堀井On-Line



3934, 新年にあたり ー2

2012年01月02日(月)

   * つれづれに
 スーパーイヤーになる今年、どうしても暗くなりがちになる。
2008年9月のリーマン・ショック以来、一年ごとに世界は大きく変化をしてきた。
去年も想像を絶する大事件が相次いだが、今年は、それを遥かに上回る可能性がある。
 可能性として考えられるのが、
・欧州発の世界恐慌 ー世界的株式と国債の暴落、食料品の暴騰・・・
・イランによるホルムス海峡の閉鎖と、閉鎖した海軍と軍事基地への英米軍の攻撃、イスラエル軍のイランの核施設攻撃等
・中国による支那海など周辺諸国に対する侵略
・北朝鮮の政治的混迷・・
・日本の株式と国債の暴落と、円安など、多くのマイナス要素が山積である。
中国、ロシア、フランス、韓国などのトップの選挙がある。そのため現体制は人気とりの戦争をやりたがるのは、世のならい。
その意味でも今年は非常に危ない年。恐慌と戦争は、相互に影響をするため二重の危険性がある。 一兆円の70倍が7京。
その不良債権が世界各国に眠っている。それらを何時までもほうっておく訳にいかない。 日本国民の生活も、今後10年で
厳しい状況に追いやられる。それでも日本人は、それに適応するしぶとさがあると信じる。 アメリカに依存してきた日本が、
どこまで独立できるかだが、見通しはよくない。 スーパーイヤーの断面をジックリと見ることになる。
ところで次の大地震、どこの国で発生するのだろうか? 
 ・・・・・・
2011年01月02日(日)
「語りえぬものからの問いかけ」 ー東大駒場〔哲学・宗教・芸術〕連続講座ー
   《「言い表せないもの」の詩学 −チュッチェフ『沈黙』の逆説 ー沼野充義 》の沈黙」
  * 究極の逆説
 ー まずは、沈黙せよと言いながら、沈黙を破り、この文章を書いている矛盾そのものが、以下に書かれている ー
【 ーそもそも「沈黙」をめぐる詩が存在するということ自体、なんだか妙なことではないか、ということなのです。
「何を言っても他人には理解されない、何かを口に出したら嘘になるのだから、沈黙せよ!」と主張している詩人がみずから
 その主張に従ったら、詩は書かれなかったはずではないか。そもそも「沈黙せよ」という主張を言葉によって行なおう
 とすることのうちに、矛盾がひそんでいます。厳密に論理的に考えると、これは「クレタ人はうそつきである、
 とあるクレタ人が言った」という、あの有名なエピメニデスのパラドックスにも似た状況でしょう。
 もっとも、私は哲学にも論理学にもまったく疎いのですが、言語芸術を多少なりとも扱う立場からあえて理屈をつけると、
 その「矛盾」とはこんなふうに説明できるのではないでしょうか。 つまり、
  ;言語とはそもそも「何かを言い表す」ために人間が獲得した道具である、
  ;しかし、その言語をもってしても「言い表すことができないもの」がこの世界には存在する……。いや、ここまでならば、
   特に妙ではありません。 どんな道具にも、どんな技術にも限界がある、それだけのこと。しかし、その先に、もう一つ、
  ;その「言い表すことができないもの」について、それでもわれわれは何かを言い表している、なぜなら少なくともそれが
 「言い表せない」ということをわれわれは言っているのだから、という段階が付け加わると、やはりこれはなんだか妙な事態、
 ここにはどうも解きほどきがたい厄介な問題が含まれているのかも知れない、という気になってきます。
  無意味な屁理屈のように聞こえるかも知れませんが、ある意味ではこの厄介さこそが言語による表現の本質ではないでしょうか。
 言語によって何かを表現しようとするものは必ず、その表現の限界に行き当たります。「言いたいことが自由に言えるから、
 それがそのまま作品になった」とのんきに言っていられる文学者は、じつはまだその限界に突き当たっていないだけでしょう。
 真の創造のプロセスは、むしろその先にあります。「言い表せない」ものに向き合ったとき、それでもなおかつそれをどうやって
 言い表すことができるのか、この観点からすれば、文学的表現だけでなく日常言語でも常に使われる直喩や隠喩、換喩といった
 比喩的表現の数々も、「言い表せないもの」をなんとかして言い表そうとする人類の古くからの努力の結晶ではないか、とさえ
 思えてきます。本来、比喩とはあるものを、それ本来の名前で呼ばずに別のものの名前を持ってくる、という手法です。
 どうしてものや現象をそれ本来の名前で呼ぶことができないのか、それは究極的に、言語が不完全なものだからです。 ー 】
  ==
  沈黙するしかない弱者にとって、「語りえない」はありがたいことなのか、それとも、この言葉に反発を持つのか?
 どうであろう。言い尽くせなくとも、限界の範囲の言葉で残しておく必要性はある。 チュッチェフの詩「沈黙」は素晴らしい!
・・・・・・・
3194, 句読点とは妖精のようなもの! ー1
 2010年01月02日(土)
毎日、文章を書き続けていると、文章作法で色いろの問題にぶつかる。といって、誰も教えてくれない。
小説(の書き方)などには、作法の習得は、多くの本を読んでの我流という。「文章の書き方」とか、「小説の書き方」とか
いう講座もあり、経験則を教えているようだが、突きつめると独学しかないようだ。 とにかく量をこなすしかない。 
まずはテーマと構想をたて、とにかく書いていく。そして起承転結の体裁を整えて、その後に、添削するしかない。 
そのプロセスで更に考えるのである。そこで一番の問題は、「 、」と「。」である。 後者は、とにかく三段論法で
「。」で締めればよい。しかし、「、」となると、難しい。 何かの本で、「ね」と入れて、ゴロが合えばよいとあった。
 「片耳の話」秋山駿著、の中に【句読点とは妖精のようなもの】という小項目があった。
ここで「泰西の画家が、裸婦のオヘソを、しかるべき位置に遅疑なく描くには、30年かかったというが、
句読点の置き方にも、それに比されるところがある。」と、あった。  句読点の打ち方に何か法則があるか調べたが、
それは、本人の息のつき方と同じで、決まりないという。 それが読むものにとって、奇異であれば問題である、等等で、
エイヤッと、これまで書いてきた。 量をこなしているうちに、自然と収まるようになってきた。 
裸婦のヘソの位置と同じで「量を書くしかない」ということ。 この文章でも、句読点の位置には違和感がないはず?。 
この随想日記を書き始める前の文章の句読点は、ところどころ変なところで、うってある。秋山駿は、そこで「句読点は、
文章の流れの裡に内在し、言葉の連続の間に出没する、何か妖精のようなものだ。自分勝手にならないし、私の要請を聞かない。
あちらが戯れに出現したり消えたりするーその音調に耳を澄ますしかない。」いうが、なるほど納得する。 
句読点とは、そういうものか。毎日、句読点と闘っているからこそ、その辺は納得できるのである。    −つづく
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2829, 新年に、つれづれなるまま!
2009年01月02日(金)
 *年金でも貰うか
1月15日の誕生日で厚生年金が満額貰える年齢(63歳)になる。65歳かどうか迷ったが、貰うことにした。
といって、月あたり20万円の厚生年金と、家内の給料と、年金が満額まで貰えるまで減額した?万円の私の給料の総額では、
一割ほど手取りが少なくなるが、よしとした。これで会社の役員賞与を350万もカットできる。今年は更なる経費のカットが必要。 
中小企業は辛いが、スリルとサスペンスが面白い! 早く貰わないと、今後日本の年金そのものがどうなるか分からない。
「60歳までに、したいことを全てやってきた」という満足感があるので、金銭欲も、それほど無くなった。
次が家内が厚生年金を満額貰える年齢がポイントとなるが。そういう年齢になったということだ。
 *年始のTV番組
年始の一週間分のTV番組を見ると、どの局も地味なものばかりである。大不況のためスポンサーが節約したのだろう。 
あまり声高に言わないが、2009年は大恐慌突入の年になり、大荒れになるのは周知の事実。といって、どうすることも出来ない。 
大荒れの中で身を委ねるしかない。
 *新幹線がガラガラ
年末の29日・30日の新潟行きの9時前後の新幹線は、例年は座れないほどである。それを覚悟をしたが指定席も、
自由席も三分の一も乗っていない。今までなかったことである。恐らく、高速バスとか、夜行列車とかに分散したのだろう。
 *イスラエルが変
イスラエルの政情が変になってきた。イラン攻撃への一つの動きなのだろうか? そのためか原油が少し値上がりに転じた。
これも計算の上なのだろう。もちろん、攻撃を事前に知った資本が原油の先物を買い増しているはず。
こういう時期は戦争に目を向けさせて、思い切った政策を採るのが常套手段である。
 *昨夜は殿町で・・
 (字数の関係でカット2011年1月2日)
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2008年01月02日(水)
2464, ロールモデル             d・д・)ノ〔● ォ'`ョゥ○〕
「ウェブ時代をゆく」−3  読書日記
  著者が見出したという「ロールモデル」という言葉が面白い。
 人間は、自然と色いろな付き合いの中で、何人かの「ロールモデル」をさがし、無意識で真似をしているうちに
自分の個性を作り上げているものだ。技術や文化に関する知識だけではなく、人間の行動パターンでも、
巨人の肩の上に立つことが可能であるという考え方である。企業では、ベンチマーキングという手法でモデルとなる
会社の優位点を真似るが、何故か人間の行動パターンについてはマネをする手法を敢えて取上げない。
子供には、偉人の伝記を勧めるが、大人になると見向きもしなくなる。「ウェブ時代をいゆく」で、「ロール・モデル」
という言葉で上手く手法として提示している。 学生時代に「ロール・プレーイング」という役割演繹をゼミで一年に
わたってしたことがあったが・・・ それは、問題が起こった当事者として解決方法を実例を元にするものだが。
 ーP−119・ 120
 著者の梅田望夫の 『ロールモデル思考法』とは、その答えを外界に求める。 直感を信じるところから始まる。
外界の膨大な情報に身をさらし、直感で「ロールモデル(お手本)」を選び続ける。たった一人の人物をロールモデルとして選び
盲信するのではなく、『ある人の生き方のある部分』『ある仕事に流れるこんな時間』『誰かの時間の使い方』『誰かの生活の場面』
など人生のありとあらゆる局面に関するたくさんの情報から、自分の合うロールモデルを丁寧に収集するのである。
自分の内から湧き出る何かが具体的に見えなくとも、「ある対象に惚れた」という直感にこだわり、その対象をロールもでるとして
外部に設定する。そしてなぜ自分が惹かれたかを考え続ける。それを繰り返していると、たくさんのロールモデルを発見することが、
すなわち自分を見つけることなのだとだんだんわかってくる。自分の志向性について曖昧だったことが、多様なロールモデルの
総体として、外部の世界からはっきりとした形で顕れてくる。そのときどきのゴールとなり「けものみち」における灯台になるのだ。
 ーー
この思考法は『大事なのは、「自分はこれをやりたい」というものを見つけること。それが人生で一番大切なようだ。
・・自分が何にむいているのか、何がすきなのか、見つけるのはやさしくない。それでも何とか見つけ出さなければいけない。』
小柴昌俊の言葉からそれを見つける方法とは何か?を著者は考えた末に外界の偉人のモデルをみつけ、その行動、
考え方を真似ることを提案した。面白いといえば面白い。無意識で誰もがしてきたことだが・・・
また偶然に、去年の同日に彼の前著の「ウェブ人間論」の読書日記を書いていた。無意識が呼ぶのだろう?( ^_^)/バイ
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2007年01月02日(火)
2100, ウェブ人間論  −1  (~Q~;) おはよう〜〜   ファ〜
この本は確かに面白いが「ウェブ進化論」ほどの衝撃度はない。
しかし二人の対談からウェブの世界の中で人間がどのように変化していくのか、多くの示唆がある内容であり、
「ウェブ進化論」のフォローという面では、ベストと言える。面白そうなところの抜粋と意見は次回にするとして、
    まずはー紹介文ーを直接読んだ方が解りやすい。
    ーー
「ウェブ人間論 」(新潮新書) 梅田 望夫・平野 啓一郎著
 ー内容説明ー
 (字数の関係でカット2009年1月2日)
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2006年01月02日(月)
 1735, 内福について         オハヨウゴザイマス  o┐ペコ
先年の暮れ、東京のある会で新潟の県民性について話した。「新潟県は一見貧しそうだが、実情は内福な家が多いのですよ。
特に中越地震の被災地区の辺りは、裕福なのですよ。間接的に雪の融け水が豊かな農産物や鯉・畜産にプラスになっている」
といったところ、居合わせた4人がぽか〜ん、として「『内福』という言葉も、字も知らない。如何いう意味ですか?」という。
子供の時から両親が「あの家は地味だが内福だ」が日常用語であったので、知らないということに驚いてしまった。     
そして、その場の‘主の立場’の人が、「貴方のいう内福は豊かとは違う!」と発言。
 それに対して「ヨーロッパのイタリアとかフランス人も、実際の生活は実収入より豊かな生活をしているというが、
彼らは豊かではないと言うのですか?」というと、「豊かとは思わない」という。そこで
「私は家内と、この十数年で三十数回地球の秘境旅行をしているが、これは豊かといわないのですか?」と訊ねると、
「それは豊かといえる。しかし、地味な生活に甘んじて遊びも控えているのは豊かとはいえない」との答え。
それも一理ある。私の従兄弟に一億以上の貯金がある?という噂がある60代半ばの独身男がいる。
見たところ地道な生活をしており、殆どお金を使っていない。< ;`∀´>マジっすヵ!!
この人は間違っても豊かとはいえないし、内福とは言わない。内福という言葉を知らないことが驚きであった。
越後長岡の典型的な方言だろうかと 「検索」で調べたら、小説の一節に「以前は内福であったが、現在はそうでもないらしい」
というのがあった。それからみると方言ではなくて、死語になってしまったようだ。内福は、「収入内でヤリクリして
それなりに豊か?な生活をしている状態」である。これからの日本の生き方のヒントが『内福』の生き方にあるのではないか。
  書店で『300万で豊かに暮らせる方法』みたいな本がならんでいるが。
                      ヾ(●´∀)ノ" また〜♪
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2005年01月02日(日)
1370, 酒についてー3    ∪ヽ(●-`Д´-)ノ彡☆ 酒持ッテコーイ
正月早々、また酒についてを書く。前回書いた「作家の酒についての名言」の続きである。
  感想も含めて考えてみる。
  −−
・酒に限らず言えることですが、人間のつくり出した
 『楽しむためのもの』を、不必要に恐がらずに、みくびらず、使いこなして、
  『楽しむ』ことを覚えれば、それだけ豊かな時間を過ごせるわけでです。
   ー豊かな人生、豊かな青春が。     −吉原幸子 ( ^_^)/q□☆□p\(^_^ ) カンパァーイ
   my感想ーその反対も多く過ごしてきた。 みくびったためだろうが。
・酒は、その土地の文化の結晶なのである。       −田村隆一
   my感想ーその土地土地の酒は、景色、人間に劣らず個性がある。
    新潟の酒、沖縄の泡盛、世界各地の葡萄酒、ビール、そして中国の紹興酒などなど。
     そこの肴を一緒に飲む酒は、何よりも絶品である。
・深まってくる秋とともに飲みたくなるのはやはり日本の酒である。
   一人で部屋で仕事から解放されたあと、魚のひらきなどを焼いて飲む。
    この時のものさびしさは、やはり捨てがたい。        −三木卓
   my感想ーそれで二日酔いをしたら馬鹿?
・女を口説くときは酒はあったほうがいいものだが。が、酒を飲むときは、女は要らないサカナである。−荻昌弘
   my感想ー?   ?!    クゥーッ!!”(*>∀<)o(酒)"
(字数の関係でカット2009年1月2日)
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2004年01月02日(金)
1003, 「2004年日本経済」ー読書日記
  ー円高デフレの恐怖が襲来する。
この人の本はバブル発生時から一貫して「日本経済悲観論者」である。
 中長期的に振り返ってみると、この人のいうとおりになっている。
  ー印象に残った順に列記してみる。
・2005年のペイオフが一つの鍵になる。金融再々編成によって残る大手銀行は二行になる可能性も。
  メガバンク国有化は、日本経済の信用を損なう、そうなる前に再編成をさせる。
・いまのデフレとは、銀行の信用デフレが発端である。 銀行がその役割を終えてしまった。
・さらにリストラ、倒産はつづく。日本経済は根幹から音を立てて崩れはじめている。給料はまだまだ下がり続ける。
・アメリカは内部崩壊をはじめてきた。この円高ードル安は、日本では更にデフレ圧力になる。
・EUも深刻なデフレに向かっている。 ドイツ経済が日本化をしていく。
 元東ドイツの住民が社会主義的な政策政党に票を入れ始めた。 その為ドイツ経済は競争力を無くし始めた。
 日本の生産地が中国に移動したのと同じ現象がドイツと元東欧諸国と同じになってきた。
・円高は100円を割る可能性を含んでいる。79円も割る可能性も十分考えられる。
 この水準を割り込めば日本経済は完全に息の根を止められる。
 この大不況の中、何とか持ちこたえられたのは輸出のおかげである。 円高はドル安になるといくことである。
 この輸出が円高で激減する可能性がある。またアメリカの国債を持たされた日本は実質の回収が落ちることになる。等々である。
 実際に事業現場に立っていると、この内容は決してオーバーに思えない。新潟駅前の夜は、火が消えてしまった
 ように静まり返っている。 何処の会社も経費節減の為に2時間以内は日帰り圏にしてしまった。
 この数年間でビジネス客は3分の1に減ったという統計も出ている。「2003年日本経済」では副題はー世界恐慌の年になる!
 であった。実際のところは恐慌にはならなかった。だから「今年は、この人のいう通りにはならない」と考えるのはおかしい。
 この本では人口の問題には触れてない。 数年先から、本格的な人口の減少が続く。他には若い人の質の低下の問題がある。
 まだ何とか持っているのは、団塊の世代が踏ん張っているからである。 こと日本に関しては悲観的材料が多すぎる。
 生存対策をまずは第一にしなくてはならない時代である。この情報化社会は世の中を激変させている。
 健康食品も本も、インターネットで注文するようになった。近く「ユニクロ」があっても、インターネットで注文をする。
 電化製品も必ず「価格ドットコム」で最低値段を調べて、近く大販店で値段交渉をするようになった。
 まさかこんな時代をみることになるとは思ってもいなかった。
 大不況になっているのではなく、違う時代への過渡期の整理過程と見るべきなのだ。
 整理されないよう自分を変えていくしかない。 会社も自分も社会もである。    


