てらさき雄介の日記
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2023年12月30日(土) |
ブラジルとベトナムの先輩 |
原点である明治大学雄弁部の会。ブラジルから一時帰国した先輩を囲んで、十数名の有志で開催された。それぞれの職業から学ぶことも多く、下手な講演会等よりも有意義と感じた。
さてこの先輩は大学卒業後のほとんどをブラジルで過ごした。ブラジル初の「かき氷屋」を開店するということで、同国マナウスの現地まで応援に行ったのは何年前だろうか。ロス、マイアミ経由で駆けつけた。
開店から数ヶ月だったが既に斜陽で、そのまた数カ月後に閉店したと聞いた。繋がっていたメッセンジャーも切れて、以後誰に聞いても居所がわからず、サンパウロで働いているとの風聞のみだった。
雄弁部のグループ「21世紀政治フォーラム」でご一緒した。酒を飲み、街頭に立ち、政治改革のイベントをして、また夜通し酒を飲んだ。目白に下宿されていたので、そこによく泊まらせて頂いた。
また本日参加されていた別の先輩。店に入った時、一瞬お名前が出てこなかった。それもそのはず、私が一年生の時の四年生だ。四年生は「神」なので当時気軽に話すこともなく、遠目で時々お姿を拝見していた。
卒業後の話は聞いていた。すぐにベトナムへ渡り、その後長く暮らしていたと。今もベトナムにいらっしゃるかと思っていた。しかし違った。在ベトナム25年を経て、日本に帰国されていたのだ。
また今日ご本人から聞いたところでは、帰国後の一時期は地元の岐阜で政治活動を行い、その後明大法科大学院に入り、今年目出度く司法試験に合格。これから修習に入り、終了後は弁護士になるとのこと。50代後半から新たなスタートだ。
ブラジルの先輩は、「限界が来るまで」ブラジルで暮らすという。ベトナムの先輩は、在ベトナム25年を糧に、これから日本で弁護士をするという。そのいずれもが希少な「挑戦」と感じた。
更に生命保険会社の幹部になった先輩と、母校明治大学で教員と務める先輩は、これから新しく住宅ローンを組むという。果たして完済はいつになるのだろうか。これも「挑戦」と感じた。
みんなの挑戦にエールを送る。そして出来ることがあれば応援する。挑戦すれば結果が出る。その話をまた聞いてみたい。
●今日一日
【午前】 お休み
【午後】 事務作業/事務所 明治大学雄弁部卒業生有志忘年会/都内
2023年12月29日(金) |
東山紀之を辞めさせていいのか |
夜は鍋にしよう。時間をかけてゆっくり食べたい。メインは豆腐と鶏肉。近くの相鉄ローゼンで買い込んで、20時頃には帰宅した。そして30分程で準備完了。あとは開始を待つばかり。
年に一度の楽しみ「必殺仕事人」が21時から放映される。数ヶ月前に今日の日程を、また数日前から松下奈緒が新仕事人になるとネタばらしを聞き、ワクワクしていた。
幼少の頃に親に隠れてよく見ていた。殺陣が今よりもリアルで、また濡場もある。こそっとテレビを付けていた。その後今日に至るまで、一番好きな時代劇だ。
東山紀之が最初登場した頃、とても若く見えた。しかし年月を経て貫禄が出てきた。今では藤田まことや山崎努より、更には緒方拳よりも、凄味のある仕事人になっていると思う。
特に前者に比べて、冷酷さが際立っている。背筋が寒くなるばかりか、今日も感動して2度泣いてしまった。
ジャニーズの騒動で、今年一杯で俳優を引退するとのこと。すると今日が最後の作品になってしまう。旧ジャニーズ事務所と本人の意向らしいが、果たしてこのまま辞めさせていいのだろうか。
東山紀之がもっと年をとった時に、どのような仕事人になるのか。自分の年齢と重ね合わせながら見てみたい。
●今日一日
【午前】 地域まわり/中央区内
【午後】 地域まわり/中央区内
【夜】 事務作業/事務所
2023年12月28日(木) |
横浜駅西口のその場所が重く感じられる |
横浜駅の西口。神奈川で最も人通りの多い場所の一つ。今日その近くで会合があった。駅の改札を出て階段を登る。パッと景色が開ける。右に岡田屋モアーズ。正面にはベイシェラトンホテル。
何よりここは参議院選挙で何度も立った場所だ。良い思い出かと聞かれれば、即座にその通りとは言えない。今日もここを通ると「重い」ものを感じる。武蔵小杉、溝の口、大船や東戸塚。訪れるとやはり「重い」。
