だらだら日記

2013年11月17日(日) 観光できたわ

ロスキャン&セインティアサイン会、今日もまだ参加券残ってるみたいだから、慌てて昨日行かずに観光ついでに今日行ったら良かったよー。
といっても、まあ、結果論だしな……。もし駄目だったら目も当てられないのだから、昨日行ったのが正解なんだよ、うん(´・ω・`)。



2013年11月16日(土) 手代木さん&久織さんWサイン会

手代木さん&久織さんWサイン会の参加券、まさかのGETしてきました。
別チャン11日発売地域の人間なのにね! 何やってるんだろうね!!

Twitterで手代木さんのブログのサイン会案内記事にリンク貼ってある呟きされてる方がみえて、見に行ったらアニメイト開催で直接受付以外不可とのこと。
あー、だからアニメイトやゲーマーズのサイン会は嫌なんだよ! 畜生誰か代わりに買ってきてくれる人いないかなあってそんなあてねーよ! ぼっちバンザーイとか思ってたのに、気づいたらアニメイトの各店舗情報ページを開いて、電話を手にアニメイト横浜へ電話してました。
「もしもし、そちらで開催されるイベントについてお尋ねしたいことがあるのですが」
ってな感じに話を切り出し、イベント名や対象単行本などを聞かれるままに答え、参加券がまだあるか確認。
「少々お待ちください」
これまでのサイン会が大体100人募集だったから、今回もそれくらいの規模なのかしら、いっつも受付すぐに埋まっちゃうからもう無くなってたりしないかなとドキドキハラハラしながら待ってた数分ののち、「お待たせしました」と店員さんの声。
さあ、何枚だ!
「10枚残っております」
……。
じゅ?
じゅぅううううう!?
すくな! 超少ないって!
あ、いや、店舗ずつで10枚なら全店舗だともうちょいあるんだ。しかもこのきりのいい数字、まだ誰も予約しにいってないってことじゃね?
確かアニメイトの基本予約は取り置き二週間だったような。でも、前にイベント系の予約は長く置いてもらえたことがあったし……。
「あ、あの、単行本の引き取りって遅くなっても大丈夫ですか? 遠いのでイベントの日にしかいけないかもしれなくって。お金は先払いだから大丈夫だったりしませんか?」
と慌てながらもとりあえず確認。そして返ってきた返事は「大丈夫です」。
よっしゃあああ、とりあえず参加券さえ残ってれば参加不可能じゃねえ!
取り置き不可の告知は、参加券についてのみ該当するってことでした。
続いて、渋谷店にも同様の確認を行い、1回目分が5枚、2回目分が5枚の回答を得ました。
これはマジで今ならまだ誰も予約に向かってない。
アニメイトカードの入ってる財布にSuicaとクレジットカードとキャッシュカードと交通費、そして確認の待ち時間中に印刷した該当店舗の地図と横浜からの各店舗への交通手段を突っ込んで、駅に速攻向かいました。どれだけ速攻だったかというと、靴下はく時間も惜しく時計を忘れるレベルの速攻でした。

行きの車中は、ともかく間に合わない方にばかり脳内シミュレート。
横浜から次に行くなら渋谷、新宿、池袋、秋葉原の順かなあ。あ、アニメイトの電話番号メモしてくるの忘れた。いや電話して残ってる確認してる時間があれば、無駄足でも急いで次の店に行った方がいいのか? うーん、まあレジで聞けば電話番号は教えてくれるだろうし、いざとなったらその場で考えればいいかも。
ハスガード様の巻だから、シジフォスみたいな超人気キャラじゃない分まだ競争率低いかもしれないし。
告知が今日なら知らない人も多いかも。
知ったとして、予定が入ってて急にはいけない人もいるかもだし。
神奈川県と東京だって広いんだ、私が横浜に行くよりも時間がかかる人だってきっといる。
などなど考え、いよいよ到着横浜駅。

