堀井On-Line



7667、閑話小題 〜人生を戦略化するには…?  −

2022年02月23日(水)

 添乗員、とりわけ男性添乗員に「人生を戦略化」して生きている人物を多く
見受けられる。当初は、その生き方の構想に驚いたが、76歳の加齢と、経験の
積重ねもあってか驚きは少なくなっている。平均、10日間、20数名のツーリスト
を抱えて、日程を消化する仕事。それはきつい筈である。
・20歳から、20年間、会社勤めをしてきたが、考える事があって、海外専門の
添乗員になろうと一大決心をして、10年近く経過した。それなりの手応えは、
あったが、その前に疲労困憊。自然と、これで良いのか?の疑問が湧いてくる。

・中世、近代、の欧州の歴史が好きで、添乗員をしてきたが、心身がボロボロ。
しばらく休養をとればと解っているが、好きこそものの道理ありで、それも
家庭を抱てままならぬ。しかし、好きで集めた資料をもって、現場で、諳んじた
世界に没頭できるのが、これ以上ない幸せ。捨身の立場で歴史を知れば知るほど、
その世界に引込まれる。生身の人間を、その都度、鳥瞰できる幸せは…
 ―
・ある旅行代理店の繋ぎ添乗の50歳位の社長が曰く…
…何はともあれ、イスラエルが良い。そこは四国ぐらいの面積に旧約、新約聖書
の世界が、生なましく存在する。血と汗が滲んだ、それは人類の苦悩と喜びが、
そのまま現存する世界。
 ー
・添乗員をしていると、様々な人生が露出して見えてくる。 彼等にとっての
非日常から見える日常こそが彼ら全世界。そこから、自分の人生を、そのまま、
みることになるが、それが学びになる。何でまた、頼まれもしないのに、惰性で
輝ける日々を生きるのか…大したこともしてないのに、何を勘違いをしているか?
 ―
・人生を10、20年スパンで考えると… 大したことをしてないことが解ってくる。
日常に埋もれているのを他人のせいにしている。大したこととは、感動する事、
感激する事ではないでしょうか。こうして日常から一歩、二歩、外側にたって、
喜んでいるツアー客から、学ぶことが多いのが、救いになる。戦略、戦術、戦法
を人生に取入れて、日々を過ごさないと、あの老人のようになってしまう。

・・・・・・
6919,読書日記 〜快活こそ悟り! −2
2020年02月23日(日)
       <『老年を愉しむ10の発見』:
          〜ドイツ流「穏やかに生き抜く」哲学:ヴィルヘルム著>
 今回は
1章 人生には「さまざまな段階」がある
2章 自分に起こる「変化」と折り合いをつける
3章 「心穏やかに生きる」のに欠かせないもの 
 ―
   第1章 人生には「さまざまな段階」がある
◉ 第一段階: 25歳まで
  早朝にあたる。無数の可能性がある。『したいと思いさえすれば、できるかも
 知れない』ということを意味している。逆に、試練の時でもある。挫折である。
 そこで何でも挑戦できる。その時の経験は、その後の人生の大きな糧となる。
◉ 第二段階: 20歳代後半から30歳前半には、クォーターライフ・クライシス」
 を迎えるかもしれない。30歳前半ともなれば、将来への展望が開かれていると
 思っていたことが、何時までも続くわけがないことを、おぼろげながら理解する
 ようになる。「いつか何かしなければならないと思うなら、そろそろ決断しな
 ければならない」という、自分から自分へのプレッシャーである。人生の半ばに
 さし向っていることを強く意識をし、ストレスがたまったとしても、何ものにも
 打ち負かされない力が満ち溢れていれば、年を取ることなど簡単に忘れてしまう。
◉ 第三段階: 40歳半ばから50歳辺り…
 現代人は、80,90,100歳まで生きることも珍しくない。とすると、人生の半分は
 40〜50歳の間になる。この時点を境に、そこから訪れる年数は、過ぎ去った年数
 より短くなっていく。年をとることは、まるでストーカーのように私たちにつき
 まとう。体、心、精神を、そうした「人生の新しい段階」に自然に合わせようと
 すると、一方で混乱が生じる。それは「青春のいらだたしさ」を思いだたせ、
 それと同じように何年も続く可能性がある。
  人生この段階で、「泰然とした落ち着き」を持つことができるのは、おそらく、
 新し段階へと移りゆく人生の流れに逆らわず、それに身を委ねる心構えが充分に
 できているときだろう。 ミッドナイト・クライシス〈老化を自覚して無気力に
 なること】や、更年期を迎えると、人生に対する考え方が根本的に変化する。
 それまでは、ズ〜ッと前向きだったのが、「私の人生は如何なるのだろう?
 私は何を達成したいのだろう。そのために何が出来るのだろう?」という視線が、
 強くなり、ここからは、後ろ向きな生活になり、人生の道は先細っていき、過去
 に目を向ける。人は自分の物の見方に束縛され、自分の生活状況と仕事環境、
 経験と人間関係に影響されていくのだ。
 ―
    第2章:自分に起る「変化」と、折り合いをつける
 現在の私が、この最期の変化の局面に立たされているが故に、周囲の同年代が、
このような知識が皆無なるが故に、動転しているだけでなく、他者攻撃に明け暮れる
姿が痛ましい。人生の最終局面まで生き、経験を重ねればこそ、この財産を生かす
ことが、その人の後半、そして晩年に+にはたらくもの 。 毎日を、面白くて、
充実していくには、経験の熟成が成せる業? それなくして、余生は考えられない。
 晩年、右往左往する、あの「世人」の方たち… 自身と折合いが付けられなく
なって、周囲の血の臭いを探すしかない彼らには、何の自覚がない!
 ―
    第3章: 「心穏やかに生きる」のに欠かせないもの 
  ☆ 「生きやすさは」はどこから生まれるか
 何度も書いてきたが、51歳時に、5年半、軽い痴呆症だった母親を看送り、さて、
今度は自分自身の老いの問題が突きつけられた。余生は平均30年。そこを、どう
活きるべきか。まずは、還暦まで9年で、30年分を圧縮して生きる。好きな秘・異郷
ツアーを可能な限り参加。個人のHPを立上げ、ネット世界に重心を移動する。
50歳半ばから、1日1テーマの『随想日記』を掲載する。今までの事業一筋の考え方を
改める。明日、死んでも悔いを残さないように、世人と一線を隔す。
 母親を看送ったのは、2001年のは9月であった。9年前の事業清算と、19年前に、
毎日の生活習慣が激減していった。習慣の効用は、実に大きい。 ハッと気づくと、
後期高齢まで、あと1年である。快活で暇というのはない。有効な生活習慣こそが、
生きる術である。習慣といえば、『我家』である。ここを『こころ穏やかに生きる』
砦にして、そこの生活習慣を良質にすることこそ、最も重要になる。良質の生活習慣
こそが、心穏やかにする。
  ☆ 1日1日を味わいつくして生きる
◇ コーヒーの「一滴一滴」がよりおいしくなる境地
 夕刻の酒が美味いと、つくづく思えるだけで充分。早朝の一杯のコーヒーも然り。
好きな旅行も行きつくした感がある。それぞれの年代のメルクマールに秘・異郷旅行
の行先が鮮明に残っている。 最後に残るのは…『行蔵』の中にある熱い想い出と、
書き残してきた『文章』。そして、<いま、ここ、わたし> 。

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5457,閑話小題 〜政治を哲学する
2016年02月23日(火)
           「世界の哲学思想」小須田健著」より
   * 政治に対して哲学ができることは?
 政治には、烏合の衆をまとめて理想の世界に導く役割がある。そのためには
哲学が背景になければならないが、目先の力学も必要になる。政(まつりごと)
を治めるのが、まず第一になる。ここで「政治とは様々な意見の対立がある
ことを前提とした上で、おたがいに共有できる土台を作れるかを目指す」と、
明示している。 高度成長期には、成長を。低成長期には、低成長の政策を
とるのが政治。哲学は、それらを鳥瞰した視点を持たなければならない。
だから哲学からは安易な答えは出してはならない。 ここで、政治についての
本質をズバリついている。 〜その辺りから〜
≪ プラトンたち古代哲学者が活躍した時代から現代にいたるまで、哲学の扱う
 問題はあきれるくらい変わっていません。もともと哲学とは、千年単位で思考
する営みであるため、一年や二年といった短期的な問題に答えていくのには、
あまり向いていないところがあります。つまり哲学とは、政治や社会や、急務な
課題に答えるものではないのです。
 では哲学が、政治や社会問題に対してまったく無力かといえばそうでもない。
哲学は、どんな問題に対しても安易に答えを出してしまう私たちを戒め、
自制を促す力をもっています。数学の問題のように、ただひとつの明確な答え
が領域が確かにあります。しかし、現代の、政治・社会問題には簡単に割り
切ることのできない問題が山積しています。また、どんな問題にも正解がある
はずだと考えることは、危険な一面も併せもちます。このような人は、正解だ
と思えるものを見出したとき、それを錦の御旗のように振りまわして、自分以外
のすべての立場を否定する態度にでかねないものです。確信をもって他人を批判
する人々は、もはやその自分の確信そのものが誤っているかもしれないという
可能性をすっかり失念してしまいます。ある時点で正解と思われたものが、
いつまでも正解であり続ける保証など、どこにもありません。ですから、
「もうこれは正解でなくなったのではないか」と、絶えず自己吟味をして、
自分対して批判的な目をもち続けることが大事なのではないでしょうか。
これはけっして日和見の勧めではありません。わかることはわかり、解決できる
ことは解決していくべきなのはいうまでもありません。「今の自分にはわから
ないことがありうる」という観点を保ち続けることが大切なのです。
 哲学は、けっして万能の解決策を教えてくれる学問ではありません。
むしろ、適切なかたちで問題を提起してくれるのです。適切なかたちで問題を
提起することができれば、そのときに解決もある程度見えていることでしょう。
なんにでもわかったような顔をするのではなく、わからないことはわからない
と素直に認める潔さもときには必要なのです。
 民主主義の基本は、自分と遅う意見の持ち主の存在を認めることにあります。
ですから野党が存在しない一党独裁の国には、どういいつくろってみても本来の
意味での自由はないので。政治とは様々な意見の対立があることを前提とした
上で、おたがいに共有できる土台を作れるかを目指すのです。フランスの哲学者
スポンヴィルの言葉を借りるなら、「みんな一緒でエゴイストになれる」道を
模索するのが政治です。哲学的思考は、常に他の答え(正解)も在り得るのだ
ということを認識させてくれるものなのです。・・・≫
▼ 世界はキリスト教とイスラム徒の原理主義戦争の様相を呈しているが、
 これは、中東と、欧米の風土の違いからくる宗教観の違いがある。砂漠では
家長が絶対的権力をもって、家族を導かなければならない。過酷な環境では、
民主主義や個人の自由の主張はマイナスになる。イスラム原理主義を強引に
推し進めようとするISが、猛威をふるっているが、これを欧米に持ち込もうと
しても、土台無理がある。とはいえ、欧米の世界支配で、中東などの世界から
資源を奪略してきた現実と格差が、ネットで公然となってしまった。それは
民族間の相克であり根が深い! 21世紀の世界大戦は、既に始まっている?
世界恐慌、格差問題の露呈、世界大戦の図式が不気味に現実になろうとする。

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6554,閑話小題 〜映画評 「アリータ バトルエンジェル」
2019年02月23日(土)
   * 昨日のシネマは
 これが思いの外、面白い。首を刎ねたり、胴体を真っ二つにするシーンの連続。
ロボットの胴体と、人間の胸部から上が生身のサイボーグのド派手なサイボーク
同士の戦いで残酷さが半減。ロボット同士では、無人飛行機の空中戦のようで、
味気ない。中途半端な人間臭いサイボーグがミソで、目を瞑らず正視できる。
月に4回、1100円×4=4400円を高いと思うかどうか。楽しみ半分、あとは閉じこめ
られたエネルギーの解放のセラピーの治療費と思えば安いもの。感覚的には3分1!
 ―
≪ :解説: 木城ゆきとによる日本のSF漫画「銃夢(ガンム)」を、同作の
 映画化を長年にわたり熱望していたジェームズ・キャメロンの脚本・製作で、
ハリウッドで実写映画化したアクション大作。 
 主人公アリータ役は「メイズ・ランナー」シリーズのローサ・サラザールが
務め、いずれもオスカー俳優クリストフ・ワルツ、ジェニファー・コネリー、
マハーシャラ・アリが共演。数百年後の未来。スクラップの山の中から奇跡的に
脳だけが無傷の状態で発見されたサイボーグの少女アリータは、サイバー医師の
イド博士によって新たな体を与えられ、目を覚ます。しかし彼女は、自分の過去や
今いる世界についてなど、一切の記憶が失われていた。 やがてアリータは、
自分が300年前に失われたはずの最終兵器として作られたことを知り、そんな兵器
としての彼女を破壊するため、次々と凶悪な殺人サイボーグが送り込まれてくる。
アリータは、あどけない少女の外見とは裏腹の驚異的な格闘スキルをもって、
迫り来る敵たちを圧倒していくが……。
  :映画レビュー:

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4361, 嘘と真実 −2
2013年02月23日(土)          
    「うそつきーうそと自己欺瞞の心理学」チャールズ・V・フォード著
  * うそつき 
 この本は、「嘘と真実−1」を書いた後で、図書館で見つけた本である。
この年齢になり人生を振り返ると、鮮明に己の行蔵がみえてくる。そこには、
自分に対する都合の良い言い訳や、無意識の浅ましい自分の嘘が浮かび上がる。
特に青少年期にまず身につくのは自分を騙すこと。自分の未熟さを認めたく
ないため、ウソで自身に対する「日々是口実」になる。身勝手の本性に小理屈
をつけ、まず自分に対する言い訳を考え、それを信じてしまう。
だから生きていられることもある。
ー以下は、この本の訳者の‘あとがき’中で語られている至言と
 いわれるフレーズ。 これだけで、要約になる。
「人は自分にうそをつくために他人にうそをつく」 
          《まず人は自負心を保つために自分にうそをつく》
「人間は、自分のいうことを自分で『信じている』とき、より効果的うそをつく」
          《犯罪者の起点は、ここから始まる》
「うそをつく人間とつかれる人間の両者が共謀して事実をわい曲する」
          《基本的技法は相手の聞きたがっているウソを語ること》
「うそのつき手あるいは聞き手のいずれか一方が主犯というわけではない。
           うそは双方向通行の人間関係による力学的作用である」 
          《 落ち目の会社にある不信の構造に見られる? 》
「優秀なセールスマン同様に政治家もまた、選挙民を相手に、選挙民の聞き
 たがっていることを語る。この関係は双方的なもので、政治家が有権者の
 自己欺まんを代弁することもある」
 《権力を求める政治家に自己愛的な人が多く、その特性がうそを助長する。
これ、恋愛もいえる。人が真実のなかに求めているのは『いいニュース』だけ」
 《集団内で相互に強化される自己欺瞞が、恐ろしい問題をひきおこす。 
                 現在の国内政治にも心当たりあり! 》
「正真正銘の真実を聞かされてがまんのできる人間はそうはいないものである」
          《逆にゴマすりも、熟練にまで高まると・・》
「幸福は、その希少性からして一つの精神障害として分類されるべきもの」
          《病的嘘つきは、脳機能不全と関連が多い》
「男が女に、また女が男に自分を見せる際には、隠れた本能的な力が
          ある種のうそを助長する」《だから恋愛が成り立つ》
「うそを語る特権なしには、文学をはじめとして芸術の世界は存在しえない」
「人間の語る身の上話などというものは、いかに筋が通り、もっともらしい
 ように思われるものであっても、その人の過去の歴史的事実とはあまり関係
 のないものだ…」《過去は、書き直され再編成され全く違ったものになる》
「…自分の人生に首尾一貫したものや意味を見いだそうというときには、
          正確な歴史的事実など重要ではないということもある」
「真実やうそというものは、それ自体では道徳的なものでも非道徳的なもの
 でもなく、単なるコミュニケーションの形態にすぎない。その道徳的価値が判断
 されるのは、他者との関係においてそれがいかに用いられるかによってである」
         《リアルのウソが効果ある》
「自分にうそをつくのが下手な人は、うつ病になりやすい」とあるが、
 人間は自分の真実の実像を見ていたら耐えられないのは自明である。そして、
「人はうそをつく能力は高いが、うそを見破る能力は低い」という欠点がある。
「うそは人間関係の調整、不安や苦痛への対処、種としての存続、個人として
 栄えるために不可欠の要素」がある。自分が「不完全である」という事実を
 受け入れられないために、他者を批判し、他者を犠牲にすることにより、
 自分への批判をまぬがれようとしている(自己愛)人間が存在する。
▼ 性悪説の上で、性善説を説けば良いのか? それは他者だけでなく、
 自分を見つめれば分かること。本当のことってあるのだろうか? 
本当と思っているだけではないか? 時間の経過で、うそも本当になり、
本当もうそになる。利口者の自己欺瞞、馬鹿の正直者、その間に揺れるのが心。
利口者の正直者もあるし、馬鹿の自己欺瞞もある。


7666、閑話小題 〜人生を戦略化するには…?

2022年02月22日(火)

   * 学生時代に何を血迷ったか
 何度も、ここで書いてきたのが、20歳の夏頃に、『起業』を志すことを思い
ついた。夏休みの課題にレポートの提出が<これからの人生に何を目指すか?>
確か…キリスト教倫理の授業の教科で、今からすれば、最適な問題提起であるー。
50歳を過ぎ頃に、母親が亡くし、さて残りの最終コーナーに何を目指すべきか、
し残したことは何だろうか…等々 様ざま考えていた。
…その一つが、このブログ作成で、一日一テーマ文章作成を己に義務付ける。
…二つ目が、身辺整理で、
…三つ目が、事業の縮小!
…そして、人生の終わり日の仮設定!そして、その公言。

 なかでも、大きい心の転換が、75歳が、それである。既に一年と数ヵ月も
経過したが、まだまだ元気で、ギア・ダウンが見当たらない。事業清算など。
大きな問題があっても、どのみち、直に消滅するのだから、何ということも
なしと、無視できる。対話の相手が、75歳過ぎし、己とくれば何とも心強い。
‘あらら、その年齢を過ぎているのに、如何しましょう!’の、変な淵からの
悟りきった地声が高らかにコダマする。11年前の事業清算の時には、この声が
自らの魂を誘導してくれていた。 何なら、宣言すれば、世の中が真逆に見え
てくる。死とは魂のブラックホールそのもの。ソコんとこで、人生万歳と何も
かもが粉々に笑い声と供に魂が消滅する。

・・・・・・
6918、読書日記 〜快活こそ悟り! −1
2020年02月22日(土)
       <『老年を愉しむ10の発見』:
          〜ドイツ流「穏やかに生き抜く」哲学:ヴィルヘルム著>
   * 何やら変な知人たち  
 この10年来、75歳を人生の大きな区切りとして生きてきた。本気度を示すため
「75歳で死ぬ」と公言してきたため、あと一年で肩身が狭くなる。 この10数年、
歯医者以外は、医者に行ってない。 そこで、早朝散歩や、ポタリング
(ミニサイクリング)、運動ジムで運動確保を対策にしてきた。 御蔭で、まだ
先と思っていた年齢まで早一年。 あとは、御隠居で生きるしかない。
この変なのが、変な視点で娑婆を眺めると、いるいる。 アンチ・エイジングを
妄信じて日々を過ごす「変な?のが」。 老いは抗うことは出来ない。如何に、
それに合わせ適応するしかない。

   〜Amazonの内容説明より〜
< 私は「アンチ・エイジング」より「アート・オブ・エイジング(年をとる術)」
 を身につけることが大切だと思う。 これは、老化というプロセスを拒否する
ものではなく、それとともに生きるための術である。
                   ―ヴィルヘルム・シュミット >
・これから得られる「豊かな実り」とは
・自分に起こる「変化」と折り合いをつける
・「それまでの積み重ね」が花開くとき
・「心穏やかに生きる」のに欠かせないもの

古代ギリシャの哲学者
デモクリトスが「朗らかさ」を、外的な財産や感覚的な満足感に依存しない
最高の「内面的な財産」とみなした、というエピソードが心に残った。

快活さ=平安に満ちた心地よさを持つための土台が「生」についてなどの
スケールの大きい思慮から得られた朗らかさだと。
彼自身、「笑う哲学者」と呼ばれていたほど明るく快活だったという。
快活こそ悟り。
■目次
1章 人生には「さまざまな段階」がある
2章 自分に起こる「変化」と折り合いをつける
3章 「心穏やかに生きる」のに欠かせないもの
4章 「受け入れ、愛せる」人
5章 アクシデントとどう向き合うか
6章 「触れ合う」ことで満たされていく
7章 人生を豊かにする「つながり」
8章 深い思慮がもたらすもの
9章 「そのとき」を迎える心構え
10章 「生きる意味」について
 ―
   〜Amazonのレビューより〜
     ☆ 見物人
  ◉ 老いをマイナスと捉え過ぎ 
 欧米人にも、あるがままを受け入れることを良しとする人がいたのは意外。
「アンチエイジング」が主流だと思っていたから。しかし、老いと死をマイナス
と捉え、いかに癒すかに主眼が置かれていたのは、どうかと思った。老いること
による円熟や達観など、プラス面もあるのに、そういう捉え方はされていない。
― 
▼ 8人姉兄の末っ子で生れ、育ったため、両親の気持ちの半分は孫に対する
 ように扱われて育った。そして、何故か、何時も両親の傍で何不自由なく、
思い通りに生きてきたような。その温もりこそが、最大の財産だったような。
朗らかさ、快活さこそ、人生に一番、必要な要素。進学するにつれ、同期には、
暗い人が少なくなっていた。年齢もあるが、明るく、清潔感が高くなっていく。
 盆地で閉鎖的もあるが、新潟と長岡の市民性の違いは、明るさ。 もっとも、
首都圏と新潟の違いも、そのまま、比例するが。 明るさには、朗らかと、
快活さがある。それは、適度に肉食魚が混ざっているためだが… 緊張し、身の
周りに常に気配りをしないと、食肉の対象になる。食べる方は、ますます、太り、
食べられる方は、その瞬間、全てが消え去る。 老年を愉しむといえば、父方の
従兄に、存在している。86歳になっても、朗らか、快活そのもの。カメラ撮影と、
カメラそのものが趣味だが、万年青年。大家族で、多くの叔父伯母が存在すると、
様々な人生を垣間見れる。 あれだけ、明るく、清潔感があり、面白かった人が、
老いるとともに、暗く、内向けに変身する。 活きてこなかったため。
 活きる、生きないの半分は自己責任! 他人事ではない! 
 
