堀井On-Line



7966,読書日記 〜《この世はウソでできている》

2023年01月11日(水)


          <この世はウソでできている 池田清彦著>、
 教養が浅かったことだが、それにしても、何? これは!である。
今さら遅いが、それでも、気づけるだけ良しとしなければ! 

年齢を重ねて、過去を振り返るにつけ己の卑小さに驚くこと、暫し。
要するに娑婆の苦労は一通り経験したつもりが、それが甘い。
両親と己を含めて10人の人生を見てきたが、何れの人生は甘くはない。
虚無的、悲観的、真面目で優しく、恭しく、表面的には正義感が強い。
私は、場持ち人間で、子供ながら擦れからし… というところか!

 で、世間一般的には、常識とやらは、全く信用ならない。流通する間に、
それが得体の知れない知識に変容するのが一般とみてよい。とにかく一度、
捻ってみる内省が必要となる。これを習慣化しておかないと、判断ミスを繰り
返すことになる。死の問題でも「私は死なない」と言えば「なんじゃい」だが、
少し考えると、「私は一人称、死ぬは、ゼロ」とすると、ゼロ人称の私がゼロに
なるため、死は存在しない。当たり前だが、奥行きが深い問題になる。

 ・・・・・・
 7624,閑話小題 〜時代は移り変わっていく −

   * 号砲一発、時代は移り変わっていく
 何を今さらだが、コロナ禍で時代は一段と移り変わっていく。
この騒ぎがなければ、在宅勤務に仕事の6〜8割方を移すこともなかった。
必要に迫られれば、何ともアッサリと、連れに嫌味を言われつつ、自宅勤務に
移行してしまう。男どもも大した仕事をしていなかったことが明かになった。
ここで中国とアメリカが、極めて危ない戦争ラインの緊迫状態に入ってしまった。
中国も、共産主義の骨組みの実力主義が最優先された弱肉強食が鮮明になった! 
そこは緩やかな温情主義が薄まった殺伐とした合理主義が待ち構える世界。
ギリシャ時代から色分けされた「3,30,67%の世界を容認するか否か,
民主主義とは、3,30%の世界のことで、67%は奴隷層として抹殺されている。
独裁制度を取入れている国は、奴隷層を人間扱いしないのが、暗黙の前提。

 そこに、教育システムが自然とあり、知らずに3%に充足するために、
67%から33%への市民層への道が存在する。
まずは、地元受験校への振り分け。暗黙の裡に… フリーランスにも、
様ざまの道がある。60歳辺りで、気づいたのが、地元の細部の生きる道。
家の事情で、出世が閉ざされている場合… まず地元の大手企業で働きながら、
夜間高校に通い、高卒の資格を取る。そして、地方公務員の受験資格をとり、
その後は… 彼らは人並みの体裁が第一歩。 今まで出自を黙っていたのが、
脱・世間を果たせば、<俺は自力で這い上がった>のプライドになる。
充分な人生の出世と相成る。何処に、己が生きてきたかを、まず認識するか
にある。これが無いと、目先の浮沈みに右往左往することになる。
その視点を得るに、私は、倒産経験があった。これだけは、ケ躓いて経験して
こそ解る事。なる程、面白い。 
…で、このパンデミックと、それに続く…経済恐慌と、戦争。

・・・・・・
7269,閑話小題 〜大相撲 初日
2021年01月11日(月)
    * 大相撲ですか…
 白鵬、鶴竜が先場所に続いて休場をして、昨日から開幕。厳しい宣告を
受けた上の休場のため引退が当然だが、モンゴル人には、それは無理。
引退勧告が出されるべきだが、気概が現執行部にはない。昨日の取組をみると、
絶対数が少なすぎる。序二段の力士が… <コロナ禍が恐いから休場したい> 
に対して、有耶無耶な執行部の対応に、即座に引退届を出した。 横綱より、
序二段力士の方が真面とは、これ如何に? 大相撲道よ、如何なった?
早々に、かさ上げで、新横綱と、大関は必要! 興業運営も大変だ!
こうみると、日本的談合による八百長も必要というのも肯ける。
  ――
    * 雪道の中の車運転!
 酒の在庫も切れて、雪が降り注ぐ中、家内の注意を聞かずに強引にスーパーに…
…案の定、小一時間の積雪で、車がSCより車道に出れずに空回り。それでも、後続
の人に手伝ってもらって何とか帰路に就いた。そして、駐車場前の除雪! 腰痛は
今のところ出ていない! コロナ過と積雪の二重苦! 静岡の学生時代の友人から
電話があり、「静岡は快晴だが、コロナ禍と、積雪大丈夫か?」の電話あり。
例年…ほぼ積雪はないらしい。
  ―
 このコロナ禍拡散の現時点は、どの位? あと4年とすると、100の道のりの20?
いや、15あたりだろう! 全世帯の3割方が貯金ゼロ。4割が100万というから… 
最後は金の話になるが、とはいえ、この世は、最後は己の健康と、手持ちの資金!
家内に週一度は、外出できない鬱憤で… 「何を生意気な… 私の腹一つで、
あんたはホームレス!」とサンドバックのように面罵の日々。まあ、独り孤高を
保つより、温みも必要かと微笑むしかない。

・・・・・・
6876,閑話小題 〜このタイミングに何故?
2020年01月11日(土)
   * イランの空港近くで、このタイミングに
 アメリカ軍…と思いきや、イラン軍がウクライナの民間機を撃墜。これで、
イラン軍の意気込みが萎んでしまった。誤ってミサイル攻撃をせざるを得ない
陰謀?とか、飛行場の近くから、何処かの国のスパイが小型の地対空ミサイルを
打込んだと考えたくなるが… 
≪ ◉イランの首都テヘランのイマム・ホメイニ空港で8日、ウクライナ国際航空の
 PS752便が離陸直後に墜落し、乗客乗員176人全員が死亡した。国営イラン通信が
伝えた。IRNAによると墜落したのはボーイング737型機で、乗っていたのは乗客
167人と乗員9人。同機はテヘランからウクライナのキエフに向かう予定。
◉ CBSの担当記者はツイッターで、「アメリカ当局者はウクライナ国際航空752便
がイランによって撃墜されたことに確信を持っている。アメリカの情報当局は、
起動中のレーダーの信号をキャッチした。おそらく(イラン軍の)SA-15地対空
ミサイルであろう2発の発射時の赤外線を(アメリカの)衛星が探知。
その後すぐに、爆発による別の赤外線探知が続いた」と述べている。
◉ CBSによると、イランの航空当局は「アメリカ当局の結論は全く真実ではない」
と述べたという。イラン革命防衛隊に関連するウェブサイトが「アメリカ情報当局」
の陰謀」と指摘し、イランによるウクライナ機撃墜を否定しているという。≫
 ―
▼ 戦争への士気は、イランより長年の恨みつらみのアメリカ軍にある。
 全面戦争ともなれば近くにイスラエルと、アラブ首長国がバックにあるため、
圧倒的にイランが不利。 CBSの担当記者はツイッターで、「アメリカ当局者は
ウクライナ国際航空752便がイランによって撃墜されたことに確信を持っている。
アメリカの情報当局は、起動中のレーダーの信号をキャッチしたと…。そして、
(イラン軍の)地対空ミサイルであろう2発の発射時の赤外線を(アメリカの)
衛星が探知。その後すぐに、爆発による別の赤外線探知が続いた」と…。
 しかしイランの航空当局は「アメリカ当局の結論は全く真実でない」と述べた。
イラン革命防衛隊に関連するウェブサイトも「アメリカ情報当局の陰謀」と指摘、
イランによるウクライナ機撃墜を否定しているが、タイミングと、結果からみて
何処が有益かを考えると… 欧米人の乗客構成からして、イランの意図的な
攻撃も有りうる…  タイミングを考えると単純なミスとは考えられない。
エルアル・イスラエル航空…テルアビブ−成田線の直行便を、2020年3月11日から
運航するというが、恐ろしくて乗れはしない。イランに一度、行きたかったが。

・・・・・・
6511,閑話小題 〜「シュガーベイビー」 再び!
2019年01月11日(金)
    * 父が愛人を持つ子供心は
 10年ほど前に、40年ぶりに学生時代の友人二人と東京で再開し、酒を交わした
ことがあった。それぞれの歩んだ人生を語りあった中で、その一人が思いがけない
告白をした。卒業後、一般会社に就職。その後、カメラマンを目指して数年間
AD(小間使い)をしていた頃に、父親の愛人の存在を知り、大きなショックを
受けた旨の内容。父親は既に亡くなっているが、当時、母親は健在。かなりの
資産家だが、それをワザワザ話すということは、その衝撃は並大抵でないから。
砂を嚙むような思いだったのか? 私の父は、明治生まれの堅物で浮いた話は
全くなかった…。彼の母親も大変だったろうが、子供にとっても耐えがたいこと。
家庭内には何か大きな問題がある… それを察知して世間話を楽しむのが世間人。
 一度、その外側から、例えば、他宇宙、宇宙の果て、地球の外、国外、県外、
市外、生活圏の外から、見直すことが「哲学」。その積み重ねが教養ですか。
 ほんの数時間前の夜半、漆黒の中を渦に突き進むイメージしながら、行き先の、
他宇宙に吸いこまれる感覚を持ってみた。繰返すうちに寝入ってしまったが、
熟睡から起きた時間が、想定の一時間もオーバーしていた。
これって「死にいく予行演習」ですか。
 また外から内というと、個人と、他者の境の問題にもなってくる。
性欲からの「想い」の比重が大きいのが恋人。複数の金銭を含めて契約をする
のが愛人。大方は1〜2回の渡り鳥を選ぶ?… 恋人で終わる術を身につけるか? 
愛人を持った上に、複数の子供を持った人を多々?見かける。何れも、スリル
と、サスペンスがあるようだ。恋人以上、愛人未満の役割を難なくやるのが、
ホステス、ママの腕前。 駅前キャッチのインタビューTV番組、
『家まで付いていってイイですか?』で、キャッチされた人のよさそうな
ホステスが自室で曰く、
< 私、彼氏を持たない主義。客とは枕はしないが、サークル会員と
 呼ぶ人は数名いるの。将来、酔客対象の家庭料理の店を持つのが夢。> 
取材者の素朴な問いかけ「サークル会員とは、如何なる人ですか?」に、
口を濁す。「枕をしない」とは、代償に直接の金品のやり取りをしない代わり
に、プレゼント〈客の使命料、隠れチップ、アフターとか、日中のデート?〉
を貰う人。プレゼントは直に中古買取専門店に… 夜の巷の狸と狐の騙しあい。
学生時代の友人が、当時の女友達と結婚、伊香保温泉の旅館に婿養子になった
と聞いたので、東京帰りに立ち寄って一泊したことがあった。 年増芸者が、
深夜の酔客専門の居酒屋をやっている店が面白いと、連れていかれたが…
 一般人からすると、その世界の内情は異界そのもの。若旦那なればこそ、
話したのだろうが、『 …誰誰が廃業して蒸発したでしょ。あれって○○って
芸者にね、喰いつぶされの。これまで他にも何人もね… 』の類の話が次々と、
で、足は股間に。何でまた(股)… 凄みありすぎ?でチジミ上がっていた。
東北大震災で九死に一生を得た友人と、廃業の二年後に、同級会で40数年ぶりの
再開した。その時の一声、『あんたは、何があっても大丈夫。そういう男だった
もの!用心深くて、深みに嵌らない。失敗しても、直ぐに元に戻る!』 
成るほど、そうか? と。 裏側ではのた打ち回っていたが、隙を見せられない
のが大家族の末っ子の知恵。そのままの姿が学生時代にもあったようだ。

