てらさき雄介の日記
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2023年11月29日(水) |
市民目線では出先機関こそ中心 |
地元で河川の相談を受けた。担当する行政職員が事務所に来てくださり、詳細な説明と報告を受けた。さっそく相談者に打ち返したい。
県は頭でっかちな組織。市と違い現場が少なく、官僚機構である本庁が相対的に大きくなっている。だからこそ現場が重要だ。「出先」と呼ばれることもあるが、市民目線ではこちらこそが中心。
現場がしっかりと市民に向き合い、適切な対応が出来るよう、県行政と私たち議会はバックアップしなければならない。
●今日一日
【午前】 行政相談対応(河川)/事務所 会派会議/県庁
【午後】 会派会議/同 本会議(代表質問)/同
2023年11月28日(火) |
変わらないように気を付けている |
牧山ひろえ参議院議員のパーティー。もう長い付き合いになる。
私がこの方を好きな点は「変わらない」ということ。私も政治家としての信条として、「変わらない」ように日々気を付けている。変わらないことを批判されることもあるが、それでも踏ん張っている。
変化は良いものと悪いものがある。しかし議員は選挙時の姿を、勝手に変えてはいけない。「良く変わったんだ」は、本人の独りよがりな理屈であることが多い。
●今日一日
【午前】 所用
【午後】 所用
【夜】 牧山ひろえ参議院議員パーティー/横浜市中区
2023年11月27日(月) |
大阪万博は元々筋が良くない |
大阪万博について。筋は元々良くない。加えて昨今の物価高騰。せっかくの華々しい企画も、今や台無しになっている。
人が大勢集まって景気が良くなる時代ではない。コロナ禍とはいえオリンピックもそうだった。地域のイベントでも動員数のみが評価の対象になっている現況ではない。
正確な費用の積算が難しい事情は、わからないでもない。しかしそうであるならば、税金は使うべきではない。万博のような大規模イベントが抱えている矛盾だ。今回はたまたまそれが明らかになっただけ。
大阪の推進派は夢洲の話をする。私も現地を訪れたが、確かに「荒廃」している。ここを税を投入できる機会が万博であったのだろう。大阪ローカルの視点なら成立する話かもしれない。しかし国費を投入するのは話が違う。
●今日一日
終日所用
2023年11月26日(日) |
神奈川県南方諸地域戦没者追悼式に参列 |
神奈川県南方諸地域戦没者追悼式。毎年可能な限り参列している。本日は暑くもなくまた天気も良く、神奈川県内からも多くの方が訪れていた。
式典はシンプルだ。主催者である副知事から挨拶がある。その後県議会議長・県遺族会会長・県内市町村代表から来賓としての挨拶。そして参加者全員で献花を行う。私も県議会議員として呼名して頂いた。
今年は早い時間に平和祈念公園に到着して、他の都道府県の慰霊建築物も視察。建築年代や形容は様々である。人が訪れた雰囲気が少ないものもある。神奈川のように定期的に“何か”をしていないのだろう。
ご遺族の高齢化により、年々来訪者は減っていると聞く。以前は行われていた洋上の慰霊行事も今はない。しかし慰霊の取り組みは、直接戦争を知らない世代が増えたからこそ、今後重要になってくると思う。
●今日一日
【午前】 沖縄県平和記念公園内調査/沖縄県糸満市
【午後】 神奈川県南方諸地域戦没者追悼式参列/同
2023年11月25日(土) |
規正ではなく規制するしかない |
政治資金規正法という法律がある。「規制」ではなく「規正」だ。ダメという訳ではなく、正しく運用しろという意味らしい。
しかしここに至っては「規制」するしかない。どのようなルールでも抜け穴はある。特にルールをつくる議員は、そのツボをよく知っている。自民党清和会の件は氷山の一角でしかない。
規制のポイントは2つある。一つは企業団体献金の禁止。私のようなカネのない議員は献金を受けるしかなく、一切の企業団体献金が禁止されれば辛いが、まあ全体で無くなるならば、それを以てカネのかからない政治が実現できるかもしれない。
もう一つはパーティーの禁止。これも私は辛いが、まあ仕方ない。パーティー券を売ってお金を集める手法が、最早多くの市民には受け入れられないだろう。
問題は一斉に禁止できるかだ。上にも書いたが、議員たちは抜け穴をよく知っている。国会議員はオーケーで地方議員だけ禁止するとか、与党系のみやり易くして野党系に厳しくなるとか。それではダメだ。
●今日一日
【午前】 スタッフと打合せ/事務所 地域まわり/中央区内