  …次回から3章単位で、各項目単位で、テーマにする。
 昨日の一日は、シネマ館の映画が、この上なく。面白くて愉しかった?   
特に、YouTubeと、録画してみた映画と、ドキュメンは! また、それですか! 
面白いのは面白い! 「やくざ風の男の美人局の脅しの一部始終」が…
百万回ヒットすれば、10万。一千万回なら百万になる。 
「やらせ」としても、これもドキュメント風のドラマ。 …面白い時代だ。
毎日が全く飽きないから、不思議。

・・・・・・
6553,読書日記 〜すべての悩みは対人関係 〜4
2019年02月22日(金)
            【…】内私の内語
《  * 感情には隠された目的がある
 ・最も重要な問いかけは『どこから?』でなく『どこに向かって?』である。
 【ケニアのツアーに参加した時、震えて…そんなことを思う余地がなかった。
・悲しいから涙を流すのではない。相手を責め、同情や注目を引くために
 泣いているのだ。【そんなのは悲しみではない。涙など出てこない。】
・かっときて自分を失って怒鳴ったのではない。相手を「支配」するために
 「怒り」という感情を創りだして利用したのだ。
 感情はクルマを動かすガソリンのようなもの。
 感情に「支配」されるのではなく「利用」すればよい。
 【それを利用したのがヒットラーの演説手法。カッとしたエネルギーが
  人生の活力を生む。】
・不安だから、外出できないのではない。外出したくないから、不安を作り
 出しているに過ぎない。【腰痛は、まさに是。不安感が腰痛を増長する】
・子供は「感情」でしか大人を支配できない。大人になってからも感情を
 使って人を動かそうとするのは幼稚である。【危なそうで行くのを躊躇した
 旅先ほど感動が大きい。それは、その感動の予感が磁石になり引寄せられる】
・彼氏には甘えた声で。配達員に対してはキツイ声で。他人は相手と状況に
 応じて行動を使い分ける。あらゆる行動に目的があるからだ。 
 【行動の「行」には目的の意味が入っている。犬でさえしているのに今さら】
 ―
▼ ・感情といえば〔情念〕という言葉が浮かぶ。人は情念で動く。
 赤塚行雄<『ヒトラーの魔力』 情念の話術 大衆は女である>が、
深い示唆を示している。 ヒトラーはドイツ人の心に深く根ざしている何か、、
「情念の泉」を解き放ったのではないのかと。敵はユダヤ資本、ユダヤ人と
決めつけ、彼はスピーチや文章によって、人種的「純度」と「ゲルマン民族」
(「支配民族」アーリア人)の優位性という信念をドイツ国民に広めていく。
冷静な理路整然とした言葉より、計算されつくした剥き出しの情念による言葉
を大衆は望んでいる。大衆は女どもと何ら変わりない、煽動し、熱狂し、時代
の変化への不安感を、麻痺させてほしいだけと…
 人間も社会も、内なる情念の業火に悩まされている。ことに群衆は盲目の
群れになる。左手を胸に、右手を上に向けた「ハイル・ヒトラー」と情念を
込めて発散させておけば、思考力が無くなってしまう。そこに、先の敵・味方の
色分けを塗りこんでしまう。当人が途中から、麻薬づけになって正常な判断が
出来なくなったが… それ以上に、大衆の情動は偉大な力を発揮する。
・ところで説教に『節談説教』がある。 この手法は、難解な教えを文字の
 読めない人々に判りやすく説くために、語るがごとく歌うがごとく、聴衆の
情念に訴えかける真宗の布教法。何かヒトラーの大衆誘導の説教に酷似している。
「怒りを歌うがごときに変えて大衆向きにアレンジした」ような。
理性も感情も裏腹。理性というやつも、考えてみれば怪しげでもある。
情動を理路整然と理屈づけしたのが理性? いや違いますか? 最近、NHKで、
ヒトラーの話術をテーマに放送していたが、見落としてしまったが、是、如何に? 
・個人レベルに、これらを活用すれば生き方が全く変わってしまう。
『何か、あの人、別人のよう。喜怒哀楽が激しくて、内容が支離滅裂だけど、
 何か面白い。でも、一皮むけたよう…』と… 実は、学生時代に、この猛毒の
ような本に脳をやられて、実践していた時節があった。その結果は、狂人と、
変人の塀の上の住人に? それを鳥瞰している第三の自分が、冷笑をして見て
いるのも変。鳥瞰ですか、鳥瞰。その為に、秘・異郷ツアーに嵌り込んだ向き
もある。 彼方から此方を改めて見つめると、これまた現世の日常が面白い。
「歪んだ自分」と「社会」と「身近な世間」の世界。 そうとでも想わないと… 
面白いわけだ。 自嘲で笑い飛ばすしかない、コミックそのもの。理路整然と
間違っている? のを自嘲してみるのも。

・・・・・・
6189,閑話小題 〜「自分は運がいいほうだと思う?」 −2
2018年02月22日(木)
   * 私自身は運が有る方か
 「運」のつくり方や、幸福論、精神論などを40年、いや50年も学んできた
割には、さほど運があったように思わない。かといって、高度経済成長期の
時代に、20、30歳代を過ごせただけでも、いや人間として生を受けただけでも
幸運であった。特に、終戦直後の廃墟に、この日本に生を得ただけで、いや、
人間として生を受けただけでも奇跡的幸運に巡りあえたことになる。哲学的で
いえば、「存在論」の『存在の不思議』の問題につながる。
 朝日新聞のテーマの質問、「自分は運がいいほうだと思う?」に対して、
7割の人が、「運がいい」と答えには、実は驚いている。7割が、この幸運に
気づいているからである。
 人生を振返ってみると、何度も危機があったが、必死に取り組んでいる内に、
何時の間にか乗越えていた。改めて、危機だった事象を振返ると、実に危ない
難関があったが、幸運にも、咄嗟の判断で乗越えていた。
<一つの事故の背景に、30倍の似た危機がある。> の通りである。
「間がさした」の真逆の幸運で、運が良かったとしか思えない危険の連続。
母親の口癖が『私には、3歳の頃、亡くなった父親の守護霊がついている』。
それに対して、「そう信じることで、何か内から幸運に向かう力が働いて、
幸運に導いている」と考えていた。 
 はや7年になるが、会社清算とはいえ、倒産は倒産。 資本主義社会では、
経済的前科者にあいなった。 その時の反応が何とも皮肉で面白かった!
マイナー?な人ほど、掌を返してきた。 実は、そこに、その人の不幸のタネ
が明確に現れ出ている。人を妬めば穴二つ」の別バージョンが、そこある。 
カラスと同じで、弱ったから、攻撃する。相手の傷口に、自分の傷の血を塗り
たくり、己の不遇の鬱憤晴らしの本性が透けて見えてくる。不幸系、不遇系
のマイナス度が深いだけ、辛辣になる。批判、非難で、神様になったり、
判事や、検事だったり。弁護士役など、誰も見当たらない。そこで、自分だけ
でもと、ここで『日々、是、口実』として自己弁護しているが、それは笑い
タネになる。自虐、露悪の私にとって、憐み、あいみたがいになる。
 
 〜そこで、熊、寅、八つぁん、大家さんに再び、出演してもらいます。
――
大家: 八つぁん、あんた、運がいいと思ってるかい。
八つぁん: 決まってるじゃないか。幸運というのは、幸福につながる。
  私が幸福でなくちゃ、誰が幸福というんですか。過去を振り返って、
  2割方は不幸を抱えていたね。
大家: その位の割合で、不幸を抱えていた方が良いんだよ。私もその位さ。
  で、 熊さんは、どうだね。
熊: 俺って怠け者だろう。働きは悪いし、カミさんと共働きで、陽気だから
  助かっているんだ。両親とも、教育が無かったのを、そのまま、引継いで。
  寅は、その点、少しでもと、耳学問で知識を得ようしているね。
寅: 子供の頃に、勉強してこなかったのは駄目だね。この歳になって、
  小、中学校の教科内容って生きる上の最低の知識だったんだと反省しきり。
八つぁん: 時代背景の良し悪しもあるけど、家系と、姉弟構成の立ち位置も
  大きいね。条件、状況そのままが原因というけど、本当だね。
  「運」というけど、「運命」以前に、「宿命」の問題があるね。
熊: その違いって何?
八つぁん: 宿命って、本人の努力では克服できないこと。遺伝的な…
  運命は、努力で克服出来ることさ。
寅: そう思って、努力をしたけどね。あの親の子供じゃ無理だよ。
  でも、何か運だけは良いんだ。賭け事には運があるよ。
熊: 何んだ。勝った時だけ吹聴し、負けた時は、フテ寝じゃないか。
  差引ゼロと言ったじゃないか。
大家: あれだけ楽しんで、タダなら、それで充分さ。でも、そのエネルギー
  を、教養に向けていれば、後悔も少なかったさ。御前は、遊び5割に、
  働き3、学びが2割。 熊は、遊び7割、働き2割、学びが1割りさね。
  それも、この長屋住まいの御蔭で、道を外れないでいられるんだよ。
八つぁんは、どうだろう。遊びが5で、学びが3で、働き2。
  働きは、バブリ過ぎがあったしね。4・3・3だったのにな。
  甘いか、しょうがない、八つぁんの親指人形だからさ。ったく。
八つぁん: 有難いことです。この長屋の住人になれて幸運です。

・・・・・・
5092,閑話小題 〜『悼む人』が良かった! ー�
2015年02月22日(日)
   *  『悼む人』が良かった ー�
『 誰に愛され、誰を愛していたか。何を感謝されたか。
  確かに貴方が生きていたことを私は憶えています。 』
 8人兄姉の末っ子に生まれ、両親に溺愛され?育ったことが、
私の人生の最大の恩恵である。それにも+−の両面がある。
小中学校の同級生を思い出すと、既に亡くなったが、義母に憎まれ
育った子や、戦災孤児で寺男のような生活環境で育った子もいた。
5〜6坪の居酒屋の2Fの4畳半の屋根裏に母と二人住んでいた子も。
家庭環境の格差は大きな問題。人生は不条理で覆われている。
 家内も私も両親に溺愛されて育ったが、愛情を受けることには慣れては
いるが、逆に愛することが苦手。これも大問題で、最大の欠点になる。 
 創業を志したことで、感情を抑えてきたことが、果たして正しかったか。
それが現在の私の中(自己対話)での最大のテーマになっている。
 45年、無我夢中で取組んできたことが果たして正しいことだったか? 
後悔は少ない?が、無我夢中で生きていたことは確かに憶えている!
『 誰に愛され、誰を愛したか。何を感謝されたか。』の問いが、突き刺さる。
 高度成長期の20歳で創業を決意したとき、
 ‘結果はどうであれ、やらない後悔より、やってみた後悔’の道を選んだ。
撤収を決意した時、何の躊躇いもなく行動に移せたのは、出始めに、
失敗への受容の覚悟をしていたことがある。 創業とは、
『 誰かに恨まれ、誰を憎んだか。 そこで何を失ってきたか。 しかし、
  確かに、全身全霊で生きていたことだけは私が憶えています。』になる。
その結果、「ご覧のとおり、そのまま結構!」と受け止めるだけ。
 中原中也‘帰郷’の一節
「 ああ おまえはなにをして来たのだと… 吹き来る風が私に云う」
が、心の底から私に語りかけてくる。 その答えは、「面白かった! 
ただ面白かった ひたすら面白かった」
 何か辞世の言葉のような、自分への悼みの言葉になるが。
・・・・・・
5456,閑話小題 〜逃げるから怖ろしいのだ ー2
2016年02月22日(月)
   * 逃げるから怖ろしいのだ ー2
 このテーマ、面白いので続ける。「悲しいから泣く」の、
<悲しいは「感情」で、泣くは「情動の表出(身体反応)」>である。
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい}
「うまくいったから幸福なのでなく、幸福だからうまくいく」
「成功したから面白いのではなく、努力が面白いから成功する」
このような論理で、逆照射を立てると、面白い道理が多くたつ。
「内的自由度は外的自由度と、ほぼ同じなら、まずは内的自由から
始めよ」というが、まずは、知識の蓄積から始めるのがよい。
 内的自由度のコントロールで、「うれしい」「たのしい」「しあわせ」
「ありがとう」を、日常的の口癖にすればよいと勧めた小林正観がいた。
彼の言葉に、『人はいつも<正しい>ことを受け入れるのではなくて、
<温かいもの> を受け入れる。』とか、
『友人も 全てがあなたにちょうどいい』を思いだす。人の心は普段使っている
内語で大きく左右される。この「う・た・し・あ」を暇を見つけて唱えていれば、
その感情が強い磁力になって、情動になっていく。だから、感情のコントロール
は非常に重要になる。怖ろしいので、問題から目を逸らすと、自滅するのは、
感情が、情動にマイナスに働くため。『その時は、その時、取りあえず戦い
続ける。そのうち、何か手がかりが出てくる!』でもよい。
好き嫌いの感情は、すぐに相手に伝わる。「う・た・し・あ」に、好きを
加えればよいことになる。愚痴をいうから、毎日が、つまらなくなる。
「かなしい」「つまらない」「不しあわせだ」「のろってやる」「きらい」
の言葉は、その事象を自らへの磁力になる。現実に溺れた世間原理主義者が、
巧妙に、この言葉を駆使する。言葉は言霊で、相手への毒は、自分への毒に
なる。だから、世間原理主義者を、悪し様にいうのは最悪と解ってはいても?
 で、以下の内容が丁度よく繋がっていく。世間とは、そういうものである。
脱兎のように逃げるべき時もある。逃げ、負けは、前向き、勝利の裏表。


7665,閑話小題 〜そもそも「自由とは…」何か…?  ー

2022年02月21日(月)

   * 自由万歳…だった頃に! 
20歳を過ぎた頃に、小さな籠の窓から、外に向かって巣立ちの準備を始めていた。
あの頃の時代背景の明るさ、高揚感は、日本の太平洋戦争の敗戦から、脱皮
しつつある時節のためか。努力さえすれば、何でも手に入り、現在、捉われて
いる不自由も然り。己も。国家も、世界の全ても光り輝いているような。
しかし、そこにもブラックホールのような得体の知らない渦が、足元にスッポリ穴が
開いているような… …べトナム戦争、朝鮮半島の不気味な世界が何時でも
眼前で爆発しそうな空気が流れていた。このコロナ禍で表立ってない死者含め
1000万はいる中で、プ〜チンは何を目論んでか、ウクライナ併合に入るような…
 ドローンが中心になるとしても、EU/米英連合 対 露・中連合なら、西側が
有利の筈だが、それを知らないことはない筈だが… そこには隠れた権力構造が
痛んでいる? のでは。 としても…ÝouTubeで見える近代兵器のプロパガンダ
の映像は、あまりに強力である。問題は拡大して第三次世界大戦になること。
プーチン、習主席など、目先、狡猾な独裁者が、生き残りにために、世界を巻き
込むこと。 戦争なら、やはり安倍の再登場もありうる。凄い時代に私たちは
生きてきており、今も然り!
 生まれて此の方、時代の空は、晴れて、青く、太陽は燦々と輝いていた。
それが、今では暗雲が空を覆い、雷音と、雷光が光りはじめている。でも、
青い空、そして明るい太陽を浴びてきたことも事実である。

・・・・・・
6917,閑話小題 〜新型コロナの現状と、行方は? 〜4
2020年02月21日(金)
  * この状況が続けば、中国の9割の中小企業は3か月もたない
 一昨日のNHKスペシャル、クローズアップ現代は、驚くべき内容だった。
嘘だろうと、昨日、2度、録画を見なおしたが、間違いない。 特に、
< この状況が続けば、中国の9割の中小企業は3か月もたない!>で、
久々に「有事の金!」と金相場を検索すると、何と僅か数ヶ月で数百円、
2割も暴騰していた。 危ない!と反応したのだろう。 やはり、有事?

【 新型ウイルス 景気の行方は? 〜広がる経済への影響〜 
  〜広がる経済への影響〜 クローズアップ現代 2020年2月19日(水)  
       https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4386/ 】
   =番組説明より=
《 新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。中国では死者が1367人に
 のぼり、中国以外の27の国と地域では567人の感染が確認されている(13日夕)。
中国にある自動車工場の生産再開を延期する日本メーカーが相次いでいる他、
食品メーカーなどでも工場の操業再開を延期する動きが続いている。
世界経済への影響はどうなるのか?国内外の最前線からのリポートで迫る。

  ☆ 「手洗いをして入ることになっています。」
◉ 先週金曜日、自動車などに使われる電子基板の製造を半月遅れで再開しました。
ところが、この会社では思わぬ事態が起きていました。
「今週始まって、通常の2〜3割の物流量しかない。」「2〜3割しかないの?」
上海からほかの地域に通じる道路。ドライバーなどの健康状態を確認する
ための検問所が至る所に設けられ、大渋滞が起きていたのです。
◉ 上海工場の責任者
「ふだんは2時間でかかる距離が、10時間はかかる。
 そういったことも起こっているようです。」
電子基板メーカー「シークス」 柳瀬晃治執行役員
「ものを運べないと何もできないので、そういう意味では初めてのケースかも」
◉ 韓国の部品メーカーの工場です。
「部品でいっぱいになっているはずの棚が、今は全部からっぽです。」
 ―
◉ ゲスト 柯隆さん(東京財団政策研究所 主席研究員)
柯さん:2019年の中国のGDPが経済に占める割合が18%。
 この大きさがすべて物語ってはいるんですけれども、ただ今回実感させられた
のが、このコロナウイルスによって中国経済がこんなに大きくなっている、
依存しているというのは初めて分かったということです
 武田:ここまで日本国内への暮らしへの影響を見てきたわけですけれども、
柯さん、中国国内の中小企業などの影響はどうなんでしょう。
柯さん:こういう危機には大企業も影響を受けるわけですけれども、一番危機に
 弱いのは中小企業。とりわけ中国の場合は、中小企業信用保証制度がないわけ、
このまま行くと、ある調査では9割の中小企業は3か月もたない。3か月以上
続いた場合は、倒れる可能性があるわけです。
 武田:9割?
柯さん:家計に直撃していくわけですから、ものすごい影響を受けると思います。
 武田:中国国内の消費や雇用も大きな影響を受けると。
柯さん:家計のバランスシートが壊れるわけですから、そこにきちんと備えて
 いかなければいけないと思います。

 ―
▼ 昨夜のショックが、一晩、明けた現在でも残っている。これではリーマン・
 ショック来の非常事態? 中長期的にみて、所詮はコロナウィルス騒ぎと、
軽く見ていたが、交通の要所で、感染力の強い、コロナウィルス菌。それも
厄介な潜伏期間が2週間もあるとしたら、これは難物。こともあろうに春節で
世界中にバラまかれてしまったとくれば、何ともならない。その結果、これから
映画ドラマのように世界的イベントとして、本格的に展開するのか。天皇誕生日の
顔見せは当然、中国の主席の来日も中止。来月から始まる、スポーツ試合も延期か、
無観客試合か、中止。 何ゆえに、14日間の隔離期間を、2・5日にしたか?
病室確保が困難のため。とすると、細菌は、深く広くばら撒かれることになる。
怖ろしいが誇張でない、これが現実。 この週末越えで日本中が震撼とし、一変。
 このレポートを3度もみたせいで、少しオーバーであればいいが!
税収が激減するだろうから、消費税アップは正解! 

