思い出に変わるまで
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昨日でさとしクンの10年間勤めた仕事が終わった。 実質、名古屋営業所閉鎖という形で引越し業者が事務机、備品など積み、本社へと荷物が出発した昼で終わったそうだ。
引継ぎの数日、名古屋営業所を管轄してる大阪支店から後任者が来て、毎週名古屋へ通い営業を続けると言う事になったのだが・・・・ これまたさとしクンとこの会社の考えを疑っちゃうんだけどね・・・。 中途で採用された新人さんを抜擢。 そりゃキツいやろぉ〜。 私でも思いました。 そしたら案の定、採用四日目で辞表を出したそうな。 誰だってイヤだよ、早々出向で知らない土地で商売すんの。 新人さんが辞めたのも2月末だったのでさとしクンが事務所を引き払った時には後任者も居ず、会社側は相当困ったようで。 さとしクンが見かねて「アルバイトしましょうか?」の一声に飛びついた。 何度も何度も引き止めた大阪支店長が日給15000円を出してくれると本社に交渉したそうで。
そして、会社を辞める事を知った知人が早速「ウチへ来い」と声をかけてくれたので、再就職先、なんとかなりそうです。 明日面接に行くんです。
決まれば今より通勤時間が延びるので朝早くなります。 いつもより30分早く出なくてはいけないみたい。 前住んでた名古屋市内なら同じ区なので通勤時間30分以内だったのにね・・・。
少しホッとしました。 そして10年間お疲れ様でした。 10年と言えば産まれたばかりの子が小学生高学年ですからね。 一歴史ですよ。 数週間だけどゆっくりしてくださいませ。
そして・・・ あさっての夜には家族旅行に出発!! グァムに行ってきます♪
数日でも花粉症の症状に悩まされないと思うととっても嬉しい!! 気分はウキウキワクワク♪ 楽しみぃ!!!
私が嫁の立場なら・・・・。 考えるだけで心がギュッと潰れそうだった。 自分の親でも無い赤の他人。 ただ、夫の親と言うだけ。 介護職でも無いからお金をもらう訳でもない。 ただ、夫への愛情があるから出来る事。 その夫がそばに居ない。 自分を見てくれない。 家庭に居てくれない。 自分を支えてくれるべき人が居ない。 足元から砂に埋もれ崩れていく感じだろう。
泣けてきましたよ。 あまりにも可哀想で・・・。
日ごろから自分の意見を言わない大人しい嫁。 弟と結婚した10代、家出同然で嫁いできた。 若くてお金の無い夫婦が両親の生活力に頼って生活し、 二十代後半になっても夫の経済力だけでは生活できない状態。 何度も転職し、ギャンブル、借金、浮気。 それでも弟についてきている。 こう言っちゃナンだけど私ならとっくにキレてるけど。 どうして弟についていれるのか不思議。 それでも弟の事好きなのかな?
そんな嫁をどうにかしたくて弟に思いっきり説教しましたよ!! うだつの上がらない弟だけど、それでもあんたを必要としている嫁が居るんだからね。 ナンだカンだ言いながらも弟も嫁と別れる気も無く、大事に思ってるみたいなので多少の変化を期待しつつ今後の展開を見守る事となりました。
今回、夫婦関係がうまく行っているのが前提で舅、姑の介護が成り立つ事 目の当たりにしました。 いくら嫁が人格者で心優しい気持ちを持ってたとしても成り立たない。 嫁、姑関係がすごく良くても成り立たない。 全ての関係がうまく合わさって成り立つのが在宅介護。
すごく、すごく大きな問題となって私の前にそびえたった。 これからの私の問題でもあるんだから。
将来資格を取って介護職に就く事になったとしても簡単に解決できる問題じゃない。 親の介護から広がり社会問題にもつながる大切な事なんだ。って気づいた。
はぁ 何書いてるのか自分が何言いたかったのかだんだん分からなくなっちゃったけど、介護における負担は健康で大きな心を持ってる人でも精神的に崩れてしまう程のものなんだ。って。 そう感じたの。
夫の両親を介護できますか?