【午後】 所用
2023年11月24日(金) |
政令市に対する格差が是正される |
定例会の後半がスタートした。初日の今日は様々な県政情報が入り乱れ、その整理であたふたとする。さて先日の定例記者会見で知事は、県単独事業の県内市町格差を無くすと表明。県政の大転換であり評価できる。
地元相模原市は政令市なので、一般市よりも補助金が少なかったのだ。法令に依るならば是非もないが、県がその判断をしていることに、これまでも異議を唱えてきた。
先の代表質問でも会派の中村議員が果敢に取り上げ、結果として行政当局も検討に入り、今回の知事発言になったと受け止めている。対象の事業は6つある。うち4つは、厚生常任委員会の所管。中身を詰められるよう、来る委員会で取り上げていきたい。
●今日一日
【午前】 会派会議/県庁
【午後】 会派会議/同 故川本学議員追悼の儀/同 本会議(提案等)/同 財産経営課よりレクチャー/同 議案説明会/同 議会局よりレクチャー/同 行政相談対応(河川)/同
【夜】 加藤元弥県議会議長就任を祝う会/横浜市西区 事務作業/事務所
2023年11月23日(木) |
宗教家に2度も心を救って頂いた |
お世話になっている宗教家が遠方へご赴任となり、その送別の会に参加した。大切な場面で2度助けて頂いた。かなり辛い状況の中で「心」を救って頂いた。その時のことを明確に覚えている。
ここで披露することは避けるが、今後も忘れることはない。今日ある人が言っていた。有能な方ゆえに全国へ羽ばたいていくと。その通りだ。いずれまたお目にかかれるのを楽しみにしている。
●今日一日
【午前】 団体イベント/中央区清新
【午後】 地域まわり/中央区内
【夜】 相模原シティライオンズクラブ例会/中央区相模原
2023年11月22日(水) |
福祉の担い手を大切にしない国政 |
お世話になっている福祉団体の忘年会。最初は浪人中だったから、もう17年のお付合いになる。当初その事業は希少だったが、今は他の団体も「参入」しており、一方でその需要は増え続けている。
福祉サービスは人が行う。スペースに依るところが大きい貸館や公園等とは違う。だから本来は働き手を大切にしなければならない。県議会でも長くそのテーマに取組んできた。しかし成果は今一つだ。
とにかくも国政が悪い。言い訳にもなるが事実である。社会全体として福祉の担い手をフォローする仕組みが出来ていない。これでは高齢・障害・生活・こども含めて、どのような制度を創っても活きてこない。
●今日一日
【午前】 所用
【午後】 大阪から相模原へ
【夜】 福祉団体忘年会/南区
2023年11月21日(火) |
部落差別は現存している |
大阪市内の旧同和対策法指定地域を訪れた。現在も部落差別は残っている。現地を自分の目で見るという「フィールドワーク」は、人権学習の有効な手段として確立している。前回は人権団体のアテンドを依頼したが、今回はあえて1人でまわってみた。
場所はあえて書かない。面白半分や差別感情を流布するために利用されては本末転倒になるからだ。住宅は大分以前に改良されている。建て替えが視野に入っているのだろう。また一般入居者を募集することの是非については、地域内に様々な意見があると聞く。
さて議員とはありがたい身分だ。通しすがりや初めての人にも、名刺を出してこれこれこうと述べると、信用して相手をしてくれる。役所を経由する段取りの良い視察よりも、むしろ興味深い話を聞くことが出来る場合も。色々な手法で今後も研究を深めたい。神奈川の人権施策の参考としたい。
●今日一日
終日所用
2023年11月20日(月) |
大阪コリアンタウン資料館を視察 |
大阪コリアンタウン資料館を視察。大阪市内で最も外国籍の人が多い生野区にある。その歴史は古く平安時代の渡来人に始まるそう。直近に至るまでの様々な事象が、詳しい資料と一緒にしっかり陳列されていた。
在日外国人は様々な出身地と経緯を持っている。そのうちの特別永住者は、他と分けて考えう必要がある。私は在日外国人の地方参政権に賛成だが、特別永住者に限定してと考えている。かつて日本国籍を所有していたという歴史は重い。
その他、福祉施策や教育施策もある。神奈川も外国籍の県民が多い。横浜市南区や愛川町などは、そのことが地域の活力もうんでいる。今回学んだことを神奈川県政の参考にしていきたい。
●今日一日
【午前】 相模原から大阪へ
【午後】 大阪コリアンタウン資料館視察/大阪市生野区
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