種明かし早いよ!聖闘士星矢Ω57話感想。
エネアドさん生きて……!! 貴重な一期からの継続白銀が……! しかも、一般人かばっちゃうような良い人が……! 光牙に話しかけたあの後すぐに死んでるんでなければ、誰か助けてあげてくれー! エネアドの仇云々も、よくも傷つけやがって程度の意味であってくれよー。
今回は久々に面白いと感じられるΩでした。戦闘描写は今ひとつだったけど、話の流れとか台詞回しとか好きだな。特にパラサイト側の台詞が色々切れてて楽しかった。エウロパもテーベも。特にエウロパは相手を君付けで呼んでたりするのがなんだか素敵。エデンのことをプリンスと呼ぶのもいいなあ。あと、「ぶっぶー」が好きすぎて。パラサイトって、良いキャラ多くて好きだわー。 ただ、単体で話を見るといいけれど、全体の流れから考えるとちょっと難あり……という感じ。死んだ人間は戻らないよ展開は時貞と栄斗でやっちゃった後だからキャラは違えど今更感があるし、パラサイトエデンがただのスパイという種明かしが早すぎて、その設定要ったのかという疑問が……。そりゃ、OPでも普通にクロノテクターじゃなく聖衣着てるから、裏切ったと見せかけて実は!なカタルシスを与えようとしての設定ではないのだろうけど、それにしても裏切り期間が短すぎて本当に動向探れたのか心配になるよ! しかも探ったところで共有する仲間がいないよ!(笑) してみると、玄武が、早々に登場して悪役面しつつ、OPではこっそりとアテナ派だと明かしてたのは面白かったなあ。
OPのSEは実はいらん派なので、今回からSEが入ったのがちょっと残念。 でも、アイキャッチでの謎あおりとか、Aパート・Bパートに入るたびに出てくるタイトル字幕とかと比べれば、いらん度が圧倒的に低い……。なんであの謎字幕たち増やしちゃったんだ……。 キャラ名字幕といえば、聖闘士は白銀聖闘士などの階級じゃなく何座かが書かれるのだから、パラサイトも一級二級といった聞けば分かる情報じゃなく武器名の方を出してほしいなあ。
エネアドとテーベが、階級とか星座名とか武器名とかを名乗りあってから戦うのがなんだかツボった。 それにしても、東京のライブ会場だけじゃなく、一般人への被害は着々と世界に広がってるようだ……。でも、時間を止めてるだけだと、パラス戦が終わったら全員無事に帰還できそう? ていうか、できないと聖域を完全に失った栄斗がまた迷走するわ(笑)。 原作だと一般人の被害ってポセイドン編だけで、しかも個々を襲うわけじゃなく天災扱いだったから、一般人被害があると派生星矢だなあ……と思う。
アリアちゃんのお墓はお花畑にあると聞いてたから、エデンとアリアちゃんの思い出の花畑にぽつんとある図しか想像できなかったけど、違っていた。普通に墓場だわ、あれ。「芳臣の墓」とはわけが違った。 にしても、墓の前で故人に音楽を聞かせる話を二連続させる天然栄エデ風味が怖いわ。 個人にとっての聖域を汚されそうになって怒る展開も被せてくる天然栄エデ風味がほんと怖いわ。 でも、こっちの聖域はなんか許せる(笑)。 光牙は、アリアちゃんのお墓がどこにあるかも知らなかったってことになるんだけど、いいのかそれで。冷たかないか。それとも勝手に分骨してるんじゃねーよってことなのか。土葬文化じゃないのか。……の前に、遺体ないんだった……遺体ないんだった……! 遺体ないんだったあああ!!! じゃあ、あの墓もエデンが勝手に作っただけで、光牙が知らなくても当然ってことなのね。うぐぐ……。
そろそろパラサイトによる神殺し連呼がうざい……。
エウロパによる光牙と昴のふっ飛ばし方がいいな。 昴がエデンのことを、名前を聞いてもぴんとこないレベルで知らないのは驚いた。昴の知識の偏りが謎い……。 貴鬼様が忘れてたミケーネのことを覚えてくれてるエウロパ優しい。どう考えても二期一話のアレは、ミケーネファンへの嫌がらせだと思うわ……。 ていうか、ソニアさんもミケさんも死亡確定か(泣)。貴鬼様が忘れてたのが実は伏線で、本当はミケさんも生きてる可能性にかけたかったのですが。獅子座の聖衣石?は壁にはまってたから、本当に見事に呼び忘れただけだろうとも思っちゃいましたけどね! 万一ってことがあるからね! 46話の回想は、やっぱり絵が苦手だなあ。 自分が死ねばアリアが生き返るかも……と思う光牙は41話の栄斗に叱ってもらえよ。と思ってたら、昴が叱ってくれました。失ったものは戻らないよ叱りではなく、ぼやぼやしてるんじゃねーよ叱りだったけど。神様になるよ!と主張しまくってる子に聖闘士の心得を説かれるとは、光牙……orz エデンは、その点、しっかりしてる子だった。本気でだまされてたらアホな子全開だったけど、生き返らせるとかないわ無理だわと分かってて、あえて相手側に飛び込んでた子で良かった良かった。 十二宮で参戦してからは、最後までずっとお守りのようにアリアちゃんのイヤリングを握ってたから、それを残していくのはすごく寂しいけれど、エデンの成長と受け止めないといけないのかな。でも寂しい……辛い……。 これが最後のお墓参りのつもりだったのかな、エデン。たまにでいいから、一輝兄さんにとってのエスメのように、アリアちゃんのこと思い出してください……。触れる展開きてください……。完全になかったことにはしないでくれよう。