・・・・・・
6552,読書日記 〜すべての悩みは対人関係 〜3
2019年02月21日(木)
         『アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』小倉広・著
   * 魂を浄化するには、そのままの自分を認めよ 
 人間と、他の霊長類の違いは、イメージを持てるか否か。そのイメージは、
言葉と文字化の能力がなせる技。だから読書習慣の必要性がある。
それを育てるには、遊び(ゲーム化)が必要となる。格安の「秘・異郷ツアー」
で‘地球の何でも見てやろう’を世界を碁盤目に見たて、当初は外側(僻地?)
から埋めることをゲーム感覚にしてきた。 
・旅先で情報を仕入れて行先を決めると、
・家内が予測通り、猛然と反対する。そりゃケニアのサファリといえば当然。
しかし、何故か必ず『家にいるより良い』と、付いてくる。危ないところほど、
素晴らしい物語が待っている。誰に頼まれて、アフリカに行くのか。ツアー仲間
は、私のような変人?ばかり。しかし、その先は、マイナス(トラブルなど…)
1に対し、プラス3の夢のような至高体験が必ず待っている。それは、アドラー
の言葉そのもので、この上ない体験がある。旅先のベストの楽園と魂が融合する。
 劣等感、優越感は「対比」の結果。 しかし旅先にあるのは絶対の世界。
現生の世界からループを通って楽園?にスリップするゲーム。 それは向うから
はやってこない。自ら飛込んでいく!からこそ、出会える経験。 旅のプロから
すれば貧弱だが、私にとっては宝物。
 まず、現在の自分を乗越えなくては…
《 ・あなたが劣っているから劣等感があるのではない。どんなに優秀にみえる
 人にも劣等感が存在する。目標がある限り、劣等感があるのは当然なのだ。
・劣等感を抱くこと自体は不健全でない。劣等感をどう扱うかが問われているのだ。
・強がりはコンプレックスの裏返し。「強く見せる」努力をやめて、「強くなる」
 努力をすることだ。
・人は注目されないと、悪さをしてでも注目を集めようとする。
 それに失敗すると、今度は自分の無能さを見せつけるようになる。
・「みんなが私を嫌っている」「今回ダメだったから次もダメだ」という思い
 こみは冷静に立証を試みれば消えていく。 》
―   
▼ これらから学べることは、魂の中心部分の浄化の質の問題。それは高めるに、
 アリキタリになるが、感動、感激、感謝などから魂の浄化の蓄積が必要になる。
映画でも、旅行でも、芸術との触媒でも、可能な限り自ら求めて… これは、
老いがすすむにつれて表だってくる… 人生の夕暮れ時が60歳の還暦とすると、
75歳からは、日没時?  
 …そういえば‘なかにし礼‘がテレビ朝日で、4年前に食道がんが再発し、
「1日単位で大事に生きてください」と医者から告げられるほど酷い状況だった。
しかし、抗がん剤治療で何とか… 。 そこで印象的だったのが、
<80歳の風景は70歳と全く違う。あちら側って感じ>という言葉が残った。 
 その前に前期高齢者と後期高齢者の区切りの75歳がある。これも厳しい。
それまで魂の浄化を、自ら課してきたか否か。 人生は濃度だけではない。
その質の純度による?  今さら慌てても致し方がないが。
 ☆ これまた、過去の文章が、脈絡にピッタリとあっている。
としても、我ながら真面目に書いていたもの… 
 ありのまま、過去は嘘をつかない? で、何で、このザマなの!
だから、このザマなのさ! 「ご覧のとおり、そのまま結構」ってなわけ。

・・・・・・
6188,閑話小題 〜「自分は運がいいほうだと思う?」 −1
2018年02月21日(水)
  * 自分は運がいいほうだと思うか?
先週末の朝日新聞で「自分は運がいいほうだと思う?」をテーマにしていた。
  〜要旨といえば〜
< 有名な話では、松下幸之助さんが社員の採用面接のとき、よく
「あなたは運が良い方だと思いますか?」と聞かれたといいます。自身でも、
「自分は運がいい」と一日に何度も言うという。 その理由の一つは、
そう自分に言い聞かせ思い込むと、自信が持てるようになり自分から積極的に
行動できるようになるということ、もう一つは「自分は運がいい」と思う人は、
今を肯定的に捉えて、悪いことが起こっても他人のせいにしないと… 
 そして「自分は運がいいほうだと思う?」に、7割が運が良いと、3割が悪い
と答えるという。
 運が良かったと答えた一番の理由が、良い人間関係に恵まれていること、
良い環境と、良い両親のもとに生まれたため、そして成功が失敗を上回って
いるためという。
 運が悪かった人では、「思い通りの人生ではない」ことと、努力が報われない、
努力が報われない、人間関係が恵まれてなかった、などをあげている。>

☆ 〜運について幾つかネット検索からひろってみると、
・人生の岐路で迷った時に、困難な方を選んだ方が運はついてくる。
・楽観主義の方が運がよく成功しやすい。
・夢や目標がかなった状態をいつも頭のどこかで思い描いていると、幸運が
 目の前に現れたときにキャッチできる。ーなどがありました

☆ 「運がいいと思っている人ほど運が良い」ということです。確かに成功して
 いると見られる人ほど「自分は運がいい」という。
正反対の「自分は運が悪い」と言い続けている人がいます。会社の愚痴、仕事
の愚痴が多いですが、思い通りの仕事はなかなか担当させてもらえず…

▼ 運については、30数年前の経営セミナーで、『運の作り方』という
 テーマで聞いたことがあった。創造工学研究所所長の中山正和氏で、川喜田
 二郎のKJ法に対し自身の方法をNM法と名づけた。 〜その要旨といえば、
<何かをする前に、判断をするが、結果が良ければ運が良かったという。逆に
 悪ければ運が悪いという。それには、心が澄んでいるほど正しい判断が出来る。
 そこでまず、般若心経を暗記し、唱え続けることで、心を空にして、現象を
 捉えて判断し、ことに当るに、般若心経は、プラスに働く。> …と。
 そこで3週間かけ暗記することに相成った。暗記してしまえばしめたもの。
 何時どこでも、夜半、眠れない時とか、通勤の車内とか、チョッとした合間に
 唱えることで、悟りに近い状態になれる。私の因縁のある有識者?の多くが、
 例えば二人の息子や、兄夫婦、直ぐ上の、姉、会社の正社員などの人たちが、
 暗記することに相成っていた。100人は下らないない?。
  …で、この有様? 茹でガエルになってしまったからじゃないですか。
                           〜つづく
・・・・・・
H0605
般若心経のすすめ

 十年前に創造工学の中山正和氏の“運のつくり方”という講演で、
般若心経のすばらしさを聞いて一ケ月がかりで丸暗記をした。
今まで何万回唱えただろうか。
当社では入社教育で丸暗記が必須となっている。
二人の子供ま毎朝の仏壇での私のお経の為か丸暗記をしてしまった。

十年間の経験より(私の実体験より)
直観した事を列記すると
ー分サイズの時空を超えた一つの視点をえた
⊃澗_擦貿板垢あっている(リズム)
α波がくみこまれている
ぁ版亜匹この中に入っている
イ寺・神社等で唱えるとTPOとして、
 その場のイメージが鮮明に残る
情報雑念等を切断、整理をする働きがあり、
 結果として“運=無意識の判断”を左右する
Г海譴鬚り返しているとベースとして“空”がつみ重ねられてゆき、
 自己の中にその中空がつくられる
夢の中で“空”を直感するイメージを得られた、
等々限りない。
 
 立花隆と宇宙飛行士との対話の中で
「彼等は地球をはなれた体験の中の一瞬に、
キリストや仏等の教祖が苦難の上で直感した“絶対無”を観た」
のではないかと言っている。
それは般若心経をくりかえしの中で、
少しでも近づける様な気がする。

・・・・・・
2016/09/25
閑話小題 〜幸運の人と、不運な人
   * 人は、すべからく幸運である
 以前、書いたことばかりだが、思いのまま、「幸不幸」について書いてみる。
・人間は、「いま、ここに、私」として存在するだけで、幸運である。
 「神様の御導きびき」といえば、それまでだが、幸運な偶然の一致の重層で、
 存在している。他者と比較が、この幸運を見えなくしている。
・自らを幸運なタイプと自認する人と、不幸と自認する人との、一生の間の
 運命の差は膨大になる。不運な人は、チェンスがあっても、自分が駄目と
 思っているため、目前にあっても気づかない。どうせ、駄目だからが無意識
 のうちに働き、そのチャンスに気づかない。
・幸運な人は、チャンス到来に、そら来た!と敏感である。何せ、幸運だから。
 幸運であるには、何があっても上位に自らを置かなくては。まずは20%に、
 そして、6%、3%、1%にと。 
・幸運な人は、幸運のある同類を呼ぶ、というより集合する。幸せ本には、
 まず、「幸運の人に近づけ」と。彼らには、幸運を自ら引き寄せる力がある。
・以前、<幸運を呼寄せる力を得るためには、『般若心教』を暗記をして、
 ことあるごとに唱えなさい>と、創造工学の先生の講義を聞いて、早速、
 二週間かけて暗記をした。「色即是空 空即是色」と、心を澄ませておけば、
 情報選択と決断も間違わない。運とは、判断し、その行為が、正しい場合を、
 「幸運」といい、間違った場合を不運という。だから、情報に対する純粋な
 視線が必要となる。特に、情報過多の現在こそ、重要である。
・生活習慣は、第二の天性である。 二ランク上の生活習慣を立て実践すれば、
 二ランク上の人になれる。その差は、時間とともに莫大になる。
・「恒産あって、恒心あり」、長年かけた蓄えが必要となる。なぜ?といえば、
 人の心を自由にも不自由にする力が、金銭の有無に厳然としてある。お金の
 心配からの解放が純粋な心を生み、それが幸運を呼ぶ。(真逆もあるが)

・・・・・・
5044,生と死をめぐる断想  ー1
2015年01月05日(月)
    『生と死をめぐる断想 』岸本 葉子(著)
 * 死をそばに感じて生きる 〜団十郎の辞世
   ー 色は空 空は色との 時なき世へ ー
 以下は、序文の冒頭の内容。日本人の2人に1人の割合でガンになり、
3人に1人の割合で亡くなるという。高齢化で、ガンになるまで、死ななく
なった結果、死を意識する時間が長くなったこともある。今では死に関する
知識を、一般の人が、ネットなどから死生観を収集したり、表現できる機会が
増えている。 ー まずは序文の冒頭からー
≪ 2013年2月に亡くなった歌舞伎俳優の市川團十郎の辞世の句だ。
 葬儀の場で長男の團十郎のパソコンに残されていたという。
詠まれたのは前年の十二月、亡くなる数ヶ月前である。
 色は空(そら)、空は色(いろ)との 時なき世へ、と海老蔵は読んでいた。
この句に接し、『般若心経』の中のあの一節を思い浮かべる方は多いだろう。
色即是空 空即是色。それに寄せて読むならば、冒頭の句は、
 色は色(しき)空  空(くう)色(しき) との時なき世へ、となる。 
色はかたちあるものと、ひらたくは言われる。空は空っぽ、何もない、という
ことか。空しい、ということか。かたちあるものは実は何もない、空しい、と
教えているのか。そうではない。(略)・・ このことは追々深めたい。
時なき世とは。時間のない世。時間を超えた世。超時間性は永遠と言換えられる。
それは、この世に対するあの世なのか。この「時なき世」が團十郎の句では
「色は空空は色」と「との」でつながる。「との」は、と言われる、とか、と
聞いている、の意だ。色即是空、空即是色とかねてより聞いている時なき世。
「へ」は方向を示す助詞である。色即是空、空即是色とかねてより聞いている
ところの 時なき世へ、自分はこれから行くのである。團十郎の死生観を
表す句と言える。(略)・・ 團十郎が、死を前に遺した五七五が、芸についての
教えでなく死生観の表出だったのは、私には少し意外、けれどもすぐに理解できた。
團汁郎は長く血液のがんを患っている。治療の副作用による絶え間ないめまいと
吐き気を無間地獄と、あるインタビューでは曝えていた。何度も再発入院し、
骨髄移植をしていた。・・・≫
▼ 色を「しき」と「いろ」、空を「くう」と「そら」と、息子が間違えて
 言ってしまった可能性もあるが、真偽はわからない。栄華を極めたあと、
とたんの苦しみの死際の言葉であればこそ、心に響く。 即興の辞世!
 《 色即是空 死んでしまえば それまでよ 空即是色 》 
・自分の世界をつくって、門を開放し、取捨選択をして浄化、続けること。
▽ 過去を振り返ると、冷汗が出るほど、多くの危険が多かった。が、何故か、
 間一髪、すり抜けていた。親から引継いだ倫理観とか、学んできた知識、
情報からくる判断が、運の悪さを最小にしていた。特に、自問自答の「自答」
が大事ということ。良い本を選択、読み続けろ、そして楽しめ、ということ。


7664,閑話小題 〜そもそも「自由とは…」何か…?

2022年02月20日(日)

   * 社会主義国家か、自由主義国家か…
 ここで、何度も取上げてきたのが、自由と平等の問題。死の問題の次の人類の
大命題である。ギリシャの時代から、アメリカ社会の現在の世界の状況からして、
支配層、準支配層、被支配階級(奴隷層)まで…3,30,67%の階級が現存する。
アメリカ社会は、それをリアルに現している。 そこにリアルに出てきたのが、
社会主義思想。これユダヤ教のモデルに服装をつけた綺麗ごとに仕上げた教義。
この思想を実現するに、手段は択ばない狂信的な思想構造。アメリカで、比較的
暴動が発生しないのは、奴隷層にも、支配層への道標が開かれているため。
社会主義国家は、それに反する者たちを抹殺するため、問題になる。
 そこで、自由とは何かをネット検索すると、明快なのが、あった。

≪♦ 自由とは第一に、強制や束縛を受けずに気ままにふるまえることを意味する。
 旅に出て自由を味わうといった場合の自由は、こうした「…からの自由」だが、
これは動物や事柄にも適用され、たとえば籠の鳥は不自由だといったり、韻律に
束縛されない詩を自由詩とよんだりする。憲法では、様ざまな事柄に関して個人
の自由が保障されているが、これもそうした事柄に関して国家や他人からの不当
な干渉を排除するという意味では、強制、束縛からの自由とみることができる。

♦ だが自由には、もう一つ、消極的な「……からの自由」ではなくて、積極的な
「…への自由」という意味もある。哲学で選択や決断の自由とよばれるもので、
古来この自由は自由意志の問題として論議されてきた。 だが「自由意志」に
ついては別項で扱うとして、ここで選択や決断の自由を環境や状況との関連で
とらえる哲学説に触れると、たとえばシェーラー(1874―1928)は、動物の行動は
その環境世界の体制によって一義的に決定されているが、人間は逆に世界に対して
無限に公開的に働きかけることができ、ここに人間に独特な自発的自由がみいだ
されるとする。またニコライ・ハルトマン(1882―1950)によると、人間もまた
彼が位置するそのつどの状況によって制約されており、その限りでは人間は
まったくの自由ではない。とはいえ、状況は人間をある一つの行為へと決定する
のではなく、あれこれといった特定幾つかの行為に関してその選択、決断を強いる。
つまり人間は決断へと強制されているが、決断もまた一つの自由である。
ハルトマンは、そこで、選択、決断の自由は状況による束縛、拘束と両立しうる
と考えた。

♦ 視点は異なるが、状況内での自由という考えは、サルトルにもみいだされる。
 サルトルによると、人間はそのつどの状況において時々刻々自らの実存を自由に
創造していかなければならない。つまり自由は状況のうちにのみ存し、また
状況は自由によってのみ存在する。また選択、決断の自由を本来の自己への自由
とみるヤスパースによると、人間の根源的にして実存的な自由は、人間各自がその
現存在において自己自身であろうと決意することのうちに存する。「決意のうちで
私は自由を経験し、この自由のうちでは選択と自我との分離は不可能であって、
私自身がこの選択の自由である」という。なおマルクス主義は人間の疎外からの
自由と解放を説くが、その場合にもその根本には人間の全能力の開花を目ざした
本来的人間への自由が置かれているといえよう。≫

 ――
▼ 義務教育の最終年の中学校クラスの同級会が、地元なるが故に、毎年、開催
 されている。そこにも、3,30,67の区分が、半世紀以上も経過しても、その
まま存在している。地方なるが故に、先祖代々の家制度が沁みついているため。
一度、そこから離れてみれば、『そんなもの…』でしかないが、それが解らない。
寝て、醒めて気づくのが… <田舎の学問より、京の昼寝>である。まず知るのが、
その世界だけが世界ではないこと。

・・・・・・
6916,閑話小題 〜新型コロナの現状と、行方は? 〜3
2020年02月20日(木)
  
◆ 新型コロナウイルスは生物兵器なのか?
                 幸福実現党外務局長 及川幸久
 この収録をしているのは2月4日ですが、台湾の新聞「自由時報」が
次のような刺激的な報道しています。
【 中国人民解放軍の生物兵器から防衛する部門トップが武漢に派遣された際、
 『最悪の事態に備える』とコメントしました。中国のツイッターの中では
『我々は今、生物兵器の攻撃を受けている最中なのか』という話が広まっている。
一つ重要な情報として、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」が3年前の2017年に
中国の病原体研究所の実験室について「中国武漢の病原体の研究所からウイルス
が流出する可能性が将来あるかもしれない」と報じています。 その中で
「2004年にSARSウイルスが北京で流出した事故があった」と言っている。
さらには「中国には生物兵器を研究する研究所があるが、その管理に問題がある」
と指摘。また新型コロナウイルスについて、今年1月にイギリスの新聞「デイリー
メール」が、これは武漢の研究所から流出したウイルスであると報じた。
 当初、中国政府の発表では武漢の市場で野生動物から自然発生したウイルスが
原因と言っていますが、ウイルスはこの研究所から流出したものだと報じたのです。
今度は「ワシントン・タイムズ」も、この病原体は生物兵器だと報じた。
その後逆の報道が出ました。1月29日、「ワシントン・ポスト」がコロナウイルス
は生物兵器だという説が出回っているが、専門家は否定しており単なる陰謀論で
あると報じました。
この「ワシントン・ポスト」の記事の中には二人の専門家の意見が出ています。
アメリカのラトガース大学のリチャード・エルブライト氏が次のように言っている。
「今回の新型コロナウイルスの遺伝子情報と特徴によると、このウイルスが人工
のものである証拠はない」
さらに、生物兵器専門家のティム・トレバン氏は「ほとんどの国は長年の生物兵器
開発で結果が出ないので、すでに生物兵器開発を放棄している」と言っています。
ただ、このお二人の専門家は、2017年にイギリスの「ネイチャー」の記事の中で、
「中国の管理体制はあやふやなので、いずれ中国の実験室からウイルスが流出する
事故が起きるだろう」と懸念している側だったのです。
なので、「ワシントンポスト」の記事はあまり信頼性がないように思えます。】》

 ―
▼ 〜コンニャク長屋の面々から〜
 寅: 最近、全然、お声がかからないね。でも、言わせろよ。
八: 後で読返すと、何かバラバラで言葉が軽すぎるからさ。
大家: まあ、それはそれ。この新型コロナ騒ぎを話したいのだろ!
 とんでもない、伏兵が出てきたね。とてつもなく大きいブラックスワンさ。
 こうして4人が出揃うのも、避けた方がいいね。
熊: 初めは俺をボイコットしようとしたんじゃないかい。
寅: あとあと、しつこく絡まれると、俺が言ったんだ。一番、危なそうなのは
 解っちゃいるけでね。でも、俺でも分かるよ。
大家* これってソ連崩壊のキッカケに なったチェルノブイユ原発事故に匹敵
 する大事件? 独裁を目指すロシア、中国、アメリカにとって、根こそぎ、その
 可否を問われ、体制批判にもなるしね。
熊: オリンピック開催って可能なの? 
八: 誰もアベノミックスの良否を言わなくなったけで。このオリンピックが
 隠れ蓑になっていたね。私は、元もと絶対反対だったけどね。
大家: リスクが大きすぎるし、出来っこないよ。
八:  現状は、こういうことでしょ! 
   対応する手立てな今のところなし!
   外来に来る前に電話連絡をして、どうすべきか、問い合わせてください。
   まずは、人混みの中に行かないこと! 手を徹底して洗うこと。
   これからは、過って経験したことがない異常事態が日常になる。
 これじゃ、サービス業など三次、四次産業が壊滅的だげきになるね。
熊: 宵越しの金を持たねえって、生きてきたけど、弱いね〜、こうなると。
 直に、その波を食らうのは、俺たち弱者だもんね。
大家: こんなニュースが、堂々と出回るんだから… 健全といえば健全だが、
 やはり、問題はあるね。
寅: あれだけミサイルで脅しをかけていた北朝鮮も、ドローンによる… 
 ミサイルより、はるかに、こっちの方が恐ろしい。
大家: そこで止めておいた方がいい! 
八: こういう映画、多く見てきたのを思いだした。 汚染された町もろ共、
 ミサイル攻撃で消滅させようとする云々とか、大都会の川上から猛毒の細菌を
 噴霧しよとする云々とか… 
熊: 22世紀が来る以前に、人類滅亡という論があると聞いたことがあるけど…
大家: 年寄り、病弱にとって、間引きに丁度良いって、私に聞えよがしに言って
 のがいたけど。私や、八さんなどは、ピンコロで悪くはないがね。
寅: としても、春節の直前に、武漢という交通要所で、死者 確率が低いが、
 感染率が異常に高い、この特質… 
大家: 今年は、3人以上の会合には出ない方がいい! 
八: これじゃあ、外食もオチオチしていられない。後は、スポーツジムを
 続けるかどうか。シネマ館には手袋と、マスク着用で… 無防備でピンコロも
 理想的になるが… この死際も肺炎なるが故に、キツイらしい! 
 やれる防御をして、ダメなら、これまた丁度良い按配? 