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5415,だれもわかってくれない ー
2016年01月11日(月)


7965,閑話小題 〜春節が終わった後には…

2023年01月10日(火)



   * 中国が突如にゼロコロナ政策を転換したが
 恐ろしいのがパンデミックの本格的拡大! 中国人が世界隅々まで暮らして
いるが、この春節が終わり、コロナ禍が本格的に拡大することになると、その
影響はただ事では済まされない。
 知人が、この数年、ギター漫談のDVDを送ってくるが、魂の籠もった内容で、
回数を重ねるごと、内容が濃くなっている。当初は、少し硬めだったが、それが
回を重ねるごとに、自然体になっている。パンデミックで陽性反応の結果と、
今回、初めて知ったのが、癌で余命1〜1年半とか。こともなげに言うが、その
眼(まなこ)はタダならぬ真剣さが直に伝わってくる。その上にコロナに感染し、
驚ろくやら… 300人にDVDを送付しているというが、我身は大丈夫かと、まず
御身大事を考える程度の自身に呆れる次第。冷たいようだが、70歳…過ぎれば、
後は同じようである。明日は我身のこと。恥ずかしながら思いやる余裕が無い。
 
 春節前のゼロコロナ政策の転換で、まず心配なのが、中国、ロシアの武器と
してのコロナ禍の攻撃!共産・社会主義は一種の狂信的思想。目的のためなら
手段を選ばない思想が根底に有る。数百万、数千万、数億の大量殺戮の可能性も!
ドウナルコトやら! 習書記長と、プーチンの幼い?脳が、とんでもない方向に
世界を追いやる可能性の云々が、現実化の可能性があるということ!

 ・・・・・・
7623,閑話小題 ~YouTubeの時代に
2022年01月10日(月)
   * 時代は変わっていく!
この三連休…何もするでなし、TV三昧。この11年間、何をしてきたのか…
YouTubeの内容が豊富になり、圧倒的に面白くなった。このコロナ禍以来、
外に出て群れることの出来ない人たちで、在宅が増えたこともあるのだろう。
動画は専門家が出演し説明することで、大概が理解できる。…一般放送は、
マスコミ報道で、様々な人たちに忖度しなければならないため、表現に限界が
出来てしまうが、YouTubeは、個人の責任があるため、それは面白い。
これまで隠されていた細部そのままが露出するため、シリアスで、奥行きが深い。 

 実力のあるストリート・ミュージシャンにとっては、夢のような世界である。
コロナ禍で仕事にあぶれた芸人にとって、一発芸の拡散で、食い繫ぎが可能。
HPで、駅とかの公開の場所と、芸の題目を書込み、瞬時にパフォーマンスで、
撮影して、公開すれば、何とか生活には困らない。歌舞伎町のLibe専門にして
現に若者が彷徨っているケースもある。浅草の公園で、昭和、大正の歌謡曲の
演曲専門で客を集めたYouTubeもある。時代の成せる業である。

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6875,読書日記 〜7割さえ出来れば任せろ!
2020年01月10日(金)    
     < 世界が動いた「決断」の物語―スティーブン・ジョンソン著>
   * 70%ルール
 他人に任せず自分でするべきだということは、ほとんどの人が分かっている。
だが、常に自分でする時間があるとは限りらない。その仕事の70%でも正しく
やってくれる人がいれば、任せることが大事! 
  まずは、70%ルールとは?
《 Amazonのジェフ・ベゾスは、不確実性のある意思決定で、「70%ルール」に
 拘ることで知られている。ベゾスは選択に完璧な自信――限定的理性の性質を
考えれば実現できそうな自信――が持てるまで待つのではなく、不確実性レベル
を30%まで下げたところで決断の引き金を引くのだ。完璧な確実性という神話を
受入れない70%ルールは、私たちの視界が多少ぼけることは避けられないことを
認めている。》
 ―
▼ 事業、とりわけ起業は、他人に任せる恐ろしさとの内的葛藤の連続である。
 X論、Y論たる法則がある。
マグレガーが示した,企業における人間の能力開発についての対立的考え方。
<・「X理論」とは,普通の人間は生れながら仕事が嫌いで,強制されたり,
統制されたり,命令されたりしなければ,企業目標を達成するために十分な力を
出さず,命令されるほうを好み,責任を回避したがり,あまり野心ももたず,
何よりもまず安全を望んでいるとみなす伝統的見解をさす。
・これに対して「Y理論」は,仕事で心身を使うのは人間の本性であって,
これは遊びや休憩の場合と同じであり,外から統制したりおどしたりしなくても,
人は自分が進んで身をゆだねた目標のためには自発的に働くものであり,条件
次第では責任を引受けるばかりか,みずから進んで責任をとろうとし,企業内の
問題を解決しようと比較的高度の想像力を駆使し,創意工夫をこらす能力を
たいていの人はそなえているとみなすのである。> …
 …初めは得体の知れない人を集めるしかない。 まずは30%まで引下げて、
集め、自然振動で振り分けるしかないのが起業。良いも悪いもない烏合の衆。
 黒沢監督の『7人の侍』があるが、それでも、武士の共通項がある。
ベソスの<不確実性レベルを30%まで下げたところで決断の引金を引く>とは…
言い得ている。40年前の起業では、500%の確信が持てるまで練りに練りあげても
それでも目先は真っ暗。若かったから出来たのだろう。実業に理論は役立たない? 
いや、とんでもない。情報あっての知恵。経験と情報が浅いと、してはならない
ことを、平気で踏んでしまうため、身近に経験者を置いておく必要がある。 
考えて考えて考えた後に、無心で立向かう。失敗の場合に備えた‘鶴翼の構え’
も含めて事業デザインを描き、何度も描きなおす。それでも、私は30年が限界。 
 …見切りをつければ、デザインに組込んであった通りに、手順を踏む。 
弁護士に会社整理の基本方針を聞かれて、
私:『立つ鳥、あとを濁さず… 綺麗にたたみたい』に、
弁護士:『会社清算に、それは無理。70%がせいぜい!』
私:『じゃあ、それでお願いします』
   
 私にとって<起業―実業―終業>の一連自体が事業。 …終業がオチ! 
独りの心、いや魂の問題。 常にロスの概念が入れば、より楽に任せられる? 
 終わってしまえば、皆同じ。  …良寛和尚辞世の句
「散る桜 残る桜も散る桜」が、今朝の心境。 花見で悪酔いしたか!

・・・・・・
6510,閑話小題 〜三匹の子豚と…
2019年01月10日(木)
   * 熊さん、寅さんのコンニャク談義
 明方の夜半の架空対談を、思い出しつつ、ライブ的に
書いてみた。もっと低俗だろうが… 少しは乗りうつって? 
 
熊:最近、とんと御呼びが掛からないね!
寅:御前さんが下らねえことばかり言うからよ。
熊:互いに似たり寄ったりだろう。「大家、八」対「熊、寅」の意見の段差で、
  話を面白くしているだけさ。何を御前にバカにされたくないね。
寅:まあ、いいさ。今日は、新年だからさ、金、習の会談をリアルに再現して
してみるよ。仮想対談だけれどね、大方、こんなものさ。さてお立合い!
大家:おいおい大丈夫か? 危な過ぎないかい!
 ――
【 習:焦りがミエミエ。まだトランプが権力があるうちの今がチャンスが
 分かるけどね。あれ、如何にもならない裸の王様。問題は、本人に、その
 自覚が全く無いこと。
金:俺様より酷いね。俺は、見せしめに実兄と、叔父を殺し、狂気を前面に
 出した恐喝政治。で、今度の知恵は何? 一番欲しいのは経済援助だけど。
習:トラの側近は、全て離反して、助言スタッフがゼロ。 こうして定期的に
 会うだけで、目的は充分に達成されている。あとは、時間引き延ばしをして
 おけば、自滅するさ。 問題は、拙速して相手の術中に落ちないこと。
 目先の駆け引きだけは、御前さん並みで狡猾だからね。
金:おれからミサイルと核をとったら、脅し材料がゼロだもの。としても、
 韓国の首都、なんで裸同然なの? そこが不気味なんだ。
習:あそこは、ああいう国。アメリカには骨抜きにされ、日本人には相手に
 されずね。 …トラへの提案にさ、<アジアは中国、南北アメリカ大陸が、
 アメリカとイギリス連邦。アフリカは欧州と中国の折半。中近東はロシア>
 と口酸っぱく言っているがね。何か上の空。他国ながら酷いものさ。
金:何か思うけで、この韓国大統領ってのも変じゃないか!
習:民主主義ってのの決定的欠点は、3、30、67の階層の30と67に
 重心をおけってことでしょ。そんなバカなことが、罷り通るから腐るんだよ。
金:何がリベラルかよ。旗を持たせて万歳と脅させておけば充分さ。
習:欧米各国が中国で、麻薬と、民主主義とか宣って、奪略し放題。
 日本では精神科とか何とかいって、合法的に麻薬をバラまき、薬中に。
金:ところで、トラを呼びなよ、トラをさ。
  ・大家:いいのか? 本当に呼ぶよ!
トラ:この微妙な時期に何でまた俺様を呼ぶんだよ、今、危ないんだよ。
 ロシア疑惑が抑え込めないんだよ。側近が呆れ果てて出て行って、それも
 全部。 白人層の低層が、そろそろ嫌気を持ち始めてきてね。
金:気の毒だが、ザマアみろさ。それより、韓国を早々に売り渡せよ!
 あの甘ちゃんが大統領のうちにね。
習:待てよ、そりゃ困るよ。このままが一番良いから、体制を保証し、手を
 出さなかったのに。中国も一皮むけば資源 貧困国。あるのは大量の人口。
 それを世界中にばら撒いて、それが戦略でね。要するに、近代に、
 イギリス連邦の「資本投下」の代わりに、「人間投下」の差替えが狙い。
トラ:白から黄色への交代ですか。俺たち白人も世界中で奪略し放題だもの。
 それがアメリカの足元で「黒人大統領に、女の国務長官」だもの。
 本音を抑え込まれている内に、中国、ロシアに好き放題だもの。だから、
 この醜態でも人気が落ちないのさ。攻めるなら今だよ、今!自分で言って
 んだから、我ながらバカだね。
大家: これは、ブッ、フッ、ウ〜の三匹の子豚だね。
 アッ御呼びでない? 失礼しました。
八:とすると、今年は、去年と一転した大荒れですか?日本も来年の
 東京オリンピックも建前もあるし、元号も変わるし、AI化も進む。
トラ:何でお前らが口出しをするんだよ! 俺らと一緒にするなっての! 
 お前らを果物、野菜に例えると、八がバナナ(外が黄色で、中がしろ)。
 大家がジャガイモ(外が薄黄色で、中が白身の黄色)。寅が薩摩芋。
 熊は栗ですか。まあ、如何でもいいけどね。 金に、周なら、当然、
 私が丁度いい私でしょう。
金:そうそう。そのとおり。恐ろしいよ、権力維持で、数百万、数千万の
 殺戮も平気でやりそうだもの。兄、叔父殺害とレベルが違うもの。 】
 ―
▼ 何か第三者に書かされているような? 危ない、危ない?

