saaraの日記
ごく普通の主婦です。暇な時間はだいたいTV画面観てます。
映画館へは月に2〜3回。あとはwowowかなぁ。そしてDVD。
好きな人は年々増加中。しかも若い子が増えてる!
ナンバー1は多分一生Nicolas Cageですが。

2002年03月15日(金) 「富江replay」「クライング・ゲーム」

「富江replay」
これは、何で観たかというと、最近のわたしの注目男優窪塚洋介が、出演してるから。ただそれだけで観たんだけど、日本のホラーって、いつからこんなグロイのが・・・って感じで、気持ち悪かったです。
首がとれて、それでも生き続けるって映像的にちょっとダメでした。
窪塚君は、短髪の男の子で、今よりももっとアクのない、地味な感じでした。
もっとも、最近のボーズ頭の彼でさえ、他の人にいわせると、ナヨっとしてるとか、迫力ないとか。わたしには、なんか主張してる髪型に見えるんだけどね。

ネスカフェ缶コーヒーのコマーシャル、いいですよね。
「漂流教室」の三崎さんの父だった大杉さんとのアレ、大好きです。

「クライング・ゲーム」
1992年、イギリス。ニール・ジョーダン監督。
アカデミー脚本賞とってます。
近頃気になる監督作。気になるスティーブン・レイがIRAテロリストやってます。
アメリカ兵を人質にとってその人質(フォレスト・ウィティカー)の世話をするのですが、なんとなく心が通い合ってしまうんです。この、不思議なやり取りがおもしろい。逃げようとした人質が事故で死んでしまうんだけど、やりとりの間に頼まれた彼の恋人に、会いに行く。で、ストーリーは思わぬほうに進みますが、この話大好きです。ふと、また見たくなる作品です。ニール・ジョーダンというひとは、すごいなぁと思います。続きは、大いなるネタバレになるから書けませんが、観て損はしないよ、きっと。もっと、彼の作品ないかなぁ。



2002年03月14日(木) 「アメリカン・スウィートハート」「シッピング・ニュース」

これは、2本とも応募して当ったものです。うれしいな。

「アメリカン〜」
J.ロバーツ、J.キューザック、キャサン・ゼタ・ジョーンズ、出演。
J.キューザックとキャサリンが、スター同士の夫婦です。あの往年の百恵・友和のように恋愛映画のヒットメーカーなんだよね。ところが、妻がスペイン野郎とデキてしまい、別居状態に・・・傷心の夫(キューザック)は、怪しげなお茶(漢方?)や薬に頼りながら、妻を思ってる。J.ロバーツは、キャサリンの妹。この姉と妹の関係が、ストーリーの軸かな。ハートフル・ラブコメです。J.ロバーツにちょっと肩入れしました。しっかり者のけなげな妹。妹が思いを寄せるのは?
それにしても、ふたりの恋愛映画の数々が、ちょっと笑えます。

「シッピング・ニュース」試写会
まずは、この試写会『ナイスミドル特別試写会』なんて銘打って、年齢制限があり男女ペアが条件だった。この条件を見事クリアして、夫と観に行ったわけです。ほんとは、ラッセ監督の好きなSさんと行きたかったんですが、(どちらかが男装して行くことも考えた)まあ、たまにはしょうがない。
ストーリーは、傷心の夫が自分を少しずつ変えていき、しっかりと人生を歩めるようになる、というもので、ラッセ監督の「ギルバート・グレイプ」を思い出しました。K.スペイシーがその夫、悪妻K.ブランシェット、叔母にジュディ・デンチ、後に出逢う女性がJ.ムーア・・・出演者がちょっと大物ぞろいで一体どんな出来上がりなんだろう?と期待もして観ました。ニューファンドランド島(赤毛のアンの島のすぐ東なんですね)が舞台で、厳しい自然の中で、心の傷が少しづつ癒されていく様がよくわかり、とってもいい映画でした。思うに、わたしの観たラッセ作品は、「ショコラ」は別かもしれないけど、登場する人々が、みななんらかの傷・重荷を背負ってるのね。そんな人々が徐々に自分を見つけていく、先を信じられるお話が多いです。心にいつも浮かぶのは、「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」。初期のラッセ監督作です。少年がとっても切なくて大好きな作品です。

ちなみに夫は、わたしとは違った趣味の人ですんで「あーぁ、アクションだったらよかったなぁ。」と言っておりました。ほら、誘うんじゃなかった。
でも、巷ではホワイト・ディでもありまして、観た後にディナーに行けたのは、よかったのでしょうか、ねぇ。