・・・・・・
6551,読書日記 〜すべての悩みは対人関係 〜2
2019年02月20日(水)
        『アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』小倉広・著
   
 アドラーは読めば読むほど、その奥行きの深さに驚かされる。
前向きで明るい健康的であるのが特徴。『日々是好日』こそ人生と…
その業績が多大で無料の採石場のように盗用されている割に、誰もが、それを
隠す。シンプルで当り前のことばかり。 そのあたりま」こそが真実であり、
答えである。それは現代の個人主義の背骨のようであり、何時の間にか我々の
根幹に沈殿している。
≪  ☆ すべてはアナタが決めたこと
・重要なことは人が何を持っているかではなく、与えられたものをどう使い
 こなすかである。」
・人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。
 人生は、きわめてシンプルである。
・たとえ不治の病の床にあっても、天を恨み泣き暮らすか、周囲に感謝し、
 余生を充実させるか、それは自分で決めることができる。
・遺伝や育った環境は単なる『材料』でしかない。その材料を使って、
 住みやすい家を建てるかは、あなた自身が決めればいい。
・人は過去に縛られているのでない。あなたの描く未来があなたを規定して
 いるのだ。過去の原因は「解説」にはなっても「解決」にはならない。
・敗北を避けるために、時に人は病気になる。
 そう言い訳をして安全地帯に逃げ込み、ラクをするのだ。
・「やる気がなくなった」のではない。
 「やる気をなくす」という決断を自分でしただけ。
 「変われない」のではない。
 「変わらない」という決断を自分でしているだけだ。
・遺伝もトラウマもあなたを支配していない。どんな過去であれ、
 未来は「今ここにいるあなた」が作るのだ。 ≫
 ―
▼ バナナ(内側が白で、皮が黄色)を標榜しているため、個人主義の
 傾向が強いこともあり、どれも当り前のことばかり。立上げ屋(創業)を
目指した人生なるが故に、既存システム、常識の破壊から入る。そのため、
ことの本質をシンプル、スペシャル、スタンダードにして、集中して対象に
取組むしかない。行動の『行』は、仏教用語。判断、決断の意味がある。
決断したら、手持ちの自己能力を設定をして足りない材料を集めなくては
ならない。要するに「夢ツリー」の作成である。5w1Hで、ツリーを装飾で
満たしていく。カレーを作ろうとしたら、冷蔵庫の材料を調べて足りない
材料を買い出しにいくのと同じ。「カレーライスを食べたい、つくろうか!」
は「その人が決めたこと」。 外は、大嵐なら、翌日にすればよい。
 
 ★ 偶然、以下の3年前の内容が、この内容に丁度よく対応している。

・・・・・・
5454,閑話小題 〜逃げるから怖ろしいのだ
2016年02月20日(土)
『 悲しいから泣くのではない、泣くから悲しくなる。
  怖いから逃げるのではない。逃げるから怖くなるのだ。』
と、100年ほど前に、アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズと、
オランダの心理学者カール・ランゲが提唱した、ジェームズ=ランゲ説で、
「身体反応は情動経験に先立つものだと」言う見解で、骨格筋や内臓の
変化が情動を引き起こすと考えた。
 <悲しいは「感情」で、泣くは「情動の表出(身体反応)」>
情動反応(身体反応)が先立って→感情(情動:感情の感知)をうむ。
 事業清算の直後、身の置き所がなくて、弁護士に、『気分を切り換える
ため、東京でも一週間位、行きたいが・・』と切出したところ、即座に、
『絶対に後ろを向いたら駄目です。ジッとして問題を見据える今が一番肝心
な時です!』と。何度か起業を経験し、難問を乗越えてきた経験から、その
意味が直ぐに理解できた。 その時々の難問に、『正 中心 一点 無』を、
唱え、ただ無心に一つずつ正論(正道)を考えてこなしてきた。だから、
『 悲しいから泣くのではない、泣くから悲しくなる。怖いから 逃げる
 のではない。逃げるから怖くなるのだ。』は、実感として理解できた。
『うまくいったから、幸せになるのでなく、幸せだからこそ、良いことが
集まってくる』の道理もある。他者の実情は知らないが、私には三桁の
至高体験がある。事業の立上げの直後や、秘境ツアー先で出会った
大自然との邂逅や、名画を観て感動したとか、上げればきりがない。
それらは、みずからが、足を運んで求めたからこそ味わえた感動である。
 昔から、信じられないほど多くの、おっとり型の長女系美人と出会った。
末っ子のためか、何故か気があう? ただ、それだけだが、いつも、情動なく
終わってしまうが、後悔が全くないのも、変といえば変。私には感情反応と
情動反応の線上が一番面白いところ。女性はその境に敏感、その辺りは
気ままな4人の姉の観察から学び過ぎるほど? で、最後は(。_ _)シュン 
学生時代、「人に好かれたいと思ったら、先に好きになること。」と
教わった。好かれるのは難しいが、好きになるのは御手のものと・・
 で、 〜また丁度よく以下につづく(一昨年も) ゥゎ━。゚(゚´Д`*゚)
字をとったGNP営業の典型。
 バブル崩壊後に、その営業職員の膨大の経費を維持するため、収益の高い
死亡保険を大型にした保険会社に有利な、複雑化した、顧客無視の営業をする
ようになった。 その頃、保険会社は、それまでの顧客にとって有利の商品を
解約させ、セールスを使い利回りの悪い商品に切り替えさせていった。
その辺(01〜05年)から保険会社は悪質な営業説明で本来加入できない
病歴のある顧客に加入させ、その後、契約不備を理由に保険金拒否をして社会的
大問題になった。 何と37社で130万件に至ったという。
 早くいえば、セールスレディーというオバサンを集めて、GNPで、
その人脈を食い尽くす。それは巧妙なテクニック、何も知らない素人を、
ほぼ騙しで契約をさせる悪質集団という側面を持つ。フレンドリーに長年
かけ知人・親戚に入り込む。合理的の欧米人の二倍の加入率は、組織的意図
がないと無理。 生保で、まともなのは学資保険ぐらいのもの。
22歳まで死んだときに子供の学資を保証するのは、一応、理に合っている。 
それ以外の商品の多くは、客単価を上げるための巧妙な商品。読みも理解も
できない契約書に巧妙に生保にとって有利な条文が入れてある。 
見方によれば合法的組織犯罪に近い集団。それなら預金の方が良いが、
相手はフレンドリーのプロ。その辺の理屈が理解できない人たちの不安に
付け込むのが営業センス。

・・・・・・
6187,閑話小題 〜恋と愛の違い −3
2018年02月20日(火)
   * 『男はつらいよ』〜寅の恋愛談義
『男はつらいよ』のシリーズ48作全てをみてきた。それに加えTVの放映で、
それぞれ2〜3回はみている。マニアックほどでもないが、同年代からしたら
多いはず。アウトサイダーの生き方に同調するが、何か許されてしまう甘えも
自分をみているようである。
  〜ネット検索で調べると、
《 テキ屋稼業を生業とする「フーテンの寅」こと車寅次郎が、何かの拍子
 に故郷の葛飾柴又に戻ってきては、何かと大騒動を起こす人情喜劇シリーズ。
 毎回、旅先で出会った「マドンナ」に惚れつつも、失恋するか身を引くかして
 成就しない寅次郎の恋愛模様を、日本各地の美しい風景を背景に描く。
 主人公の名前から、作品自体も「寅さん」と呼ばれることがある。》
《 松竹によって1969年(昭和44年)から1995年(平成7年)までに全48作が、
 1997年(平成9年)に特別編1本が製作された。渥美の死去により、1995年に
 公開された第48作『寅次郎紅の花』をもって幕を閉じた。 》
《 参道の中ほどに一軒のだんご屋がある。「とらや」を名乗っている。
 当初は「柴又屋」といった。のれん、売り台、立看板などを持ち込んで店の
 中から表の参道向きのカットを撮った。年に二回も撮影があるんだからと
 気安く、大きく重い売り台を小道具係が置いてきた。店でも便利なので
 そのまま使っていた。売り台の正面に「とらや」と出ているので、通りすがり
 の参詣客が「あら、ここが映画の『とらや』よ」。そこで、店では、だんごの
 売り台を中央に据え、屋根看板も「柴又屋」から「とらや」に変えてしまった。
 宣伝部が抗議を申し入れたが、店側は柳に風。とうとう我々が我慢できず、
 次の作品から「とらや」から「くるまや」に屋号を変えた。》

――
大家: 八つぁんが、<寅のマドンナ役への想いが「恋」の典型だ>という
  言説が単純明快で解りやすいんで、改めて話を聞かせて貰うよ。 、
八つぁん: 前回、ふと思いついたが、言われてみりゃあ、いい着眼点だね。
  思春期そのままの寅さんのマドンナへの憧れが「恋」。「トラ屋」の親族
  の面々の互いの思いやりが「愛」で、その織りなす絵柄が物語とね。
大家: よくよく見ていると、物語の奥には仏教思想が流れている。
  『空即是色』だよ。俗世の欲やシガラミから解き放されて自由気ままに
  旅する姿に、男のロマンの物語。 私の好きな寅さんの口上に、
 【"ああ生まれてきて良かった、そう思うことが何べんかあるだろう。
   そのために生きてんじゃねえか。" 】がある。
八つぁん: 高度成長時代で地方から都会に移り住み、日常に忙殺され、ふと
  田舎の家族を懐かしむ人たちへの温もりを提供した映画。 私が大学を
  卒業をして6〜7年、地方都市(四日市、神戸、千葉、金沢)を転々として
  いた時に、上映すると、必ず見に行っていた映画。 思い出深いのが、
  卒業の翌年、四日市で、みた第3作 (昭和45年1月) …
 <オジちゃん、おばさん夫婦が、三重県の湯の山温泉へ旅行に行くと、なんと
  旅館で寅さんが番頭をしていた。旅館の美人女将・志津(新珠三千代)に
  一目惚れして、居着いてしまったという物語。>
  湯の山温泉は、寄宿していた四日市近郊もあり、生々しい感覚があった。
大家: 御前さんも、色いろあったんだ。

   〜文字数の関係Dカット 2022年02月20日


7663,閑話小題 〜ロシア隣国の侵攻間近ともなれば…

2022年02月19日(土)

   * 朝一番に、家内がカーリングで、日本が…
 朝一番に興奮気味に家内が言うことには…【日本がスイスに勝った』と。
カーリングの試合があることすら忘れて爆睡していたが、大方が決勝まで進もう
とは思ってなかったようだが、目立たし目出たしである。 これもリッチな国の、
子女史が好みそうな競技… 選手は美人揃い。 
 ―ネット検索によると…
≪ 大金星の日本「ロコ・ソラーレ」抱き合ってうれし泣き
          藤沢五月「正直、信じられない」【五輪カーリング】
♦ 世界最強といわれ、1次リーグ9戦でわずか1敗しかしていなかった強豪・
スイス相手に試合開始から主導権を渡さない。 焦りの出た相手からはミス
ショットも引き出し、前半のリードを守って逃げ切った。リードの吉田夕梨花は
「ここに立てているだけでご褒美。自分たちの試合ができた」とうれしそう。 
セカンドの鈴木夕湖(30)は「チーム力を見せつけられた」と笑った。
♦ 準決勝が18日、国家水泳センターで行われ、平昌五輪銅メダルでランキング
7位の日本代表ロコ・ソラーレが、世界選手権を連覇している同2位の強豪
スイスを8−6で撃破して決勝進出を決めて銀メダル以上を確定させた。
日本は1−2で迎えた後攻の第5エンドで、スキップ藤澤五月(30)がダブルテーク
アウトを連発。一挙に4点を奪うビッグエンドとして逆転し、先攻の第6エンドでも
1点をスチール。第7エンドで3点を奪われながら主導権を渡さず、17日の1次リーグ
最終戦で4−8と完敗を喫していた優勝候補のスイスから大金星をもぎ取った。 
 日本は大会最終日の20日午前10時5分スタートの決勝で、スウェーデンを延長戦
の末に下した世界8位のイギリスと金メダルをかけて対戦する。 平昌五輪でも
銅メダルを争った因縁のライバルだ。 ≫
 ―
▼ ロシアのウクライナ侵攻まじかな現在、幸せなこと。ロシア、中国の露骨な
我田引水の判定に、世界中は軽蔑の眼差し… しかし勝てば官軍…敗ければ賊軍。
何やら、これは国民性と、民度の問題。敢えて取上げない方が良いのかも…
 とはいえ、オリンピックはメダル数が、重要になる。オリンピックのあり方の
哲学的議論も必要になる。亡くなってしまった姉が末期ガンで余命幾ばくもない
時節に、母屋に訪ねて来て曰く…『高卒だったのが、人生の一番の悔いにあった。
大学教育、そこからくる、教養が特に私たちには必要だった。終わりに近づけば、
何を肩肘を張っていたのか… これだけは、最期にならないと気付けない。
人生には色いろある。‘世間人の辞世’と解釈すれば、何とも絶妙な捻り出た言葉。
 
・・・・・・
6915,閑話小題 〜新型コロナの現状と、行方は? −2
2020年02月19日(水)
   * ことは深刻 〜問題は伝染力が非常に強いこと
 この新型コロナ騒ぎで、‘ウィルステロ?…’ と頭をかすめるが、口には
出せない言葉。ところが、先日、ネット上で幾つかの記事が堂々と載っていた。
某国?の可能性が尤もらしいが、これも… 
 ところで、東京オリンピック開催可否の問題以前に、春の大相撲、プロ野球、
甲子園野球、サッカーなどの開催の可否の問題が次々と出てくる。 死亡率は
3%と低いが、伝染力が非常に強い特性が問題。それと特効薬が無いこともある。
 中国、米国、朝鮮、日本のトップにとって、理想的に終焉すれば、これほど
の神風はないが、これは、まだ『始まりの始まり』 情報をおさえ込めば問題に
なるし、庶民の手には絶大な機能の情報端末が握られ、YouTubeなどで生々しく
発信される。以前のパンデミック騒ぎと違うところが、この情報パンデミック? 
絶大な独裁の弱点が、モロに露呈された。としても、こんな記事が堂々と発表
されているだけ、まだ健全? ですか。第一線の経営者の心境は如何ばかりか!
 9年来の家内の口癖。『本当に止めてよかった!』 の言葉が、多くなった。
??でリゾート・ホテルを経営している級友が、この言葉にムッとして…
『止められないんだよ、家内は長期療養中で、嫁は東欧人で虎視眈々と!』
まあ、色いろある。
 ≪            幸福実現党外務局長 及川幸久
   ◆ミサイルではなくウイルスが大惨事を招く時代
 今年に入ってから世界の最大の問題は、中国発「新型コロナウイルス」です。
今回は、この新型コロナウイルスと生物兵器の関係について、皆さんと一緒に
考えたいと思います。今から5年前、アメリカで有名なスピーチ番組「TED Talks」
でマイクロソフト創業者のビル・ゲイツが次のようなスピーチをしました。
《・「私が子供の頃に、もし世界で大惨事が起きるとしたらその恐れるものの
景色というものはこういうものだ」と語り、原爆の「きのこ雲」を見せました。
しかし今、世界的な大惨事が起きるとしたら、恐れるべきものは、原爆の
きのこ雲ではなく、ウイルスである。
・「今後数十年の間に1000万人以上の人が
なくなるような大災害が起きるとしたら、それは戦争ではなく感染性の高い
ウイルスである。」 このスピーチを行った5年前、西アフリカでエボラ熱で
多くが亡くなった。今の時代に世界的な大惨事が起きるとしたらミサイルでなく、
自然発生的な伝染病か人工的な生物兵器だと指摘したのです。それから5年後
の今、中国発の新型コロナウイルスで、世界中がパニックになっています。
 ―
▼ 何はともあれ春節前のタイミングが、事の真相を雄弁に語っている? 
 それも中国の交通の要で… <北朝鮮の独裁者にとって致命的…>と 朝鮮
ウオッチャは論陣をはっている。これで核ミサイルより手軽な報復手段が衆知
されてしまった。高性能ドローンもあるため、お手軽。その防御や医療制度は
皆無となれば…。 学校も、春休に入ったところも多く、問題は表出してないが、
半年、一年間の休校か、ネット配信の自宅授業も考えられる。それだけ大きな
問題が我々を覆ってしまった。
参考: https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20200218-00163520/

・・・・・・
6186,閑話小題 〜恋と愛の違い −2
2018年02月19日(月)
  * 熊と寅の恋愛談義
寅: おい熊や。最近、八つぁんのブログに、チャクラとか、愛・恋とか
  小難しいことを書いているが、分かるのかい。
熊: 愛なら分かるけどね。手前のカカアに感じる愛おしさだろう。俺だって
  あるよ。しかし、恋となるとね。この歳でも、美しい若い女がすれ違う時に
  ドキドキする奴だろう。俺なんぞは、常日頃、恋していることになるよ。
寅: 御前と歩いていると、俺の方がこっ恥ずかしくなるよ。
熊: 御前だって、年増が来ると、そわそわするじゃないか。桜か、梅かの
  趣味の違いだよ。
寅: 御前のような男が若い女を変な目で見つめられたら、気味悪るがるよ。
熊: カカアは、若い時分は良かったけどね。今じゃ、跡形がないけどね。
  それでも何か馴染んだら、違う良さが出てきたね。
寅: え、あんなババアのどこが良いの? いや、うちも同じようなものか。
大家: 二人とも真剣な顔をして恋愛談義ですか? 何だかんだ言うけれど、
  欧米も、日本も大昔から、歳とか身分など関係なしに最大の関心ごとさ。
熊: とすると大家さんも、まだ関心があるんだ。
大家: 勿論さ。今でも、カミさんに黙って、昔の女の墓参りに行ってるよ。
  心の中では更に艶っぽくなって生きているよ。
寅: そういえば、公園で艶っぽい変な顔をして座っているのは、想い出に
  浸っているためですか。
熊: 今度、虐めたら、御かみさん云い付けてやるよ。ったく、この色爺め。
大家: 冗談で言っただけだよ。冗談さ。でも、半分は本当さ。
  でも、いい女って、年齢に関係ないね。傍にいるだけでワクワクするね。
寅: それって分かるね。熊みたいに若いのしか興味ないのは、可愛そうだね。
   俺はね、兄弟ばかりで、女っ気がないから、母親のような大らかな年増
  に魅かれるの。
大家: 後悔、後で立たずだよ。いや、先にだった。
熊: 年増を梅に例えれば、梅の花が恋で、実が愛になるね。
寅: 熊も、いいこと言うじゃないか!
熊: 「恋とは自分本位なもの、愛とは相手本位なもの」というじゃないか。
  花が恋なら、見るだけで満足できるが、梅の実は梅干しにして食べられる。
大家: 御前も哲学的になったじゃないか。
  「恋は幻想だが、愛は動詞」ですよ。行為の結果が愛になる。
  恋の幻想から始まり、愛の行為の結果、子供が授かる。
熊: だから俺のガキは、バカでも可愛いんだ。夫婦とも幻滅しているけど、
  我家は温か家族だよ。
寅: それにしても、若くて綺麗な女がくると、目つきが変わるな。
  あっ、俺もそうかい。もうじき、梅と桜が開花するな!
大家: で、結論は、如何なの?
八つぁん: 今回の出演は無しと思っていたけどね。フッと「男はつらいよ」
  の寅さんを思いだしたの。マドンナに恋焦がれて、最後は、失恋するけど、
  相手を思って身を引くだろう。恋心が、愛に至るからだよ。そこまで純粋
  で深い恋心と愛を監督は言いたいんだよ。 熊、寅には解りはしないよ。
大家: 実家の🍡団子屋の親仁が、ワシのようで、妹の旦那役が八つぁんで。、
  隣の印刷屋のタコ社長が熊。で、寅が、そのまま寅役になる。熊は若い
  マドンナ役の時の特別出演の時になるがね。
寅: あの中の「リリー」役の浅丘ルリ子が良いねえ!恋心よりも愛を感じるね。
  それと「ぼたん」という名の芸者(太地喜和子)と、大阪の美人芸者役の
  松坂慶子が絶品だったな。
熊: おれ、吉永小百合と、タコの娘が好きだね。
八つぁん: 本当に暇だね。でもマドンナ役は永遠に残るから女冥利に尽きるよ。
大家: 暇だから、自由気ままにに書けるんじゃないか。金も大事だが、時間も
  大事なんだよ。こんど暇をみて『男はつらいよ』の映画評をしましょうよ。
――
八つぁん: 二年前に、トラさんや、あんた方のような人たちが書いてあったよ!
  《豊かな貧困者》 とね! 
寅: あんた、さしずめ《豊かな時間持》じゃないですか。
大家: 問題は、その使い方だよ。使い方!生きた時間でこそ、
  豊かな時間持と言えるんですよ。 ところでワシな如何だろう?