地図が適当なのしか印刷できてなかったので、迷いやしないかと心配しましたが、すっごいスムーズに地上に出てすっごいスムーズに発見できました。
しかし、予約カウンターがあるのかどうかも分からない。レジで聞けばいいのか? あ、でも1階のレジ人列が出来てる。店員さんの姿見えねえ。えーい、2階だ!
2階ってなんのコーナーなんだろう。あ、店員さんがおるぜ!
「すみません、予約ってどこですればいいんですか?」
「ご予約ですか? どのレジでも可能ですよ」
「えっと、特殊なイベント関係の予約なんですが」
「大丈夫です。商品は何ですか?」
「マンガです」
「じゃあこの階のレジでいいですよ」
言われて気がつく、2階はコミックスコーナーだ……!
ありがとうございましたーと言って、レジに出来てた列のけつに入り込み、ドキドキしながら待つこと暫し。
ああ、なんか私の前にも1回目とか2回目とか聞かれてる人がいる! これってまさかの星矢サイン会? それとも他の? あ、でも、星矢のだったらまだ残ってる可能性が?
そしてとうとう自分の番。印刷してきたイベント案内をさっと(主観)取り出し、「この参加券ってまだありますか?」
返ってきた答えは「はい」。
うおおおおおおおおおっしゃああああああああ!!!
「1回目と2回目とどちらになさいますか?」
そのレベルで残ってるのかよ!
「えーっと、(帰りのことを思うと早い方がいいのかな)では1回目で」
そうしてお金を払い、参加券と商品引き換え用レシートを無事GET。予約ってことで名前やら住所やら書くかと覚悟してたのにちっともそんなことはなく、あっけなく参加券を入手してアニメイトを離れました。

参加券の自分の番号は9番。
9巻で9番ってちょっと嬉しい。
あれ、でも、1回目で9番ってどういうことなんだろう。横浜も1回目2回目あわせて10枚っぽかったけど、1回目の番号が後ろからふってあるのかな? ……と一瞬不思議だったのですが、考えてみたら店舗印は別にスタンプで押してあるんだし、店舗ごとに番号ふってあるんじゃなくて全体の通し番号か? じゃあ、本店から1〜5、横浜6〜10……ってところ?
もろもろ謎でしたが、ともかく無事に参加券GETしたってことで、ほくほくしながら帰宅の途につきました。

今回、Wサイン会ということで、サインにイラストはつかない可能性もあるのですが、少なくとも直接シジフォス外伝ありがとうございますのお礼は言えるかな〜と思うので無茶したけど満足だぜ!
ん、でも、サイン会ってお二人に同時に本を出して、目の前でいっぺんに書いてもらうのかな。そしたら手代木さんにだけ話しかけるのおかしいのかな。もちろんセインティア大好きなので久織さんにも翔子ちゃん大好きです!って伝えたいけどいっぺんにできるのかな?
……あ、いや、そもそもよく見たら「開場時間」「開演時間」って書いてある! ってことは、ひょっとしたらスリースターズみたいなイベント型サイン会だったりするの!?
手代木絵の翔子ちゃんとか久織絵のハスガード様……だとただの久織絵アルデバランになっちゃうのだろうか……じゃあテネオで! 久織絵テネオとか見れたりする可能性もあるの!?
そんな風にやたらとテンション上がりつつ、一人でにやにやしてました。

よっしゃー! 手代木さんと久織さんにあててファンレター書くぞー! 感想文下手だけど、両先生からもらってる感動をなんとかお伝えしたいんだ!



2013年11月15日(金) 3〜4年越しのロスキャン感想反省会

三年前のロスキャン感想について、パルティータさんに謝らなきゃいけない気がしてきた……!
普通の男の子として育てたいから聖域に逃げ込まなかったんだと思ってたけど、アテナの計画が上手くいっていればアテナの傍で育つことは問題なく普通の男の子として生きることだったんだ。でもって、アテナは聖域に生まれないことも知っていたのだから、聖域に行っちゃいけなかったわけね。
一時的な保護を聖域に求めても、基本的に部外者禁っぽい雰囲気だし、せめてお膝元と思ってロドリオ村に身を寄せるにしても、いつかはアテナと合流しないといけないからずっと村にいるわけにはいかない。
聖域を部外者扱いってのもどうかと思うけど、アテナの計画を聖域に知られたら、NDでの童虎のように器殺せばいいんじゃないか発想されかねないし、アテナも聖域に連れていかれちゃうだろうし、多分器の妹になって聖戦止めよう計画は最初から頓挫することになっちゃう。パルティータさんからすれば、危険は承知で、聖域に向かわずに器とその家族に出会うまで探し回りつつ逃げるしかなかったわけか。