3933, 新年にあたり

2012年01月01日(日)

 ついにスーパーイヤーになった。今年の暮れに世界も、日本も、どのような状態になっているのか?
去年が、色々な大事件が次々と発生をした。私自身も、人生最大の節目になってしまった。
それに対しては諦めがついているが、あとの気持ちの面では時間が解決するのを待つしかない。
2008年のリーマンショックから、世界は動き出した。これを大地震とすると、それによる動乱を大津波と喩えられる。
その本体が押し寄せてくるのが去年から5年間である。収まるのが、その5年後の2020年頃が目処。
世界的動乱は既に始まっているのである。 日本は20年前のバブル崩壊で、国力が大きく後退している。
スリムにはなっているが、精神的荒廃が問題になっている。 その上に原子力発電事故による、マイナスが全国に
覆いかぶさっている。その意味で、日本が試されることになったが、あとは島国根性のプラスの面を活かすしかない。
欧州の中でスイス的な自主独立した強固な国造りが求められる。 そのために独立国家としての憲法改正と、核兵器を含めた
軍事力を持たなければならない。それが、この10年間の課題になるが、どうも、難しい。
 私は終戦時に生まれた世代で、欧米的価値観を植え付けられ、「巨人、大鵬、卵焼き」という大量生産、
大量消費の時代に、大きな物語を求めてきた。 それも10年前の9・11テロ、2008年の9・15のリーマンショック、
そして去年の東北大震災で、もろくも押し流された。 ここでの大津波は、20世紀的な価値観を根こそぎ洗い流す濁流として
位置づけられることになる。その本体が濁流として流れ込んできている。 今までが良過ぎたと割り切るしかないが、情報化の
プラスの恩恵もある。国家としては、均衡縮小を割り切って政策とするしかない。今だ、経済成長とかいう言葉が聞こえてくる。
この呪縛から、まずはぬけだすべき。 この変化を逆に、プラスにするには、どのようにすべきかと、考えたほうが良いが難しい。
 事業でも、個人でも、立ち位置が悪いと思ったら、さっさと津波から逃げた方がよい。それも、さらに逃げる、二度逃げも?
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568、年始、つれづれに
2011年01月01日(土)
 新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いしま
   ー 現在は、20万年、200万年に一度の変革期か?ー
 「20〜200万年に一度の変革期というのは、果たして本当か? 
もし本当なら世界に何が起き始め、更に何が起ころうとしているのか」を、このところ何度も独り考えている。
20万年前は人間が道具を使い出した時期、200万年前は言語を使い出した時期。以来、人間の脳と行動が他の動物と変わっていった。
そして気候等の大変動があった1万年前、その事態を乗り越えるため牧農を始めた。それまで自然の恵みを採取していた生活から、
人間自らの手で牧農をすることで、その変動を乗りこえた。それが村落をつくり、都市をつくり、5千年前の5大文明になっていった。
数百、数千年先からみたら、現在がその時になる。以来の大発明がネットとデジタル機器であり、大変革の開始になる。
 まず、これが「言語と道具以来の人類にとってのツールか?どうか」である。 ネットが世界中に張りめぐらされて、
キーワードを介して瞬時に情報がやりとりが可能になったことは、世界が電脳化したことになる。これは、世界を根底から変化する
力を持つことになる。 人間が言語の使用を始めてから、脳の言語脳の機能が永年かけ進化してきた。それが他の動物との絶対的な
差異になっている。その脳が、電子脳として世界中にネットで結ばれ、それが人間の意識、生活を根本から変えている。
それからみて、20万年、200万年の境目と認めてよいのではないか? こう考えると、世界が行き詰っている原因は、
20万、200万年に一度の人間社会を根底から変え始める境目であると見てよいのでは? このIT化社会の到来が、この数百年、
数千年かけてつくり上げてきた在り方を根底から変えている、とみてよいだろう。 この仮説?は、20世紀末から21世紀にかけて始った
情報化社会が始り、それをキッカケにして世界が激動を始っていたのである。それと環境問題も含めて、20万、200万年のスパンで、
人間の進化と、ありかたを考える時期に来ているのである。 現代に生きている私たちは、これを地球の有り方を考える、
ツールにし、これまでの価値観を見直すに丁度よいテーマになる。 時代は、100、500年スパンでなく、数十万、数百万単位の
変化の中に入ってしまったようだ。それが地球の環境問題であり、頻発する地震などの天変地異も関連している。これが21世紀!
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3193, 新年にあたり
2010年01月01日(金)
* 「日本は、既に恐慌に入っている!」 まず、これを前提にしないと!
  これまでの、「新年にあたり」を読み返すと、一年一年、経済の悪化がジワジワと身に迫っているのが分かる。
  今年も経済悪化の進行の中で年が明けた。 経済はデフレスパイラルに入ってしまい、企業も売上減が更に深刻になる。 
  緊急対策で何処まで持ちこたえられるかである。 失業率は10パーセントに向けアップを始め、社会的にも不安定度が増す。
  これまでと全く違った時代になったと割り切るしかない。 自民党は、政治一家の三代目を立て続けに首相につけ、
  更に、今度は民主党も三代目の鳩山、乱世のトップには相応しくない。このウネリからみて、2〜3年以内にデフレから
  ハイパーインフレに転じて、円と株と日本の国債が暴落は避けられない。その事態が現実になるまで日本のトップはなす術がない。 
  アメリカは、まだまだ政治も、経済も悪化、日本は既に世界に先駆けて恐慌に入ってしまった。それを、まず認めることである。
  その辺のことをハッキリしておかないと判断を誤る。 何で恐慌の中で株価が1万円なのか?これは緊急対策などでカンフル剤を
  うっているからで、これも目先の対策でしかない。いずれカンフル剤も続けられなくなる。 兎にも角にも、目先を、どのように
  乗り切るかである。世界恐慌に入ったのである。 今年も大変な年であるのは違いない。 恐慌も、何も、生きていればこそである。
* 今年は「閑吟集」のチロリチロリチンチロリ がピッタリか?    「一期は夢よ ただ狂へ」か〜!
   よのなかはちろりに過ぐる ちろりちろり (49)
   何ともなやのう 何ともなやのう うき世は風波の一葉よ (50)
   何ともなやのう 何ともなやのう 人生七十古来稀なり (51)
   ただ何事もかごとも 夢幻や水の泡 笹の葉に置く露の間に  あじきなき世や(52)
   夢幻や 南無三宝 (53)
   くすむ人は見られぬ 夢の夢の夢の世を うつつ顔して (54)
   何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ (55)
・・・・・・・・・
2828, 新年にあたり
2009年01月01日(木)
  新年が明けた。 「新年明けましておめでとうございます」と言っていいものか?
「門松は冥土の旅の一里塚、目出度くもあり目出度くもなし」は、一休宗純が読んだ句だが、今年の正月にピッタリである。 
大暴風が本格的に吹き荒れる、何でもありの年になる。松井孝典の「共同幻想」「自己幻想」「他幻想」という言葉で、
現在起こっている問題を考えてみる。《宇宙から地球を見ると地表に何やら光を発している生物がいる。彼らは知的進歩をしている。
彼等は共同体をつくって、共同幻想を抱いている人間とかいう。何で共同幻想を抱くのか? それは自己に対する幻想と、
自分以外への幻想を抱く癖があるからだ。それは言葉という情報伝達が起因している。》これは私の解釈した要約だが・・・
 そこで「幻想」、「共同幻想」のキーワードで、この金融恐慌を解きほどいてみる。アメリカが社会主義に勝利し、
自由主義を推し進めた結果、「自由経済主義が絶対!」という共同幻想を抱いてしまった。世界の共通言語の英語、主軸通貨のドル、
世界最強の軍隊の存在の裏づけをもって、アメリカが当分の間、世界支配が続くと思い上がった。そのうえアメリカだけでなく、
世界全体が共同幻想を持ってしまった。そして内需を掘り起こすため低所得者に危険なサブプライム・ローンを貸し出し、
それを債権化して他の債権と混合し世界中にばら撒いた。 住宅が永遠に値上がりする前提だったが、住宅バブルが破裂すると同時に
債権は毒入りになってしまい、無価値化した。 2008年9月15日に、もろくも共同幻想が崩壊し、債権と、ドルへの信頼が破壊された。
 自由がいき過ぎれば、不公平になる。そこで自由が制限せざるを得なくなる分岐点が、今年である。 
災難に会うときは、災難に会うしかない。 会えば会ったで、何とかなるもの。 今年はチェンジ=変化がキーワードになる。 
チェンジするためには、過去の破壊へのチャレンジが必要になる。そこにはコンペティション(闘い)が生じる。 
今度のチェンジは数百年に一度の経済、社会変動である。21世紀への変身への壮絶な闘いと挑戦が要求される。 
目をそむけないで変化を凝視し、前向きに立ち向かうしかない。 そのうちに、気づいたら、その変化に適応しているのだろうが。 
薄笑いでいくか、今年は!巣篭も、また楽しいもの。 そういえば、昨日、家電店で46インチの液晶(PDPでない)、
98000円で売っていた。韓国製だが、画面は綺麗であった。 巣篭もりに、丁度良い? 少しは群れから離れるのも必要では? 
世界が総アウトサイダーになると、それはアウトサイダーでなくなる。 
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2008年01月01日(火) 
2463, つれづれに −元旦
  新年明けましておめでとうございます   ○┓  今年もよろしくお願いします。
昨日は腹痛と頭痛のために一日寝込んでしまった。大晦日に寝込んだのは初めての経験である。
風邪の一現象なのか、それとも飲みすぎと寒さのための腹痛なのか、まだ分かってない。重症でないの確かのようだが。
時々居間に顔を出して紅白は最後の30分しかみてないし、K-1も殆どみてない。今日は次男夫婦が里帰りで夜、
外食の予定だったが私は無理だろう。今年は、大荒れの年になるだろうし、去年の後半から、その兆候は出ていた。
世界的には、サブプライム問題、原油の暴騰、テロ、温暖化問題、インフレ兆候など地球規模で次々と問題が噴出。
その広がりがより大きくなる年である。国内では、自民党の惨敗、安部前首相の突然の辞任と混乱、石油の高騰、
そして柏崎沖地震等、これらの影響は今年になって深刻になる年である。今年は、国内では政権が民主党に移動、
それによる政治的混迷と、アメリカ大統領の選挙と民主党への政権の移動などから、思いもよらない事態が生じるだろう。
考えれば考えるほど、悲観的になってしまうが、事実であるから仕方がない。割り切って一つずつ乗り切るしかない。
ーー
四四太郎の霊日記ー16 人(_ _ )
新年になりましたか! 400年も昔の世界から来たものから見ると何とまあ、忙しない時代である。 
それでも、この物理的な豊かさがある、食べれない心配から見れば、御主の世界はあまりに恵まれすぎじゃ。
一日一日を、充分楽しめばよいじゃないか。四百数十年のスパンの視点から見ても、面白い時代になったものじゃ。
この境目に生きているだけでも、充分に恵まれている筈である。ワシが御主に言いたいのは、せっかく娑婆に生を受けたからには、
その時々の「いま、ここ」に活なければならない! ということじゃ。また、説教的になってきたか。
今年は、御主も気がついているようだが、大荒れの年になる。それも御主等が考えている範囲を超えてじゃ。といって、それが何だ
というのだ。大荒れ結構、問題など目を逸らさない限り乗り切れるものじゃ。 ただ、常に長期的な視点で先手を打つことなくして、
理屈を捏ねているだけでは、最悪の事態になるだろう。こうしてみると、文明など何だというのか思ってしまう。
集団自殺じゃないか、それも他の動物を巻き込んだ。全く。今年は、ともかく気を緩めないこと!それだけは言っておく。
 それにしても、羨ましいことじゃ、生きていること、そのことがだ。
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2007年01月01日(月)
 2099, 新年にあたり   新年明けましておめでとうございます ○┓ 今年もよろしくお願いします。
 2007年から5年間は大きな転換期に入るが、時代はどの方向に向かっていくのだろうか。
情報化が人間を、社会のあり方を、根底から変えている。その中で私たちはどのように身を処してよいのだろうか。
1995年から2005年まではインターネットの時代、2006年から10年間はブログと、グーグルの時代というが、
それがはっきり見えてきたのが昨年である。今年からはより鮮明に具体的になる年であろう。
その一つがグーグルアースで、これは驚愕といってよい。しかしこれは、グーグルの料理でいう前菜でしかない。
通常の地図の他に衛星からの写真があり、建物の一つ一つが明瞭に識別できる。衛星写真で最大限にすると、
地球全体が見え、そこから高度を下げていくと、地上の状況が次第に詳細に見えてきて、車までみえてくる。
最近になって、飛行機の操縦桿みたいなものがついて、ヘリに乗って飛び回っているようになっている。
グーグルの地図ソフトは、一年前まではいくら金を出しても個人では入手できないものだった。 
それが、家の机に向かったまま無料でみることが可能になった。その他にも、図書館に存在する書籍の検索を、
グーグルが始めた。まだ始まったばかりなので初期的段階だが、これが進めば検索の対象になる情報が飛躍的に拡大する。
   (字数制限のためカット 2011年1月1日)
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2006年01月01日(日)
1734, 新年にあたり (σД≦)ネムゥ〜 ☆・゚+。*゚・.+´
                  あけましておめでとうございます 今年もよろしくおねがいします`。
  2006年元旦である。 心新たに、新年をむかえる気持ちがよい。
  雪が積もってないと墓まいりが行事になっているが、これほど積もった場合は行かない。
  あと二週間で還暦になる。「60歳を一つの大きなゴールとして、それ以後の全てを詰め込んでしまえ」
  と思って生きてきたので、この年越しは感慨が深い。「思い残すことはない!」というのが実感であるが、
  「本当に思い残すことはないのだろうか?と一年かけて考えつくすことと、これからの十年のデザインをする」のが
  今年一年の課題である。 ま!*^ー^)/C□~~ コーヒーいかが?今年も情報化の影響で、さらに大きく世の中を変えるだろう。
 (字数制限のためカット 2012年1月01日)
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005年01月01日(土)
1369, 新年にあたり
 さて今年が始ったがまあ元旦の清々しい気分がよい。去年、世界的にも身辺でも災害が続いた。
 オリンピックに、アメリカ大統領選挙、国内では参議院選挙も重なって刺激の強い日々が続いた。今年はどうなるだろうか。
 早生まれなので、来年早々に還暦を迎えることになるが、多くの同級生が還暦を向かえることになる。 
 やはり感慨が深い。「とりあえず60歳まで!」と、人生を生きてきたのであと一年の余白を何で埋めるか、
 この一週間じっくり考えてみたい。その意味で今年は、思い切ったことをしたい。4月からは、銀行のビッグバンがある。
 特に地方銀行は、待ったなしの年になる。風評だけで倒産になる可能性が出てきた。 大きな再編成は必至だろう。
 特に地方は大きな変わり目になり、多くの倒産・再編成がおこるだろう。ますます、刺激的な日々が続く。
 それにしても大晦日と元旦では全く違う感覚が非常によい。この時代、あまりにも変化が激しい。しっかり足元を見つめていないと!
 自分を見失ってしまう。面白いといえば面白い時代でもあるが。 今年の私のキーワードは「3C]である。
 チェンジ・チャレンジ・コンペティションだ。 白紙に戻って、変化・挑戦・闘いをし続けなくてはならない。
  年始から少し硬すぎる内容になってしまった。楽しんでやっていれば良い。ー過去の元旦の文章を見ると面白い。
元旦の気持ちはいつも同じようになる。また、時代時代の背景がクッキリ見える。書くということは、気持ちをパックしてくれる。
去年の元旦の日記に「グリーンランドに行く」と書いてあったが、実際のところ忘れていた。
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2004年01月01日(木)
1002, 新年に思う
  新年になった。新年の何ともいえない雰囲気が好きである。神社に行ってお参りする習慣はないが、雪が積もってない時は
 寺に墓参りに行くことにしている。ただ坊様のところには、新年の挨拶は行かない。 今年は、日本経済に関して正念場になる。
 (字数制限のためカット 2012年1月01日)
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2003年01月01日(水)
628, お正月の意味
  今日はお正月、その意味をインターネットで調べてみた。お正月の意味はお正月さま、年神様という先祖の集合霊をいう。
この霊が各家に帰ってくる。12月13日は家を祭場する準備のすす払いの日という。 門松は神様の依り代で、
神様が何処に帰ったらよいかの目印の為に置くという。お雑煮は帰ってきた神様に供えたものを下げて一緒に食べるごった煮をいう。
 (字数制限のためカット 2012年1月01日)
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2002年01月01日(火)
 287、リセットの年
今年のキーワードは「リセット」と年末に挨拶に行った銀行支店長が言っていた。21世紀的なものへの、変わるべきところへの
リセットである。自分自身に対しても同じことが言える。世界、日本にとって政治経済で白紙からの出発の年といっていいだろう。
その背後は情報革命の本格的影響が本流になってきたためだ。何を変え、何を更に充実すべきかよーく見きわめなくてはならない。
ここで一歩間違うと、とんでもない事態に陥ってしまう瀬戸際の年である。まず変わらなくてならないのは、自分の脳からであろう。
どう変わらなければならないか、新年じっくり考えてみる。やはり個人はHPの充実、会社も社内ネット化とHPの充実である。
 あとは今の事業の棚卸である。
(字数制限のためカット 2012年1月01日)
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ある時間の断片
 1月1日  1969年
 8時起床。 食後、あと一寝入りをする。11時過ぎに、実家の店の佐藤さんが新年の挨拶にくる。
 その後、事務所の女事務員が数名挨拶に来る。 近くの分家の堀井明ちゃん夫妻と従妹のまり子ちゃんも来る。
 相変わらず可愛い。彼等と裏に住む姉の正子さんの所に行く。 一時過ぎまで、まり子ちゃんと話をする。
 小学生までに私のアイドルであった。母屋に戻ると、会社の五十嵐君が新年の挨拶に来る。彼は小学校の同級生だ。
 兄の三郎さんと三人で酒を飲む。その後、父と二人でお寺三軒を新年の挨拶に回る。
 そして、また裏の姉の所に遊びに行って、ボンカルタをする。夕食後、TVを見ていると二番目の姉の旦那の弟で、
 長岡高校の同級生だった、花井衛さんが遊びに来る。彼とはいやに気が合う。一年に一度は何処かであっていた。 
 二時間以上、積もる話をする。彼は松下電器に入社予定だという。隠れた逸材である。彼も社会にでるということで
 塞いでいた。同じなのだ。今年は社会への門出の年でもある。今日、衛さんに「何か言葉にとらわれている」
 と注意された。  揚げ足取りをしている部分だ。 気をつけないと。


