てらさき雄介の日記
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2022年02月10日(木) 黒岩知事の提案説明と所信表明

定例議会の初日。知事から議案の提案説明があった。併せて所信の一端も表明された。資料もWEB上に配布されていたが、私はずっと知事の顔を見ながら、その言葉を聞いていた。

特に何もない。率直な感想だ。後から議事録で文章を見てみれば、間違いのない中身なのだろう。しかし「演説」としてはイマイチだった。以前の知事は、もう少し違っていたと思う。

本会議場における知事の発言は、議員に対してのみではない。全県民に対するものだ。聞いている多くの人に何かを伝えるには、大前提として気迫が必要なはずだ。それは伝わって、始めて意味がある。

●今日一日

【午前】
監査委員協議会/神奈川県庁
行政相談対応(医療)/同
行政相談対応(交通安全)/同
行政相談対応(土砂災害)/同

【午後】
立憲民主党・民権クラブ県議団会議/同
本会議(提案等)/同
議案説明会/WEB


2022年02月09日(水) 南区の鰻屋さんで思い出話を

お世話になっている南区内の鰻屋さんで、昼食を採りながら店主と色々話した。長く知っている方なので、思い出話も古いものが多い。既に鬼籍に入った方の名前も多数。

かく云う私も50歳になった。今や相模原でも私より若い議員が多くいる。来年の統一地方選挙では、更に増えること疑いない。良いことである。歓迎したい。

高齢の議員も多い。それ自体が悪いとは思わないが、一方で大切なのは、周りからどう見えているか。政治活動は一人では出来ないのだから。自らを戒めて進んでいきたい。

●今日一日

【午前】
団体訪問/横浜市南区

【午後】
地域まわり/相模原市南区及び中央区内


2022年02月08日(火) 酒匂川水系ダム管理事務所の監査

監査の業務。山北町の酒匂川水系ダム管理事務所を訪れた。ここには三保ダムを中心として、複数の小規模なダムがある。神奈川は水源が豊富である。ダムや水利に関する施策は、常に県政の主要施策になっていた。

一方でそのことを知らない議員も少なくない。ダムの立地箇所の議員が少ないこと。また横浜や川崎等が、市営水道でやっていることが大きい。市民から関連のご意見を聞く機会が少ないのだ。

幸い相模原市には相模湖、津久井湖、そして宮ケ瀬湖という水瓶がある。いずれも広域的な課題を抱えており、私もこれまで幾度となく議会で発言してきた。時代が変わっても失われることがない大切なテーマである。

●今日一日

【午前】
事務作業/自宅

【午後】
監査・酒匂川水系ダム管理事務所/山北町


2022年02月07日(月) だったら止めてしまえとは思わない

ここ最近のローテーション。議会日程の前日は酒を飲まない。明日は監査委員の業務だから、今日も飲まない。

以前は全く気にしなかった。元々毎日飲んでいたのだから、気にするも何もない。しかし最近はいけない。飲むと翌日の朝が辛い。起きるのに気合いが必要で、朝から不用なエネルギーを使ってしまう。更に飲まない方が、安らかに眠れる。気持ちもいい。

だったら酒なんて止めてしまえと、思ったことは一度もない。この世で酒ほど美味いものはないから。

●今日一日

終日所用


2022年02月06日(日) 中道という表現はわかりにくい

中道という表現はわかりにくい。元々「中」という表現は、左右上下があってこそ成り立つ。政治においては、左右の位置が横に振れれば、合わせてずれていくのが中道だ。その言葉の通り、主体性はない。

我が立憲は左に振れ過ぎたので、今後は中道へ向かうと言う。左に振れ過ぎたのは事実だろう。実感し、反省もしている。一方で「中」道を志向するのはどうか。元々存在しない価値観ではないのか。

