てらさき雄介の日記
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網走刑務所を視察した。網走番外地でイメージする当時の建物は、別の場所に移設して博物館になっている。今回調査したのはもちろん本物の刑務所。ここは重罪犯ではなく、それ以外の服役者を収容している。
さて現在の刑務行政には思うところが多い。何度も刑務所にやって来る人の割合を見る限り、‘自己責任’では済まされない課題が多くある。障害者をはじめ、社会に適合しにくい人が、そこに含まれていることは深刻だ。
今日も質疑応答のなかである議員から、再び服役してしまう人について質問があった。概略だったこともあり、職員もあいまいな答えをしていた。そう役人に聞いてもしょうがない。まさに政治の責任なのだ。
●今日一日 【午前】 防災警察常任委員会県外調査/北海道網走市 【午後】 防災警察常任委員会県外調査/北海道網走市 終了後相模原に戻る 事務作業/事務所
 | | 網走刑務所の正門
北海道の洞爺湖町は、昨年のサミット開催地だ。‘サミット後’の経済効果を期待していた地元にとって、結果がそうなっていないことは、街を一見しただけで理解出来る。何かを誘致してプラスになる時代ではない。
かつて神奈川で開催した国体がいい例だ。私も利用する相模原の総合水泳場は、時として泳いでいる人よりスタッフの方が多い・・。その意味では石原知事が推進している東京オリンピックも、国税・都民税を使うほどの効果が果たしてあるのか。
さて今日の調査は防災。洞爺湖町は有珠山の噴火に悩まされたきた。しかし100年に4回は噴火があるため、それを阻止出来ない以上は、‘一緒に生きていく’ための対策を錬るしかない。
幸い有珠山は、噴火の前事前兆候を出す。地元では�牘海鬚弔�ない山�瓩噺世錣譴討い襦C�校を発してから噴火までの間に、いかに効果的に退避を含めた行動を採れるか。自然と人間の勝負である。
周辺自治体との連携についても、じっくり担当者から説明を聞いた。神奈川県も富士山の噴火に備えて、静岡・山梨県と協定を結ぶ方向で準備している。その参考になった。
一方自分のなかで考えたことがあった。100年に4回噴火があるということは、人生で2回から3回は覚悟せねばならない。結果犠牲者が少ないと言っても、命の危険が付きまとうことは否定できない。
しかしこの街に住み続ける人がいる。今日一日出会った人も明るいし、噴火の跡地を見学コースにするなど、悲しい事件を街おこしに利用していたりもする。逞しい。そんな面を見たとき、人間が好きだと思う。
明日の調査は北海道網走市にて。そのため今からバスで札幌市内丘珠空港に行き、同じ道内だが飛行機で女満別空港へと飛ぶ。
●今日一日 【午前】 防災警察常任委員会県外調査/北海道洞爺湖町 【午後】 防災警察常任委員会県外調査/北海道網走市
 | | 噴火による地震で倒壊した建物(洞爺湖町)
防災警察常任委員会の県外調査で北海道へ。新千歳空港から電車で洞爺湖町まで向かうが、大体を地図で見るより北海道は広い。ほとんど停車しない特急で1時間半かかった。
さて移動中に多くの新聞と雑誌を読んだ。携帯でネットニュースも。すべて第一のニュースは民主党と政権交代。その割に内容が心もとない。政権移行時の今だからこそ、もっと主権者にメッセージが必要ではないか。
政権交代時につくると言っていた�狎�権移行チーム�瓩呂弔い暴侏茲覆�った。確かに今衆院選挙のマニフェストにはないし、直接国民の生活に関係はないかもしれない。
しかし気にいらない。‘何故つくらないか’あるいは‘何故できないのか’理由を述べるべきではないか。今回の政権交代は、選挙で行われたという意味では、日本の議会史上初めてのこと。そこに意味があった。
試行錯誤はあって当然。いやむしろ試行錯誤をすることと、それを民主主義の経験とすることが、民主党鳩山政権に課せられた使命である。だからこそ政権移行時のルールを、実体験のなかで打ちたてていくことが重要なのだ。
党本部は「初当選した議員は16日の召集まで地元まわりをするように」と通達を出したそう。何をか言わんやだ。一年生であろうと関係ない。大挙国会に行って、どんどん執行部に意見すべきだ。
また同じく新人議員に対して、マスコミ取材に対する‘指導’をしているそう・・。情けない話だ。信頼しないで公認したのか。テレビだろうと新聞だろうと、どんどん出て意見すればいい。
自民党を見て欲しい。この段階に至っても若手から声が出ない。本当に潰れるかもしれない・・。民主党も与党になったからこそは、党内の活発な議論を行うべきなのだ。主権者の前で。
●今日一日 【午前】 相模原から北海道へ 【午後】 防災警察常任委員会県外調査/北海道洞爺湖町
