女の人は誰?」にめちゃくちゃ共感するのに、こっちも続きはいつだよ〜! 収録されてる最後の話が2013年1月号のってことは、どれくらい話が進んでいるのかなあ。あ、雑誌が変わったからその分お休み期間もあるのか。 舞花さんがお父さんの新しい恋人だったら、コロニアがキャンパスに会ってあっさり新しい恋を始められたこととリンクする形になるんだろうか。
いよいよ明後日にはデフテロス外伝2話が発売されるかもしれないので、妄想書くのも今のうち今のうちと思ってアスプロスについて思うところをちょこっと書いておく。 Twitterでも書いたんですが、アスプロスについては「潔癖な人」というイメージがあります。やってることもやり口も相当汚かったりするにもかかわらず、です。巫女さんの大量殺人をやってのけたのがアスプロスにしても違うにしても(前回ピュトンが目覚めかねないといった話は出てるので、兄さん無罪の可能性は一応ゼロではないのかも)、異次元にぽいとゴミのように捨てるのはどうかと思うし、アテナの封印を解いて狂戦士の亡霊を復活させてるのもあんまりだと思うし、教皇暗殺にデフテロスを利用するのはひどすぎると思う。他にもひどくてあんまりでどうかと思うようなアレコレやっててもおかしかないよなと思えるそんなお人だ。 でもなんか、潔癖なイメージは消えないんだよね……。本編だけだとそこまでは思わなかったのだけど、シジフォス外伝で描かれていた少年期の姿を見てたら、なんて真っ直ぐで潔癖な子なんだろうと思った。だから、外伝でデフテロスが「以前はもっと真っ直ぐだった」と言った時は「ほんまにな!」と激しくうなずいたもんです。作品内の人物からしてもその真っ直ぐ評価は変わらないんだな……と。
ただ、「潔癖」というイメージは基本的に自分の中のものだけのようで、ではどうしてそういう人物に思えるのだろうと深めていたのですが、以前にも書いたように、アスプロスが何かっちゃ怒っているからかもしれないなあと思い至りました。 アスプロスの怒りは、根底に不当なものへの反発があると思うんだよね。神託を妄信して弟を虐げる人、その神託を授けた巫女、それを覆そうとする自分の道を阻むシジフォスの失態、自分のようには努力しない怠惰な人。怒りの対象となるのはそういった人たちだった。 だから、アスプロスの怒りは少年らしい潔癖さを感じさせた。ある意味純粋だから怒れるんだろうなと思える風だったんですよね。 じゃあ、青年期に入ったらそういった少年らしさとは無縁になるのかといったらそうでもなくて、青年期のアスプロスも行動の根底にあるのは不当なものへの反発なのかなと思えたんです。 シジフォスに陰口叩いてた人たちについて「才能と努力がなければ勝ち得ない」と言っていたけれど、逆に考えると「才能と努力があれば勝ち得て当然」と思っていたのかもしれない。もちろん、現実的には才能があろうが努力しようが届かないものはあるけれど。 教皇に選ばれることも、アスプロスにとってはそういった努力の結果の当然の褒章だったのかもしれないなあ、と。だから、それがなされなかった時に、必要以上に不当さへの怒りが生まれて暴力的な手段で奪いにいったんじゃないのかな。 アスプロスとサガとで性格似てると思ったことは少ないのですが、「評価されるべき自分への評価が(本人基準で)不当に低い」という部分への不満は近いところがあるなあと思いました。 ただ、サガについては八方美人というか、とにかく全員に評価してほしがってるイメージだった。だから、アスプロスのようなきつい物言いはしてなかったろうなと思える雰囲気で。 それに対して、アスプロスの場合は、いちばん評価してほしいのは他ならぬデフテロスだったんじゃないのかな。自分が頑張って弟を引き上げるから、デフにはそれを信じて待っていてほしい。デフが修業をしているのは分かっても、自分を信じないからではないと思う分には許せる。けど、杳馬によってデフテロスの行動に自分を貶める意図があると吹き込まれたことで、自分を信じず認めもしない裏切りの行為に見えるようになったんじゃないのかな。 お兄ちゃんはやっぱりなんつうか、あの「お前が俺を信じられなくなったら終わりだ」といった内容の台詞は本気だったんじゃないかと思えるんだよね。だって、信じてくれている分には、裏切らないということなのだから。まずお前が弟のこと信じろよって感じだけどね、これだと。
そして24巻を読むと、何を考えても全部この人のすごさの前には無意味だわすみませんでしたーとか思えてくるのです……。 潔いわー、兄さん。
