てらさき雄介の日記
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2024年11月08日(金) |
室井慎次には生きて欲しかった |
「室井慎次」を観た。前半と後半の2部作になっている。何度か泣いてしまった。派手な音響や映像ではなかったが、日本人だからわかる「間」が感動的だった。是非、映画館の大画面でご覧いただきたい。
さて踊る大捜査線の全体は、余り記憶に残っていない。しかし今回の室井慎次は、当時を知らなければ成立しない物語である。目の前の一瞬のことだけに依らず、歴史が大切と思われる瞬間である。
最後に室井慎次が亡くなったのは残念だった。タイトルの「生き続けるもの」は、後継者に委ねる言葉ではないと思う。自分自身に課してこそではないか。生きて欲しかった。残念だ。その冥福を祈る。
●今日一日
【午前】 所用
【午後】 所用
【夜】 会合/相模原市中央区 事務作業/事務所
2024年11月07日(木) |
相談してくれるから生きていける |
昨日飲みに行った場所で、ある真剣な相談を受けた。受けたことが本当に嬉しかった。
私のような人間が政治家をやっていていいのかと、特に朝起きた時に我に帰ることがある。悪口や陰口を言われ、それも「芸の肥やし」と割り切ってはいても、気にしないというと嘘になる。
しかしそれでも頼ってくれる人がいる。ありがたい。私が助けているのではない。私が助けられているのだ。
●今日一日
終日所用
2024年11月06日(水) |
障がい福祉事業者と市行政職員の懇談会 |
地元の障がい福祉事業者と市行政職員の懇談会。特にテーマを決めずに約1時間、色々なテーマについてお話した。普段は手続きなどの機会に限られるとの声を聞き、一度仕事の中身について意見交換の場を設定したいと考えた。市行政職員も丁寧に対応して下さり、有意義な時間になったと思う。
さて一番多かったのは「援護地」設定の件だった。障がい者福祉に限らす、高齢者や生活支援も同様の制度がある。治体間を入り乱れてサービス利用が行われている現在、広域で解決していく必要がある。県として果たす役割もあると実感。さっそく今後県議会で取り上げていきたい。
●今日一日
【午前】 支援者と朝食/相模原市中央区横山 市議会と市長へ資料届け/相模原市役所 事務作業/事務所
【午後】 行政相談対応(福祉)/相模原市役所 県政報告会案内発送作業/事務所 地域まわり/相模原市中央区内
2024年11月05日(火) |
相変わらずの縦割りに辟易する |
来週の決算特別委員会で質疑を行う予定。その準備に勤しんでいる。元々事前の打ち合わせはしないだが、久しぶりの同委員会なので、いくつかの担当課と話をしている。
さて相変わらずの体質がある。「縦割り」だ。目の前の仕事は上手くこなすのだろうが、他の話になると自分には関係ないといった感じである。私が日々地元で接している民間の企業や他の組織とは、明らかに大きく悪い意味で異なっている。
この「縦割り」の意識は、年数を重ねた職員さんの方が強い傾向がある。入庁以来仕事をする中で、段々と叩き込まれていくのだろう。そう言えば黒岩知事も一時期はよく、「クロスファンクション」と言っていた。最近は聞かない。あきらめたのかな。
政治や行政は、市民のお困りごとを解決するのが仕事。一方で何かに困っている人たちは、その原因が複数重なっていることが多い。ピンポイントでこれだという特効薬はない。だからこそ寄り添って、各部署や各機関が共に手を取り合って、複雑な方程式を解いていかなければならない。
●今日一日
【午前】 企業誘致・国際ビジネス課と打合せ/県庁 行政相談対応(イベント)/同 決算特別委員会(質疑)
【午後】 決算特別委員会(質疑)/同 中小企業支援課と打合せ/同
2024年11月04日(月) |
仲野太賀と鞘師里保と阿部サダヲ |
11人の賊軍を観た。前評判と予告を聞く限り、如何にも私が好きそうな映画だ。約2時間半の内容だったが、最後まで息つく暇もなかった。面白かった。
印象に残ったのは3人、決死隊隊長の仲野太賀、娼婦の鞘師里保、そして家老の阿部サダヲだ。仲野氏と鞘師を意識したのは初めて。今後も注目するので活躍してもらいたい。
難を言えば、10人の賊軍の配役か。その全員が主人公なのだから、もっとキャスティングに気合を入れた方がいい。上記の2人と山田孝之だけが目立っていた。
あとは露骨なSFX。時代劇に取り入れる時は、周りと調和するよう繊細な配慮が必要。橋を落とすシーンや最後の敵陣の爆発は、少しリアリティに欠ける映像だったと思う。
また家老がコレラ患者の首を次々と落とすシーンは、映画ならではの描写であった。背筋が寒くなった。素晴らしい。ならば等しく他の人の死も、冷酷に描いたらどうか。格好良い戦死等ないのだから。
含めておススメである。今は大分高くなった鑑賞料を払うなら、こういう映画を観た方がいい。大画面に耐えられる時代劇だった。
●今日一日
終日所用
2024年11月03日(日) |