3932, 今年の総括 ー2

2011年12月31日(土)

  * そうであっても良い年?であった! 
 去年の暮れに、まさか3ヶ月後に会社が消滅するとは思ってもいなかった。それが一月末に手持ち資金残高が予定より思いの他、
少ない結果になった。そこで「売上減が止まる前提の計画」を、そのまま下がり続ける数値のシュミレーションをしてみると、
虎の子の予備資金を運転資金に出しても、秋口には資金ショートになる。 しかし年を超えてからも、同じペースの売上ダウンは
続いていた。毎日、何度もシュミレーションをし、議論をしても、プラスに転じる材料はゼロ。その上に7月の地デジ化による、
テレビの入れ替えと、ボイラー交換の問題が発生していた。二つともリース会社の了解を得ていたが、年末の資金ショートは、
火を見るより明らか。 それを承知の上での投資は? 私の「良心」の問題になってくる。 2〜3ヶ月後の閉鎖ならば、
法定の退職金・給与も、取引業者の月末の支払いを済ますことができる。そのボイラーの発注はギリギリに迫ってきた。
さあ、どうするかの決断の間際に、東北大震災が発生。その直前に弁護士事務所に行って、問題の相談に入っていた。
震災発生直後に再び行くと、弁護士いわく、「弁護士の仕事柄、その決断に対しては口出しをする立場にはない。が、
今回は状況からいって、迷う状況ではない。現在なら関係者に迷惑は最小だが、延ばすほど傷が深くなる。止め時です。」と。 
 そして3月18日に会計事務所の担当を含めて「3月末の支払い直後に廃業」と決定。 決まれば、あとは手順に落とせばよい。 
そうこうあって引き際は手順に沿い機械的に進んでいった。 「これも事業サイクルの一つ」と、違う誰かが空の彼方から
指示しているかのようでもあった。そして淡々と事が進んでいった。 経理事務所の30年来の担当が、「あなたは、手順を
楽しんでいるようですが、何が起こっているのか分かっているのですか?」と、怒ったように言う。しかし、最後の手順も30年の
事業の一環。 それも自他共認める?3つの未曾有の大災害なら、割り切るしかない。 ならば、現象を興味深く見つめ、
記憶にとどめるのがベスト。この総括、「今年の総括」というより、「30年の事業総括」の前書き部分に近い内容だが、
泣いて喚いても、どうにもならないなら、虚勢を張ってでも明るく一日一日を過ごすしかない。 日本経済の来年の縮図が、
そのまま当方に現象として現れ出たことになる。実際に渦中に立つと、一場面一場面がドラマそのもの。社会のヒダが良く見える。
 あのまま続けていたら、今頃は県外の何処かに雲隠れ・・。 思い切って、次の人生に転身するに、それもあるが・・・ 
やはり、立つ鳥あとを濁さず、である。 「私の人生は何だったのか?」などの、世迷い事の泣き言は不思議なぐらい全くない。
あるとすれば、「現時点からみて、15年前に会社を売却すればよかったか?」ぐらい。それが出来るぐらいなら、もともと、
この事業は手がけたなかった。来年の3月末が一周年になるので、この30年の事業と、準備期間の15年を含めた総括をするが、
どう総括しようが、大津波に全てを渫われてしまった事実は変えようがない。最後はソフトランディングをしたかったが、
この震災では諦めがつく。 来年は、高みの見物になるのか、防波堤とも流されるか? 娑婆はのんびりしているが。大丈夫かい!
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2010年12月31日(金)
 ー今年の経済を振り返ってー
 今日で無事、今年は終わる。不況の波は一日一日大きくなってきている。 耐久消費財(車、家電、住宅)のエコポイント制度で
(前どり需要で)何とか消費を喚起してきたが、来年そうそう、その反動が来るのは必定。またグローバル的にみれば
リーマンショックの表出が来年から更に激しくなる。 東海から関東のベルト地帯は、まだ経済的温もりが残っているが、
そこから離れた地方ほどマイナスの度合いが高くなっている。 不思議なことにマスコミは取り上げないが、惨状は酷いもの。
鳥取、福井、石川、富山、新潟、山形、秋田など日本海側に接する県は特に酷い。長岡、新潟市をみると、悲鳴すら上がらないのが実情。
私の知る限りでは、デフレスパイラルの渦がリーマンショック以来、三周目になっても一日一日大きくなっており、
押さえが効かなくなっている。欧州ではデフォルトする国家が出る可能性がある。それをきっかけに世界同時株安となれば、
体力を消耗しつくした日本が大きく傷つくことになる。現在の心情をいえば、「来年怖い」。時代の流れとは恐ろしいもの。
右上がりのよい時代を生きてきただけ、時流の段差が見えてくる。チロリチロリ、チンチロリか〜
 ー独学が唯一の教育であるー
10年位前に、「どんな教育も突きつめれば独学が唯一の教育である」という言葉に出会った。
その後、そのことについて考え続けている。大学卒業時に自分の絶対的読書量の少なさに呆然として、
社会に出てから一日2時間以上の読書時間を持つことを誓った。その独学こそが学生時代の一番の収穫ということは、
当時知りようもない。特にネットで情報を取れる時代に、そのベースは大きな財産になっている。
とはいえ基本は独学より学校システムに乗り、そこで多くの指導者に出会い学ぶ方が良い。修破離の修である。
教育とは、独学が可能な能力を持たせること。そのベースは、これまでは高等教育だった。
しかし、今度はネットという新しいツールが出きてきた。独学に、これは最適である。
「それぞれの人の素質が、それぞれに伸ばすことが可能になる」ということ。
 〜年末の、過去の同月同日の文章が自分書いただけに時代がみえて、懐かしく面白い! 
 何で、ここまでして書くの?の自問自答の答えがある。思いと行蔵の痕跡を残すため、そして・・・である。
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2009年12月31日(木)
 3192、大晦日、つれづれに!
 今年も大晦日になった。覚悟をしてほど経済の混乱は無かったが、それでも確実に悪くなっている。
政治は、アメリカでオバマが正式に大統領に選ばれ、日本では自民党が政権に最後まで、しがみついた結果、
国民に見放され自己崩壊。 民主党の鳩山政権が発足、今のところ、及第点だが、来年からは土壇場の場面に
直面し、政界再編成は必至。 日本経済の崩壊予測を書いてきた浅井隆の本を先日、立ち読みした。
「リーマンショックは、日本にとって東京と名古屋に原爆二個を落とされたようなもの。
 その激震の津波は、まず体力を消耗している地方に直撃しており、凄惨な事態」と、あった。
上越新幹線の最終駅で、ビジネス・ホテルを経営しているので、その論は至極当たり前に受け止めることが出来る。 
一般より3ヶ月早い数値が先行して出るが、すでに二番底にむけて動き出したようだ。  2〜3月あたりから、
経済は深刻な一段落ちになる。 恐ろしい限りである。何とか、緊急対策で失業率の上昇や株の暴落を抑えているが、
これもカンフル剤でしかない。来年は何とか、これで持たせることが出来ても、参院選挙の終わった来年の後半からは、
思い切った政策が断行されるだろう。それが通貨の切り替えなのか、銀行閉鎖なのか、国家非常事態宣言による??なのか。
悲観的に成りざるをえないのは、まだ、数百年に一度の動乱の入り口でしかないことだ。人間は脆いものだが、国家も脆いもの。
 25年ぶりに、私の人生の大きな位置を占めている「秘境ツアー」に行かなかった。《最近は、欧州が多いが》
気合が入らないのである。 無理をすることもないが、といって、「何が何でも行く」というのが崩れてしまった。
 それにしても、大晦日の総括の、これまでの文章を読み返すと面白い。何ともいえないTPOSが感じられる。
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2827, 晦日は、今年の読書の総括
 2008年12月31日(水)
今年の締めくくりは読書の総括。
まずは年初に読んだ 副島隆彦の「恐慌前夜」「属国・日本論」「連鎖する大暴落」を読んで愕然とした。
他に彼の一連の本を読んで、迫っている世界経済の危機を感じ取った。
また金融を中心にコンサルトをしていただいているH氏に紹介された竹森俊平著「資本主義は嫌いですか」と、
マンデンブロ著「禁断の市場」も印象的であった。 ソロス著「ソロスは警告する」、
金の投資家、松藤民輔著「無法バブルマネー終わりの始まり」、藤原直哉著「世界同時株暴落」、
野口悠紀雄著「世界経済危機ー日本の罪と罰」、そして、松井孝典著「地球システムの崩壊」など、
地球規模で起こっているエネルギーのウネリを感じ取れたことも収穫だった。
そのために、リーマンの破綻が世界恐慌の発火点と直感し翌日ここで取り上げ書いた。 
どの本を読んでも目から鱗であったが、いざ金融恐慌が始るると、
世界的な経済崩壊の規模の大きさとスピードの速さに驚愕している。
ー 本として印象の強い順に書いてみるー
1、松井孝典 「地球システムの崩壊」         2、副島隆彦 「恐慌前夜」
3、竹森俊平 「資本主義は嫌いですか」        4、マンデンブロ 「禁断の市場」
5、松藤民輔 「無法バブルマネー終わりの始まり」   6、ソロス  「ソロスは警告する」
7、近藤道生 「平心庵日記」             8、副島隆彦対佐藤優著 「暴走する国家ー恐慌化する世界」
9、野口悠紀雄 「世界経済の危機」         10、米原万理 「打ちのめされるようなすごい本」
(字数制限のためカット09年12月31日)
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2007年12月31日(月)
2462, つれづれにー大晦日          ´▽)ノおは〜
大晦日である。 一年は本当に早く過ぎ去る。御節は今年は止めておこうかと思ったが、結局は注文してしまった。
例年の半値の5千円のセットだが、郊外にあるフランス料理店のものである。この十年以上は紅白歌合戦はホボ見ていない。
格闘技を見るか寝ているかだ。総括は先日書いたが、面白い本には多く行き会った。新潟駅前に新しい図書館が出来たのも大きいが・・・
今まで自分がそこまで行ってなかったこともある。自分の知能のレベルでしか本の内容は理解できない。
 (以下は字数の関係でカット2011年12月31日)      (■*U∀u)ノ 良い年を!
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2006年12月31日(日)
2098, 今年を振り返って −2     オッ(*^○^*)ハ〜ヨウサン!
今日で今年も最後になる。12月の10日に「今年を振り返って」を書いているので、
ここでは、「私的なこと」に、割り切って書いてみようか。今年は私にとって「60歳」になった節目の年である。
{60歳までに、一生分を前倒しをして、やりたかったことを、全てやりとげる}と51歳で決意し、そして生きてきたので、
肩の荷物が降りたような虚脱感と、ホッとした満足感が現在もつづいている。そして来年の3月までに、60歳代の生き方を
決めるつもりである。2人の息子も婚約をして来年には結婚予定で、丁度、還暦の頃に子供が家庭をもつという「人生のサイクル」は、
丁度よくできている。私にとって、その意味では節目の年であった。友人と話すことといえば、なるほど年金の話が中心になる。
企業年金が??万+厚生年金21万=3?万とか、私は家内が厚生年金に入っているので+?万とか年寄り臭い話になる。
12月1日に義母が亡くなり、盆と正月に唯一行くところが消滅した。仕事場が新潟市にあり、自宅は長岡、そして家内の実家が柏崎と、
丁度良いバランスであったが・・・。前回も書いたが、今年は塩野七生の「ローマから日本が見える」「ウエブ進化論」
「グーグル」「あたりまえのことばかり」が印象に残った。
 印象の強い順にベスト10を思い浮かぶまま書いてみると
 1、「ウエブ進化論」梅田望夫  
 2、「あたりまえのことばかり」「14歳からの哲学」「知ることより考えること」「41歳からの哲学」池田晶子
 3、「ずっとやりたかったことをやりなさい」ジュリア・キャメロン
 4、「要約世界文学全集?・?」木原武一          5、「生き方の研究」森本哲郎
 6、「『私』のための現代思想」高田明典         7、「ローマから日本が見える」塩野七生
 8、「グーグル」佐々木俊尚               9、「エピソード読む西洋哲学史」堀川哲
 10、「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界バイク紀行」
「生きていることの不思議さに気づいた年」である。考えれば考えるほど不思議なことだ。
  *^ワ^*)i それでは良いお年を!       バイバイ 
 (以下は先日書いた内容です)
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12月10日(日) 2077,
今年を振り返って −1   才八∋ウ_〆(∀`●)
そろそろ、今年の十大ニュースが話題になり始めている。
年末の31日になったら、もう一度書くつもり?だが、ランダムに頭に浮かんだまま書いてみる。
 (以下は字数の関係でカット2007年12月31日)
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2005年12月31日(土)
1733, 今年を振り返るー総括 b(’0’)d おっ w(゜Д゜)w ハァ?ヨ〜
大晦日になり今年の総括と思ったが、『私が選んだ今年の十大事件』の先日の内容が、総括に近い。
そこで今年の十大事件から世相を考えてみる。まずは先日の内容をコピーしてみる。
ー私が選んだ日本版・10大事件ー
1、人口が初めて減少に転じる    2、衆議院で自民党が歴史的大勝   3、JR福知山線で脱線、107名死亡   
4、耐震強度偽装で大揺れ     5、郵政民営化関連法が成立      6、愛知万博が開かれる
7、堤義明西武グループ会長逮捕  8、小学生女児が相次いで殺害される  9、アスベスト関連死、次々と明るみ  
10、プロ野球のセ・パ交流戦が始まる。そしてロッテ、優勝 大相撲では、外人力士が大活躍−朝青龍が7連覇、琴欧州大関に  
−−
以上から読み取れることは
・少子高齢化
(字数制限のためカット09年12月31日)
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2004年12月31日(金)
 1368, 今年を振り返るー総括
毎年、同じような言葉で始る。「今年も、あと一日になった」である。それが誰もが抱く感慨だろう。
地球が怒っているのではないかと思われるほど、次々と災害に襲われた。その幾つかを記録として書いてみる。
・インド洋で、とてつもない大きな地震がおこった。震度はM9で、阪神大震災の1400倍のエネルギーというから
 想像を超えている。地球を津波の余波が三回したという。被害は10ヶ国をこえて、現在のところ10万人というが、
 まだまだ増えるだろう。TVで多くの映像が流れて、何人かを飲み込んで流されている映像もあった。
 明治29年の明治三陸地震の2万2千人の被害を軽く超える惨事で、20世紀来、エネルギーとしては4番目の大きさ。
 やっと、中越地震の余震が収まりかけてきたと思っていたら、この大震災である。台風は例年の3倍もあり、
 やっと落ち着いた時に、中越地震、そして、このスマトラ地震である。 全くどうなっているのだろう。
・暗い話だけでは片手落ちになるので、明るい話はオリンピックで日本が久しぶりに多くのメダルをとったことである。
 強いところに、集中的に強化をしたのが功を奏したという。
・地方の景気も相変わらず、良くはない 特に新潟県はその中でも一番悪いところである。これに台風による水害と、
 この中越地震である。復興景気といっても土木が少し良い位で全体的には決して良くはない。日本全体から見ると、
 明るい兆しが見えてきた。
(字数制限のためカット11年12月31日)
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2003年12月31日(水)
1001, 今年の総括
今年も大晦日になってしまった。 恒例の今年の総括をしてみよう。
ー個人的の問題では
・今年の身近な物故者は高校の同級生の‘スーパーツチダ'の社長をしていた土田恒夫君が亡くなった。
 一番死にそうでない男であったからショックであった。親戚では母方の従姉の連れが亡くなった。
・海外には二回行った。この数年三回であったので、少し物足りなさが残った。アラスカとアイスランドである。
 これで41回である。当面の目標の50回にはまだだが。60歳までに、というのは無理になった。 大不況の中、今年は
 特に行くのを躊躇をしたが、後になれば何ということはない。 行けない状況に行くからこそ価値があるのだが?
・国内では、京都に一泊のバスツアーと鎌倉に行く。
・産能大で「一時間講義」をする。 いい思い出になった。
・ 新潟の引越しを考えるが、決断が出来ない。
・ウオーキングは一日平均1万4千歩を確保した。 数年前より1万5千歩より1千歩減らしている。 
・新しい習慣として「ありがとう」を1千回平均言うことが加わった。
ー会社は
・去年11月に始まった売り上げの落ち込みが進む。今までは他山の石だったが。世間並みになったとはいっていられない。
(字数制限のためカット09年12月31日)
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 2002年12月31日(火)
 627,パタゴニア旅行記ー9
ー絵を描く人ー
 今回の旅行で素晴らしい絵を描く女性がいた。見るところプロ並みの絵を描いていた。画家の安野光雅に小学校の絵の担任で
もたれたと嬉しそうに言っていた。いつも面白い話をしてくれて、「先生お話!」皆が囃したてていたとか。
今から考えると情緒教育をしていたのではないかと言っていた。何十種類のクレヨンを持ってきて30〜40分位で仕上げてしまう。
 (字数制限のためカット10年12月31日)
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2001年12月31日(月)
286、良質の人材とは-
(字数制限のためカット10年12月31日)
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ある時間の断片
12月31日  1968年
あと10分で1968年も終わる。 学生時代最後の年になる。今年を振り返ると、色いろなことがあった。
・三月下旬から2週間、石川君と一緒に、卒論の「流通革命」を書くために大阪の船場のメリヤス問屋に
 住み込みで流通の現状を見てきた。 生々しい旧来の世界と、そこに蠢く人間がいた。
・帰って直後に、欧州旅行の川崎と深井と松村と九州旅行に出かける。 先ずは川崎の家に行って一泊をする。
 ところが川崎は事故がおきる予感がすると言って、急に旅行から降りた。
 三人で今度は名古屋の酒向の家に行く。家に泊めてもらって、その夜は高級中華料理店で最高級のご馳走だ。
 こんな美味しい中華料理は初めてであった。それから九州に行く。九州の鹿児島で聖心女子大のグループと落ち合う。
 1泊2日の薩摩の彼女等との旅行は一生忘れられないだろう。
・そして4月に父に「もしアメリカに行きたかったら、全ての費用を出してやるから留学をしてこい」と急に言われた。
 その気になったが、英会話に通うこと2ヶ月で、急ごしらえの留学は無理と断念をした。そこでの自己葛藤があった。
・またその時期に、石川に勧められて「武沢ゼミ」に入った。これは私にとって前の年の欧州旅行とともに大きな出来事だった。
・そして急遽ジャスコオカダヤと長崎屋を受験。両社とも合格する。ジャスコオカダヤに決める。
・夏休みは、卒論のための本を十数冊買い込み読む。
 9月に二週間、10月に一週間、新潟県の六日町の禅寺の「雲洞庵」で、集中するために籠る。
・11・12月は、かなり頭を使いすぎたため不安定な時期になる。 
 去年に続き今年は、これからの人生での土台になる事があった。
 ーそう書いているうちに、あと三十秒で今年も終わろうとしている。
 ーーー
 ここより今年である。 1969年になった、学生から社会人の年になるのだ。今度は自分独りの力で生きて
 いかなくてはならないのだ。頼れるのは自分だけである。人生は三つの戦いがある。自分、他人、そして自然との戦いだ。
 先ずは自分に打ち勝たなくてはなるまい。信念としての決意は「自分に打ち勝つこと」だ。 


