てらさき雄介の日記
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2024年10月31日(木) |
愛名やまゆり園虐待案件に関する報告書 |
県立の障がい者支援施設である愛名やまゆり園で新たな虐待案件が発生し、第三者委員会による調査の中間報告が行われた。内容は余りにも酷いもの。当初の予定になかった厚生常任委員会が開かれた。
私からは県と共同会の責任について申し述べた。権限のない第三者委員会が調べられることを、権限のある県が通常業務の中で明らかに出来ないのは何故か。設置者としてより主体的に関わっていくことを求めた。
また管理者であるかながわ共同会は地元津久井やまゆり園も運営している。法人の問題が大きく問われた報告書だったので、他の運営施設も心配である。今日現在も不適切な支援が行われているかもしれない。
繰り返される同様の案件。本当に嫌になる。知事は以前の本会議で「全国の障害福祉の問題(要約)」と言ったが、私はそう思わない。健全に運営されている施設は多くある。県が民間に範を頂くのは情けない話だが、謙虚に受け止めなければ改善は出来ない。
●今日一日
【午前】 企業誘致・国際ビジネス課と打合せ/県庁 事務作業/同
【午後】 厚生常任委員会(報告及び質疑)/同
2024年10月30日(水) |
地元3水道営業所の統廃合の理屈 |
決算特別委員会の質疑1日目。他会派の議員が、相模原市内の水道営業所の統廃合を取り上げた。現在3つある営業所を今後1つにする方針だ。南と津久井が無くなり、現在中央にある相模原営業所のみになる。
コストカットが主な理由のはずだったが、その他にも後から付けたような理由を述べていた。「南や津久井は少ない人数で災害対応をしていたが、まとめることによって的確になっていく(要約)」など。それは結果そうなるということで、検討の目的は違ったはずだが、単に効率化ですとは言いにくいのか。
行政が使うレトリックは他と違う。論点を明確化して議論することを嫌う。Aという要素もあり、またBということもあり、総合的に勘案してCになったという流れだ。これは丁寧な説明というよりかは、責任の所在を曖昧にする手法と感じる。
この話で言えば、コストカットと災害対応は別の話。区分して議論しないと深まらない。またそうしないと、別の手があるかないかもわからない。結論から導き出される理屈が県民にとって正しいか、議員はチェックする必要がある。
●今日一日
【午前】 決算特別委員会(質疑)/県庁
【午後】 決算特別委員会(質疑)/同
2024年10月29日(火) |
県立武道館を初めて視察 |
決算特別委員会の現地調査。県立厚木王子高等学校と県立武道館を訪れた。共に初めての施設である。前者はまだしも後者が初めてなのは、私も不勉強のそしりを免れまい。その分真剣に説明者の話を聞いた。
県立武道館は昨年度に改修工事を行った。主に空調設備である。利用者からの評判も良く、快適な環境で今日も稽古をされていた。その他にも畳の張り替えや電球の交換等を行ったとのこと。
一方でこれらは施設維持に最低限必要なことdあ。時間をかけて議論しないと予算が確保できないのは、それも県政のあり方として問題である。スポーツ施設は、より多くの権限と予算を管理者に与えていいい。
●今日一日
【午前】 事務作業/県庁
【午後】 決算特別委員会現地調査/県内
2024年10月28日(月) |
全く以ていい加減なテレビ局の記者 |
衆議院選挙の期間中は、この日記をお休みしていた。今日から再開する。
さてその終盤に驚いたことがあった。社会全体にとって良くないと思い、ここにそのいきさつを記したい。
神奈川14区を担当するテレビ局報道部の記者との会話の件だ。長友よしひろ候補の選挙事務所で約15分くらい取材を受けた時のこと。選対の取材担当者がいなかったので私が応対した。
若い記者だった。名刺を交換していくつか質問を受けた。内容はいかにもテレビ局的なものが多かったが、まあそれはいい。問題は以下のくだりだ。
★記者:自民党の候補者に取材したところ、寒川町でしたっけ、そこで負けていると言っていたが、どうなのでしょうか
☆寺崎:寒川町?愛川町の間違いではないですか
★記者:ああそこでしたっけ
☆寺崎:・・・・
★記者:いかがですか?
☆寺崎:仮に愛川町で勝っていたとしても、人口4万人と少しでは、他で負けていたら穴埋めが難しい
★記者:それしかいないんですか。他の区域はどこだったでしょうか?