杳馬のやらかし(=ハーデスの魂を冥王軍の知らないところに隠しちゃえ)が物語に出てきた時には、こういうイレギュラーな事態に対応するためにアテナは器の妹になることを決めたという物語になったのかと思ってました。だから22巻でアテナとパルティータさんの計画を知った時はある意味びっくりしてたのだけど、杳馬とパルティータさんの設定が最初から特殊な神様と天界の人(人……?)だと決まってたとしたら、杳馬の行いとは一切関係なくアテナが今回は器の妹になろうとしていたという、当初の物語から読めた設定は、貫かれてたっつうことなんですね。
まあ、場合によって、もっとゾンビゾンビしてるパルティータさんもありえたみたいだし、どの辺の設定がいつごろ決まったかなんて読者的には闇の中なのですが……。
でも、とりあえず、こういう解釈すると杳馬の謎台詞も聖域に向かわなかったパルティータさんも納得いく流れになるな、と。だがしかし、アテナは聖域をもっと信用してやれって気もする(笑)。


ルパンEDのPredawn「炎のたからもの」がいい曲だったから、サントラ以外に収録CDがあったらちょっと欲しい。



2013年11月14日(木) 外伝イメージ曲とLC年表修正版2

ロスキャンは本編連載中から、キャラやストーリーについてこの歌がイメージだなあと思う歌がいくつかあるのですが、外伝は外伝で一作ずつ、イメージと思う歌まとめが再生リストで作ってあります。
大体3〜5くらい突っ込んでるのですが、中にとりわけこの曲が自分の中でイメージ繋がってるんだよなと思える歌があって、多分三年くらい経ったらその辺全部忘れちゃうだろうと思ったので、今のうちになんとなくメモしておく。超自分用メモ。

アルバフィカ外伝 JUJU「また明日」
連載時、ちょうど子どもを残して父親が死んじゃうドラマがやってて、その主題歌だったためにルゴニス先生やルコさんと結びついてしまった歌。

カルディア外伝 doa「自由という名のブランド」
カルディアさん本人のイメージ歌はangelaのProofなのだけど、外伝のカルディアさんはノリの良さが本編以上だったので、外伝はこの歌がイメージ曲。大声でフリーダム叫びながら歩いてる気がしてしょうがないの……。

デジェル外伝 藍井エイル「MEMORIA」
連載時、ちょうどFate/Zeroのアニメやってて、そのED曲。デジェル外伝のイメージというよりちょうど連載タイミングによく聞いてたからってだけな気もするけど、デジェル×セラフィナ様ってわりとこの歌なイメージ。

マニゴルド外伝 ONE OK ROCK「内秘心書」「Borderline」
一曲に絞れなかった(´・ω・`)。1話頃のジョーカは内秘心書、終盤のジョーカがBorderlineのイメージ。内秘心書とついでに同じアルバムに収録されてる歌をいくつかリストに入れておいたら、最終的な話のイメージはBorderlineの方になったって感じ。

エルシド外伝 松たか子「時の舟」吉岡亜衣加「十六夜涙」
これまた一曲に絞れなかった(´・ω・`)。連載当初はどんな話になるかさっぱり読めなくて、KOKIAの「たった1つの想い」とRin’の「紅」がリストに入っていたのだけど、峰さん登場から漠然と「時の舟」がイメージされて、その後更に武器の名前が薄桜鬼を思い出させまくってくれた関係で同作アニメ主題歌の「十六夜涙」がリストに加わりました……。今聞くと、「時の舟」はむしろフェルサーさんを歌った歌のように聞こえるなあ。

童虎外伝 FENCE OF DEFENSE「時の河」
「金色の夢」を挙げるのは反則過ぎるよね&童虎外伝が聖戦後の話だったので、もはやこの歌しか浮かばなく。元がアニメ三国志の主題歌だったので、中華イメージ強いんす。

レグルス外伝 手嶌葵「光」
多分「光」という言葉だけでひっかかっている。

アスミタ外伝 合唱曲「遠い日の歌」
連載中は本当にこういうイメージだってのが全くちっとも浮かばなくて、唯一再生リスト作ってないのですが、最終回を読んでから本編・外伝ともアスミタのイメージはこの歌なんだと思いました。

ハスガード外伝 Suara「キミガタメ」
正直「キミガタメ」はハス様に限らずいろんなロスキャンキャラが浮かぶのですが、ハス様外伝用リストに入ってた曲がほぼ全部そんな感じだったんで……。その中でいちばんコル先生っぽいと思えるのはこの歌。