朝と夕に、それぞれ駅に立つ。今月14日から始まる定例議会の所信に加えて、衆議院選挙の御礼もマイクで話す。かなり多くの方からアイコンタクトやガッツポーズ、そして直接「頑張って」と声をかけて頂く。
一番頑張るべきは国会議員になった人たちだが、応援した責任はとても重いと感じている。与党の県議会議員(言ってて何故か恥ずかしい)として、新たな決意を噛みしめて頑張っていく。
さていつもながら、自然体で演説していると、段々と話がまとまってくる。結果以下のような内容になった。
1、「与党にとって大切なのは、投票して下さった方の期待に応えるとともに、投票して下さらなかった方の思いも受け止めていくこと。自民党の悪い面を真似ることなく、常に相手側の意見に耳を傾けていく姿勢が大事。」
2、「全国平均で約69%という投票率は嬉しかった。主権者の高い関心のもと行われる政治には間違いが少ない。今選挙で寄せて下さった多くの関心と自公に対する厳しいチェックを、今後は民主党政権に対してより強くお願いしたい。」
3、「与党の県議会議員となった。何かムズムズする感じ。どうもスッキリしない。しかし自らの思いを政治に反映させるためにすべきことは、今までとそんなに変りはない。今の政治に対しては引き続き厳しく意見していく。相手が自民党から民主党に代わっただけだ。」
そういう訳でこの日記でも、今後は与党に‘相応しく’ないかもしれない批判を、民主党の鳩山政権に対してしていくつもり。少しドキドキするが、それに目くじら立てるような、狭量な政党でないことを願うのみ。
引き続きよろしくお願いします。
●今日一日 【午前】 朝の街頭活動/JR相模原駅 支援者まわり&ポスター張替え/市中部 【午後】 支援者まわり&ポスター張替え/市中部 夕の街頭活動/淵野辺駅 会合(議会)/城山町中沢
 | | 朝、JR相模原駅にて
完全勝利である。本村賢太郎・後藤祐一、そして森山浩行、更には藤井裕久先生。確信を持って支援した候補者の当選を嬉しく思う。今後一層の活躍を期待している。
午前中は自宅で休養。午後しばらくすると電話があり、夕刻選挙報告会をするそう。初めて知ったが既に先約あり。まあいい。既に‘仕事’は終わっている。
夜ある方が‘お疲れさん会’を開いて下さった。政治の難しい話は抜きにして、とても楽しくたくさん酒を飲んだ。一気に疲れがとれた。その知己を得たことは嬉しい限りである。
さて当選の裏には、落選もある。感傷のみではなく、今後にとって有為の人材が、風によって何人も落ちてしまった。自民党にも優れた政治家はいた。伊藤達也氏はその象徴。小選挙区制の悪い面が出た。民主党なら何でもいい訳ではない。
選挙はゴールではなくスタート。国民生活第一の政治が本当に行われるか、主権者のひとりとして厳しくチェックしていく。今日の最後に、現在の国会議事堂が完成した昭和11年に、尾崎行雄氏がつくった詩を披露したい。
「めでたかる 此議事堂に ふさわしき 議員を得るは いつの代ならん」
●今日一日 【午後】 支援者訪問(数軒)/市中部〜南部 事務作業/事務所 会合(支援者)/星が丘
仕事を休んで一緒に活動して下さった、多くのボランティアの仲間に感謝したい。景気低迷の折、大変だったと思う。その思いに報いれる結果は、しっかり出ていると確信する。
さて是非ご理解頂きたいのは、衆議院選挙の応援をするのは、県議としての仕事ではない。確かに政治家としては重要な活動だが、県民の税金から報酬をもらっている立場からすれば違う。
思えばこの1ヶ月間、どれだけ県議として働いただろうか。政権交代によって地方分権を実現したいとは言っても、それは多くの県民にとっては屁理屈のレベルだろう。
致し方ないこととは言え、余りにも選挙に傾注し過ぎたことに、今日に至って反省の気持ちも大きい。さてもう数時間で投票箱が閉まれば、今衆議院選挙における政治家としての役割は終わる。
9月2日には防災警察常任委員会の調査もあるし、何より14日からは9月定例会が始まる。さあ本業に戻ろう。
●今日一日 【午前】 支援者訪問/市中部 【午後】 支援者訪問/市中部 事務作業/事務所 支援者訪問/市外
総選挙最終日だ。住まいのある上溝と田名地域の支援者や知人を訪問し、もうひと押しの支援拡大を訴えた。その流れで田名の花火大会に参加。例年通りものすごい人出だった。
その後本来なら選挙事務所に戻り、一緒に運動した仲間と慰労し合うところだが、どうしも大切な行事があり失礼した。万難を排しても行かねばならぬ会、政治家を続ける限り行かねばならぬ会である。
それは上溝地区鳩川自治会の盆踊りだ。年間数十の盆踊りに参加するが、ここが最重要な場所である。この自治会の所帯数は少ない。盆踊りの参加者も数十人の単位だ。それでも行かねばならない。