・・・・・・
5779,閑話小題 〜年初に、つれづれに
2017年01月10日(火)
  * 何? アメリカ 世も末かい!
 日本国の事実的宗主国の当主が、隠れ極右の泡沫男に変ったら、どうなる? 
気違いに刃物とは、このこと。これでは 今年は去年よりも大荒れになる。 
去年が英国のEUからの離脱と、米国の泡沫候補トランプの大統領の選出。
その裏に、ロシアのプーチンの策謀があったというから…お粗末もいいとこ。
オバマが80点なら、20~30点程度の泡沫を大統領に選ばせたのだから
米国も地に落ちたもの。 ちなみに、小ブッシュは40点。
支持をした中・下層の白人が一番、圧迫されるというのに…これは歴史的惨事。
まずトランプが不動産屋ということ。長期ビジョンが少しはあるが、実業家の
本能で、目先の実績を優先する習性が染みついている。その上に平気で嘘をつく。
世界政治を大きく左右するアメリカ大統領には最も向いてない人物。それさえ
理解できないのが中・下層の白人の程度。低劣なハリウッド映画並の物語の
様相である。まず年末まで重大な隠された問題が出てくる? それもプーチン
の仕掛けで…? 来年の夏までは持たない? 二流俳優上りのレーガンは、
レーガノミクスで対応したが、後始末が、それは大変だった事実がある。
  * 大相撲が始まった
 大相撲が始まったが、この数年、腕白相撲上りの個性的な力士が出てきた。
「正代」が関脇に、「遠藤」に加えた「北勝湖」と「御嶽海」が上位に顔を並べ、
新潟出身の「小柳」が十両上位に上がってきた。これに小兵力士の数人が加わる。
昨年末の全日本相撲選手権、全日本学生相撲選手権を見ると、モンゴル人、腕白
上りの将来性のあるのが何人かいる。 腕白相撲上りは、子供頃から基本が叩き
込まれている。しかし、大陸系のモンゴル人と骨格が違う。 
 ところで、目先の今場所はどうなる? 白鵬が本命?。相撲に対する姿勢が
他とは圧倒的に違う。ただ強いだけでなく、強靭の精神力・人間力があるが、
土俵年齢が賞味期限を超えている。それにつけても、女子供のファンが多い。
・・・・・・
4317, 幸せはいつうもちょっと先にある −5
2013年01月10日(木)


7964,挫折とは

2023年01月09日(月)

   * 正月そうそう何をまた挫折ですか…
 YouTubeなどで、ロシアのプーチンの悲壮な顔がアップして
見受けられる。明らかに、失敗だが、それを顔に出しまいという苦痛の
表情。いつ何時、テロで暗殺される恐怖と、怒りを押しつぶした表情は
隠せない。ウクライナ国民の怒りと、団結のベースを見落としていた、
 としても、自らを神と見立てた無知蒙昧は,異常といえば異常である。
いやいや殺された兵隊とその家族の怒りは、それは言語に絶するものがある。
プーチンの怒りはソ連のKJBにつくられた、暗殺蓄積の中から、生まれて
いた。それは、すざましい感情がある。

 プーチンの恐れは、自身の行蔵から垣間見ることができる。
爆殺、毒殺、銃殺、など、それは非の域を超えているのを知るが故の
恐怖がある。それは恐ろしい筈である。そして孤独感は、ただならぬもの。

・・・・・・

7622,閑話小題 〜さて今日から大相撲が…

2022年01月09日(日)

   * 盛上らないのは報道規制…?
 今日から大相撲が開幕されるが、マスコミは全く報じない。政府筋からの
御達しがあってのことだろう。コロナ禍に反する危険極まりないイベントもない。
それと白鵬という絶対王者の引退で、気抜けしたところが大きい。
ニュース性としては、大鵬、琴の若の孫、実兄弟弟子の台頭など、豊富だが、
何やら、あと一つ。身近に、親戚が存在した幼時からの育成が無ければ強くなれ
ない現実が明確に見えている。プロとして一人前になるリスクと見返りが、合わ
ないことが大きい。良いにつけ、悪いにつけ、これだけ格式が高いスポーツは
見当たらない。有望な若手がプロになるには、稽古土俵が過酷過ぎることもある。
としても、単純明快の中に含まれる面白い世界である。
 ――
   * パンデミックが治まらない
 パンデミックも三年目に突入したが、6波の到来で治まる気配がない。
世界は5百数十万人が亡くなり、陰に隠れた人を含めると、少なくみても、
その数倍の2000万人…はあるのだろう。6波のオクロミン株は、豚インフル
エンザと、デルタ株との中間と言われている。 感染力は大きいが、重症化は
少ないが決して甘くはないというが… これが当分続くと、世界の住民は蛇の
生殺し状態が続くと、権力者の頭には手っ取り早く金がまわる…これで、数百万の
命と引き換えになる‘戦争’の一字。最後は、倫理の基本を身に付けていたか?
その真逆の人物しか独裁者にはなれない。あの世で、数十、百年前の独裁者の
『仕方がなかった…』の自慢気な高笑いが聞えてくる。

・・・・・・
6874,読書日記 〜新・人類進化史 −1
2020年01月09日(木)     
      『世界が動いた「決断」の物語』スティーブン・ジョンソン(著),
  〜Amazonの説明〜
【「新・人類進化史」シリーズ第3弾。人生・組織・文明の進路を大きく変える、
生涯に一度あるかないかという重要な意思決定のモデルとなる、世界の社会的
歴史を形作ってきた「選択肢」を分析・解説。「英断」のメカニズムを解き明す。
 ダーウィンは、なぜ非科学的な医療を信じたか?
 独立戦争でワシントンが犯した最大の過ちとは?
 オバマが調べ忘れたビン・ラディンの情報とは? 
 「財産」より「愛」を選ぶ理由とは?
 はたして、人生はシミュレーションできるのか!?
熟考を重ねた英断から、世紀の大失敗まで、迷い、悩んだ末に
導かれたたった一つの選択によって紡がれた壮大な物語。 】
 ――
   * 人命の価値= 900万ドル〈10億円)
 目次を流し読みして目に飛び込んできたのが、人命の価値=900万ドル。
何を根拠に? まあ固いことを言わずに、人命を円換算で10億円と、仮に設定
したとしよう。 あくまで遊びのテーマとして… でも、何か腑に落ちる値段!
 人生80年として、割ると一年で1100万円あまり。自分の人生を振返った実感は、
一年が2000万というところ?一日5〜6万円。で、どうだろう? 
・金に困った素人娘がアルバイト代わりに、買春するコスト… 
・海外ツアーの一日当たりのコスト…
・一週間分のアルバイト代…
・良く遊び、よく学び、良く働いた一日分の賃金? 

 何ごとも、仮に設定すると、おぼろげ乍ら見えてくることがある。
75歳を私の寿命と10数年前に設定し、公言をしたところ、知人たちの驚きに
逆にビックリ。ハッと気づくと、あと一年。そして、ハッと驚いた人たちが、
何人か亡くなっている。ということは、設定して、シリアスに生きた方が、
プラスになる? ならば、ここに私の人命の価値=10億に借り確定すれば、
一日一日の価値が見えてくる。 <365日* 80年 = 29 200> 約3万日。 
10億円÷3万日とすると、一日あたり、3万3千円… こんなものか!
自分より知人をみて? さて幾らでしょうか? そうこう見ると、
世間とかいう身近な世界に縛られている奴って、何なんでしょうか。
 その世間様の御値段は、マイナス何億? それもスマフォまで繋がれ!
私たちは、その娑婆に生きているのだから、それが楽しければ、それで良い
じゃないですか!                   娑婆!

・・・・・・
6145,閑話小題 〜あと9日で72歳ですか! 先は少ない
2018年01月09日(火)
   * 元気でいられる数年を如何に!
 老化の問題を突詰めると、「最後の10年を如何に生きるか!」になる。
「長生きはしたいが、寝たきりや呆けでは…さて如何に?」になる。
 ・健康寿命が男性:71歳。女性が74歳(4年前の統計)。
 ・寿命は30年前に比べ、男性が6歳延び81歳、女が7歳延び87歳に(去年)。
とすると、男は9〜10年間、女は13年の介護生活の末、亡くなることになる。
その平均介護年齢を超えて一年、老化現象が年々、如実に出てきている。 
前期・後期高齢者の折返しの75歳を境に「どんな努力も水の泡」(渡辺淳一)
と宣う。 これからすると、いいとこ3年。 一休の歌
「正月や冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」そのままが、前方
から迫りくる時節にある。青・壮年期に共に闘った取引先の担当も、過剰飲酒
が祟ったためか過半数は故人に。私は、有難いことに、毎日が充実し、面白く、
可笑しい日々が続いているが、常時、充実状態にしてないと、深淵の闇に飲み
込まれてしまう。 いつも悲観的?文章を書いているが、実は、そうでもない。
「余命、あと半年!」と宣言された瞬間、灼熱の砂漠でただ独り‘生への渇望’
で七転八倒することに。どのみち通る、避けれない道。後期高齢者年齢まで僅か
千日の娑婆!になった現実があるが、10年以上も生き延びる可能性もある。 
 思い残すことを最小にと、17年近く、連日、行蔵を書き残してきた。
世界の名残りと地球の果てを、数多く見てきた…。そこで実相を見てきたか?
というと疑問が果てなく残る。これまでは、身近で見えていた両親の後姿に
先導されていた。
 「最後の10年を如何に生きるか!」の視点からして、7年前の会社清算に、
3年を加えると、10年になる。碁盤の白石が黒石に反転した目線で、人生の
プロセスでの行蔵を見つめ直して、「この結果も悪くはない」との諦念
も出来つつある… あと少しで72歳! 来年も健康体で、
<ああ既に73歳ですか!>をテーマに書きたいもの。…お後が宜しいようで!