ふと思いついて夜左ちゃんと寅蔵ちゃんをノミ取りシャンプーしてみました。 夜左ちゃんはシャワー浴びる頃からすごく嫌がるけど、浴び終えちゃうとゆったりと身を任せてくるタイプ。寅蔵ちゃんはシャワーを浴びる時はほとんど文句を言わない大人しい子だけど、浴び終えたらすぐに暴れだすタイプ。 猫によって本当に性格が違うから楽しい。 夜左ちゃんと小夜ちゃんのお母さんは寅蔵ちゃんが連れ込んだけど、寅蔵ちゃんはその後すぐに去勢しちゃったから子猫二匹とは血は繋がってないんだよね。でも、いつも家族四匹でぺったりくっついてて、見ててすごく可愛い。夫婦猫がこんなにラブラブしてるってのも新鮮。前に飼ってたうにゃ様の旦那は、子供作る時と子供できた時に顔出ししたくらいだったので……。 うにゃは子供とは仲が良かったけど、他の子とちっとも仲良くならない子だったから、まるで連れ子と仲良くなってるような寅蔵ちゃんの性格の優しさには驚きまくってます。夜左も小夜も寅蔵ちゃん大好きだもんなあ。 最近は古参の右姫ちゃんもぶっちぃ一家とそれなりに折り合ってる感じ。
LC外伝、月刊になってから質が安定してきたし、特にここ数編はより面白くなってきているなあと思えた理由に数日前に気づいた。 なんとも単純な、なぜ気づいてなかったか不思議なくらい分かりやすい理由。 読者視点で話の導入を果たすキャラがいなくなってたんだ……。 週刊時代は時にサーシャのような本編のメインキャラやラカーユのような本編ではサブ状態のキャラがそれを担っていたりしつつも、基本的に新キャラ(しかも大抵年若)がそういう役回りだった。で、フローライトもラカーユも可愛いけどもっとキャラ絞った方が良いんじゃないかな〜と思えたりしてたんですね。
月刊後も、童虎の時は依林ちゃんのような説明を受ける役が登場していたり、レグルスの時はコナーちゃんが登場していたり。ただ、コナーちゃんはペフコちゃん以上に話に食い込むキャラだったから、もう一人の主役状態でメイン度高かった。アヒンサーはちょっとメイン度下がってたけど、それほど若くもないのとアスミタと旧友ということでこれまでのパターンともまたずれて感じられた。
そうは言っても、新キャラの導入役は必ず登場していたところへ、新キャラが最後まで出ないアルデバラン外伝1話ですよ。 冒頭がテネオ。まずこれが良い。ある意味ラカーユ同様、本編に登場するキャラを深めるための物語っぽく見える導入だけど、ラカーユと違って主人公がテネオなのだから導入のためだけのキャラにはなっていない。テネオの説明や行動より聖域の状況は読者に明かされるけれど、全くの無知であるキャラを読者視点のキャラとして説明を受けさせるパターンとは大きく違っている。これは、それこそ外伝も9巻目まで来たことでそういった無駄な説明を省くことが出来るようになったからかもしれませんが。 幼いセリンサが一見従来の読者視点にあたるキャラのようだけど、彼女は彼女でクレタ島の知識をハスガードに与える説明役を果たしているし、登場が一話目の最後の最後なのでやっぱり従来のパターンからはずれている。 コル・タウリ先生という新キャラは登場するけど、やっぱり読者視点ではないしね。
シジフォス外伝なんかもう、本人が年若キャラポジションでの登場しやがってるんですよ。当然読者視点で説明を受けるキャラ云々とは無縁。そりゃ、感情移入しちゃうという意味では読者視点を担うキャラだけどさ。 アルケスさんといったメインの新キャラは登場するし、テアニスのような非メインのちょい役新キャラもいるけれど、敵も味方も新キャラというノリは無くなっていた。おかげで、ハスガード様とアスプロス、イリアスさんといった既存のキャラとの人間関係について深めたり明かされたりする物語になっていた。
で、デフテロス外伝です。 これはもう、きたわー。 新キャラ、一切無し。新しい舞台、無し。 デルフォイはシジフォス外伝で既に出ている場所だし、基本の舞台は外れであっても聖域内。 キャラクターも、二話目以降で新キャラが登場する可能性はありますが、一話目で一切登場しないという初めての作り。(雑兵や亡霊はパーソナリティがないものとしてノーカウント) パターン化されたこれまでの外伝と大きく物語の作られ方が違うんですよね。しかも、それが「話面白いわー」という単純なものではなく、デフテロスの世界の狭さもきっちり示していてよくよく考えるとせつなさ乱れうちでもあるという。デジェルさんのような読者はとっくに知ってるよ!なキャラでさえ、デフテロスは会ったことがない……一方的に見たことはあっても接点のなかったキャラなんですぜ。 この聖戦開始二年半前に、やっとデフテロスの世界は広がろうとするんだよなあ……。
* たまりにたまっていた雑誌を解体処分しました。 いちごとボニータはアンケート書けてなかったので解体は後回しにしたのですが、毎回毎回面白かった作品3つで悩む。ボニータはそろそろ悩まなくなったけど、いちごはまだ悩む……。 VANITASが興味深くはあったのだけど、今回最終回だし話はよく分かってないしという状態で面白い作品に入れる勇気はありませんでした。大日本サムライガールと怨結びが結構良かったからその二つを選んだけど、ぽかぽかばんぱいあはREDの出張版から結構好きだったから、ぽかぽかバンパイアでも良かったな。 ボニータは、天空の玉座も最近好きなので三つ目に悩んだ。あなたに花をにしたけれど、意外と最近ボニータがどれも面白くて参る……。
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