何故ならばここは、浪人中に唯一ご案内を頂き続けた場所。市議時代に複数あった案内が、落選によってパタッと止まる。それは致し方ない。呼ぶ意味がなくなったのだから。
しかしここだけは違った。その感激については言葉のみでは足りない。今後は案内があろうとなかろうと、ここに行き続けることによって、初心忘るべからずを証明したい。
来年も田名の花火と同じこの日。すでに日時を記憶している。年末に新手帳を買えば、すぐに予定に書き込む。予定は先約優先が基本だが、まさに究極の先約である。
●今日一日 *終日衆議院選挙支援活動 【午前】 支援者まわり/市中部 【午後】 支援者まわり/市中部 田名納涼花火大会/田名 鳩川自治会盆踊り/上溝 支援者訪問/上溝
期日前投票に行った。誰と何党に投票したかは、法律の都合上ここでは書かないが、まあ言うまでもないだろう。確信をもって2票を投じた。
期日前投票は良い制度だ。一方‘期日前’などと中途半端なことではなく、名目ともに「毎日を投票日」にすべき。それを阻むのは、高い投票率を恐れる候補者と政党・・・。
選挙は投票箱を開けてみないとわからない。しかし我が陣営が優勢なのは、日々の活動で実感している。その上で何をすべきか。今日の演説会でも言ったが、‘勝つべくして勝った’と言える結果を出すことだ。
前回の郵政選挙がそうであったが、「よくわからないうちに、何だか勝たせてしまった」と言われたくない。ここに至った以上はじっくりと、政権交代の意義を理解してもらえるよう頑張る。
●今日一日 *終日衆議院選挙支援活動 【午前】 支援者訪問/市中部 【午後】 投票/上溝 事務作業/事務所 オムロンレーザーフロント労働組合定期大会/下九沢 街頭活動(党幹部来訪)/市中部 演説会/中央 打合せ/共和
政治の世界はかなり狭い。その狭さから来る未熟さが心配だ。今衆院選で本当に勝利出来るかは、もはや投票日を待つしかないが、それよりも政権交代後のことを考えると冷や汗が出る・・・。
今日富士に行った。陸上自衛隊の実弾公開演習を間近に見た。そう政治とは現実なのだ。「憲法9条を世界に」だけでは、世界平和と実現することは難しい。具体的な取組みこそ重要なのだ。
さて現在、県知事は松沢さん。地方議会に与野党はないが、私自身の信条はまさに与党。だから役所に意見を言うにあたっても、どうもしっくりこない点もある。‘与党’は難しい。
先日「300もいらない」と言う党幹部がいた。大切な精神だ。謙虚、謙虚、まさに謙虚にことにあたって欲しい。党の幹部は投票日にテレビで笑顔を見せないで欲しい。本当に勝てたとしたら、そこからが勝負なのだ。
●今日一日 【午前】 相模原ライオンズクラブ例会 【午後】 相模原ライオンズクラブ例会 衆議院選挙演説会/田名 衆議院選挙演説会/千代田 打合せ/共和
現行の小選挙区比例代表並立制が導入されたときのことを、今でも鮮明かつ詳細に記憶している。
当時の細川内閣は、一時‘併用制’を検討した。しかし小沢一郎氏の意見などもあり、より議席の増減がしやすい(政権交代がおこりやすい)並立制となった。
そして小選挙区と比例代表を、それぞれ何議席にするか、当時野党の自民党と話し合いが難航。最終的には細川総理と、河野自民党総裁のトップ会談で決着した。
並立で比例を加えているのは、少数意見を衆議院に取り入れるため。その判断は正しい。今後も小選挙区中心の制度を採用し続けるならば、むしろより多くの比例枠を設けるべきだ。
さて一方比例代表選挙は、一般にはかなり評判が悪い。その原因は制度ではなく、各政党がそれぞれの判断で行っている�狃妬N�候補�瓩砲△襦�小選挙区の敗者復活枠になってしまっているのだ。
小選挙区比例代表並立制のもと、最初に行われた衆議院選挙で、新進党は原則重複をさせなかった。小選挙区にはそれだけの候補を、比例には小選挙区に不向きな候補を、それぞれ配置して選挙に臨んだ。
一方自民党は重複をさせた。結果選挙区で落選した議員を多く比例で救済でき、現職を続けさせることによって力を温存し、次の選挙における小選挙区の勝利につなげたのだ。
それからというもの、重複立候補が一般になった。すべて白か黒かとは言わない。党の判断で重複させる場合もあるだろう。しかしそれが当たり前になることにより、小選挙区選挙の価値が薄れてしまっている。
制度の中身も運用も、数回の経験を活かしつつ、より民意が反映しやすいよう改変すべきだ。
●今日一日 *終日衆議院選挙支援活動 【午前】 街宣活動/市中部 【午後】 街宣活動/市中部 後援会打合せ/事務所 打合せ/共和 打合せ/共和
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