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堀井On-Line
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2015年12月03日(木)
ー武器としての決断思考〜 瀧本 哲史 (著)ー * 人間を自由にするための学問を ーリベラルアーツ 高度成長期は、20年以上も昔におわり、今では時代は氷河期に入ろうと しています。そこで選ばれし者同士の熾烈な戦い生じてくる。そのための 明らかなエリート教育が、これである。著者そのものが、更に選ばれし者。 自分自身の経験を、筋立てて教えればよい。 〜その辺りから抜粋〜 《 リベラルとは本来「自由」を意味する言葉で、アーツとは「技術」。 すなわち人間を自由にするための学問である。その基礎としての教養は、 10〜20代の若い時にそのベースをつくっておくべきである。 教養の起源は、古代ギリシャにまでさかのぼります。 当時の社会には奴隷制度があり、奴隷と非奴隷を分けるものとして、 学問の重要性がさけばれていました。かなり大ざっぱに言えば、 「学のない人間は奴隷として使われても仕方、ない」、ということです。 奴隷などというと、21世紀の日本で生活しているこの本の読者にはあまり 関係のない話のように思えますが、決してそんなことはありません。 私は、いまだからこそ、リベラルアーツが必要だと強く感じています。 それも、未来の日本を支えていく10代〜20代の若い世代にこそ必要なのです。 どうしてか? それを説明するため、京都大学医学部生の話をしたい。 * どうして京大医学部生の40パーセントが「起業論」を学ぶのか? 私は京都大学で、「意思決定論」だけでなく、「起業論」の授業も受け 持ってます。教えているのは、成功したベンチャー企業のケーススタディを 中心とした、実践的な起業の方法であり、その根底にあるべき考え方です。 その授業を受け持ってしばらく経ったときのこと。ふと履修者の情報を 整理してみたところ、驚くべきことに気づきました。 なんと、学部別の割合で見ると、医学部の学生がもっとも私の授業を 受けていたのです。その率、40パーセント。 京大医学部ば、東大医学部と双璧をなす最難関の学部として知られています。 卒業後は、ほぼ100パーセントの人間が医者になります。やりがいだけでなく、 高い社会的地位も報酬も得られ、まさに一生食いっぱぐれない安粛な人生を 約束されたはずのエリート中のエリートたちが、なぜ私の起業論の授業を 受けるのか?不思議に思い、私は学生にヒアリングを試みました。 すると、こんな答えが返ってきたのです。 「この国では、医者になったって幸せにはなれない」 「もう昔のように、医者髄お金持ち、という時代でもない」 「やりがいだけではやっていけない。新しい方法を見つけないと」 彼らは自分の将来に対し、明確な不安を抱いてました。》 ▼ 医者の卵でも、勤務医より開業医の方が遥かに恵まれていることと、 その開業(起業)のための知的準備を学生時代から始めておくべきも 知っている。だから、連れあいも、医師とか、資産家の娘の中から、 探すことになる。医師を目指そうというのは、本来、ある程度の資産が 必要条件である。開業するには、医師としての特性がなければ成立たない。 その特性を磨くには学生時代からの長期のリベラルアーツが必要となる。 「鬼に金棒」の金棒と、使い方は、学生時代から準備すべし、ということ。 ・・・・・・ 5011,幸福優位7つの法則 −3 2014年12月03日(水) 【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係】ショーン・エイカー著 * 法則2: 心のレバレッジ化 この法則は、マインドセットを変えて「気の持ち方を鍛えよ」ということ。 オバマが大統領になってから、黒人生徒の成績が飛躍的にのびて白人との差が 無くなった。黒人の自己不信が白人との成績の差になっていたが、オバマ効果 で、無くなったという。三年前の節目時などで実感することは、どんなこと でも、少し視点、支点を変えてみると、全く違ってくること。過去の経験で、 ある程度は分かってはいたが、最悪?の事態が、もしかして、最善ではないか という支点を変えると、その要素が幾らでも見えてくる。ーその辺からー ≪・シーソーで、支点を動かせば状況は変わる。大きな子の方に支点を 近づければ、その子の側が持ち上がりやすくなる。もっと近づければ、 今度は小さい子の方が大きな子よりも効果的に体重を使えるようになる。 さらに近づければ、最後には小さい子はシーソーから降りても、指一本で シーソーを動かし、大きな友達を持ち上げることもできる。つまりエネルギー が働く点を動かせば、シーソーを「天秤」から「強力なてこ」に変えられる。 これがまさにアルキメデスの言わんとしたこと。十分な長さのテコと、これ を置くことのできる台(支点)があれば、地球を持ち上げることさえできる。 私は、人の脳もこれと同じように働くのではないかと思った。潜在的な 可能性を最大にする力は、二つの重要な要素に基づく。一つはテコの長さ、 つまり「自分が持っていると信じる潜在能力や可能性」、もう一つは支点の 位置、つまり「変化を起こす力を生じさせるマインドセット」の二つである。 ・チームは幾つかの実験を行なった。アジア人女性を集めて2日に分けて同じ 難易度の数学のテストを受験させ、最初のテストの前には「女性は男性に 較べて数学が苦手」という話しをし、それを考えてもらってから試験を開始。 次に2回目のテストの前に「アジア人は他の人種よりも数学能力が高い」と いう話をし、それを考えてもらって受験させたところ、2回のテスト問題の 難易度は同じだったにも関わらず、2回目のテストは1回目より飛躍的に跳ね 上がった。難しい案件や困難な仕事に立ち向かう時には、意識して自分が 優れていると、自分が自信を持っていると考えるようにすれば良い。 ・他に「自分の能力はどんどん向上する」と考えている学生と、 「自分の能力は固定されている」と考えている学生をそれぞれグループ にし、一定期間ごとに英語の能力を計測した香港大学の事例も興味深い。 もちろん「自分の能力はどんどん向上する」と考えている学生の成績は どんどん良くなり、「自分の能力は固定されている」と考えているグループ の英語の成績はほとんど伸びなかったという。「うまくできる」と思っている 人はうまくできる。そして「ダメだろう」と思っている人はうまくできない。 ならば、自分の中にある「小さな自信」の「てこ」の場所を変えて支点を ずらすことで、「心のレバレッジ」がかかり、徐々に大きな事柄にも 自信を持って取り組めるようになるのだ。≫ ▼ 人生の節目は、マインドセットを変えるチャンス。節目で、その種の 本を読み、噛みしめてきた。大きな挫折には、多くのチャンスが隠されて いるが、問題は、それを見つけること。 節目では、過去をオフをし、新たな チャンスをトレードすること。その時に心のレバレッジが働く! 三年前の 支点変更に対するキーワードが、「森の生活からサバンナの世界へ」。 ・・・・・・ 4644, 一年で全米記憶力チャンピオンになれた理由 ー1 2013年12月03日(火) 著者自身の実験ドキュメンタリーにした面白い本。冒頭の一節からして 読者を引き込んでいく。外部記憶としてのデジカメ、パソコン、ネットが 際限なく進化している現在、今さら内部記憶力が、何になる?と、誰しもが 思うこと。しかし、その脳も、殆ど使われてない。 私のように、特に忘れやすいものにとって、惹かれる内容である。 ー内容紹介ー { 古代ギリシャで知識人の必須のツールであった「記憶術」と、最先端の 脳科学や一流のプロたちの技術習得の秘訣を学び、全米記憶力選手権で 優勝するまでの1年を描いた全米ベストセラーの話題作。われわれ一般人でも、 訓練すれば記憶の達人になれるのか? 記憶力はせいぜいで人並みであると 自称する新進気鋭の科学ジャーナリストが、古代ギリシャの時代から知識人 の間で受け継がれてきた由緒正しい記憶術を武器に、1年で記憶力の全米 チャンピオンに輝くまでを描いた実験ドキュメンタリー。著者が体験した 記憶力訓練の記録であり、また記憶力の競技会という奇妙な世界に生息する 愛すべき変わり者たちの物語である。古代から中世にかけて、知識人の必須 の教養であった「記憶術」の歴史も語られる。脳と記憶についての科学的な 考察もある。記憶の魅力に取り憑かれた著者が、好奇心の赴くままに記憶の 世界を縦横無尽に駆けめぐる。面白さと、知的興奮を与える1冊。} =冒頭の一節から= 《 紀元前5世紀の悲劇の宮殿。生き残ったのは彼だけだった。しばらくし 人々がやってきて、瓦礫をかき分け、捜索を始めた。指輪でも履物でも 何でもいい。そこに埋もれているのが自分の身内だと教えてくれるものが 見つかることを祈って。その少前、古代ギリシャの詩人、ケオスのシモニデス は、テッサリアの名士、スコパス家の祝典で歌を披露していた。 歌を終えて席に着くと、使者が彼の肩をたたいた。2人の男が馬でやってきて、 伝えたいことがあるので外で待っているという。彼は再び立ち上がって、扉に 向かった。外に出たまさにそのとき、宴会場の屋根がものすごい音を立て崩れ 落ち、大理石のかけらと埃が舞い散った。今、彼は、がれきと死体の海の中に 立ち尽くしていた。さっきまでにぎやかな笑い声が響いていた空間には、ただ 陰鬱な空気が立ち込めている。人々が必死にがれきを掘り起こしていくが、 瓦礫の中から引っ張り出された死体はひどく損傷していて、誰のものとも 見分けがつかない。誰がどの席に座っていたかわかる者もいないのだろう。 シモニデスはあらゆる感覚を自分の周囲に集中させ、頭の中で時計を巻戻した。 その時、記憶の概念を変える奇跡が起こった!―大理石のかけらが積み上って 柱になり、その上の装飾部分も蘇った。石のかけらは食器に、がれきから 突き出ていた木片はテーブルになった。彼は客人の一人ひとりに目をやった。 皆、悲劇が迫っているとは知らずに席に着いている。一番前の席でスコバスが 笑っている。彼の向かいには友人の詩人が座っていて、皿のソースをパンで すくっている。貴族の男性が気取った笑みを浮かべている。 窓を見やると、 使いの者が、こちらに向かってやってくる。何か重要な知らせがあるようだ―。 シモニデスは目を開けた。そして、混乱する人々の手を取り、ゆっくりと がれきの上に歩を進め、彼らの愛する人が座っていた場所へと案内した。 これが、記憶術が誕生した伝説の瞬間である。 》 ▼ 次回に、「シモニデスの記憶術」について書いてみるが、記憶にイメージ を使うことも知らずに、この年齢まできた。試験などの記憶は、とにもかく にも何度も口に出して繰り返すか、紙に書いて、それを何度も読み返す程度。 12年前に、読書の要点とか、その時どきの思いを、ブログに書いて、時系列 と、分類をすることを思い立った。ブログが出始めの頃で、これは個人用の HPだった。それを公開することで、逆に客観性を持たせ、内容のレベルを 落とせない?ようにした。外部記憶装置をネットに公開したことになる。 だから、底の浅い自分が、そのまま表出するが、今さら!と割り切れば、 これはこれで自己実現になっている。 ーつづく ・・・・・・ 4279, 閑話小題 ー中小企業420万社、円滑法適応は一割弱 2012年12月03日(月) * 中小企業420万社、円滑法適応は一割弱 先日の朝日新聞の記事に「中小企業支援 息切れ」という記事があった。 ーその概略はー ≪ 中小は来春の借金返済を先延しの「金融円滑法」の期限切れを向かえるが、 景気が更に悪化するなか、倒産が増え、不良債権がふくらむ恐れが出てきた。 全国の中小企業420万社のうち、円滑法の適応を受けているのは30〜 40万社と一割弱が適用をされたという。そのため、08,09年に1万5千件 を超えていた中小の倒産が、10、11年には一割減の1万3千前後に、今年 も似たような件数で終わりそう。円滑法の狙いはリーマンショックによる急激な 経済悪化を和らげ、会社を立て直す機会を与えることだった。だが改善は進まず、 繰り延ばしをする会社が多く、依存症になっている状態。一年の時限立法も、 二度も延期されたが、来年も、この事態では繰り延べもありうる。≫ ▼ 私も、この金融円滑法で何とか生きつないだが、それでも売上減は激しく、 ダウンした。リーマンショックによる地方経済への打撃は、想像を絶するほど。 地方では三割の中小は、今日明日の資金繰りにおわれているのが実情。 マスコミが、このまま打ち切りをした場合、その半分の20万社の倒産もあり うるというのも、あながち暴論とは思えない。一割としても3万社で、二倍。 さらに東北大震災が大きく消費マインドを冷やしてしまった。この記事で、 思いのほか金融法の適用が企業の一割に満たないのと、倒産が一年に一%もない のに驚いた。装置産業ほど借金が無いのだろう。私の事業では装置産業のため 一番、不景気に敏感な業種だったため、いち早く、影響を受けたことになった。 来春に延期しても、その翌年は消費税の増税があり、延期せざるを得なくなる。 その前に大クラッシュが起き自壊する?から、延期も、断行も大して 変わらない? この冬の寒さは特にこたえる! ・・・・・・ 3904, 精神力ーその偉大な力 ー5 2011年12月03日(土) * 決意の力は魔力のよう 何かをなすに、まず決意が最重要。決意が出来ないため、乱れた心や、 乱れた事態が身の回りに起こるのです。そのためには、熟慮を早々して 合理的前提から決意をすること。エマソンの言うとおり「人間は生命を受けた 宇宙の一片」である。人間は己にめざめ、己を自覚する宇宙の一片である。 その一片が、大生命力を表現したいのである。・・・ <人は、どんな事態にも正しい抜け道がある> <どんな事態にも解決がある> そう信念として持ち、行動すればよい。 そのために、何が正しく、何が正しくないかを見極め、一度見極めたら、決意 をすることである。ソクラテスは「善き人に起きることは、常に善きことです」 「善き人には悪は来ない」と言い、ダビデ王は「正しき人は見捨てられない」 と言った。・・ もし私たちの知るよりも、いっそう高い水準の正直さと高潔 さを持って行動し、自分の側だけでなく、相手の側も考えるなら――そして 正しい決意や、積極的信念や、同情や、愛を経て、大生命力が善のみを渡して くれると知るならば―その時は必ず正しい結果のみが続いて起ってくるもの。 * 成功も失敗も、精神がつくる 精神ー信念の、あの無限の素質を使うことができる唯一の場所は、私たちが 思考するところ。その思考の力は、マイナスに働く傾向が強い。そこで、自分を 深くみて、その奥の無限の素質や能力の泉を見い出せば、マイナスを乗り越える ことが可能になる。そのためには、正しさを見極め決意すること。 マイナスの雑草を抜き取り、新しいタネを蒔かなければなりません。 ▼ 迷いに迷っていたことが、最後の最後に決意した時に、それまでの迷いが ス〜ッと消え去っていく経験は誰も持っている。決意をしてしまえば、後は、 それまで障害と思っていた事態の解決のための手段を探す手順になっていく。 それでも、その見極めが甘く間違った方向に踏み出すことがある。その時、 結果が悪魔のように襲ってくる。それでも考え尽くした後で、自分の勘の命じる 決意の通り歩むしかない。決意の成否の重要さを知るほど、事前の調査など 準備の必要性が分かってくる。決意のためには考え尽くさねばならない。 そのことが重要になる。それでも失敗がある。 ・・・・・・・ 3539, 価値観の中心の書き換え 2010年12月03日(金) * 人生の転機 なかなか面白い人生に出会った。「価値観の中心の書き換え」の話である。 こういうことに人生の早い段階で気づいて、転進する人もいるのである。 凡人には出来ないこと。父親の存在もあるのだろう。多くの矛盾した気持ちも あったろうに・・・ 【 ジョン・ウッドは大学院を出て九一年から七年間、マイクロソフト社で 猛烈に働いた。人が羨むような多額の報酬を得ていた。広くて快適な部屋、 運転手つきの車、制限なしの出張旅費。そんな男が初めての長い休暇をとり ネパールにトレッキングにやってきた。偶然、ある村の小学校を訪ね、図書館 はあるものの本がまったくない現実を知った。ネパールの非識字率は七〇%。 子どもたちは勉強したくても教材がない。ウッドは自由に本を読めた少年時代 の自分を振り返って身につまされ、先生と子どもたちに今度来るときは本を 持ってきますね、と約束した。それが始まりだった。 仕事に見合う報酬は もらっていたが、つねにプレッシャーとストレスがあふれていた。 「墓に入ったら好ぎなだけ眠れるから」と、自分に言い聞かせていた気もする。 でも七年間ずっと、ある疑問を感じてもいた。これが人生のすべてなのだろう かー働けぽ働くほど稼げるということだけが。僕は企業戦士の特殊部隊として 生ぎる道を選んだ。休暇はとりたいやつがとればいい。本物の戦士は週末も 働き、航空会社のマイレージを何万マイルも貯めて、拡大しつづける マイクロソフト大国で自分のミニ王国を築く。忙しいと文句を言うのは、 会社の将来を考えていない証拠。『マイクロソフトでは出会えなかった天職』 ジョン・ウッド・ランダム八ウスウッドは友人たちに本集めに協力してもらい 山のようなメールを送った。徐々に本気になっていった。 やりがいを覚えるようにもなった。一年後、四四〇キロの重量の本を持って、 ウッドは父とともにネパールに帰ってきた。学校では歓迎式典が準備され、 感謝の言葉と笑顔に迎えられた。カトマンズの僧院で自問する。 鐘が鳴り、数秒間の沈黙が流れ、そして三〇人の修道僧が、のどを低く 鳴らしてお経を唱えはじめた。暗がりのなかで数百本のろうそくが揺れている。 僕の心のなかは、平穏どころか大混乱していた。二つの強い力が正反対の方向 に引ぱり合っていた。マイクロソフトは僕を昇進させ、二日後にはいつもの 生活に戻らなけれぽならない。でも反対側では、僕にとっての優先順位が急激 に変わりつつあった。数百万人の子供が本を読めずにいるというのに、台湾で 来月ウィンドウズが何本売れるかということが、本当に重要なのだろうか。 ネパールの子供一10人中7人は生涯読み書きができないというのに、香港の電子 商取引ビジネスで先手をとろうとか、中国の海賊版対策に力を入れようとか、 そこでウヅドはマイクロソフトを辞めて、この仕事に従事する決意。 ふつうではちょえられない決断である。・・・これは価値観の中心に置かれた ものの書き換えである。人によって価値観の中心に置かれたものはさまざま。 その周縁にもいろいろな欲望が分散している。しかしウッドの価値観の中心が 「成功」から「奉仕」へ入れ替わったのだ。かつて不動の神として中心に鎮座 していたものは周縁に吹き飛ぽされたのである。 (字数制限のためカット2011年12月3日)
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2015年12月02日(水)
ー武器としての決断思考〜 瀧本 哲史 (著)ー 図書館で見つけた本で、京大の医学部で場違い?の『起業論』を教えている 内容に興味を引かれ借りてきた。医師の世界も、将来的に、そう甘くはない。 30年近く前に新潟で立ち上げた「木鶏クラブ」の会が、今も二ヶ月に一度、 開かれている。そのの例会に、年末か、年始に参加しているが、去年、 新大医学部の20歳の学生で、考えるところがあって、一年の休学をとって、 白紙で将来を考えたいという青年が、来ていた。『思い切った判断だね!』 と褒めると、『教養課程で、一年の休学は東大医学部の学生の一部で 受継がれてきたのを聞き、考えるところがあり真似ただけ!』という。 この「武器としての決断思考」が、そういう人たちのバイブル?かどうかは 不明だが、私が人生を通し、学んできた要点を、軽く一冊に凝縮してある。 『青年は荒野を目指せ!』である。でないと、溝沼の腐った一員になっていく。 人生からみたら、「事前の一策は、事後の百策に勝る」の、具体例。 「事前に学んでおくべき人生戦略本」で、さすが、東大、京大医学部。 20歳の白紙の状態の決断は人生を大きく左右する。〜アマゾンの内容紹介より 《 東大×京大×マッキンゼー式・決断の技術! 本書は、著者がいま、京都大学で二十歳前後の学生に教えている 「意志決定の授業」を一冊に凝縮したもの。今後、カオスの時代を生きていく 若い世代にいちばん必要なのは、意思決定の方法を学ぶことであり、決断力を 身につけることです。もう過去のやり方は通用しないし、人生のレールみたい なものもなくなってしまいました。「答え」は誰も教えてはくれません。 となれば、自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていくしかないのです。 仕事をどうするか、家庭をどうするか、人生をどうするか? この本で私と 一緒に「自分で答えを出すための思考法」を学んでいきましょう。 きっと、あなたの人生を変える授業になるはずです。》 〜カスタマーレビューより〜 《 筆者は、東大→マッキンゼー→京大准教授というエリート。 人生において、自分で考え、行動ができる事の重要性を説き、その秘訣を 伝授するとの趣旨。出版社である星海社新書という会社は、「戦う事を選んだ 次世代の仲間たちに、武器としての教養を配る事」を目的として謳っています。 私は、本屋で初めて見つけた本を買って読む事は、めったにないのですが、 思わず買いました。 内容はと申しますと、ガイダンスまでは期待通りで、 これからの厳しい世界を生き抜いていくには、知識・判断力・行動力・修正力 をバランスよく身につけるべき! と実例を交えながら、うなずきの連続。 ただし、本章に入ってからは、ほとんどがディベートの基礎講座。 (大雑把に言うと)ロジカルに物事を考え、常に(正解ではなく)最善解を 導いて、行動を起そう。状況が変化すれば、適宜修正をしていこう。それが 決断思考であり、自分の頭で考えて、自分で決めて行くという事!という内容。 日ごろから、ある程度、まともに物事を考えている人からすると、 同意こそすれ、目から鱗とまではいかないでしょうか。》 ▼ ーはじめにーの「武器としての教養」を身につけろーが、この書の要約。 学生時代の教養課程から専門課程で、何を目指すかを課題を無い頭を絞って 考えて結論を出したが、正に、著者の、この要約を地でいっていたようだった。 50年前の当時は、「坂の上の雲」を目指す高度成長時代の真只中。で、結果は、 バブル崩壊への転換を甘くみて、この結果? しかし、面白く、充実していた。 で、現在は低成長時代の真逆の環境。だからこそ、ゲリラとして、それぞれが 実学としての武器としての教養が必要になる。 既に時代は氷河期に入った。 その中で、久々に? 面白い戦略本に出会った。