ハイッってすぐに答えれる人、いるだろうか??
以前の私ならひと間あけて「多分・・・看れる」 って答えたかもしれない。
けっこう重いテーマだよね。
昨年、母が脳梗塞で倒れ、重度の半身麻痺になって介護が必要になった。 介護なしでは生きていけない体。 イチバン辛いのは母自身。 それを大前提にして介護してきた。
ぜんぜん興味も関心も無かった老人福祉の世界に興味を抱き、何かの助けになれば・・・なんて動機でホームヘルパー2級の講座に通い始め、毎週勉強している日々。 あぁ・・・考えが甘かったな。 正直、そう思った。
赤ちゃんじゃない、長年人生を送ってきた年長者。 しっかり人格も品格もあり、個性もそれぞれ。 性格も病というものに蝕まれ、変わってしまう人も居る。 暴力的、攻撃的になる人も珍しくない。 そうとばかりは言えないけどね。
何度と無く実家に通い母の介護をしてきた。 夜中何度もトイレを訴えたり、体の痛みを訴えたりして何度も起こされた事もあった。 思うように体が動かなくてイライラをぶつけられたり 麻痺の為、聞き取りずらい言葉で本気で怒られた事もあった。
イチバン辛いのは母
思いやる気持ちも薄れ、私も本気で怒鳴りつけた事もあった。
でも、大好きな母だから。 この気持ちだけで看る事が出来る。 だって娘だもん。
でも、 普段、昼間看てるのは弟の嫁。 時々看る「娘の私」でさえ心の余裕を失う時があるのに果たして弟の嫁は・・・? 弟との夫婦関係が上手くいってこそ看れるダンナの親の介護。 姉の私からみても弟は女にも金にもルーズ。 仕事という名目で帰ってくるのは11時すぎ。 まともに家で夕食を取らない。 休みの日は趣味のフットサル。 夫婦関係 劣悪。 それでも一緒にいる嫁が不憫に思うことも多くて幾度と無く弟に注意してきた。
心配した矢先、その心配は見事に的中した。 間接的に介護が辛いと訴えた。
昼間嫁が、夕方から父が母の介護についていた。 私も週1,2回は昼間実家に行き嫁の介護負担を減らすよう努めたつもり。 嫁の性格からしても、単に母が嫌いで、又は介護をするのが嫌で主張し始めたとは思えなかった。 弟が家庭に目を向けていないから・・・? 多分そうだろう。
嫁と話した。 「弟とうまくいってないんじゃないか。 私から見ても弟が母の介護に介入してる姿が見れないのが腹立たしい。 自分の親なのに嫁であるあんたに任せっきりにしてるから」 途端に涙ボロボロこぼし始め色んな不満を聞いた。
ほとんど家でゆっくり過ごす事の無い夫の親を看る自分の存在理由が分からない。 介護と子供の世話だけが自分の役割なのか。
大きな問題が浮き出た。
昨日の夜の事。 食事の後さとしクンの携帯が鳴った。 誰かと話してるんだけど、声色がどうも暗い・・・。 隣の部屋に移動して話してるけど、少し耳に入った内容が 「うすうす感じて・・・・自分だけの問題じゃないから・・・」 と穏やかじゃない。
電話が終わってから話を聞いてみると・・・・
相手は私の元上司。 春からさとしクンが勤めるという内定をもらっていた私が元勤めてた会社に内定辞退を伝える電話だった。
今月いっぱいで名古屋営業所を閉鎖する事になり、大阪支店から新担当が通いで中部地方の営業を引き継ぐ事が決まり、客先にあいさつ回りも兼ねて数日前に大阪支店長が名古屋にやってきたそうだ。 本社ではうわさでさとしクンの転職先が私の元勤めてた会社だと言う事がささやかれ始め、ついには社長の耳に入り憤慨しているらしい。 大阪所長もこのままでは社と社の間の付き合いに間違いなく弊害が生じると感じ、遠回しにさとしクンに忠告したそうな。
さとしクンは社長がどう怒ろうと一切気にしないんだけど、10年間お世話になった所長に迷惑かけたくないし、会社と会社のつきあいに問題が出たら自分だけの問題じゃなくなるから・・・・というので内定を辞退したみたい。
確かに、転職先のひとつとして最初私の元上司から誘われてると聞いた時私も会社同士の取引があるし、どんなもんだろう・・・と心配した。
だけど、さとしクンが会社を辞めようと思った事の発端も、元はと言えば社長が名古屋営業所を閉鎖し、在宅でさとしクンに仕事を続けてくれないか、と言い出したからじゃない。 それで「ハイ、いいですよ」と言う人なんてほとんど居ないだろうし、「辞めろ」と言ってるとしか思えない状況だったのに。 社長が怒る理由が全くと言ってつじつまが合わない!