シジフォス外伝 SunSet Swish「風のランナー」
多分「風」という言葉だけでひっかかっている。
そう言えば、「アイオロス」の元々の名前の由来は風の神様だったっけ。その関係で、ロス兄的ポジションも兼ねているイリアスさんは「風」をイメージさせるし、的じゃなくロス兄ポジションなシジフォスも「風」が関わる物語の主人公となるわけか。


人様の作られてるLC年表を見る機会を得たのですが、自分が作ってる奴と比べてきちんと何年前に誰それが生まれたとかまで書いてあってすげーと思いました。
……ハッ。
あ、や、私だってレグルス以外にも誰が何年前に生まれたかとか書いても良かったんだよ! あえて書かなかったんだよ!(激しく今更感な言い訳)
実際、表の当初の目的が星矢全体を同じ年表に並べてみようとすることだったから、レグルスの誕生日をあえて表に加えたのはどの季節かを仮に定めるためだけの理由だったんですよね。あと、本編の回想以外の出来事の流れは本編を読んだ方がいいと思っているので、大体の流れしか書いてないっていう。
そもそもの目的が違うのだから、自分の表がアレでもソレでも落ち込んでてはいかんのだ……。

アスミタとアヒンサーの出会いが外伝から逆算する場合、アスミタ外伝を一年以内と考えるなら場合により12年近く前のこともありうるのだから、そこはまじめに訂正しようと思いました。

キャラの外見だけで判断しないで、ありうる可能性を全部考慮してるのもすごいと思ったなあ。ユズ外伝のことがあるから、ユズの登場するアスミタ外伝は大体特定できるって決め込んでたもん、私。Ωの方は、逆にキャラの外見年齢から実際の年齢がわかんねーよ状態なので、ありうる可能性を幅広く載せちゃってるけど。
で、杳馬とアスプー兄さんが出会ったのも16年前と思ってたのですが、そこの思い込みを外してみると、19巻の杳馬とアスプロスの会話でよく分からず流してた部分が、流しちゃいけないとこだったんじゃって思えてきました。
オウルの冥闘士が元々パルティータさんじゃなく男キャラだったこともあって、パルティータさんがアテナの従者だったことも後付設定なのかと思ってたけど、アテナの従者設定自体は19巻時点で決まってたことかもしれないなあ、と。
そして、杳馬がパルティータとアテナの関係に気づいていたなら、杳馬が「天馬星座知らない?」と言っちゃうのは、ペガサスを守護星座に持つ者としてパルティータがテンマを聖域に連れ込むことを前提にしていたんじゃないかと思えてきまして。
でも、パルティータさんはテンマを普通の男の子として育てたいという考え方だったから、聖域には逃げ込まなかった。その行動が予想外だったからと考えると、テンマの不在を知った杳馬の反応が「そっか」的なものだったのもうなずける。
こうやって考えてみると、杳馬とアスプー兄さんの出会いって、パンドラ様の城が冥王軍に襲われたちょっと後くらいなんじゃないかと思えてきますね。とりあえず、これが全部妄想である可能性も考えて15〜6年前としてみたけど、パンドラ様の弟の出産予定日と杳馬がパンドラ母のお腹かっさばいたのが同日だったら、14年前くらいが妥当かもしれない。クリスマスってもろ年末ですぐ年明けちゃうもんなあ……。



2013年11月13日(水) シジとハス

Twitterでフォロー祭りに出くわすことがほとんどないので、昨日シジフォスクラスタフォロー祭りを見つけた時は嬉しくてタグつけて参加してみたのだけども、今日になってタグのリンク先を見てもアウェー感がぬぐえなくてそっと目を伏せるより他ない感じだった。思えば、こないだのパラ銀もそれで、シジフォスじゃなくハスガード様中心でスペースとったんだった……。
中にお一人くらい射手外伝1話のハス様とのじゃれあいに燃え滾ってる方見当たらないかと思ったけど今回も駄目でしたし。
シジフォスの最初の台詞はハスガードに向けてのものだったりするなど、シジ関係では真っ先にペアで描かれている二人なのに、この激しいマイナー感はいったい……。カプ視するには公式の二人のコンビ描写が清すぎていかんのね、きっと(真顔)。私も二人に求めるのはコンビに毛が生えたレベルでの萌えだしね。でも友情萌えの人すら少ないイメージだ(泣)。パラ銀では、うちの本を無料本もらっていってくださる方が結構みえたので、潜在的に好きな方はきっと多いんだよ! 表に出てこないだけなんだよ……!!