☆寺崎:・・・・
★記者:寺崎さんは県議何期なんですか
☆寺崎:5期目です
★記者:そうですか。何年くらいやっているのですか
☆寺崎:???
★記者:県議の1期は何年なんですか。衆議院は4年ですが
☆寺崎:・・・・
以上、嘘のような本当の話である。怒りを通り越して心配になった。繰り返しだが、テレビ局報道局の専任の記者である・・・。
選挙予測は各社の数字データの他に、「記者の取材を加味して」とある。この一事を以てしても、如何にいい加減なものかがわかる。不勉強で済まされるレベルではない。
●今日一日
終日所用
2024年10月14日(月) |
勝手に子どもを使い中に入る |
相模原市スポーツフェスティバル。快晴の中で開催された。広いギオンスタジアムに市内のスポーツ関係者が集結。健康づくりの取組など、楽しい催しものが市民に提供されていた。
開会式の後にラジオ体操をはじめ軽い準備運動。しかしこれがなかなか。普段の運動不足を痛感した。その分軽快になった気がする。
さて薬剤師会のスペースもあった。スポーツとドーピンについて普及啓発をされている。「私の息子も薬剤師なんです」と、勝手に子供を使い中に入り、先の議会で医薬品不足の対策を求めたことをご報告した。
●今日一日
【午前】 相模原スポーツフェスティバル/ギオンスタジアム 打合せ(選挙)/相模原市中央区
【午後】 地域まわり/県内
2024年10月13日(日) |
石破茂氏と野田佳彦氏に批判と提案 |
日本記者クラブの党首討論会があった。中継の映像をずっと見ていた。率直な感想を書きたいと思う。
自民と立憲以外の皆さんは、はっきり発言していた。維新は維新らしく、共産は共産らしく、国民やれいわもまた。それは政党が小さいことにも依るし、また埋もれない為の戦術でもあるのだろう。
さて自民の石破氏と立憲の野田氏は、それぞれ党内に気を遣って話していた。政治改革については、二人とも吹っ切れたのか、明確に言い切っていたと思う。一方で石破氏の外交と野田氏の経済は、かなり低いレベルであったと思う。がっかりすると同時に、イチ国民として心配になった。
まずは石破氏。日米地位協定と核兵器禁止条約は、長きにわたり「タブー」だった。議論をすること自体を避けてきた。しかし石破氏はそのワードをあえて挙げた。ならば一定の方向性は述べて然るべきだ。生徒会の話し合いではない。政治家の議論とは結論を導き出す為のものだ。「党内で議論しましょう」は、主権者に対するメッセージにならない。アジア版NATOも全くダメ。日米安保との整合性は。そもそもどこまでが「アジア」なのかを定義付けないと、議論も何もない。
そして野田氏。その経済政策は賛否以前に、何を言っているのかわからない。今回の衆院解散にあたり「判断材料がない」と批判していたが、立憲も同じではないかと感じてしまう。他の野党の多くは消費減税を掲げている。「あえて」違う主張をしている立憲は、給付付き税額控除がどのようなものか。どら位の規模なのか。明確にする必要がある。「政権を獲ってから詰める」は、さずがにない。各種世論調査によると、主権者の投票基準の第一は「経済」だ。ここから逃げて支持は得られない。
双方に提案したい。告示まで数日しかない。党内の意見集約は間に合わない。ならばリーダーとしての抱負を語って欲しい。選挙後に党内に向かって、こういう方向で議論しようと、呼びかける中身を主権者に示して欲しい。身内の分裂を恐れて口ごもるようでは、選挙をする意味自体が薄らいでしまう。
●今日一日
【午前】 団体イベント/相模原市中央区上溝 スタッフと打合せ/事務所 地域まわり/中央区内
【午後】 キャンピングカー&防災フェスティバル/相模総合補給廠返還地 団体イベント/町田市 地域まわり/相模原市南区 事務作業/同
2024年10月12日(土) |
横浜市神奈川区の方に気づかされる |
川崎から横浜をまわった。途中神奈川区内で初めての方から、「寺崎さん、ブログを見てるよ」と言っていただく。ありがたいことだ。一方で更新が滞ることもあり、申し訳ない気持ちになった。
このブログ(日記)は、県議選初挑戦後の浪人中に始めた。カネもなく出来ることが限られていたので、初期費用以外はタダであるネットに着目した。そして当選したあかつきには、県議とての日々の活動を思いを毎日書き続けると決意したものだ。