クロノテクターの下から新生聖衣が表われるだけで、新生聖衣へのイラッと感が軽減されるものなのね……。あれも実際にはクロノテクターの下につけてた聖衣石が、例によって新生聖衣に生まれ変わってるだけなんだろうけど。修復はどうしたんだ、エデン……。聖衣箱もどこから用意したんだエデン……。 必殺技は一期の絵を流用できるから、二期になってもわりときれいだなあ。
気絶してたと素直に告る昴の可愛さが素晴らしい。
パラスが相変わらず可愛いけど、そろそろヤンデレの気配がにじみ出てきた、気がする。タイタンの「思い出に縛られて」云々の台詞とあわせてパラスを映するのは、神であるパラスも思い出に縛られてるということの暗示なのかな。成長するにつれて、憎しみの感情も思い出していくとか?
次回は見るからに作画微妙回だけど、黄金勢ぞろいとハビさんと玄武が会話する可能性にwktk。 パラサイト四天王は青い人がちょっと気になっている……。
世にも奇妙な物語、最近はいまひとつな話が多かったけど、今回はなかなか面白かった。 全員が偽者ぞろいな話が特に良かったなあ。
| 2013年05月10日(金) |
LCアスミタ外伝最終話感想 |
本日仏滅ロストキャンバス外伝アスミタ編最終話「縁」感想。
階段あったわ。 ジャミールの塔の内観は何度も登場してるのに、階段を上がるアスミタのことも覚えてるのに、何故かなんでか今回の話を読むまで、階段があること忘れてました(笑)。 入り口あるよ! 階段もあるよ!! とことん世間を拒絶してるのなんてムウ様くらいだよ(笑)。 本編で描かれていたアスミタ専用ルームのような仏像まみれの部屋は、本当にアスミタのための部屋だったんだなあ。アニメ化した時に公開された設定ノートで、エルシドさんとアスミタを見出したのはハクレイ様という裏設定が書かれていたようですが、エルシドさんの方はともかくアスミタの方は、ちゃんと本編に露出する形で描かれてたんですね……。 出身地がインド、修行地がインドとジャミール……ということになるのかな、アスミタは。聖衣を授かるための聖闘士修行はジャミールに来てからだろうから、出身地はインドだけど修行地はジャミールオンリーで、師匠はハクレイ様ということになるんだろうか。
天舞宝輪で相手の消滅を狙う戦法は、本編でテンマを相手に見せたものだけど、冥闘士相手でも普通に効くものなんだなあ……。いや、天舞宝輪そのものは普通に効くだろうけど、そこから消滅に繋げられるんだなあ、というか。 冥闘士は肉体ごと冥界を行き来できるということで、冥界でも肉体という殻があるから肉体ぐるみの消滅はできないんじゃないかと思ってたけど、そこは一応可能なんだ。OKなんだ。ほうほう。 そうすると、積尸気冥界波で魂だけ飛ばされた人間が天舞宝輪をまるっと食らえば当然完全消滅しちゃうし、積尸気冥界波の使い手が肉体ごと黄泉比良坂に来た場合も完全消滅しちゃうってことでいいのか? 黄泉比良坂はあくまで現世と冥界の狭間の場所だから、冥界ほどは存在が魂に拠ってないのかしら。 そもそも、エトヴァルトたちは現世で食らった天舞宝輪でも消滅してるし、冥闘士に天舞宝輪すればそれだけで消滅まで直結するのか? 単に復活できなくなった冥闘士が死んだら消滅するってわけじゃないのは、その後の描写で確定だしさ……。 という、どうでもいいことが気になりまくりもしましたが、本当にどうでもいいことなので、長々とどういうこっちゃねーん!と書いてるほどは実は気にしてないのです(笑)。
Ωでセブンセンシズをがっつり感覚として描いてくれていたことにひゃっほーした人間なので、天舞宝輪で剥奪する感覚にセブンセンシズも含まれてたことには滾りました……! これ出来ちゃったら最強じゃねーか。五感・六感失ってもセブンセンシズで何とかなるのが(一部)聖闘士の恐ろしいところなのに、それすらさせないってことですよ! アスミタだったら一輝にさえ勝て……る気はしないな、やっぱ……。 いや、でも、七感まで剥奪した時は本当に「これ勝ったわー」と思いました。冒頭でそれやっちゃってたもんで、アスミタ編最終話は長々とエピローグするのかと思ったくらいで(笑)。 アタバク版天舞宝輪の「魔天無宝輪」は、技を受けたアスミタが五感が失われて……と言いながらも、最初から見えない視覚と、アタバクとの対話用に残されたのか味覚は、失ってく実感に含まれてないことが、当たり前といえば当たり前なのに、その当たり前がちゃんと当たり前として描かれていることに地味に感動しちゃってました。 ロスキャンのこういうとこ好きなんだよなあ。 アタバクの台詞の「この大宇宙内に納められぬ」の謎日本語っぷりも、ある意味ロスキャンの平常運転(笑)。「この大宇宙を自分の内に納められない」という意味でいいんですかね……。