7963,閑話小題 〜今年は、中国とロシアが…

2023年01月08日(日)

   * パンデミックの異常事態に…
 パンデミックについて、この数年間、数多く書いてきた。その副産物として、
経済の滞りが出るのは何時の世にも付き物。100年前に経済恐慌が発生し、
その続編として世界大戦が生じていた。軍事産業の業者としては、台湾海峡、
尖閣列島辺りが狙い目になる。目先、軍事関連企業の株を目一杯、買上げて
軍事的緊張を上げれば、側近は稼げる。 …習主席と、プ〜チンの最近の言動
が変だが、一つ判断を間違えると、政治生命が断たれる。 習主席は、3期目の
延長が禁止されてはいるが、ここで有事、台湾海峡の事変が狙い目になる。
 日米英だけでなく、他の国も、中国のかってな振舞いに、怒りが蓄積、何か、
事変が起ると、一挙に危機ラインに達する事態になる。台湾有事は、日本有事
にも成るため、他山の石では済まされない。東京湾か富士山麓に、ミサイルの
誤射と称して打込めば、政治圧力は絶大になる。京都をニューヨークを模した
遷都をすべきだったが、その辺りは島国ボケをして、考えすら出来ない。
それ以前に、この情報機器の進化が、根底から世界を変えてしまったことすら
気づきはしない。このパンデミックで、世界、特にボトム層が、世界の異常に
気づきだしてきた。一部の富裕層が、世界を牛耳っている現実である。
 
・・・・・・
6509,閑話小題 〜和歌山のドンファンって、どうなった?
2019年01月08日(火)
   * つれづれなるままに
 和歌山のドンファンって、どうなった? 「大山鳴動して鼠一匹」なのか。
痴呆症化した色ボケ老人。犯罪の臭いがしたが、この立証は難しい。親身に
面倒をみる肉親が誰も居なかったのか? 金に絡んだ犯罪も考えられたが… 
年越し捜査で、これから大騒ぎの可能性もある。
 ―
 * 一週間ぶりの初外出は
 一昨日は、家内と初外食! ステーキハウスには、3ヶ月に一度は行くが、
価格の割に美味しく、安い。50グラム増量サービスで、食べ応えもあった。
安価なステーキには当り外れが大きいが、いつも行く店は、当たりが多い。
年金暮らしの、細やかな愉しみ? 福引で500円サービス券が当たり…。
年齢の時節ごとに、嗜好もかわるもの。
 ー
   * 今年の政治・経済は、荒れそうな?
 人生の良いところは75歳まで!とすると、あと二年。<二年もあるか、
二年しかないか>は、考え方次第。 まだまだ見たりない、知り足りない感が
あるが… その不足分をネットTVが補ってくれる。半月程前から、土・日曜日
はYouTube中心に見ることにしている。撮影機と、大画面TVの受信機能が飛躍的に
向上し、日ごとソフトも画質も良くなっている。ドローンからの空撮もフンダン
に取入れられている。 あとはゴーグルですか?
 ー
   * 去年の以下の同月同日の読返し
 あれ程の危機を平然と実行する北朝鮮の捨身の戦略に、末恐ろしい。
今では何もなかったように振る舞うが、今度は米朝経済戦争が燻りだしてきた。
韓国は韓国で、政権維持のための、バッシングを始めてきた。役者の顔ぶれが
悪すぎるため、あまりに不確定要素が強い。 …ある日、突然…?? 
 

▼ 上記を読返すと、シェルター内で、デジタル世界のドツボに嵌り、淡々と
 した日々をつつがなく過ごしているのが解る。欲しいもの、したいことが
あるでなし、寝しなに「ああ、面白かった!」と、心底いえるのが有難い。
 現役の人は、それは厳しいだろう。 化物の正体は、情報化の進化!
そして、文明の相剋! なかなか手ごわい。見据えて目を逸らさないことしか
手立てがない!出たとこ勝負、カラオケで「思案橋ブルース」を歌うしかない?

・・・・・・
5412,だれもわかってくれない ー
2016年01月08日(金)
     『だれもわかってくれない』ハイディ・グラント・ハルバーン著
  *「信用レンズ」「パワーレンズ」「エゴレンズ」
 世間とは、一般的に、個々の立場から延長する人間関係を言い、
本人、家族、近所、その知り合いと広がった人たちの繋がりを総称する。
人間は複雑で、この3つをベースにした歪んだレンズを通した世界に住む。
 個々人にとって、それが現実で、全世界になるが、それを客観視できない
ため、小さな世界から一歩も外に出ることが出来ない世間という名の牢獄で、
一生を終えることになる。  そのレンズを、著者は、「信用レンズ」
「パワーレンズ」「エゴレンズ」の3つに分けて、ここに前向きな
「促進レンズ」と、後ろ向きの「予防レンズ」を加える。のっけから、
そんなレンズの視線を気にしないで、自分のレンズを冷静にみて、
生きていくべきだが、これが難しい。
 〜アマゾンの内容より〜
≪ そんなつもりで言ったのじゃないのに、勝手にそうと決めつけられたり、
 自分では笑顔でいるつもりでも、だれも話しかけてくれなかったり…。
こういった「誤解」は、オフィスでも、学校でも、家庭でも、老若男女関係
なく、つねに起こる問題です。ところが近年、その仕組みは科学的にかなり
解明され、予測することが可能になってきています。社会心理学の研究に
よると、人は育った環境や性格によって、大きく3つのレンズ「信用レンズ」
「パワーレンズ」「エゴレンズ」をつけ世の中を見ていることがわかりました。
あなたがコミュニケーションしようとしている相手はどのレンズをつけて
いるのか、あなた自身はどのレンズを通して相手を見ているのか、まずは
それを理解することが、スムーズなコミュニケーションにつながる秘訣だと、
著者は言います。 本書は、モチベーションと目標達成分野の第一人者で、
コロンビア大学ビジネススクールで教鞭をとる社会心理学者が、誤解の原因と
解消法について具体的事例を挙げながらわかりやすく解説した実践的な1冊。≫
▼ この3つのレンズで、世間の視線を分けると、その嫌らしい縄目が透けて
 見えてくる。多くの人が、この歪んだレンズの共同幻想の飼殺しで終わる。
 3つのレンズを、連れあい相手を探す時のレンズと例えると、解りやすい。
・一生の伴侶として信用してよいか、温かみがあるか? 「信用レンズ」
・自分の望む生活を維持できるパワーを持っているか? 「パワーレンズ」
・我がままを許容してくれるか?のレンズで、相手を見定める。「エゴレンズ」
ライオンの群れが、ボスライオンが失踪したとき、メスグループが、新たな
ボスを選定するプロセスを映しだしたTVドキュメントを見たことがあった。 
メスにすれば、外部の強いオスにボスが群れから追い出されれば、子供は
皆殺しになるため、ボスの選定は当然、厳しくなる。これが人間社会だと、
一つ間違えると、一生をボウにふることになる。「貴方の事など誰も解って
くれない!」 そこで、努力をするか、壁をつくるか? どうでもいいか?
・・・・・・
5047,閑話小題 〜全人類と全アリンコの重さは同じ
2015年01月08日(木)
  * 全人類と全アリンコの重さは同じ
 どうでもよい話だが、全アリンコと全人類の体重は同じぐらいで、地球上に、
一京(一兆の一万倍)のアリが存在し、他の昆虫の総体重の10倍はあるそうだ。
ケニアの草原にはアリズカの山が延々とあり、それを餌にするアリクイという
動物までいる。 アリには奴隷アリもいて、他のアリに強制的に働かされている
のもいる。地下に葉っぱを発酵させ、コケを栽培させているアリもいる。
ある意味、地下社会の支配者でもある。
  * つれづれに 〜アベノミクスって大丈夫? 
 犬も歩けば保守にあたる、って感じになってきた。景気と国勢が右下がりも
あって、20数年かけて総中流社会が総下流に下がっている。世界全体が
重苦しく停滞していく中、不安心理の裏返しなのだろう。アベノミクスの金融
緩和で、株高、円安、物価高に重心が動き出したが、地方には景気浮揚の実感は
なく、どんよりとした黒い雲が、覆いかぶってきた。 隠居の身、40年以上の
緊張感から開放され、フワフワ浮いたような毎日。それが思いのほか良くもある。
そして原油が50ドル以下とは驚き!ロシアなど輸出の8割を占める資源大国は
一挙に変になってきた。ちなみに、最近、モノを買わなくなった。買わなくとも
済むからだ。税収の二倍の国家予算で、国の借金が国民一人当たり7百数十万と
いえば、誰もが不安になろうというもの。目先を、6年後の東京オリンピックに
向けて何とか乗り切ろうというのだろうが。
・・・・・・
5777,福田恆存の「私の幸福論」〜
2017年01月08日(日)
              「私の幸福論」福田恆存著     
   * 快楽と幸福 ーA
『面白かったから、まあ、いいや』
『折角、大よそ80年の地球ツアーに○○しに来たのだから、
 深く広く味わい尽くさないと、勿体ないじゃないか』
の内語を呟いている自分がいる。これは快楽主義に影響されてのこと? 
私のレベル?からみて、数ランク上のスケジュールをたて日々を過ごして
いるが、これが慣れれば快適そのもの。 賢者の快楽主義の、「見とおしを
きかし、よく計算する」ことを意識した構成ではないが、少し近い感がする?
そうもしないと、老人性鬱病か、分裂症、痴呆症に陥る危機を実感するため
実践しているが、慣れてしまえば、快楽まではいかないが、快適である。。
その結果、更に徹底した唯我独尊の個人主義者になっている。
   〜その辺りを抜粋
≪・私たちは疲れないように歩かなければなりません。疲れるくらいなら、
 歩かないほうがいい。しいて目的地を定めて、そこに到達するために、
肉体を酷使するなど、ばかげた話ですし、また悪でもあります。目的は先に
あるのではない。歩くことそのことのうちに快楽が見いだせないくらいなら、
歩かないほうがいい。目的は未来の到達点にあるのではなく、現在の歩く行為
そのもののうちにあるということになります。得られるか得られぬかわからぬ
未来のために、現在を犠牲にしてはならぬわけです。

・私たちは、自分の欲望を真に知ってはおりません。ただ禁じられているがゆえ、
その枠を破ることにのみ、自分の欲望があると錯覚している。 (中略)…
はてしもない欲望に、いいかえれば、つねに求めて得られぬ不満というものに
絶望してしまいかねません。そして、自暴自棄になり、いよいよ快楽からは
遠ざかるというわけです。

・どんな賢者なら「見とおしをきかし、よく計算する」ことができましょうか。
自然と人間との間の、他人と自分との間の、さらに自分のなかの無意識と意識
との間の、さまざまな欲望の衝突に直面して、誰がすべてを見とおし、これに
決定的な裁きをつけることができるでしょうか。一人の個人に、それだけの
大事業が可能であるとは考えられません。

・すべてを見とおし、よく計算することが、個人の力にあまるとしても、
自然科学や社会科学の助けを求めれば、それがなんとか可能になりはしないか
ということであります。大ざっぱにいえば、それは正しい。
が、その科学的方法もまた、なにものかに笑われることがないのだろうか。
人生を、そして社会を快適なものにするということが、現代では最高の
「美徳」になっていはいないでしょうか。    ≫
――
▼ 何か、見透かれているような内容である。以前、「歩行とダンス」という
 テーマで書いたことがある。(以下、参照) 両親がことあるごとに、言って
いた、「好きになるまで集中し続けなさい!」と同じ。「旅行」と「旅」の意味
あいに似ている。「旅」は、行くまでのプロセスに価値をおく。振返れば、長い
「旅」だった。エネルギーを入れた分だけ、そのまま返ってきた。踊りは快適で
快楽で、見通しも計算もないからこそ良いもの。泣いても笑っても同じ空である。


7962,正月そうそうから…ったく!

