saaraの日記
ごく普通の主婦です。暇な時間はだいたいTV画面観てます。
映画館へは月に2〜3回。あとはwowowかなぁ。そしてDVD。
好きな人は年々増加中。しかも若い子が増えてる!
ナンバー1は多分一生Nicolas Cageですが。

2002年06月04日(火) 「オープンユアアイズ」

オープン・ユア・アイズ
1997年、スペイン。
ペネロペ・クルス出演。
そうか・・・
「バニラスカイ」が、この作品のリメイクとは知ってたけど、
「アザーズ」の監督さんの前作だったのですね。
とってもおもしろかった。
少しだけ、この前に観た「URAMI」のJ.フレミングを思い出しました。マスクを見たからかなぁ。この主人公は、女を体目当てでひっかけて、いけ好かない。ハンサムで、親友の恋人になるかも、って人を誘惑しちゃう。
これは、「メメント」と同じく、内容をしゃべっちゃいけないなぁ。
サイコスリラーということですが、ほんとに筋がおもしろい。

「アザーズ」観る予定はなかったけど、ちょっと興味あります。
くわしくは、こちらをどうぞ。
http://www.ponycanyon.co.jp/movie/open_your.html



2002年06月03日(月) 「フィールド・オブ・ドリームス」

wowowで吹き替えだったけど、観ました。
監督・脚本: フィル・アルデン・ロビンソン
原作: W.P.キンセラ
 出演: ケヴィン・コスナー/エイミー・マディガン/ジェイムス・アール・ジョーンズ
/レイ・リオッタ/バート・ランカスター/ギャビー・ホフマン/ティモシー・バスフィールド

農夫 レイ・キンセラは、ある日トウモロコシ畑で不思議な声を聞く。
「それを作れば、彼はやって来る」その声に導かれるように、独力で畑を潰して野球場を完成させる。
およそ1年後、1人の男が野球場にやって来る。今は亡き父親のヒーロー、
伝説の大リーガー”シューレス”・ジョー・ジャクソンであった。レイは第2、第3の声を聞き、小さな奇蹟はやがて、様々な人々の心に暖かい波紋を広げていく…。
        (amazonDVDレビューより)

数年前に「エイトメンアウト」を観たんですけど、それは“シューレス・ジョー”の関わった八百長事件、がストーリーでした。それもまた、野球への愛を感じましたけど、そんな出来事のあった米野球界。
でも、アメリカの野球ファンには、いつの時代にも、きっと必ず、レイのような人たちが大勢いる。そんな人たちの夢をスクリーンで見せてくれた、そういう作品です。
それにしても、レイの妻、とっても素晴らしい。夫のたわ言とも言える話を信じて、ついて行く。素晴らしいなぁ。そんなところも、好きだという人の必ずいる映画です。
わたしも実は、隠れ(?)野球ファン。
地味だけど、絶対忍耐力が要り、チーム全体を見渡して、時には指示をださなきゃいけない、そんなキャッチャーというポジションの選手が、大好きです。つい、応援したくなります。
ああ、昨シーズンまで地元にいてくれたN選手。ああ、よそのチームに行っちゃって、今年は今ひとつ、応援に力の入らぬわたしです。たとえ、敵味方に分かれてても、個人としてはわたしは応援してるからね。(6/10記)



2002年06月01日(土) 「喜劇王」

喜劇王

監督・脚本・出演: チャウ・シンチー
出演: カレン・モク/セシリア・チャン/ン・マンタ/ジャッキー・チェン

『食神』のチャウ・シンチー主演によるアクション・コメディ。
売れない役者が、サクセスしていく様をギャグ満載で描く。共演は『天使の涙』のカレン・モク。
  amazonDVDレビューより

もう、『食神』がおかしくってたまらない、となれば観なきゃ、ということで観ました。
カレン・モクは、あの作品では不細工な姉御をやってましたが、今回は映画界のアクション女優。
ま、A.ジョリー(『トゥーム・レイダー』の)みたいなものでしょう。
おもしろさの度合いから言えば、『食神』ですね。わたしの好みということでもありますが。

ああ、『少林サッカー』早く観たいです。
でも、こんなに人気でるなんて、ちょっと混みすぎてるといやだなぁ、とわがままをいってます。
                         (6/10記)