初心が薄らいでいることに気づかされた。人生の先のことを色々考えたり、また過去を振り返ったりすることが増えている。しかし今を生きる先にしか将来はない。毎日の積み重ね。先人たちのその教えを実践しなければ。
●今日一日
【午前】 スタッフと打合せ/事務所 相模原市戦没者合同慰霊祭/相模原市民会館
【午後】 打合せ(選挙)/相模原市中央区下九沢 地域まわり/県内
2024年10月11日(金) |
中村たけと県議の会派退団式 |
中村たけと議員の会派退団式を行った。次に登庁する時に彼はいない。今後に期待もあるが、寂しい気持ちの方が大きい。公私ともにお世話になった。国内外の調査やプライベートな旅行に何度もご一緒したし、議会終了後もよく県庁周辺で飲みに行ったものだ。
一昨年の参議院選挙では嫌な役を引き受けてくれて、一切の文句を言わずに最後まで付き合ってくれた。そして出戻りの私を温かく迎え入れてくれた。
何より立憲県連立ち上げの同志である。中村たけと議員、浦道健一議員、そして私の三人で結成大会に参加したことは忘れようがない。今回党が彼にチャンスをくれたのは当然と言える。党の今後の支援体制も注視している。公認した以上は徹底して欲しい。
彼は中央大学辞達学会(弁論部)の出身だ。政治に挑戦したくても出来なかった人、挑戦したが途中で潰えてしまった人等を多く見てきた。だからこそ公党の公認で国政選挙に出れるのは、まさに特別なことなのだ。私は敗れてしまったが、だからこそ必勝を祈念する。皆んなで現地に応援に行く。
●今日一日
【午前】 中村たけと衆院候補予定者街頭活動/新子安駅 基地対策課と打合せ/県庁 企業局財務課と打合せ/同 財政課と打合せ/同
【午後】 会派会議/同 本会議(採決等)/同
【夜】 相模原市橋本倫理法人会経営者元気塾/相模原市緑区橋本
2024年10月10日(木) |
今回の衆議院選挙に臨む基本方針 |
山崎誠前衆議院議員の街頭活動の応援。戸塚駅地下の通路である。一昨年の参議院選挙で、何度か立たせて頂いた。とめどなく人が流れていく、まさに街頭向けの場所。ひたすらビラを配った。
今回の衆議院選挙はあちこち行かねばならない。だからこそ方針を立てることにした。そうしないとバタバタしているうちに、何もしないで終わってしまうような気がした。
まずは地元神奈川14区。長友よしひろ氏だ。3年前は惜敗した。私の故郷であり、地方議員としてずっとお世話になっている相模原。そして昨年の県議選で温かく出戻りを許してくれた相模原。ここを疎かにはしない。
また前回の衆議院選挙は私も立候補を目指しながら、最終的に候補者調整で敗れてしまった。だからこそ彼に当選してもらわないと、私自身の過去に決着が付かない。それでは先に進めない。
そして参議院選挙でお世話になった皆様だ。多くの衆議院議員やその候補者がいる。体は一つしかないので全員様の応援は難しい。その中でも特にお世話になった皆様を厳選した。申し訳ない。
以上の基本方針で臨んでいく。始発から終電まで県内の様々な場所に行くつもりだ。
●今日一日
【午前】 山崎誠前衆院議員街頭活動/戸塚駅
【午後】 会派会議/県庁 決算特別委員会/同
【夜】 会派会議/同
ここ最近、食費は1日千円以内を目指している。会合や宴会が入れば別だ。私一人で普通に食べる場合の話である。
十分に可能かと思いきや、なかなか微妙な金額と思う。まずもって外食を入れるとダメ。今やワンコイン以内は少なく、そこで例えば700円を使えば、残り2食で300円は不可能だ。
一方で自宅なら何とかなる。近所の100円ローソンに安い食材は多くある。車で5分の業務スーパーならば更に安い。
またコツは一食分ずつ買うことと気付いた。一日分まとめて買ってしまえとか、1週間分の買いだめとかは、余分が出てしまいかえってお金を使ってしまう。
●今日一日
【午前】 地域まわり/相模原市中央区
【午後】 地域まわり/同 打合せ(選挙)/同
【夜】 打合せ(選挙)/相模原市緑区橋本
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