3931, 閑話小題 

2011年12月30日(金)

  * 消費税アップについて
 消費税の10%へのアップが問題になっている。大恐慌に入った日本で間接税の税収が激減すれば、直接税で徴収するしかない。
とはいえ現在の日本で、内税の消費税は企業のコストが、そのまま加算されることになり、デフレの現在、体質の弱い中小企業は
致命的大打撃を受ける。 ギリシャ問題を遠くから見ていると、ギリシャ国民が長年かけて作りあげた国民性がシビアに見て取れるが、
それに劣らないのが現在の日本。結論をいえば、問題はあっても消費税を外税にして、10%に上げるしかない。それで倒産するのは、
仕方がない。それが出来ないなら国債と株式の暴落と円安の大恐慌を経て、韓国と同じようにIMFの管理下に入ることになる。
そのターニングポイントが来年後半である。どこまで、この国は腐っていくのだろうか? それらの問題が来年、一挙に日、米、欧で
吹き出ることになる。来年の年明けは「ハッピー・ニューイヤー」でなく、「アンハッピー・ニューイヤー」である。
   * アンハッピー・ニューイヤー
 上で取り上げたこともあり、来年は、ハッピー・ニューイヤーとはいえない年になってきた。新年の挨拶は、冗談でなく、
「アンハッピー・ニューイヤー」である。以前から2012年は「スーパー・イヤー」といわれていたが、その言葉が当然と思えるのが不気味。
私にとって今年は正に「アンハッピー・イヤー」そのものだったから、言えること。世界の時流より、一年早かっただけ。 去年の今頃は、
あと一年は何とかなるだろうと思っていた。ところが、年をこして現実が目の前に立ち現れてきた。その僅か三ヶ月後に、あの事態。
それと同じことが世界情勢と日本にも現前に・・ 来年の晦日の世界の状況は、去年の晦日と今年の晦日の段差より遥かに大きいはず! 
  * 指導者が戦争に活路を見出さないか心配である
 ここまで経済も政治も追い詰められてくると、指導者も、影の何?も、戦争を意図的に起こすことを考えるのでは?と。
一番、危険なところは、イランのホルムス海峡の閉鎖をキッカケにした米軍の攻撃と、イスラエルのイランの核施設への攻撃。
二番目は北朝鮮。これも狙い目である。次が中国と支那海の何処かの国との軍事衝突。そして、アラブの民主化革命の延焼もある。
どこもかしこも、金融恐慌によるインフレの中で、緊張が高まってくる。1930年代に酷似してきたが・・・