・・・・・・
5453,人生で最も大切な技術 ー23 豊かな貧困者
2016年02月19日(金)
       『幸福の探求―人生で最も大切な技術』マチウ リカール著
   * ハッピープアー(豊かな貧困者)の存在
「豊かな貧困者」の言葉が意味深長。 仏教用語の「無一物中無尽蔵」の意味、
「人間は無一物が本来の姿だから 、それに徹したとき、逆に一切が無限に出現
する自在の境地が開ける」と似ている。最貧の状態が、最も豊かになることも
ある。 その具体的なケースとすれば解りやすい。 〜その辺りから
≪ 心理学者グループの研究にハッピープアー(幸福な貧困者)と呼ばれる層
 に関するテーマだが、ストレスに苛まれている富裕層が羨むような、陽気で
苦労知らずの人たちをこう呼んでいる。ディエナーによって実施された研究も
その一つ。カルカッタの路上生活者とスラム居住者を対象にした調査から、
彼らの家庭生活、友情、道徳、食事、喜びを含む各種の分野における満足度が、
大学生レベルとほとんど変わらないことが判明した。
 一方、社会的、感情的な愛着をほとんど断ち切っているサンフランシスコの
路上や保護施設生活者の場合は「非常に不幸」と答えている。社会学者たちは、
このハッピー・プア現象の説明に、以下の事実を根拠にしている。
 カルカッタの貧困層の多くは、社会的、経済的な立場が向上する希望を
まったく放棄している結果、この点で不安を感じない。しかも彼らは、食品
などの極めてささやかな物質を手に入れることで容易に満足感を得ている。
 ハッピー・プアが単純極まりない楽観論者だ、とは言い切れない。
チベット語の教材を印刷するために、デリーの貧困地区に暮らしていた
ことがある。ボロボロの三輪車の後ろに客を乗せて人力車のペダルを一日中
踏み続ける、リキシャ仲間がたくさんできた。冬の夜は、道端の空箱や
ダンボールをくべて焚き火をして集まるのが常だった。大声で会話しては、
大笑いをし、あたりを騒がせていた。中には流行歌を歌う者もいた。
焚き火が消える頃には、それぞれの三輪車の中で眠る、という日常。
彼らの生活は楽とは程遠い、非常に辛いものだろう。だが、その善良性と
無頓着こそが彼らを幸福にしているのである。ストレスを溜めこんでいるパリ
の広告代理店や証券市場の連中よりはるかに幸福だ、と考えざるを得ない。
 年老いたブータンの小作人のことも忘れることができない。私のいた僧院
の若い僧院長が、新品のシャツと1000ルピーを差し出すと、小作人は、
「300ルピー(約7ドル)以上を手にしたことは一度もありません」と、
おどおどしながら話した。僧院長が「心配事はないか」と聞くと、
しばらく考え込んでこう答えたのである。
「はい、雨の季節に森を歩くとき吸いつく蛭です」
「他には何かないか」「それ以外ありません」
かの有名な樽に暮らすディオゲネスがアレキサンダー大王に向かって告げた。
「王よ、私はあなたより偉大です。なぜなら、王が所有したよりはるかに多く
を捨て去ったのだから」。ブータンの小作農の単純さには、偉大な哲学者の
言葉と同じ重さがあるとは言えないだろうが、幸福と満足度が富に正比例
しないことをはっきり示している。驚いたことに、米国人の80%が幸福である、
と答えている。ただ、表面に現れている数字と現状には大きな落差がある。
物質的な状況は改善されているのに、若い世代のうつ病は、1960年代の10倍
に膨れ上がり、それが低年齢層に蔓延しつつある。40年前、うつ病に初めて
罹患する年齢は平均29歳だった。それが今日では14歳に低下。
世界の年間死亡者の2%が自殺で死亡し、戦争や殺人を上回る。米国では、
躁うつ病の患者の自殺が十代男女の死因の2位に上昇している。
スウェーデンでは、学生の自殺が1950年以降260%という驚異的上昇を記録。≫
▼ 準備を含めた45年間の事業人生を終えて、丸裸? で、現在は家内名義の
 自宅で、家内リッチで、私はプアー。しかし、何故か心はハッピ?ープアー
そのもの。だから、卑しい?目線に快感すら感じることがある。実際に、
今日明日の生活に貧する路頭に迷ったら、その余裕はないのだろうが。
デリーのリキシャの明るさの一端が、少しは解る? それが、最大の収穫。
今さら現象としてのコスプレの衣装が、汚れ、擦切れたとして、着たきり雀
のコスプレを羨ましいとは思えないし、逆に、暑苦しくない? と、書くと、
逆だろうと勘違いされるか。 これだけは経験しないと分からないこと。
 話題の川柳〜 我が家では イエスかハイの 二択制   (/へ\*)")ウゥ
で、これも偶然だが、以下の内容に丁度よく繋がっていく。 (_ _。)
・・・・・・
4357, 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 −2
2013年02月19日(火)
    「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」 橘玲 著
  * 愛情空間、友情空間、貨幣空間
 私たちは、まず家族、そして友人を第一に考える。そして職場の仲間、
定年になれば趣味仲間になる。しかし貨幣を媒体とする買い物やサービスを
受ける付合いもある。それらの空間を、愛情空間、友情空間、貨幣空間という。
家庭、職場、お店という空間である。その中で、いざとなると金である。
その魔力に、その隠された本性が現れ出る。貨幣で世の中の9割以上を
買うことが出来る実感がする。その本質は交換手段だが欲望を満たす手段。
金は自由そのもの。勤め人が我慢して働くのは、自分の自由を労働という
不自由と交換するため。しかし得た賃金は、自由そのものになる。
その交換の場を貨幣空間という絶妙な表現が良い。お金ほどグローバル価値
のものはない。空気と同じで、それが無くなれば今日の食事もままならない。 
 ーその辺りの要約すると
≪ 私たちにとって、一番大事なのは、家族や恋人などの関係である。
 これが八割ほどとみてよい。そして残りの19%が友人関係。ここには
 会社などの人間関係も含めて「政治空間」という。そして残りが貨幣関係。
 この関係は商品などを通して世界中ともつながる。中国製のユニクロの
 シャツなどは、その典型である。その関係は空間にある。
・愛情空間は2〜10人ぐらいの小さな人間関係で、半径10Mぐらい。
 ところが、この小さな世界が、人生の大半を占める。人間は太古より、
 愛情空間の出来事の中で、愛情を作ってきた。人間社会は親族のネット
 ワークで構成されていて、それを最優先をしても、誰も咎めをしない。
 愛の至上主義は、生命の進化の過程で人類の遺伝子に組み込まれてきた。 
 だから、愛が無くなるなどありえない。
・友情空間は、最大でも20〜30人ぐらい(普通は10人前後)、
 半径100Mほどの人間関係。政治空間まで広げても100人ぐらいでしかない。
 友情空間が大事なのも、人間が社会的動物だからだ。狩猟採集の時代、
 過酷な自然環境のなかで人類の祖先は群れをつくって身を守ってきた。
 群れから追放されることは死を意味していた。
・貨幣空間は、人間関係においては、わずかに1%だが、実際の範囲は、
 90%、いや99%を占めているといってよい。貨幣空間は、農耕と取引
 によって成立してから僅かに一万数千年しかない。ここに私たちが、貨幣空間
 に極めて少ない価値しか認めない理由がある。進化の歴史の重さによって、
 愛情や友情という人間関係に比べ、貨幣を介するつながりの重要性を正しく
 理解できないのだ。≫
▼ その貨幣価値は、一歩、愛情空間と友情空間を出ると、ほぼ全てが
 貨幣空間になる。新幹線に乗り、東京で同級会に出席してみれば分かる。
 その会も、友情空間と貨幣空間のミックス。家を出て、帰るまで、全てが
 貨幣空間になる。現実のシビアさと、家庭の温度はあまりに大きい。
 とはいえ、愛情空間と友情空間も、残酷で残忍の一面がある。
 愛憎空間というか。 ところが、これにネット空間が別に出来て、
 現実社会を覆ってきたのだから・・・  ーつづく
カーリング女子準決勝が18日、国家水泳センターで行われ、平昌五輪銅メダルで
世界ランキング7位の日本代表ロコ・ソラーレが、世界選手権を連覇している同2位
の強豪スイスを8−6で撃破して決勝進出を決めて銀メダル以上を確定させた。
 日本は1−2で迎えた後攻の第5エンドで、スキップ藤澤五月(30)がダブル
テークアウトを連発。一挙に4点を奪うビッグエンドとして逆転し、先攻の
第6エンドでも1点をスチール。第7エンドで3点を奪われながらも主導権を渡さず、
17日の1次リーグ最終戦で4−8と完敗を喫していた優勝候補のスイスから大金星を
もぎ取った。 
 日本は大会最終日の20日午前10時5分スタートの決勝で、スウェーデンを延長戦
の末に下した世界8位のイギリスと金メダルをかけて対戦する。平昌五輪でも銅
メダルを争った因縁のライバルだ。


7662,閑話小題 〜中国、ロシアも、他の手立てがないのか…

2022年02月18日(金)

   * このオリンピックで恥をかかされたロシアの怒りか
 何でまた、この時節にプーチンがウクライナ侵攻なのか… よほどプ〜チンが、
このオリンピックで恥をかかされたプ〜チンの怒りか… ならば、心の歪みは、
あまりに大きい。それに加えて、どれほどコロナ禍の経済の歪みが大きいのか…?
ロシアがソ連邦を回復するには、第三次世界大戦が必要。まあ、その負担は、
弱者たる一般大衆になる。まずは、隣国のウクライナ。中国にすれば、ウィグル
地区になる。まずは香港併合と、次は台湾、沖縄。 日本の脇があまりに甘い。
東京一極化で、東京湾、富士山山麓にでも、ミサイルでも一発撃ちこめば、簡単
に平伏す。これは、忠実な指人形の独裁国家の役割。 北京オリンピックの平和の
祭典も終盤をむかいて、次は、コロナ禍で、傷んだ経済の立て直しの番だが、
硬直化した共産主義体制では、手っ取り早い戦時体制が必要と相成る。

 百年前に第一次、第二次世界大戦が勃発。戦争名目で、独裁化が容易になった。
さて今では、丁度良い按配?でパンデミックが起きて、600万が死亡した。
この期は狙いどこ…? 

・・・・・・
6914,映画観賞 〜『京町ロワイヤル』
2020年02月18日(火)
   * 贋作づくり
 戦前までの実家の商売が骨董店だった。 終戦後から衣料量販店に鞍替え後は、
骨董収集を趣味にしていたため、幼児の頃から父親に連れられ、昔・仲の骨董店に、
茶道具や仏像などを見せられながら育った。 本物を見続けると、贋物の真偽の
見極めが培われるのは確かだが、それでも、御宝鑑定で、時どき外れる。
 骨董の世界は、「贋物を掴まされる方が悪い」というのが罷り通る世界。
そこに贋作づくりの土壌が出てくる。面白そうなのがないので、これを見ること
にしたが、やはり素人向け!だが面白かった。     評価:80点
   
  =サイトの内容紹介より=
【◉ 犯罪映画の中でも軽めのケイパー・フィルム、また巧みな話術や贋物を使い
 金品を騙し取るコンゲームものは、欧米で根強い人気を保つサブジャンルだが、
日本ではさほどコンスタントに作られているわけではない。 
 今回で2作目の「嘘八百」シリーズは、そうした洋画のサブジャンルの型を借り
つつも、茶器を中心とする骨董趣味を加え、鼠小僧に代表される義賊の伝統も
受け継ぎ、日本ならではの“コンゲーム・コメディ”を確立しつつある。
 ◉「スティング」や「オーシャンズ」シリーズなどの賊たちはたいてい伊達者
で洗練されているのに対し、中井貴一と佐々木蔵之介の垢抜けない、やぼったい
 感じが邦画の喜劇に似合い、親近感がわく。1作目の成功を受けてか広末涼子を
筆頭に新顔の俳優陣も多彩に。主役2人と広末の恋のさや当てで娯楽色が増した。
居酒屋「土竜」に集う贋作師3人組(坂田利夫、木下ほうか、宇野祥平)が 
今回もいい味を添えている。】
 ―
【 ◉ 茶番劇: 前回もだけど、今回も何もかもが中途半端に終わり、
 悪人達の悪事を白日の下にさらす事に至らず、結局茶番劇でしたね。
中井・佐々木達が悪人達の悪事を暴くテレビの生放送も実際のところ、
お茶の間に届けていないんでしょう。せっかくいいキャストが一堂に会し、
ベストを尽くして頑張ったのに、いろいろ残念】
 ―
▼ 海外ツアーに参加すると、主要都市では、美術館、考古博物館がコースの
 入っている。これも回数を重ねると、何時の間にか目が肥えてくる。
欧米は、国家や財閥系の資産家は、御宝を惜しみなく積極的に公開する。 
国宝モノは、人類の遺産という概念が刷り込まれていることもある。
それらを見続けていると、贋作や、二流品が、直感的に解ること。としても、
一流の作り手の模写は、当人の味が加わり、それなりの作品になる。
一流画家は、まずは模写から、その基礎能力を築いていく。趣向にも買取り、
それを楽しむタイプと、見るだけで充分の人がいる。としても、贋作づくりの
世界も深いようだ。一番、恐ろしいのは素人の自信。相手は手練手管。
ドッコイショと持上げて、次はヒネリ倒してくる。

・・・・・・
6549,読書日記 〜すべての悩みは対人関係
2019年02月18日(月)
        『アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』小倉広・著
   * 一つ皮剥きゃホンダラホイホイ!
 またまたアドラーである。19・20世紀が、フロイト、ユングが潮流なら、
21世紀の混沌とした時代はアドラーである。これまでアドラーについて幾つか
書いてきた。彼は、フロイト、ユングに並ぶ心理学者で、<過去に縛られること
なく、未来を変えることができる>の未来志向がベースにある。
  〜 面白い個所を抜粋すると
≪ アドラーは、言いました。
<たった一人で住んでいる世捨て人のような人さえも、実は他人の目を気にする>
ある村に世俗的な欲望を捨てた仙人のような人がいた。彼は村に住むことを拒否。
山の中に掘っ建て小屋を造って自給自足で住んでいた。村人と交流することに
意味を感じなかった。
 ある日、その村が大火事になり、村は荒れ果て、人々はその土地を捨てて、
他の土地に移住することになり、大移住をしたのです。すると驚いたことに、
その仙人のような男までもが移住して、新しい村を見渡せる新たな山に引越した。
実は世捨て人のような人は、人間関係を捨てたのではなく、「世俗の欲望」を
捨てた仙人のように『清らか』で『優れた』であると村人から思われたかった
だけだった。「観客」がいない場所で生きることに堪えられないかったのです。
『最近ウツっぽい』『忙しくて休みが取れない』など、内面の悩みに思え
言葉も、すべて対人関係の問題に起因している。
――
・人間であるということは、劣等感を持つということ
           ・・・劣等感と優越性追求について
・「強く見せる」努力をするな。「強くなる」努力をせよ
           ・・・優越コンプレックスについて
・「弱さ」を武器にしても人生は変わらない
           ・・・劣等コンプレックスについて
・勇気がない人は「特別」であろうとする。
 勇気がある人は「普通」であろうとする
           ・・・勇気について
・あらゆる過ちは「共同体感覚の欠如」に起因する
           ・・・共同体感覚について
・激しい感情を使う人は強い劣等感がある
           ・・・感情について
・あなたには貢献する能力があり価値がある
           ・・・勇気づけについて
・ひとつのことができれば他のこともできる
           ・・・自己変革について   ≫
――
▼ アドラーについての読書録を書いていた筈とHP内検索をかけると、
あるある。真面目に、真剣に取上げている。暗く、混沌の時代であればこそ
未来志向のベースが必要になる。すべての悩みは
対人関係にあり、それは3つの課題にありと… 
 1つ目が「仕事の課題」
 2つ目が「交友の課題」
 3つ目が「愛の課題」
フランクル心理学の3つ価値に似ている。
 1つ目が、「創造価値」
 2つ目が、「体験価値」
 3つ目が、「態度価値」 
<良く働き、良く遊び、良く学ぶ> の3つの切口。
 フランクも、少しアドラーをパクった? 
より納得できるのは、フランクだが… 

――――
2018/11/14
つれづれに哲学 〜アドラーから学ぶ −3                
             <「生きづらさからの脱却」岸見一郎著>
   * 「価値低減傾向」と虐め
 本書で、虚栄心に満ちた人に見られる「価値低減傾向」について取上げている。
誰でも持っている内幕情報など覗き込み願望も、これ。‘子ぎつね’‘腹グロ’
と敬遠され、その場の空気が汚れる為、名前を出すことすらしない。自分に甘く、
他人に厳しくが、もっとも端的に現れるから始末が悪い。特に、これを営業ネタ
と活用をしているコテコテの小悪党。その毒は、対象の人間を自殺に追いやる程、
効果がある。当人が、どれ程、怨まれているか、全く気づかない。
人は短所の特徴で他人を呼ぶ傾向がある。 子供の頃から『アダナ』など、
自然と「価値低減傾向」をしているのである。
  〜この言葉をネット辞書で検索すると
≪ 優越感を持とうとするあまり、他人の価値を貶める発言や行為をする… 
 …いわゆるマウンティング。相手をケナすことで自分の価値を上げようとする
ものの、実際には相手をケナしたところでその人本人の価値が上がるわけでない。
ところが本人はそのことに気づいていないため、必死にそれを繰り返す。
優越感を持ちたい人は、家族や知人間で価値ある人間だと思われたい。
そして自分に価値が無ければ家族や仲間が離れてしまう恐怖を抱えている。
そのため家族や仲間が離れていかないよう、自分にそれだけの価値があると
思わせたい。しかし自分にそれほどの価値があると証明できないなら、家族や
仲間の価値を下げればいい…というNot-Self(自分らしくない状態)に陥る。≫
 ―
▼ 娑婆には、このコテコテの小キツネが面白いほど存在する。
 他人の不幸は蜜の味と、蜜を振りまいている輩たち。
『メシウマ』=「他人の不幸で今日も飯がうまい!」。
『メシマズ』=「人の不幸でメシが不味い!」と、粗探しを酒のツマミにする。
それが、「生きづらさを自ら生産していることに自ら気づかない。
アドラーは、この性を「価値低減傾向」と名づけ戒める。 
 ところで、私たち、これを自分の過去に対してしるのでは? 
青少年期頃の若気の至りのフラッシュからウジウジして… 酷いのになると、
痴呆症の悪例として、身近な人に、遥か昔の脚色をつけた窃盗などの妄想を
ぶつける。「価値低減傾向』より性質が悪い話を聞く。日本社会の特徴の一つ
に「同調圧力」の強さと「自尊意識の低さ」がある。自尊心が無いため、他者に
対する異質を取上げ、攻撃にまわる。その人のそれは、歪んだ自虐でもある。
 
――――
2018/11/12
つれづれに哲学 〜アドラーから学ぶ −2 感動を使う!             
             <「生きづらさからの脱却」岸見一郎著>
   * アリストテレスの「原因論」
      〜「質料因」「形相因」と、「起動因」
 社会や、物事の原因を簡明の読み解くに、解りやすい事例である。
≪ アリストテレスは、彫刻を例に原因を、次の4つに分類している。
・まず、青銅、大理石、粘土などがなければ兆候は出来ない。この場合、
 これらは、彫刻の「質料因」(何からできているか)である。
・次に、「形相因」(何であるか)。彫刻が何を現しているかということ。
 彫刻家は像を刻むに時に、何をつくろうかというイメージを持っている。
・原因の三つめは「起動因」(動がそこから始まる始現)である。
 父親が子供の始原であるように、彫刻家が彫刻の起動因である。
・さらにアリストテレスは、これらの他に、「目的因」(何のために成立
 したか)を考える。彫刻家が、彫刻を望まない限り、彫刻は存在しない。≫
 ―
   * アドラーの「原因」論
 〜 感情も脳も、感動さえ使う、極意とは 〜
≪ アドラーも、行動について「なぜ」と問う時、「原因」という言葉を使う。
アドラーは「なぜ」という問いによって、行動の「目的」を答えとして期待して
いる。「どこから」でなく、「どこへ」を問うのである。アドラーの「原因」は、
プラトン、アリストテレスのいう4つの原因のうちの「目的因」である。…
アドラーは、他の原因は目的に従属していると考えた。
  ―使用の心理学―
 …またアドラー心理学は「所有(何が与えられているか)の心理学」でなく、
「所有(与えられたものをどう使うか)の心理学」である。人が置かれている
状況がそのまま人のありかたを決定するのではない。
『大切なのは、何が与えられているかでなく、与えられたものを如何使うか』
 … アドラーは、アリストテレスの原因論にプラスして「目的」を加えた。
目的論とは、「善」を目指し、それを目的にしているという観点から行動や
症状などを理解することである。 脳を例えると、私と脳は別物であり、私が
脳を使うのであって、脳が私を使うのではない。脳は大事ではあるが、人が行動
する時、それによって目標を決める起源ではなく、脳が心を支配するわけでない。
【善を実現する目的のため、脳を使う。】のである。
  ―感情を使う―
感情もまた、我々を支配するのではなく、感情をある目的のため使うのである。
感情は意志の力によって左右する。交通事故で車をぶつけられた時に、男は
美人と意地悪そうな相手では全く対応が違ってくる。感情なぞ使い方で如何様に
良くも悪くもなる。ヒトラーは大衆煽動に怒りの力を利用した。怒りは、隠れた
エネルギーとして直接的になる。