2013年11月12日(火) シジフォス外伝1話感想追記

昨日の日記をUPした後に、Twitterで外伝感想探してて知ったのだけど、アルバちゃんも登場してたんですね! 39ページ目でハス様とアスプが見物してる時、離れた位置で見物してるし、ルゴニス先生の登場してる最後のコマではそばにいて。
小さい絵だから確かにそうとは言えないけど、服装の感じはとってもアルバちゃん。そうよね……魚座の聖闘士に魚座の聖闘士の家で育てられているからって、全く外に出ないわけじゃないわよね。
アルバちゃん、すごく可愛いから、外に出てると聖闘士も候補生も雑兵もめっちゃ寄ってきたんじゃないかなあ。そして必ず最初に「仮面は?」とか聞かれるんだよ(笑)。
ほんと、こういう細かい表現が素敵だなあ、ロスキャン。

射手座外伝1話、本当に面白いなあ。
好きなキャラが主人公の巻しか買わないって意見もたまに見かけるけど、外伝と本編でも外伝同士でも物語が響きあっていて、やっぱり全巻読んでる方が断然面白い!と思います。
今回の話は、ハスガード様の2話目を読んでいると、17年前パートの面白さ倍増だと思うんですよね。この話を見てから牛外伝2話を読むのもそれはそれで時系列で話を追うことになって、また違う楽しみ方も出来るとは思うのですが。
あの時のアスプロスの言動、このケンタウロス&冥闘士戦の出来事をめっちゃ踏まえてるんですよね。制作順としてはこっちが後だから、あの会話にあうように今回の出来事を作ったってことなんでしょうが。そりゃ、アスプの立場&考え方であの現場に出くわせば、ハス様については悩むだけ無駄だから体動かせよ考えなしの猪馬鹿って風に思うだろうし、シジフォスには目の前のたんこぶうぜえよ偽善者ってな態度を隠さなくもなるだろうよ。
9年経ってるんだから、その後のやりとりで考え変わってもいいだろうに……って、それで変わる兄さんだったら、弟が寝首かこうとしてるって16年間ビクビクしないですよね……。あんだけ兄さん大好きな空気が明らかなのに、デフテロス。

外伝のシジフォスはローティーンな少年で、本編のシジフォスはアラサーな青年で、比べるとやっぱり年長者でリーダーになってる本編シジフォスは成長してるなあと思うのだけど、「俺がやらなきゃいけないんだ、俺が出来なきゃいけないんだ」って部分は17年前から変わってなくて、キャラの芯がぶれてない感じが面白いんですよね。
本編では黄金だし、年輩だし、リーダーだし……というのが気張り理由だけど。で、結局その気負いが闇墜ちにも繋がってるという。
意外と、「俺が俺が」って部分は、シジフォスとアスプー兄さんって似通ってたりするんだな。冥衣まとった同士でもあるし(笑)。同じ「俺が俺が」でも、雰囲気や性格は全然違うんだけどなあ。うむ、面白い。

ハスガード様&シジフォスの特攻モードを前にして、アスプー兄さんの敬語が抜けてく感じが好きです。ていうかアスプー兄さんが好きです。これだけ他の外伝で出番があると、やっぱりある意味で先代双子でしかないアスプー兄さん主役の外伝はこないと思ったほうがいいんだろうか……。



2013年11月11日(月) LCシジフォス外伝1話感想

うわああああああああああロストキャンバス外伝シジフォス編第1話「英雄の弟」感想。

うわああああああああああ!
うわあああああああああああああああ!!
お、落ち着け! 落ち着けなくても落ち着け!!
おおおお、おおおおおおおおお!!!
いや、本当に! 何これ本当に!! こんなんやっちゃっていいのか、本当に!!!
牛外伝も1話の1ページ目からハートキャッチだったけど、射手外伝も同様で、ああもう本当に手代木さんの住んでる方向に足向けて寝られない。
あ、あと10月のパラ銀で準備号してたシジフォスとハス様のアレ、GOサイン出たみたいだから回想のコマだけ描き直して2月に出せるー! 幼馴染ばんざいー!