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3566, チョットした小話 ー1 
2010年12月30日(木)
*  レストランに強盗団が客と店員を壁向け立たせて財布や腕時計や貴金属を奪い始めた。
   二人連れの客の一人がポケットの50ドルを連れの男のポケットに捩じ込んだ。
   そして小さな声で 「この前に借りた金、いま返しておくからな!」 ー以前にも、似たようなのがあったー
* ・兄が弟に向かって言いました。「おまえのかぁーちゃん、くそったれ!」
  ・猫の親子がネズミを見つけて、「お母ちゃん、あのネズミ大きいね」「いや小さいよ」
  「大きいよ」「小さいよ」  ネズミが一言、「チュー」
  ・ある日、ペコちゃんがシャワーを浴びていると・・・ そこにポコちゃんがやってきた。
   好奇心おおせいなポコちゃんは、覗いて見ようと近づいたんだ。
   すると、その気配に気づいたペコちゃん。戸を開き、こう言ったんだ。 みるき〜   
* ・道を歩いていたら、葬式に人が沢山並んでいた。「どうしたんですか?」と聞くと、
  「この家の奥さんが、飼い犬に噛まれて亡くなったんです」という返事。
   思わず「その犬を貸していただけませんか?」と言うと、「じゃあ、この列に並んで下さい」・・・
  ・観光名所の古い井戸に中年の夫婦がやって来る。ガイドに「井戸に願い事を言うと、それが叶うのです」
   と言われて夫が中を覗き込む。すると、妻が「どいて。あたしが願い事を言うんだから」と言って旦那を
   押しのけて中を覗き込む。その途端、バランスを崩して井戸の中へ真っ逆さま。それを見た夫が「本当だ」・・・
  ・教会での結婚式に参列していた小さな男の子が小さな声で母親に訪ねた。
  「ママ。あの女の人のドレスはどうして白いの?」「白いウェディングドレスは,幸福の色なのよ。
   人生で一番幸せな日に着るのよ」「フーン」男の子はしばらく考えて,また聞いた。
  「じゃ、ママ。なんで隣の男の人は黒い服を着てるの?」  
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3191,今年の読書の総括  −2
 2009年12月30日(水)
・哲学といえば、再び池田晶子の本に立ち返り、「2001年 哲学の旅」を読んでみた。
 数年前にギリシャに行ってきたことも含めて、彼女の目を通してギリシャの哲人の史跡から、
 問題提起をしてくれて、なかなか読み応えのある本である。
・哲学といえば、ブライアン・マギーの「哲学人」(上・下)である。英国の哲学評論家の本だが、
 10年ほど前に、彼の「ビジュアル版・知の歴史」を読んでいた。これは、今でも居間のパソコン近くに置いてあり、
 月に2〜3度は目を通している。 それもあって「哲学人」を何とか読んでいるが、私のレベルでは難しい。
 これは、哲学のセミ・プロでなければ読み解けない内容である。
・今年は「カント」の哲学を少しでも理解を深めようと、これまで読んだ哲学書や、図書館から哲学入門書などを
 片っ端から借りて読んでみた。その中で図書館から借りて目を通して直ぐに買いこんで読んだ「子供のためのカント」
 フリートレンダー著が、良かった。 第一に、「何を行うべきか」。 第二に、「何を望むべきか」。
 第三に、「何を知ることができるか」の問いに、無矛盾の証明によって答えている。」
・その他に、恐慌についての本を10数冊を読んだが、金融恐慌の渦中で読むから、なお分かりやすい。
 10冊以上は読んだが、そこで分かったことは、「世界は既に恐慌に入っており、今後10〜20年は続く厄介な事態であること。
 その波を直撃しているのは、日本、韓国、イギリス、そして欧州の弱い国(東欧とか、ギリシャ、スペイン、など)。
 それに、アメリカの中流、下層階級である。 「100年に一度の恐慌」レベルというより、300年から500年来の
 近代という欧米中心につくり上げてきた文明の崩壊過程に入ったと受けとめられる。 その根は、情報革命である。
・他に、やはり佐藤優の「功利主義者の読書術」である。 この人は立花隆と同じく、頭の構造がどうなっているか、
 窺い知れない知識量に圧倒される。 そのために数百分の一でも知識を身につけようという気持ちにさせてくれる。
  ー読書に関しては、今年は満足をしている。
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2826, 暴走する国家恐慌化する世界 −3
 2008年12月30日(火)
*今回の危機の一連で三菱UFJが大損、三井住友は軽微
 副島: 今回の三菱UFJは悲惨です。
  実質破綻している2大住宅公社フレディマックとファニーメイの紙切れ債権が3・3兆円もある。
  その上に、モルガン・スタンレー救済の為に九千五百億円も供出させられた。これに比べて三井住友は意外と被害がなかった。
  アメリカ住宅公社では、たったの2000億円である。英国バークレーに一千億円の出資をしたが、もしかしたら一兆円かも?
  今度の金融恐慌が拡大したら、生き残るのは大手ではゴールドマン・サックスとJP・モルガン、ウェルズ・ファーゴ銀行。
  シティバンクは危ない。
 解)「落ちてきたナイフは掴むな」というが、三菱UFJは掴んでしまったのか? 
  勝ち組、資産家、大企業をターゲットにしてきた銀行。今回をもし無難に乗り切ったら、世界にアップスケール出来たはず。
  そうは問屋が卸さないということか。
*大暴落の時は、「20分の1の原理」が働く。
 副島: モノの値段はどこまで下がるか。清算する時の本当の値段はいくらか。
  私は、10年前に、「20分の一の原理」があることに気づいて本に書きました。
  捨て値で処分する時は、元値の10分の一か、20分の一になるのです。
  一億の不動産とか株が値崩れをしたら、500万円になるのである。博打で張った金は二割を残して損切りをする。
  二割なら再起が出来る。一割は厳しい。だから7〜8割引で何とか回収する。モノの本当の値は20分の一である。
 解)何事も同じで、見切り千両である。特にレバレッジで膨れ上がった金融は、決して大げさな原理ではない。
 (字数の関係でカット11年12月30日) 
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2007年12月30日(日)
2461, 病的まで心配性の人だけが生き残る!
    「ウェブ時代をゆく」 −2  読書日記
著者は序章で、福澤諭吉の『文明論之概略』緒言の中でその66年の生涯を「最初の半分」
を封建時代の江戸時代に、「あとの半分」を明治時代に、「恰も一身にして二生を経るが如く」と表現。
それと同じ大変革の時代を私たちは生きているというのが著者の論である。
著者はもう既に二年前からネットの住人になった感覚を持った時、
自分も「一身にして二生を経るが如く」生き始めたと感じたという。
著者はネットにオプティミズムを貫くのは、ネットという技術の持つ五つの性格を挙げている。
 1.ネットが強者よりも、弱者と親和性の高い技術であること。
 2.人々の「善」なるものや、小さな努力を集積する可能性を秘めること。
 3.一部の人に可能だった行為を、すべての人々に開放する技術である。
 4.「個」の固有性を発見し増幅することにおいて有効な技術である。
 5.社会に多様な選択肢を増やす方向の技術である。
(字数の関係でカット11年12月30日)
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2006年12月30日(土)
2097, 日本経済は本当に復活したのか−  読書日記  (。^0^。)ノ オッ(*^○^*)ノ ハ〜 ヨウ
 今後、日本経済はどうなっていくのだろうか、現在の日本は楽観論と悲観論が交差しているのが実情である。
 私が知る限り、どの切り口からとらえても悲観論になってしまう。その中で関東を中心として景気が持ち直しているような
 雰囲気が漂っている。 この本の概要は、このHPの「サロンのコーナー」で、あるHPの著者のインタビューで、この本の
言わんとしているところを凝縮して語っているので、ここでは部分的に印象に残った箇所をクローズアップして考えてみたい。
 まずはアマゾンの本の紹介文が、ずばり一番急所を書いている。
 =内容の概要=
(字数の関係でカット08年12月30日)
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2005年12月30日(金)
 1732, 日本一短い父への手紙 ー読書日記    オハ☆:*:・ ★(o≧□≦)o☆・*:..。o○☆*゚
父親の役割ほど微妙な立場はない。外では7人の敵、家では稼ぎ頭のわりには居場所がない。
せめて家の中ではと思っても、誰も認めてはくれない。それでも家庭の重さが、そのまま男としての重みになる。
夫婦の相性としての当たり外れは五割というから、なおのこと父親の立場は、微妙のケースが多くなる。
           カンカンカン〜・・¶ゞ(; ̄д ̄)ノ☆=♀ワラ人形  −−
石けんよーし タオル よーし 湯加減よーし パパが風呂場のぞく口実 全然 なーし   今村嘉之子(静岡県13歳)
合格発表の日、掲示板に僕の番号を見つけて僕を殴った父さん。 うれしかった。 (σ*ゝω・)σゲッツ大石悠太(東京都17歳)
父がコップに残したビールは、 父の残りの人生のようで寂しくなりました。 大保昇(東京都29歳)
事情はあったでしょうが、やっぱり認知はしてほしかったです。       糀谷弘美(三重県53歳)
どうしてあんなに 私を殴ったの子供を産んだら 余計 わからなくなりました `_´;)  幸田亜子(神奈川県29歳)
大好きなお父さん。 私たち三人と結婚してくれて、ありがとう。      庄野恵美(大阪府18歳) お茶 (@゜▽゜)_且~~
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2004年12月30日(木)
 1367, 酒についてー2  ー作家が書いた「酒の名言」ー
ある本を読んでいたら、作家の酒についての名言を集めたコーナーがあった。
この随想日記の中で、酒にまつわるテーマで十数編も書いてきた。この「分類・引き出し」の中の検索で「酒」を打ち込むと、
出てくる出てくる。数多くの文章が書いてあった。その全てをコピーするわけにいかないから「酒について」を、このテーマにした。 
酒乱一歩手前?も、色いろの経験がある。 だから、酒についての真髄は、心の奥に染みる。
私の人生から、旅行と酒をとったら何が残るだろうか。さすが作家が随想や小説の中で書いている「酒」についての言葉は含蓄が深い。
あの作家が酒について、こういう感想・実感を持っていたいたと思うと、感慨が深くなる。特に多くの経験?を重ねたせいもあるからだ。
  ーその幾つかを書き写しておきます。
・酒飲み人はただ酒飲む人それのみであることはできない。
 酒を飲む瞬間は、生きつづけたその人の到達したある一点である。                −武田泰淳
・<狂酒>から<酒悲>の段階に移行すると、こんどは自分が無限に小さな存在にかんじられはじめる。
 つまり酒によって己みずからを知ってしまうのだ。・・・・
「いいお酒ですな」と人に感心されるようなのみかたが、あんがい静かな絶望の表現であったりする。 −高橋和己
・酒飲みというものは、どういうものか酒のこぼれるのだけは非常に惜しがる。
 あやまってお膳にこぼしてみたまえ。十人が十人「もったいない」と唇をつけて、すするから。    −サトウハチロウ
・酒飲みは判官びいきであって、かならずといってよいほど、小さな醸造元の酒を推薦するものである。 −金子兜太
・酒を飲んでいて次第に拠ってくるその移り変わりが一番の味はひである。              ー内田百聞
・酒好きにとって酒というものは、どの一口もうまいにはちがいないが、わけてもうまくなるのは、ちとすぎる頃からだ。ー堀口大學
・酒と旅・・・本当に不思議なものだ。どうして旅に出ると、うまい酒に出会うのだろう。
 東京でどんなに高級なウイスキーを飲まされても、あの旅情に浸りつつの酒にはかてない。  ー赤塚不二夫      ーつづく
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2004/05/02
1125, 酒について −1
(字数の関係でカット08年12月30日)
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2003年12月30日(火)
 1000, \(~o~)/千日の随想日記!
 1昨年の5月2日から今日の12月30日までは973日である。更に旅行をしていて休んだ一回分の日にちを加えると
約35〜40が合わない。調べてみると206〜222とか250,251辺りとか何箇所かがぬけている。しかし小説風の「宗親日記」
が大体その位の数を書いているので、合わせて一千回の到着日とすることにした。 あくまで自分ひとりの記念でしかない。
 子孫への永久保存版としてー「子供や孫に見せるように」と、「遺言」のつもりで書いてきた(書き始めて一年位経ってからだが)
だから続いたのだろう。自分の父親や、祖父がこのような文章を残していたら、実際のところ面白いだろう。
いま考えてみると、私にとって随想日記を書き始めた日を境に自分が間違いなく変った。
一日一日が本当に充実したのだ。50人位の人に毎日読まれていると思うと誰かに見守られているような感覚になる。
作家などの物書きが必死になって書くのも解るような気がする。 死ぬ前に全てを消し去っていくのもよいし、
また書き残すもよいのだろう。いずれにしても50年以上は残らないのだろう。いや死んだと同時に消滅してしまうか。
そうすると生前葬の遺言みたい、いや墓みたいなものだ。ところで実感としていうと一番勉強になり良いのが、自分であることだ。
・テーマ探しに46時中頭が1杯 ・そして構成に苦労して ・書き上げた後に、何回か書き直し ・誤字と矛盾をさがす
そのプロセスで内容を練り上げることが、思考を練ることになるからだ。といってこの程度の内容であるが。
 ス〜と書ける日はよいが、全く書けない日がある。それでも何とか書くからよいのだ。
書きつづけていると、自分自身が変っていくのが良く解る。書くということは、考えるということであり、考えを纏めることになる。
書き続けることは、書き重ねることになる。書き重ねて、それを読み返すことは内面の深層に入り込むことになる。
深層の自分は、ユングではないが万人にあい通じる部分が出てくる。その共通面と、違う面を自分で見つめることが可能となる。 
少し難しくなってきたが。 来年からは「閑話休題」や「あはははは」とか、ソフトな内容を挿んだり、土日を休むとかして、
今のエネルギーを半分にしようと思っている?このまま続けると、ある日突然「や〜めた!」ということになりそうだ。
千回千回と思いながら、書き続けてきたのだから、やはり転換期だ。来年は待ったなしにリストラー事業構造の転換の年、
頭を仕事に切り替え集中しなくてはならない。それとも、「2千回2千回!」と唱えなおそうか?どうなるか?
自分でもわかりません。 ー本当に読んでいただいて有り難うございました!
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2002年12月30日(月)
 626, 葬式仏教の由来
 現在の日本の仏教は完全に成り下がっている事を随想日記で何回も書いている。
  葬式仏教の集り体質である。その成り立ちを、ある仏教学者の本に明快に書いてあった。
・その発端は徳川幕府がキリシタンを弾圧した江戸時代にある。キリスト教徒を撲滅する為に、
 お寺に監視機能を持たせた。お寺の檀家にならないと、キリシタンにみなした。
  (字数の関係でカット10年12月30日)
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2001年12月30日(日)
 285、フィジィ‐について
地理的にみるとオーストラリアとハワイの中間点、日本より飛行機で7^8時間位か。もう9年なる。 
この世のパラダイスという言葉が似合う小国である。ハワイの観光化する以前の、何ともいえないのどかさを
残している国である。人がいい!のだ。フィジアンといって無垢な温かい素朴な人なつこい国民性。
世界にまだこのような世界が存在していたとは!NHKでも‘フィジーの特集’をしていた。
一度行けばその魅力にとりつかれるはずである。今でも映画館が男女別席である。
小さい島国なのにまたその周辺に多くのミニの島よりなりったている。島がホテルになっているところもある。
他の南国はハワイとニュージーランドしか行ってないので、他と比べる事はできないが、華やかな観光がない分、
海と空の素晴らしさを満喫できたのかもしれない。そこで行ったカーマ島がよかった。小さな島で一周一時間ぐらい、
1人で海岸を一周してきた。おとぎの国に迷い込んだようであった。たまたまその日が日曜日。住民はホテルの従業員と
その家族が、小さな教会でお祈りをしていたのが印象的であった。会社の社員旅行で行ったが、そのうち1人が新婚旅行で行ったと聞いた。
そしてあらためてその素晴らしさを知ったと風のたよりで聞いた。南洋の楽園とはよく言ったものである。
もし海の綺麗な、静かな天国のような島に行ってみたいならフィジーがいい。
・・・・・・・
ある時間の断片
 12月30日 1968年
12時に起床する。正子さんと母と食事をとる。正子さんが、今の私が陰鬱という。前の私の方がよいという。
何か頭だけが先走っているようだ。社会に出ることに対する不安による動揺が陰に振れているのは解っているが。
14時に大手通りにいく。気持が晴れる。ただ塞いでいただけか。18時に帰ってきて食後にTVを見て
23時に日記を書いて一時に寝る。三日からジャスコに出す論文を書かなくては。
 


3930, 真の危機とは何か

2011年12月29日(木)