▼「感情を使う」の論を考えていると、「感動をつかう」の言葉が類推された。
秘・異郷ツアーの旅先で、何度も何度も感動体験をする。その結果、脳に蓄積
された精神面でのデ・トックス(体内に溜まった有害な毒物を排出させること)
で、心というより、魂の解放を実感する。「感動を使う」こと、そのものになる。
早朝の一時間のミニ・チャリも、小さな感動の旅になる。目的は、デ・トックス
の「善」の自己実現。このブログの書き込みも一種のデ・トックスになっている。

――――
2018/11/07
つれづれに哲学 〜アドラーから学ぶ               
          「生きづらさからの脱却」岸見一郎著
 * 今でもバカやってんだ!
  人生を10年スパンで振返りってみて、
・10歳までは明るい性格だったが、
・小5の頃からの十代は母親が重度の欝病と、直ぐ上の兄や同級生からの虐めや、
 受験勉強もあって、アドラーのいう‘嘆きの谷’暗い10年間に迷い込んでいた。
・20代の‘嘆きの谷’から外に向け一歩踏み出せたキッカケは、20歳の夏休みの
「キリスト教倫理」の教授の夏休みの課題、【人生設計のレポートの提出】。
 まだ学生時代に馴染めず茫洋としていた私に、『将来設計、どうで生きる?』
 と、ナイフの切っ先を喉に突きつけられたようであった。 
その夏、学生寮のOBが夫婦でペアレント(管理人)をしている軽井沢の山荘で、
若い宿泊者や、ヘルパー仲間と夕食後に談笑し、様々な立ち位置や、生活環境を
話したり、聞きながら、ひと夏、自分の人生の方向を考えてみた。 いまから
考えると、最善の環境に引き付けられていた。様々な生き様が、学生仲間だけで
なく、一般社会の人たちの生の具体例の全てがヒントになっていた。
そこで得たのは、「自由に生きる!」「アイデンティティ(何もの?)」の問い。
 自由の第一歩が、「親からの自由」「血筋があればこそ、その人が存在する」。
都会生活に疲れ、癒しを求めてくる人の最初の質問は、『学生?社会人?』
『で、何処の学校、会社?』『どこの生まれで、実家は何している?』『趣味って
何?、クラブは何処に入ってるの?』が柱で、8割のレントゲン写真が出来上がる。
そこで、合せ鏡で自分の将来設計を考えた。あまりに丁度良いオープンハウスの
ような寮生活の上に、今度は、その垣根を超えた山荘で、様々な人種、それも
自由闊達な明るい未来を信じて笑っている人達。20歳は、孵化しようとする時節。
高度成長期の真只中、明るい未来が広がっていた。せっかく頂いた恵まれた立場
を活かすには、皮肉なことに両親の創業を間近で体験した修羅場の追体験の設計。
「創業を目指す」の柱が思い浮んだ。 その時、暗い神経質な性格の‘嘆きの谷’
から次の谷に踏み出した一歩であった。それぞれ人生の修羅場の時節でもある。
 その頃、母親に訪ねた、『どうして、こんなにしてまで働くの?』に、
『10人の家族が生きるに、人の何倍か稼ぐ必要があっただけ。それと、仕事の
拡大と同時に、人は成長するのよ!』 成るほどと実感した。
 家の事情で、急遽、Uターンで帰ってきた時に心に決めたのは、「嘆きの谷」
の人のこと。(当時は、この簡明な言葉を知らなかった) せっかく落とした、
重荷を、そのまま背負った、不吉な神に憑りつかれた悲観的過ぎる人たち。
他者の噂話、失敗に異常に反応し、その攻撃で無為の人生の鬱憤を晴らす。
 温暖化の影響もあり、以前ほどの積雪はないが、それでも一年の4分の1は
雪に閉ざされる。そのハンデを理由に何もしない不運を嘆く。その鬱憤たるや… 
問題は、鬱憤を他者に振り向け互いにヘドロに陥ってしまう悪循環に嵌りこむ人。 
 峠道には、‘嘆きの谷’だけでなく、‘喜びの池’もある。そこは森に覆い
隠された奥にあるため、一見、目立たない。それも、森に立ち入らない人には、
その存在に気づかない。隠れた池の近くに、「嘆きの谷」の道とは全く違う
ルートが存在する。その翌年、その道に初めて立入ってみた。 そこは
光り輝く別世界。それを哲学的に説いたのが、アドラー。
‘嘆きの谷’の患者治療から、心理学を発展させたのが、フロイド、ユング。 
聞くところによると、そこにも抜け道があるそうな。ただし煉獄か地獄への小道。 
時に天国? それも、これも娑婆世界。 踊るか、踊らないか? 決めるのは、
おのれ独りで。


7661,閑話小題 〜ロシアのウクライナ侵攻は…

2022年02月17日(木)

   * 嫌なのは嫌なら仕方がないだろうに
 共産主義国家が、解体した結果、ロシア以外は自由諸国圏に入った。
それを西側の陰謀と決めつけ、数十年経過した現在、東側に復帰しろとは、
これ如何に。それも武力で… ナチと同じ論理である。自由と平等の選択の
難しい問題も含むため、様々な矛盾を含むが、それは、武力では左右する事が
問題になる。共学の学校のNO1女子の問題と同じ。外見か能力かの選択にもなる。
誰が、卓越した指導者の独裁か、選挙で選抜して、判断を委ねるか…プーチン
は、KGB(秘密警察)出身で陰謀渦巻く中で、勝ち抜いてきたエビデンスエ
リート!
 
様々な手法を駆使した殺人などは数知れず。その手順は卓越してきた。面倒な
相手は秘密裏に処分。色いろあったのだろうが… 政界をみていると、サッ処分
が妥当と思わざるを得ないのが、居ないこともないが、それも人間の内!
 あの北鮮の瀬戸際手法が、国際政治に通用してきたのを観て、我が国もと、
独裁国家の利点を強調し、再度、共産主義連邦の創立を画策しようと一歩を
踏出した。一番のマイナスが、独裁国家へのお墨付きを与えること。人間の持つ
本質は{倫理観}が権力によって薄れること。 これこそが哲学の大命題になる。
今さらだが、何か己の中の「ハロー効果」が肥大化し、歯車が狂うのが人間様。
これが、心理的には、有もしない噂世界に惑わされ一生を棒にふる世間人!
 ―
【♦ハロー効果とは、ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずら
れて他の特徴の評価が歪められる現象のこと。 光背効果、後光効果とも呼ぶ。】

 ・・・・・・
6913,読書日記 〜『不幸論』といえば、中島義道である。
2020年02月17日(月)
読書日記 〜『不幸論』といえば、中島義道。
  
             『不幸論』 中島義道著
   * <どんな人生も不幸である>という結論
 全ての人の最期は「惨憺たる死」が誰へだてなく待ち受けている。
死ぬことは、一人称の『自分』が0人称になるのだから、一人称の自分は死な
ないというのは分る。‘死んでしまえば、それまでよ’である。最後の30分は、
地獄の苦しみタイムになるが、それも娑婆への未練の立切に必要欠くこと出来
ない事になる。 アルコール依存症とか、薬中の人には、楽しんだ分、苦痛が
上乗せされる。身近な二人称の人の死を凝視すると、やはり、『不幸論』って
いう論も分る。恵まれた人生ほど、最後の最後に、失う苦痛と苦悩は大きく圧し
掛かってくる。それも生きていればこそ。
 ―
  〜Amazon 内容紹介より〜
≪ 「幸せになろうね」「私はほんとうに幸せ者です」……。
 世に蔓延する「幸福でありたい症候群」。だがその幸福感は、他人の不幸や
「死」の存在を「知らないこと」「見ないこと」で支えられている。
本書では、古今東西溢れる「幸福論」とその信者たちの自己欺瞞を鋭く指摘。
さらに「他人(自分)を傷つけないために真実より嘘を語ること」を優先する
特殊日本的幸福論者の傲慢さ、怠惰さを赤裸々にする。
 著者は、長年の哲学的考察の果てに―どんな人生も不幸である―という結論に
辿りつく。この恐ろしく理不尽な「真実」をトコトン見すえて不幸に留まって
はどうか。そのほうが「よく生きる」ことができるのではないか、と提案。

 <目次>
第1章・幸福のための条件 
第2章・さまざまな幸福論 
第3章・幸福がもたらす害悪 
第4章・相対的不幸の諸相 
第5章・「死」という絶対的不幸 
第6章・自分自身の不幸を生きる

 著者の人生哲学が凝縮した、世界初の「不幸論」。
 ――――
▼ 私は如何だったか? 幸福・不幸感というのは、その時々に変わるもの。
 私は、3割が不幸感、7割が幸福である。それらは、現時点の躁鬱状態や、
体調に左右される。老化は病い、それも炎症。なる程、その実感がする

――――
2016年08月26日
堀井の居間 
   * 幸・不幸の実相
 10年位までは、青少年向きのテーマとして、その話題は一般的に避けられて
いた、幸福論、不幸論が表舞台に出てきた。世界的に政治・経済の停滞が、
起因している。 同じ人生で、これほど違うかと思うほど、孝・不幸の差がある。
よくみると、その差は親の愛情と、教養の差にあるようだ。
 人生の甘味、辛さも一通り味わったつもりだが、孝・不幸は、自己責任と、
痛感する。要するに、幸・不幸は起こってしまった現実の解釈と、受容の人生
への姿勢にある。それは長年かけた心のベースから派生する。それが稀弱な人は、
目先に動転、その責任を外に求めてしまう。自分の足で、地べたを踏み込むことが、
出来ないため、同類合い哀れむ群れで屯するしかない。こういうのを蓄群というが、
群れることで、己の思考を放棄するため、 何が問題かを知ることができない。
そして「残念な人生」をおくる。その自覚さえないから、それは「残念な人生」
ではないのだろう。 という論も、羊の群れを馬鹿にする山羊? でしかないが。

・・・・・・
4912,世界の美しいさを一つでも多く見つけたい ー4
2014年08月26日(火)
   * 現場の壮絶! 
 内容は 題名とは程遠く、映画や小説でさえ描写できない現実の凄みがある。
デジタル機器の進化で、生首を刎ねる写真や映像などがネットで流される。
臨検など今では無理。それにしても、このルポは、凄惨で、これが現実である。 
 ーその辺りからー
≪ 話を聞いてわかったのは、LRAの兵士たちのあまりに残忍な行動でした。
 彼らはまず戦力を増やすために村を襲い、食糧や金品を略奪します。
そして村人の中から子供を選び出し、彼らに銃を突きつけて自分の親や兄弟を
殺害させる。「この場で親の首を切れ。そうしなければ、おまえを殺すぞ」
そう脅して無理やりやらせるのです。家族を殺した子供は、村で生きていく
ことができません。兵士はそんな子供たちを連れ去り、部隊の兵士にする。
家族を殺させるのは、子供を村と決別させ、殺人マシーンにするべき通過儀礼
のようなものなのです。子供たちは部隊に入った後、全員が従順に兵士として
生きるわけでありません。途中で逃げ出したり、命令に従わなかったりする
こともあります。そんな時、ゲリラ兵は見せしめのために裏切った子供たちの
鼻や耳、それに唇を切り取ったりします。人間には見えないような容貌にする
ことで恐怖心を植え付けるのです。おそらくこうした事実だけ見れば、私は
LRAのゲリラ兵を「鬼南のような兵士」として描き、彼らにつかまって兵に
させられた子たちを「悲劇の被害者」として描いたはずです。でも、さらに
調べていくにつれ、違う側面があることもわかってきました。
LRAの子供兵の中には、誘拐されて兵士になった子以外に、自分の意思で自ら
兵士になった子もいるのです。貧しい農村で一生暮らすことが嫌になり、銃を
持って略奪をして暮らしをしたいと思っている子供、銃で人を殺して出世する
ことがカッコイイと思って参加する子、もともと反社会的な人格を持っていて、
それがエスカレートして、兵士になることを望んだ子供がいるのです。・・≫
▼ これに匹敵する残虐行為に、ドイツのナチと、カンボジアのポルポトに
 よる数百万単位の大量殺戮がある。北朝鮮も一歩内部に入れば、このような
弾圧が現在進行で行われている。中国文化大革命では1千万〜5千万人が虐殺
されたが、詳細は隠されている。25年前に桂林に行った時の現地添乗員が
『文化大革命時には、この辺りは死体の山だった。それが全国の各村で同じ
ように・・・』と、何気なく話すのを聞き耳を疑った。当時は、日本国内では
タブーで、現地であればこそ聞けた話。 島国で、海で外界から守られ、
平和ボケの日本。グローバル化は、その平和を儚くも砕いてしまう。 
憲法を変えるのは当然のことだが・・ この国では無理?  
〜 また偶然だが、以下の二年前の随想日記に続く! 〜
・・・・・・・・・・・
4170, 金正日の料理人
2012年08月26日(日)
  * 若きドン様の親の敵討ちは残酷!
 何気なくTVをみていたら、北朝鮮の金正日の元料理人が出ていた。これが
漫画的ドラマ仕立。その男が、「金正恩に招待され北朝鮮に行ってきた内容」
で、金正恩や、そののファミリーと食事をした写真があった。 父・金正日を
裏切り逃げ帰った過去全てを水に流してくれた温情深い現在のドン様に感激
している、という筋書き。その日本人は現地に妻と二人の子供を残してきたが、
正恩の計らいで残留家族と対面した。ところが、「料理人の長男が、再会した
二週間前の夜半に苦しみだし、両手を三回突上げ絶叫し、亡くなった」という。
心臓発作だった。
『呼び出しに応じたのを確認したと同時に、長男を毒殺し、家族に会わせて、
その事実を知らしめ、今度は長女を殺す、という脅しをかけ、北朝鮮の
メッセンジャーを暗に強要している』のは誰の目にも明らか。その後、妻と娘
を残して帰国し、TVに出演したのだが、その筋書きをキャスターに指摘されると、
「そうであっても、それでよいと思っている」という返事。北朝鮮に愚弄されて
いる姿が、そのまま出ていたが、陰湿で残酷な仕打ちのドラマ仕立。 
リアルで現在進行中のため、料理人が翻弄されている姿が痛々しい。 
独裁国家のドン様を裏切り愚弄すると、このザマになるという残酷ショー。
これは北朝鮮が茶の間に直接日本愚弄のメッセージをしてきたことになる。
逆にみれば、この程度の連中でしかない。マスコミが、料理人を抹殺するか、
パンダとして利用するか、パンダ利用になるのだろう。現地の家族が本当に
存在していたのか、そう持ちかけられたのか、本人の作り上げた物語なのか、
色いろの仮説がたつ。コミック漫画の悲劇、喜劇? くさい話だけは確かだが。
・・・・・
4545, 閑話小題 ー夏対策
2013年08月26日(月)
   * 暑さ対策!
 居間、寝室では扇風機で冷をとるのが基本。しかし30度を超えるとクーラー
を付けるが、今年は、その頻度が多い。扇風機の場合は、補助として保冷剤の
入った首巻きを三つ冷凍庫で冷やし一時間ごとに入れ替える。これが効果がある。
更に先日、寝室用に保冷枕を購入し使い始めたが、これも良い。
冬生まれもあって夏の暑さには特に弱いが、それでも、いざとなればクーラー
があるという余裕があるから出来るのだろう。
   * 業種店が、新規出店?
 車で二分ほどの三沢のSCの運動ジムに週五日通っているが、道路一つ隔てた
敷地に2Fの建物の鉄骨が立ち上がってきた。3〜4ヶ月前に「地元のスポーツ店
が、東バイパス出口に出店!」という新聞記事を見ていたので、着工と同時に、
これでは?、と思っていたが、先日に家内から、それが地元スポーツ店と
知らされた。地元のスポーツ店も典型的な業種店。自然消滅は時間の問題と
見ていたが、それが新規の出店とは意外! 家内が言うには、「近くに高校や
中学が多いので、運動着やスポーツ用品が学校単位の需要があるのでは?」。 
家内の方が、よほど世情に詳しい。全国チェーン店が捨てた(地元しか手に
入らない)インサイダー営業が存在している、ということ? としても、
私には疑問が残るのは、私がアウトサイダーのため? それとも、幾つかの
SCの重なっている郊外の一等地で、大手のスポーツチェーンに囲まれ苦戦。
その原因が業種店の限界と知らず、スポーツ店の無店地帯の東バイパス地区に
移転で起死回生を図るためなのか?としたら・・ 最悪のケース。 
常識的にみれば破滅行為!しかし、街中から移転して20年?近く、ブランド物に
的を絞り、営業では学校関係に地道な営業努力の結果、二店目の出店に至った?
と、考えるしかない。立地センスは最適だが、黒鳥の舞降りる中で、どうなる? 
毎日のように、窓から見えているので書いたが・・ 更に最悪のケースは、
順調な数字を上げていて、移転でなく拡大としての二店目の場合。
恐ろしいのは二店目の甘い計画。
・・・・・・
3805, 哲学人 ー�
2011年08月26日(金)
 * 学生時代の恩恵 
 学生時代の恩恵は、現在でも大いに実感している。もしも学生時代に一度、
頭を粉々にしてなかったらと思うと・・ マギーは、ここでイギリスのエリート
学生の内面を正直に書いている。哲学と芸術の長い歴史が大学にあり、そこの
プログラムを学生はこなしているのである。都市には、美術館があって歴史的
名画を身近に見ることができる上に、コンサートも子供時代から親から連れて
行ってもらっている。 教養のベースが、風土の中に染み付いているのである。
  ー「哲学人」ブライアン・マギー著よりー
【 結局、大学が知性という面で私にしてくれたことの中で一番肝心なことは、
 知的価値が芸術的価値とは独立して存在しているということ、そして、知的
価値に関心を持つように仕向けてくれたことである。 一年目には、理知的で
気の合う仲間の中に、他にもまして知的な価値に傾倒している人がいることを
知ってカルチャーショックをうけたことである。彼らとの交流のかなで、
そうした価値を自分なりに受け入れられるようになるに三年目まで待たなければ
ならなかった。そのおかげで、知的価値は私にとって欠かせないものとなり、
私の人生と考え方に色褪せることのない彩を添えてくれた。
 ちなみに、私はこのような経験をしたおかげで、一部の聡明な人々に対する
理解を深めることができたのではないかと思っている。それは、さまざまな
理由から大学教育を受けたことがなく、そのためにこういだ経験をしていない
人々についてである。そういった人々がどんなものの見方をするか私はわかる
つもりだし、彼らの身になってみることもできる。 ひょっとしたら自分も
同じ立場になっていたかもしれないからだ。 正式な教育は、世界というものが
個人の見解や意識や関心や想定の単なる拡張ではないという考えを育むよう
仕向けてくれる。これは正式な教育が授けてくれる最大の恩恵である。
当然のことながら、こうした教育は他者の助けなしにできない。他者は私たち
個人をしばっている拘束をまぬがれているからである。けれども、ここから
導かれるのは、独学の者は生半可な教育を受けた程度にしかなりえないという、
残念だが逃れようのない事実である。 オックスフ・オード入学当時の私の
考え方にはっきりいって欠けていたもののうち、最も重要だったのは、その後の
経過を考えると、哲学ということになる。 人間の関心事の中で最も価値が
あって大切なものとして、哲学は確かに偉大な芸術に近い水準に達しているし、
その理由も似通っているように思う。どちらも、人間が到達しうる最も高い
レペルで真理を探究する活動である。どちらも物事の本質を、つまり存在の
根源的な神秘を探ろうとしている。それを果たせないとしても、人間の理解
に限界があるせいにすぎない。ショーペンハウアーが述ベているように
「芸術家が具体的に行なっていることを、哲学者は抽象的に行なっている。」
哲学者は自分の意見を概念で表現するよりほかなく、そして概念というものには
どうしても一般性がつきまとうため、哲学は芸術ほどの深みには到達できない
かもしれない。だがその一方で、哲学にはできても芸術にできないことがある。 
アイリス・マーギックは「よきにつけ悪しきにつけ、芸術は哲学より深い
ところに達する」と語ったが、哲学には芸術よりすぐれた面がいくらかはある
という意味ではそのとおりであるし、全体としては芸術に及ばないという
意味でもそのとおりである。】
▼ 芸術と哲学が教養のベースであるのは今さらだが、マギーの、このような
 文章を読むと、より芸術に触れておくべきだったと実感する。 芸術作品は、
作者の魂そのもの。それぞれの時代が生み出した人物が全霊を捧げて、作品の
中に魂を入れ込んだ名作である。それに直接触れ、感動するのが一番、人間の
魂を高めることになる。そのためには時間をかけて対象と向き合うしかない。


7660,閑話小題 〜去年の年末からYouTubeが…

2022年02月16日(水)

   * YouTubeが…ロシア、中国の宣伝道具に…
 観ている分には面白いが、もし闘わばの寒々してくるような殺戮兵器や、戦闘が
次々と、果てしなく出てくる。明かに脅しには最適な内容。これまでは、空からの
ドローンが目立っていたが、今は陸上部隊の戦車、ミサイルをAi化した戦略、戦術化
されたのが、これみよがしに出てくる。 プーチン自らが先頭に立って閲兵したり、
将軍風の軍服をきた古老を鼓舞する場面は、開戦覚悟を明らかに示している様子。
 <米国、英国連邦、UC諸国…対、露・中・北鮮の対立構造を鮮明にした冷戦構造の
構築そのもの> このコロナ禍で、長期景気低迷になれば、独裁者にとって足元が
不安定になる。その前に対立を鮮明にしておかなければならない苦肉の策。ロシア
二は資金不足のはず、今さら何でまた… 
 あの四人組にとって、他に考えられないからである。何が今さら社会主義。
その結果が独裁国家の恐怖政治家が生まれただけのこと。権力構造維持のための
パフォーマンスだが、流血の危険を伴う…何でまた現在か? 岸田ってのは何か。
…とすると、安倍の愛弟子の何とか女史が、最適だが…好き嫌いは別として阿部
元首相の再登場ですか。それだけ難しい局面に直になる。としても、小沢辺りしか
見当たらない脳がない野党は酷いもの。今月は、何れにしても、面白そうだ…
特にプ〜チンの最後っ屁が!