それが何なのか考えると答えが見えてくる。この街頭に多くの人と一緒に立ち、そして選挙で敗れてしまった。私よりもその支援者たちの思いが、この場所に残っている気がして辛くなるのだ。
こういう思考回路であるからには、やはり私は政治家なのだろう。良し悪しをこえて、深いところに染み付いている、そして抜けれらることのない自分がいる。
●今日一日
【午前】 お休み
【午後】 お休み
【夜】 会合/横浜市西区
2023年12月27日(水) |
おい寺崎と言ってくれる鳩川の方 |
「今晩飲んでいるから来ないか」と、午前中にラインが入った。旧知の方からだ。別用もあったが是非もない、「少しの時間しかいられない」と断って現地へ。久しぶりにお会いして、色々懐かしい話をした。
この方は上溝の鳩川に住んでいた。私が今でも暮らす上溝地区は16の自治会がある。その中でも鳩川自治会は、私にとって特別な場所だった。
上溝は旧い街だ。相模原が本当の原っぱだった時から、唯一の村であり町であった。市役所や警察署も上溝だった。映画館や劇場などが商店街に林立していた。しかし歴史があるということは、一方で私のような新参者にはキツい時もあった。
親はサラリーマン。親戚も市内にゼロ。しかも中学から市外へ行っている。つまり知っている人はほとんどいない。その中で急に市議会議員になった。「寺崎は地元の人間ではない」と、当時はよく批判されたものだ。先祖代々ではないといけないという雰囲気があった。
それでも盆踊りや自治会総会をまわった。そのほとんどは飛び込みだ。アウェイ感満載。両親と共に2歳からずっと暮らしているのに、どうしてこんなに冷たいのか。恨みがましく思うこともあった。
しかし鳩川は違っていた。同じ目線で普通に話をしてくれた。県議初戦で敗れた後も、4年間何かとご案内をくれて、行くと紹介してくれた。地区全体の自治会対抗運動会でも、毎年のように鳩川のテントで一緒に飲んでいた。
県営と市営の住宅が中心の自治会である。その老朽化によって、会員は今や10世帯くらいと聞く。イベント等は皆無になっている。いずれ解体されるので、文字通り自治会は無くなってしまう。通る度に寂しさを感じていた。
今日一緒に飲んだこの鳩川出身の方は、転居後もずっと相模原市内にいる。鳩川のイベントにいつも行っていた私を、影に日向に励ましてくれる。「おい、寺崎」と今日も何度も呼んでくれた。
そう言ってくれる人は、今はもうほとんどいない。嬉しくて長居してしまった。これからもお元気で。
●今日一日
【午前】 地域まわり/中央区内
【午後】 事務作業/中央区中央
【夜】 会合/中央区千代田
2023年12月26日(火) |
県と市民の結節点である水道事業 |
相模原水道営業所よりレクチャー。地元相模原は政令市。県の仕事は県立高校と警察、そして水道しかないと揶揄される。実際はそうでもないのだが、水道事業が県と市民の結節点であるのは事実。
レクチャーは値上げについてだった。このことについての考えは数日前に書いた。市民の多くは値上げになることを知らないので、いずれその時が来たらご意見が出るだろう。改めて伝えるとお話した。
さて比較的近い場所に水道営業所はある。しかし訪問したことは数回しかない。ここに移転してから3、4回だろうか。これは悪いことではなく、むしろ良いことだ。
私のような議員が窓口を訪れるのは、市民から批判的なご意見が出た時が多い。逆に言えば行く機会が少ないということは、水道事業がつつが無く進んでいる証左。これからもそうあって欲しい。
●今日一日
【午前】 事務作業/中央区中央
【午後】 立憲県連選挙法及び資金規正方研修会/WEB 地域まわり/中央区内 相模原水道営業所よりレクチャー/同営業所
【夜】 事務作業/事務所 会合/中央区中央
2023年12月25日(月) |
アラブ人のキリスト教徒も巡礼に |
昨日に続いてのキリスト教談。私は無宗教ではない。むしろ逆で多宗教とでも言うのだろうか。仏教や神道は言うに及ばず、機会があればキリスト教のお祈りもする。
大学の卒業旅行でイスラエルに行った。目的はゴルゴダの丘だ。その場所に教会が建っていること、また今でも大きな十字架を担いで、イエスと同じ道程を歩く人がいるということ。地球の歩き方もまだイスラエルは特別版しかなく、情報はかなり限定されていた。