来週、この会の忘年会に 出席予定だが、この青年、来ているかどうか? ーつづく ・・・・・・ 5010,幸福優位7つの法則 −2 2014年12月02日(火) 【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係】 ショーン・エイカー著 * 幸福の概念と、幸せな人 それぞれの内容一つ一つに含蓄があり、納得させられる。その法則とは・・ 法則1 ハピネス・アドバンテージ〜幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす 法則2 心のレバレッジ化〜マインドセットを変えて仕事の成果を上げる 法則3 テトリス効果〜可能性を最大化するために脳を鍛える 法則4 再起力〜下降への勢いを利用して上昇に転じる 法則5 ゾロ・サークル〜小さなゴールに的を絞って少しずつ達成範囲を広げる 法則6 20秒ルール〜変化へのバリアを最小化して悪い習慣をよい習慣に変える 法則7 ソーシャルへの投資〜周囲からの支えを唯一最高の資産とする ー以上だが、再起力、20秒ルールには特に新鮮な驚きを感じる。 ★ 法則1、「幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす」 ごく身近に、幸せを絵に描いたような人がいる。その母親が、この数段も幸せ そうな人だった。しかし唯我独尊、自分の周りに太陽がまわっていると信じて 疑ってない。観察すると、ポジティブ感情が異常に高く、≪私は特別の存在≫ とのたまう。誰の心の底には、近い感覚があるが、年齢とともに片隅に追い やられるが、この感覚が衰えてない。『絶対幸福の人』というのだろう。 ー幸せの概念についての箇所を抜粋してみるー ≪・私にとって幸せとは、「自分の可能性を追求して努力するときに感じる 喜び」である。幸せは主にポジティブ感情によってもたらされる。幸せ というのは、条件でも状況でもなく「心で感じるもの」だからだ。研究者に よっては、「幸せ」という言葉を避けて、基本的に同義の「ポジティブ感情」 とか「ポジティビティ」という言葉を使う人もいる。 ・ノースカロライナ大学のバーバラ・フレドリクソンはこの分野で、世界で トップクラスの研究者。彼女は、「喜び」「感謝」「安らぎ」「興味」「希望」 「誇り」「愉快」「鼓舞」「畏敬」「愛」という最も一般的な10のポジティブ 感情について説明している。このリストを読んだだけで、幸せの豊かな イメージがわいてくるだろう。・・(略) ・ノートルダム教育修道女会に属する18O人の修道女(全員1917年以前生まれ) の古い日記である。彼女たちは毎日、思ったことを自伝風に日記に書くように 言われていた。50年後、ある優れた研究者のグループが、この日記に含まれる ポジティブ感情をコード化を思いついた。 20歳のときの幸福度が、修道女 たちのその後の人生にかかわりがあるかどうかを調べたのである。そして、 かかわりは大いにあった。楽しそうな内容を書きつけていた修道女たちは、 ネガティブな、普通の内容を書いていた修道女よりも10年近く長生きした。 修道女たちが85歳のとき、幸福度が高い方の25%に入っいた人たちの90%が まだ存命だったのに対し、幸福度が低い方の25%に入っいた人たちは34% しか残っていなかった。20歳のとき幸福度の高かった修道女は、自分が長生き すると知っていたわけでない。彼女たちの長生きは幸福感がもたらしたもので、 その逆ではない。≫ ・4歳の子供を2つのグループに分けて、同じような知的な作業をさせる。 「積み木を組み合わせて別の形を作る」というようなことだ。その時、 片方のグループには作業開始前に「何か嬉しかったことを思い出そう」と 指示を出してから作業をスタートさせる。もう一方のグループには何も 指示しない。すると、明らかに「嬉しかったこと」を思い起してから作業を スタートしたグループの子供達がスピード速く積み木を組み合わせることが できるのだ。まだ4歳で、大きな幸福経験を積んでいないような小さな 子供達でも、このように差異が出る。 ▼ 最後の挫折付きだったが、創業人生は「自分の可能性を追求して努力する ときに感じる喜び」の日々でもあった。それに10のポジティブ感情(「喜び」 「感謝」「安らぎ」「興味」「希望」「誇り」「愉快」「鼓舞」「畏敬」「愛」) もあった。だから、挫折感とか、後悔は思いのほか少ない。それらは、数十年 の毎朝の読書習慣が培ったもの。で、日々是好日、いや日々是口実か。 ・・・・・・ 4643, 老後の生活破綻、そして死 ー2 2013年12月02日(月) 「老後の生活破綻 - 身近に潜むリスクと解決策」西垣千春(著) * 経済面から見る、高齢社会の現実 バブル崩壊後、弱肉強食の傾向が強まり、高齢者の生活にシワ寄せが来ている。 四人に一人が「苦しい生活」を余儀なくされ、四割が平均年50万の持ち出し。 国民年金のみの収入だけなら、厳しいのは肯ける。二ヶ月に一度の年金支払い日 の午前中の銀行の殺気立った高齢者の姿から、ギリギリの生活が見てとれる。 ある2千円均一のスナックは午後からオープンしているが、年金支払い当日は、 二ヶ月に一度の楽しみのため、ほぼ満席? 世知辛さの一端である。 ーその辺りから抜粋ー 《 ☆ 貧困につながる格差 最後に指標の三つ目である「経済」、すなわち家計や暮らし向きは ・高齢者単独世帯の平均年間総所得(家計調査2008年)は175万円。 ・夫婦のみの世帯では409万円である。 ・内訳を見ると、夫婦二人世帯で、所得に占める公的年金の割合が65%、 単独世帯では74%であり、高齢者世帯の多くにとって公的年金は主な収入源。 なお、単独世帯には女性が多く、遺族年金に頼っている人が多い。 高齢者のみの世帯では、稼働所得(仕事で得る収入)が約二割、 公的年金が約七割を占めている。 ・高齢者世帯には、一般世帯の平均所得を上回る、600万円以上の世帯が約8% 存在する一方で、100万円以下という、非常に所得の少ない世帯が15%も存在。 また、収入が100万円〜200万円の世帯が最も多く、全体のほぼ四分の一を 占めている。高齢者の新たな就業機会は殆どないに等しく、所得の増加は 見込めない。つまり経済的に厳しい状況は最後まで続く。 ・「相対的貧困率」という言葉は、2009年に初めて広く報道された。 OECDの定義では、等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯員数の平方根で 割った値)が全国民の等価可処分所得の中央値の半分に満たない国民の割合。 2006年の時点で、日本人の相対的貧困率が15.7%という数値は衝撃であった。 最大の理由は、ひとり親家庭、とくに母子家庭の収入の低さが挙げられるが、 高齢者の貧困層の影響も大きい。高齢期に入ったばかりの「若い高齢者」は、 人生で貧困を経験してこなかった人が多い。いざ仕事を辞めたとき、もし 十分な貯蓄がない場合が悲惨である。 ☆ 四人に一人が「苦しい生活」 ・日本は国民皆年金・皆保険制度が整っている。生まれてから死ぬまで、 心配なく過ごせるシステムのはずである。しかし先ほど見たように、 高齢者によって、老後に費やせる生活費には大きな開きがある。40.4%の 高齢者が、毎月または時々赤字になる状況で生活している。現在の暮らし 向きが「大変苦しい」と答えている人が7.2%、「やや苦しい」が19.2%、 ほぼ四人に一人が厳しい生活状況に置かれている。 ・高齢者世帯のなかでも勤労者がいない世帯では赤字の割合がさらに高く、 平均で毎月四万円余りの赤字となっている(総務省「家計調査」2008年)。 一年間ではおおよそ50万円の赤字である。30年の余生とすると 1千5百万が必要になる。 ・65歳から69歳で就業していない人の割合は、男性で5割、女性で7割。 年齢が高くなるほど割合は高く、収入も減る。つまり、歳をとるにあたり、 経済的な不安をなくそうと思えば、勤労者である間に貯蓄が必要になる。》 ▼「65歳から69歳で無就業は、男性で5割、女性で7割」とあるが、逆に、 男半分、女3分の1近くが就業している。自営業や農林漁業がプラス されても、やはり多い。市営住宅に入り、光熱費と食費を切り詰めても、 医療費などで15万円がギリギリ。4人に一人が「苦しい生活」のが現実。 核家族化で子供からの収入もあてにならず・・この厳しさは、日ごと増す。 ・・・・・・ 4278, 閑話小題 ー昨夜は、大学の同窓会 2012年12月02日(日) * 昨夜は、大学の同窓会 大学の同級会に(三年続けて)日本橋まで出かけてきた。同級生が有名な 甘粕の魚料理店の社長で、料理は絶品。以前から首都圏在住の人だけで毎年、 師走の第一土曜日に開かれている。地方の人たちが集まるようになったのは、 この数年前からである。服部料理学校理事長をしている染谷(源氏名、服部) さんを中心にした親睦会の要素がある。大よそ20名弱が出席。今回は武澤ゼミ で一緒だった田島さんが出席をしていた。幹事役の男も武澤ゼミなので、 三人が揃うことになった。10数年前の大学主催の卒業30周年記念の時は、 青森周りで新潟に遊びに来たことがあった。中小企業や、料理屋、商家の 師弟が多いため、この不景気、明るい話は少ない。ところで、目の前の男が 曰く、「実をいうと仕事が、ここにきて急速に拡大し上手くいっている。 インドネシアの生産拠点を移したのが、その原因で、今では国内の工場の 生産高を超えている。そこは、日本人に対する感情が良好的で、自動車と オートバイのシェアが異常に高い。その部品を生産し、そのまま、地元に流して いるため効率が上がっている。最近はベトナム、タイにも流すようになった。」 と。半月ほど前にNHKで、上手くいっている会社の現地レポートを放映。 本人がインタビューを受けていたが、その話を聞くまでは当人とは全く 気づかなかった。いずれの世界も5パーセントは、大当たりの人がいる。 * 最近の袋ものラーメンが美味い 何気なく週刊誌を読んでいると、「最近の袋物ラーメンが美味い!」 という特集記事が出ていた。家内に、その話をすると、「聞いていたが、 今度、買ってくる!」ということで、早速、日清の「ら王」を買ってきて 食べてみたが、思いのほか美味しい。週刊誌の記事では、「ラーメン屋が、 こんな美味しいラーメンを売られたら困る」と言っていたというが、 成るほど納得。ラーメン屋が、これにチャーシュウと葱を乗せて出されたら、 気づかないだろう。 日経トレンディの2012年ヒット商品第4位に入っていた のが「マルちゃん正麺」。 家内が言うに、「スーパーでは、全国的に売切れ で手に入りにくい」といか。 何か技術改良がなされたのだろうが。 で、このところは昼食は、これにチャン飯! * 昨日の早朝の夢 昨日の朝方に面白い夢をみた。幼稚園時代の写真があって、そこに父親が 幼稚園児の中にいる。そこで父親と同クラスの写真の顔を一人ひとり見ていると、 急に胸が苦しくなり目覚めた。夢の中の写真に集中し過ぎたため、生身の方の 呼吸をしていなったようだ。5分位の深い呼吸で息を整えたが、15分位は 何ともいえない気分の悪さ。 写真はカラーで、それぞれの園児が可愛らしく 浮かび上がっていた。父は40歳後半で、夢でも丁度その頃の年齢。 脳は、面白い創作をする。 ・・・・・・ 3903, 精神力ーその偉大な力 ー4 2011年12月02日(金) この年齢で昔読んだ本を読み返し、書評を書いていること自体が奇妙である。 精神論というと現代では怪しげに思ってしまうが、それを信念と置き換えて 考えると違ってくる。人は、それぞれの信念に従って生きている。問題は、 それを前向きの思考にするか、どうかである。世の大部分が、後ろ向き人で ある中で、よほど強固なベースがないと大勢に流されてしまう。 そこで、一歩二歩離れるか、孤独の時間を確保して自分の信念を 守らなければならない。信念という言葉には語り尽くせないほど奥行がある。 * 信じることの魔術 信念を変えることで体験の世界が変わります。信念は本人の精神の一つの あり方。大生命の力を信じなさい。大生命を見ることが出来ないし、信念も 見えないが、それを通して行うことは見えます。確証を見ることは出来る。 信じることを前向きなことに使うことこそ鍵がある。 * 人生の四つの基本 ・ 第一は、大生命力すなわち【神】の善さ、完全さ、信頼性、敏感さなどに 積極的信念を置くことです。知性的で善良な愛の生命力が、あなたをこの世に 送ったのです。大生命力は悪いのではなく善いということに気づくべきです。 ・ 最二に、自分が偉大な【人間】であることに気づくべきである。 神性を持つ持つ大生命力が人間として個性化して、人格化して人間という ものが出来たと認めるべきである。自分を下等と思えば下等に行動し、 他人もあなたを下等と思うでしょう。しかし、自分が大生命の化身と 気づけば、その能力が、あなたの自由になるのです。 ・ 第三に、運不運という、あらゆる信仰を捨てて、大生命力の【法則】に 従って行動すべきです。大生命力の流れの中に、みずから新たな原因を注入し、 自分のために新しい思想を受け入れ、新しい体験を持つことを信じるべきです。 ・ 第四に、人格の【不死】を信じなければならない。他界しても自分は生きて いると信じなさい。これは実用的です。そう信じて行動すると、目の前の難問 が何時か解決すべきことでなく、今すぐに解決すべきことになる。 この四つの基本的なこと―神、人、法則、不死―に、積極的な信念を置けば、 何に対しても否定的な信念を持つことがなくなります。 ▼ 基本の一つの【法則】と中村天風の説と、ほぼ同じ。 積極一貫こそ、 人間を宇宙の進化に従って生き、発展する術。積極的な前向きな信念に一つ まとまり塊になって一つの方向に歩くことこそ、人間の健全な姿。精神力=信念 を自分の帆にして人生に吹く風を利用し堅実に前に進めばよい。当時これらの 精神論が極限の中での道標となり心を支えていた。 現在は哲学? ・・・・・・・ 3538, メビウスと、自・他 2010年12月02日(木) * 他人とは何か 池田晶子の「自分の内側と、その対比としての他人」についての考察がよい。 「14歳からの哲学」の『他人とは何か』で、以下のように述べている。 【「自分が存在しない」ということは「ない」ということも、先に気がついた ことだったね。 だから、やっぱりすべては存在するんだ。存在しないという ことはなくて、世界も他人も存在するんだ。すべてが自分として存在するんだ。 なぜなら、自分でないものが存在するということはないからだ。 「他人」なんてものは存在しないと最初に言ったのは、この意味だ。他人の存在 を認めないとか、世界には自分しか 存在しないとか、そんな子供じみたことを 話をしているんじゃない。これは本当に深くて、本当に難しい話なんだ。 これも、ここだけの話だけど、このレベルの議論についてこれるのは、本当に 少数だから、君は、そういう大人を目指せばよい。 ・・ 大きい自分に小さい 他人同士がつながっているからだ。 大きい自分のう〜んと深いとろまで到達 しているような人、たとえばお釈迦様とかキリストとか、そういう人なら、 他入の痛みも他人の心も、自分の痛み自分の心として、きっと一瞬でわかって しまうに違いない。「メビウスの輪」を知ってるね。内側を辿って行ったら、 そこは外側だったというあれだ。君は、「自分の内側」と言った時、体や心の 内側のことを思うね。でも、その内側が、外側の自然法則によって動いている のなら、その内側って、じつは外側のことじゃないだろうか。 (字数制限のためカット 2015年12月2日)
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2015年12月01日(火)
* お金のいらない快適生活 年金生活に浸った日々もけっこう面白いことに出会える。 年金で収入が3割減になったが、出歩く機会が減った分、支出も減ったが、 それでも身銭を削る生活は気持ちがマイナスになる。この数年、〔下流老人〕 という言葉を、マスコミで聞かない日はない。 先日、図書館で ーお金のいらない快適生活入門〜岸本葉子著ーを見つけ、借りてきた。 1999年の初版だが、現在こそ通用する内容。大方の主婦は、似ている節約の 工夫をしている。 内容は、「いかに金をかけずに、生活を快適に過ごすか」 がメイン・テーマ。 世の中の仕組みは、各生活レベルの人の2〜3割上の 消費をしたくなるよう出来ているが、少し節約すれば、快適生活も可能。 〜この内容を要約すると ・ 腰湯をながらの〔読書風呂〕の勧め、 ・〔漬け物漬け〕を楽しみ方、漬け物そのものを楽しむ、 ・〔金券ショップ〕の極め方 〜一度、電話で問合すか、顔を出す、 ・〔スーパー通い〕のコツ、 〜チラシで、特売品を見つける、 ・〔ひとりファッションショー〕の楽しみ方 〜ハンター気分のウィンドウ・ショッピングを、 ・〔大相撲のTV観戦〕、 ・〔部屋いじり〕の金のかからない方法、〜(ここにはないが)百均で、 ・〔風邪療法〕は〔食べて寝て治す〕がベスト〜生姜、ニンニク、葱スープ、 などが紹介されている。 ▼ その中で納得したのが、「睡眠が、もっとも金のかからない娯楽」。 私ごとだが、20時に就寝、4時の起床の生活で、大体、0時過ぎまで 爆睡し、4時までが、まどろみの中。その状態を、良しに出来るかどうかが 分かれ目。ポイントは、楽しいフラッシュを引出し、少しでも不快な記憶や、 考えが浮かんだ時は、トイレか、飲料水を含み、気分を変える。 価値があるという面では、週一回のシネマ通いも、充分、価値のある快適 生活の一部。せっかく無の世界(宇宙の彼方)から地球上に、「人間」という 知的生物として、80年を与えられたのだから、最大限、楽しまなければ・・ で、金が無い? いや、無いのは、知恵! しかし、大盤振る舞いも、 これまた、「快適」というより「快楽」生活だろう。 酒とツマミを買いにいった 折に、最近、「ニラ」と、「ニラの卵とじの素」を時々、買ってくるようになった。 これが、下手な中華料理店より、はるかに美味い。 今度は、「胡瓜」と「胡瓜付けの素」など漬け物にもレパートリーを広げるか! ケチぐさい話だが。 楽しみ方で、一番、安上がりで、価値があるのは ネットサーフィンという。 しかし、填まりすぎには御注意! ・・・・・・ 5009,幸福優位7つの法則 −1 2014年12月01日(月) 【幸福優位7つの法則ー幸福と成功の意外な関係ショーン・エイカー著 * 成功すると幸せになるのではなく、幸せな人間が成功をする! 身近の人をみると、この意味を実感する。こと自分をみても、事業の最終段階 でリーマンショックと3・11地震に遭遇し、倒産という事態に陥っても、不幸と 思ったことは一度もない。この程度で幸福感が破壊されるわけもなし、私を勝手 に不幸と思い込んでいる9割以上が、時代が激変する中、遥かに私より状況が 悪い?ことを知っているからだ。いずれ誰も「死」に直面するが、それを不幸と 思うか、幸運と思うかである。もし死なないとしたら、どうだろう。 ここでいう幸福の説明が分かりやすいが・・ それは次回に。 「人間は成功すると幸せになるのではなく、幸せな人間が成功するのだ」を、 言い替えると、 「人間は失敗すると不幸になるのではなく、不幸な人間が失敗するのだ」 になるが、実際のところ、不幸ではなく、むしろベストだと捉えている。 裏表の捉え方の問題、いや、これも幻想である。 ☆ 内容紹介 ≪「自分は幸せだ」と思える人ほど、よい結果を生んでいる。ハーバード大学 で人気第1位の講師直伝!最先端のポジティブ心理学が解き明かす「成功」と 「幸福」の驚くべき関係。 世界中から秀才が集うハーバード大で学生から絶大 なる人気を集める「幸福学」 講座で講師を務めた著者は、厳しい競争環境でも 前向きな精神状態を作り上げて抜きんでる人とプレッシャーに負け行き詰る 人の違いはどこかを追求。 本書では、ハーバード大生や著名企業のプロフェッショナルへの実証実験を 踏まえ、成功をめざしてやみくもに努力するのではなく、幸福感や楽観主義を もつことが学業、仕事での成果に、組織の生産性向上、チームワークの強化に 結びつくという事実を浮かび上がらせ、その要因を幸福優位性(ハピネス・ アドバンテージ)と名付け、7つの法則にまとめた。自己啓発から組織 マネジメント、教育と幅広く応用可能で示唆に富んだ一冊。グーグル、コカ・ コーラ、IBMなど世界的企業で採用され、驚異の効果をあげたメソッド。 『努力すれば成功する。成功すれば幸せになれる』の図式は間違いということ。 努力して結果を出した人は、往々にしてさらに高い目標を設定し、成功と幸せ を先送りしてしまう。すなわち、幸せは『成功に先行する』のであり、単なる 成功の結果ではないのだ。簡単に言おう。人間は成功すると幸せになるのでは なく、幸せな人間が成功するのだ。≫ ▼ 学生時代から幸せそうな人は、今でも幸せそうであり、不幸そうなのは、 今でも不幸そうである。よく観察すると、「性格的に清潔感があり、明るく、 真面目で、両親に愛された人が幸せそう。その逆に、捻くれ、苛めっ子は、 不幸そうであった?」 これも、私がつくったミニ物語でしかない。現在の、 こつこつ積み上げた生活習慣は、この本の中の「幸せの状況」そのものだが・・ どうだろう、幸せだろうか?少なくとも不幸ではない。 それで十二分としなくては! ヽ(´∀`。)ノ:。 [*☆*ォ前バヵ? ー次回は、幸福優位の7つの法則についてー ・・・・・・ 4642, 老後の生活破綻、そして死 ー1 2013年12月01日(日) 「老後の生活破綻 - 身近に潜むリスクと解決策」西垣 千春 (著) 老後の生活破綻の不安は、多かれ少なかかれ万人の課題。敢えて目を背けず 直視すれば、問題を少なくすることは可能。周りに破綻事例は多くあるが、 一歩間違えれば自分自身の問題になる。まずは、ーアマゾンの内容紹介ーより {認知症、病気、詐欺、事故、子どもの失業 ―老後の生活にはさまざまな リスクが潜む。そして一度問題が生じると、周囲に気づかれないまま生活が 破綻してしまうことも、現代の日本社会では少なくない。高齢者を助ける サービスはたくさんあるのに、なぜ十分に活用されないのか。苦しむ高齢者を 一人でも減らすため、また、自分や家族がそうした事態に陥らないために何が 必要なのか。豊富な実例とともに考える。} ▼ 一年前に高校の同級生Kさんが自死をした。商売上の借金による苦悩の末 と推察される。他人ごとではない。私の事業は20年、30年以上に渡る装置産業 のため、思いもよらない時代変動も事業計画に入れておかなければならない。 26歳時に事業計画に入り、一年後に貸ビルが完成した前後に石油ショックが発生。 新興住宅地中央の商業地前の、数百世帯のマンション群の計画は全て中止。 事前の思惑が狂ってしまい、ただ茫然。6箇所のテナントスペースは、空。 まずは食い扶持に、その一角で、養老の滝FCに加入し、焼き鳥屋をオープン。 何とか目先の目処をたてた。しかし、この出発時の大波が教訓になった。 《人生も事業も、不測の事態が起こることを前提に、事業計画、人生設計を たてること!》を、骨の髄に刻むことが出来た。 その経験が無かったら、 事業撤収も最悪の事態を向かえていただろう。だからKさんの自死は他人ごと では無い。