              「世界をうごかした21の演説」クリス・アボット著 より
  * ソルジェニーツィンの意表を突いた欧米批判
 現在の欧米が33年前のソルジェニーツィンの欧米批判のまま、ここまできて行き詰まりを見せている。
彼は、当時のソ連の体制批判だけでなく、亡命先のアメリカで、欧米の体制の欠陥を批判した。
  ーまずは、その部分からー
【 敵の敵は必ずしも友人ではない。現実は、古い格言から想像される以上に複雑である。それを見ごとに示したのが、
 一九七八年六月にロシア人の小説家、アレクサンドル・ソルジェニツィンのハーバード大学の卒業式で行った演説だ。
ソルジェニーツィンはそれまでの年月に、ソ連によって投獄され、非難され、ついには国外追放の身となっていたのだが、
ハーバード大では母国の共産主義の迫害者を批判するのではなく、西側世界の欠陥を厳しく戒めた。・・・・
西側は自分たちのシステムがほかのどれよりも優れているから、ほかの社会もいずれそのシステムを採用するはずだとまちがって
思いこんでいると論じた。 中国やインド・アジア・イスラム・アフリカに深く根差した複数の文化があるにもかかわらず、
この思い込みが続いてきた。「西洋社会がほかの世界の神髄を理解できない」ために生まれたまちがった考えだと
ソルジェニーツインは考えた。そして西側の社会そのものに多くの欠点と弱みがあると指摘して、「戦争による破壊を免れても、
私たちの生活を自己破壊から守るためには生活を変えざるを得ないと説いた。とりわけ強く批判したのは、西側世界が
近視眼的であること、政治的な勇気に欠けることムとくにベトナム戦争中)、物質的な幸福を追求するための無制限の競争を
奨励していること、自由な思考を制限し、そのとき流行している画一的な考え方(「人々の精神を覆う石のような鎧」)しか
認めないこと、メディアが一般の人々に「まちがった偏見を教える」のを許していること、もっぱら法制度と法律の条文に
もとづく限られた組織方法に依存していることである。そして、これらは「この世界に新しく来た人を驚かせ、ショックを与える
いくつかの傾向」だと述べた。環境意識が高まった今日では、西側の人々が多数世界の人々より多く消費し、より多く環境を
汚染していることを批判点のリストに付け加えてもよいかもしれない。かれは、これらの欠陥は精神生活に原因があると見た。
社会改革に多くを望みすぎました。その結果、もっとも価値のある財産を失ったのです。 それは精神生活です。
東側ではそれは支配政党の所業と策謀で破壊されました。西側では商業的利益で窒息させられています。
彼は、これを「精神性を奪われ宗教心を失った人間中心主義的な思想がもたらす災厄」と呼んだ。・・・ 】
 ▼ ソルジェニーツィンは、資本主義の欠陥を社会主義に助けを求めないように警告をしたと同時に、ロシアが西側のシステムを
  採用すべきという考えも受け入れないと述べたのである。現在の、ロシアと中国は、それをそのまま受け継いでしまったようだ。
  20歳半ばに必死に彼の本を数冊を読んだが、ソ連体制の中での息詰まる空気が直に伝わってきて凍りつく思いがした。
  一部特権階級が利権を独占し、大衆は踊らされる体制は同じということ。日本も天皇制が最も有効に働き手助けをしている。
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3565, 閑話小題
2010年12月29日(水)
   * 米銀行の一つや二つ消える!
 例のウィキリースクが来年早々、BOA(バンク・オブ・アメリカ銀行)の不正暴露で最悪の場合、消滅?すると新聞にあった。
165兆円の預金量をほこるアメリカ最大級の銀行が内部秘密を暴露で倒産?とは、ただならぬこと。リーマンショックで、
危機にあったメルリリンチの救済買収時に、アメリカ政府との間の秘密事項の暴露?。そのためBOAの株価が下がりぎみ。
既に、その資料はマスコミに渡っていて来年早々から大騒動??。 私の学生時代の友人が、ここに勤めたと聞いていたが、
年齢からみて退職をしているはず。暴露ネタは役員のハードディスクから得た情報で、アサジンは、これが公表されれば
「米銀行の一つや二つは消える」という。 僅かな人たちが、国家や銀行を暴露記事で翻弄する構図は、テロに酷似している。
アメリカの銀行は、そのために戦々恐々。 面白い時代に入ったものである。
 そういえば朝日川柳に 「尖角のビデオかわいくなる暴露」 があったが、その言葉通りになるか?
それとも国家権力が動いて闇に葬られるか? その辺の動きの方が注目した方がよい。
  * ハワイとフィジーとニューカレドニア
 この夏にニューカレドニアに行ってきたが、そこはフランス領である。 20年近く前に近くのフィジーに行って、
その海と島の美しさに魅了されたことが今回、南太平洋に行ってみる動機になっている。
太平洋といえば、他にハワイとニュージーランドに行っている。 
・ハワイには三度行っているが、ここはアメリカ領の世界のリゾート地、観光施設と、遊びのソフトが充実していて、
 何度行っても飽きることはない。
・フィジーは、どこにも統治されてない独立国。国全体がポレネシア系フィジアンの暖かい空気が満ちていて
 日本人は直ぐに、その雰囲気が気にいってしまう。 ノンビリしていて、現地人のまなざしが暖かい。
・ニュージーランドは英国系で、アメリカ系に近い雰囲気がある。
・これに対しニューカレドニアは、フランス領が色濃く、あたかも地中海にいるような錯覚を覚える。
 若い人から見たら、それが良いのかもしれない。円高の現在、チャンスがあれば海外ツアーもよいが・・
 ・・・・・・・
3190, 今年の読書の総括 ー1
2009年12月29日(火)
* 今年の読書の総括をしてみる。?
・まずは、川口慧恵の「チベット旅行記」である。知人に紹介されてさっそく読んだが、期待通りに面白い。
 明治期に僧・河口慧恵がインドからヒマラヤを大した装備無しに越え、身元が知れれば死刑になるチベットのラサに潜入し、
 帰還するまでの旅行記である。 信じられないような苦難の中、信心が、それをなさしめたのである。
 宗教とは、信心とは何かを、その体験を通して教えてくれる。 明治期に一人の僧の眼を通して当時のチベットの社会を
 目の当たりしているように感じられ、当時の世界に引きこまれてしまった。これまで読んだ本の中でも印象に残る一冊。
・次に、内田和成著「仮説思考」が考えさせられた。 仮説思考力とは、情報収集の途中や分析作業
 以前にもつ「仮の答え」のことである。経験を積まないうちから、早い段階から結論を出して考える
 訓練をしておくと、失敗も多いが学ぶことも多い。 そのプロセスで、仮説思考は進歩する。
 実際には、それしかないが、実際に「仮説思考」と、目の前に突きつけられと、躊躇する。
・そして、共同幻想から、岸田秀の「唯幻論」を知り、また、茂木健一郎の「脳と仮想」を読んでみた。
 茂木は、「サンタクロース」は存在するかという、子供の切実な問いを、真正面に捉えて、
 「生きること、仮想すること」の根本的な意味を論じている。 我われは、過去を振るかえると、
 現象は夢・幻ということが、おぼろげながら分かるが、実際の生活の中では、その実感は持てないもの。
 その論は、ゾロアスター教の経典にあったという。 般若心教の空即是色の論も似ているが。 ーつづく
 ・・・・・・・・・
2825, 年末、つれづれに
 2008年12月29日(月)
この数ヶ月前から、長岡の駅裏のバス停車場前のベンチにいるホームレスの男三人。雪の中でも、しっかりといる。 
気の毒だが、酒を飲んで騒いだり、街頭のアルバイト学生を追い掛け回したりするのを目撃するにつけ、同情する気が起きない。
家内は数回も声を掛けられたという。 私も先日の通勤帰りに初めて声を掛けられたが、身につまされる思いである。
(字数制限のためカット 2011年12月29日)
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2007年12月29日(土)
2460, 2007年度の総括        。o○[ォハヨ]○o。(>ε<☆)ノ
 今年も、あと二日になった。 一年の早く過ぎること!それでも、振り返ってみると色いろなことがあった。
・身近では、柏崎沖地震である。親戚や知人が多く住んでいたことと、ホテルに風評被害を直撃したこともあり、
 やはり大きな出来事であった。
・次男の結婚が次である。(お雛様の3月3日・明治会館)そういう時節になったということである。
・そして実家の商売を引き継いだ兄の会社が倒産。 27期連続赤字なら仕方がない。
 実家は私が引き継いだカタチ?だから、まだ救いがあるが?
・新潟駅の立体交差の再開発工事が4月01日に着工、雰囲気が一変した。
 ホテルも大口の団体が入り、目先は順調に推移。同日から政令指定都市にもなった。
・葬式は親戚が三人と、高校の同級生が一人。
・政治向きでは、日本では予測どおり安部が自滅。 参院で民主党が大勝利。 
 アメリカはジュニアの現大統領がレイム・ダックになった。
・石油が急騰、アメリカがサプライム問題とイラク戦争の疲弊が目立ち始めた。日本でも、同じようにサプライム問題や
 景気後退感が出る。比較的、平穏に思えたが、こうして列記してみると、結構色いろなことがあった。大変動期であるが、
 それでも来年以降を考えると、まだまだ平穏の年ということか。人生を生きることは、このようなことを毎年経験してきた
 ことになる。人の一生は、それぞれに、その人の経験で詰まっている。それぞれの時に、それぞれの出来事が生じ、
 そのプロセスが生きるということ。生きるということは生易しいものではない反面、生きた分だけ充実感も残る。
 その中でも良い年であった。 日々是好日である。          ヽ【・ω・】ノ バイ
・・・・・・・・・
2006年12月29日(金)
2096, 下流喰い −5      (。^0^。)ノ オッ(*^○^*)ノ ハ〜 ヨウ            
 最近、まったく週刊誌や月刊誌を買わなくなったが、以前は文藝春秋(月刊)や週刊文春を数ヶ月に一度は買っていた。
このHPを開いたあたりから、読まなくなった。時々、図書館で立ち読みをしても面白くないのは、年齢もあるのだろう。
というわけで新宿の歌舞伎町の、その後の様子など知りようもない。
石原都知事になってから徹底した取り締まりをしたことと、監視カメラの設置などで風俗の呼び込みなどが激減して、
昔の猥雑さが無くなったというが。ところが、この本で歌舞伎町の風俗事情が説明してあった。成程、色々事情があるものだ。
  *歌舞伎町の風俗事情*
 ソープランドをのぞいて、当たり前だが本番が禁止されていたが、以前はそれは表向きの話であった。
実際は、その裏で本番の盛況をきわめていた。警察の集中取締で、さすがに鳴りを潜めざるを得なくなった。
どこの店でも「本番はご法度」を謳っているが、そこはアジアの歓楽街である。
  (字数制限のためカット 2010年12月29日)
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2005年12月29日(木)
1731, 私が選ぶ今年の10大ニュース       ゚+.(ノ*・ω・)ノ*.オハヨオォォ☆゚・:*☆
新聞に今年の総括として10大ニュースが発表されているが、
 以下は私の選んだ10大ニュースである。 フム(*゚Д゚)φ))ナルホド!!
  ー日本版・10大事件ー
 1、人口が初めて減少に転じる 二年早く2004年に人口ピークとなる。
 2、衆議院で自民党が歴史的大勝   3、JR福知山線で脱線、107名死亡
 4、耐震強度偽装で大揺れ      5、郵政民営化関連法が成立
 6、愛知万博が開かれる       7、堤義明西武グループ会長逮捕
 8、小学生女児が相次いで殺害される 9、アスベスト関連死、次々と明るみ
10、プロ野球のセ・パ交流戦が始まる。そしてロッテ、優勝
  大相撲では、外人歴史が大活躍−朝青龍が7連覇、琴欧州大関に
ー外国版・10大事件ー  
 1、大災害が続く  パキスタン大地震、アメリカ南部超大型ハリケーン
 2、テロがつづく ロンドンの同時爆破テロ、バリ島のイスラム過激派テロ、エジプトの同時爆破テロ
 3、NY原油が高騰、60ドル代に              4、ブッシュが再選される
 5、ローマ法王ヨハネ?が死亡                6、フランスで、アラブ系の大暴動
 7、韓国でES細胞論文の捏造が発覚 韓国のイメージの失墜  8、イスラエル、ガザ地区の撤退
 9、中国で人口13億人突破
10、中国で鶏インフルエンザで死亡、再び危険状態に入る (。・_・)ノ”【   】” メモ貼り付け
(字数制限のためカット 2011年12月29日)
 ーーーーーーー
 2004年12月29日(水)
  1366, あなたにできること
 文芸春秋12月号の 巻頭随筆 の小川洋子の「あなたにできること」がよかった。
 中越震災のNHKスペシャルの題名が確か、「あなたにできること」であった。 時期からみて、この随想がヒント?
 ではなかっただろうか。 心に響く内容であったので、その文章を抜粋して考えてみた。
  ーーー
  ー16年前ほど前、文芸誌「海燕」に小説を書くようになったとき、最も驚いたのが、編集者が親身になって
  私の作品と向かい合ってくれたことだった。どうして自分の小説でもないのに。というほど圧倒されるような気持ちに陥った。
  その彼はまだ私と同い歳のまだ若いのに、思慮深く、決してうろたえない人であった。どういうわけか、
  ふと小さな灯りがともり、私の中に新しい場面が浮かんだ。 すぐさま私はゲラに赤ペンで、十数行ほどの書き込みをした。
   ・・・ その時、編集者の視線が痛いほど鋭く手元に突き刺さってくるのがわかり私は恐ろしかった。
  仕方がないので、恐る恐る一歩ずつ進んでゆくしかなかった。以来私にとって、ズット編集者は恐い存在であり、
  完成前の未熟な小説の前で彼等の内面ではどのような思いが渦巻いているのか、想像もできないでいる。そんなある日、
  偶然「『ニューヨーカー』とわたし 編集者を愛した40年」という本を手にした。アメリカの『ニューヨーカー』という
  雑誌のライターである、リリアン・ロスの自伝であった。内容の多くは、名物編集長ウィリアム・ショーンとの出会い、
  結婚を許されない状況の中、関係を深めていくないように割かれているが、私が興味を持ったのは、編集者としてのショーンの姿。
  サリンジャーやレイチェル・カーソンなどの信頼を寄せられていた。作家がどこに向かっているにせよ、そこまでの道のりを
  しめすことができた。そして、「あなたにできることはあなたにしかできないんですよ」と言って、作家を励ました。・・・
  耳にたこができるほど、何度でも作家達はショーンのこの言葉を聞きたかったという。
  私も16年間、同じ言葉で励まされてきた。別の言葉で、態度であるけれど、大勢の編集者に導かれてきた。
  私の小説にどれほどの意味があるのですか、素晴らしい小説は世界には一杯あるのに・・・・。
  そんな気分になって座り込もうとする私を、無理やりにでも立ち上がらせてくれた。
  ・・・ウィリアム・ショーンは既に亡くなり、文芸誌『海燕』は休刊になった。けれどもショーンの残してくれた言葉は、
  今までの小説に向かいあってくれたすべての編集者たちの声と一体になり、心の中で響き続けている。       
    ーーー      (*゚Д゚)つミ匚_ _ あ゙!
  以上であるが、読んでいて自分の内面、過去に対して深く考えさせられた。NHK・BSの「遠くにありて日本人」
  のバイク・ビルダーの生き方にしても、ひた向きに何かを創造している姿勢と精神の真髄に、改めて教えられた思いである。
 「私にしかできないことは私にしかできない」それが何か一度考え直してみる必要がある。随想は自分にしか書けないことを
  書けばよい。毎日書き続けると、自分に書けないことしか書くしかないが。 それが毎日書き続ける効用である。
・・・・・・・
2003年12月29日(月)
 999, 人間って何の為に生きているの?
昨日、TVで「男はつらいよ」を見ていたら、「人間って何の為に生きているの?」という質問に
「『ああ〜、生きていて良かった!』と思う為に生きている」という寅さんの言葉が良い。 
刹那的な言葉であると同時に,複雑な思いが残る。「ああ〜、生きていないほうが良かったのに!」
と思いざるを得ないような背景があるからこそ、この言葉の重みが出るのだ。また、柴又の住職が
「寅さんの言葉を借りて仏様は話しているんだよ。仏様は愚か者を、むしろ愛しているようだ」という言葉に
監督の思い入れを感じた。ところで、この質問を自分に投げかけられた何と答えるだろうか?
「飯食って、糞して、死ぬだけ」という名僧・暁烏敏の言葉が思い浮かぶ反面、「よく遊び、よく学び、よく働くこと」
が私の答えになる。死ぬ時に「ア〜よい人生だった!」と思えるかどうかだ。 哲学とか何とか難しいことを言っているが、
突き詰めればこの問題になる。「自分の人生は何だったのか?」=「人間って何の為に生きているの?」しか究極はない。
「生老病死」という大問題を乗り越えた果てに「あ〜生きていて良かった!」と言えてこそ人生を勝ち取ったことになる。
 そういえば母や叔母から、この言葉を聞いたことがあった。 叔母の場合足を切断するかしないかの瀬戸際に、
あわや信濃川に投身自殺をしそうになって思いとどまった。その後切断しないで済んだが、その直後に法事で聞いた話である。
絶望の果てに、この言葉がある。暁烏敏といえば「十億の人に十億の母あらむも わが母にまさる母ありなむや」の歌がよい。
・・・・・・・
2002年12月29日(日)
 625, 朝鮮戦争の不安
来年の一月下旬に米国のイラク攻撃は避けられない情勢になってきた。 攻撃に入れば時間の問題で早期に片付くだろうが、
(字数制限のためカット 09年12月29日)
・・・・・・・・・
2001年12月29日(土)
 284、[大倒産時代]
  大倒産時代
今年四月に出版された、帝国バンクの情報部長の「大倒産」を図書館から借りてきて読んでみて、その深刻さに改めて驚いた。
そのサブ表題が、今年から来年にかけて、過去最大の倒産ラッシュに襲われるという。今年はこの表題ほどでなかった?
から来年がそのしわ寄せが大きくなるのではと不安になってきた。100万社の倒産予備軍控えているという。
今年2万社が倒産しているが、その予備軍の二割から三割が、この数年で倒産するとしたら、一年で5万社あたりになる。
(字数制限のためカット 2011年12月29日)
........
ある時間の断片
 12月29日 1968年
今朝5時に長岡に到着する。バスで帰るのは初めてである。6時に就寝、11時に起床する。12時まで裏に住む正子さんと話をする。
昼飯を食べた後に本を読む。昨夜、この日記を書くために頭を使いすぎたようだ。あまり頭を使うと否定的な気分になってしまう。
楽観的に自分を置いておかなくては。今の私は悲観的になってはならないのだ。楽観面から悲観を引っ張りあげなくては。
夜になって父が帰ってくる。何か話していてもシックリいかない。寝る前に年賀はがきを書いて午前1時に寝る。 
このところ、親しい石川、深井、佐藤、兼古ともギクシャク。いま上手くいっているのは川崎位のものだ。
何か焦って友人達と摩擦を起こしている。個人主義といいながら、エゴになっているのではないか。


3929, 聯合艦隊司令長官 山本五十六

2011年12月28日(水)