2023年01月07日(土)


   * 何を失念していたのか
 数日前、今日のブログを書こうとしたら、1月3、4日分がアップされてなかった。
最近、これが多い。何とか、書き込んでアップしたが…何かがオカシイ。第三者の
イタズラか… いや、失念だろう。下書きが残っていたので気を取り直して…
自己管理も大変である。
  ー
   * プーチンのハッタリか?
 ロシアも底の浅さが丸見えてきたが新たな武器を開発しつつあるという。
独裁主義は、当人が変に成ったときが大問題になる。肝心の自己修正が効かく
なっていいること。武器開発には欧米も、それを上回る武器開発を試みるから、
その連鎖は人類滅亡に到る可能性が出てくる。結局は武器の善し悪しで、世界
情勢の方向が決まってくるのが現実! 北朝鮮が、それを如実に現している!
今世紀でなく、あと10年持つかどうかになっていく。問題は何とも鳴らないこと。
権力維持の魔力は、何もかも人類から奪い去ることになる。

 ・・・・・・
2001/12/21
[164] 目的と手段

目的の達成の為の手段’がときとして逆転してしまうから面白い。
‘手段の目的化’に転化してしまう。旅館やホテルの二代目にそういうのが多い。
営業の為のゴルフを始めたのが、いつの間にかゴルフが目的になり、
営業が反対に手段になってしまう。
何処でもある話と同時に,自身にも過去に数え切れないほど経験がある。
手段を楽しむ事は大事な事だ、そうでなくては目的は果たせないといっていい。
といって目的を忘れて手段に没頭してしまうのが、人間の人間たるゆえんである。
以前‘ダンスと歩行’という文章を書いたが(後記)まさしくその喩えがピッタシ。
目的は達成したと同時に次の目的の手段になる。
ドアについたら次の部屋のドアへの出発点になる。
至近の例で旅館の二代目が商工会議所の部会の長に選ばれ、
イベントにウツツをぬかし廃業に追いこまれた例。
どこかの街のことだが、やはり二代目が青年会議所理事長になり‘街の活性
とかを政治家やゼネコンに煽てあげられ、真にうけて社長業を放棄・・・・・、
いまや????とか。まあこれだから娑婆は面白い。
目的が何かも解ってないから、手段が出てこないのか。そう考えれば彼にとって
逆転も何もないのか!そのあたりが本当のところか?
ーー他人のことをいえた事か!どこかの馬鹿(私のこと)、
自画自賛のホームページにウツツをぬかし、つまらん事を飽きもせず毎日書いて。
馬鹿の脳内をさらけ出し恥さらして!−カミサンには冷笑され・・・・。ーー
ーー
H0609歩行とダンス
 丸山圭三郎と黒鉄ひろしの対談集で“歩行とダンス”という二人の対話が
面白かった。“ドアにむかって歩いていくのが歩行、これは手段である。
ダンスはドアに向かわないし、その行為そのものが目的である。それではドア
に向かってダンスをおどって行く事はありうるか!?ありうる!”という。
非常に含蓄のある面白い内容で、人生、仕事、学問すべてにあてはまる内容。
今回の仕事(第二新館増築)の最中にこれをよみ、“よしこの仕事とチーク・
ダンスをして、ドアまでいってやれ”と一人笑った。
大手商社に勤めている友人と酒をのみながら右の話をしたら、本人いわく
“私はさしずめ、ホーク・ダンスだな!。好きな奴もいやな奴も次々と仕事仲間
でまわってくる。それも楽しそうな顔をしながら手に手をとっておどる妙味!”
当意即妙であった。ドアに向かっての歩行なら誰でもできるが、それをダンス
としてリズムをとりながらパターンをマスターし、かつ楽しみまで高めてドアに
向かう事となると誰にでもできない。ついついドアを忘れたり、ダンスを忘れて
しまう。ダンスを忘れある年令に達して愚痴を言っている人が何と多い事か。
そしてその反対に逆の人も。


7961、閑話小題〜 『感動したベス10』

2023年01月06日(金)


 感動にも、絵画などや、秘・異境ツアーでの最果ての地での大自然に感動する
ことなどがある。アフリカの大地での夕景とか、バッファロー、シマの群れとか、
南アメリカのパタゴニアの野生動物の生きさま等々、それは日常レベルの世界と
隔絶した美しさや野生の醍醐味がある。
 ・アフリカ大地のサバンナのヌーの大移動とか、
 ・100Mのバンジージャンプ
 ・フィジーの小さな島の海岸線の空中遊泳のパラセーリング
 ・5千年が見下ろしている感があるエジプトの遺跡群巡り
 ・圧巻はシルクロードでの断崖沿いの夕景
 ・数億、数千年の、時間が時を超えて迫ってくる実感をえるテーブルマウンティン
  などが印象に残っている。

無我夢中で求めている内は、その危険と遊びの贅沢に気づかなかったが、
年を重ねる内に、それが魂に深く刻印れていることに気づくことになる。
アフリカのセレンゲッティで見たキリマンジェロも然り。感動した魂の光景
とは、こういうことかと …手が千切れるほど手を振っていたい光景である。
成る程、人生に何度も挫折をした結果に知るえることである!
 感激とは心レベルの出会い!
 感動とは魂レベルの出会いをいう。
これらは、心の奥底で魂が共振することをいう。

・・・・・・
7617, 閑話小題 〜紅白歌合戦の低迷を今さら
2022年01月06日(火)
   * つれづれなるままに 
 ネットニュースの頭に、‘紅白歌合戦 どう生き残るのか’があった。
昭和の時代の、それも敗戦後から経済成長と供に、国民に支持された紅白も、
平成、令和と変わると同時に、大衆の人気が離れていったのは、仕方がない。
私自身、昭和が終わると同時に、殆ど関心が失われていった。
  …ネットニュースには…
『 …視聴率低迷の紅白歌合戦 どう生き残るのか…
 ◉ 黎明期の紅白 最初はラジオ番組として産声
 紅白歌合戦が始まったのは1951(昭和26)年。
第二次世界大戦の終結から約6年後ということになる。ただしこの時は
テレビジョン放送ではなくお正月のラジオ番組だった。テレビ番組として
のスタートは1953(昭和28)年の第4回からで、放送日も大みそかとなった。
会場は日劇(日本劇場)だった。
 その後、紅白は国民的番組として着々と回を重ねていく。1954(昭和29)年
の第5回には美空ひばりや春日八郎が初出場。美空はやはり初出場の雪村いづみ、
2度目の出場の江利チエミとの三人娘が話題となった。翌1955(昭和30)年の
大みそかには民放(ラジオ東京テレビ=TBSの前身)が負けじと同時間帯に男性軍
・女性軍の男女対抗形式とした歌番組「オールスター歌合戦」を生放送するなど、
テレビの世界自体がどんどん盛り上がっていく。1956(昭和31)年には紅白の
出場歌手が50組となり、最初の黄金時代が到来した。
◉ <レコード大賞と共存共栄 テレビ黄金時代の紅白>
 1960年代から70年代にかけては高度成長の勢いとシンクロするようにテレビが
一家に一台普及していきカラー放送もスタート、テレビ番組が完全に芸能の主役に
のぼりつめた。大みそかの紅白も、まさに一年間の歌謡界の総決算といえる
大イベントとして定着した。

◉ <潮目の変わったバブル以降 紅白の迷走始まる>
 70年代の終盤から80年代にかけての日本は経済発展の結果物質的にはある程度
満たされたため、人々の関心は徐々に心の豊かさやゆとりある生活を求める方
へシフトしていく。この80年代には日本はバブルへと向かっていくが、テレビは
一家に一台というより一人に一台でも驚かれない時代となり、娯楽の好みも
大みそかの過ごし方も“個人化”が進んだ。大みそかに家族みんながテレビを前
に勢揃いして料理をつつきながら一年の思いを語らい同じ番組を観る、という
「絵」はまさに絵に描いた餅になっていった。好景気と反比例するかのように
日本レコード大賞への関心は低下、歩調を合わせるように紅白も迷走を始る。
 昭和から平成へと移り変わった90年代には年末の賞レースから紅白へという
流れは求心力を失い、逆に賞レースや権威的なものを意識せずに音楽活動をする
アーティストがどんどん増えていった。 ミュージシャン系のアーティストは
紅白に出場するより辞退するほうがイメージに合っている時代に突入した。
“歌謡曲”は若い世代の間では半ば死語となりJ-POPが取って代わる。
この頃からすでに昭和感覚での歌合戦は時代に合わなくなっていた感は否めない。>
1963(昭和38)年の第14回では平均視聴率81.4%をマークし8000万人が観たと
言われるほど隆盛を極めた紅白も、今は昔。看板が大きいだけに変革も難しい。
しかしそれでも、ネットの配信など視聴スタイルが多様化する中でなお30%を
越える視聴率をマークするのだからまだまだ「関心度の低い番組」というわけ
でもない。今後どのような工夫が見られるか。紅白がどう生き残っていくのか
見守りたい。 (文・志和浩司)


7960,閑話小題 〜アンソロジーとは何か…?