・・・・・・
7299,閑話小題 〜 引いてしまった話
2021年02月16日(火)
   * 会場が一瞬、引いてしまった話題
 30年以前の話だが、経営セミナーで、『経営だけでなく、普段の生活の中で、
聞きたいことがあったら丁度良いチャンスです、何か質問を』の司会者に、
やおら自信なさそうに御品の良い女性が…
『私は字が上手くて、何時も誰かに、貴女が書き込むと、誰もが嫌がられる!
意識的に下手に書いたら嫌味になるし… その対処って如何すべきでしょう?>…
…会場は一瞬にして凍りついていた。答えは『少し癖をつけるのが良いのでは?』
 それは純粋の気持ちから出ていればこそ! 人びとの記憶に永遠に残る質問? 
になった。
 
 
 もう一つは、金沢での勤務先の店のこと、客が誰ひとり居ない店内に、
『アララ閑古鳥が鳴いてるは!』に、相方が『閑古鳥って何の鳥?』も…
 
 大学受験を終えて、心配した姉の『どんな問題が出ての?』に対して、
『樋口一葉の代表作は?』があったので『背い比べ』と答えて…爆笑された
私めが、そこに居た。 他人事ではない。その年の大学受験は全て落第した。
実家には読書好きは、見当たらなかった。20年近く書き続けていれば、少な
からず、似たような誤りを書いているのだろうが、自身、知る由もなし。

・・・・・・
6183,閑話小題 〜座禅は心の安楽死 ー6
2018年02月16日(金)             
         『坐禅は心の安楽死〜ぼくの坐禅修行記』横尾忠則 (著)
   * ピラミッド・パワー 
 座禅の空間環境にはピラミッド空間は最適だろう。実家の仏間の一角に、
書斎コーナーがある。その環境が、ピラミッド・空間と似ている。仏間が
亡き先祖の魂、とりわけ両親の魂と同化しているような安堵感がある。
これを書上げ、アップした後に、仏前で祈っている。早朝のこの時間と、
9時から2時間の読書か、ネットサーフィンか、随想日記の下書きの時空間が
パワーの源になっている。
――

≪ ぼくがピラミッド・テントの中で座禅、あるいは瞑想をするようになって
 からの効果となると、まだわからない。 しかし、この中に座ると、
<自分が完全に外界から遮断されているという意識だけは強烈に起こってくる。
それと、同時に非常に特殊な空間によって保護されている安心感が得られ、
また普段と違ってある種の聖なる意識を伴った上昇感がある。>
 になるのが特徴。
 
 …アメリカにはフラナガンというピラミッド・パワーの研究者がいる。
彼とそのグループは過去数年間にわたって生体宇宙エネルギーと呼ばれる
エネルギーの諸現象に関して研究を続けているが、まだ誰一人としてこれこそが
そのエネルギーであると現実に示した者はいないという。このエネルギーは古来
から色いろな呼び方をされている。生体エネルギー、磁気エネルギー、プラーナ、
マーナ、クンダリーニ、気、その他で、これらのエネルギーの根源や特徴について
殆どが宗教的あるいは秘教的修法にかかわる見解ばかりである。 

 ピラミッド製品を取り寄せたパンフレットに、フラガン博士のパンフレットの
‘ピラミッドと、その生体宇宙エネルギーとの関係’の一部が紹介してある。
【 現在私の研究では、生体宇宙エネルギーは磁気の特殊性質によって起こる現象
 であることを実験的に確認しており、このエネルギーは宇宙の諸力と密接不離に
結びついています。 … 磁気形態共鳴によって、ミクロ的次元のエネルギーは
ピラミッドのようなマクロ的次元の形態の中に凝縮化されていくに違いない。
電磁スぺクタルに於ける周辺効果の場合には、このエネルギーはしばしば隠されて
しまいますが、これと同じように、このエネルギーは不可視の次元で存在し、ただ
その性質だけが現われてくるのです。さまざまな物理的現象がこのエネルギーを
現出せしめていても、このエネルギーの本性自体は人々の注意を引くことはない。 
このエネルギーは生体絶縁子によって引き付けられ、磁力と同じように熱や光を
発生しますが、この熱や光自体がこのエネルギーの正体ではありません。これら
多くの発見は、ピラミッドによってもたらされたものです。】
                   横尾忠則『わが坐禅修行記』より ≫
――
▼ 気といえば、学生時代のクラブで、「合気道」に属していた。演武が中心で
 実戦がないが、「気」の鍛錬で相手を丸め込む技。これも、大男のアスリート
には、実のところ敵わない。しかし、「気」が鍛錬されているため、少なくとも
相手に気合負けすることはない。宇宙の気と自ら一体化する訓練は、ヨガ、座禅
に通じるところがある。特に重視するのは呼吸。 ヨガも同様だが、聖なる意識
空間が、道場にある。4〜11月の早朝の信濃川土手へのポタリングも同じ。
 人間には7つのチャクラがあり、ヨガは第7のチャクラを活性化させることが
目的と言われている。ピラミッドには、そのチャクラを全開にしてくれるパワー
を引出すのが目的に創られたとは、驚きである。いま、思いだしたのが、以前、
『光の手』ー上・下』と『7つのチャクラ』を読んでいたこと。倉庫の書棚にある
筈だが。この2冊は手かざしで7つのチャクラの歪みを正し、病を治す、ヒーラー
への道しるべの内容である。長年かけた不摂生の中でも、現在、生き残っている
のは、聖なる?生活習慣と、内臓に向けた夜半の手かざしの習慣があるためか。 
毎日、心かけていることは、「ああ面白かった」と心の底からいえること。
そう考えると、結構、面白い日だった。有難いことだ。で、今日はシネマの日。
 『グレイテスト・ショーマン』を予定。
☆「地上でもっとも偉大なショーマン」と呼ばれた19世紀アメリカの
 実在の興行師P・T・バーナムの半生を描いたミュージカル… 面白そう。

・・・・・・
5450,閑話小題 〜木鶏クラブにて ー∩和づ生き方とは
2016年02月16日(火)
   * 創造的生き方とは
 去年の会で初めて会ったが、ここに新大医学部二年生が参加している。
平均60数歳の中で、良くぞと感心する。彼の一年終了後の一年間の休学は、
人生設計上、理想的に思えた。当時、『よく、その発想と決断が出きたね』
と褒めると、『「一年終了時の一年間の休学」は東大の医学部で流行ってる、
その真似しただけです』と謙虚な答え。私が知る限りの医者の選択肢には、
医院の開業医の独立(父親の開業医を引継も含め)か、勤務医での昇進
(山登り)がある。更に、僻地医療も専門にするか、あくまで都会にするか。
医師で探検家で大学教授など、様々な顔を持ち、 「グレートジャーニー」
で有名な関野 吉晴みたいに、探検を気ままする生き方もある。
直後に連れといく、近くのスナックに誘うと、喜んで参加したが、そこに
60歳半ばの男が話しかけてきた。それが、何と、内科の勤務医を66歳で退職
直後の、高校も、大学も、その学生の先輩という。
 本人にとって、医師としての人生設計上、知りたい情報の宝庫である、
嘘のような偶然の出会い。二人の話が盛り上っていたので、列車の都合で、
中座をしたが、普通なら誘われても断るのだろうが、求める何かがあると
感じたからだろう。こういう人に、偶然という形で、大いなるチャンス
を与えてくれる何かが存在する。大成のためには、この頃から志にそって、
着実に知識と経験を積み始めている若きエリートの一端を見た思いである。
父親は医師ではないが、祖父が精神科開業医で、退職した勤務医の近所にあり、
その医院の存在を知っていたような? 命を扱う医師こそ分厚い教養が必要。
分厚い教養を得るに、一年間の休学という予定挫折?こそ、代えがたい経験だ。
羨ましいというより、これからのキャリアを積むプロセスが大変だが、明るい
のが良い! で、以下の内容をHP内を検索、コピーしてみた。
・・・・・・
5086,タガメ女の正体  ー�
2015年02月16日(月)
         ー日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体〜深尾 葉子(著)
 子供の頃、小川で見かけたタガメが、カエルなどを主食にした肉食昆虫で、
捕食する姿から、夫婦に例え、「世の亭主は、すべからず女房にお金も人生も
吸いとられる」という切口が、なかなか説得力がある。〜その辺りから抜粋〜
 ≪ タガメとは、体長5〜6・5�の肉食の大型水中昆虫 ・・
 今から一〇年以上前、私はNHKのハイビジョン番組を観ていました。
琵琶湖近くにある〆里山の四季を追いかけるというもので、写真家の指導のもと
撮影された映像はそれは美しく、素敵だなあと目を奪われていると、初夏の水田
風景のなかでショッキングな映像にでくわしました。それはタガメの捕食シーン。
 じつはタガメというのは肉食で、魚やカエルを獲物にしています。
場合によっては、自分よりも身体が大きい生物をいったいどうやって捕まえる
のかというと、これがなかなかエグいやり方なのです。
 その映像では、まず土のなかに身を潜めて獲物がくるまでじっと待ちます。
そして、カエルが近くにやってきたらガバッと飛びつき、鎌状の前脚でガッチリ
と挟んだら、鋭い注射針くちばしのような口吻(鳥でいう噛)を刺します。
タンパク質を溶かす消化液を注入するのです。カエルも当初は異変に気づき、
「バタバタと必死にもがいているのですが、タガメの締め付けはハンパでは
ありません。やがて気力を失ったのか全身に毒がまわったのかグッタリ。
体内の消化液で溶かされ、肉をチューチューと吸われて絶命してしまいました。
番組ではそこまで映してはいませんが、タガメに吸い尽くされた獲物は骨と皮
しか残りません。言葉ではさほどではありませんが映画『エイリアン』を彷彿
とさせるグロテスクな捕食方法。タガメが「水中ギャング」と呼ばれる所以。
 そんな捕食シーンをハイビジョン映像で目の当たりにし、息をのみました。
自然界とはいえ、やはりひとつの命が奪われるシーンというのは衝撃的だった
ということもありますが、私にはこれが別の場面と重なって見えたからです。 
 『これって男と女の関係にそっくりじゃないか――』
 女はガッチリと男を捕まえて、月一万円という小遣いで身動きがとれない
ようにし、チュフユーと夫の収入と社会的なリソースを吸いつくすつ男たちは
といえば、最初はバタバタもがくも、やがて諦めたようにグッタリとして、
ゆっくりと収入やリソースを吸い尽くさ最後は骨と皮になって死んでいく。≫
▼ タガメ女の餌食の「カエル男」は、妻の洗脳で「ATM」と揶揄される
 タガメ女の搾取と奴隷生活を巧みな洗脳と人格改造により「それなりに幸せ」
と勘違いさせて心の平衡を保ち、保てない人間は職場で溢れたストレスを
パワハラ、セクハラ、不倫で発散させる。タガメの顔写真が、女性の股間に
見えてきた。これでカニバサミされ、一度食らいついたら骨の髄まで(ノД`) あ゙

・・・・・・
5816,緩和小題 〜しまった! ー 人は意味を探す  ー 4
2017年02月16日(木)     
       < しまった! 「失敗の心理」を科学する
       ジョゼフ・T・ハリナン (著) >
 人は意味(価値)を求めて生きている。当然、自分だけでなく、他人にも、
それを求める。男女別なく、死ぬまで生活をしていかなくてはならない。
まずは、その確保。そして好きなこと(趣味)を生涯続けることが出来れば、
これに越したことはない。 それが連れ合いと重なれば尚のことよい。そこで
連れ合いとの相性の問題(価値の共有)がある。 また連れ合いとのバランス
がある。相方は長期物(人)件?。選定の9割は間違えるか、長年かけ破損する。
それでも、何とか… 
  * 人生何を生業(なりわい)にし、何に価値を求めるか?
<名前が他の要素に比べて、さほど重要ではないことは、数年前の英国の実験で
 証明された。にせの人物のプロフィールを暗記させる実験だ。各プロフィール
に架空の名前のほかに、人物ゆかりの地名(出身地など)や職業、趣味といった、
にせの情報が記されている。たとえば、〖アン・コリンズ。有名なアマチュア
写真家。プリストル近郊在住。地元で訪問介護師として働いている〗とする。
 憶えていた第一が、職業で、69%。 第二位がタッチの差の68%で「趣味」。
第三位が、62%の「出身地」。最下位が、「名前」で、ファーストネーム(名)
が31%、ラストネームが30%しか憶えてなかった。なぜか、人は意味を求めて
いるため。その人の名がパン屋を営んでいることは姓がベーカリーより憶えやす
かった。人の名は、あまり意味がない恣意的につけられた「ラベル」でしかない。
それに対して、職業、趣味、場所は「意味論的に豊かで何かを意味している。>
――
▼ 当り前のことだが、その人となりの判断基準が生活を支える「職業」と、
長年かけて蓄積された「資産」。そして、「趣味」になる。 次に男なら、
「美形」と「センス」。女なら「出身地」「最終出身校」と続く。男は、実は
「美形」と「センス」ではない。 それに加えた身についた魅力で8割は知り
えるが、それでも数ヶ月は様子をみなければ…。当然、名前などどうでもいいが、
相手の注意を惹きたいなら、フルネームを覚えればよい… このことから、
人生如何に生きるを読みとく示唆がある。 まず職業を何にするか。そして何を
趣味にしたライフワークを続けるか。その為の学校の選択。その条件としての、
両親の職業(家柄)と、学歴の土台を元に、自分の特性をキャリアを加えていく。
それが、各自の人柄になる。「で、このザマ」が、知る限り万人に当てはまる。
 そう思えば、気が休まる。社会など、世間など、他人など、妄想でしかない。 
あるのは、行蔵と知恵だけ。遊べるうち、学べるうち、今のうち、人生を歩め!
・・・・・・
「ゴールデン・ルール」のコーナー
2015/12/02
武器としての決断思考 ー     
        ー武器としての決断思考〜 瀧本 哲史 (著)ー
 図書館で見つけた本で、京大の医学部で場違い?の『起業論』を教えている
内容に興味を引かれ借りてきた。医師の世界も、将来的に、そう甘くはない。
30年以上前に新潟で立ち上げた「木鶏クラブ」の会が、今も二ヶ月に一度、
開かれている。そのの例会に、年末か、年始に、年一回参加しているが、去年、
新大医学部の20歳の学生で、考えるところがあって、一年の休学をとって、
白紙で将来を考えたいという青年が来ていた。『思い切った判断だね!』
と褒めると、『教養課程で、一年の休学は東大医学部の学生の一部で
受継がれてきたのを聞き、考えるところがあり真似ただけ!』という。
この「武器としての決断思考」が、そういう人たちのバイブル?かどうかは
不明だが、私が人生を通し、学んできた要点を、軽く一冊に凝縮してある。 
『青年は荒野を目指せ!』である。でないと、溝沼の腐った一員になっていく。
 人生からみたら、「事前の一策は、事後の百策に勝る」の、具体例。
「事前に学んでおくべき人生戦略本」で、さすが、東大、京大医学部。
20歳の白紙の状態の決断は人生を大きく左右する。〜アマゾン内容紹介より
《 東大×京大×マッキンゼー式・決断の技術!
 本書は、著者がいま、京都大学で二十歳前後の学生に教えている
「意志決定の授業」を一冊に凝縮したもの。今後、カオスの時代を生きていく
若い世代にいちばん必要なのは、意思決定の方法を学ぶことであり、決断力を
身につけることです。もう過去のやり方は通用しないし、人生のレールみたい
なものもなくなってしまいました。「答え」は誰も教えてはくれません。
 となれば、自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていくしかないのです。
仕事をどうするか、家庭をどうするか、人生をどうするか? この本で私と
一緒に「自分で答えを出すための思考法」を学んでいきましょう。
きっと、あなたの人生を変える授業になるはずです。》
  〜カスタマーレビューより〜
《 筆者は、東大→マッキンゼー→京大准教授というエリート。
人生において、自分で考え、行動ができる事の重要性を説き、その秘訣を
伝授するとの趣旨。出版社である星海社新書という会社は、「戦う事を選んだ
次世代の仲間たちに、武器としての教養を配る事」を目的として謳っています。
私は、本屋で初めて見つけた本を買って読む事は、めったにないのですが、
思わず買いました。 内容はと申しますと、ガイダンスまでは期待通りで、
これからの厳しい世界を生き抜いていくには、知識・判断力・行動力・修正力
をバランスよく身につけるべき! と実例を交えながら、うなずきの連続。
ただし、本章に入ってからは、ほとんどがディベートの基礎講座。
(大雑把に言うと)ロジカルに物事を考え、常に(正解ではなく)最善解を
導いて、行動を起そう。状況が変化すれば、適宜修正をしていこう。それが
決断思考であり、自分の頭で考えて、自分で決めて行くという事!という内容。
日ごろから、ある程度、まともに物事を考えている人からすると、
同意こそすれ、目から鱗とまではいかないでしょうか。》
▼ ーはじめにーの「武器としての教養」を身につけろーが、この書の要約。
 学生時代の教養課程から専門課程で、何を目指すかを課題を無い頭を絞って
考えて結論を出したが、正に、著者の、この要約を地でいっていたようだった。
50年前の当時は、「坂の上の雲」を目指す高度成長時代の真只中。で、結果は、
バブル崩壊への転換を甘くみて、この結果? しかし、面白く、充実していた。
 で、現在は低成長時代の真逆の環境。だからこそ、ゲリラとして、それぞれが
実学としての武器としての教養が必要になる。 既に時代は氷河期に入った。 
 その中で、久々に? 面白い戦略本に出会った。来週、この会の忘年会に
出席予定だが、この青年、来ているかどうか?   ーつづく


7659,閑話小題 〜ロシアか、アメリカ大陸の選択なら…

2022年02月15日(火)

  * やはり、75歳の壁は、鋭く尖っている
◉ この三連休は、自宅でTVをみ放題。自然と、ロシアのウクライナ情勢のYouTube
を見ることに…! 何かプ〜チンの1人芝居に思えてくる。 ソ連解体後、他の東方
諸国が独立志向か、西側についたのが不満らしい。ロシアのスターリンの強行な弾圧
で、数百万、数千万を弾圧し、殺害…したのが、庶民に嫌われた結果。 …その上、
中国の香港、新羅ウィグル地区の弾圧も加わり、心が、いや魂が離反してしまった。
日本が中国に屈服して、中国、アメリカ大陸の選択に迫られたら、迷うことなく、
アメリカに脱出する。人間は生物。誰もが明るいアメリカを選択をする。
◉ ロシアが、中国による香港と台湾併合を横目に見ながら、我が国もと、思い
あがり、ウクライナ併合を画しているが、そうはいかない。ウォッカの飲み過ぎか、
はたまた、疲れか、ソ連の再興を夢見てか、思いもよらない強行(強攻)を実効
しようとしている。開いた口が塞がらないとは、こういうこと。ロシアらしいが…
時代錯誤もいいところ。恐らく、数年後には、内部分裂で削除されるのだろうが、
独裁国家の、成せる業である。
 ―
  * 去年の今頃は…
 直に考えられるのが、トランプからの揺さぶりのウクライナ問題の基点か。
少し、いやカナリ…?の白人第一主義のトランプにより、香港、ウィグル地区が
思いの外、簡単に入手が出来た。その二番目が、台湾と、プ〜と、裏密約で、実行
プロセスに… さほど、トラちゃんは、世界に悪い役割を果たして来た。
事第三次世界大戦が勃発すると、数千万、数億の死傷者が溢れかえることになる。
独裁者の恐ろしいのは、自己能力の限界の設定が難しくなること。まさかが起る
のが国際政治。
 金も、プ〜も、プ〜も、身体全身から醸し出す悪臭がする。 北鮮が、更に
酷いときちゃ、悪い?シナリオの可能性も有りうる。何とも恐ろしい限り。