思い立って、「聯合艦隊司令長官山本五十六」を見てきた。 出身が長岡で、私の実家が戦前、元帥の自宅近くに
 あり、父親が度々伺って書画などを書いて貰ったなどの話を聞いていた。 実際に我が家には、二ぷくの書画があり、
 私が受け継いでいる。 最後は記念館に寄贈するか、子供に引き継ぐことになる。 既に亡くなったが、
 私が建てたビルの建設会社社長が元部下で、熱狂的なファンだった。人を惹きつける人間的魅力があったようだ。
 ハワイ奇襲も、実際はアメリカに筒抜けで失敗だったことや、ミッドウェー惨敗の内幕などを淡々と映し出していた。
 そのため、それほど暗い気持ちにはならない。 家にある書を何度か眺めているが、豪胆な人物の書は心打つものがある。 
 先日、東京で大学時代の同級会があったが、たまたま隣に座った男が元帥の大ファン。 会社の転勤で三条市にいたおり、
 山本五十六の家を訪ねたことがあり、東京での試写会に二度も見たという。それを聞けば、見にいかないわけにはいかない。 
 この重い?人物と海戦を、あっさりと映画にするとは驚きである。 地元の人なら是非、見ておいて方がよい。 
「大勝利の報道で神様に祭り上げられましたね」の冷かしに、「神だったら、この戦はやりませんよ」という言葉が印象的。
 軍神というより、人間・山本五十六そのものを、浮かび上がらせていた。 本人にとって敗戦の屈辱を味わう前に
 亡くなったのが良かったのか、悪かったのか。 日本がアメリカによって、第二次大戦に誘導された節があるが、
 65年以上経った現在も、軍事も、経済も、実質的占領下にある。その責任者の一人であることは歴然とした事実。
 それにしても、演じていた別所に山本五十六が乗移ったように感じたのは私だけでないはず。
  珍しく観客が多かった。それも80歳以上が・・・
 * HPサイトの解説=【 戦争反対でありながら、連合艦隊司令長官として開戦の火ぶたを切ることになった
  不世出の軍人・山本五十六。 歴史に翻弄された彼の苦悩に満ちた半生を描く。『八日目の蝉』の成島出監督のもと、
  主演の役所広司をはじめ、日本映画界を代表する豪華スターが結集。太平洋戦争開戦の謎に迫った骨太のドラマを展開する。】
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3564, 豊かなのに、幸せになれない、何故?
2010年12月28日(火)
 日曜日のモーニングショーで、「豊かなのに、幸せになれない、何故」というテーマで、レギュラーのメンバーが議論をしていた。
直ぐに、「豊か=幸せ、と決め付ける前提の方が変である」と、呟くと、家内が「また屁理屈を言っている」と、のたまった。 
「豊かさは必要条件だが、絶対条件ではない」と言っても分かる相手ではないと頭の中で呟いていたが・・。しかし人生を振り返ると、
やはり豊かであるにこしたことはないのも事実。あるメンバーが「豊かさは、求めるものでなく、深めること」という言葉に一人納得。 
幸福度の一番高いのがデンマークで、二位がスイス、八位がブータン、日本は90番目という。何の根拠かしらないが欧州に続いて、
日本は幸福度はAクラスに入っていいはず。 日本人が世間知らずというか、あまりに世界を知らない。
ここで、「人間は繋がりの中で生きているのに、変な個人主義に陥ってしまい、集団社会の中の役割を果たす場面が少なすぎる」
といっていたがが、そのとおりである。 哲学の先生がインタビューで、「戦後からこのかた、成長を追い求めてきた結果、
便利の追求が、身体を使わないことと思い込んでしまい、自分の立ち位置が見えなくなっている」と、述べていた。
 戦後、日本は自由主義=個人主義、民主主義=平等主義、成長経済=豊かさを追求してきた。それもこれも共同幻想でしかなかったが、
それでも世界に稀な国家をつくりあげた。それも、占領統治国家のアメリカの手の内で、その手を返され直ぐに崩壊してしまった。
それが国家として、現在も大きな暗い影を覆ってしまっている。「物質的な幸福と、精神的な幸福を混同してしまい、幸せを幸せと
感じることが出来なくなっているのが現在の日本」。また人間は世界の王様と勝手に思い込んでしまった結果、多くの矛盾が生じている。
考えてみれば、幸せという言葉自体が共同幻想そのものである。それからすると、不幸もである。「貧しいのに、幸せな私、何故?」
という言葉、やはり、そぐわないか。「豊かで、幸せの私」「貧しくて、不幸な私」どれもこれも、似て非なるもの? いや違う? 
でも、「豊かなのに、幸せになれない、何故?」は、ブラックジョークの最たる言葉。
家内が言うに、「友達の殆どが、自分は不幸と思っているみたい」だと! 傍から見れば、豊かで美人で教養がありそうなのに?。
ということは、やはり、このテーマは殆どの人が実感していることか。 ところで豊かとは何?それは比較?共同幻想? ま、いいか!
 ・・・・・・・
3189, つれづれに ー閑話小題
2009年12月28日(月)
* 来年は、どういう年になるのだろうか?
 思いつくまま、来年のイメージしてみるが、マイナーなことしか思い浮かばない。
・日本国債と株価の暴落と、金の暴騰。
 日本経済の二番底か、二番底の底抜け。 中小企業の破綻がドミノ倒しのように続く。
・アメリカは今更だが、日本と欧州経済が後半にかけて更に大混乱する。
・国内も参院選挙に向けて、政界再編成に動くだろう。鳩山も参院まで持つかどうか。
 持てば、長期政権の可能性も出るが、この難局を乗り越えるかどうかというと疑問である。
* かえり矢
 かえり矢とは、矢を放せば、おのれに矢はかえることをいう。 現在の鳩山首相が、この言葉そのもの。
野党時代に、自民党幹部の秘書の汚職に対して、それは代議士本人の責任で辞めるのが当然と攻撃。 
今度は自分の秘書である。その当時の鳩山の攻撃の映像が、彼の弁明の会見の前後に繰り返し放映されるのだから、
どうもこうもである。 どうみても、あの弁明では納得できない国民感情だろう。
 * クレタ人のウソ
 今更だが哲学に、「嘘つきのパラドックス」 がある。 
(ネット辞書のウィキペデアによると)
≪ 自己言及のパラドックスの古典として知られるのが、次の嘘である。
 “ 「クレタ人は嘘つきである」とクレタ人が言った。 ”
なお、この発言をしたクレタ人はエピメニデスであるとされる。
ここでクレタ人(エピメニデス)自身が「クレタ人は嘘つき」と言及しているため、パラドックスが発生してしまう。
すなわち、「クレタ人は嘘つきである」が本当なら、クレタ人であるエピメニデスも嘘つきであるはずで、従って
「クレタ人は嘘つきである」という発言も嘘でなければならない。しかし「クレタ人は嘘つきである」が嘘なら、
クレタ人であるエピメニデスも正直者である事になる。 従って彼の「クレタ人は嘘つきである」という発言も
本当でなければならない ≫  禅問答のような話になるが。
 人生の中に似たような場面にしばしば出会うことがある。鳩山のウソは、これ以前のレベルである。
・・・・・・・・
2824, 暴走する国家恐慌化する世界 −2
 2008年12月28日(日)
  AIGが何故救出されたかが、詳しく述べられているが、知るほどに今回の金融危機の根の深さを感じ取る。
  1929年の世界恐慌を遥かに超えた破壊が起きようとしている。異常な時には、異常なリーダーが出る。ヒトラー、
  スターリンである。毛沢東も含めると、5千万人以上が直接間接的に殺された。スペイン風邪を含めると一億人が亡くなった。
  これから10年は異常な事態を覚悟をしていた方がよい。 何度も書いてきたことだが・・・
 * AIG は 何故救出されたか
  副島: AIGが何故救出されたか?15兆円という巨額の資金をFRBが出したか?
  それはCDSの保険商品を扱う最大の保険会社だったからだ。AIGはリーマン・ブラザー向けに巨額のCDSを発行していた。
  リーマンが倒産したため、AIGの株価は暴落、しかし大銀行各社と結んでいたCDSの契約が巨額だったので、
  もしAIGが倒産すると全てのCDS(最大6200兆円の価値が無価値になる可能性もある、
  そうすると他の銀行が引当金を積まなければならなくなり激しい金融恐慌が起こる可能性があった。
  最近、私が聞いたのが、日本の自衛隊、団体保険、年金運用やその再保険を、全部このAIGに任せていたという。
  金融庁が9月15日にやったことは、日本にある資金を、AIGの在日幹部達が米国本部に送金を阻止することだった。
  −6200兆円の1割としても、六百兆円の損害金をアメリカ政府がAIGに替わって支払うことなど出来ないはずだ。
  15兆円を当座の資金として支払っても、2%でしかない。その数十倍をアメリカ政府が払えることなど不可能。
  それがAIGだけでない。 そうこう考えると、アメリカは一度デフォルト(支払い不能宣言)をするしかないのか?。
  口先の上手い黒人大統領が綺麗ごとをいっても、払えないの払えない。この人が話す言葉の裏づけは瞬時に融かされる。
  それが情報社会の凄みである。 日本の「あの人?」よりは、ましか。 
  外黒、内白の大統領は、当面は無制限にドルを刷り、国債を発行し、ハイパーインフレもやむを得ないとするだろう。、
  その後デフォルトを宣言する。それとも旧札二ドルを一ドルの新ドル発行するかしかない。
  恐ろしいことだが、これが事実のようだ。地球の隅々まで毒饅頭が回っていたのである。
  金融立国と称して米国同様にイギリス、スペインなどもしていたから
  世界同時金融恐慌になったのである。AIGは目先の救出をしただけで、根本が解決されてはいない。
  来年は、世界恐慌が本格的に吹き荒れる年、最低5〜10年は続くことになった。
  ブッシュは史上最低の指導者として、歴史に残る。 阿部、福田、そして麻生は如何だろう? 日本は小泉か?
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 2007年12月28日(金) 」
  2459, ウェブ時代をゆく −1  【お】|ゝω・)【は】|・ω-)ノ【よ】|((ゝω<)ノ【う】  −読書日記
   なかなかよい本である。「ウェブ進化論」の完結篇で、それに劣らない内容。一言一言が新鮮で説得力がある。
   この情報化のスピードと変化に戸惑っていたおり、分りやすく現在地と方向を示している。
   それも肯定的・楽観的なところがよい。若いSEには必見の書だが、一般の人こそ読んでおいた方が良い内容である。
   ウェブの世界は、いま一つの違う地球の出現であり、リアルの世界に匹敵するほどの世界である。それをアメリカ大陸
   の発見と、アメリカという人工国家と類推している組立てが非常に面白い。世界の1〜2割の人がインターネットで
   結ばれるなど信じがたいことである。それも、ブログという受発信基地を持って、平等に、そして自由に。
   さらにオープンソース(情報公開)の潮流が、情報の莫大な恩恵をもたらしている。
 ーまずは、紹介の内容と目次を書き写してみた。
  「ウェブ時代をゆく 」─いかに働き、いかに学ぶか         梅田 望夫 (著)
ー内容紹介文(アマゾン)ー
ー 字数の関係でカット(2007年12月28日)
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 2006年12月28日(木)
2095, 下流喰い −4    オッ(*^○^*)ハ〜ヨウサン!        
バブル崩壊から日本の経済が立ち直りつつあるというが、金融の再編成の歪みや、ゆとり教育の行きすぎなど
多くの問題が日本社会を蝕んでしまった。強者が弱者からむしり取る社会構成が出来上がったのである。
高利貸しは徹底して弱者からサラ金三悪という手法で全てをむしり取る。十数年前のことだが、ある話が鮮明に記憶に残っている。
  字数の関係でカット(2010年12月28日)
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2005年12月28日(水)
1730, 新潟県活性化案
  ある知人から、新潟県活性化案の知恵を貸してもらえないかと相談を受けた。
  学生時代のゼミの後輩だけに、私の知恵を搾り出せるだけ出した案が、以下の通りである。
  1、新幹線を新潟飛行場まで延長する。
  2、新潟飛行場を3千?に延長してハブ空港(国際空港)化する。
  3、コスト削減のため単線にする。
  4、第三セクターを立ち上げ、新潟飛行場周辺を数十万坪買い上げ、そこを特区にして高層のビルの
    容積率を1千%に上げ、買入価格の二~三倍の値段で売却して、新幹線の工事費の半分以上を捻出する。
  5、飛行場と東・西港周辺に大流通センターの特区とする。
  6、飛行場から新潟駅まで新幹線の線路を使った新交通システムの無人電車を通す。(新幹線の空いている時間をフルに使う)
   ー特区地区の住民には格安の乗車券にする。
  7、新潟駅から朱鷺メッセ〜西港~飛行場~東港の新交通システムを別に通す
   以上、新潟県を「環日本海拠点都市」と位置づけ、宣言をする。
  その象徴として「東京駅から飛行場への直接乗り入れの新幹線」を上越新幹線の特化とする。
    字数の関係でカット(2010年12月28日)
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2004年12月28日(火)
 1365, シンプルの勧め−3
 以前にも何回か、シンプルの勧めを書いてきた。服装に関して、昔の旦那様の粋な着物の着こなしについて書いた。
 欧州を旅行していると、気づくことが服装のセンスである。よく見ると、シンプルなのである。基調は白と黒である。
 白と黒のどちらかといえば、黒である。他は、せいぜいベージュか、濃紺か、ネズ。 しかしデザインがよい、それもシンプル。
 ネッカチーフとか、くづ下とか、カバンや、帽子などの色を変えてポイント。オカマのオスギが、銀座で服装チェックの番組がある。 
 家内が好きなので見ることがあるが笑ってしまう。気取ってブランド物を身につけている人を片っ端から切り捨てている。
 着こなしているつもりのブランド物のバランスがチグハグ。 すべての人が、「コスプレ」そのもの、それもチンドンヤ以下である。
 銀座で目立つブランド物を固めている人はコスプレ!と、 思ってウオッチングをして歩けば楽しいだろう。
 「銀座の街を意識した、外見を繕っている世界のコスプレ!」は少し言いすぎか? そう思っていれば、ブランド物など欲しくは
 なくなるはずである。土人が西洋のブランド物を身につけても似合うわけがない。
 まして、黄色人種はさらに似合わないのが解からないのが可笑しいのだ。 オスギが言いたいことはただ一つ
「シンプルに、着こなしているかどうか」である。定番的服装をまず着こなすことという。
 一例をあげれば、パリでよく見かける、何げない白のブラウスに、濃紺のタイトスカート。
 これを何人が着こなすことができるだろうか。定番的服装も着こなしができない人ほど、ブランド物に頼る。
 よくスナックなどで見かける、やり手ブス風ブランドチャラチャラ女。そういう視点で人生を見直すと、面白いことに気がつく。
   字数の関係でカット(2007年12月28日)
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2003年12月28日(日)
 998, アマチャアビデオ特集
 昨夜NHKで「アマチュアビデオ特集」を放送していた。
単身赴任の父親に赤ちゃんの姿を映像に録って、毎日TV電話に送る姿や、小学生のグループがテーマを決めて
ビデオで録って編集をする活動があった。また庭で雀が、足が何かに絡んで動けなくなった仲間を助けようという
微笑ましい内容が映しだされていた。井筒和幸という映画監督が、解説をしていたが、この中で「他人に見せるということになると、
全く違ったビデオの内容になる。もっと深く言えば、誰に見せるのかを意識をした時に内容は全く変わってくる」という言葉が印象的。
字数の関係でカット(2009年12月28日)
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2002年12月28日(土)
 624,今年の総括
今年の総括の時期になった。 毎年卓上日記に書いている。
・姉正子が亡くなる ー9人のうち4人死んだ。
・父方のオバがなくなる。父方の叔父の連れ添いだ。
 これで父の兄弟・姉妹とその連れ14人が全てが亡くなった。年齢の一つの風景か。
・海外は三回行った。 西アフリカ、スイス、パタゴニアだ。
 これで39回、60歳までの50回の目標に近づいたが。来年は戦争の可能性があり、どうなることか。
・子供は長男が再就職と更なる転職。次男は会社ごと身売り、転籍。これは時代の風景だろう。
会社は
・この不景気の中一応順調に経過という事か?相変わらず銀行の貸しはがしの予兆があったが。借り入れも一応順調にいった。
・売り上げも微弱ですんだが利益は2割減った、来年はどうなることか。 新入社員が6名入って若返った。
国際社会は去年は歴史的な9・11があったが、比較的に落ち着いた年だった。北朝鮮問題がクローズアップしてきた。
国内も比較的安定した年だったが、景気がますます悪くなって救いがたい状況。国内も国際的にも
20世紀的なものが本格的に壊れ始めてきたのが今年の特徴だった。自民党は仮面を変えてしぶとく残っているが。
・・・・・・・
2001年12月28日(金)
 283、創業の頃ー2
中途採用は‘一ヶ所でオぺレーションを4〜5年以上やってきたキャリア’以外は入れない。 
間違えて入れたら、いらない苦労を背負い込むからだ。ある日のこと,ライバルになる会社の事務の責任者と名乗る女性から
電話が入った。会いたい、どうしても面接をして欲しいとのこと。かなり強引の電話内容であった、そうして会った。
字数の関係でカット(2011年12月28日)
・・・・・・・・
 12月28日 1968年
11時に起床。13時に千葉の姉の優子さん宅に向かう。途中花屋で植木の花を買っていく。
卒論の清書をしてもらった分をもらい、16時半に帰路につく。途中に集団すりを目撃をする。
財布を掏ろうとして騒がれて慌てて逃げていった。17時半に帰寮。20時に帰省バスに乗る為に新宿に行く。
21時のバスに乗る。翌朝の5時に到着。家に着いたあと就寝。ーこの4ヶ月の日記を見ると字があまりに乱雑である。
他人に見せるものでないとしても、これ自体自分の姿である。最近自分というものに対して目覚めてきたと同時に、
自分に懐疑的になってきた。そして少しのことで動揺するのだ。
この二ヶ月間は特にそうだ。また同時に脱皮に向かってモソモソしているようだ。自分の理念とは何だろうか?
・創造、遊び、愛、知性という面から、それぞれをどう位置づけるか。自分の理想的なバランスである。
・それと真善美のいう面からも自分のバランスを考えてみよう。
ー 創造について
 男としては、価値基準の一番の指標になる。 これは生きていく手段としてより、人生の目的として、
 自己の具現化として追求するのが重視されて当然のことである。
 人生の大部分はこれを追求すべきである。 その追求をしていく過程・・・・
ー愛について
ー遊びについて
ー   省略


3928, 精神力ーその偉大な力 ー15

2011年12月27日(火)