2023年01月05日(木)

  * 最近よく聞く言葉に
 アンソロジーの意味とは何か?、がある。 
  《 「アンソロジー」の語源では…
「アンソロジー」は、英語で”anthology”と書きます。
“anthology”の語源は、ギリシア語で「花」を表す”anthos”と、
「摘む」を表す”legein”が合わさったもので、花束という意味です。
古代ギリシアの詩人であるメレアグロスという人物が、詩人50人の作品を
もとにギリシア初の詩集 “Stephanos”(「花冠」という意味)を作ったのが
最初だとされています。》
 ー
▼ この意味をしっかり把握しておくだけで物知り顔が出来るのは、その程度の
 知識しかないため。アンソロジー=花束のイメージだけで充分。人間、とりわけ
女性は花束に弱いが、花=性器とすると、その束と解釈すると怪しげな空気が
漂ってくる。日本語でも《ア》と《ん》というと、意味深長になる。言葉その
ものが何やら奥深く、なかなかなこと! 何やら誰かがにやりと笑っているような!



7958,閑話小題 〜今年は激動の年ですか!

2023年01月02日(月)

   * 今年を一言で表現すると…
 今年の予測を考えていて、《…去年は、プーチンに大きく左右された一年間》
を改めて認識した。とすると今年は激動2年目と考えると合点がいく。
・パンデミックが3年目に入り、
・それを狙ってプーチンという誇大妄想の陰湿な大統領が、今どき珍しい隣国への
 侵攻を現実に初めた。そして思惑と違った結果に!
・何とか経済は恐慌に到らず、平静を保ってはいるが…端で見ていても、見事に
 平静を保っている。
・ロシアは、その戦禍にも耐えて、クーデター、暗殺には到らず!欧米の団結の
 崩れも無く、体臭に対した惨殺も表だってない。
・今年は、その2年目に位置づけられる年になる。よくぞ、経済パニック無しで
 維持しているもの! 一線の現場責任者は、この中で、よくぞ神経を保っている
 のに驚きである。
・こういう時ほど、東北大震災レベルの震災が起こるもの。
・何やら、いっそうにネット社会が鮮明になってきた。特にYouTubeが、一般化
 されたようである。これが情報化社会そのものを実感している。
・現実社会は、それまで隠れコロナが表だってきている。親戚の誰かが、
 コロナの陽性だったとかが、急にいれ始めてきた。日本では、コロナ禍を
 隠しざるを得ない空気感がある。それが一挙に表立ってくるため、隠れパニック
 になる傾向が強くなる。
・知人が医院に予約診療に行ったところ、先生が急用で休みになったとかは、
 明らかに疑惑として噂のネタになる。
・盆暮れは、日本にとって…二回の非日常だが、その空気感が全く感じられない。
 そりゃそうである。ロシアが現実に、戦術・核ミサイル使用をチラツカセている
 昨今、何が年越しかは当然のこと。

 それにしても、昨年は、厳しい年だった。

 ・・・・・・
7615,閑話小題 〜生(生)の人生 ―
2022年01月02日(日)
   * 年賀葉書が年々少なくなっていく
 仕方がないが、年賀葉書が年々少なくなっていく。それでも、常連の
年賀葉書は欠くことなく届いている。年賀欠礼の葉書が混同して、出してない
人から数枚、届いていた。今年は、宛名書きを、代行サービスで印字をする
つもりだったが、家内が、「その位なら、私が書いてやると…」と罵声を浴び
せつけ乍ら書いてもらったため、書上げたのを見ながら情けない想いをしない
で済んだ。この習慣も世界に例が少ないのだろうが、一年に一度は、過去に
浸るのも素晴らしいこと。
 〜ちなみに、海外での年賀状の習慣はありやなしか?〜
≪ お正月に年賀はがきを送りあう習慣は日本特有のものです。キリスト教圏
ではクリスマスカードで年始の挨拶も済ませてしまうので年賀状はありませんし、
アラブなどイスラム圏では新年を祝うという習慣がそもそもないとか。
似た習慣のある中国や台湾では、旧正月(春節)に「賀年卡」と呼ばれる
メッセージカードを封書にして送ります。韓国でも年賀カードを送ることは
あるようですが、キリスト教徒が多いせいか欧米と同じようにクリスマス
カードで済ませてしまうことが多いようです。
 ――
   * 今日の積雪は40
 冬期間の早朝に、することは台所から庭に臨んだ隣家の積雪観測。
‘今日の積雪は40僉如〆Gの、これまでの降りかたは、例年通り。
庭先に30mの松の木と、10mの巨石がある。父親が庭師と仕入れたもの。
バブル当時の墓石とも言える記念品。庭に?数百万は要したと、聞いていた。
 庭は第三の部屋として、家づくりの基本。スタータスの役割を持つ。
まずは庭を想い抱いて家の輪郭を設定し、平面図、立面図に。

・・・・・・
6867,閑話小題 〜正月は
2020年01月02日(木)
   * 年越しは
 大晦日の年越しは、何時ものように17時半から『青善』の御節を家内と
食べて過ごす。一時間ほどして寝室のTV前に移動してロッキング・チェアで、
『格闘技』をみて、そのまま寝入る。年を跨いで家内に起こされて、年越しを
知る何時もののパターン。5年に一度は、紅白をみるが、今年は全く見ることが
なかった。TV局は紅白視聴の脱落組を狙って格闘技専門番組を組んである。
これも、YouTubeで刺激的映像を見ていることもあってか物足りない。
 ―
   * 元旦の夜には
◉ 元旦の夜は、せめて年一は顔見世と、一家4人で駅周辺の居酒屋で過ごす。
私も2週後に74歳。これも何時まで続くのやら。2人の息子は41・44歳。人生の
曲がり角。時代的には就職氷河期で、最も恵まれてなかった年代。 …いや、
私たちが良すぎた? 昨年の19号台風と、消費税アップで、現場は?
 さて正月… 人生全般について恵まれていたことは確か… しかし何かしら
忘れ物が! 何でしょう? これが今年の自問自答ですか? これは人生後半に
殆どの人が自らに突きつけられる問題。「私には無い」なら、それ自体が大問題。
◉ このブログを書き始めた19年近く前から良いにつけ、悪いにつけ、何かが
変わったような。何やら恐ろしい「脳の公開」。書きだして一年もしない内に
毎日新聞記者から連絡が入って… 書いたテーマの詳細を改めて聞かれた時…
『こんなシリアスのことを書いて、大丈夫ですか!』と。以来 これでも気を
付けて書き直し屡々。
 ―
   * 東京オリンピック開催の価値
 ギリシャとアテネとブラジルのオリンピック開催の結果、その後の経済が
ガタガタになったことは周知の事実… さて日本は? 先進国は、世界の動乱
を先読みをしてか、開催を避けたがるのは至極当然。参加のアスリートと、
その周辺が喜ぶだけ。一般大衆は、祭り慣れして… 純朴風に踊るだけ。
  〜ネットニュースでは
【 2016年夏季五輪の開催地、ブラジル・リオデジャネイロの治安悪化が深刻に
 なっている。五輪のためのインフラ投資と景気悪化が重なり、州財政が悪化。
警察官らの配備がままならず、凶悪犯罪の増加に歯止めがかからない。
その影響で消費も低迷。04年の五輪開催が経済危機の一因になったことで
知られるギリシャと同様、ブラジルも「後遺症」に苦しむ。】
 ―
▼ 首都圏直下型地震と大型台風の可能性を含んだ中の開催は問題が山積み。
 参加が出来ないロシアが、何かしらの動きを出す可能性もある。政治的には、
愛国心を煽り立て改憲ムードを高めたいところ。この一年は、地球規模では
比較的安定した分、今年は朝鮮半島も含めたパフォーマンスなど見もの積載!

・・・・・・
6503,閑話小題 〜年末年始のTVより
2019年01月02日(水)
   * 中国で、学校の制服にICが組み込まれ
 制服に組込まれた制服管理のTVニュースに驚いた。 
<2018年12月23日 - 中国南部の学校が生徒の無断欠席を防ぎ出席率を向上
 させるため、居場所を把握できるチップを内蔵した「スマート制服」...
このスマート制服は児童・生徒が許可なしに学校から出た場合、自動で音声
アラームが作動するとし、さらには学校の ..... そういう風にすると現在、
中国国民をネットで監視したり不審と思われる人物を逮捕する仕事している
大量の共産党員の仕事が無くなってしまうのだよ .... 日本でも同じような
システムがあるだろスマホやICタグを持たせて登下校管理、居場所の親への
メール送信をする… >

▼ これに顔人称を組合わせれば、生徒同士が制服を取り替える不正も防げる。
 現在、日本でも防犯カメラが町に多く張りめぐらされ防犯に役立っている。
世界主要都市の観光名所、空港では、テロ対策もあり、一般が想像できない程
の監視体制という。歌舞伎町では、当時の石原都知事の英断で街頭カメラ防犯
管理を徹底、犯罪が激減をした。当時のリバラル派の野党が反対をしたが…
 顔認証だけでなく、歩行認証も普及しているようだ。 各教室にカメラが
据え付けられ、生徒の目線で、本人のやる気を計るシステムも可能。
 タクシー、運送業界は既に位置認識、車内外のカメラ等の防犯、勤務管理が
既に行われている。プロ野球の審判の頭にカメラをつけた映像はなかなか
迫力がある。宇宙衛星からカメラで世界中の街頭でテロリストを探しだす
認証システムもあるのでは? 怖ろしい?のは、スマートフォンのカメラ、
ビデオ機能。これがチェックされずにネット上で拡散されること。
土日・祭日はYouTubeに重点を置いてTVをみるが、その生々しい迫力はドラマ、
映画に匹敵する。ドローンと街頭カメラ、そして十手持ち機能が、各人の
スマートフォンとするなら、間違いなく不正は減って然るべし。ベストへの
パソコン機能組込みは、以前から開発されていたようだが、先ずは制服。
 いま一つ。 数ヶ月前、数年ぶりの海外ツアーからの帰国の際の、
入国審査がセルフ方式になっていた。監視カメラの前に顔を突き出し、
パスポートを擦りつける方式。 何じゃこりゃである。

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6138,読書日記 <55歳からの「一生モノ」入門>
2018年01月02日(火)
       <まだまだ人生は変えられる、39のお楽しみ2013/>       
                 朝日新聞 「55プラス」取材班
 もし、私が50歳代前半なら、この本は、非常に参考になったはず。
平均余命からすると、今からでも何か新しいことを始めるに遅くはない。
 5年半にわたる家族総掛かりで看た認知症の母親を看送った51歳時に、残り
30年を如何に充実させるかと考えて思いついたのが、秘異郷ツアーの難易度
アップと回数。そしてパソコン+ネット世界への移動の決心。そのトレードオ
フとしての事業拡大からの転換。これで生き方が大きく変わった。
朝日新聞が、団塊世代に向けた連載を編集して4年前に出版されたもの。
  