ショタアスミタの「痛みがない」発言を見て、なんか思い出すんだけどなんだっけ……ともやもやしてたけど、思い出した。バロック(ゲーム)だ。すっきり。 ショタミタは痛みだけじゃなく「快楽もない」とも言ってるので、元々感動というものに欠けてる子だったのかな、という感じ。何につけ他人事感が強かったのかな……? といっても、外伝のミタさん見てると、ちっともそういう人の痛みに現実感がない人には見えないのですが。我が事じゃなくても泣いてあげられるのは、人の痛みを自分の痛みとして感じられるからだろうし、アスミタと語らう神仏の言葉からもアスミタ自身の痛みはあるということだし。 痛みがない→人間で良いんだよ→宇宙の流れが繋がってるようで繋がりがよく分からなくて、若干話がかっとんだ風に感じたけれど、自分以外の痛みを強く感じすぎて、自分自身の感覚を疎かにしていた子が、自分を全体の中の一部に納めることなく一個の存在として重んじるようになった……ということでいいんだろうか。
とりあえず、アヒンサーがアスミタの身代わりになるところ、そのために他の亡者も協力してくれたらしいところ、泣いちゃってるアスミタの場面は、理屈抜きにほろっときました。アスミタの涙はちゃんと描かれてるけど、泣いてる目そのものは描かれてないのも好きだなあ。 逆に、八感を奪った天舞宝輪を仕掛ける場面では、世にもめずらか開眼アスミタだったのも、好きです。一応これは、本来目が見えるはずの冥界でもあえて目を閉じ続けていて、蓄積した小宇宙を爆発させた結果、ということなのかしら……。 冒頭の七感剥奪だけでもすごいと思ってたのに、八感剥奪までやってのけたのは更にすごいと思いました。や、やってのけよった……。やった結果の流れがこれまた分からないのですが、冥界で意思あるものとして存在たらしめる八感を奪うことで、冥界にいられなくした、ということなんでしょうか。 輪廻の道を開いたのはアスミタの技の結果ではなく、亡者たちの自由意志とのことなので、亡者がそれをやってくれなければアタバクはどんな状態になったとしてもハーデスによる復活は可能だったのかな。 でも、さすがに転生しちゃった魂については、冥界の神様でも手が出せねえわ、ということで? ロスキャンのこの設定だと、ペガサスがコキュートスに行かずに転生できるのは、冥界に行かずに即転生ルートに入るから、ということになるのかもしれないなあ。
アスミタとアヒンサーのやりとりは、ND41話の瞬と天馬のやりとりを思い出しました。 いつかの未来のために今を繋いでいく。そういう世界なんだよな、冥王神話って。狭く見ればハーデスとの戦いに勝つという目的のために、広く見れば人間という種の成長のために。 アスミタ外伝は転生の概念を強く押しているから、同じ魂が磨かれてはより良き未来を目指そうとしているんだな、と思える。当のアスミタは聖闘士ということでコキュートス行きになるんだろうから、アヒンサーとの約束で叶えられるのは帰れる現世を守ることだけなんだろうけど。
アスミタ外伝は、アスミタの思いがけぬ殊勝さと熱血っぷりと優しさとにおおおお前そんな奴やったんか!といちいち驚かされまくりでした。そんな奴やったんか。エルシドさんと並んで本編と外伝でキャラのイメージが違う(笑)。 ただ、本編を読んだ時には、アスミタさんの「ああ、そうか……」というモノローグは、死の直前に例のサーシャとのやりとりを思い出して、そこで初めて気づけたために発したものだと思っていたのですが、外伝を読んだら「ああ、そうか……」というモノローグも回想に含まれるように思えてきたので、キャラが違うというよりこっちの読みが違ってただけかな、という気もします。うん、日本語おかしくて説明できてる気がしない。 なんというか、私は、冥界やジャミールでミタさんがテンマと喧喧やってたりするころまでは、ミタさんの考え方は「この生は苦しみと迷いに満ちている」までで止まっていると思ってたんですよ。で、死の直前になって初めてサーシャの台詞の意味に気づいて「ああ、そうか……」と感じたのかと思っていたの。 でも、外伝ベースだと、テンマと会って話をしている時にはもう、「時には笑って」という部分まで気づいていて、自分の考え方を変えた場面として思い返していたということになるんだな、と思ったんです。ああ、やっぱり説明できてる気がしない。
ま、とりあえず次回からハスガード様編。 ちょっとでいいからシジハス描写がありますように……!