●今日一日

終日所用


2022年02月05日(土) 観光客の増大は住民にプラスなのか

「京都が観光で滅びる日」という本を読んでいる。著者である村山祥栄氏から直接頂いたもの。京都党の元党首で、前京都市会議員。尊敬している、旧知の政治家である。

観光客の増大は、住民にプラスなのか。その根源的な問いが、様々な事例で書かれている。私が神奈川の観光施策に感じていた、問題意識とまさに同じ視点である。

ほんの数日間だけやってくる観光客が落とすカネ。例えそれが大きな金額であったとしても、住民の懐に入るのだろうか。一部の大手資本に吸収されて、むしろ地元が厳しくなる場合もある。

風が吹けば桶屋が儲かるは、あくまで江戸時代の例え話。現在の経済政策は、具体的かつストレートに述べないと、市民の実感は得られない。

●今日一日

終日所用


2022年02月04日(金) 北京五輪の開会にあたって

私が政治に目覚めたのは、天安門事件や東欧政変の頃だ。政治によって社会が変わるのを目の当たりにした。また民主主義をより信じるに至ったことを、はっきりと覚えている。

それから四半世紀以上が経った。しかし中国の雰囲気は、年々に息苦しくなっている。またロシアの軍事的な脅威も著しい。世界平和に向けて、進んでいるのだろうか。否。むしろ後退していると思う。

●今日一日

【午前】
事務作業/神奈川県庁

【午後】
立憲民主党・民権クラブ県議団会議/同
来年度県予算案のレクチャー/同
監査委員業務打合せ/同


2022年02月03日(木) 県庁職員は限界に達している

厚生常任委員会の閉会中審査。オミクロン株を始めとするコロナ対策について議論した。

県庁職員は限界に達している。元々国の責任放棄で自治体が苦労しているし、また経験のない状況でここまで対応してきた。更にコロナ陽性になった職員も散見され、まさに深刻な事態に陥りつつある。

改めて、職員皆様のご尽力に敬意を表したい。

しかしそれでも言わねばならないことがある。県組織に対して市民から厳しい声があれば、それを伝えるのが私たち議員の仕事である。

黒岩知事は、「国の対応がオミクロン仕様になっていない」と言っている。その通りだ。これまでの株とは違う。ならば国に対して、その方針をどう変えるべきか、具体的な提案が伴わないといけない。今日の委員会では、そのことを申し述べた。

また透析患者さんに対する情報提供が上手くいっていない。医療機関側の間違いも明らかになった。

●今日一日

【午前】
地域まわり/相模原市中央区

【午後】
厚生常任委員会/神奈川県庁

【夜】
厚生常任委員会/神奈川県庁


2022年02月02日(水) 石原慎太郎氏のご冥福をお祈りする

石原慎太郎氏が亡くなった。一つの時代が終わったという感想だ。知己はない。しかし学生時代から、ずっと注目していた。ご冥福をお祈りする。

氏のご生前について、ああだこうだとコメントが多い。プラスの話もどうかと思うが、マイナスの話は聞くに堪えない。「喪に服する」という言葉を知らないのか。

特に政治家の発信。多くの市民が政治家を選ぶ基準は、政策の内容だけではない。何を言っているかではなく、何かを実現できる人なのかを、じっと見ているのだ。

政治の世界では、時として非人間的な人が力を持つ。残念ながら野党の方が、その傾向が強いと思う。ここを変えなければ、自民党には勝てない。

●今日一日

【午前】
事務作業/自宅

【午後】
外国人技能実習生研修センター視察/川崎市多摩区

【夜】
会合(地域)/相模原市中央区


2022年02月01日(火) パスポートセンターと近代美術館

議会選出の監査委員は2名いる。分担して業務にあたっている。内部のルールは、「所属委員会等、関連の相手先はダメ」というもの。

それはそうだろう。親しい相手先では冷静な監査が出来ないし、日頃議員として接している施設では、監査に求められている客観性が担保できない。

そういうことで厚生委員である私は、福祉や医療の施設は担当しない。今日は、パスポートセンターと県立美術館だった。

事前の下調べはしたつもりだが、なかなか難しい仕事だった。県議会全体の議決で就任しているので、プレッシャーを強く感じている。

●今日一日

【午前】
監査・パスポートセンター/横浜市中区
行政相談対応(交通安全)/神奈川県庁

【午後】
監査・県立近代美術館/葉山町

【夜】
事務作業/事務所


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