2002年03月13日(水) 当たりました。

きのうきょうと、親戚の通夜・葬儀出席のために、映画に行く予定が延期になりました。たまには仕方ないですが、いこともありました。

「ブラックホーク・ダウン」試写会の招待状が届きました。やった〜〜!
今月は、試写会3つも当たりました。チケットも当たったんで、4作品がただ!!
うれしいです。明日は、「シッピング・ニュース」に行きます。
午前中は、「アメリカン・スウィートハート」(チケット当たったやつ)に行って来ます。なんか、こんなにラッキーでいいのかな?試写会は早めに観られるのがいいですね。でも、劇場のように予告編がないから、それだけは残念かな?
でも、でも、なによりもただで行けるのが嬉しいに決まってるじゃない?
申し訳ないので、ほんとーに観たいものだけを応募してますので、はずれた皆様、どうかお許しください。

ところで、先週「Laundry」の前売りを買いに行きました。だって、あの窪塚くんのポスター付きだったんだもん。名古屋では23日〜です。なるべく早く観にいきたいなぁ。あ、きょうは「漂流教室」最終回の前、じゃん。あと2回で終わってしまうのね、すごくさみしいです。ビデオでまた見ればいいけど・・・



2002年03月11日(月) 「トゥルー・クライム」

週末何にも映画が観れなかったので、きょうこそは、とwowow観賞。
1999年、アメリカ。クリント・イーストウッド監督・主演。
心が痛いです、死刑を間近にした男を相手のお話。しかも、彼は殺人を犯してないと言っている。記者であるイーストウッドは、鼻が利くと事件を洗い始める。タイムリミットは、1日しかない・・・・息の詰まるストーリーでした。ほぼ12時間の間に、色々な出来事があり、過去が少しづつわかり始めます。

ラストのクリスマスシーンは、とても美しかった。彼は、かばさんのぬいぐるみを手にして・・・胸が痛いです。しわの多いイーストウッド、なかなかすてきでした。でも、いつも、設定がちょっとばかし若いんでない?と思わなくもないですが。



2002年03月08日(金) 忘れないうちにMEMO・そして「日本アカデミー賞」

きのう観た「マルホランド・ドライブ」に、andロバート・フォスターとあった。
ちょっと出てました。刑事さん。あの微笑んだような顔がちょっと好きです。例によって、ああ、何で観たかなぁ。何だったかなぁ、と朝からずっと探してました。
ぴあくらぶを調べてみてもわからん。うーん、絶対に観たんだよね、映画館で。なんだった?誰と出てたっけ?ずっと悩んで、結局わたしの生き字引のSさんに聞いた。「ああ、『ジャッキー・ブラウン』ね。」・・・・すーっきりしました。
ああ、もう1度観よっかな。やさしいあの笑顔がいいです。ちょっと、父親風でいいです。

さて、夜はいつもは洋画劇場のはずが、本日「日本アカデミー賞授賞式」じゃん。
もうこれは、窪塚くんを観なくては・・・初めてわくわくして2時間もこの放送を観てしまいました。予想通りのあのボーズ頭。ステキですね。いいですね。
泣きそうでも、泣かずにしっかりとしゃべってました。共演の方々に、あいさつして丁寧におじぎして、ああ、なんていい子なんでしょう。しばらくまた、うちで娘と盛り上がることでしょう。
最優秀作品に選ばれたのは、残念ながら「GO」ではありませんでした。「千と千尋〜」です。夫が「なんか、選ぶ基準があいまいだなぁ。」といってましたが、金熊賞を取ったんで、無視できなかったのだろう、と。
「GO」のレンタル開始は、4/12だけど、発売はいつだろう?待ってますよ。
それにしても、「ウォーターボーイズ」観にいってないんだけど、レンタル開始今日じゃん。調べたら、4月にセル発売。特典ディスクついて、2枚組だってね。ああ、買ってしまうんだろうか。

あ、きょうはそれに「A.I.」発売日じゃん。予約してあるから、取りに行かなきゃ〜。特典チェックをまず、ですね。
花粉がいっぱい飛んでるから、万全の体制で明日は出かけてきます。
DVD・CDショップ、そして本屋さん。わたしの今一番好きな場所です。