商売や事業破綻は凄惨そのもの。しかし誰もが何らかの形で 「人生の破綻?=死」か、その前の「老後の生活破綻」が訪れる。 具体例として、ここで「事例で見る生活破綻」を6つ載せている。 人生の幸福度は「健康」「家族」「収入」で決まるが、老後は過去の問題が 蓄積している上に、脳も肉体も衰える。そして、介護期間が平均10年と すると決して明るい未来でない。一年,一日、一時間一時間を充実して 生きるしかない。「人生、生きているうちが花」。「K君を偲ぶ会」で垣間 見た、それぞれの「老病死」への不安。で、クラス会の次回の幹事の他に、 ジョークも含め、今回の「偲ぶ会」の幹事から次会の「偲ぶ会」の幹事に M君が指名。年齢からして1〜2年ごとになるはずだが・・誰ひとり次は 自分と思っていない。M君、私に「次は、御前だ!」 ・・・・・・ 4277, この非常事態に、万一の備えがあるの? −5 2012年12月01日(土) * 創業準備、創業、盛業、衰退、倒産で、合計45年 人生で一番辛い一つの倒産を経験をした。創業を決意し、その事業準備と 立ち上げの苦労からみれば、リスクヘッジもあったが、最後の苦しみなどの エネルギーは数パーセントにも満たない。現在、比較的平然としていられる のは、面の皮が厚いのではなく、総合スパンの45年か、新潟駅前シリーズの 31年スパンの物語の終わりの一場面と見てるから。二代目経営者は、 その隠された汗水の経験がない?ため、激動に対して開き直りが出来ない。 だから言動が軽くなる。極限の苦渋を味わってないため、限界が分からない のである。そのため他人の苦境に冷たく、表面的な上面しか見るれない。 それ故の強さもあるが・・ 今回も彼らの視線の低さが露骨に見え隠れ。 その辺りが一番、面白いところだが。文章作法の「起承転結」を事業に当て はめてみると、その辺が分かりやすい。 「起」が事業創業の決意と、その準備期。 「承」は、具体的な創業と右上がりの拡大時期。 「転」は、ピークから右下がりの転換期。 「結」は、終焉。 45年スパンで実際に幾つか事業経験し、9・11、9・15、3・11の歴史的大震災 の三連発で「結」を‘最悪の事態’で終えた。が、少しの無念さは残ったと しても、「あれでは仕方がないが、面白かった」という諦念がある。 それもこれも自業自得。「起の経験も、終わりの結の経験してない人が、非難 などもってのほか」という思いがある。これは創業経験者には分るが、未経験 なら分かろうはずがない。人は、経験と知識範囲しか物事は知りえない! これが一連の事業経験から得た最大の教訓! 創業準備の事業設計段階から、万一の場合の「シェルター」を組み込んでいた。 それが、大方の人には理解できない。喩え話でいえば、「外海の大波が内海に 迫っている中、ゴルフ場で、仲間内の噂話に夢中!の人達」に外海の津波が 分からない。いや、目ざといのは、とっくに逃げている? 本来は、何事も 「起承転結」より「起承転々」の方が良いが、乱気流の中では、「転々」は、 大きくリバウンドする危険が大きい。先月、三週続いた不景気がらみの 身辺の一連の出来事、来月はないだろうが? ・・・・・・ 3902, 精神力ーその偉大な力 ー3 2011年12月01日(木) この本を読み返すと、20歳代の気持ちに帰ったような心持ちになる。 カスターがいう精神とは信念である。信念は順調時より障害が立ちはだかった 時に現れ出てくる。その時に知恵と叡智が心底の信念の蓋から湧き出てくる。 信念から湧き出た知恵と叡智を力にして、それを乗り越えた時に、自然(神) は真の喜びと生きがいを与えてくれる。 ー 印象に残った箇所を抜粋してみる ー 〜精神論は、夢がある。 * あなたは何か? 魂の定義は「それ自身にめざめたあの力」というしかありません。 自分自身について、より深い、より根本的真理を知りうる人は、おのれに めざめたポイントであって、大生命力に属し、己の意のままに採択を行う ポイントだと知っています。・・ごく少数の人のみが意識的に心の操作が できるのです。人間はおのれみずからに真に目覚めた知覚するポイントで あって、自由意思の完全体としり、おのれの精神に指令し、感情を統御し、 身体を使いこなせるまでは、結局、眠れるに等しいのです。・・ 自分の体験や、自分の世界のうえに支配を及ぼすのは、彼みずからについて の真理に目覚めることが前提です。・・ 私たちは、大生命力が人と化した ものです。いずれも大生命力の人格化です。誰しも、自らの中に大生命力の 知恵、才知、偉大、表現の要具など全てを包み持っています。・・ 各自の採択する力が各人を分けるので、その人は、まさしく一人の神であり、 その採択が、私たちに何が起こるか、未来が幸か不幸か、成功か失敗かを 定めるのです。 * あなたの内の魔力的力 必要なのは正しい考え方だけ。それを信頼することで正しい答えが来ること になる。・・多くの人は、真理に直面したがらない。そして否定的な考え方が、 不幸の体験を引き寄せる。だから思考=信念に気をつけなければならない。 何をなすべきかについては、内心の直感にたより、最深の潜在意識に従って 行動すれば、物事は良い方向に動いていく。そこに魔力的力が生じてくる。 * 内心に案内者を持つ 自分の中を見ると、内心の案内者と呼ばれる能力があるのが分かる。 虫の知らせや、霊感などによって、理性を超えた予知を感じ、その方向に 行くと、そのとおりであったことが、なんべんもあったでしょう。あなたの 内部には何かがあります。それは心の水準に従い、あなたを導いて、正しい ときに正しいところに、正しい言葉を使わせ、正しい方法で、正しいことを させます。あなたたち自身の中には、理知と知恵があります。 この特性が、思わしいほど多いと感じる人は、誰もいませんが、その知恵と 叡智を使って体験することに限界を感じる人はいないはずです。その叡智と 知恵は、無限に、その人の内にあるのです。私たちの中には、喜びや楽しさ の特質があります。それが少ないとしたら、それは、その人に少ないからで なく、その道筋を知らないだけ。その能力こそ、内心の案内者といえるのです。 その人を探し出すのは、その人だけです。大生命力が、その仮身となって、 呼びかけられるのを待っているのです。「良きこと、悪きことはないのです。 ただ思いが、それをつくるのです。」 ・・・・・・・ 3537, 上質な人生 2010年12月01日(水) 図書館で【上質な人生へようこそ】ー『セオリー』vol.12 ーという 特集の雑誌をみつけた。まず人生に上質などあるのか?という平凡な反発が あったが、テーマからして面白そうで読んでみた。期待に反して? なかなか奥行きの深い言葉が次々と出てきた。下質な人生なら、周辺にいくら でも転がっている。誰もが、自分を少しは上質と思っているから生きられる のである。私に、「貴方にとって上質な人生とは、どのような人生か?」 と問われれば、「自分のやりたいことを早く見つけ、生涯を通して楽しむことが 出来て、最後に面白くて、良かったいえる人生」と、迷わずにいう。 それぞれの人生があるから、他人が比較するものでない。そのためには努力と 忍耐と勇気が必要。 □ この特集の中で印象に残った言葉を抜粋してみる *「お金の使い方で分かります」イタリア人は貯蓄をゼロにして、 この世をさる。「家と車について考え方を変えるー家と車に日本人は金を かけすぎ。小さな家でもいいじゃないか!家と車のローンで一生を終えて しまう人生に疑問。 お金の準備、遊びの準備が必要」大前研一 *「他人の基準にふりまわされ、ゆたかな人生を追い求めるほど、『上質』とは かけ離れていく。物が溢れる今の時代だからこそ、自分の基準で(ほどほど) を知ることが必要」 「仕事も人生も、型を極めながらも肩の力が抜けた、ある種の軽やかさを 持つところに、真の上質が宿るのです」 「女性の品格」著者・坂東真理子 *「『将来なんてものは、どこにも存在してない。 現在幸福である以外に、幸福であることはあり得ない。」 池田晶子 *「『また会いたい』そう思わせる人が、上質なんだと思う」 ▼ 中学校にしろ、高校にしろ、やはり上質というか、品の良いのはいた。 残念?なことに、それがそのまま成績にも、その後の人生にも大きく影響を していた。品性が良いだけでなく、バランス感覚が違っていた。この年齢になって から、若いときに出会ってきた人などを改めて照射してみると、全く違った基準で みることになる。品性だけは、隠しようがないもの。やはり、家柄や、生まれ 持った本人の性質があるようだ。なるほどカントがいう『良心』が親から 受け継がれてきた人と、その逆の人とでは、長い人生で大きな差が出るもの。 それが端的に出るのが、酒癖、女癖である。
・・・・・・・・ 3162,人生に関する小題 2009年12月01日(火) * 人生は玩具箱 「人生とは畢竟、運命の玩具箱だ。人間とはその玩具箱に投げ込まれた人形だ。」 (有島武郎) 言いえて妙である。 そこには、これまで乗った車、住んだ家、 他の人形もある。「玩具の喩えを他人に喩えるのは問題である」と、いうのは 別の機会にする。そこで「人生は宝箱」という言葉が思い立つ。(恐らく誰かが 比喩をしているはず)行蔵の一つ一つが宝とすると、幾らでも宝はある。 それでは「人生はゴミ箱」というと、それほど無いのは、無意識で自分の心を コントロールしているためか?そうでもないか?お宝は、心の底から感動した こと、全身全霊で何かに打ち込んでいた時と事をいう。反対にゴミ箱は中途半端 な時間を過ごしていた時?無駄も必要だから、それは違うか。 * わたしは地上でたった一人になってしまった 「孤独な散歩者の夢想」は、64歳のときに書き始め2年後の死ぬ直前に終わった 文章、ルソーの絶筆である。「第一の散歩」から「第七の散歩」まであり、 その後は「八、九、十」がメモのような文章が続く。 冒頭で、「こうして わたしは地上でたった一人になってしまった。人なつっこい人間でありながら、 万人一致の申合で人間仲間から追い出されてしまったのだ・・ わたしは、かれらから離れ、すべてのものから離れたこのわたしは、いったい 何者か」と問う。「自分に残されたことは、すべての世間から放逐された 自分はいったい何者なのかを探求することだけなのだ」と自覚する。私の周辺で 倒産時の男たちの気持ちは、まさに、このようだろう。多くの取引先、そして 部下を路頭に迷わせ、自分の存在の卑小さと、嫌らしさに自己嫌悪を一人する。 自分は何者なのか?ただ、歩くこともままならぬ、折れてしまった、これ! *「人生は軍務のようなもの」と考えれば楽 エピクテートスの「人生談義」の中に、以下のような言葉がある。 《 人生は軍務のようなものであるのを諸君は知らないか。 或る者は歩哨を やらねばならないし、また或るものは戦うために出て行かなければならない。 (字数制限のためカット、11年12月01日
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2015年11月30日(月)
* シリアスで、面白い格言 自虐的な格言ばかりだが、鋭く心の弱点を指摘しているものばかりを、 選んである「面白い格言」集があった。 老いるとは、神の視線で、己の 生涯を振り返る視線を持つこと。そこから目を背け、他人に対して、悪魔の 目線で批判をしたがる。それが老いの厭らしさである。ある時は、神様。 ある時は検事に。ある時は、優しい天使に変身、漂う老境は、寂しい。 ≪ ・馬鹿には会いたくないというのなら、まず自分の鏡を壊すことだ。 〜フランソワ・ラブレー(フランスの人文主義者、作家/1483〜1553) ・もし神様を笑わせたいのなら、君の将来の計画を神様に話してごらんなさい。 〜ウディ・アレン(米国の映画監督、俳優、脚本家 / 1935〜) ・我々は、幸福になるためよりも、幸福だと人に思わせるため四苦八苦する。 〜ラ・ロシュフコー(フランスの貴族、モラリスト文学者/1613〜1680) ・人は自分の友に秘密を話すが、その人にもまた友がいるのだ。 〜トルストイ(ロシアの小説家、思想家 / 1828〜1910) ・母親は子供を男に育て上げるのに20年かかるというのに、他の女性は20分で 男をバカにしてしまう。〜ロバート・フロスト(米国の詩人/1874〜1963) ・見て見ぬふりして下さい、先生、何年かたてば笑い話ですから。(マーシー) 人生って買い物カートみたいなものなの!私たちひとりひとりカートを もってる、そして世界はスーパーなの!世界はすばらしい物でいっぱい… あなたのカートを押して行くのよ、チャーリー・ブラウン! (ルーシー) 〜チャールズ・M・シュルツ(米国の漫画家、スヌーピーの作者/1922〜2000) ・私を会員にするようなクラブには入りたくない。 〜ウディ・アレン(米国の映画監督、俳優、脚本家 / 1935〜) ・いとしい女にはあんな長所、こんな長所があると君が信じて疑わないのは、 ひとえに想像力のなせるわざである。 〜スタンダール(フランスの小説家『赤と黒』著者/1783〜1842) ・お世辞を言うには金がかからないが、大多数の者はお世辞に対して大金を 支払っている。 〜トーマス・フラー(英国の聖職者、歴史家/1608〜1661) ・私の一番つらかった戦いは、最初の妻とのものだ。 〜モハメド・アリ(米国の元プロボクサー /1942〜) ・医者は人間を弱いもの、 弁護士は人間を悪いもの、 牧師は人間を愚かなものと見る。 〜ショーペンハウアー(ドイツの哲学者 / 1788〜1860) ・勇敢の誉れ高い人のなかには、ただ逃げるのが怖かっただけの人もいる。 〜トーマス・フラー(英国の聖職者、歴史家 / 1608〜1661) ≫ ▼ 「お世辞」を、いかに巧妙に言えるかどうかが、知性? そうじゃない? ー世界はすばらしい物でいっぱいのスーパーなのー も良い。 こういうのはどうだろう。《世界は、大都会なの。コンビにも、スーパーも、 百貨店も、高級専門店もある。逆に、下町には貧民街もある。世界は、喜びも、 悲しみも、いっぱい詰まっているの。別に買わなくてもいいから、チャンとした 身なりの服装と、身すぼらしい服装を二着と、少々のお金を持っていれば、 何処に行けるの。良くないのは、少々の金と、一着しか、持ってないことよ! その世界しか知らないのは、不幸と幸福が裏腹ということが知りえないからよ!》 ・・・・・・ 2014年11月30日(日) 5008,人は死ぬとき何を後悔するのか? 〜4 『人は死ぬとき何を後悔するのか 』小野寺時夫(著) * 治療を後悔する人が多すぎ 読むにつれ憂鬱になるのが、病院経営の利潤が優先され患者はグチャグチャ にされる実態?である。父が亡くなる直前にポツリといった一言、「あんなに 苦しむなら、手術をしなければよかった!」 死を覚悟した時、「どのみち 助からないのに、あの激痛を長時間も耐えなければならなかったか?」 の疑問が生じるのは当然。 ー治療に対する後悔する原因を要約するとー ・ここで外科医だった当事者の著者が、末期ガン者の手術のやり過ぎの実態に 強い疑問を投げかける。 転移している場合、根こそぎの切除は不可能に かかわらず、大掛かりな手術をするケースがあまりに多い、と。 食道ガンの 名医が、転移している膵臓ガンも切るため、その方が好い加減な手術になる。 ・日本では、「手術して直る可能性が高いのか」「再発する可能性が高いのか」 「再発するならどれ位生きれるのか」などを、医者が説明せず、患者の方も医師 に質問しないのが普通だが、欧米人には考えられないことという。 ・抗がん剤が効くのは、ある種の白血病、悪性リンパ腫、睾丸ガン、小児ガン、 7割位の人に有効で、5年生存率も6割を超えている。問題は、それ以外のガン。 延命効果があるのは10人に1人。著者が外科医だった頃、試みた中で殆ど 効果はなかった。新薬治験という誘惑があるが、これも薬品会社のモルモット かわりか、法外の費用になる。新薬治験効果があった話はほぼ聞かないという。 ・また民間療法も、あまりの法外の費用面で、「一千万単位の借金を背負った」 という話があまりに多いとか。家族が苦し紛れで、自宅を抵当に入れケース。 これなど、少し冷静に考えれば、効果などある訳がないが、溺れるもの藁をも すがるで、家族全体が破滅に向かう。代替治療という‘無法地帯’が、世の中 にはある。岩盤浴、低周波装置、ガン免疫療法などなど、幾らでもある。 しかし、著者の知る限り、全て効果は無かったという。 ▼ 高齢の転移したガンの手術は考えた方がよいことになる。治療の後悔も、 情報と知識不足が原因。それで目先は助かっても、長期間の苦しみが待ってる。 人生の晩年は、厳しい『生老病死』が待つ。やはり「手遅れで余命半年」が、 一番良い? その瞬間から地獄のような日々になるが、これも人生。同年代の 4人に1人は、そうして逝った!どうしたら良い?今を充実させ、楽しむしかない。 「死んで花実が咲くものか」で、死にかける前に、元気なうちでなければ、再び よい目に会えない。さて今日は何を楽しもうか?面白そうなことは幾らもある・・ ・・・・・・ 2013年11月30日(土) 4641, 閑話小題 ー「考えないこと」こそ罪 朝日新聞の‘論壇時評’で、作家の高橋源太郎がー暗い未来「考えないこと」 こそ罪ー をテーマに書いていた。「馬鹿な考え休むに似たり!」としても、 社会の常識を疑い、逆照射をしたり、哲学書を生半可とても、融かすように 学び続けるしかない。だから、考えようとしない人は直ぐに分る。まともな 順にA,B,Cと分け割り切っている。その全ては過去の自分の行蔵に含まれており、 険しい山道の道標の自分の姿でもある。死刑囚の『無知の涙』永山則夫著 という書があるが、「考えないこと」からくる罪は、無知から生まれ出る。 過去の記憶のフラッシュは、B,Cの自分の行蔵が殆ど。他人の評価は別として、 私自身としてAに到着したのは、還暦辺りか、それとも65歳の辺り。 いや、Cのまま? ABCが混在しているのが人間だから人生は面白い。 経済震災と自然震災もあって? この結果に終わり、あたかもオセロの白駒が、 黒駒に変わったような経験をしてから、更に考えざるを得なくなっている? 筆者は「日々の暮らしに目を奪われ、考えないことが、如何に罪を積み上げて いくことを知るべき」という。 ーその辺りの一部よりー 《「憎悪の差別語をまき散らして憎悪をかき立てる『凡庸な悪』と、社会は 如何に向かい合うべきか」の座談会の出席者たちは、いわゆる「在特会」の 「朝鮮人は死ね」といったヘイトスピーチの主張に、かってハンナ・アーレント がユダヤ人虐殺の中心人物であったアイヒマンについて語った「凡庸な悪」を 見いだす。深みのない「凡庸な悪」であるからこそ、底無しに広がってゆく 可能性があると指摘。彼らは特殊なのではない。 私たち社会の中に、彼らの考えに同調する素地があるのだ、と。 だが、その「凡庸な悪」に染まり、世界を滅ぼそうとしているのは、「在特会」 とそれを支持している人たちだけなのだろうか。アーレントは、アイヒマン裁判 を傍聴し、彼の罪は「考えない」ことにあると結論づけた。 彼は虐殺を知りながら、それが自分の仕事であるからと、それ以上のことを 考えようとはしなかった。そこでは、「考えない」ことこそが罪なのである。 私たちは、原子力発電の意味について、あるいは、高齢化や人口減少について 考えていただろうか。そこになにか問題があることに薄々気づきながら、 日々の暮らしに目を奪われ、それがどんな未来に繋がるのか「考えない」 でいたのではないか。だとするなら、わたしたちもまた「凡庸な悪」 の担い手のひとりなのかもしれないのだ。》 ▼ 年末年始になると、中学、高校、大学、そして趣味などの忘年会に出席。 学歴が上がるほど、「凡庸の悪」の人が間引きされ?少なくなる。それが、 その場の空気を綺麗にする。「凡庸の悪」の傾向の強い人は、とにもかくにも 考えない。その代わりに、他人との比較と噂が主たる世界。そこから出る毒ガス で脳が侵され、噂を嘘に変えていく「凡庸な悪」の担い手、無知の涙に浮かぶ シラミ。で、どの会にも一定の割合で存在する。逆に「考えるとは何か?」 という問いかけは哲学の問題。「考えないことの罪」は、人類そのものの原罪。 だから、人は学び続けるしかない。その結果、我が内なる(過去・現在)B・C に出会う。その姿を見ている視線が、Aなる自分、考える自分になる。 ・・・・・・ 2012年11月30日(金) 4276, 100の思考実験 ー2 「100の思考実験:あなたはどこまで考えられるか」ジュリアンバジーニ(著) * ギュゲースの指輪 印象的だったのは「ギュゲースの指輪」である。 〜ウィキペィデアに次のようにあった。 ≪ カンダウレス王の治めるリュディア国に住む牧人のギュゲースはあるとき 地震にあった。地震の後に畜群を放している山の手に洞窟を見つけた。 入ってみると中には玉座に遺体が置かれていた。その遺体は金の指輪をしており、 ギュゲースはその指輪を盗み出した。戻ってきたギュゲースは指輪を身につけて あれこれと探るうちに指輪を内側に回すと透明になって体が見えなくなり、 外側に回すとまた見えるようになることに気づき、悪だくみを思いついた。 家畜の様子を告げる伝令として宮殿に入ると、透明になって后に近づいて姦通、 密謀してカンダウレース王を殺し、位を簒奪した。豪富で知られるクロイソス王 はギュゲースの子孫である、という伝説が当時行われていた。 プラトンは「国家」の談義では兄グラウコンがこの話を引用して 「人は知られなければ悪事を働くのものだ」と述べて、プラトンのこれに反対 する形で「悪事は知られなければ構わないという考えは良心を腐らせ悪しき 結果となる」と述べている。≫ ▼ ギュゲースの指輪は、人間の心の奥に潜んでいる不道徳性を試す物語。 人にさえ知られなければ、誰も誘惑に駆られ多くの悪事をするが、他人に なると声高に非難をする。もし、私がギュゲースの指輪を持っていたとしたら、 恐らく何をしでかすか分からない。見せかけの自分と、本性の自分は全く違う ことは、自分の心を考えれば分かること。「指輪物語」は、これをヒントに つくられたという。ギリシャの哲学者プラトンが、2千数百年も昔に、この 人間の性を物語にしていたというから恐れ入る。性善・性悪説の論争に似ている。 若い時には純粋で理想に燃えて社会に出るが、何年もしないうちに垢に汚れ、 何時の間にか良心を腐らた世俗人になってしまう。それを他人には見えるが、 自身には見えないから、その矛盾が直接、自分に跳ね返ってくる。 その結果、精神分裂になり、自分の壁をつくって篭ることになる。 それからして、カントの道徳律は重要である。「仮言命法」としてではなく、 「定言命法」である。仮言命法とは,「もし…なら…べきだ」というもの。 道徳律においても、「人から信用されたいのならば、嘘をついてはいけない」 「早起きは三文の得」などがそれ。それに対して、条件なしに「…すべきだ」 とだけ命ずることを定言命法(無上命法)。 人間、良心に反する行為は、 すべきでないということ。しかし、・・ この「しかし」が、人間を 迷わせる内語になる。悪事は結局、回りまわって自分に帰ってくる。で、!