2002年05月31日(金) また、ドラマのビデオ観てしまった。

窪塚くんに、ちょっと注目しているわたしは、ドラマビデオ探しも一生懸命しています。
そこで、やっと最後までみた『もう1度キス』全5巻。
NHKでおととし放送されたドラマです。
音大生の彼が、韓国で偶然知り合った女性歌手と、偶然の出会いを重ねて、互いに恋をし、愛し合うようになるという、恋愛もの。
社会的にも立派な父を意識するあまり、自分をどう生かそうか、自信がなくて苦悩する青年を、演じています。韓国人歌手役のヒロインが、とってもかわいかった、きれいだった。
窪塚くんは、音大生でピアニスト、そして作曲家としてひとりだちしようとしていきますが、劇中で友達とバンド活動します。シャウトして熱唱します。よかった〜〜
ミーハーなんだな、わたしは。

「ハッシュ!」「鬼が来た!」に続き、ドラマ、でしょ?
今日、レンタルしたビデオは、見事にアジアン・・・
「少林サッカー」がらみでチャウ・シンチーの「喜劇王」、そして「星願」(昨年、劇場でおいおい泣きました)、「詩人の愛」(スティーブン・フォン主演)あ、それと、「スワロウテイル」も観ないと・・・

早々に、今月書きそびれてる感想も書き足そうと思います。

あ、それから、大切なものを、ある方からお借りしました。DVD全12巻(+α)(笑)。しばらく、日本・中国の若者に、ポーっとなりながら過ごすわたしとなるでしょう。また、観たら感想書きますね。



2002年05月30日(木) 「鬼が来た!」

2000年、中国。
原作・脚本・監督・・・姜文(チアン・ウェン)
<CAST>
マー・ターサン・・・姜文(チアン・ウェン) Jiang Wen
花屋小三郎・・・香川照之 Kagawa Teruyuki
ユィアル・・・姜鴻波(チアン・ホンポー) Jiang Hong-bo
通訳トン・ハンチェン・・・袁丁(ユエン・ティン) Yuen Ding
ユィアルの義父・・・叢志軍(ツォン・チーチュン) Cong Zhi-jun
酒塚猪吉・・・澤田謙也 Sawada Kenya
野々村耕二・・・宮路佳具 Miyaji Yoshitomo
丸山通信兵・・・長野克弘 Nagano Katsuhiro
国民党兵士・・・呉大維(デビッド・ウー) David Wo
          公式サイトより

チアン・ウェン監督第2作。
2000年カンヌグランプリ受賞作。
ほぼ前編モノクロで、作品はきっと重いだろうなぁ、と始まったときに思いました。中盤まで、以外にセリフのかけあいが、テンポよくって、おもしろい。客席から何度も笑い声が聞こえました。
もう1回観たら、もっとよくわかるだろうなぁ。
カンヌで上映されたバージョンは、2時間45分だそうなので、それを観たらさらにもっとわかるかもしれない。心して観ないと・・・というものです。
ちなみに、日経エンタテイメントで、まっちゃんが10点満点つけてました。
内容をお知りになりたい方は、公式サイトをどうぞ。
http://www.gaga.ne.jp/onigakita/index.html

なんか、感想があんまり書いてない。
中国映画好きな友と行ったのですが(彼女はチアン・ウェン大好き)、なんでも、中国では上映止められた作品で、「やっと、日本で観ることが出来る〜!」と感激してました。
で、¥1000の日だったから、というわけでもないですが、観に行ったミニシアターは、満員大盛況でした。彼女は「よかった、よかった。」(監督を思うあまりに)と、胸をなでおろしていました。それだけ、関心を持たれた作品だったのでしょう。
香川照之は、すごかった。今、NHK大河ドラマで、秀吉やってますが、インタビューでもいってたけど、撮影は辛かっただろうなぁ。観てよかったです。興味ある方、ぜひどうぞ。




2002年05月25日(土) 「ひまわり」(video)「ジョージアの風」(wowow)

ひとりの女性(麻生久美子)が海難事故で行方不明になり、遺体があがらないまま葬式が行われていく。そして、その場に集まった小学校時代の同級生や恋人などさまざまな若者たちが、次々と彼女との思い出を回想していくのだが…。
それぞれのキャラクターの記憶から、はじめ不確かだったひとりの女性の真実の姿が次第に紡ぎ出されていくという、ノスタルジックだが決してそこに溺れてはいない青春群像劇の佳作。そのみずみずしくもリリカルな語り口と、現代日本映画界若手個性派俳優たちの競演が見事にマッチ。
『GO』で2001年度の映画賞を総なめした行定勲監督による劇場用映画第2作にして、初の公開作品(処女作『OPEN HOUSE』は2002年春現在、未公開)となった。(的田也寸志)     (amazonDVDレビューより)