忘れてた。追記。 アタバクは今回の話で聖戦に参加する前に退場済みだったことが確定したけれど、数珠の色が変わりきらなかった珠の一つがアタバク分だったら、ちょっと泣く……。 数珠が最初にできた時点で、色の変わった珠はなかったからなあ……。
蒼きユピテルWEBサイン会の結果発表が届きました。 Twitterで結構な倍率になったと報告されてたので、もうダメだと思ってたのですが、無事買えてました……! でも、自分のTLだと外れた報告の人も多かったので、本当に運が良かったからのようで。 外れた人には当選者にはない画像特典があったらしいので、外れた人がうらやましい……という罰当たりこと言っちゃいます。羨ましいー!!!
今期は結構楽しみにしてるドラマが多いのだけど、ダントツで話が気になるのは家族ゲーム。 原作ありの作品らしいので、ネタバレに出くわさないように気をつけねば。
今週の進撃の巨人、主人公が思い切りよく足が飛んだり腕が飛んだりして驚きました。 巨人が襲ってくる世界で、主人公も巨人になって戦うよ!ってことだけ知ってたので、巨人になるまで結構時間がかかることにも驚いている。 一度巨人になったら、今回失った足や腕も戻ってるのかな……。
主人公のエレンも可愛いけれど、私はミカサの可愛さに萌えてます。 キリッと美人ですごく強いのに、エレンに思い切り依存してるところが好き。 今のところ(アニメで放送されてる話まででは)、エレンの方はそれほどミカサにベクトル向いてないところがまた可愛い。ミカサ→エレン→アルミンな感じで、ミカサ→エレンの恋愛と言えるのか微妙な感じの依存ベクトルより、エレンにとってはアルミンとの友情ベクトルの方が大事っぽい感じがいいなあ。そういえば、一話でも、いじめられてるアルミンの元へ猛烈ダッシュで助けに行くエレンと、そのエレンを守るためにすごい気迫でついてくるミカサのシーンがコミカル可愛かったなあ。
| 2013年05月06日(月) |
バンド回の評価は低い |
昨日のΩ感想は、書くだけ書いてさっさと日記にUPしたもので、その後やっとネットでいろいろ見て回ったのですが、脚本については結局クレジットが間違ってただけらしいということなので、自分の抱いたバイト回同様のはじけきらなさへの不満はけして的外れでもなかったみたいで。 バイト回は、バイト回だけ見ていた時は、ぼんやりとした「可愛いけど何か違う」という感想だったのですが、忍者回を見た時に思い切りが足りなかったからいまひとつだったんだ、と気づきました。 あとなー、いかにも失敗させるための失敗って感じになってたのがな。話の流れに沿わせるために、必要以上にキャラクターが出来ない子になってるのも不満だった。 村山さんの担当されてる回って、バイト回以外は好きな回が多かっただけに、こういうネタ回は他の脚本さんに担当して欲しかったな……。VS時貞戦の栄斗の台詞も好きだったのに、あれだけ良いこと言っといて結局ああなるんだもんな……と見返すたびに56話を思い出しちゃいそう。 これは栄斗に限ったことじゃないけど、二期に入ってキャラに精神的退行見られるのが不満です。強さリセットは気にならないけど、やる気リセットは嬉しくないなあ。
あと、個人的にネタ系はね、純天然か、あるいは天然か養殖か分からんときこそ面白いと思うんだ。 天然ってのは旧アニメ十二宮までで、天然と養殖の際どさはアスプー兄さんや玄武さんみたいな人たちで。 いかにもな養殖は嬉しくないぜ……。個人の感想だけどさ。
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