17年前の文字を見て、まず歓喜。
主人公は少年時代のシジフォスか……!
これまでの外伝はいずれも、過去の候補生時代は回想として描かれていても、黄金聖闘士となっている時点から物語りはスタートしていました。もちろん、17年前という文字だけなら、シジフォスが既に黄金になってる可能性を否定するものじゃありません。が、そのページの下の方で、アスプロス・ハスガード・シジフォスの聖衣ではなく修行用の革鎧をつけてるコマが描かれ、物語は三人の候補生時代から始まることをきちんと1ページ目から伝えてくれるのです。
候補生時代から始まる物語ってのが、まず新鮮でそれだけで嬉しい。そこにもって、ハスガード様とシジフォスが黄金になってからじゃなく候補生の頃から知り合いだったことも確定したし、ピュアホワイト(だが安定の下手に出てるようで上から目線キャラ)だった頃のアスプロスも見れるってことだし、年長組がやっと年長組としてトリオで描かれてるし、ファンサービスというか私サービス激しすぎて本当に死ぬかと。
普段シジハスシジハス言ってますが、年長組くくりでも好きなんだよー! シジとハス様とアスプの本出したいって日記ではどうだったかパッと思い出せないけどTwitterじゃ何度も言ってるくらいは好きなんだよー!! タイトルはヘチタシホで構成までは決めてるのに遅筆憎い。
候補生でも任務服着てるのが、可愛いですね。黄金聖闘士が着てる任務服はレグルス除けばかっこいいって感じでしたが、候補生の場合はシャツの上に防具つけてズボンの上にも防具つけてて、その上からコート着たりスカーフつけたりしてるのがすごく可愛い。
コートをきっちり着るんじゃなく、マントのように羽織ってるのもビジュアル的にすごくツボです♪

はりきりまくりのシジフォスの頭にハス様が腕のっけてるコマの可愛らしいことよ……。続くページの腕だけじゃなく頭までのっけてるのも可愛すぎるよ。もう本当に、更に次のページの首に腕回しつつ頭くしゃくしゃしてるコマとかなんだよ。じゃれあいたまらんのう。こんだけ気の置けない幼馴染だったら、そりゃあ怪我してる相手の傷を鎧の上からでもトンとはたけますわ。
本編年代で考えるとシジフォス・ハス様・アスプで年長組と括ってしまうけど、シジフォスとハス様が同期仲良しで、そのちょっと下の後輩ポジションにアスプが来て二人と比べるとやや距離があるのが私の妄想年長組のイメージだったので、シジとハス様が仲良ししててそこに敬語アスプがくっついてる今回の話は見たかった関係そのまま見せてもらえてる風で嬉しかったです。
ちょうど蒼海訣戰ってマンガの、真清と初瀬生徒と吾妻生徒みたいなイメージだったんだよなあ。英雄の弟としてちょっと複雑な立場にいる真清ちゃん(本人は優秀だけど血は繋がっていない被差別部族出身なので)、真清に劣る次席ポジションだけど気のいい性格で親友となる初瀬生徒、一学年下で上昇志向の固まりの吾妻生徒。世界編の続き今でも読みたいよくそう……(泣)。
話がそれたよ。

敬語アスプー可愛いなあ。ハス様外伝でのアスプーは慇懃無礼って感じだったけど、さすがに杳馬と会う前だけあって純白です兄さん。期待されてることへの喜びの笑顔は無垢のものだし、シジフォスとハスガード様と行動できて嬉しい気持ちにも嘘はないんだろうなあ。
嘘はないんだろうけど、でも「さすがにアスプー変わらないな」とは思った(笑)。人脈作っておこうとしてる風にしか見えんよ(笑)。
シジフォスが「ぐいぐいくる子」と思っちゃう押しの強さは、彼の強引さとか一人で話進めちゃう独りよがりの表れでもあって、それって「俺が強くなる」と自分ひとりで言っちゃって、デフと二人で何とかしていこうとは思ってなかったことと重なる特徴なんだよね。優しいし、弟思い。そのアスプの姿が間違ってるわけじゃないけど、基本は自分中心でしか物事を捉えられていない。だから、杳馬に心の隙をつかれて悪い方に傾いていってしまったんだよな……。
やっぱり、アスプのキャラ描写って上手いなあ。基本の性格は杳馬と会う前後で極端に変わってるわけじゃないってのがね。アスプーにそれ言うと否定されるかもしれないけど。