5千円失くして5千円の割引券が当たる |
朝ホテルで起きて財布を見ると、どうも5千円少ない。あれこれ考えてみるが、やはり間違いない。どこかで失くしたようだ。可能性が一番高いのは、昨晩のタクシーで千円札と間違えたのか。新札と旧札が混じっているので、気付かなかったのかもしれない。無念である。滅多にないことなので、今後の教訓にしよう。
その後チェックアウト。受付に鍵を渡すと、「くじが引けます」とのこと。カウンターに飴玉と薄いポーチが置いてある。これが当たるのだろう。そう思いながらパソコンのボタンを押す。二度押すと画面が止まった。小さなお祝いの音が鳴り響く。何と1等賞だ。次回以降使えるホテルの宿泊割引券をもらった。その額は何と5千円。
以上、嘘のような本当の話である。
●今日一日
終日所用
2024年11月02日(土) |
国民民主党の経済政策に賛成だ |
国民民主党が掲げている「手取りを増やす」政策に賛成だ。特に「103万円の壁」撤廃は、一日も早く実現して欲しい。いずれも過半数に及ばない国会の状況が生まれた。それを活かせるかどうか、まさに注視の的になっている。
今必要なのは、市民の負担を軽くすること。それが大前提。その上で手段は色々ある。消費税減税が最も効果的と考えるが、上記の話も次いで効果が大きいと思う。
さっそく財務省が、財源がどうとか言い始めているようだが、その圧力に屈してはならない。自民党も腹をくくる時だ。政治とは生活である。生活を良くするのが政治の役割だ。党派をこえて応援している。
●今日一日
終日所用
2024年11月01日(金) |
231円のおつとめ品で十分だ |
決算特別委員会は定時に終わることが多い。そのまま車で帰ると自宅に着くのは大体20時前くらい。仮に保土ヶ谷バイパスがすいていても、相模原市内に入ると大正堂より先は決まって混んでいる。
しかし良いこともある。自宅近くのダイエーに寄ると、「おつとめ品」が売り出されている。夕食時の買い物は過ぎていて、残りの整理に入っているのだろう。今日も231円のミックス弁当があった。
ご飯は軽めだが、おかずが盛りだくさん。これで十分である。元々家で食する時は時間をかけない。テレビもほとんど見ない。食べて、風呂に入って、寝る。眠くなるまで本を読むくらいだ。おやすみなさい。
●今日一日
【午前】 生活援護課と打合せ/県庁 決算特別委員会(質疑)/同
【午後】 決算特別委員会(質疑)/同
2024年10月31日(木) |
愛名やまゆり園虐待案件に関する報告書 |
県立の障がい者支援施設である愛名やまゆり園で新たな虐待案件が発生し、第三者委員会による調査の中間報告が行われた。内容は余りにも酷いもの。当初の予定になかった厚生常任委員会が開かれた。
私からは県と共同会の責任について申し述べた。権限のない第三者委員会が調べられることを、権限のある県が通常業務の中で明らかに出来ないのは何故か。設置者としてより主体的に関わっていくことを求めた。
また管理者であるかながわ共同会は地元津久井やまゆり園も運営している。法人の問題が大きく問われた報告書だったので、他の運営施設も心配である。今日現在も不適切な支援が行われているかもしれない。
繰り返される同様の案件。本当に嫌になる。知事は以前の本会議で「全国の障害福祉の問題(要約)」と言ったが、私はそう思わない。健全に運営されている施設は多くある。県が民間に範を頂くのは情けない話だが、謙虚に受け止めなければ改善は出来ない。
●今日一日
【午前】 企業誘致・国際ビジネス課と打合せ/県庁 事務作業/同
【午後】 厚生常任委員会(報告及び質疑)/同
2024年10月30日(水) |
地元3水道営業所の統廃合の理屈 |
決算特別委員会の質疑1日目。他会派の議員が、相模原市内の水道営業所の統廃合を取り上げた。現在3つある営業所を今後1つにする方針だ。南と津久井が無くなり、現在中央にある相模原営業所のみになる。
コストカットが主な理由のはずだったが、その他にも後から付けたような理由を述べていた。「南や津久井は少ない人数で災害対応をしていたが、まとめることによって的確になっていく(要約)」など。それは結果そうなるということで、検討の目的は違ったはずだが、単に効率化ですとは言いにくいのか。
行政が使うレトリックは他と違う。論点を明確化して議論することを嫌う。Aという要素もあり、またBということもあり、総合的に勘案してCになったという流れだ。これは丁寧な説明というよりかは、責任の所在を曖昧にする手法と感じる。
この話で言えば、コストカットと災害対応は別の話。区分して議論しないと深まらない。またそうしないと、別の手があるかないかもわからない。結論から導き出される理屈が県民にとって正しいか、議員はチェックする必要がある。
●今日一日
【午前】 決算特別委員会(質疑)/県庁
【午後】 決算特別委員会(質疑)/同
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