・・・・・・
6912,閑話小題 〜過去19年分の、このブログ
2020年02月16日(日)
   * 20年分+α…の道標 (19年+当日1年=20年分)
 19年近く、こつこつ書き続けてきたブログ。毎日、書くためのテーマ探しや、
内容の文章化に気をとられてジックリと読返す余裕などなかった。しかし最近、
YaHooがブログを一方的に廃止をした。そのサイトには、日常の軽い話題を紹介
するツブヤキのツイッター代りにした気ばらしに丁度良かった… で、無情に
オジャンに。 と同時期に、【分類コーナー】サイトも中止になった。
YaHooのブログの全てを『はてな』のブログに統合、改めて、機能をみ直すと、
そこには、『分類』と『ブログ内検索』の機能があった。それに私が気付か
なかっただけ。そこで改めて過去文を読返すと、19年のエネルギーが道標とし、
残ってるようで新鮮に受け止められる。 それまでは、当日分を書く際に、
「過って書いたかどうか」を、『分類サイト』で内部検索して書いていた。 
iPadを家庭内でWI-FIで使っているが、家庭内の何処ても、何時でも、自分自身
と繋がることが可能になっている。間違えて入力した単語があるが、そこには
一日、2〜3時間かけた文章が残っている。
 5月になると、19年分+当日1年分=20年分になる。それは、土台になるが、
縛りにもなる上に、知り得た限界の察知になる。 『事業百訓』も含めると、
道標は更に増える。 …で、黒鳥数匹で、このあり様。 何やってんねん!の
御宅そのもの。 気持ちが沈んだ時、自信喪失の時、突如の叱責で動揺した時、
己を取囲んだ小さな塀に入りこみ、しばし行蔵の世界で、黙考すると少しは自分
を取り戻せる。書き続ける秘儀は、私にとっても絶大。想定する相手は、今日の
私以外の私と、明日と私である。 …何やら変な感覚になってきた。
 
〜以下の去年のテーマを読返すと、今年と同じく暖冬と不景気感が書いてある。
そのまま、今年にも使える内容。 今年は、これに加えて<新型コロナ>が
加わっている。サービス産業などの一線は、深刻で夜も眠れないだろう…   

・・・・・・
6546,閑話小題 〜地元長岡は、底知れぬ不景気感が…
2019年02月15日(金)
   * つれづれなるままに
☆ 先の3連休はYouTube観賞。今ではユーチューバ―で稼いでいるプロの一群が
 存在して、その内容は日々向上している。 1万のフォロアーで千円が相場。
 土日・祭日など週末にはテーマを絞って集中して見ている。 先週末は、
「ドローンレース」。先々週は「街中闘牛」。その前は「世界の景観」。これが、
 数カ月単位で大幅に内容が更新される。これでは地上波の番組は廃れて当然。
 今まではパソコンで見ていたのを大型TVに移行しただけで面白さが倍増する。
 刺激的動画を検索で探して見ていると、受動的に見ていたTVを、能動的にみて
 いるような感覚が奇妙。 その上に、Wowowで次々と映画や、新シリーズの
 ドラマが放映されるのを録画をするが、限られた時間の中で、300本の録画分
 を見ないまま消去することが多くなる。その繰返しが在庫の質を上げるため、
 面白いのが残る。映しださる世界は竜宮城の世界。 御宅とはかくあらん。 
 確かにバカになるが否かは内容による。10〜15日もかけて辿り着いたベスト
 ポイント絶景が現地の視覚より鮮明に映し出されるため、連日、感動、感激
 の連続。20年前に買って目の前の書棚に鎮座してある『世界のプピリチュアル・
 スポット』という大型写真集。 何これ?である。尤も、YouTubeの目録と
 割切れば良いだけだが。<何時も、TVのことばかり書いている… それだけ、
 撮影機種や、ドローンなどや、受信機能が向上。一般人が様々な視点から
 新鮮な画面を投稿するようになった。

☆ 積雪が、この時節まできて30〜40僂箸肋ない。そこで各店が慌てて冬物の
 逃げ切りバーゲンに入って暫くになる。恒例の冬物衣料の半額セールを目指し、
 イオンの紳士服売場を覗いたが、そこは売れ残りの山。 他山の石でも… 
 地元もスキー場も小雪で苦戦。
☆ ヨーカ堂が昨日、閉店をした、この半年で長岡、柏崎、上越店が閉店。
 家内が週に2回、川西のイオンのSJに行く。 数日前に駅でバスを下りて、
 ヨーカ堂を振返ってみると閉鎖…。 帰路、駅内専門街の「こころ」は、幾つ
 かの店が廃店。北銀は第四に吸収。そして、近くの地元スーパーに立寄ると、
 食品の値上げ。何やら底知れない恐怖を覚えたという。
☆ 女子大生の殺人事件。図書館で週刊誌の立読みで、援助交際の金銭トラブル?。 
 約束の金額の支払いで揉めた結果の殺人? 15〜30万につられて… 
 真面目な身持ちが固そうなお嬢さん風で! 一行にすると
〔女子大生、無銭援交・居直り殺人事件〕何やら薄気味悪い時代になった。

・・・・・・
6182,閑話小題 〜座禅は心の安楽死 ー5
2018年02月15日(木)            
         『坐禅は心の安楽死〜ぼくの坐禅修行記』横尾忠則 (著)
   * ピラミッド・パワー
著者の横尾は、家で座戦をする時は、瞑想用のピラミッド・テントを使う。
アメリカから取り寄せたもので、瞑想用につくられたもの。 これはエジプトの
ギゼーと同じ精密な比率を持ったもので、人体に実際に反映し、エネルギー場を
反射し、生成、蓄積することがあるということから、開発されたもの。私が
20歳代半ばの頃だったが、世界的大ブームになって、カーター大統領の出身地の
ジョージア州では60%の家庭が、ピラミッドを所有しており、テキサスのラレド
の病院でもピラミッド・テントが病室に置かれているという。ファラオの墓と
して建てられたとした説が、『人間成長の器械』として建てられた説が有力に
なっている。 ピラミッドによって発生するエネルギー場が人間の意識を上昇
させる目的という説である。 〜そこで、ウィキペディアで検索すると〜

・ピラミッドパワーとは、ピラミッド形の物体に宿っているとされる
 不思議な力のこと。
・1930年、エジプトのギザにあるクフ王のピラミッドを見学していた
 アントワーヌ・ボビーが、ピラミッド内に残された死骸が脱水状態である
 ことに不審を抱いて、再現実験を行ったのが最初と言われる。
・腐敗を防いだり、精神を集中させて悟りを開いたり大幅に頭の回転が速く
 なったりさせるといった効果があるとされているが、科学的根拠が無いため
 疑似科学の一つと考えられることが多い。日本では1970年代から1980年代
 にかけブームとなった。
目次
1 語られている効果


・・・・・
6911,映画観賞 +6910,『1917 ―命をかけた伝令』
2020年02月15日(土) 
    +6910、『正体をみせ始めた新型コロナ』
           <昨日、アップミスだったような…>
   * 正体をみせ始めた新型コロナ
 さて、伝染病は如何に?と、ネットニュースをみると、刺激的なニュースが.…。
この数日来、楽観論とは裏腹の感染者と死亡者数のニュースが流されている。
問題は、対応する薬品が皆無なこと。まだ感染者の死亡率が低いので、パニック
にならないが… としても、やはり非常事態だろう。義妹が、数日前に銀座に
行ったところ、普段の半分ぐらいで閑散としており、あれだけいた中国人の姿が
皆無だったとか。中国以外の国で、静かに浸透しているコロナ菌が、本格的に
表だってくるのが来週あたりか。これでは、誰も人混みの中に行けるわけがない。
株の暴落が起きてないのが、摩訶不思議。
   ―YaHoo ニュースより―
≪ 〜新型肺炎 1日で感染者1万5000人増の衝撃〜
封じ込め作戦は破綻したのか 湖北省・武漢市トップを更迭
13日、死者1300人、感染者6万人を突破。1日の感染者数(日計)は
約1万5100人とこれまでの最高だった約4000人を大幅に上回りました。
死者の数も日計で12日に255人を記録。10日の108人を上回りました。
1月23日以降、武漢市とその周辺の5600万人を“集団隔離”した封じ
込めは功を奏していないのでしょうか。
◉ これまでに確認された感染者6万332人のうち4万8206人が湖北省に集中
(約80%)しています。インペリアル・カレッジ・ロンドンMRCセンターも中国
の感染者数が重症化した患者に限られているのに対し、中国国外の感染者には
症状が現れていないマイルドなケースも含まれていると指摘していました。
◉ 一方、横浜港で隔離されているイギリス船籍のクルーズ船「ダイヤモンド・
プリンセス」で新たに44人の感染が確認され、感染が確認された乗員乗客は
計218人となりました。中国国外では最大の感染者数です。
クルーズ船は感染症に脆弱で、「海に浮かぶ培養皿」と呼ばれているほど。

  〜1879年の「海港虎列刺病伝染予防規則」〜
感染症が大きなニュースになると必ずと言って良いほど新聞のコラムに登場
するのが「コレラ船」の話です。幕末の開国で外国との交易が盛んになり、
感染症を水際で防ぐため1879年「海港虎列刺(コレラ)病伝染予防規則」が
公布されました。 その年、コレラが流行していた清からやって来たドイツ船
ヘスペリア号が検疫を拒否し、横浜に入港しました。当時、列強ドイツには
治外法権が認められており、日本は手出しできなかった。因果関係ははっきり
しませんが、その後、日本ではコレラが大流行し、死者10万人を数えました。≫


▼ これでは、オリンピック開催云々の話どころでなくなった。
 経済恐慌レベルのブラックスワンの飛来云々の可能性が? 
これにタクシー運転手の感染と、義母の死亡も不特定多数への感染の可能性も。
 ところで、トヨタの中古のコロナの相場が暴落しており、近く『新型コロナ』
が売り出されるが、この流感と同名でいいんでしょうか? 
これでは大相撲観戦、プロ野球観戦、春の甲子園、そしてデズニ―ランドなども、
その対策が出てきた。これってタイミング的にみて、大問題になって然るべき。

 ――――
 6911,映画観賞 〜『1917―命をかけた伝令』
  * 迷った挙句…
 恐そうだったが、邦モノの喜劇と、ドチラかと迷った挙句、これにした。
ところが、正解、面白かった。戦場に二人が伝令に出たところから、小さな
不安をかきたてる背景音が鳴り響く。そして、途中で、二人のうちの1人が
死んでしまう。それからは、完全に当人になったような臨場感が強くなる。
                         評価:90点
■押井守(映画監督)
『延々と続く塹壕を果てしなき長廻しでワンショット。凄いアクションもない
けど何より映画のスケールそのものを堪能できました。泥だらけなのに映像の
美しさは特筆もの。戦争映画なのに抒情的。いろんな意味で注目の一作です。』

■浅野美奈弥(モデル/料理家)
『途中、何度もやめたくなるけど諦めずに走り続けるというまさにフルマラソン
のような映画。主人公の気持ちと自分がマラソンの大会を走る時の気持ちが
リンクしてとても感動しました。さらにワンカットという点もみどころで、終始
ドキドキする緊張感を味わって観てもらえると思います。』
■神山健治(アニメーション監督)
『見始めて3分で嫌な予感がひろがる。主人公が置かれる状況も全編ワンカット
で撮影する技法も。シンプルだが困難なワンカット撮影に挑戦する映画は何年か
ごとに現れる。だがこの作品のワンカット撮影は物語が描き出さんとするテーマ
を補完して余りあるものだ。気がつけばワンカットで撮影されていることを忘れ、
主人公とともに戦場を駆けていた。素晴らしい、これぞ映画だ。』
■和田竜(作家)
『セリフも少ないし、兵士たちの背景も特に説明していない。にもかかわらず、
否応なく私たちは本作に没入し、劇的な場面ではかつてない衝撃を体験する。
最後にホッと希望も得られる。これもひとえに全編ワンカット映像だからこそ。』

 ―
▼ 映画の世界は、大画面と大音響が加わり、その臨場感は一段と高まった!
 私の場合、一週間のピークポイントをシネマ館での映画観賞。それだけの
ことは充分ある! 毎日の中でも、寝室内の閉ざされた空間でのドラマ観賞も
異世界に導いてくれる。また、このネットサーフィンも然り。
 ―
 ところで、新型コロナのその後、ますます、事態は深刻になってきた。
《国内の「市中感染」連鎖を警戒  経路不明、重症化対応が急務
                 2/14(金) 22:15配信  産経新聞
【 新型コロナウイルスをめぐり、日本国内で感染経路が「不明」の感染者が
 相次いで見つかり、日常生活の中で広がる「市中感染」が現実味を帯びている。
専門家は「新しい局面に入った」と警戒感を強め、重症者の早期発見と適切な
治療の必要性を呼びかける。いまだに3千人超の乗客乗員を抱え、感染者が後を
絶たないクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」への対応も続く中、国内の
検査・医療態勢は十分といえるのか。】


7658,閑話小題 〜現時点のYouTubeは、戦争モノ動画で満ち溢れている

2022年02月14日(月)

   * YouTubeは、戦争モノ動画で満ち溢れていた…
 このところ、YouTubeは、欧米の戦争モノの動画で満ち溢れている。
ロシアが、独り芝居を、お始めですか… 中国の台湾攻撃とは、チト違う論理。
昔モノの数千、数万単位の軍団が激突するのから、邦画ものでは、戦国時代の
モノが、それは残酷な首切りから、城攻めなど、正視に耐えにくいものなど、
それは惨劇が、大型画面内の動画で繰りひろがれている。4、5Kなるが故に、
迫力抜群だが、観る方にすれば、疲れが残る。それも次々と…
ナチの論理と同じではないか。

 最新鋭の武器を、これ見よがしに使い…何やら国家権力を駆使した背景が見え
隠れする。ロシアは、余程、新たな新型ミサイルに自信があるのか。ロシアの
侵攻は、その展示会の様になるだろう。 欧州が本気になれば、赤子の手を捻る
ように終わるのだろうが… ロシア・プ〜チンに、それだけの力量が無いのは、
誰の目にも明らか。今の老いた大統領を引きづり下すのが目的だろうが、現在の
アメリカには瀬戸際作戦が効果的としても、危険が大きすぎ。今週末から1ヶ月
が勝負どころになるが。…一つ間違えると、第3次世界大戦に突入も有得る。
世界恐慌も狙いにどこになるが…此処は勝負のしどころ。

 ソ連解体で、ロシアにすれば、西欧社会化が8割方が欧米より、一般大衆の
自由の欲求が、ここまでとは思ってなかった。プ〜チンが怒るのも解らないでも
ないが、これが現実。アメリカの8割の奴隷層は、『成功が淡い夢』と思いつつ、
必ず抜出せるという夢を日々、期待しながら生きている。それだけ、夢は重要。
収入の2、3割を宝籤を買い続けるか、積立をして資金化するか一発勝負になる…

 で、プ〜チンは、旧ソ連を夢見て世界を再編集する道を選んだ。
御仲間が中国の共産化への逆戻りになる。 従わないと、北朝鮮のような
‘皆殺し’か、一種・熱狂的な狂信国家だが、自由諸国も似たようで… 
あの野党のテイタラクからして… 何ともしようもない!

・・・・・・
6911,映画観賞 +6910,『1917 ―命をかけた伝令』
2020年02月15日(土)
    +6910、『正体をみせ始めた新型コロナ』
           <昨日、アップミスだったような…>
   * 正体をみせ始めた新型コロナ
 さて、伝染病は如何に?と、ネットニュースをみると、刺激的なニュースが.…。
この数日来、楽観論とは裏腹の感染者と死亡者数のニュースが流されている。
問題は、対応する薬品が皆無なこと。まだ感染者の死亡率が低いので、パニック
にならないが… としても、やはり非常事態だろう。義妹が、数日前に銀座に
行ったところ、普段の半分ぐらいで閑散としており、あれだけいた中国人の姿が
皆無だったとか。中国以外の国で、静かに浸透しているコロナ菌が、本格的に
表だってくるのが来週あたりか。これでは、誰も人混みの中に行けるわけがない。
株の暴落が起きてないのが、摩訶不思議。
   ―YaHoo ニュースより―
≪ 〜新型肺炎 1日で感染者1万5000人増の衝撃〜
封じ込め作戦は破綻したのか 湖北省・武漢市トップを更迭
13日、死者1300人、感染者6万人を突破。1日の感染者数(日計)は
約1万5100人とこれまでの最高だった約4000人を大幅に上回りました。
死者の数も日計で12日に255人を記録。10日の108人を上回りました。
1月23日以降、武漢市とその周辺の5600万人を“集団隔離”した封じ
込めは功を奏していないのでしょうか。
◉ これまでに確認された感染者6万332人のうち4万8206人が湖北省に集中
(約80%)しています。インペリアル・カレッジ・ロンドンMRCセンターも中国
の感染者数が重症化した患者に限られているのに対し、中国国外の感染者には
症状が現れていないマイルドなケースも含まれていると指摘していました。
◉ 一方、横浜港で隔離されているイギリス船籍のクルーズ船「ダイヤモンド・
プリンセス」で新たに44人の感染が確認され、感染が確認された乗員乗客は
計218人となりました。中国国外では最大の感染者数です。
クルーズ船は感染症に脆弱で、「海に浮かぶ培養皿」と呼ばれているほど。

  〜1879年の「海港虎列刺病伝染予防規則」〜
感染症が大きなニュースになると必ずと言って良いほど新聞のコラムに登場
するのが「コレラ船」の話です。幕末の開国で外国との交易が盛んになり、
感染症を水際で防ぐため1879年「海港虎列刺(コレラ)病伝染予防規則」が
公布されました。 その年、コレラが流行していた清からやって来たドイツ船
ヘスペリア号が検疫を拒否し、横浜に入港しました。当時、列強ドイツには
治外法権が認められており、日本は手出しできなかった。因果関係ははっきり
しませんが、その後、日本ではコレラが大流行し、死者10万人を数えました。≫


▼ これでは、オリンピック開催云々の話どころでなくなった。
 経済恐慌レベルのブラックスワンの飛来云々の可能性が? 
これにタクシー運転手の感染と、義母の死亡も不特定多数への感染の可能性も。
 ところで、トヨタの中古のコロナの相場が暴落しており、近く『新型コロナ』
が売り出されるが、この流感と同名でいいんでしょうか? 
これでは大相撲観戦、プロ野球観戦、春の甲子園、そしてデズニ―ランドなども、
その対策が出てきた。これってタイミング的にみて、大問題になって然るべき。

 ――――
 6911,映画観賞 〜『1917―命をかけた伝令』
  * 迷った挙句…
 恐そうだったが、邦モノの喜劇と、ドチラかと迷った挙句、これにした。
ところが、正解、面白かった。戦場に二人が伝令に出たところから、小さな
不安をかきたてる背景音が鳴り響く。そして、途中で、二人のうちの1人が
死んでしまう。それからは、完全に当人になったような臨場感が強くなる。
                         評価:90点
■押井守(映画監督)
『延々と続く塹壕を果てしなき長廻しでワンショット。凄いアクションもない
けど何より映画のスケールそのものを堪能できました。泥だらけなのに映像の
美しさは特筆もの。戦争映画なのに抒情的。いろんな意味で注目の一作です。』

■浅野美奈弥(モデル/料理家)
『途中、何度もやめたくなるけど諦めずに走り続けるというまさにフルマラソン
のような映画。主人公の気持ちと自分がマラソンの大会を走る時の気持ちが
リンクしてとても感動しました。さらにワンカットという点もみどころで、終始
ドキドキする緊張感を味わって観てもらえると思います。』
■神山健治(アニメーション監督)
『見始めて3分で嫌な予感がひろがる。主人公が置かれる状況も全編ワンカット
で撮影する技法も。シンプルだが困難なワンカット撮影に挑戦する映画は何年か
ごとに現れる。だがこの作品のワンカット撮影は物語が描き出さんとするテーマ
を補完して余りあるものだ。気がつけばワンカットで撮影されていることを忘れ、
主人公とともに戦場を駆けていた。素晴らしい、これぞ映画だ。』
■和田竜(作家)
『セリフも少ないし、兵士たちの背景も特に説明していない。にもかかわらず、
否応なく私たちは本作に没入し、劇的な場面ではかつてない衝撃を体験する。
最後にホッと希望も得られる。これもひとえに全編ワンカット映像だからこそ。』

 ―
▼ 映画の世界は、大画面と大音響が加わり、その臨場感は一段と高まった!
 私の場合、一週間のピークポイントをシネマ館での映画観賞。それだけの
ことは充分ある! 毎日の中でも、寝室内の閉ざされた空間でのドラマ観賞も
異世界に導いてくれる。また、このネットサーフィンも然り。
 ―
 ところで、新型コロナのその後、ますます、事態は深刻になってきた。
《国内の「市中感染」連鎖を警戒  経路不明、重症化対応が急務
                 2/14(金) 22:15配信  産経新聞
【 新型コロナウイルスをめぐり、日本国内で感染経路が「不明」の感染者が
 相次いで見つかり、日常生活の中で広がる「市中感染」が現実味を帯びている。
専門家は「新しい局面に入った」と警戒感を強め、重症者の早期発見と適切な
治療の必要性を呼びかける。いまだに3千人超の乗客乗員を抱え、感染者が後を
絶たないクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」への対応も続く中、国内の
検査・医療態勢は十分といえるのか。】

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