・・・・・・・ 2011年11月30日(水) 3901, 精神力ーその偉大な力 ー2 ▼ 世界でもっとも重要なもの 著者が言わんとすることは、「原因の世界に住んで努力を続ければ何事も必ず 実現する。成すべきことを成し遂げれば、何事にも光がさし込む」ということ。 精神力とは信念のことをいい、確たる目標に対する継続した努力をすれば、 その努力が信念になっていく。そこには、当然に難題が立ち塞がるが、それには 必ず対策がある。そう信じることが信念。ここで、エマソンの次の言葉を引用。 「すべての個人には共通の一つの心がある。各人は、同じものの一つ一つの、 また同じものの全部の入口である。この普遍の精神に触れた人は、実存するもの、 あるいは、行われうることすべてへの仲間入りをした人である。これこそ唯一の、 そして最高の力だからである」 この辺は、中村天風の積極一貫の精神と同じ。 精神ー信念は、自然界が全ての人に贈った要具である。 それを使いさえすれば人生は美しく、光栄に満ちたものになる。 ▼ 人が知識を得る三つの方法 ◎ 知識を得るには、科学的方法があり、経験と実験によるわけ。 ◎ 二つ目は哲学的方法であり、それは理知による。 ◎ 三つ目は宗教が用いる神秘的方法もあり、内心的に感知する。 この三つを組み合わせたときこそ、満足する結果が得られることを著者は見出す。 ▼ 人生は胸おどる冒険 、苦難は間違った考え方の結果 「大生命力は実在します!それを生きなさい。人は大生命力のなかの、自覚を 持つポイントです。精神は大生命力の法則、生命が作用する方法、創造のための 大生命力の要具です。それを使いなさい!」そのためのドアは、本人が開けな ければならない。不快、失敗、不満などの苦痛は、当然なすべきことをしてない 結果に過ぎない。その苦痛は心の使い方を不健全に使っていることを忠告して いるに過ぎない。その反対に、幸福や裕福や健康や心の平和を、正しく考え、 正しく行なっていることに報いる自然界一流の方法です。 ホランドの詩に次のようなものがある。 「天国は、ひと跳びに行けるところではない 登るはしごを建造するのだ 低い地上から、まる天井の空まで― はしごの横木を一つ一つ登っていくのだ」 いかに思うかを学ぶことは、いかに生きるかを知ることだ」と、皆知っている。 しかし信念の在り方を変えなさいと力説する人たちも、どうすれば、それが できるかを教える人は、非常に少ない。 ・・・・・・・ 2010年11月30日(火) 3536、沈黙せよ! 「語りえぬものからの問いかけ」という東大駒場〔哲学・宗教・芸術〕連続講座ー 《「言い表せないもの」の詩学 −チュッチェフ『沈黙』の逆説ー沼野充義 》 の「沈黙」という詩に、思わず息を飲んでしまった。 何か、毎日、自分が 書き続けていることを根底から否定されたようである。否定されるほどのものも 無いことを私が一番知っているから書いているだけ。ーまず、以下の文と詩からー 【チュッチェフには「沈黙」と題された詩がある。この詩人は、ドイツ・ロマン 主義の影響の色濃い哲学的・思弁的な作風で知られ、バラティンスキーと 並んでロシアにおける思想詩の系譜の一人とみなされている。「沈黙」も、 そういった傾向を代表する彼の初期の代表するチュッチェフ初期の代表作の 一つ、ロシア人なら誰もが知っているほど有名なものです。 文豪のトルストイはこの詩に感激し、「なんという驚くべき作品だろう! これ以上の優れた詩を私は知らない」とまで言ったと伝えられていす。 それほど有名で優れた詩であれば、これまで多くの専門家によって数多くの 研究や解釈がなされてきたのも、また当然のこと。・・ 翻訳で読み、解釈 するという作業にはどうしても限界がありますが、そのことを肝に銘じたうえ、 それでも何かを読み取ることができるかどうか、読解を試みてみましょう。 ー 沈黙! ー 沈黙せよ、隠れよ、そして隠せ 自分の気持ちも夢も― 魂の深みでそれらは 夜の星のように黙々と 昇っては沈むことを繰り返しているがよい それに見惚れ、沈黙せよ!
心はどうしたら自分を言い表すことができるのか 他人にお前のことがどうして理解できようか お前の生きがいが他人にわかるだろうか 心に思うことも口に出せば嘘になる 泉を掘り返しても、水をかき乱すだけだろう ただ泉の水を飲み、沈黙せよ!
自分自身の中で生きることだけができればよい お前の魂の中にはまるまる 一つの神秘的で魔法のような思念の世界がある その思念を外の騒音がかき消し 昼の光が追い散らしてしまう それら思念の歌に耳を傾け、沈黙せよ!… 〜〜 「 ・・・・・ 」この詩について、何かを語れといっても・・ 「HP読みながら、いつも思っていた!」って言わない。思念公開も面白いもの。 土いじりや、趣味の世界、神への思念に没頭すると、沈黙せざるを得なくなる。 ・・・・・・・ 2009年11月30日(月) 3161,つれづれに ー閑話小題 * 円高 85円 為替が円高・ドル安に動き出してきた。それにつれて金の価格もジワリと 上がってきている。年末に向かって周辺も冷え冷えとし、殺伐としてきている。 年末年始は大荒れになるのか、それとも何とか中小企業特別救済で乗切るのか? 公共事業の大幅カット、そしてボーナスの減額、デフレスパイラルによる不況 の深化などで、一日一日と厳しさを感じる。この上に円高というから、救いよう がない。社会はますます内向きに成りざるを得ない。 * 「坂の上の雲」がNHKドラマの初回が放送されたが 「坂之上の雲」が日曜日夜のNHKで数回シリーズのドラマとして放送が始った。 私たちの年代の多くが、この小説に大きく感化された。 筋立ては、秋山兄弟 と正岡子規の生きかたを通して、明治時代の人間像と時代背景を書いている。 (字数制限のためカット、11年11月30日) * 同じ映画を二度みたのは始めて! 土曜日にシネマ「2012」を再び観てくる。映画を二回つづけて観るのは 初めてである。 (字数制限のためカット、11年11月30日)
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2015年11月29日(日)
今だから言えることだが、あの会社清算?倒産?騒ぎの時、意外と冷静に 一つ一つを見極めている自分が、もう一人、間違いなくいた。30年来、月次監査 で長岡から新潟の事務所に来ていた税理事務所の担当が、あきれた顔をして、 『楽しんでますね!現在、何が起きて、何をしているか分かってないのでは?』 と苦言。幾つかの修羅場を経験してきた感覚が本人には理解できないだけ。 心の奥は、『こんな経験は二度とない。とにかく、冷静に処理し、この現象を インプットするしかない』と、本能に従うしかない。万一の場合の備えがあれば こそ、いえることだが・・ いざ修羅場に立ち、その視線から見えてくる現象は、 リアルだが、滑稽でさえある。だから、楽しむことは、そう生易しいことでない。 ≪ ・楽しまずして何の人生ぞや。 〜吉川英治(日本の小説家/1892〜1962) ・幸福だけの幸福はパンばかりのようなものだ。食えはするがごちそうには ならない。無駄なもの、無用なもの、余計なもの、多すぎるもの、 何の役にも立たないもの、それがわしは好きだ。〜ヴィクトル・ユーゴー (フランスのロマン主義の詩人、小説家/1802〜1885)≫ ・幸せを数えたら、あなたはすぐ幸せになれる。 〜ショーペンハウアー(ドイツの哲学者/1788〜1860) ・この人生は生きる価値があると言えるだろう。 なぜなら、人生は自分で作るものであるからだ。 This life is worth living, we can say, since it is what we make it. 〜ウィリアム・ジェームズ(米国の哲学者、心理学者 /1842〜1910) ・汝の幸せは、他人の幸せによってつくれ。 〜ヴォルテール(フランスの哲学者、作家、文学者、歴史家/1694〜1778) ・他人のために暮らすのはもうたくさんだ。せめてこのわずかな余生を、 みずからのために生きようではないか。 〜モンテーニュ(フランスの哲学者、モラリスト /1533〜1592) ・幸福な人生を阻む大敵は外にあるのではなく、内にある。 すなわち、あなたの心の中に潜んでいる。 〜ウィリアム・ジェームズ(米国の哲学者、心理学者 /1842〜1910) ・「幸福を必要としないこと、それがおまえたちの幸福だ」と、神は言った。 〜セネカ(ローマ帝国の政治家、哲学者、詩人 /紀元前1頃〜紀元後65) ・幸福には、明日という日はありません。昨日という日もありません。 幸福は、過去のことを記憶してもいなければ、将来のことも考えません。 幸福には、現在があるだけです。今日という日ではなく、ただいまの この瞬間があるだけです。〜ツルゲーネフ(ロシアの小説家/1818〜1883) ・人間がこの世に存在するのは、金持ちになるためではなく、幸福になるため。 〜スタンダール(フランスの小説家『赤と黒』著者 / 1783〜1842) ▼ 幸福の状態は、生きている限り避けることの出来ないマイナスの 3倍のプラスが必要という。出来たら9倍というが、これは探し、習慣化を すれが可能。老いて思い出すことは、自然に任せておけば、マイナスばかり 湧き出てくる。それは意図的に変えることは可能である。それより、いま現在 を楽しむことが、プラス感情を育ててくれる。だから、積極的に楽しみを 探さなければならない。今では、TV・パソコンという優れものがあり、 手じかに、楽しむことが出来る。楽しむには、少々の金と、知識と、時間と、 知恵と、幸せ脳が必要である。幸せ脳とは、感動、感激、感謝できる能力。 ・・・・・・ 5007,人は死ぬとき何を後悔するのか? 〜3 2014年11月29日(土) 『人は死ぬとき何を後悔するのか 』小野寺 時夫 (著) * あるレビューより ーまずは、アマゾンのレビューを要約するとー ≪ 日本のガン治療の疑問を述べている。著者はあくまでも高度の進行がんに おいては手術・抗がん剤治療、免疫療法をするのではなく痛み・苦しみを 和らげながら静かに看取る方を良しとしている。タイトルの「何を後悔するのか」 はまさしく「効果の無い、苦痛を伴う無駄なガン治療は後悔えをする」に 他ならない。著者も57歳のときに喉頭がんを経験。妻が劇症の白血病を発症 すると休職して介護に専念。気力体力の限界まで精魂を傾けられたことは 大きな心のやすらぎである一方、死の直前、呼吸困難で苦しませ、穏やかに 逝かせてやれなかったことへの悔恨にさいなまれていた。どの言葉の一つ一つ が説得力に満ちていて、実践的な「死に方準備ケーススタディ集」でもある。 ・がんは大急ぎで治療する必要がないのです ・死は生の延長上の遠い淵にあるのではない。人は“死にまとわれながら 生きている不安定な存在 ・死に直面すると、金、権力、名誉のある人の方が、不安、怒り、落ち込みが 強いそれまで力のあったものが、死には全く役立たなくなるから ・生前に本当によく尽くし合っていなければ死ぬときによい介護を受けられない 死ぬときに奥さんのいじめが気にかかる人は、恥を忍んで奥さんに詫びるか、 今からでも懸命に尽くす姿を見せるなどの対策を講じておくのが安全 ・唯一確実なボケ予防策は「高齢でも女性に関心を持ち続け、行動すること」 ・死ぬ時に至って自分の生き方を他人と比較するのは全く無意味 ・高齢になってもよく歩いている人ほど「コロリ死」が多い ・ホスピスの入院患者で、何かに没頭して楽しめる人はとても幸せな人 ・死を迎える部屋は個室がお勧め ・「鎮静(麻酔などで苦痛を抑え入眠状態にする。続けると数日で死に至る)」 は、早めに医師に願っておく。それもひとつの死生観。死の準備は本来、 病状に応じたオーダーメードであるべき ・日本は多くの人が「自分の望まない死に方」をしている国 ・孤独感が原因の激痛がある ・「低カロリー、低たんぱく質」でゆるやかに最期へ向かう… ≫ ▼ この要約を読み返すたび、どれもこれも更に深く心に染みる。近い将来、 恐ろしい現実が間違いなく待っている。恐ろしいが、覚悟はしてないと。 心の拠りどころは、50歳代の10年間で、30年分を圧縮し過ごしたこと。 さらに、このブログに行蔵や、思いや、青春時代の日記などを書き残したこと が心強い。この奇跡のような私の生。ビッグバン以来、ここまで続いている、 この「私」という存在。それを満足し生きてきただけでも、充分に元を取れた 感がする。この文章を書いていて気づいたことが、後悔の逆は、感謝、感激、 感動、満足、ということ。老いの『俺たちに明日はない』の日々を楽しめるか どうか、だが。 ・・・・・・ 4640, 閑話小題 〜都知事の狼狽 2013年11月29日(金) * 「徳洲会」資金提供問題で、都知事の狼狽 ーまずネット記事よりー《 猪瀬直樹知事が大手医療法人「徳洲会」から 5,000万円を受け取っていた問題で、猪瀬知事は、会見でも、個人的な借金だと する点を強調している。さらに現金受け取りの前の和食店での面会についても 明かした。猪瀬知事は「借用証 徳田 毅殿 (去年)11月20日5千万円也、僕の 住所とサインです」(その借用書は最近作ったものでは?)の質問に「それは誤解。 これは、間違いなく原本」と述べた。》 この一連の会見の内容からして、明らかに逮捕に準じる資金提供。 検察も逮捕をするしかない?だろう。政治家としての叩き上げではないため、 副都知事の場合と違ったトップの立場の身の処し方が出来なかった。マスコミ 上がりの正直さが、そのまま表立ってかシドロモドロ。言い訳するほど、 自分の立場を悪くする。政治世界は一寸先は闇。これで逃げ切ることは難しい! 2020年まで安泰と思っていただろうに。 それとも、石原慎太郎の知恵で難局を何とか乗りるか? * ストーブリーグが面白い 落合の中日のGMの就任で、ストーブリーグが俄然、面白くなってきた。 巨人の小笠原が中日に、逆に中日の井端が巨人に移籍。他に、広島からFA 宣言した大竹寛投手(30)が、巨人への移籍を表明した。更に、有力選手 2〜3人が移籍してくるだろうから、これで来年の巨人の独走がみえてきた。 その巨人を他球団が叩き潰し、原監督を引きずり物語が面白そうだ。 ーネットの記事からー 《 落合GMは井端は「戦力外の選手には金額提示はしない」と、来季の構想外 ではなかったことを強調。そのうえで「彼に対してはそれなりのものを例年 払ってきた。故障でメスも入れたし、億以上を出すリスクを球団が背負えるか、 という判断」と、年俸大幅ダウンの提示を説明した。球団は井端に対し、野球 協約に定める年俸の減額制限を大幅に上回る今季年俸1億9000万円から 1億6000万円減の3000万円を提示したとみられる。 ▼ 小笠原が3000万、井端は4500万と大幅ダウンという。厳しいものだが、 それでも井端の方が、お買い得? 原監督は、優勝をしていれば今期で辞め時 だった。早く言えば飽きてしまった!ということ。 江川監督、ヘッド兼任の バッテリーコーチに桑田、GMに野村元監督あたりが面白そうだが! 更に「巨人は27日、西武から国内FAを宣言した片岡治大内野手(30)と 都内のホテルで初交渉」というニュースで報じていた。 ・・・・・・ 4275, この非常事態に、万一の備えがあるの? −4 2012年11月29日(木) * 長岡冬景色 ーある同級生の死 昨日の朝、高校の同級生から電話が入った。20年以上、毎年開かれていた 同級会のメンバーの1人が一昨日の夜、自殺をしたという。近郊の町で家業を 継いでいる人で、明るくサッパリとした性格で皆から好かれるタイプ。 本人が居るかどうかで、同級会の明るさが違うほど。その男が自殺とは、一瞬 耳を疑い、息を呑んでしまった。「この非常事態に、万一の備えがあるの?」を、 今月の15日に、ここで書いた。その前日の地元紙に、 * 同級生の老舗会社の倒産記事が出ていた。20年前に工場が 火災で全焼、しかし保険で建替えて、無借金経営と聞いていた。 * その翌週には、計算サンターの社長をしている会社が、TVと新聞に大々的 に、「不正に雇用調整給付金を受給。それも内部告発により調査の結果。不正分 を全額返済のため、刑事告訴はしないが、悪質なため発表した。」と報じられた。 全国ニュースにならなかったのが不幸中の幸いだが、銀行系もあり処分は 厳しいと推察される。 * そして今週は、彼の自殺である。 親戚や近所の自殺は身近であるが、 同級生は初めて。まさか、このテーマで書いた警告が、そのまま、ごく身近で 直ぐにたて続けて現われ出るとは。3人とも傍からみれば、これ以上の堅実経営 はないかと思われた会社。そのため、ことさら驚きは大きい。それにしても 自殺とは、よほどのことがあったのだろう。同級会のメンバー内の話としては、 去年春に私が先ぶれに破綻。そして、この11月にたて続きに3人が、続いた。 以前から、「2012年問題(時代の断層の年)」が言われてきたが、 今のところ何も起きていない。しかし極身近から、このように生々しく 起こるとは思いもしなかった。 恐慌の大波は根こそぎ、全てを破壊していく。 これが地方の特殊要因でなく、世界、日本レベルの大波の地方の一現象でしかない ところが恐ろしい。まだ経済の大津波(恐慌)の本体は外海、到達は来年辺り? 3900, 精神力ーその偉大な力 ー1 2011年11月29日(火) * 「精神力ーその偉大な力」 ダン・カスター著 学生時代の卒業間近から27歳までの修行時代から事業創業期の精神は緊張と 不安の極限にあった。あまりに突き当たった壁が厚く、自己確立が曖昧だった 内面は粉々になりかけていた。しかし、それを表立てることは許されない節目時。 傷つき荒れ狂った気持ちを自分で何とか立て直さなければ、絶壁の谷底に転がり 落ちる綱渡りの日々。その中で、狂わないようにバランスをとらなければ ならない上に、自分を奮いたっていなければならない。その日々の中で、 学生時代の終わりの頃に読んだ、このブリストルの「精神力を活かす」と、 ダン・カスター著「精神力、その偉大な力」が心の支えになっていた。 そこには色の違う傍線が幾つも引かれている。経験を重ねるうちに、この手の 本は安物の精神主義の本でしかないと疑問を持つようになっていた。40年 経った現在再び、読み返しているが、決して安物の精神論の本でないことが 分かり安心をした。マーフィーの成功法則の下地になっていると思われる。 特に「精神力ーその偉大な力」は、先がさっぱり見えない
不安感と挫折感の中で、何度も何度も読み返したことが懐かしい。 節目時に読んだ本は、節目時の自分の心でもある。 40年の年月は長い! そこで失ったものと得たものが私自身。一月程前に、信濃川の大手大橋を 歩いていたとき、地球の芯からの声が聞こえてきたことを書いた。 自分の独り言であるのは敢えて言うまでもないが、魂の芯から出ていること は違いない。時どき、その声と対話をしたり、中心点に気持ちを収集して、 その蓋を開けるイメージを持つ。そして、そこからエネルギーが心に溢れ出て くる感覚を持つ。また、その蓋の向う側に無限の宇宙の時空をイメージする。 気持ちが弱った時など非常に有効に働く。その下地が早朝の散歩の途中にして いた呼吸法。気持ちを地球の中心点まで到達するイメージを持ち、中心点を 擬人化して挨拶したり会話をしていた下地があった。 散歩をポタリングに変え、しばらく、その呼吸法をしてなかった。 ところが、サイクリングの途中にウォーキングを取り入れて大手大橋を ‘引きチャリ’をしていた時、脳の底から独り言で話していた擬人化した イメージの声が聞こえてきたのである。 一月前の随想日記に同じことが書いてある。その芯と声が、 この「精神力」と同じである。心の底のエネルギの源泉を探し出し元気を 創造しろということ。次回から、少し書き出してみるが、過去を振り返り ながら心の源泉の湯に浸かっている気分か。精神を哲学するのも、面白い。 精神=信念=「絶対言明」+エネルギー。意志に似ているが、少し違う。 意志の哲学といえばショーペンハウアー。その影響を受けたのがニーチェ。 ・・・・・・・ 3535, つれづれに ー 閑話小題 2010年11月29日(月) * 自分の初めの感じたことを信じなさい! 夏の終わりごろにニューカレドニアに行った時の話。 ホテル内の土産店で 若い女性二人が土産物で迷っているところ、60歳代半ばの日本人男性が話し かけていた。「自分の初めの感覚を信じなさい!」と。「私に、そんなことを 言ったら『アフォか、御前は!』と思うが、若い女性なら良いか?」と内語を 頭の中で呟いていた。 その言葉は、正しくもあり、間違いでもある。 これは経験からいえること。経験の浅い人になら、自分の感覚を信じて、 まず決断をし、その結果をフィードバックする方が、躊躇して何もしないより 良い、ということになる。それを信じて軽い気持ちで判断をして大失敗を数限り 経験してきた私にとって、そんなことは若い女性にしか言えないこと。 その人に何か怪しげなバナナ的雰囲気を漂わせていたが。同じ言葉でも、 受止め方は年齢、知識・経験の質量で変化する。 * 尖閣ビデオでYoutubeが注目される もう古い話になったが、海保のビデオ流出事件でYoutubeが注目を浴びてきた。 Youtubeは10分の制限があるが、個々人が撮影したビデオを自由に投稿できる。 僅か5年前に若い二人の米国人によってつくらたサイトで、一年後にGoogleに 2000億円で売却された。日本にも、その翌年2007年に上陸、瞬く間に普及した。 一日20億回のアクセスがあり、このサイトから世界的に有名になる人が続出。 数ヶ月前から面白そうなものを私のブログに貼り付けている。過って見たことが ない面白い映像が次々と見つかる。TV番組でも、世界の面白映像として毎週 紹介する番組が既に出来ているが、その多くは見たもの。 面白いビデオの右側 に関連したビデオの写真が貼り付けられ、アクセス数が書かれているので、 関連したビデオにネットサーフィンできる。そこで、思いもよらない世界を 垣間見るケースが多くなる。コスプレ、ラップ、ペットなど、知らなかった 世界を知ることが可能である。ところで、あのビデオについて石原慎太郎が 「売国奴の治世者が、英雄的行為をした人を国辱罪で訴えるという奇妙な現象 が起きている」と発言。言い得てるが、それが東京都知事ときている。 訴えると脅され、「チャンと受けてたって証言をする」といったら、何も 言わなくなったとか。 面白いと笑ってられないのが、この国の現状。 ・・・・・・・・ 3160, ドバイが債務不履行! 2009年11月29日(日) アラブ首長国連邦のドバイの資金繰り悪化が表面化した。 数年前にドバイの発展する様子をNHKスペシャルで放送したが、 石油で得た資金で競って超高層ビルを中心とした新都市の様相には驚いた。 世界のクレーンの3割が、そこで動いているという信じがたいことも 報じていた。大金持ちの若い御婦人が高級ショップで「もう、買うのに 飽きてしまった、ツマラナイ!」と云々。 ( 字数制限の関係でカット 2011年11月29日 ) ・・・・・・ 2795.ユダヤ人成功者たちに秘かに伝わる魔法の言葉・・4 2008年11月29日(土) 【第三の法則】 口はひとつ 耳はふたつ 「神が人間に二つの耳と一つの舌を与えたのは、 話すよりも聞くことを重視したから」 ーユダヤの諺 「口を閉じれば閉じるほど、自分の話を聞いてもらえる」 「噂はかならず三人の人を殺す。噂をばらまく人、疑問を抱かずに 噂話を聞く人、そして噂の対称になった人」「美徳と称するものは、 他人の嫉妬を刺激するものだが、控えめであることだけは例外だ」 ーユダヤの諺 「捕まえた鳥を逃しても、また捕らえることが出来るかもしれないが、 一度発した言葉を取り返すことはできない」ーユダヤの言葉 「知恵に近づくには、まず沈黙し、次に相手の話に耳を傾け、第三に それを自分の中に吸収し、最後は人に教えてみることだ」 ソロモン・カビロール (字数制限のためカット09年11月29日) ・・・・・・・・ 2007年11月29日(木) 2430, <おばあちゃん> 『いのちの書』ーより 「ちくま哲学の森」シリーズの第2巻の『いのちの書』という生死の関する 22人の内容が驚く内容の連続である。死刑の立ち会いの詳細、実際に 拷問にあった本人の手記、臨終のこととか。死に関しては、日常の中では、 誰もが見てみないふりをする。しかし書き手が言葉として書き連ねると、 それ自体が物語になるだけの深みを持つ。この本の冒頭の金子光晴の詩がよい。 <おばあちゃん> 金子光晴 『若葉』のおばあちゃんは もう二十年近くもねてゐる。 すべり台のやうな 傾斜のベッドに 首にギプスをして上むいたまま。はじめはふしぎそうだったが いまでは、おばあちゃんときくと すぐ<ねんね>とこたえる『若葉』。 なんにもできないおばあちゃんを どうやら赤ん坊と思ってゐるらしく サブレや飴玉を口にさしこみにゆく。むかしは、蝶々のやふにへんぺんと 香水の匂ふそらをとびまはった おばあちゃんの追憶は涯なく、ひろがる そしておばあちゃんは考える。 おもひのこりのない花の人生を 『若葉』 の手をとって教へてやりたいと。ダンディズムのおばあちゃんは 若い日 身につけた宝石や毛皮を みんな、『若葉』にのこしたいと。できるならば、 老いの醜さや、病みほけたみじめなおばあちゃんを 『若葉』のおもいでに のこすまいと。おばあちゃんのねむっている眼頭に じんわりと涙がわき 枕にころがる。願ひがみなむりとわかってゐるからだ。 ーー ある伯母が晩年に「歳をとることは、無念なこと」と言っていたとを、 聞いたことがある。偶然に去年、老いを取上げていた!