ここまでが冒頭5ページの感想です。牛外伝2話の4ページの感想がやたら長くなった時とどっこいかそれ以上にひどいことになってる気がしますが、感想にならない叫びと蒼海にそれた部分があるから、多分あの時ほど冒頭だけでやたら長いってことにはなってないはず……。

イリアスさんの現役時代の話……ということだと本編でもレグルスの回想で描かれていたけど、聖域にいた頃の黄金聖闘士として最も輝いていた頃だよー! 年齢的にはちっとも輝いてないけどね! 18歳を遥かにオーバー、今のシジフォスと同い年かちょっと上……ってことだもんなあ。イリアスさんの享年36、7ってことなので、聖戦時に生きてれば46、7歳。17年ひくとちょうど29、30歳。29歳だとマジでシジフォスと同い年ドリームが発生するけど、基本の舞台は一年後……聖戦から考えると16年前みたいなので、17年前に29歳でも30歳でもあんまりドリームと関係ないッスね。
それにしても、聖人のような佇まいって表現にそこはかとなく笑いが(笑)。日本人の感覚だと仙人っぽいイメージなんだけどな、イリアスさん。
シジフォスはブラコンはブラコンでも、出来る兄にコンプレックス持ってる系のブラコンだったんだな。しかも、本人だけが気にしてるわけじゃなく、周りが気にさせる形での。ハス様とシジフォスのやりとりを見てると、特に妬みもイリアスさんとの比較もしてないみたいで、その点からも仲良くなってるのかなって感じ。
今回、タイトルが「英雄の弟」なのだけど、これってアイオリアが「逆賊の弟」と扱われていたのと上手く対比になってるんですよね。やっぱりこういう原作との比較のさせ方はロスキャン本当に上手いなあ。単にそのままスライドさせるんじゃなくて、立場を変えて描いてみせるの。ので、よけい、アスデフ兄弟についてはサガ系の性格の子がカノンの立場だったら話に見えちゃうのかもなあ……。実際の意図はともかくとして。

ケンタウロスの登場には慄いたけど、アスプロスが実在に驚いてるくらいだからイレギュラーな存在ではあるんでしょうね……。龍とか獣人が普通にいる世界観なんだから、ケンタウロスがいておかしかないけど、一瞬は何事かと思うわい(汗)女神が実在してる時点でファンタスティックな世界だと分かっていてもね!
ハス様とシジフォスが相変わらずの似たもの同士性質発揮して、待機できずに飛び出ようとしちゃうのに対し、アスプロスが止めようとしちゃうのがいいなあ。飛び出る二人も止めるアスプも好きだ、この場面。
デフテロスのためにも、黄金聖闘士の更に上を目指さなくてはいけないアスプロスと、その事情を知らないシジフォスたち。アスプーはここで細かい事情を教えるわけにはいかないし、仮にその事情を知ってもシジフォスたちは飛び出ちゃったろうと思うけど、表面だけ見てるとアスプーが本当にただの上昇志向の強い人間(間違っちゃいないけどさ……)でしかなくて、後の迷惑発言も含めてめっちゃ悪印象持ちそう(汗)。シジ→アスプが微妙な苦手意識、アスプ→シジが厄介うぜえってイメージだ。なんだかんだとこのままの関係が続いて、ハス様外伝のあの場面に繋がったというのか。
あと、ここのシジフォスって、なんだかんだと人助けのためだけじゃなく自分のために功を焦っての行動でもあるんですよね。アスプーからすると偽善者うぜえな気持ちもあったんじゃないかな。
……なんか、私、ものすっごいアスプのこと殊更に性格悪い人間扱いしてるみたいで、純粋な思いでアスプを好きな人には怒られるかもしれないこの感想……。一応、トップ3で入る好きキャラなんですが、アスプロス(汗)。

まともに洋服着てるイリアスさん、超新鮮。
しかし、イリアスさんって言ったら布でしょうって部分は外していないコーディネイト。素敵だわー(笑)。
アラサーとはいえ北米時代と比べると若い風貌にもドキドキだ!
イリアスさんはシジフォスのお師匠さんであってほしかったので、今回の指導場面も嬉しいのなんのって。
しかし、指導内容は無茶すぎる……。イリアスさんの戦い方って、セブンセンシズともまた違った感じなんだよなあ……。小宇宙だけで攻撃してる、という風でもないし。セブンセンシズが結局は自身の感覚なのに比べて、イリアスさんは外に感覚を置いているような感じ。うまく表現できませんが……。
シジフォス、同い年のレグルスと比べると大人っぽい方だと思ったけど(というかレグルスが子どもすぎる)、「簡単じゃないよ」の台詞と表情は年相応で可愛いです。あの年長者の未熟時代……やっぱりつくづく外伝怖い。