2002年03月07日(木) 「マルホランド・ドライブ」ねたばれだよ。

試写会に当たりました。興味あったこの作品。
ただ、いろんなものを読むと、理解不能とかパラレルワールドとか書かれてるんで、花粉症の薬を飲み万全を期して昼寝もして出かけました。いっぱいの人でしたが、私の好みの前のほうの席に着くことが出来ましてしっかり観てきました。
数日前に「ロスト・ハイウエィ」の話を友としてて、「きっと、あれみたいな映画だろうねー、わかるかなぁ、わたしに。」と言ってましたが、私としては、あれよりはわかりやすいのでは・・・と思いました。
音楽はとってもよかった、リンチの世界の音楽ですよね。「ブルーベルベット」や「ワイルド・アット・ハート」思い出しました。
主人公女性2人、ベティとリタ(仮名)。青い箱を開けてからは、ダイアンとカミーラ。ふたりがぜんぜん違う役どころに変わるわけだけど、どっちがほんとでどっちが偽りか、って考えると頭がぐちゃぐちゃになるけど、パラレルワールドだと思えば、わかる。ただ、不思議な人たちがたくさん出てくるよね。アパートの管理人のココというおばさんは、印象的でした。で、あの人はなんだったのだろう?と思う人が数人。不思議な劇場もおもしろい。D.リンチは、とっても凄いセンスの持ち主だと私は思う。あの劇場での音楽はよかったなぁ。スペイン語か?

さて、上映後前のほうの若者が、声を荒げて論争してました。
「ほんとにおもしろかったんかー?!」
「レズビアンカップルの愛情のもつれと殺人と自殺のはなしやないか!」
まあ、そういきりたたんでも・・・と、なんでもOKのわたしは、そう思って聞いてました。

来週は、「アメリカン・スウィートハート」に行きます。これも当たりました。
ちょっと、ぬるめのラブストーリーかしらん。久々のJ.キューザックに会ってきます。



2002年03月06日(水) 「初恋のきた道」「大阪物語」

「初恋のきた道」
やっとやっと借りることが出来ました。いつもレンタル中で、長かった初恋への道。うれしかったです。
思えば2000年公開作の「あの子を探して」。たまたま誘われて観にいきましたが、中国の田舎(中国でもそういうのだろうか?)の村で臨時教師として雇われた13歳(だったと思う)の女の子。ある日、生徒がひとり町に行ってしまって学校に来なくなる。留守を頼むと約束したために、ひとりで生徒を町まで探しに行く、という心温まる話でした。それが、チャン・イーモウ作品だった。貧しいけど、一生懸命なんだよね、子供も。みんなでアルバイトしてジュースを1缶だけ買う。みんなで少しづつ飲む・・そんなさりげないシーンが心に残ってます。
さて、この作品。彼のその次の作品として、注目されてました。
チャン・ツイィーがとっても愛らしかった。グリーン・デスティニーにも出演してるけど(観てないけど)、この作品のほうが彼女は魅力的らしい。なんといっても、中国では女性はそうなんだろうか?と思わせるほど、夫婦の絆がとっても強い。一生涯ただ一人の人、という思いを夫に抱いて生涯をすごすのだろうか。この作品でも主人公の母は、夫をなくした悲しみで涙にくれ、目が見えなくなったのだという。中国の女は、想像以上にはるかに強い、と改めて感じました。
この監督の作品で、コン・リー主演のものが何本もあります。
「紅いコーリャン」「紅夢」「菊豆」など、観た事がありますが、彼の作品に出ているコン・リーは、とても美しく存在感があると思います。まだ観てない彼の作品を観てみようかと思ってます。
そうそう、バラエティ番組でうっちゃんなんちゃんが「初恋〜」を観て、とっても感動した、という話をしてて、そこに出ていた勝俣くんが劇場で号泣したと言ってて、よけいに観たかったわたしでした。いい作品を観たー。

「大阪物語」
邦画です、当たり前か。池内千鶴主演。14歳の大阪に住む中学生を演じてます。
両親は漫才師。なんと!沢田研二と田中裕子!!!びっくり!!!!吉本が制作にかかわってますんで、舞台も出てくるし芸人さんがたくさん観られます。とっても楽しい。なんせ、わたしは隠れ大阪ファン(隠れることもないが)。去年初めて大阪に行って、とっても好きになりました。そういう意味でも、この映画楽しかった。また、近いうちにきっと行きます、大阪へ。大阪弁も、かわいい子がしゃべってると、なんて愛嬌があっていいんでしょう、と思いました。
「ほんまもん」も毎日観てます、がんばれ!千鶴ちゃん。


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