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2015年11月28日(土)
人生を振返り、『楽しく、面白い人生だった!』と断言できることは 有難いことが、そう思えば、そう思えてくるのが人生。考え方次第である。 森の生活(現役)から、サバンナの生活(隠居)に移行してからは、 日々を、いかに面白く楽しく過ごすかが目標になっている。51歳の年から、 人生観を切替え、10年以上を前倒しにし、捨身で「面白、可笑しく」を テーマに生きることにしたが、その面白かったこと、この上なかった。 それもあってか、「楽しむ」の格言は、どれもこれも納得できる。 秘境:異郷ツアーは、ごく短期間に圧縮された人生を垣間見ることができた。 ≪・そうだ、僕のまわりには小鳥だの、木々だの、草原だの、大空だのと、 こんなにも神の栄光があふれていたのに、僕だけが恥辱の中で暮らし、 一人であらゆるものを汚し、美にも栄光にも全く気づかずにいたのだ。 〜ドストエフスキーロシアの小説家、思想家/1821〜1881) ・わたしにとって最高の勝利は、ありのままで生きられるようになったこと、 自分と他人の欠点を受け入れられるようになったことです。 〜オードリー・ヘップバーン(英国の女優 / 1929〜1993) ・良いものでも、悪いものでも、人生での経験には感謝しましょう。 〜スーザン・サマーズ(米国の女優、作家/1946〜) ・年をとったから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから年をとるのだ。 〜バーナード・ショー(アイルランド劇作家、ノーベル受賞/1856〜1950) ・人生は楽ではない。そこが面白い。 〜武者小路実篤(日本の小説家、詩人、劇作家、画家/1885〜1976) ・各人はその考え次第で幸福にもなり、不幸にもなる。 他人が見てそう思う人ではなく、自分でそう思う人が幸福なのである。 〜モンテーニュ(フランスの哲学者、モラリスト /1533〜1592) ・世間を知り、世間に寛大であれ。世間を楽しむためには、 世間をかすめて生きるべきだ。〜ヴォルテール(フランスの哲学者、 作家、文学者、歴史家 / 1694〜1778) ・晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。楽しみあるところに楽しみ、 楽しみなきところに楽しむ。 〜吉川英治(日本の小説家/1892〜1962) ・僕は生きてることが幸せさ。僕が僕らしくいられることが幸せなんだ。 (I’m happy to be alive, I’m happy to be who I am.) 〜マイケル・ジャクソン(米国のシンガーソングライター/1958〜2009) ・神より賦与されたる人生は短きも、楽しく送りし人生の記憶は永遠なり。 (The life given us, by nature is short; but the memory of a well -spent life is eternal.) 〜キケロ(共和政ローマの政治家、哲学者 / 紀元前106〜紀元前43)≫ ▼ 【人生は楽ではない。そこが面白い!〜武者小路】がよい。 「幸福の4階建」の全てのフロアーを味わい、それを楽しむのが人生! < 4階:克服できない苦難や悲しみの中に、幸福がある。 3階:苦難や悲しみを経験し、それを克服する。 2階:獲得した「快」を永続させる。 1階:人間の本能的な「快」(恋、富、名誉など)を得て、増やす。> 「人生は楽ではないそこが面白い」の「人生」を、「生老病死」に、いや 「死」に置換えてみるとよい。現点の私は「老いは楽でない。そこが面白い」。 成るほど納得できる。老いを面白がって楽しめば「豊穣の老い」になる。 「幸福の4階建」には屋上がある。屋上の外には広大な世界がある。 「そこには小鳥だの、木々だの、草原だの、大空だのと、こんなにも神の 栄光があふれている」ことに気づくことだ。その為には、とにかく屋上に 出てみること! 生涯現役も悪くはないが、違う楽しみが世界に満ちている。 で、昨日と同様、以下に続く! たっく、楽しみ方が、まだ中途半端だ。 そうこう考えると、無知は致命的な欠損である。但し、全ての人だが! ・・・・・・ 5006,人は死ぬとき何を後悔するのか? 〜2 2014年11月28日(金) 『人は死ぬとき何を後悔するのか 』小野寺 時夫(著) * 死を忘れた日本人 41年前に、一年間、同居していた父親の死際を目の当りにした。 その時の生への渇望は、砂漠の真中に一人取り残された彷徨い人のようだった。 その時から現在まで、多くの死に関する書物を読んできたが、 一般的に人は死に関し目を背けているようだ。ーその辺りからー ≪☆ ホスピスにくる患者に接すると、自分が死ぬということをあまり考えた ことのない人や、どうしても死を認められない人が増えている。若い人は当然 だが、中高年の人にも多く、特に金や権力のある人にこの傾向が強い印象がある。 自分は平均年齢までは生きられると考えている人が多いが、その一方で、平均 年齢に達しないで亡くなる人も多い。 ☆ 日本は「寝たきり老人」が世界一多く、脳卒中の後遺症、認知症などで 自分で食べられなくなったため、胃瘻(腹壁から胃に管を通し食べ物や薬を 流し込む処置)で生かされている人が5万人以上もいる。北欧の老人施設を 見学して驚くのは、寝たきりや胃瘻で生きている人がいないこと。これは日本 の介護と欧米の介護の考え方の違いで、欧米はどんなに手がかかっても、最期 まで自力で歩かせ、自力で食べるよう仕向け、それができなくなったら、あまり 手をかけない。意識がなく回復の可能性のない人に胃瘻で生かす考えはない。 ☆ がん患者の在宅死の率は、米国では8割、欧州で5〜6割、しかし日本では 1割弱。病院は死を迎えるには適切ではない場合が多く、住み慣れた自宅で、 家族や孫の声を聞きながら死んでいくのが求められる。 ☆ がんで助からないと分かると、ほとんどが「こういう病気で今死ぬとは 思わなかった」と述べる。実際には、人は常に死にまとわりつかれ生きている。 人が死に向き合う時は、それまで身につけていた社会的衣のすべてが剥がれ、 むき出しの個人になる。繰り返すが、死に直面すると金、権力、名誉など 社会的衣は役立たない。「人は生きてきたようにしか、死ねない」死に直面 しても、その性格の本質が変わることはなく、自立心の強い人は死ぬときも 動揺が少なく、世の潮流に流されながら、他人や社会への依存心の強い人は 死に向かうときに不安や動揺が顕著になる。確かな死生観を持って、誠実に 努力して生きてきた人は、死に様も立派な人が多い。死ぬということは自然 現象で、死には金も権力も全く無力である。 ☆「金で命は引き延ばせるか」金さえあれば世の中できないことはないと 思っている人がいるが、そういう人が死に直面すると、金ではどうにも ならないことに憤慨して不穏な気持ちになる。特に多いのは免疫療法に対する "思い込み"である。特別高価な免疫療法が効かないわけはないと誤解して いる人が多い。民間の代替医療も高いほど 効くと誤解している人が多い。≫ ▼ 一部の望みは妄想でしかない。その妄想で、最期は悲惨な死をむかえる ケースが多い。元気なうちに、ノートかパソコンに、書き残しておくべき。 死の現場は悲惨である。 ・・・・・・ 4639, デフレの真実 ー金持ちの本音 ―� 2013年11月28日(木) ー庶民は知らないデフレの真実 ー森永 卓郎 (著) * 東日本大震災後の第三次震災恐慌が狙い目 貧乏人が金持ちになるには震災が狙い目?それが数年後の恐慌、経済大変動 というが、御隠居の身で鳥瞰するには良いが、知れば知るほど末恐ろしい。 震災恐慌では大部分が被災者になり、弱者になる。金持ちは、海外に資産を 移動して最小の打撃で済むか、焼け太りになる。しかし、貧乏人にもチャンス があるはず!と。 まずは、ーその辺りからー 《 関東大震災後に世界恐慌の煽りで、第一次震災恐慌が起こった。 そして1995年1月に起こった阪神・淡路大震災から2年後の1997年、橋本内閣は �消費税を3%から5%に引き上げ、�特別減税を廃止、�会社員の医療費本人負担 を2割から3割に引上げ、都合9兆円もの国民負担を断行し、その後14年続く デフレの原因を作ってしまった。 恐慌ほどでないにしても、先進国でデフレに陥ったのは日本だけ。 これを第二次震災恐慌という。そして、この情勢から早ければ2014年、 遅くとも2015年に、第3次震災恐慌が日本を襲うだろう、消費税率は2014年4月 に8%、遅くとも2015年に10%に引き上げられる。一方で2014年には徐々に 復興需要のカンフル魂剤が切れる―過去の例を振り返っても震炎恐慌が起こる 確率はかなり高いのだ。 どれだけ資産価格が下がるかを正確に予測すること ほできない。しかし、第3次震災恐慌は、少なくとも1997年以降に起った のと同じくらいのインパクトを持っだろう。1997年から2010年までの13年間で、 全国の市街地価格指数に49ポイント下落し、日経平均株価は45ポイント下落 している。だから、資産価格の半額セールが始まると見てよいだう。・・・》 ▼「日本の二つの大震災の数年後、恐慌か、それに比類する経済大震災が 起こった。だから、今回も起こるのでは?それも、来年か、再来年に?」 という筆者の論も、ある面、納得できる。アベノミクスの政策をみれば経済震災 は至極当然。その時どう対処するか? その混乱を中国が虎視眈々と領土を 狙っている上に、米国がTPPを隠れ蓑にした郵貯を狙っている。 「刺激的なことを書いているが、恐慌など起こってないじゃないか!」は、 「日本のバブル崩壊後の20年間で、何も起こってないじゃないか!」と似ている。 二つの大震災、20以上あった都銀が3つになり、20年のデフレが続き、経済は疲弊。 世界ブランドの、パナソニック、ソニー、日立、カシオは地に落ち、ダイエー、 西武グループが消滅。それと同じか、より激しい経済変動が静かに起こっている。 かくいう私も、大波に飲み込まれてしまった。 偶然だが、以下に金融面で コンサルティングをして貰っていた林さんの著書の感想文があった。 この春で、円滑法が打ち切りになったが、表立った倒産の急増の話はない。 どうして? と思うが、消費税の増税で金融を緩めているため。地元の知人の話 を聞くと、景気悪化は止まっていない現実がある。株価が上がっているのは、 金融緩和の資金が実需でなく株式に回っているため。これも金持優遇である。 中国との領土問題など戦争の匂いもしてきた。被害者は弱者の大衆になる。 ・・・・・・ 4274, 「金融円滑法の打ち切りの是非」を 世に問う 2012年11月28日(水) 「中小企業金融政策の理念」林憲昭著 * 初めてのアマゾンのレビューへの書き込み 以前、金融に関してコンサルティングをしてもらっていた林さんが、 新著を出された。何冊目になるだろうか。そこで一度、アマゾンのレビューを 書いてみたいと思っていたので、投稿してみた。赤裸々な事態を曝してよい ものか、どうか考えたが、実名を出すわけでなく、今さらと思い投稿した。 ーまずは、その内容からー ≪ 昨年の3・11直後、事業を断念して1年8ヶ月経ち、少し気持ちが落ち 着いた矢先、以前、読んだことのある著者の、この本を見つけました。 9・11以来、売り上げが三分の二になり、血の滲む思いでリストラを断行し、 何とか目安がついた矢先にリーマンショックで、さらに半分、合計で三分一 まで激減。それでも金融円滑法と、雇用調整給付金で、何とか持ちこたえていた。 しかし、あと半年〜1年で資金が底をつくのが目に見えてきた矢先に東北震災が 発生。その直後に前倒しで会社を整理した。それでも複雑な思いがあります。 大きな肩の荷が下りて本当に良かった、という思いと、重大な経営ミスをした わけでなく震災ともいえる経済津波で長年培ってきた事業が消滅した無念さが あります。大不況の中、大多数の中小企業は血の滲む思いで踏ん張っていますが、 来年三月で金融円滑法の打ち切りになります。著者が現場の窮状を目の当りにし、 可能な限り弱い立場に置かれた中小企業を、この非常事態に擁護すべき、 という熱い思いが、伝わってきます。来春このまま金融円滑法が打ち切られた 場合、数千、数万の中小が大きな岐路に立たされることは、私の経験からしても 間違いありません。しかしグローバル化の時代、3年も猶予を与えられたので 打ち切りも致しかたがない、のも道理です。悪いことに再来年には消費税の増税 が控えています。ここで1〜2年、更に引伸ばしても同じでは? というのも、 既に事業から退いたから言えること。私の事業フィールドが地方だったことも ありますが、地域経済の冷え込みは、想像を絶しています。 著者の指摘で中小企業の金融政策関係者に大きく取り上げられ中小企業の助け になることを望みます。私が、3・11以降、あのまま事業を続けていたらと思う と背筋が寒くなります。経済的大津波は、外海から内海に向けて押し寄せて来て いるのが、私には見えています。私は償却前赤字を事業断念の目安にしました。 情報化と、グローバル化による生産の国内から海外へのシフトによる空洞化と、 物価と資産デフレの中小企業への直撃が、この異常事態を引き起こしています。 それを割り切り諦めるか、最後の最後まで踏み止まるか、難しい問題です。 小泉改革は、あまりに大手銀行よりで、私の経験からしても酷いものでした。 その方向に、自民党が政権をとった時に戻るとしたら、恐ろしい結果が待って いるはずです。その中で、丁度良いタイミングで世に問うている素晴らしい 中小企業擁護論です。多くに金融関係者に是非とも読まれることを勧めます。≫ ▼ 昨夜、TVで「来春の『金融円滑法の打ち切り』後は、弾力的に対応する」 というコメントが流されていた。この著書が大きく影響したのか、タイミング 的に同じだったのか? 世情の厳しさは、止まることはない。 ・・・・・・ 3899, 国債クラッシュ 2011年11月28日(月) 「国債クラッシュ―震災ショックで迫り来る財政破綻」須田慎一郎(著) ◎ 国債金利2%で発生 ? 図書館で何気なく手にした本だが、来年暮れの具体的な国債暴落の シュミレーションが生々しい。この本の出版日が今年の6月末。それからして 4〜5月に書かれたもの。半年間の流れは、この本のシュミレーションより 危機の度合いは激しい。ギリシャ危機で世界恐慌一歩手前まで行ってしまい、 イタリアがIMFの実質管理入りし、そしてスペインとハンガリーが危険水域 まできた。さらに一番安全とみられていたドイツ国債が三分の一も売れ残って しまった。 日米より遥かに健全?と思われているドイツ国債の売れ残りには 世界中が唖然とした。それならば日本は?の連想になる。 この本のシュミレーションは一年後の11月から12月の想定。この本を読み 始めた直後に、ある人からメールが入り、石角完爾『ファイナル・クラッシュ』 (朝日新聞出版)が、シビアに現在の日本の危機が書いてあると教えてくれた。 また昨日の関西系TVの政治経済を話題にしたバラエティーでも、この本を 取り上げていた。アマゾンの書評を読んで、こちらの方がよりシビアと早速、 購入した。 ー「国債クラッシュ」のアマゾンの内容紹介からー 2012年12月、ついに「その日」がやって来る。大震災が「財政破綻」の引き金 をひく戦慄のシナリオを詳細シミュレーションで検証。3.11大震災以降、 日本の抱える「財政破綻」という"時限爆弾"のタイマーは、確実に時を刻む スピードを上げている。国債の大暴落が円・株・債券の全面安という、空前の 「日本売り」を引き起こす戦慄のシナリオを詳細シミュレーションで徹底検証。 〜印象的な部分を、書き出してみると・・ *「具体的には長期金利2%が、実質的な[国債クラッシュ]の目安。 その数値に達成した場合、為替では、現在の様相がウソのように円安にぶれて いき、それによる価値の目減り分を嫌った資産の海外逃避が、いっせいに進み、 円安の底なし沼にはまる」 *「マーケットには現実を正確に把握する力も、結果を見通す眼力もない。 マーケットには不安に駆られやすく臆病で、かつ利己的な心理があり、 それに従った場当たり的な判断があるだけ」 *「国は国民から税金を取れないがために、国債を発行して『借りる』という 形で茶を濁してきた。国民は税金さえ取られなければ、国の借金体質には 寛容だった。・・・そして危機が訪れるや、企業や個人は自己防衛のため、 いっせいに日本売りに乗る・・・」 *「日本国債とアメリカ国債は、よく見ると連動している。アメリカの金利 が上がり出すと、それにつれて国債の金利も上がる。と同時に、連動して 日本の国債と銀行金利も上がるとすると、2%など直ぐにでも上がっても 不思議でない。」 ▼ 何か不気味な風が日本を覆い始めている。それも来年の今頃の シュミレーションが具体的な物語風に書かれているのをみると、不気味と いうより、恐怖を感じる。それも半年前に書かれた時は、ドイツの国債が 三分の一も売れ残るなど著者も思いもよらぬこと。 ・・・・・・ 3534, エコポイントの駆込み購入の愚! 2010年11月28日(日) * エコポイントは目先延命の劇薬、それが切れる来年は? 少し考えれば分ることだが「エコポイントの駆け込み購入」で、このところ 家電チェーンが賑わっている。しかし、この騒ぎが終われば値崩れが起きて、 このポイント以上に値下がりをするのは火を見るより明らか。元もと エコポイント制度そのものが、恐慌に対する延命のカンフル剤で、目先の苦痛 を避けるためのもの。しかし来年の前半には、この前倒しの反動が大きくなる。 薄型TVは典型的な相場商品、大きく値崩れをするのは火を見るより明らか。 そういう批判がないのは、マスコミがメーカーから広告を貰っているため。 地デジ化は来年7月、その間に大きく値下がりは当然のこと。その上に世界的 恐慌の火の手が更に大きくなる。 他人事ではない、当方は460台のTVの買い替えがある。来年7月の瀬戸際 ほど安くなる、と仮説を立てたところ、このことに気づいたのである。エコ ポイントは、間接的には住宅、家電、自動車メーカーに対する間接的援助では ないか。そのピエロが、それで買いに走っている大衆。決して穿った見方でない。 誰も気づかないだけで、これはこれで良い。それを声高にいうこともない。 国家にとって目先の失業と倒産を避けなければならない。しかし来年は、 この反動で、日本経済は大きく落ち込むことになる。「来年、怖い!」が、 キーワードか。デフレ・スパイラルが更に大きくなる。総中流が、総下流社会 に墜ちていく。しかし、総下流が大部分なら、それが普通になり、総中流では。 ブラックジョークになるが、それが社会主義の理想とするところ。格差のない 清貧の社会。(以上、字数制限のためカット 2011年11月28日) ・・・ 3159,金を通して世界を読む −2 2009年11月28日(土) 「金を通して世界を読む 」 豊島 逸夫 (著) 住宅価格下落を予測して、下げで大もうけをしたジョン・ポールソンが近く金 《ゴールド》を中心としたファンドを始めるという。彼が3〜5年スパンで金に 「兆」単位を投資するというから、2〜3倍以上の高騰を予測しているはず。 銀も一年前から高騰を始め、年に90パー以上も値上がりをしているから、 金はまだ40パーセントだから、50パーの値上がりと考えることができる。 そうはいかないのが相場の世界である。まあ、どうなることやら。 ーこの本の中で、含蓄の深い部分を抜粋してみるー ≪ 日本で最も金が売れる地域といえば、京都である。店舗の面積坪当たり最大 の金小売店も京都にある。京都には宗教法人が多く、資産も蓄積されている。 (以上、字数制限のためカット 2011年11月28日)
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2015年11月27日(金)
* 思いのままに ・後ろ側から追いかけられるような『死への怖れ』が、70歳過ぎると、 真正面から迫ってくるというが、あと二ヶ月足らずで到達する。半世紀 以上の腰痛持ちで、その年々悪化が老いのバロメーターになっている。 杖をつき、次に車椅子生活?も、そう遠くない先になるのか? それでも楽観的なのは、『人生の大よそのことは、遣りつくした』 手ごたえがあるため。自分自身を飼い殺しにして、老いてから、泣き言を 言わないで済むだけでも良しとしなければ・・ これも自分への説得か。
・先日のパリのテロ、2001年の9・11テロに匹敵まででないとしても、 欧州に、世界に、大きなインパクトを与えた。大国が本腰を入れて、シリア などの拠点に攻撃を始めた。案外、早く掃討される可能性があるが、相手は ネット上で繋がっている狂信の徒党、粘り強く生延び抵抗をする。 世界各国の衛星を使った空爆の能力は、想像を絶する破壊力がある。 ひたすら、一方的に殺戮される。ISに大国のスパイが大量に入り込み、 情報を流すことも可能で、その反撃で、何時、何処で、誰もが巻き込まれる、 これまで無かった新しい戦争が本格化する。世界は、今世紀末まで持つ?