「GO」の監督作というのでちょっと興味があって観ました。
思わぬところで袴田君が・・・彼は、亡くなった女性の同級生を演じてました。
小学校時代思いを伝えられなかったままの青年として、とってもいい感じ。
なぜかわたしはこういう感じの邦画が好きです。決して派手じゃないけど、伝えんとするものがじーんとわかる、いい映画だと思います。
雰囲気が周りの同級生となんか違う子で、初恋というものかどうかははっきりとわからない、でも気になる子。そんなはっきりしない思いは、伝えようもなくすれ違ったまま、彼女は引っ越してしまう。亡くなる数日前に、留守電に残された彼女の声。いったい何を伝えたかったのか。
彼女にも、伝えられなかったことがあったようだが、それを聞くことも出来ない今、何か心に引っかかるものを引きずって、同級生たちと葬儀に向かう。淡々としたやりとりの中で、みんなそれぞれが、昔の彼女、今の彼女、をなんとかわかろうとしていく。

まだ観てませんが、岩井俊二監督作を今度観ようかなぁ、と思ってます。


「ジョージアの風」についてはまたあとで。



2002年05月24日(金) 「ハッシュ!」と「非・バランス」

23日(きのう)、「ハッシュ!」観てきました。
今日、「非・バランス」ビデオで観ました。
邦画続きのこの頃です。

「ハッシュ!」
2001年、橋口亮輔監督作品。
出演:田辺誠一、高橋和也、片岡礼子他。

思えば、去年のカンヌで上映されたんだよね。待つこと1年余り。やっとやっと観ることが出来ました。もう、ゲイのカップルの話ってことは、先からわかってました。橋口作品『二十歳の微熱』『渚のシンドバット』は、どこがってはっきりいえないけど、好きです。役者さんもうまいとはいえない。どっちかというと、テンポはゆっくりだし。だけど、流れているものがわたしの好みなんです。
この作品、ストーリーをちょっと聞いた段階では、ファンタジーかと思ったけど、ちがいましたねー。現実味のある3人が中心のお話でした。
栗田君(田辺)はゲイである事を隠してるサラリーマン。直也(高橋)は、親も知ってる(母が、富士真奈美だった)ゲイの青年で、まじめにペットショップで働く毎日。そんなふたりが平和に暮らしてると、偶然の出会いから女(片岡)が、ふたりの生活に入り込んでくる。こういう場合、女ってじゃまなんだけど、(ちょうど劇中でも栗田君の同僚に、妄想狂ぽい女がいた)
この藤倉って女は、辛いものを背負って生きる女だった。
ただ、子供がほしいって理由はあんまり同意できないけど、辛いだけにそういう考えに至るのは、理解できる。
物語は、子供を作ることにするとか、はっきりとした結論はでてません。
観た者がそれぞれ、この先どうなってゆくんだろう、と考えさせられる作品でした。
また、橋口監督、すてきな作品を待ってます。


「非・バランス」
監督:冨樫森
出演:派谷恵美/小日向文世他
2000年/日本
<ストーリー>
13歳の少女・松本チアキと不思議なヒト“菊ちゃん”のひと夏の物語。身の回りに友達はおろか、話す相手さえ作ろうとしないチアキはふとしたきっかけで“菊ちゃん”と出逢う。チアキは、はるかに年上でちょっと変わった“菊ちゃん”と友情ともいえる“微妙で心地よい瞬間<とき>”を一緒に過ごす。過去に背負った心の傷が、二人の心が真に通じ合ったことに気づき、過去から抜け出して未来へ向かう決心をする。チアキはそれまで深い心の闇から抜け出すために、傷つきながらも大きく飛び立つためのジャンプ台に立つことに…。そして、また“菊ちゃん”も新たな人生へと踏み出す…。
           『非・バランス』サイトより

菊ちゃん役が、小日向文世さん!おかまの役をとってもすてきに演じてます。チアキ役もフレッシュでよかったです。これこそ、ファンタジーだったかな?でも、後味のよい作品でした。こんなこと、あったらいいなぁ。こんな少女の頃にもどりたいなぁ。と、おばさんは思いました。


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