   〜アマゾンの内容紹介より〜
<長寿大国日本。今や、定年後の人生が圧倒的に長く、ありあまる時間と体力と
お金をもてあます人が、どんどん増えています。本当に豊かな人生を送るため、
今の日本人に必要なのは、「夢中になれるほどハマる、運命の趣味や生きがい」
と出会うことー ー老後をもっともっと楽しく暮らせるように。未知の世界で、
新たな幸せを味わうために。中高年から始められる&中高年だからこそ楽しめる
「人生を変えるお楽しみ」を紹介! 2011年から朝日新聞で始まった好評連載、
待望の書籍化。初心者の体験談から費用や教室情報まで、朝日新聞ならではの
確かな取材力で実用情報も満載です>
――
▼ 図書館の返却コーナーで見つけて借りてきたが。私が55歳の頃、自宅近くに
 出来たソフトハウスの一角でパソコン教室を始めていた。そこで、糸井重里・
主宰のウェブサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』のように、「一日一文章の書き込み」
を目指した個人HPの作成をと、週に2回の割で通いだした。その頃にブログが
チラホラと出始めていた。 以来16年8ヶ月、ほぼ、欠かすことなく書き続けて
6130数回に至った。一生モノの目安の10年をゆうに超えた。
 毎日、休むことなく書き続けるのは並大抵ではないが、習慣化の力は思いの
外に強い上に、その蓄積が内的充実感を強くしてくれる実感がある。 内容は
ともあれ、全エネルギーを投入した言葉は、数年後に読み返えすと、その時点
の自らの‘魂の痕跡’を確かに感じ取ることが出来るよう…。 図書館や書店や、
ネットのテーマ探しを含め、1テーマに「2時〜4時間」は要する。秘訣はない!
あるのは全エネルギーの投入だけ。 「全エネルギー投入、1万時間」が、プロ
の目安になるが、既に1万5〜6千時間を投入した割りには、あまりに貧弱である
のは自明。年に数回は、何も思い浮かばないスランプに陥るが、そこを何とか
書上げたテーマと内容が、後で読むと、何故か出来が良いことが多い。
 この頃、新潟駅前の事務所近くに、ビデオレンタルショップがオープン。
週末に数本の「映画モノ」を借りる習慣が出来ていた。その後、地元で「蔦屋」
のビデオレンタル店が開店。その数年後には、WOWOWが開局し、加入した。
本来の「読書お宅」に、「ブログお宅」、「TV映画お宅」が加わり、そこに、
ネットサーフィンをしているため、一日の大半が、TV、パソコン漬けの日々に
なって現在に至っている。バカになるのは充分に承知。これに週一の居酒屋と
スナック通いなら、身体と脳に良いわけがない。しかし、未知の探求と、知識
をパック化する楽しみは何ものに変え難い。人生、夕暮れ時が最高というが、
日没辺りの寝入りしなの団欒も、また楽しい。<260万年来のデジタル進化の
恩恵を受けない人生なんぞ、何が人生か>である。しかし、酒とドラック並み
の虚構、妄想世界であることも事実。問題は、コントロール。それに失敗して
堕落したのが私ですか。結局、ここに至るが、確かに間口は広く、奥行きは深い。

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5771,閑話小題 〜今年も多難な年
2017年01月02日(月)
  * 誰も分からない今年のブラックスワン
 去年の初頭に、まさか英国のEUからの離脱と、アメリカ孤立主義のトランプが、
大統領に選出されるとは誰も予測できなかった。これは歴史的大変動を呼ぶ
ブラックスワン? 日本にとっての歴史的節目は、蒙古襲来、黒船到来、太平洋
戦争と敗戦である。アメリカがアジア進出の足掛かりとして、強く開港を求めた
結果、鎖国によって曖昧であった体制を、『国家』としての日本を外向きにも
創りかえる機会になった。そして太平洋戦争による敗戦で、アメリカの隷属国家
になって現在に至っている。それが、アメリカの経済体制の弱体化でグローバル
政策を見直すと主張した泡沫候補が大統領に選ばれたというから、日本にとって、
国家存亡の問題になりかねない。トランプの孤立主義は、EUの解体に連鎖する
可能性がある。これを切欠に中国がアメリカにかわって世界に更に進出する。
終戦後、米中の狭間で、巧妙に生抜いてきた日本。それが今年から思いもよらぬ
因縁を露骨につけられ揺さぶりをかけられる。この時代に原爆を持たない国は、
揺さぶりの最も狙われやすい対象。天気晴朗なれど波高し。その先は… ?
 ―――
 * 年末の紅白歌合戦、20年ぶりに
 年末の紅白歌合戦、この10年、いや20年間、終わりまでみることはなかった。
ところが寝室のTVを買換えたこともあって、臨場感に引っ張られて何と終わり
まで見てしまった。これが久しぶりの為か、新鮮に思えた。知らないうちに、
頭が固くなっていた自分の姿が、紅白の番組を通して見えてきた。会場の背景は、
歌に合わせたデジタル映像が主で迫力がある。視聴者が大型液晶TVであることを
前提に進行。長年の間、見続けている人からすれば、私が浦島太郎だろうが。
踊り手などのアナザーに人たちが生き生きとしているのが、高画質の画面から
リアルに映し出されていた。誰が主役ということでなく、端役を含めた全員が
主役の時代。恵まれた時代の中で、生きてこられたことを心から感謝している。


7957,閑話小題 〜さて年を超えてしまった!

2023年01月01日(日)

  * 去年から心配していたが…
 数年来の積み残しのパンデミック、ロシアによるウクライナ戦争、そして、
習主席の台湾問題が山積で残っている。どれも、独裁者の保身があり、中々、
難しい要素が絡んでいる。その背景には情報化によるグローバル革命が存在する。
一国だけの問題では、済まされなくなって、複雑化が深く絡むため、時間を多く
含んでくる! デジタル化で、現象の奥に潜む問題点が透けて見えるために、
独裁者の独善が、許されないのが浮かび上がる!そこに、矛盾が表立って、失笑
せざるを得ない現実が、TV画面を通して、浮かび上がってくる。来年は、その
一つずつが大きく覆いかぶさってくる。
 ー
   * としても、情報化の現象は…
 後期高齢も三年目を過ぎようとして…毎日、同じようなことを論じているが、
割り切ってしまえば、これほど面白い時代はないが、一番面白いのが己の知能!
それぞれの世界が、透け透けで、鳥瞰可能のところ!それと同時に己の中身さえも
情報、知識で洗いなおされる。とくに動画は、文字、写真の情報量を圧倒的に
超えてしまう。それまで、理解不能なことまで、アッサリと解明してくれる。
 −
  * さて今年は、何にチャレンジをしようか?
 白内障の手術辺りか、もしか緑内障になるか…はたまた、腰痛の手術か… 
待ったなしのことは間違いなさそう。如何に快適に日々に過ごすかを考えるに、
ヤルベキコトはしておくべきは分かってはいても!

 ・・・・・

7614,閑話小題 〜生(生)の人生 ― ァ仝誼兇

2022年01月01日(土)

   * さて元旦ですか!
 新年明けましておめでとうございます… 今年もよろしく願います。

パンデミック禍から三年目に入る。いざコロナ禍になってみると、世界が被害に
鈍感になっていることに唖然とする。しかし事態は続いていく。
≪ ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、世界の新型コロナウイル感染者
は日本時間31日午後2時時点で2億8652.3万人となっている。世界最大の感染国で
ある米国は累計5430.7万人、世界全体の18.9%を占める。米国の直近4週間の
感染者数は496.4万人と感染拡大のスピードが一段と増しており、世界中で群を
抜いて多い。累計の感染者数では2位のインドが3482.2万人、3位のブラジルは
2228.2万人だが、この2カ国の直近の感染拡大は落ち着いている。直近4週間の
感染者数が100万人を超えるのは、英国229.7万人、フランス181.0万人、ドイツ
113.0万人で欧州各国で感染が拡大している。 ≫
 ―
▼ 公表は累積死亡者数は514万だが、実数は、この3〜4倍と、言われている。
 まだまだ続くだろうが、死者総数は、最終的には数千万になるのだろう。
年内中には、ピークをむかえて、終息にむかうのが願いだが、そうはいかない
のが現実の厳しさ。独裁者には、この一連の事態は、権力把握にはプラスに
働くが、最前線で働く人たちにとっては、ギリギリの日々になる。見切りも
含めて、思い切った決断を要することになる。  …数年前の事!
‘事業撤退をして良かった! シガミツクこともない!’ と、1人、満足気に
言ったところ、目の前のホテル経営者が、語気を強めて…
<簡単に止められないから苦労している。家内が長期入院で、嫁はドライで、
事業撤退などしようものなら… 修羅場になる!>
 その時に、我が未熟さに恥ずかしい想いをした。それも、今さらだが!

・・・・・・
6866,閑話小題 〜元旦に
2020年01月01日(水)
   * この一年は大荒れか?
 何気なく過去の元旦の文章を読み返したところ、4年前に評論した文章に
出あった。起業を決意し、実行を始めた年から52年になる。4年前のテーマの
基点は1979年は40年程まえになる。 アラブと、中国が動き出し、ソ連の崩壊
が芽吹いた時期になる。日本はアメリカのアジア地区の、前線基地として、
経済の高度成長で右上りの時節。1989年のソ連崩壊10年前の、基盤の変化から
読み解いている。そして、現在の世界の潮流を、その流れと読むと、なかなか
の識見である。 日本も、1990年に、アメリカの手はずで、バブル崩壊。
国のダウンサイズの始まり、これは逆に見て幸運だった。千数百億の国家債権
を抱てしまったが、『永久国債』にして、氷漬けにして金利だけを返せば』
という楽観論もある。しかし、家庭内の金を貸し借りも、その限界を遥かに
超えると、致命傷に成る。 南北朝鮮の現状からみれば、まだ余力がある? 
オリンピックが近づくにつれ、国内事情に目が向き、世界情勢を読み違える
可能性がある。  〜それと天変地異の問題がある〜  昨年の台風19号。
これは、毎年、恒例的に首都圏を襲ってくる序曲… 
更にアメリカ大統領弾劾裁判と、大統領選挙。実に危ない。
ネット社会が現実社会を覆った影響が、これから、本格的に現実社会を変容
させる。日常が天変地異対策に当てられる。私的をみれば、健康的でいられる
のが今年だけ? ならば… 捨身で、我が道を行くしかない。
 去年は、購入予定のゴーグルと、電子図書を買わなかったが… 今年は、
まずは出だしに…? ますます、自分の豊潤なる?世界に閉じこもりですか。
 残るのは、自分の行蔵と物語だけですか。それも生臭い風と共に去りぬ!