・コンビニでの年賀葉書のデザインを決定、発注をしたことで、年末に 近づいた実感できる時節になった。今朝は4時前に、霰の音で目が覚めた。 今年もごく身近は、相も変わらず!数年ぶりに、少し重い腰痛が出たこと位。 それでも一番上の姉(故人)の連れあいが享年87歳で、兄嫁のお父さんが、 99歳で亡くなり、中学校、大学の友人が、それぞれ二人が亡くなった。 ( で、面白いことに偶然だが、去年の文章に繋がっていく! ) ・・・・・・ 5005,人は死ぬとき何を後悔するのか? 〜1 2014年11月27日(木) 『人は死ぬとき何を後悔するのか 』小野寺 時夫 (著) * 2500人を看取った医師が知る「間際の心」 『死ぬときに後悔すること25』大津秀一(著)の読書録など「死に際の後悔」 について書いてきたが、これも重厚な内容。この20年〜30年間、死について の本を多く読んできた。そこには、死とともに、いかに生きるかが、 逆反射で見て取れた。 ーアマゾンの説明よりー 《 外科医、ホスピス医として2500人以上の死と接してきた医師の小野寺時夫氏 が見た、様々な「死に際」。人生の最期の場面に、その人の生き様がすべて 現れるという。しかし、死生観を持たない日本人は、すべからく「哀れな死」 を迎える人が多いと著者は言う。死に際に後悔をしないためには、どんな生き方 をすればいいのか。「人は生きてきたように死ぬ」「死」を考えることは、 よりよき「生」を考えることである。》 ー別の本の話になるが、数多くの患者を看取った女性介護人が振り返る老若 男女の「最期」の言葉、『死ぬ瞬間の5つの後悔』ブロニー ウェア(著)の 「5つの後悔」が明快である。 1 自分に正直な人生を生きればよかった 2 働きすぎなければよかった 3 思い切って自分の気持ちを伝えればよかった 4 友人と連絡をとりつづければよかった 5 もっと幸せを求めればよかった 〜以上が、人生に対する正直な後悔の気持ちだが(・・;),(--;),(__;) ▼ 去年の春先、小学校の同期性が男女13人集まった。そのうち4人が男 だったが、既に一人が膵臓ガンで、あと一人が、余命が長くなさそうな ガンになっていた。当人にとって、死は内的な「ブラックスワン(絶対に 有得ない出来事)」とはいえ、必ず直面する問題。その余命長くなさそうな 男は、「まさか、自分が・・ 80歳までは生きれると思っていた!」と 慌てふためいていた。ボロニーウェアの場合、誰一人として、もっと金を 残しておけばという人はいなかったと・・ 殆どが後悔をするのが人生。 問題は、それを少なくする生き方である。ならば、5つの後悔の逆の 生き方をすればよい。『自分に正直に、働きすぎず、自分の気持ちを思い 切って伝え、友人とは連絡を取り続け、幸せを追い求める人生を生きる』 そう考えると、自分の場合どうだろう? (=_=;) 後悔先に立たず?後悔しても、何でもやってみる生き方も捨てがたいが! 小林秀雄は「私の人生観」で、《 武蔵の言葉で、「我事において後悔せず」 (われ、ことにおいて、こうかいせず。)これはもちろん一つのパラドックス でありまして、自分は常に慎重に行動してきたから、世人のように後悔などは せぬというような浅薄な意味ではない。今日の言葉で申せば、自己批判だとか、 自己清算だとかいうものは、みな嘘の皮であると、武蔵は言っているのだ。 そんな方法では、真に自己を知ることはできない、そういう小賢しい方法は、 むしろ自己欺瞞に導かれる道だと言えよう、そういう意味があると私は思う。》 と述べているが、極限を生きてくれば、後悔などすることはない、ということ。 ・・・・・・ 4638, デフレの真実 ー金持ちの本音 ―� 2013年11月27日(水) * 資本主義社会は、金持ちが有利につくられている! ー庶民は知らないデフレの真実ー森永卓郎(著) 要点を絞り込むと、資本主義社会の金持優遇が明確に見えてくる。 消費税が5%から10%に増税される反面、金持ちや企業の減税がなされる。 英国で1979年にサッチャーが首相になると、9年かけ、これまでと真逆の政策 を実行した。25〜83%まで11段階あった所得税率を25と40%の二段階にした。 その反面、消費税を8%から15%へ引き上げた。金持ちの所得税を半減し、 庶民が負担する消費税は二倍近い増税である。これは1982年のフォークランド 紛争を利用して、勝者・サッチャーの政策を支持させて、この金持優遇の税制 改革をした。弱肉強食社会こそ国力を上げるという美名の元に。現在、TPP の話し合いが続いているが、日本にとってはマイナス。環太平洋沿岸国の関税 などを撤廃して、アメリカ主導の貿易圏を作りましょう!というが、 これは弱肉強食の強者に有利な制度。狙いは、日本人が溜め込んだ郵貯。 それを民間にして、本体の株式と、預金を狙っているのは自明である。 〜金持優遇の一節より 《 金持にとって、デフレは天国だ。私が持っている3億の価値は、デフレで 1%下がっただけで300万分の価値が上がると同じことになる。資産がさほど 無いけれど、おいしい既得権を握っている人はデフレは好都合。庶民は転職が 難しくなったり、リストラにあうが、終身雇用の公務員はリストラはない。 デフレは、この人たちの暗黙の了解で行われている。管弦楽団と同じように、 オーケストラのメンバーはタクトを見れば、具体的指示がなくても指揮者の 意図を読取り演奏ができる。それと同じことが、世の中で行われいるのだ。 ・・ 消費税増税で10%になった場合、庶民は収入の80%を消費に回すのに対し、 金持ちは20%で済む。社会保険は収入に対してかかるのに、庶民の払う消費税は、 80%のうちの10%で収入の8%になるが、金持ちは20%×10%だから、2%で済む。 だから金持ちと、庶民は消費税一つとっても違うのだ。》 ▼ 著者は、だから金持にならないとワリを食うと強調する。 まず、一年分を貯めろ、次に三年分。そして、それを投資のタネ銭にしろ! という。この辺りから、「君は一万円を破れるか?」の著者と、大きく違って くる。本音は誰も貧乏より金があった方がよい。その目安は、金に心配しないで 済む収入と、貯蓄。一説では、300〜400万の収入と2千万の預金。あとは、 さほど変わらない?という。しかし、これも思い込み? 生物の進化は優勝劣敗 があればこそだが! ・・・・・ 4273, 100の思考実験 2012年11月27日(火) 「100の思考実験: あなたはどこまで考えられるか」 ジュリアン バジーニ(著), ー 内容紹介(アマゾン) ● これは「読む」本ではありません。「考える」本です。 ● 「列車の暴走で40人が死にそうなとき、5人だけ死ぬほうにレバーを切り 替えられるとしたらどうする」NHK「ハーバード白熱教室」で取り上げられた 「トロッコ問題」のように、古代ギリシャの時代から哲学者たちは「思考実験」 を“考えるためのシミュレーション・ツール”として用いてきました。 身体と脳・自意識・生命倫理・言語・宗教・芸術・環境・格差など、多岐に わたるテーマから選りすぐった簡単に“答え”の出ない、哲学・倫理学・論理学 の100の難問があなたをぐらぐらと揺さぶります! ★【書評から】 「読んでいて思わず引きこまれる。知的で愉快で、型破り。 巧みでセンスのよい構成。 誰かと議論したいのに、相手が見あたらないとき、 繰り返し手にとりたくなる本だ」 「楽しんでできる頭の体操」「何度も考える ことこそ、明敏で切れ味のよい本書の意図するところだ」 「この本はさながら、 道徳哲学の“数独”。身動きできない地下鉄の中でも、“思考実験”のどれか に取り組めば、たちまち 通勤地獄から抜け出せる」 ▼【私の書評】 考えさせられる本。まず一番私が考えさせられたのは、 「楽しみの法則」である。≪ キャリア上の躍進を続けてきて、ようやく、 二つのチャンスが同時に舞い込んだ。ふたつの国の大使である。どちらも 南太平洋の小さな島国で、ひとつは、厳しい法律があり、婚外セックスも飲酒も 麻薬も大衆的娯楽も、贅沢な食事まで禁じられている。許されているのは美術や 音楽といった高尚な楽しみだけ。実際に国が、それらを推奨していたため、 世界屈指ののオーケストラやオペラや美術館や劇場がそろっていた。 もうひとつ、 知的にも文化的にも砂漠のようだった。しかし、快楽主義者 にとって天国で知られ、何もかも許されていた。≫ このふたつの判断、自分だったらどうするだろうか。 学生時代の四年間の 過ごし方に似ている。学生時代の遊学で、有り余る時間の中で何をするかは、 本人の自由。この問いのように、学びに中心を置くか、 遊びに中心を置くか、 大きく迷うところ。都会での遊びも、学びも、学生時代しか出来ないことがある。 問題は、どう考えるか。人生でも同じことがいえる。往々にして、二つの 両立は、なかなか難しい。私の場合は、「硬派のレールの上を軟派に生きる」 を意識していたが。低俗の遊びには、高い税金がかけられ、崇高な遊びには、 推奨金が出るケースが多い。とはいえ、どちらも実際に経験してないので、 本人にとって、選択した以外の方は、うかがい知ることはできない。 この歳になり過去を振り返って、この問題がフラッシュのように思い浮かぶ。 あの誘惑に乗っていたら??・・ で、私なら? 答えは明白である。 高尚の方である? 何故なら、快楽の楽しみは、帰国した時にチャンスは無限 にあるが、高尚の方は、帰国した時に雑多な日常の中では、じっくり浸る時間が 取れないからだ。その人が、それまで苦労して手に入れた高尚な?大使職。 その職に相応しい時間を味わうのは当然の理である。 とはいえ、大きな後悔も残るだろうが。 ・・・・・・ 2011年11月27日(日) 3898, つれづれに ー景気の話ー * 金融株は、どうなっている? 久々に金融株を見て驚いた。何と野村證券が230円、三井住友銀行が 2000円(額面を換算で200円)、みずほ銀行が100円割れ。 東京三菱が330円とあった。野村證券は5年前の10分の一、みずほ、 三井住友が6〜7分の一以下。銀行株が100円を割ると危険水域を超える というから、みずほ銀行は非常に厳しい事態。いかに、リーマンショックの 影響が大きかったかである。EU危機も何処かの国がデフォルトでもすれば、 欧州だけでなく、世界中の銀行の連鎖倒産が起る。日本国債務のGDP比が 220%もあり、ユーロ圏の90%程を大幅に上回り、アメリカの100%、 イギリスの80%に対しても、あまりに多いことが分かる。その日本が、 このままでいられる訳がなく世界の投機筋が日本を狙うのも時間の問題。 日本人が1400兆円の金融資産を保有しているというが、その多くが アメリカ国債に変わっている。日本が本当に健全なら、日本の三大メガバンク の株価が、ここまで落ち込むことはない。その中で消費税の10%へのアップ を与野党がこぞって反対をしている現状は情けない。とはいえ経済の疲弊度 からみて、内税のコストを中小企業が吸収するに限界を超えることになる。 * 70インチTV 新聞報道で70インチのTVが売り出されたとあったので家電で見てきたが、 想像以上に大きい。50インチの二倍近い画面であれば当然だが、一般の家庭の 居間に果たして収まるか疑問もある。大型TVは大きいほど良いが・・ あれでデナーショーを見たら現場感覚に近い迫力を感じ取ることが出来るだろう。 50インチのTVを見た時の驚き冷めないうちに、二倍の大きさになっている。 こういう不景気の時代、家でTVを見ているのが一番安上がり。 ・・・・・・・ 3533, 竹森俊平の「漂流を始める世界経済」 2010年11月27日(土) 経済専門雑誌「Voice」12月号に、 竹森俊平「漂流を始める世界経済」があった。 彼はリーマンショックの直前に、それを予測するような著書 「資本主義は嫌いですか」を出版している。直ぐに読んだが、そこで 「紙切れ通貨制度」の功罪を呈示し、そこから生じる厄介な問題がいくら 抱えても、われわれは管理通貨制度と、うまくつきあっていくしかない! と論じている。「漂流を始める世界経済」の中で彼は、2011年の記憶を あらかじめ消去してしまいたいほどの経済惨状を予測する。 【来年には世界経済が二番底に陥る可能性が高く、その様相が悲惨になる からだ。主要国指導者は己の判断ミスを認めず、責任を外国に転嫁し保護 貿易主義に走る。しかし保護主義によって事態が好転しないため、指導者への 信頼は一層地に墜ち、その後の操縦席に人がいない状態になり、世界経済の 漂流が始まるという。 そこで二番底は、ギリシャ危機以降、PIIGS (ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペイン)の破綻と 考えたが、それを撤回した。 ヨーロッパのエコノミストや政治家と、逆に 財政刺激策の継続を説くアメリカのカウンターパートとを比べると、景気浮揚 に失敗するのはヨーロッパと思われるが、ヨーロッパの政治エリートは、 大衆の意向に反して豹変が許されている。「状況が変わった」と、今までと 百八十度異なる政策をとることも可能である。しかし選挙民の思惑にがんじ がらめなのがアメリカ。失業率9%台の高止まりも、本来、緊急景気対策費 65兆円のおかげで、その程度でいられると読むべきだが、「巨額な対策費 にもかかわらずそんな効果しか上げられないのか!」と受け止めるのが アメリカ国民の実態。 さらに今年末には前政権による所得減税が終了し 11年からは増税が始まる。「ティーパーティ運動」が声高に叫ぶ 「これ以上無駄な税金を使うな」を、政治家が無視できなくなる。 ということは、二番底がどこかで発生するとみてよい。今や二番底と保護 貿易主義という暗雲がたち現われている。ここで世界は問われているのは 政治のありようである。】 ・・・・・・・・ 3158, 金を通して世界を読む −1 2009年11月27日(金) 「 金を通して世界を読む 」 豊島 逸夫 (著) このところ、金の価格が動き始めてきた。年初からみると、 4割の上げで3500円。銀が9割上げていることからみて、まだ上がる という強きの見方が大勢である。この本、半年前に買って目を通したが、 あまり積極的には読んでなかった。しかし、ここで新聞などで金の値上がりが 報じられたこともあり、再び読み始めたが面白い。 まず、その内容より。 ・投機を目的とするか、投資なのかをハッキリすべし。 ・金は一般的に「有事の買い」といわれるが、実は「平時の買い、有事の売り」。 ・ドルは200年、金は2000年の通貨の歴史がある。 ・ドル発券国のアメリカの外貨準備に占める金の割合は70パーセント以上。 中国・日本は1%に過ぎず、巨額のドルを保有。欧州のドイツ、フランスは 50パーセント以上。中国の金の生産量が南アを抜いて世界一位。その日本は、 金が高騰すると、貴金属のリサイクルが進んで、一転輸出国になる。 これは国力衰退の象徴である。 ・ 金は30年前の5千数百円をピークに停滞が続いたが、10年前の 1999年から長期上昇トレンドに入る。10年前の底値は250ドルである。 現在は1200ドルに近いので10年で5倍近い値上がりになる。 ・ 実物資産の不動産と比較すると、金には *固定資産税がかからない。 *売買市場が完備されており、日々の価格も 外為同様に公表される。 *小分けが出来る。 *資産の隠匿手段として最適 *利息などキャッシュフローを生まない。しかし、これがアラブなど中東の 金持ちにとって、アッラーの教えに反しないので金保有は都合が良い。 〜〜 以前にも少し「金」について取上げたが、金といえば商品取引業者の餌食に なる「金の投機」が思い浮かぶ。目先の動きの先物で利ヤザを稼ぐ際どいもの。 著者は、その道のプロだが、長年の結果が8勝7敗だが、そのプロ筋では 8勝の結果は評価は高い。金投機のプロは8勝7敗で生き残り、7勝8敗で 消えていく世界。その8勝と7勝の一勝の差は、「損切り」。問題は負けが 込んでいたときに、いかに手早く見切るか、それが出来ないという。 今に戻ると希望的観測を持ちたがるが、よほど強い意志がないと出来ない。 だから、相場のプロも自分個人の資産運用に関しては純金積み立てと 決めている。相場に魔法の杖がないことを骨身にしみているので無益なゼロ サムゲームには参加しない。 仲間のデーラーも同様だという。 そういう世界が投機筋ということだ。 恐ろしい世界である。
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2015年11月26日(木)
* 楽しむことを人生の目標に 両親から学んだことは、『仕事も趣味も、楽しめるほど追及すること!』 あのエネルギーは楽しんでいたからこそ、限りなく湧き出てきたようだ。 明治以降、いや西欧文明は本来、キリスト教倫理的な一心不乱に働くこと、 『苦悩を突き抜け歓喜へ』という、忍苦、勤勉、に価値の重心がおかれていた。 しかし、一部の人たちには、以下のように、『楽しむことの重要性』 『遊びをせんと生まれけん』こそ、人生であると理解していた。 『楽しんでこそ人生』でネット検索をしたら、あるある・・ ≪ ・最も長生きした人間とは、最も年を経た人間のことではない。 最も人生を楽しんだ人間のことである。 〜ルソー ・「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。 〜斎藤茂太 ・人間の一生は誠にわずかの事なり。好いた事をして暮らすべきなり。 夢の間の世の中に、好かぬ事ばかりして、苦しみて暮らすは愚かな事なり。 〜山本常朝(江戸時代の佐賀鍋島藩士、『葉隠』の口述者) ・楽天主義も悲観主義も一つの思考習慣によるものです。 楽天家の人生が楽しく、悲観主義者の人生が暗いのは当然です。 どちらもそれを望んだからです。 〜ジョセフ・マーフィー(アイルランド出身の宗教、著述家/1898〜1981) ・楽観的であることは、顔を常に太陽へ向け、足を常に前へ踏み出すこと。 (ネルソン・マンデラ(南アフリカ共和国の政治家) ・一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、 処世上の第一要件である。 〜渋沢栄一(日本の武士、官僚、実業家、 日本資本主義の父 / 1840〜1931) ・船に乗っても、もう波が出やしないか、嵐になりゃしないか、それとも、 この船が沈没しやしないかと、船のことばかり考えていたら、船旅の 愉快さは何もなかろうじゃないか。人生もまたしかりだよ。 〜中村天風(日本初のヨーガ行者、天風会の創始者 / 1876〜1968) ・人生最大の幸福は、愛されているという確信である。 自分のために愛されている、否、もっと正確には、こんな自分なのに 愛されているという確信である。 〜ヴィクトル・ユーゴー (フランスのロマン主義の詩人、小説家 / 1802〜1885) ・人生には、二つの道しかない。 一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。 もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ。 〜アインシュタイン(理論物理学者、ノーベル学賞受賞 / 1879〜1955) ・人は心が愉快であれば終日歩んでも嫌になることはないが、心に憂いが あればわずか一里でも嫌になる。人生の行路もこれと同様で、人は常に 明るく愉快な心をもって人生の行路を歩まねばならぬ。 〜シェイクスピア(英国の劇作家、詩人 / 1564〜1616) ・楽しまなけりゃ馬鹿らしい。しかし、楽しむというのも、なかなか大変だよ。 〜平岩弓枝(日本の女性脚本家、小説家 / 1932〜) ・予想外の人生になっても、そのとき、幸せだったらいいんじゃないかな。 〜松岡修造(日本の元プロテニスプレーヤー、キャスター/1967〜)≫ ▼ サラリとした言葉だが、内容は深い。『私は愛されている』という確信は、 幼児体験からの両親の愛情がベースになる。楽しむことが出来るかどうかは、 両親の生き方、愛情の質量に関わってくる。平岩弓枝の、『楽しむというのも、 なかなか大変だよ』というのも、『金持ち喧嘩せず』の、金持ちの状況が必要 条件になるということ。百万には百万、千万には千万、億には億の知恵が湧く。 楽しむためには、面白味を見出さなければならない。面白さは、何があっても 大丈夫!という確信と、逆にゾッとする危険があってこそ生まれ出る。 ・・・・・・ 5004,閑話小題 ーつれづれに独り思うことー2 2014年11月26日(水) * つれづれに 年金生活に入ると経済世情に疎くなると聞いていたが、そのとおりである。 景気に大きく左右される一つが歯医者というが、半年ぶりに歯石をとりに先週 二回、歯医者に行ったが、いずれもガラガラ。またスポーツセンターも、 3年半前の開業時から何割か減ったようだが?