イリアスさんと話してる鹿の首にあの首飾りが……。
マンガだから声分からないけど、デルフォイの巫女さんかなんかがレグルスのお母さんで、駆け落ちで北米に行った可能性もあったりするんでしょうか?
レグルス5年放置の謎は分からなくても、母親がどんな人だったかはこの外伝で分かるのかしら……。

聖衣継承の場でさえ「獅子座の弟」と呼ばれちゃうシジフォスがちょっと可哀想。
イリアスさんの「自然なままで」って、結局は「自分らしく」って意味なんじゃないかと思ったのだけど。誰かと比較することのない、といって獅子座を兄に持つことを否定することもない、ありのままの自分を受け止めて、っていう。
まあ、それはそれとして、試合の相手は誰かしらと思ってたら、まさかのルゴニス先生ー!!
先生、先生くると思ってなかったよ、先生ー!!
パパの顔してないルゴニス先生が見れるなんて、本当にサービス多すぎるだろ射手座外伝。
まだ血の儀式を始める前のルゴニス先生だから、思いっきり現役バリバリ全盛の頃だよ! やっぱり18歳ではないけど!(笑)
素敵だなあ、ルゴニス先生。やっぱりかっこいいなあ。
そして「イリアス」呼び捨てに大興奮だ! や、もちろん黄金が仲間を呼び捨てにするのは普通なんですが! 聖域にいる時期かぶってるんだし知り合いでもおかしくないわけですが!! 確実に知り合いだって分かるのと分からないのとじゃ、やっぱテンション違ってくるじゃないですかー! イリアスさんとルゴニス先生の会話も見たかったよう。

シジフォスが聖衣継承の条件をクリアして、すっごく嬉しそうな顔で一緒に喜んでるハスガード様の横のアスプロスの表情が、妙にツボにはまりました。喜ぶわけでもなく驚くわけでもなく、かと言って不満げでもない表情らしい表情のない表情。
描く時に適当でいいやとこの表情させてるのか、あえてこの表情で描いたというのか……。あーあ成功しやがった、くらいの感情しか読み取れないんですが……!  この場面、杳馬と会った後なのか前なのかどっちだろう、アスプロス。二番目嫌いは植えつけられた後なのかなあ……?

シジフォスの闇堕ちは16年前から予見されてたのにビックリ。止めんでいいのか、止めようがなかったのか、その先に立ち直る姿まで見えていたのか。

途中にちょろっと書いたけど、初任務でぶいぶい言わせてた外伝レグルスと、任務失敗してる外伝シジフォスが同じくらいの年ってのは、なんか面白くていいね……! で、テンマが来た頃のレグルスくらいの年に、シジフォスは聖衣授かったんだ。
弟キャラなのに、レグルスほど子ども子どもした感じがなくて、でも少年らしさはちゃんとあって、外伝シジフォスいいキャラだなあ。はー、好きだー。
17年前のアスプロスくらいの年にレグルスは拾われてるんだと思うと、これまたレグルスの子どもっぽさが際立つし。
レグルスって、やっぱり身長だけじゃなく成長遅そうなんだよな。背は本当に低いし、アニメの設定でもどっかでテンマや耶人より低く設定されてるの見たわ……。オクの出品画像かなんかだったか。
子どもっぽくて、その分すごく可愛くて、だけどどこか怖さ・欠落・不安定を感じさせるのがレグルスの魅力なんだよね、私にとって。ただの可愛いショタではきっとここまで好きにならなかった。
……レグルス結局登場してないのに、ここまでレグルスで語れる自分も大概ね。でも、レグルスとシジフォスって似てる似てると思ってたけど、こうして同い年の二人を示されると全然雰囲気違うんだなあってことが面白くて、ついついレグルスに思いを馳せてしまったのさ。

今回はページ数が46Pと他の月刊連載中外伝と同じページに戻っていたので、4話構成かもしれない。どう見ても獅子座イリアス外伝だから二人主役として牛外伝みたいに5話構成にしてくれても良かったのに。
いや、きっとアレだ。二巻構成なのだ。そうに違いない。……違いない……。


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