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2003年04月04日(金) 残り香

月並みな幸せ
そういうものが欲しいはずなのに
私たちの毎日はなんだろう

純白のドレスを身にまとっても
そんなもの私には似合わないよと
私自身が拒否するの
足の間からどす黒い血が流れてくるから
ドレスを汚してしまうの・・・

あなたに見つめられると
心の中さえも見透かされているようで
とても恥ずかしい気持ちになるの
あなたのその瞳の奥をのぞいても
灰色ににごったものしか見えないの
早く
涙で流してしまって
きれいだったあの人の瞳を思い出す

いつか見た景色を
もう一度みたいから
思い出させて
私を消して

おじさんのお説教も
大丈夫よ
安易な道を歩もうとするから
認めてもらえない
私は私よなんて
口が裂けても言えない
そんな強がりが
私を苦しめているから

その足であなたに会いに行けばいいのに
気が付けば右手を上げてタクシーを止めている
虚しさに気が付いても
だから何?
うそつきのやさしささえも
必要としてしまう
悲しいけれど
それだけみんなが寂しい

焦りも消えかけたころ
あなたは泣いてしまうんでしょう
戻れない日々をいとおしく思うでしょう
こんなくだらないことは忘れてしまうけど
少しでも触れてしまったやさしさは
ずっしりと重くのしかかるでしょう

こんなくだらない私は
いつか忘れてしまうけど
優しかったあなたのことは
ずっと覚えている

最後にたどり着くところは
一人ぼっちの記憶のかたすみ





2003年02月20日(木) 転ばぬ先の杖


言葉はなんと儚いものか
感情はなんと儚いものか
数秒前に考えていたことが
現在の思考を生み出し
ずっとずっとあとになって
初めて出てくる言葉も
移りゆく

儚いからこそ
伝えたい
伝わらないから
言いたい
言いたくないのに
勝手に出てくる
私はあなたが大好き
私はあなたに翻弄される
そして最後は
私に削除ボタンを押す権限が得られる

がんばりなさい
その果てに
すばらしい何かがきっとあるから
がんばりなさい
世の中は
すべて最後につじつまの合うように出来ている
がんばりなさい
その犠牲も
必ずあるものと知りながら



2003年01月28日(火) ただ

見つけられることはない
私の本当の姿は

どこにもない
何とはいえない
不安と
焦りと
幸せと

混沌とした毎日の中で
どんなことにも対応できるようになっていった

私は今
私であって私ではない

記憶だけが
私を支配する


2002年12月31日(火) 繰り返し

あと一日で今年も終わるのね。

またひとつ、年がかわって
いつかの日はさらに遠くなっていく。

心の奥にいつまでも残る想いは
年とともに薄れていくもんなんだと思ってました。
ひとつずつ大切だったことを忘れてく。
それはもう思い出になってしまったということなんだと。

だけどずっと残っているものは
日を追うごとに切なくよみがえるんです。
どうしてかな?
すっかり大人になってしまった私は
現実を直視できてないんだろうね
戻りたくても
勇気が出ない
失うものに対して、すっかりけちんぼになってしまったみたい。

このままずっと生きていくのか
みんなそうなのかな
その中で、ささやかな幸せをまたひとつ
見つけていくのかな

だけどこの心に残る
いつかの日は
繰り返し繰り返し私に訴えかけるだろう
昔の私が
くすくすっと笑って
今の私を見ているみたいに






2002年12月04日(水) 息抜き

私にはこれが必要だ
きっと。

だけどもう少しがんばるよ。
私、自分に自信がないけれど
ないまんまじゃいやだもん。

あなたのことを
許せなくなるときがあるよ。
そんなあなたにやさしくしなきゃならない?
でも
やさしく出来ない自分を
許せなくなるときがあるよ。
私は完璧じゃなきゃいけない?
やさしくなきゃいけないか?
どうして悔しくさせるの?
どうしてむなしくさせるの?

やさしさがほしいのなら
なぜ他人に優しく出来ないのさ。

自分勝手なおばかなやつだ。
プンプン!

いらいらしちゃうよ。
全く。
でもそんな自分が嫌でしょうがないの。
自己嫌悪とかそういうレベルじゃなく
そういう自分が気持ち悪い。
どうしてそんな風にさせるの?

何とか言ってよ!
ばーか


2002年10月16日(水) T

それは寂しいことなのでしょうか?
お金さえあれば
頭さえ使えば
欲しいものはなんだって手に入れることが出来るのかもしれない
だけど
本当に欲しいものは
きっとその手の中にははいらない
すべてを捨てて
自分を押し殺して
生きて行くことなんて出来ないでしょ・・・


2002年10月02日(水) もう・・・もう・・・・もう・・・・・・・・・

もーーーーーーーーーーーーーー
やだ!!!!!!

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

いやいやいやいや!!!!!!!!!




2002年09月21日(土)

がっかり
がっかり

期待するほうがいけないんだ

だまされてはいけないのだ
流されてはいけないのだ
疑ったらいけないのだ
信じたらいけないのだ

あなたは信じたから悲しいの?
あなたは信じないから悲しいの?
どっちもいやなら
関わったらいけないのだ
心が乾いていく音が聞こえてるでしょ?
あなたはあなたの中のものを守ればいい
それでいいんでしょ?


2002年09月13日(金) 被害者の会

ストレス発散のつもりが
余計なストレスを溜め込んだり
お金のためとおもってしたことなのに
気付いたときにはマイナスだったり
ちょっとした寂しさから
心奪われたものに
すべてを奪われちゃったりして
はじめの目的からは相当ずれている
己が望んだことなのに
気がついたらいい食い物にされてる
ちょっとしたもののはずみから
笑顔のあなたはとたんに鬼の形相になり
被害者になる
じゃあ加害者は誰だ?
ちょっと考えればすぐわかることなんだけど


甘い汁がでる木には自然と虫たちが群がる
どこからともなく臭いをかぎつけて
虫けらはそれを吸いに集まってくるのよ
あなたの周りにひっついてる
虫けらはさっさと払ったほうが身のため


くだらなすぎてとても切ない
一生懸命になることが
悪いことみたい
残ったものはむなしさだけ
高らかな笑い声が聞こえるたびに
歪んだ心が痛くなるなら
放棄してしまうことがいちばん簡単?


心を痛めた人間に
ネガティブな思考をやめろって?
生きることに必死になってる人間の
どこがネガティブなんだ?
他人がぶら下げている
些細な幸せを奪って食い歩き
生きてるお前は
どっかに上ってるつもりなんだろうけど
よく見てみなよ
天国はいったいどこなんだ?


全国では被害者が続出
それに匹敵するくらいの加害者が存在する
目の前を歩いてた人がつまずいて
こけた
ちいさな人生、終わったも同然ね


2002年09月06日(金)

雨の中タクシーで家路に着くと
恋人は寝ていました
妹は一人きりの家で今頃は眠っているんでしょう
遠くの家族も今は眠っているんでしょう

それがどうしたとおもいつつも
寂しい気持ちになるのは
雨のせいなんでしょうか?

私は一人ではないと思う
だけど孤独は誰にも破れない
あなたの孤独も
私には破れない
そういうことが寂しいんです
無茶を言ってることはわかっていても
私の心はいつまでたっても潤わない
空気はしっとりしてるけれど
私の体はべとついているけれど
心はなんだかいつでも
カサカサです


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