阿部首相の思い切った解散。どのように国民が判断するか。圧倒的多数の議員 数を1〜2割減らしても、残り任期の2年を4年に延ばした方が得策と考えたのだろう。 とすれば、今しかない。二割は減るだろうが、来年なら四割は減るだろう。 政治家はしたたか。三割減なら首相辞任になる?ため、思いきった賭けでもある。
こう思いのまま書いていると、年齢相応の胡散臭い自分に気づかされる。 68歳では当り前だが、精神年齢が40歳半ばで留まってしまったようだ。 年齢は、時節時節が初体験。老いるたび世の中の端に徐々に追いやられている。 それも仕方がないが・・
年寄りの婚活も注意もの。【京都青酸カリ殺人】で、連続不審死が7人に なったが、商品取引で失敗した老女が、婚活で金持ち独居老人を探し出し、 殺して資産を奪う手口。被害額が8億。ここまで放置していた警察も警察。 こういうのが、ファージーを含めると多くあるのだろう。彼女の結婚相談所 での希望用件が、「高齢で、身寄りのない、年収一千万以上、病弱の人の面倒が みたい」というから恐ろしい。引っかかるのが真面目な人で、勝手に相手も 真面目!と思い込んでしまう人。やもめの男性で、家に引きこもれば、一週間、 二週間、誰とも話さない人が多くいるようだ。殺さないにしても、こういう 類が増える?(;"ε")σ アナタ σ("ε":) ・・・・・・ 4637, 夫婦格差社会 〜どういう男女が結婚するのか ー5 2013年11月26日(火) 『夫婦格差社会 - 二極化する結婚のかたち』橘木 俊詔 (著) * ウィークカップル ウィークカップルの現実をみると、近い将来の日本全体の現実が思いやられる。 高齢者を含めた単身世帯の寄与率が2001年で41%。(*寄与率とは、貧困世帯 全体に占めるそれぞれの世帯累計の%)母子家庭を加えると45・8%。 この12年で、更に悪化しているため過半数は軽く超えている。 ・(夫の年間所得が100万円未満という超低所得階級における妻の有業率は) 1982年に比べて、調査年ごとに低下しており、20年で10ポイント近く低下。 このことは、夫の所得が低いにもかかわらず、妻が働かない夫婦の比率が 上がっていることを示している。・・衝撃的なことは、夫婦の合計所得の最も 低いグループと、最も高いグループとで、実に年間800万円以上の大きな所得 格差が生まれていることである。恐ろしいのは、子孫まで受け継がれること。 ・夫の年間所得が300万円未満であれば、妻の年間所得も200万円未満という 割合が70%を占めている。 つまり夫も妻も低所得という組み合わせが非常に多いことがわかる。 ・年間所得1600万円以上の夫では、妻の年間所得も1000万円以上という 夫婦が約13%おり、パワーカップルの象徴と言える。 ・貧困状態にある夫婦は学歴が低い傾向があり「男性の17%が中卒、3分の2が 高卒、女性も中卒が15%、高卒68%」になっている。また、若い夫婦に関しては、 配偶者がいても貧困に苦しむ世帯が少なくない(配偶者がいる20代男性の26%、 20代女性の約20%が貧困状態)。ウィークカップルの典型例とは、 「ともに低学歴かつ低収入で貧困にあえぐ若年夫婦である」と結論。 ▼ ネット検索で、《日本の母一人子一人の母子家庭で、貧困率が57・9%で、 OECD平均 の21%の3倍近くと飛びぬけ2007年(平成19年)の国民生活 基礎調査では、✩単身者で手取り所得が127万円、✩2 人世帯で180万円、 ✩3人世帯で224万円、✩4人世帯で254万円が貧困層。》。 現在、三組に一組が離婚するというが、子持ち離婚の6割が貧困家庭に陥る。 著者は、「貧困になりたくなければ離婚だけは避けるべき」という。 先日、書いた、タクシードライバーの嘆き「母子家庭に育ち、直ぐに働いて、 転職を繰り返したあげく水商売に、ホステスと結婚した妻が客と浮気。 1人娘の引き取りで裁判で勝ったが、その子も手元から離れ、現在90歳の母親 と一緒。 現在の収入では、生活がギリギリ。人生何も良いことが無かった」。 一度貧困に陥ると、三代、四代、と続く典型的ケース。それでも、結婚できた 人は良いか? 人生には、登り坂、下り坂、まさか、の坂が待っている。 どの坂も、平坦な道より味わいあるが? 厳しい事は確か。陥るのは一瞬だが、 這い上がるのは何代もかかるから始末が悪い。「親の因果が、子に祟り」 他人ごとでないか? ・・・・・・ 4272, 閑話小題 −つれづれに 2012年11月26日(月) * 過去の随想日記を改めて読み返すと、結構、面白く可笑しい時間を すごしていた。恵まれていた時代に生きていたということか。 自分が 経験したことや、本を読んで納得した以外のことは、全て想像と思い込みで しかない。それは他人にも言える。一歩退いて、きし方を振り返ると、 その時には気づかなかったことが今になって気づくことが多いが、それも 思い込みでしかない。「事実などない、あるのは認識だけである」という 道理がある。事実が真実とは限らない。そのことを知識だけでなく、 人生経験から理解出来る人と、理解出来ない人がいる。 とはいえ、真実と 思い認識していることも、怪しいもの。 * 情報化=ネット社会が世の中を根こそぎ変えている。 ひと昔なら想像すら出来ない情報機器から限りなく情報が入ってくる。 さらに一人ひとりの情報発信基地を持てるようになってきた。しかし情報が 豊富になって、人間が豊かになったか?というと、そうではない。 むしろバカになっているところが多いのは自分自身を見ればわかること。 それでも年々、面白くなっている。こういう時代は、落語の御隠居とか、 はっつぁん、熊さんみたいな、暇人ほど良い。それに教養のベースがあれば、 ネット社会では色いろな世界と繋がることが出来る。繋がった先の世界から 逆照射して、自分の世界を見ることが出来る。 * もう、以前のような事業生活には戻りたくない。右下りの世相もあるが、 今ぐらい状態が丁度良い立ち位置である。専業主婦は、暇の効用を知り 尽くしている。バーチャルのTVの世界と、人工頭脳空間の都会を彷徨う 楽しみを知っている。人生は夢幻と割り切ってしまえば、 これだけ面白い 時代はない。自分が幻想する前に、誰かの幻想空間が我々を魅了する。 それは、逆に私たちの空想、幻想の力を削いでしまう。 * あと一月あまりで、今年も終わる。間違いなく、株の暴落か、イスラエル によるイラン攻撃があると見ているが、今のところ、静粛を保っている。 この時期の衆院解散が吉か凶となるか? どちらにしても、政権交代は必要。 ここでシャープ、ナショナルに引き続いてソニーの格付けが危険水域まで 下がった。2〜3年前では考えられないこと。戦後の日本の家電を引張って きた世界に名だたるブランドの会社がである。恐慌前夜の風景といえば、 その通りだが。新幹線最終駅の、あの業態で、これほど堅い商売と思って いた私の事業が、いともあっさりと終わるのだから、何も不思議でない といえば、それまでだが。 ・・・・・・・ 3897, 腰痛は、脳内システムの不全が原因 ー2 2011年11月26日(土) 先日、鎌倉の散策で起伏の激しい坂道を歩いていたら腰痛がきた。 その前日、スポーツジムでツイストのマシーンをしすぎと相まったこともある。 鎌倉の坂道で頭に浮かんだのは、腰痛はストレスなどで脳内の痛みをコント ロール機能が弱まるためか? の疑問。その時、三人の間で海外旅行の話に 気持ちが集中したためか、腰痛のことを忘れていた。成る程と実感したが 7ヶ月もスポーツジムで鍛えた割に、いとも簡単に腰痛が出るとは・・ しかし帰りの駅のタクシーの乗車の間に腰痛は嘘のように消えていた。 そして翌日起きると、ほぼ全治。やはり腰を鍛えていた効果があったようだ。 鎌倉は坂の多いところ。 ところで二年以上、重症の腰痛が起きてない。今回のように少しは出ても 直ぐに元に戻る。しかし人生の節目の後遺症のストレスは消えていないので、 注意しなければならない。 私の場合、多くの腰痛対策の複数効果が明らかに 出ている。腰痛は完治は無理。重症にならないように付き合うしかない。 身体全体を冷やさないこと、常にエビ反りマシーンで背筋を伸ばすこと、 寝室と、居間と書斎の椅子に低反発マットを敷くこと、冬期間は腰に ホッカイロを当てること、など注意を怠らないなどである。脳内システムと いえば、スポーツジムでインストラクターが、「ストレッチの時に、腰の ストレッチだったら腰に、大腿部だったら、大腿部に気持を集中してください。 そうすると、効果が数倍上がります!」という。 実際に、そこに気持ちを 集中すると成る程、効果的なのが分かる。人間の気持ち=脳は不思議である。 でも、寒くなると軽い鈍痛が、常に付きまとう。 ・・・・・・ 3532、何か哀しい北朝鮮 2010年11月26日(金) どちらが先に砲撃をしたか分からないが、28日の米韓の合同演習の直前 というところがポイント。その二日前に、金親子が砲撃をしてきた基地を視察 した?ということからみて北朝鮮の先制と報じている。12月4日に日米に よる尖角列島付近の合同演習も控えているので、中国と北朝鮮が打ち合わせを 充分にした上の攻撃と見ることも出来る。これはアメリカにとって黄海での 原子力空母派遣の大儀名分を手に入れたことになる。 韓国軍の中に前回の哨戒艦の撃沈に対し沈黙をせざるを得なかった反発から、 アメリカ空母からの攻撃の誘発を狙った砲撃を北朝鮮に仕掛ける兵隊が出て 一挙に全面戦争もありえる。アメリカにとって、北の原子炉を破壊するに 丁度良い機会になる。そうあって欲しくないが、アメリカも何を考えているか 分からない得体に知れない国。あのドン様も、病気であとさき短いと考えて、 自分の命と道づれに戦争の中で死を選択しても不思議でない。と同時に、 日本にテロを仕掛ける可能性もある。昨日の新潟駅には、いやに警官の姿が 目立っていた。この数日は、黄海から目を離すことは出来ない。 あの「緊張感のない息子の顔」からして、瀬戸際を越えてしまう可能性は充分。 中国も、一つ判断を違えれば、動乱になるほど多くの問題を抱えている。 またオバマも中間選挙の敗戦で追い詰められている。北京万博、アジア大会、 そしてアメリカ中間選挙も終わり、この辺で、朝鮮で一騒動を起こすに丁度 良いタイミングである。年末まで、あと少し。今年の後半期のイベントは、 これになるのか? 欧州はアイルランド危機で、極東の小紛争でしかない。 アメリカも体力が消耗し尽くしているのを見込んだ上の、北の仕掛けで、 我慢するしかないのか、ここも。 もし、全面戦争になったとしたら、 アメリカにとって一番有利な展開になる。中国と日本に対する威嚇という面 でも。ところで「何か哀しい北朝鮮」からすると、この国の現状は 「何か惨めな日本」「何か哀れな日本」ということになる。 ・・・・・・・・ 3157,つれづれにー 閑話小題 2009年11月26日(木) * 金か〜 金の動向が気になってはいたが 一月前あたりからジワジワ動き出してきた。 金が上るのではなく、他の貨幣が下がるのだという理屈は言いえて妙である。 住宅価格下落をよんで、下げで大もうけをしたジョン・ポールソンが近く金 《ゴールド》を中心としたファンドを始めるという。彼のことだから、 3〜5年の最低のスパンで金に兆単位を投資するというのだから、ズッシと くるのは当然である。恐らく、2〜3倍の高騰を予測しているのだろう。 銀も、一年前から高騰を始め、年に90パーセント以上も値上がりをしている というから、銀に正比例すると、金はまだ40パーセントというから、 50パーセントの値上がりが見込めることになる。そうはいかないのが、 相場の世界の恐ろしさ。どうなることやら。 * その時、犬が吼えた ワン! まだ忘れることが出来ないが、ウソのような本当の話がある。 学生時代のドイツ語の授業のことである。 ドイツ語を日本語に誰かが訳して いた時のこと。「そこで犬が吼えた」と訳した時に、ハカッタように何処かから 犬が「ワン!」と吼えたのである。部屋中、教授も含めて大爆笑だった。 あれほどの面白タイミングの面白い偶然は、後にも先にもない。あれから 44年もたったか。年齢を重ねると、一年前も、50年前も同じようなものか。 *「ランチョンテクニック」 食事をともにした相手に心を許しやすい心理傾向を「ランチョンテクニツク」 という。我われは自律神経が午前中と午後とでは働きが違うが、これは人類が まだ狩猟生活に明け暮れていた頃の名残で、「交感神経」が「闘争と逃走」を、 「副交感神経」に、午後は「休憩と食事」のモードを司っているからである。 つまり朝から昼にかけては論理が支配する「論理モード」に、夕方以降は 「感情モード」になっている。これをさらに応用すれば、ランチ時は 「論理モード」なので、契約や提携などビジネスモードのシビアな話をしても 「ランチョンテクニック」で緩和される。そして「感情モード」の夜に食事を する相手は、ビジネスの話はそこそこ親密度がアップする接待モードが効果的。 だからロジカルにビジネスの話を進めようとする外国企業はランチを共にする ことを好み、取引先との人間関係を大事にしたい日本は夕食を共にしたがる。 そういえば、自分をみるに、朝一番には、この随想日記の最後の仕上げをし、 出社した後には前日の数字を見て、新聞と手帳や手書きの日記帳に何やら 書きつけ、それが終わると遊びモードに入ってしまう。自由に気ままに インターネットをしたり、本を読んだり、とにかくリラックスをして考える。
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2015年11月25日(水)
ーなぜ日本人は「世間」を気にするのかー三浦朱門著 * 日本の世間は稀有な条件下で育まれた人間関係である。 自然発生の「世間」は馴れ合いで、「社会」は厳格な原則がある。 その辺りが、分かれ目となる。日本は島国で、異種混合が少ない世界。 そのため、「郷に入っては郷に従え」の馴合いになっていく。 ≪ 世間というのは、馴れ合い同士の人間的つながりが、社会というのは、 一定の利害を共にする人間集団で、そこでは個々人の思想や行動の自由、 あるいはメンバーの行動規範の違いが前提となっているといってよい。 日本の世間は、千年余にわたって外国からの侵略もない、海に囲れた地域の 中で育ってきた人間関係。 しかし社会とは、歴史的にさまざまな過去を持ちながら、たまたま利害を 共有する面があって同じ地域で一緒に生活する、といった人間関係です。 そこには他者と自分の間にシキリを設けるというか、あくまでも他人と自分 との間の越えてはならない障壁があることが前提となっているようです。 世間には、人と人を隔てる障壁があろうとも、それを取り除こうとする 動きがあるように見えます。そのような形で、人と人を結びつける世間ですが、 それは無限のものではありません。具体的には、外国人に接するとき、日本の 世間の延長のつもりでいると、相手は妙な顔をするし、第一、言葉が通じません。 岩手の人と鹿児島の人は、自分たちの日常の言葉では意味の通じないことが あるかもしれませんが、それでも、NHKテレビの言葉にできるだけ似せて話せば、 まず、会話が成立しない、ということはないでしょう。 しかし、相手が外国人であれば、どうもなりません。 つまり、世間というものには一定の範囲があって、それは別の言い方をすれば、 日本という地域、そして日本人という顔ぶれの範囲、ということになりましょう。 私がこの本で書いてきたことは、一言でいえば、「日本、そして日本人とは?」 ということなのかもしれません。つまり、日本人は世間を通じて一体となって いるのです。≫ ▼ 都会で、「田舎もの」という地方出身者を馬鹿にした言葉がある。 都会に出て初めに意識するのが「田舎もの」の自覚。そこには、地方に 存在してない様々なタイプの存在に、孤独の群集に馴染めず、孤独に陥る。 そこで、都会という身近な「世間」に、まずは同調せざるを得なくなる。 そこには、契約で結ばれた部分と、暗黙の契約の存在がリアルにある。 それを逸早く察知できるかどうかが、当面の問題になる。今では、社会?の 隅々まで、外国人が存在しているため、「世間的側面」より「社会的側面」の 必要性が大になる。資本主義社会が世界の主流のため、価値基準が、お金と、 有効利用でリアルに判断される。「隣の人は何する人よ?」など論外になる。 ・・・・・・ 5003,河合隼雄 ー私が語り伝えたかったこと 〜③ 2014年11月25日(火) ー「私が語り伝えたかったこと」河合隼雄著 * 先住民の老人たちの品格ある姿 ユングがみた先住民の品格ある老人たちは「自分の生の価値」を確信していた。 人生を自信を持っていく抜くためには、「生の価値(意味)」を知っておかな ければならない。それを知り得るかどうかで、人生は大きく分かれてくる。 その一番手っ取り早いのが読書。 ー以下は、考えさせられる内容であるー ≪ 民俗学者の柳田國男は、自分の近所の人で、いつも落ち着いて人間が できていると感じさせる人が あったので、その人に話しかけてみた。 そして、その人の安定した生き方の秘密を発見した。その人は自分は死ぬと 「御先祖様」になると確信していた。死んでも自分の霊は御先祖様の一員と して迎えてもらい、それを子々孫々が祀ってくれる。柳田は、このように 「遠い将来」のことについて確かな見とおしを持っている人が、落ち着いた 生活をしているのは当然のことと思う。まったく異なる例をあげてみよう。 スイスの分析心理学者カール・ユングは1929年頃に、アメリカ先住民の プエブロ族を訪ねる。彼が非常に心を打たれたのは、その品格のある姿。 ヨーロッパの老人たちと比較すると、そのたたずまい、容貌などがまったく 異なっていて、犯し難い尊厳性を感じさせる。そのうちにその秘密がわかる。 ブエブロの長老たちは高い山に住んで、自分たちの祈りの力により太陽の 運行を支えていると信じているのだ。 彼らの存在感のスケールが大きい。 彼らが祈りを怠ると、世界中のすべての人々が太陽を朝に上ることができなく なるのだろう。あの老人たちの品格が高いのも当然と納得する。 自分の生のスケールが今生きていることのみではなく、死後や宇宙にまで 拡大される。この話を知って、高齢者の生き方について考えさせられるが、 さりとて、現代人として、高齢になると太陽の運行はおろか、家計の運営 にも関係なくなるのではなかろうか。現代人のなかのどれだけの人が、 御先祖の一員になることを確信したり、祈りによって太陽の運行にかかわる と信じたりできるだろう。・・ ≫ ▼ この老人の信念が宗教の原点だろう。”井の中の蛙大海を知らず ”とは、 『狭い世界に閉じこもっているものには、広い視野や考え方はできない。』 の意味だが、以下の意味もある・・ �井の中の蛙大海を知らず されど 空の深さ を知る �井の中の蛙大海を知らず されど 天高き を知る �井の中の蛙大海を知らず されど空の蒼さ は知る �井の中の蛙大海を知らず されど空の広さ を知る �井の中の蛙大海を知らず されど井戸の深さ を知る(ネットより) とすると、世間様も、あながち否定はできないことになる。品格ある人は、 時間軸と空間軸がきっちり出来ているから、自分の価値に確信出来るのである。 少し考えれば、137億年のビッグバン以来の歴史に、この自分がつながって いることが分かる。 ・・・・・・ 4636, 年齢(よわい)は財産 2013年11月25日(月) * 年齢と財産の結び目から見える女の一生 ー「年齢(よわい)は財産」日本ペンクラブー 以前、この瀬戸内寂聴の以下の文章を読んで、何もかも洗いざらいに曝け 出す作家の覚悟に圧倒されてしまった。「作家は、大道に素っ裸で大の字に なる覚悟がなければ」という彼女の言葉を思い出していた。(他の作家も 似たような、言葉を残している)両親の創業時の修羅の姿に似ている。 生きることが、だいたい大道に素っ裸で寝ているようなもの。 で、自分の姿は見えないが、他人の素っ裸の姿を囁いているが、その実、 それが自分への猛毒になっていることが解らない! 《 私は二十六歳の真冬、夫と子供の家を出奔した。その時、夫は私の着て いるオーバーもマフラーも脱いで行けと路上に追いかけてきていった。 尤もだと思い、その場ですべてを脱ぎ、着のみ着のままで歩きだした。 夫の声が追った、財布も置いて行けと言う。 ちょっと考えたが、やはり 尤もだと思い、それをきちんと畳んで路上に置いたオーバーの上にのせた。 私はふり向かず、電車の線路づたいに、ひたすら歩きつづけた。 私の人生再出発はこうして無一文で始まった。線路を一時間ばかり歩いて、 東京に嫁いでいた故郷の女学校の友人の家にたどりつき、彼女が柱に ぶっつけて割ってくれた素焼きの桃の形の貯金箱から、座敷にあふれ散った 銅貨を全部借りた。かき集めて、東京から京都まで鈍行の汽車賃になった。 京都で東京女子大の友人の下宿に転りこみ、下着から靴まで借りて職を探した。 ようやく勤めた小さな出版会社がつぶれ、京大の付属小児科病院の研究室に 移った。そこで少女小説を書き、投稿したところ、みんな採用され「ひまわり」 の懸賞も当選した。正式に離婚出来たのと、故郷の父が死んだのをきっかけに、 背水の陣を敷いて上京した。 すべては行き当りばったりの身の処し方で、 いつでも経済を度外視していた。家を出たのが二十六歳で、京都暮しから上京 したのが二十九歳であった。 少女小説で食べつなぎ、「文学者」で小説の 勉強をさせてもらい、小田仁二郎と同人雑誌「Z」を出し、新潮社同人雑誌賞を 受賞したのが、三十五歳であった。大人の小説でお金を貰ったのは、これが 初めてであった。 この賞のおかげではじめての本を出してやるといってきた 出版社があり、私は大喜びで原稿を渡した。『白い手袋の記憶』という本は、 再版までしたが、印税は一銭も貰えず、かえって社長に騙されて、五万円だか 十万円だか取られてしまった。ちょっと二・三日貸してくれといわれて出した のが返って来ない。それでも本が残ったからいいと私は喜んいた。 ・・ 四十二歳の末、中野本町通りの質屋だった蔵つきの家に引越した。 ここも借家だったが日白台のアパートより高い家賃がとどこおりなく払えた。 四十四歳で京都に家を買つた。西ノ京原町で、西大路御池通りだつた。 どの引越にも、男の問題がからんでいた。京都の家はお金がなく、すべてを 銀行で惜りた。信用貸しの形で銀行が金を貸してくれるほど、私自身が財産 になっていた。その時の保証人になっくれたのが、祇園の女将で、私は二度 しか会ったことのない人だった。五十一歳の時、さすがにタフな私もつくづく 疲れて、その生活を一挙に破壊するには死ぬか出家をするしかないと思いつめ、 出家を選んだ。五十二歳の時、御池の家を売って、足りない分は銀行で 借りて、嵯峨野に寂庵を結んだ。」・・・ 》 ▼ 寂聴の人生の粗筋が、それぞれの年齢と財産の網目で垣間見れる。 三谷佐知子のペンネームで、ポルノまがいの小説を書き賞を貰うが、 「子宮作家」とまで呼ばれるようになる。当時の彼女の顔の写真を憶えている が、手練手管の水商売女という感がした。純粋な反面、それが自分の衝動に 素直であるため、激しい人生になってしまう。それを小説のネタにする。 自作自演の人生を純粋に生き抜いた結果が、死ぬか、出家の選択になる。 そして、あの穏やかな寂聴が、そこにいる。何人、男を潰したのだろう? 潰すというより、食べてきた、が本当だろう。家族からしたら、 『何が寂聴。悟りすまして、よく言うよ!』である。でも人生は激しく活きた もの勝ち!寂聴名言集で「どんな悲しみや苦しみも必ず歳月が癒してくれます。 そのことを京都では『日にち薬』と呼びます。時間こそが心の傷の妙薬。」 「私の悪口を言った人はみんな死にました。」「子どもは、悪口を言われて 伸びることはありませんよ。悪口は他人が言いますからね、肉親は褒めて やらなきゃいけない。どこ褒めようかなって探すのが親の努めと思いますね」 これでも林芙美子の激しさと比べれば・・誰も人生、助けてくれないが 「地獄に佛」はいる! ・・・・・・ 4271, 法則は思考のショートカット −3 2012年11月25日(日) 「知っているようで知らない法則のトリセツ」水野俊哉(著) * 明日できることを今日やるな マニャーナの法則とは、「仕事を洗い出し、明日以降でよいものは とりあえず先送りにし、今日やると決めたことだけをやること」仕事で、 やるべきことをリスト化し、いつまでやるかをコミットメントするとよい。 英国のビジコンのマーク・フォスターが提唱した法則。明日やる仕事をリスト化 すると、今日の仕事は、昨日リスト化した仕事だけをすればよい。 リストを明確にして、優先すれば、今日すべき仕事だけに集中できる。 明日の仕事をリスト化できれば、一週間、一ヶ月と計画のリスト化が可能に なる。逆に、下手に明日以降の仕事をすると、今日の仕事がおろそかになる。 やるとしたら、明日以降の計画を考えていた方がよい。的を得た法則である。 今日やるべきことを確実にこなす事こそ一番重要である。我われは、今日の 仕事を中途半端にして、明日以降の仕事をしていまいがちになる。 明日の仕事のリスト化は改めて考える行為である。成るほど理に適っている。 * ハロー効果 学生時代に知った法則で、いやに鮮明に記憶として残っている。 一つのことで顕著な特徴があると、他の評価まで歪んでしまう心理状態。 人は美人というだけで性格まで良くなってみえたり、言葉遣いが丁寧という だけで誠実な人と思い込んでしまう。その心理傾向は、背中から、まるで 光がさして見えるため、背光効果=ハロー効果といわれる。一流企業の業績や 人事制度についての評価がいかに、このハロー効果で歪められているかが問題。 一流大学を出ているだけで優秀とは限らないのと同じ。 * ピーターの法則 これも学生時代に知った法則。Aさんは平社員に能力を発揮、係長になり、 そこでも活躍し、課長、そして部長になる。しかし、その能力は、それが限度。 そして、そこに留まり続けると、ハツカネズミが回転の輪を何時までも回り 続けるのと同じで、ロボットのような限りない無能化に陥ってしまう。それが、 すべての階級で同様なことが起こり、やがて無能なA部長、無能なB課長・・と、 能力の限界に応じた最終段階に達したバカばかりになってしまう。いずれの 会社も、よく見れば無能者の群れ。これを「ピーターの必然」と言い、 「やがてあらゆるポストは職責を果たせない無能な人間によって占められる」 ことになる。いずれの破綻原因は、その果て。それもあり10年転職、 10年転業説が出てくる。その度、悪くなるのが殆ど?だが・・・ ・・・・・ 3896, デフレの最近事情 2011年11月25日(金) 先日、鎌倉に日帰りで行ってきた。JRの期間限定の特別料金で新幹線往復 も含め昼飯付きで一万円。大よそ半額である。その数日前に家内がディズニー ランドに遊びに行った時、義妹と御台場のホテル日航に泊まったが、交通費と 宿泊代を含めて一万八千五百円。割引パックの場合、景色が良くない格下の部屋 になるが、「今日は特別、良い部屋にしておきました」と、東京湾が一望できる 部屋に泊まったという。デジカメで撮った東京湾の景観と部屋からして二人で 三万はする部屋。ホテルには客が少なく、家内がいうに「 サービスをして くれたのでは?・・」とか。 これも大よそ半額割引。それとシネマが60歳 以上が千円、これも充分価値がある。また毎月の一日が、年齢に関係なく全て 千円で、その日に客が殺到する。何度か書いているが、最近ランチを週二回は 食べに行っている。(そのうち、一回は家内と一緒)家内が情報を仕入れ、 ついていく。それもあってランチとはいえ十分満足できる内容である。 牛肉も、高級魚も、不況のため、居酒屋や、回転寿司のネタになるほど、 値下がりをしているためである。鎌倉コースは行きも帰りも新幹線の自由席は 満席に近い状態。行きは旅行客と通勤客が半々。寺から鎌倉駅までのタクシーの 運転手に、「景気は、どうですか?」と聞くと、「大震災直後の売上は半分まで 落ち込んだが、現在は、それでも回復してきたが、元に戻ってない」という。 このデフレの中、事業主はギリギリの状態。その上、資産デフレも重なり、 経営資源の枯渇が激しく経営を圧迫している。これにTPPの参加問題もある。 これは農業だけでなく輸出関係も影響してくる。デフレに大きく関係している のが情報化である。ここで携帯電話がスマートフォンに変わりつつある。 それが、少しでも安くて、良いものを提示してくれる。 お客にとって ベストだが、売り手にとっては常にベストを維持しなくてはならない。 消費者は収入が減っている上に、情報だけは過剰に?流れ込んでくる。 事業側はコストがかかる反面、お客の目は厳しくなっている。 デフレ以上に恐ろしいのが、次にやってくるハイパーインフレ。 二年前の同日(下にある)に、偶然、デフレについて書いていた。 ・・・・・・ 3531, 専門家を疑ってかかれ! 2010年11月25日(木) * 「ローゼンハン実験」 ー専門家の先入観を疑え― 先日の朝日新聞の勝間和代「人生を変える法則」のシリーズに、 以下の実験に関する法則の紹介があった。医学など、こんなものだろうが、 アメリカ的で何とも面白い。 まずは、その内容から・・ 【 精神分析学に、「ローゼンハン実験」という有名な実験があります。 これは、1973年に米国の心理学者のデービッド・ローゼンハン博士が 友人7人を募り、8人で12の病院に「幻聴が聞こえる」と訴える偽( 患者を装って診察を受けに行ったところ、診察にあたった医者がそれを詐病と 見抜けず、全員入院させられて、薬物治療を受けることになったというもの。 この実験は、医学界から大変な反論と反響がありました。ある病院は、偽患者 はかならず見分けられると主張し、ローゼンハンに、好きなだけ偽患者を よこせと勝負を挑みました。 じつはこのときも、ローゼンハンの完勝でした。 なぜなら、この病院は、3カ月間で診察した193人の患者のうち、 41人が偽患者だと見抜いたと発表しましたが、なんとローゼンハンは この病院に一人も偽患者を送りこんでなかった。もちろん、当時と現在では、 精神疾患に対する診断基準が違うため、いま、偽患者を装って受診しても 即入院とはならないでしょう。しかし、経験則に重きをおく医学では、医者が、 短時間で患者の訴えの虚実を見分けることは大変、難しく、なんらかの病気の 診断を下そうとしてしまいがちだというのです。現代で、同じような偽患者に よる追試を行うと、入院こそさせられませんが、念のため、ということで薬が 処方されることがあるでしょう。これも、医者が、患者の期待に、なんとか 応えようとするためです。この実験の教訓は、専門家たる医者の立場から みると、先入観にとらわれてはいけない、ということです。さらに、患者が 嘘をつく可能性を念頭に置き、物事を熟知していると自負するあまり、ある パターンに押しこめて理解しようとしていないか、常にチェックすることです。 また、患者の立場からみると、こちらからの情報が正確に伝わらないと、 誤診を犯す可能性があるということを理解しておくべきでしょう。 しかし、この実験から、「専門家はあてにならない」と即断すべきではない と思います。専門家も間違える可能性を念頭に置きながら、互いに信頼関係を 築き、ベストな情報を交換し合うことが必要でしょう。 (勝間和代ー経済評論家)ー2010年11月22日 】 ー 医者も間違えることをことを患者サイドは、常に意識しておかなければ ならない。要は、医者も能力の差があり、正確な診断を下せるとは限らない。 それが精神疾患となれば、尚更である。これは、医者だけでない。 社会一般にも言えること。専門家と称する人が言うことが、常に正しいとは 言えないということだ。引退近い力士が、負けが込むと医師から色いろな 病気の診断書の墨付きをもらい休場する。見ているほうからすれば、力の衰え からくる実力で負けが込んだのは一目瞭然。医者も阿吽の呼吸で診断書を書く。 考えてみれば、人間の認識ってのは、全てが先入観でしかないのでは?