現地までの紆余曲折は機会を改めたい。ゴルゴダの丘に何とかたどり着いた。丘の近くには複数の教会があり、キリスト教各宗派により別々に管理されていた。またキリスト教は世界中に信者がいるので、白人や黒人そしてアラブ人もその聖地を巡礼していた。そのことが印象的だった。
私の自宅から母校上溝小学校に通う途中に、昔からキリスト教の上溝教会がある。その面影は当時から変っていない。昨年の参議院選挙に落選した後に、日曜礼拝に飛び込みで参加してみた。
少人数だが厳かな儀式である。牧師さんは聖書を読むときに、その場所がどの辺りか解説してくれた。エジプト、シリア、そしてイスラエル。残念ながら今は戦地になっている。平和を願うのみ。
メリークリスマス。
●今日一日
終日所用
2023年12月24日(日) |
青年期に十戒を見ていたら母が言った |
母は宗教が好きではなかった。最近そのような話はしないが、恐らくは変っていないと思う。
青年期に十戒を見た。当時出来始めたレンタルビデオ店で借りたのだ。「十戒の方がベンハーよりも良い。ベンハーは宗教がかっている」と、母が言ったのを覚えている。
改めて考えるとベンハーより十戒の方が宗教的なメッセージは強いのだが、ベンハーのイエスの描写が大げさに感じたのかもしれない。
最終盤にゴルゴダの丘でイエスが天に召された瞬間、主人公の家族たちは病気が治る。主人公も憎しみを捨て去る。太陽が上る。
今日に至るまではっきりと記憶に残っているのは、チャールストンヘストンの演技に依るのではない。母がポツリと放った一言が、どこかに刺さっているのだろう。
メリークリスマス。
●今日一日
終日所用
2023年12月23日(土) |
友人による古代史の講話 |
古代史を研究している友人がいて、その友人が講師をするというセミナーに参加した。橋本倫理法人会だ。その名の通り橋本地区が中心だが、会場は中央区の中華料理屋さん。
さて古代史の話。私の歴史知識は現代から過去に向かって薄くなる。飛鳥奈良時代に至ると著名な人物の名前も知らない。ましては古事記と日本書紀は読んだことがない。
時として話の正確性に疑義が付いたりし、だからこそ研究が続いていると聞く。一方でインチキな話かと言われるとそうではなく、伝承の中に多くの真実が含まれているはず。
●今日一日
【午前】 橋本倫理法人会モーニングセミナー/中央区相模原 地域まわり/中央区内
【午後】 故人を偲ぶ会/緑区橋本
2023年12月22日(金) |
南区相模台の現地を確認したが |
南区の方から交通安全に関するご相談を受けた。確認のために現地を訪問した。これは難しい。一見しての実感だ。区役所の担当になると思うので伝えるが、かなり難しいだろうと依頼者に返答した。
これまで千件をこえる行政相談を受けてきた。すぐにうまくいったもの、全くダメだったもの、また時間をかけて成就したもの。内容にも依るがタイミングもある。前後の対応を含めて、議員の真価が問われる瞬間だ。
●今日一日
【午前】 行政相談対応(交通)/南区相模台
【午後】 行政相談対応(福祉)/相模原市役所 地域まわり/中央区内
2023年12月21日(木) |
企業団体と政治のかかわり |
お世話になっている労働組合さんに年末のご挨拶。実は私も複数の労働組合から推薦を頂いており、日頃から政策などの連携を深めている。
自民党安倍派裏金事件で、企業団体と政治の関わりがクローズアップされている。どのような支援をどのようなカタチで受けるか、そのことにより政治がどのような影響を受けるのか、地元の市民から疑念の声を多く聞く。
政治が影響を受けないなら、逆に言えば影響を与えられないなら、企業団体は政治を支援しない。タダで支援しては株主や構成員に対する「背任」になるから、むしろ当然のことである。
一方でルールが無ければ大きい企業団体が得をし、中小や、またそのいずれにも属さない市民は泣きを見る。このバランスをとることが寛容だ。
まずは立憲が既に法案を出している通り、企業団体からの献金をパーティーを含めて一切禁止することだ。政治の構造は変化するはず。そこから先はまた考えればいい。
●今日一日
【午前】 団体あいさつ/横浜市内
【午後】 所用/都内
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