・・・・・・
5405,2016年 新年に 〜すべては1979年から始まった
2016年01月01日(金)
     :『21世紀を方向づけた反逆者たち 』クリスチャン・カリル(著)
 新年明けましておめでとうございます  今年もよろしく!
   * アラブ人の欧州への民族大移動
 「21世紀は、重苦しい世紀になるだろう」という予測どうりに、テロと
恐慌前夜の黒闇が世界を覆ってきた。ここで、「現在おかれている問題の全て
が1979年を基点としている」と説いていう。グローバル化と、オゾン層破壊に
よる天候不順などによる不安定な状況下で、狂信的イスラム教のISなどの
テロと内戦から逃れてきたシリア難民問題。100万規模の欧州への流入問題は、
イスラム教徒のキリスト教徒圏への民族大移動の様相になっている。
この起因のすべては、1979年から始ったという説。一考に値する内容である。
 第一次・第二次大戦、冷戦下で、数百万、数千万人が虐殺されたが、
情報化社会では、それが白日に曝されるため、不可能。 〜その辺りから〜
  ★ すべては1979年から始まった
≪ 21世紀に入って、世界は年をおうごとに混乱をしてきた。第一次・第二次
 大戦と、東西冷戦の後の20世紀から、新たな世界の移行期の混乱である。
現在の世界の混乱は、『すべては1979年から始まった』という切り口が良い。
 イスラム対キリスト教の対立は7Cから始っていたし、自由主義と社会主義
の対立は20世紀早々に始っていた。しかし二つの大戦後からみれば、1979年を
基点とするのもよい。 〜まずは、アマゾンの内容紹介〜
【 なぜ、イスラム主義者や中国、市場原理主義は、ここまで台頭したのか?
「市場」と「宗教」が支配する21世紀を運命づけた時代の転換点と主役たち
を丹念にたどったリアルで刺激的な実録・現代史!
1979 年は、サッチャーが首相に就任、�眷小平が経済改革を開始、
ホメイニーがイラン・イスラム共和国を樹立、ヨハネ・パウロ二世が
祖国ポーランドを訪問、ソ連の軍事侵攻によってアフガン紛争が始まった年。
 本書ではこれらの出来事とその背景が詳細に描かれ、市場と宗教が社会主義
に替わって社会を再び動かし始めた1979年が歴史の転換点であり21 世紀の命運
を決めたと論じる。一見、無関係に見えるそれぞれが、実は「社会主義」が
大きな影響力を持った60年代にピリオドを打つ点で共通していたことが浮き
彫りになり、現代史に深く切り込んだドキュメンタリー映画のような作品。】
 ーネットビューアー の評論よりー
《 21世紀の世界に大きな影響を与えた人物たちが登場したのは1979年である
 という著者の考えを、数多くの証拠ともいえる事例を通して明らかにして
いく著作。こうして本書を通読してみると、この時代の出来事がお互いに
絡み合いながら、現代に繋がっていることがよくわかる。
・ホメイニによるイスラム革命が隣国アフガニスタンへ共産主義勢力への反乱
 を引き起こし、これがソ連を弱体化につながるアフガニスタン侵攻になる。
・また、共産主義体制のポーランド出身のヨハネパウロ2世という教皇の
 誕生も、東欧の共産主義体制崩壊への道筋を開くものとなった。
・中国では、�小平が実権を掌握し、79年に中国の急激な経済発展の
 きっかけとなる改革が始まった。
・イギリスではサッチャーが登場。新自由主義を標榜し停滞していた
 イギリス経済を見事に復活させる。
  ―――
  ☆ 印象に残った文章は次の通り。
:「ホメイニはマルクス主義のレトリックを盗用し植民地支配主義や
 不平等を非難するイスラム過激派のブランドを作り出した。」
:「ヨハネパウロ2世がいなければ、連帯運動はなかっただろう。
 連帯がなければゴルバチョフもいなかっただろう。ゴルバチョフが
 いなければ1989年はなかった。」
:「サッチャーと�小平の二人とも業績を上げるための適切なインセン
 ティブの重要性を強調し、一定の不平等は許容されるべきと考えた。」
◎イスラム過激派によるテロの脅威。市場経済を導入した一党独裁国家
◎中国の経済的台頭。新自由主義による格差の拡大。などなど現代の
  世界の多くがこの時期に形作られて行ったというのは実に興味深い。
それにしても、これらの反逆者たちが登場しなかったら世界はどのような
姿となっていたのだろうか。少なくとも、本書で描かれているアフガンの
賑わいは続いていたのかもしれない。
 ―――
▼ 第一次、第二次大戦、冷戦は、国対国、あるいは世界を二分にした
 戦いだった。しかし、現在のテロを戦法にした戦いは、数人で、いや
一人でも実行できるため、防ぎようがない。ネットで、情報網が隅々まで
張リめぐらされている。そこには当然、狂信的思想も自由にいきかう。
その上に、ドローンというミニヘリで爆弾の宅配便が可能ときている。
人類は21世紀で終わってしまう可能性があるという。これが徐々に現実味
をおびてきた。「世界は既に恐慌とテロ戦争に入っている!」は、大袈裟?

・・・・・・
6502,閑話小題 〜新年にあたり 
2019年01月01日(火)
 さあ、新年だ。いつもは予め書いた下書きを見直し、書き加えるが、今朝は
出たとこ勝負で、気の向くまま書く。今年は何といっても、天皇退位で「元号」
が変わる。改元で、昭和生まれが「平成」以前の「昭和」生れの二代前になる。
改元で、30歳で世代が明確な線引きされることを意味する。まして、その親、
祖父祖母は二重線が引かれる世代に、歳月人を待たず。 太平洋戦争終戦翌年
生まれの私の世代は、明確に過去の人。後期高齢年齢まで、あと二年なら当然。 
その反面、昭和、平成、「??」の3代を生きたことになる。「大正」から
「昭和」を跨いだ明治生れの両親の立場と同じ。両親が、大正を跨いだ時と
同じ思いだったことになる。
 昭和21年生まれの私は、終戦翌年から昭和を43年、平成を30年、生きた。
奇跡的といえるぐらい時代背景に恵まれていた。太平洋戦争後からの激しい時代
変遷の中で、なにやら「10倍」は濃縮した時代を味わえたのでは? 
私の心の中に、両親がいて、毎朝、仏前で感謝の言葉をかけたり、自己対話の
相手役になって語りかけている。私の想いの中で、現世を味わっているような。
人称でいうと、0人称の先とすると、マイナス一人称? 過去を振り返ると、
生きてきた現世すら、妄想?と疑わしいならば、頭の中の対話相手が、虚妄と
言えるかどうか? 平成も、平成天皇自らの御退位で、あっさりと終わる。
オリンピック東京開催より、心理的インパクトは遥かに大きい節目。
それぞれの人にとって、自らの『死』は、最大のイベント! だが、身近な
人も含めて、さほどのことでもなさそう。

 去年の新年は、北朝鮮の緊張の高さに驚かされる。

・・・・・・
5770,閑話小題 〜新年にあたり
2017年01月01日(日)
  * 新年は何か哲学的になるような
 毎年、『新年にあたり』の内容を読み返すたび、新鮮な気持ちのためか、
世界の潮流や、哲学的な内容に我ながら驚いている。少し大げさな感がするが… 
しかし、地球環境の大変動期に入り、政治経済も、情報機器の果てしない進化が
根こそぎ、私たちの現実生活のパターンを変えていることも事実。
1ヶ月前から量販家電のTV売場の散策をしているが、TV売場のメインステージ
には、55、60、65、75インチのアンドロイドTVが展示されている。売場全体の
3分2が40インチ以上。 ソニーとパナソニックの殆どがYoutubeなどが見れる
検索機能付コントローラが主流。画面も格段と鮮明になっているが、数割高い
ので、リタイア後の身にとって躊躇する。 これは、白黒からカラーTVや、
ブラウン管TVと液晶TVの段差より大きなインパクトがあるようだ?。7年近く前
の我家のTVとは雲泥の差がある。これはTVというより超大型情報端末。
 テレビと、タブレットPCを購入して6年前後も経っている。パソコンは8年モノ
が二台、今でも現役で使っている。
 地球外からの視線を仮想して、「お前は地球に何しにきた?」と言われれば、
「手付かずの大自然の創造物と、進化した猿の人間が、文化と文明を広く深く
見るため、政治経済、芸術などに順応、手助けに来ました」と答えるだろう。
ならば、TVとネットが融合した情報端末で、まだ見ぬ大自然と、芸術作品を、
これをフルに使えば良いことになる。 家電売り場のTVの前のベンチに座り、
茫然と見たが、その世界は異次元世界であった。
 パソコンでみたムササビスーツの滑空映像が、これで見てみると、臨場感が
更に高くなり、たまらなく面白い。今年は、360度視界のバーチャルリアリティ
の眼鏡が本格化しそうだが… ÝouTubeで4kカメラで撮った映像を、4kTVで
みる時代である。裸眼で見る世界より、遥かに鮮明とは、これ如何に! 半面、
科学は人間を滅亡に… 数年しか残された人生は無い?と、自己設定をすると、
世界は銀色に輝き光る。 やはり、<死んでしまえば、それまでよ!> 
生きていればこそ、甘じょっぱい。 2017年元旦 AM5時半 少し寒い。



7956、閑話小題 〜面白そうな来年だが・・・

2022年12月31日(土)

閑話小題 〜良い一年であった!

   * 恒例だが、今年も良い一年だった!
 今年も今日まで…恒例になるが良い一年であった。と書けるだけ有難い!
居間のTVから、加山雄三の音楽が聴こえてくる。最後のコンサートの歌声!
実家の商売で何とかカタチにして新潟シリーズに転身していったが、それは
キツイ日々が続いていた。ハイライトは、本店ビルの建て替えである。
設計事務所の担当とは、千葉郊外の千城台ビルの設計と、立上げをしたので、私にとって、これ以上の出来栄えがなかった。それを焦った兄夫婦が、何思ったか、突然、主だった従業員と供に、全てを明け渡すか、全株式を贈与せよと迫った。 父親が亡くなった折には、父親の持ち分の相続を自由裁量で、配分
した過去があった。これは刑事罰に当るほど、酷いもの。激怒したのは私
一人のみ。今でも、思いだす度に怒りの山に突き当たる。で、様ざまあった
挙句、独立していったが、直ぐにでも、白旗を上げるだろうという思惑が、
見事に外れて、千葉郊外から、Uターンする羽目に! 当然、何時何とき
倒産するか… 出来ブツの姉夫婦の思惑通りに… そこは創業者の片割れの
「」母親が存在して… 何処にも存在する隠れムジナの一節になる。

 それからあれこれ有って、マル一年を乗り切り、近くの再開発に参加しないかの話になっていった。昔とった杵柄! その設計過程の面白さは、何とも
言いようがないほど、面白かった。 そして、私の経験した中で、この5年間ほど気持ちが高揚していた…

 両親が話していた、全てが商売の糧になっていた!                  

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