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2015年11月24日(火)
ーなぜ日本人は「世間」を気にするのかー三浦朱門著 * 西欧生まれの「社会」と、日本の「世間」はどう違うのか 「社会」と、「世間」の違いは、日本社会と欧米社会の違いが起因する。 欧米社会は一神教のキリスト教などの上に成り立っており、日本の 「世間」は、多神教のような無宗教的要素が作り上げた自然成立した 人間関係から出発している。 〜その辺りから〜 ≪・「社会」と「会社」の二つの単語の元になった英語の「ソサエティ」 と「カンパニー」は、単語の形こそ違え、その語源は大変似ているのです。 カンパニーの本来の意味は「つきあい」といったところでしょう。語源は 「カメラ」で、今の日本語では写真機の意味になりますが、古いイタリア語の 「部屋」の意味です。古い英語で、同じ船に乗りあわせている船員の集団も カンパニーです。これは当人たちのありようとは別に、一緒に企業を作る、 船を運行する、といった人間関係です。ここでは個人が仲間を裏切って、 勝手な行動を取ることを許さない厳しさがあります。 ・「ソサエティ」もこの単語の語源のラテン語で、「仲間」とか「同盟」 といった意味です。「カンパニー」と同じような意味ですが、この場合は、 個人差やあり方に幅を認めている感じがあります。たとえば「同盟休校」 というのは、一人一人の学生は専攻も思想も違うが、その違いを超えて 何らかの要求を掲げ、申し合わせて一斉に学校を休むことです。 英語の「ソサエティ」の訳語である「社会」の構成メンバーは、さまざまの 個人が所属していることを承認しているのです。社会学の原型となる思想に よって、後世に影響を与えたオーギュスト・コント(フランスの社会学者、 哲学者、数学者。一七九八~一八五七)は十九世紀前半に活躍した学者です。 彼は当時のヨーロッパの無政府状態を眺め、それを再統一するために、 実証主義(実際の状況から、そこに原理を見出そうとする考え)によって 何らかの原理、一定のルールを見出そうとしました。 ・実証主義は「ポジティヴィズム」と言いますが、ポジティブは「確かな」 というのが本来の意味です。よけいなことを書いたような気がします。 しかし、それというのも、新しい単語である「社会」と日本の古い言葉である 「世間」との間に、かなりの距離があることを言いたかったのです。 ですから「社会性がないぞ」と言われると、何言ってやがる、という気が しても、「そんなこと、世間には通用しないぞ」と言われると、ふと、 たじろぐものがあるのではないでしょうか。人間の集まりを示す言葉には、 西欧の近代社会が規定した、現実の事物から導きだした具象的に説明できる 理論を根拠にした「社会」なるものと、日本の「世間」のような、人が生活 してゆくうえで自然発生的に生まれた対人関係を意識することの二種類が あるように思えます。≫ ▼ 一神教は、神と僕(しもべ)との契約がベースにある。そこは、 契約の原理が存在するのに対し、「世間」の世界は、曖昧な世界である。 だから曖昧な噂が、常に漂い、それに互いに怯えることになる。個々が 自立していることを前提にした社会に対し、曖昧な私の集まりの「世間」は、 不確かな事実の上で、ものごとが判断されている。そして「集団馬鹿」の 一員として、一生を終えていく。 ・・・・・・ 5002,閑話小題 ーつれづれに独り思うことー1 2014年11月24日(月) * 早朝、独り思うこと 現在の毎日の課題は、「既に残された時間は少なくなった分、 生きる面白さを味い尽くさないと!」になる。 生きる面白さは充分に味わってきた。そして、あと何年、 生きるか分からないが、これからも、その余白に生きる面白さを 味わい付け加えることになる。生きる面白さには、味気ないことが 背後に膨大にあるが、それはそれで充分、価値があること。 暇もあってか、過去をジックリ思い出すことが多くなった。 その度に多くの現象を改めて多面的にみることができる。 面白かった!という記憶が、非常に多いが、知らぬ間に、 面白くない記憶を消し、目をそむけてきた。 とにかく、読書時間を持っていたことと、行動してきたのが 良かったのだろう。両親の影響も、あまりに大きい。
「何事も取り組んだことが面白く楽しくなるまで、集中し続ける」 が、両親から学んだこと。そのために、世の中の流れをつかみ、 無駄を見極め、そのエネルギーは最小にすること。 一般の価値観は、娑婆の価値観。自分の価値観を見据えること。 そのためには、俗にいう「C」さん達と、距離を置くこと。 要するに「世間」を見切ること。それを20代から実践したため、 『色即是空、空即是空』の心持ちに少しでも近づけた? 早朝の時間の活用が、それを手助けてくれた? そうでもないか。
ランチに週二回いっていたのが、今では週一である。 <昼飯は本来、ジャンクフードで、抜いても良いのでは!> と思い立ってからだ。スナックとバナナ一本で充分と思えば、 それでもよい。実際のところ、惣菜売り場のパックの『つけ麺』か、 インスタントのカレーライスで、腹持ちがする。年齢もあるが・・
・・・・・・ 4635, 夫婦格差社会 〜どういう男女が結婚するのか ー4 2013年11月24日(日) 『夫婦格差社会 - 二極化する結婚のかたち』橘木 俊詔 (著) * パワーカップルの最たる医師同士と、法曹界の収入は? ー要所を抜粋するとー 《 現在、医師の女性の占める割合いは20%。50年前は10%。 現在の医学部の女子学生は40%を占めている。とすると近い将来、半分 近くが女医になると読み取れる。今だ役所、企業での女性の位置が低いが、 医療現場では、さほど、その障害がないことが挙げられる。現在、一億以上の 高所得者のうち、7人に1人が医師である。特に、開業医の収入が多いことは、 巷に知られている。男性医師の4人に1人、女性医師の3分2が、医師と結婚。 男子が少ないのは、収入が多いので、専業主婦の相方でも困らないことがある。 医師以外に、36・5%が薬剤師、看護婦、医療技能職の医療従事者がいる。 ちなみに、学生時代知り合った場合、に妻の方が子供育てを考え、負担の 比較的軽い、精神科、眼科、皮膚科を選ぶケースが多いという。 開業医が2千5百万、勤務医が、その半分の1230万。 医師カップルは2千〜5千万。開業医で夫婦で運営すれば、一億超える ことも珍しくない。医師夫婦こそ、スーパーカップルといえる。》 ▼ 収入から見ると、医者は一種の特権階級の住人。医師のパワーカップルに 比べ、法曹界の収入は心もとない。女性が司法試験に合格し弁護士になる プロセスが大変な割に収入が少ないこともあり適さないこともある。男性弁護士 からみて、弁護士の妻は6・6%にとどまり、医師の比率から見て6分の1になる。 それだけ医師の収入条件が良い。難関の司法試験に合格し、司法修行を終えても、 法曹職を得られない人が2割もいる。しかし、米国社会の後追いをする日本も、 訴訟社会になっていくので法曹職も、将来性がある。情報化、グローバル化社会 は、弱肉強食、一強多弱が更に進み、階級社会が固定化する。そこに生じてくる のは激しい階級間闘争。とすると、第三次世界大戦が東西冷戦とすると、第四次 世界大戦は、民族間と、階級間の、果てしない戦争になる。それも、テロという 手段が頻繁に使われる不安定な社会が現れ出る。その反面、パワー階級は、 今もだが・・ 特別区という別世界に住むようになる。まあ、あまり明るくない 殺伐とした近未来が待っている。TPPは、アメリカ社会に右ならいということ。 厳しい階級社会が、本格的に来るということ! 第二次大戦から20年余の社会 主義化した、あれは、むしろ奇跡?地元の病院の眼科の先生が夫妻と聞いたこと があった。歯医者はドクターではないが・・収入は似たようなもの? ・・・・・・ 4270, 法則は思考のショートカット −2 2012年11月24日(土) 「知っているようで知らない 法則のトリセツ」水野 俊哉 (著) * ほめるこつ、「条件付け」「ウィンザー効果」「コミットメントと一貫性」 部下が功績をあげた時、ほめる際に食事に連れていくと、それが当り前になる。 これを「連続強化」というが、何度かに一度は、何も褒美を与えない。これを 「間欠強化」という。何時も与えられている褒美を与えられないと、部下は 褒めて欲しいために尽くしたくなる心理になる。これを「条件付け」の法則。 これは、『新婚さん、いらっしゃい』というバラエティ番組で、新夫が相手を 口説く時に、毎日のように電話をしたが全く相手にしてもらえなかった。 そこで当分、連絡しない間を入れたところ、女性の方が不安になってデートに 応じるようになった」という話題を思い出した。 また「ウィンザー効果」 というのもある。直接褒めるのではなく、間接的に褒めて相手に伝える方法。 褒め育てる方法もあるが、初めから徹底的にしごいて、育てる方法もある。 「コミットメントと一貫性」である。新入社員を入社前に徹底的に鍛えあげる と、忠誠心が大いに高まるという。 いずれにしても、組織には必ず20%の 怠け者が存在するので、手抜きは避けることはできない。 * エメットの法則 「仕事を先延ばしは、その後片付け仕事の2倍の時間とエネルギーを要する」と いうリタ・エメットの提示した法則がある。この法則があるとは知らなかったが、 私は経験則で知っていた。私のごく身近に何事も先送りする人がいる。 とにかく、後回し。見ていると、数倍もかけて、その後始末に追われている。 若いときに社会(仕事)で鍛えられなかったためだ。 事前の準備は、時間厳守 と同じく仕事の第一原則。 この不況で、新卒で正社員になれなかった人は、 ビジネスの第一原則を徹底的に叩き込まれてない。そのことを企業の人事担当は 着目するため、まともな会社には、なかなか入社が難しい。同じことだが、去年 春の決断時に弁護士に、「少し早い決断は、打撃が二分の一で済む。 少し遅れると二倍になる。今回の決断は少し早目だが、一瞬の差で、差し引き 4分の1になる。それなら、今決断します!」と、最終結論を出した。そして 一年後、弁護士に、「今回は見切り千両いや万両でした。半年でも遅れていたら 5物件は売れなかったでしょうね」と言われた。実際に私も、そう実感している。 東北大震災の影響は、マスコミは大きく騒がないが、日本の消費行動を根こそぎ 変えている。近未来に必ず起こる恐慌と、大地震をふまえ、消費マインドが更に 冷え込んでしまった。老後は太平洋側に住居を移したいという気持ちが少し あったが、今や全く消えうせている。札幌か、函館なら考えてもよいが、 それなら現在と大して変わらない。何事も「先手、必勝」、「今日すべき ことは今日中に」である。 ・・・・・・ 3895, 「現代型うつ」とは 2011年11月24日(木) 新しいタイプの鬱病が多く見られるようになっていると、NHK 「クローズアップ現代」で取り上げていた。これまでの鬱病は、自分を責め、 劣等感に陥って不眠になったり、閉じこもりなったりした。しかし最近では 「現代型うつ」という新現象が以前ここで「エイズより怖い性病」として 「何事も他人のせいにする若者」の性癖を取り上げた。その結果が 「現代型うつ」として社会問題になっている。20〜30代の若者を中心に 増え続け、抗うつ剤など従来の治療法が効きにくいため医療現場は混乱している という。このタイプは幼い頃から大事に育てられ怒れた経験がなく傷つきやすい。 本人に被害者意識が強く、他人のせいにする傾向がある。人依存の典型である。 ここでは取り上げたケースとは・・ ≪ 東京のIT企業・信興テクノミストでは、電車にカバンを置き忘れた入社 2年目の社員に上司が注意したところ、体の不調を理由にうつ病の診断書を 提出、休職した。 ところが、社員寮を尋ねると本人は不在で、同僚と頻繁に 飲みに外出していることが判明。その後4人の社員が会社を休む事態が続き、 総務部部長は頭を抱えているという内容 ≫ ある病院院(福岡県)では、患者同士のグループミーティングを取り入れ、 自分の心の弱さに気づいてもらい、7割の患者が復職を果たしたという。 自分で事業を幾つか起こし、全てが直接跳ね返ってきたため、他人のせいに する余裕など、あるわけがない。その反面、色いろの場面で人のせいにしたがる 大の大人を多く見てきた。一番の身近の夫婦間が、その典型。その果てが三割の 離婚率。また会社内の仕事の場では、上下、横の関係の中で、色々の摩擦が起きる。 ところが、内面は鍛えられてないので、落ち込んでしまう。 欝は、その落ち込んだ気分から立ち上がれないで社会生活に支障をきたす病。 生きていくことはトラブルと壁を解決をするプロセス。それを自分以外に原因を 見つけようとする積み重ねが、欝への道程になる。自己を見つめる事がないから、 自分の歪みが見えない。「電信柱の高いのも、郵便ポストが赤いのも、みんな アナタが悪いのよ」になってしまう。その結果、心の底に鬱憤というヘドロ が蓄積されていることに気づいてない。情報化が、内面の芯の部分を鍛える チャンスを潰している結果もある。韓国は徴兵制度があり、鍛えるべき時に 徹底的に鍛え上げるシステムがある。その上に最近では大学受験戦争が激しい。 その結果、日本は韓国に明らかに遅れをとってしまった? 現代型うつが、 現代の若者の一現象とすると、日本の将来に悲観的になりざるを得ない。 ・・・・・・・ 3530, ハーバード白熱教室 ー2 2010年11月24日(水) 海難で生きるために三人が一人の人肉を食べてしまった事件で、多くの問題 が出された。海の遭難現場での異常事態で、どの答えが正しいとはいえないが、 これをヒントに正義を論じ、考えることは可能である。次にサンドル教授は、 「イチロウの年俸は高いか?」の問題定義。イチロウの年俸は15億円。 それに対し、日本の教師の年俸は400万、400倍。オバマは3600万 だから、その40倍。イチロウの年俸が高すぎるという意見と、妥当という 意見を生徒から導き出して、議論を進めていく。これも、美徳と貢献などの問題 を提起し、議論を導き出していく。何でアメリカ大統領の40倍の報酬が妥当か、 逆に、それは不当すぎるほど高いと言えるのか等々を・・ この問題には自由と 平等・公平の問題が含んでいる。二時間目からは「戦争責任について」である。 そこで生じた道徳的義務と責任は *個人的なものと、*集合的なものと、 分けて考えられる、としている。カントは「責任は自分自身の自由意志と、 選択によって生じる」という立場、要は純粋実践理性よって生じるという。 道徳の根本原理によって、普遍原理に達することが出来る、という。 アリストテレスは、「責任は、よき生についての私たちの考えによって成立」 という立場。 次に「義務」について、「殺人を犯した家族を警察に突き出す べきかどうか」を事例に議論を進めていく。家族の立場をとるか、社会を優先 させるべきか、当然に意見が分かれてくる。互いの議論の中から問題を捉えて いく。彼の授業は、古代哲学者や近代哲学者などの思想を現代の問題に結び つけるやり方で、対話をしながら考え方そのものを教えていく。先に書いた 私の学生時代のゼミの授業の進め方、すなわち「自分自身で考えること、 それを進めることが、本当の教育」であるということだ。判断、決断する前に、 独りで考えを進められる能力が教養である。我われは、誰もが哲学をしている。 そのレベル、効率化の向上は可能である。パソコンから類推すると解りやすい。 哲学(考えることを考える)は、全ての人にとって最も重要である。 何故、生きるのか、何故死ぬのか?人生に意味があるか? ・・・・・・・・ 3155, 「 2012 」 2009年11月24日(火) * シネマ 「2012」 その迫力の凄さの予告をみて、初日の幕開けを観てきたが、期待以上の内容。 現在のCGの技術をフルに生かした映画であり、次から次へと想像を絶する破壊 の画面が続く。映画館の大画面と音響で観るから良いのである。特に後半は 次から次へと都市破壊の映像が映し出され、思わず座席にしがみくほど。 都市破壊の場面や大津波は圧巻!エベレスト山頂近くまで洪水が押し寄せ、 ワシントンのホワイトハウス、自由の女神、ハワイ、ローマのバチカン、 エッフェル塔などが、次々と破壊していく場面などは観るだけの価値はある。 これを映像で観ている自分が不思議に感じた。「マイケル・ジャクソン」と 同じく、上映中に、いま一度見たいと思えたから、お勧めである。 ーまずはHPの紹介文からー 2012に世界が終わる!マヤ文明の黙示録的予言を描いたSF映画である。 天文学や数学に長け、高度に発達しながらも謎に包まれたまま消滅した古代マヤ 文明。マヤ人のカレンダーであるマヤ暦は極めて正確なものとして知られている が、その暦は西暦2012年12月21日で突如終わっている。 いつのころからか、 その理由は「2012年には地球が滅亡する」というのが西洋世界では通説となり、 多くの書物が著され、数多くの人がこの説に現実的な恐怖を抱いている。 この2012年を舞台に、その終末世界と人類が生き残れるかどうかを描いた超大作 が『2012』である。『ID4』『デイ・アフター・トゥモロー』など、過去 幾度も“地球的危機”を描いてきたエメリッヒ監督がついに地球の滅亡を描き出す! 〜 2009年。太陽の活動が活発化し、地球の核が熱せられた結果、3年後に世界 は終わりを迎える。この驚愕の事実をいち早く察知した地質学者エイドリアン は、すぐに米大統領 主席補佐官に報告。(字数の関係でカット2011年11月24日)
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