それにさ、名古屋は赤字部所じゃないんだよ!? しっかり黒字部所で毎回ノルマ以上の成績上げてんのにナゼ閉鎖?? 事務所の所場代が高いんだって。 よくよく考えれば営業所閉鎖して大阪から人通わせてた方が不経済なのに。
怒るくらいなら営業所潰さなきゃいいじゃん!! さとしクン曰く 「常識知らない人だから自分が撒いたことだとは思ってないよ、だから人も次々辞めるし、○○さん(名古屋所長だった人)を本社に転勤させる‘嫌がらせ人事’できるんだから」
社内では「裸の王様」とささやかれてるらしいさとしクンの勤める会社の社長。 ことごとくジャマしてくれるわい!! 呆れて何も言えない。
大阪所長も「時期を半年や一年、あいだを空けて入社するか○○←私が勤めてた会社名)の取引先とかだったら何とかなるだろうけど・・・○○となるとなぁ・・・」なんて日ごろ温厚な人から困り果てた顔で言われたからには・・・・
もう・・・ダメっしょ?
幸いさとしクンは私の元勤めてた会社以外にも誘われてる会社がまだあるみたいだし、まだ面接を済ませ採用の合否待ちの会社も1社ある。 新たに就職活動するにも時間が無いワケじゃない。 だからまだ良かったものの・・・。
内定が無くなった不安は・・・結構デカイ。
多分私よりさとしクンが不安を抱いてるかも。 本人は「心配してもしゃーないやん、働く会社はいくらでもある」 って明るいけど。
あーあ。 早く決まらないかな・・・。 内心・・・心配だよ・・・。
会って来ました、一年ぶりの再会。
一年ぶりの会った彼女のベビーKENちゃん。 去年は見ただけでハーフと分かった位パパの血の濃さが表に出てたけど 一年経った今、イイ感じに日本の血も出てママ似のトコも出てた。 あんなに小さかったのに・・・タメと同じ位の身長。 体重はもちろん我が家の横綱、タメが群を抜いてイチバンだけど・・・。
うーん、かわいい♪
AKIちゃんベビーのHARUちゃんもだけどなんでこんなに赤ちゃんって可愛いんだろう。 見てるだけで心がホンワカしてくるしね。 ポチャポチャした手でギュッって手を握られると笑顔が出てしまう。 子供嫌いの人もいるだろうけど・・・子供好きの私には嫌悪する理由が見つからない。 笑顔でくしゃくしゃになって手を広げ、私に駆け寄るタメ見てると 理由も無く笑顔が浮かぶんだよね。 こんな気持ち知らなかったなぁ・・。
たまに子供連れで集まると子供同士の世界が見れてとても面白い。 産まれて一年足らずでおもちゃを欲しいという欲求も芽生え横取りもするし、奪われて悔しくて泣くという行動もする。 どうぞと譲る事もする。 ホント見てて飽きない。 喜怒哀楽がハッキリしてるし この頃が心の成長する時期なんだろうか?
最近はハッキリ言う「アンパンマン」 ミッキーを見ても、プーさんを見ても、何を見ても指差して「アンパンマン」連呼。 終いにはパパを指差して「アンパンマン」
もう笑うしかない。
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