  「 精神力ーその偉大な力  ー 」 ダン・カスター著
  * 私は在る、私はできる、私はする
 意識する存在として、私たち各自は精神の意識するポイントであって、何を持とうとするか、何でありたいかを選ぶ力をもっています。
エマソンは自己信頼についての論文で、「広い宇宙は善いことに満ちているが、滋養あるトウモロコシは、耕すべく与えられた一定の
地面に人が労力をつぎ込んでのみ、手に入れるのだ。彼の中に住む力は、自然界における新しいもので、彼以外誰ひとり、彼が成し得る
ことを知らない。また彼みずからも行なってみるまでは知らない」と言いました。 私たちは常にみずからについて何かを信じています。
だから思考のタネを潜在の耕土に植え付けているのです。雑草のタネは雑草に、野菜のタネは野菜にになります。病気、貧困、不幸の
タネは、偉大な主観的で創造的な媒体に根を下ろすにまかせると、それが生育して体験になります。正しいタネを選びたいものです。
 ・・・私たちは自身も否定的な思考と同一化するかわりに、肯定的な積極的な思考と同一化することを学びましょう。
私たちの知りかつ理解しうるかぎりの最高の理想と同一化することを学ぶべきです。事実私たちの人生は完全な人生です。
 こういえます。「私は体内に無限の神、すなわちエネルギーの化身である。肉体の真の偉力、身のまわりのすべての威力は、
太陽、月、星をそれぞれの位置に保つと同じ力と同じである。それはバラの花を咲かせる力である。あの無限な力が私に個人化した
のである。私の意識する心を通して、からだにおいて、身辺の諸事において、それを正しい動作に指向することができるのだ。
なにものも私の選ぶ力を拒否することはできない」「私のなかの知性は無限の精神の知性である。その知性に限界はない。
それは終わりもなく底もなく、私が実在するそのポイントで無限である。普遍の精神は私の使う精神である。」
「私は永久の大生命、エネルギーの化身であるから、私にとり、持ち、在り、なすことが正常で、かつその権利あるすべてのものを
持つことができる。私の真の自己は永遠の存在である。私は在る。だから私はできる」・・・
 ▼ 書き写していても気持ちが奮い立ってくる言葉である。 この歳で今さらであるが、しかし一日一生とすると、
  決して軽く見ることもできない。せっかくの一日、「私は在る、できる、そして私はする」は、積極的生き方の基本。
  人間の最大の欠点のひとつは、ひ弱で何か欠けていると感じて、目の前の挑戦に尻込みすることである。動物ものドキュメントで、
  「動物の生き死にの戦いの中では、後ろをむいて逃げたら餌になる」という印象的なコメントがあった。 大津波で、
  逃げなかったら犠牲者になるが、逃げるべきと判断をしたら迷わず逃げるべきだが、闘うときは、最後まで闘い諦めないこと。
  「後ろを向いたら餌になる」というのが真実である。 一般社会では問題の中心点を意識し、そこから目を離さないこと。  
  中心点に自らを置き、闘いエネルギーを集中すれば、負けても次の道が開けてくる。 これが精神論の要の論である。
・・・・・・・                                                ーおわり 
3563,  閑話小題ー激流の中で
2010年12月27日(月)
  * 高校・大学生の就職難について
 25日のクリスマスの土曜日のゴールデンタイムに何と「高校・大学生の就職難」についての討論会があった。
 時代が変わったものである。 大学生は、一番価値があるモラトリアム(社会人前の猶予期間の自由)が、
 これでは満喫できない。 それより過半数以上が大学に進学すること自体が変。25%あたりが適正である。
 私の時代は16%だった。それが、まず問題である。高校卒では就職が不利、だから大学に行くというのが進学理由、
 だから学生時代に自由を有意義に謳歌できないのである。 高校、大学とも42〜3%が就職先が決まってないというが、
 違う学部に再編入したり、大学院に残ったりした学生は数字に入ってないので、実際は過半数が就職出来ないのが現実。
 すざましい厳しさである。 韓国、中国人の質を比べるとレベルが非常に低下しているというが・・・ 
  * どうなっている?朝鮮半島
 23日の韓国の大規模な実弾射撃訓練、危ないと思っていたが北は急にトーンが低下してしまった。
 全面戦争になった時、韓国は失うものが北に比べて格段に大きいためイザとなると腰が引けてしまう。
 片一方は、全面戦争を常にちらつかせ、始ったら終いのことを熟知している。脅しは、脅しでしかない。
 目を凝らして状況を見ると、結局は北朝鮮は中国の隠し砦、日米韓はいいようにあしらわれている。
「アメリカへの間接的脅し道具」ということ。 中国が「世襲は反対、早晩、金一族は政権を国民に返すべし」
 という声明と、国境閉鎖で数ヶ月で体制がひっくり返る程度のこと。
  * 瞬間像
 「突然涙が溢れたり、ふと笑いがこみあげたりすることがある。それは過去に堆積された経験、思い出が〈今〉と結びついて、
 瞬間像がフラッシュのように表出した結果、それはまさに生そのものと触れた時である。 その意味では、瞬間像とは、
「純粋持続」を感覚的に把握するする瞬間である。この特性を、ベルクソンは〈直感〉ないし〈哲学的直感〉と呼んでいる。
 これは「意図的にぼんやりすること」で、感じ取ることが出来る。だから老齢期には、その時間が多くなる。
 これを日本語で〈イメージ〉とか思い出像と言ってしまうと、明確な輪郭をもったものと想起されるが、
 フラッシュは、あたかも「いま、ここ」に鮮明なイメージを映し出す。年寄りはボンヤリしているようだが、これまでの人生の
 思い出が、次々と表出しているのである。それが、コントロール出来なくなると、痴呆症に陥るのである。
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3188, 3D映画の初体験の感想とは?
 2009年12月27日(日)
 昨日の朝9時からシネマで「アバター」を観てきた。「3D=立体のシネマとは、どんなものか」の実感の感想を書いてみる。
メガネに上に重ねたこともあり、初めの30分は馴染めなかったが、馴れてくるにしたがい異空間に引き込まれいた。
「映画の画面と、自分の顔の間に映像空間ができた」というのが、未体験の人に説明するに分かりやすいだろう。
映画そのものが、画面から映像が飛び出して見える演出が計算されてつくられていて、自分が映画の空間の中に
入りこんでしまった感覚になり、緊迫感が数倍になってしまう。 ストーリーがなかなか面白く、想像を絶する画面が
次から次へと展開していく。 20世紀では考えも及ばない映画である。「2012」も、同じだったが、自分が、
どっぷりと異空間に取り込まれてしまうのである。 21世紀のバーチャルもここまできたかと感じいった。
所詮は、生きていること自体、夢・幻のバーチャルでしかないが・・・。私がみたのは字幕版だったが、
3Dに関しては字幕が見えずらい。 吹き替え版がお勧めである。これをみても何とも感じない人もいるだろう。
戦後、何も無いところから時系列で時代の変化をみてきたので、こういうものに敏感になるのだろう。
今世紀に入ってから次から次へと、これまでとは違う世界がつきだされる。 21世紀に生きているのである。
9・11テロ、9・15の金融危機、ブログの飛躍的普及、携帯電話の進化、アメリカの黒人大統領の誕生、
中国の経済発展。 日本では、自民党の壊滅など、思いもよらない現象が起きている。
この3D映画も、その一つである。 ドラッガーが40年前に「断絶の時代」がやってくる言っていた。
ソ連の崩壊、中国の文化革命、インターネットなどの情報革命、それと100年?数百年に一度の恐慌と、
怒涛のごとく日常にも押し寄せてくる。 この3D映画も、その一つだろう。面白いが、恐ろしい時代である。
 ーところで、家内は3Dが思っていたより大したことがなかった、という。 私とは受けとめ方が違う。
 私は、意識的に立体空間に入ろうと勤めていたのと、初めの30分の違和感に引きずられたからだろう。
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2823, 年初来、世界の株価は半減!
 2008年12月27日(土)
年初来の世界の株価と貨幣の下落が、朝日新聞に載っていた。(12月23日、経済欄)
解りやすいが、世界の株価6000兆の半分3000兆円が失われたことになる。これに国債や住宅ローンや
サブプライムローンなどの債権の暴落を入れると、その損失は計り知れない。
 ーまずは、その記事からー 
 この金融恐慌で、
・世界の株価は、1年間で半減 アイスランドは99%(百分の一)の下落になっている。
 9月半ばからの金融危機と景気後退の深刻化で、世界の株式市場の株価が08年の1年間でほぼ半減する見通し。
 年初から11月までの世界の株価の下落率は46%に達しており、市場からの資金の流出と、世界経済の牽引役だった
 新興国の急落ぶりが激しい。 年間の下落率は02年の19.6%を超え、95年以来で最大で、対象の国すべてがマイナス
 となるのも初めて。  なかでも新興国の急落が目立っている。ロシアが11月までに71.30%、インドが67.98%、
 中国57.80%、ブラジル57.50%の下落。高い経済成長率で投資マネーが流れ込んでいたが、損失を被った投資家が
 資金を一斉に引き揚げ始め、株価の大暴落。 ちなみに、ドイツ・フランス・ドイツは5〜60%の下落。
・通貨をみると、アイスランドで、99.37%の下落。ロシア、アイルランドが69.86%)、
 ベルギー(同68.78%)で、調査した全体の3分の2以上の32カ国・地域が5割以上の下落という。
 日本はマイナス34.50%で下落率はモロッコに次いで2番目に小さい。
 金融危機の震源地の米国は39.60%の落ち込みで、日米は07年から株価が低迷していた分、
 新興国と比べると下落率が小さいようだが、数年スパンでは同じと見ることもできる。
 来年も不安定な相場が続くだろう」とみている。これでは世界恐慌に一直線進んでいるといえる。
▼ これからみると日本の被害は最小に思えるが、元もと日本は十数年かけて下落していたし、米国は一年前から下落していた。
 その上に輸出立国のモデルの日本は一挙の落ち込みで、大打撃を受けることになる。これから5年間は倒産の嵐になるのは必然。
(字数の関係でカット、11年12月27日) 
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2007年12月27日(木)
2458, 明治大學応援団       ヽ(★>з<)。o○[ォハヨ]
現在はどうか分らないが、私が学生の頃の明大応援団は名が知られていた。
中越の十日町市の元市長の諸里という人も、明大の応援団長だった。(二番目の姉が中学校で同級生で、その辺の話を聞いていた)
当時は厳しい規律と格式?の高いブランド・イメージがあった。それが、応援団の暴行で学生が自殺。その凄惨な内容が露見した。
「鉄拳制裁」や「かわいがり」「いじり」など一般では考えられない虐めである。
(字数の関係でカット、11年12月27日)         
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2006年12月27日(水)
2094, 下流喰い −3      (+>∀<+)ノ おぁはは〜ようさん!
*タクシー業界運転手の悲鳴*
 (この内容は本の概略でなく生の現場のレポートである)
この本を読んで、改めて現在の日本の病巣に深さに驚かざるを得ない。ここでは何度も取りあげてきたが、
「タクシーの運転手の悲鳴」である。飲み会の帰りに数ヶ月に一度は使う程度だが、必ずというほど、
「運転手さんも大変でしょう!」と聞くが、ほぼ同じ返事が返ってくる。<月の手取りが14~5万円で、奥さんがパートで
8万位稼いで、子供1~2人で何とか食いつないでいる云々・・。それでも辞めても直に補充が入ってくるからね〜」である。
(字数の関係でカット、08年12月27日)   
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2005年12月27日(火)
 1729, 流通再編成             (*´ノД`)<<< +。:.才八∋ー
「西武・そごう」をセブン&アイグループが傘下に収めると各誌のトップで報じていた。
 これで、7兆数千億の規模になり、世界の流通グループでも5番目の規模になるという。
      (字数の関係でカット、10年12月27日)     
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2004年12月27日(月)
 1364, M資金
学生時代から、この資金の話を聞いていた。また父が、東京女子医大病院で手術をした時、隣のベッドの人の話も
M資金に似た話を父にしていた。「終戦時に軍の秘密の金塊を隠して持っている」とか。
  (字数の関係でカット、09年12月27日
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2003年12月27日(土)
 997,「 私の死亡記事」−2
 この本を読んで、それでは私も書いてみようかと思って既に2年経つ。そこで書きだしたが、そうは書けないものだ。
あからさまな自分を、突き放して見つめることは辛いことである。宇宙から地球を見つめ、地球から日本を見つめ、
日本から新潟を見つめ、そして自分を見つめ、その自分を突き放して最終の死の視点から冷静に書くのも面白い挑戦でもある。
 ー以下、真面目にフザケテ書いてみるー
戦後直後の混乱期の1946年01月15日、新潟県長岡市に8人兄姉の末っ子として生まれる。父が43歳、母が38歳にの時に生まれた為に、
両親に溺愛?されて育った。実家が丁度、転業期の為、いつも一人放って置かれて育った。一生を通して独り遊びの癖が抜けていない。
しかし無事に人並み?に大学を卒業をした。両親の姿をみていたためか、大学時代より創業の準備を始めていたと
彼の文章に書いてあった。27歳で千葉で独立したが、その二年後に実家で騒動が勃発。実家の「衣料量販店」を五年近く従事する。
実家の経営を軌道に乗せ、その後新潟の駅前で日本で初めて客室主体の「シングル専門ホテル」を開業する。35歳の年であった。
一階に学生服を兼業して奇妙なホテルとして注目を浴びる。その後、70室の客室を500室まで新潟駅前で増やす。
そのプロセスでリースバックを思いつくがバブルの時代に買い取り方式に拘りすぎたようである。
現在デフレのフィッシャー効果の為、事業構造の転換迫られ丁度手がけた矢先であった。
酒を飲んで多くの失敗を繰り返していたが、昨夜ついに暴走族と長岡駅裏で乱闘、袋叩きにあって
翌日死んでいるのを発見される。誰も同情する人が無いのは、この人の生き方をそのまま顕している。
死を予感したのか、随想日記を997日分書き残したが、その最後に皮肉にも「私の死亡記事」が書いてあった。
本人の目標の1000に、あと三日であった。 享年57歳。 葬儀、告別式は本人の希望でなし。
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2001年08月13日(月)
 [107] 「私の死亡記事 」‐文芸春秋
図書館で何気なく借りてきた本だが、これが面白い!各分野の有名人に「物故者の解説を、当の本人執筆という点である」
(字数の関係でカット、09年12月27日)
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2002年12月27日(金)
 623, 新しいパソコンについて
会社の自分のパソコンを日立のPuriusに入れ替えた。感想はとにかく画面がきれいだ。明るくクッキリしているのが良い。
画面は二年前に買った自宅用のパソコンの3倍は良い感がする。会社のパソコンの入れ替えを利用して2年に一度変えている。
年々パソコンが飛躍的に良くなっているのが良くわかる。今回もかなり迷ったあげく画面の良さを優先した。
それと違うメーカーを取りあえず使ってみるのも要素にいれた。当たりであった。画面が明るいことと
クッキリしているのが本当によい。まだ機能やソフトは把握をしてないが新鮮な感じも良い。
今のパソコンは2年経つとゴミとNTTの人が言っていたが、当たらずとも遠からじという感じがする。
あと二年経ったらもっと凄い内容になっているのは間違いがないだろう。恐らく動画と電話の画面が主体になるだろう。
不況でもこの分野の世界の進歩はとどまる事が無い。パソコンを使えないということは時代に見放されてしまったといってよい。
話は変わるが、ニュースで携帯電話で音声付動画が配信できるのが売り出されるという。
5〜6分のものを3本まで可能といっていた。 面白い時代だ!
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2001年12月27日(木)
 282、同姓同名
東京でも、地方でもいつも同姓同名を電話帳で探していた。必ずいるはずだと。山田太郎とか、
小林恵子とか言う名前の人は何回もそのことに慣れていたと思うが、一回もあったことがないのも気になる。
そしてインターネットの検索で見つけた。岐阜の駅周辺の呉服屋の主人だった。ー商工会議所の名簿に出ていた。
それを知った時妙な気分であった。周辺にいたらあまりいい気分でないだろう。
初めて見つけたことと、同姓という因縁である。手紙でも書こうと思ったが、それはおかしいと思い止めた。 
その話をある知人に話したら、それでは「自分の名をインターネットの検索に入れてくれ」とのこと。
それではと入れてみた。なんとその5年前の新潟で行われた、マラソンのシニア部門の記録の名簿が出てきた。
本人もびっくりしていた。 堀井は遡ると平家の武将で、源平の合戦で負けた落ち武者だそうだ。
その為か、富山や新潟の上越市周辺にその姓が非常に多い。第二新館の鉄骨工事が富山の業者であった。
その社長の名が堀井だった。鉄骨検査でその工場に行ったとき、私の想像どうりヒタイの広い自分にそっくりな男だった。
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ある時間の断片
 12月27日  1968年
12時に起床する。 午後読書をする。夕方に新宿の紀伊国屋に行くが、目的の本がない。
帰寮後、21時に瓜生の部屋で、彼と佐藤と緒方と酒を飲んで騒ぐ。22時に先輩の永田さんと渡辺文雄さんがくる。
飲んでいるうちに、現実社会は厳しいとかの愚痴が始まる。自分の思っている範囲が手に取るようにわかる。
彼らに理想などあるものだろうか。この溝はもう埋められない。
 -2004年12月27日ー記
これを読んで気がついたが、二人が後年に「県会議員」になったという。
何じゃ、こりゃ!こんなものだろう。両方とも、国会議員の秘書だった。国会議員なら、もっと程度が??
・・・・・・・
ーある時間の断片
12月26日  1968年
 11時起床。 午後から卒論のまとめ。ジャスコオカダヤから「販売革新」という月刊誌が贈ってくる。
その文面によると、2月21日から出社のようだ。これを見て焦りがでる。気持の整理がまだできてないせいだろう。
あと55日しかないのだ。いかに気持を整理していくかだ。少し自分の気持を整理をしてみよう。
学生時代に自分の能力ー特徴を見つけ出した。行くべき方向も見つけた。自分の長所も欠点も把握した。
そして自信もついた。これからはジャスコという会社に入り、先ずはその中で組織にチャレンジをすることになる。
そこで自分に対する課題を一つずつ処理をしていかなくてはならないのに、ここで躊躇しているのは何故だろう。
 両親を見てみるがよい。戦前戦後を通して生き抜いてきた姿が実例である。私もここで社会に旅たつときが来たのだ。
自分の柵を乗り越えなくてはならない時期に来た、自分の足で一歩一歩。その為には逆に自分の中に生きなくてはならない。
武沢教授にしても、高木にしても、あの奥知れない能力を見るがよい。私の中のそれを探し出していかなくてはならない。
石川にしても、外山にしても、河村にしても、それぞれが外から見ると大きな宝石が見て取れる。
もちろん自分にもそれに負けないものがあるはずである。 最近、「何故何故」という問いかけが、自分の中に生じてきた。
これは哲学的になってきたということだろう。何故はたらくのか、何故生きていくのか、何故お互いに傷つけあうのか。
 纏めるつもりがいつの間にか混乱をしてしまった。  少し考えすぎだ。


3927, ただの言葉ー されど言葉の偉力

2011年12月26日(月)

           「世界をうごかした21の演説」クリス・アボット著 より
 下に紹介するのは、オバマが大統領選挙で真似たと言われるマサチューセッツ州知事に選出されたデュバル・パトリックが
聴衆に向かって言った言葉である。 演説は単なる言葉以上のはるかに大きな意味を持つことができる。どんな場合でも、
ただの言葉では終わらない。言葉は、行動を後に続くことを期待するのである。 
≪ 先週、候補者討論会で、司会者が私たち一人ひとりに他の候補者について何かよい点を挙げるように言いました。
ケリー・ヒーリーは私についてしぶしぶこう言いました。「まあ、演説は上手ですね」彼女がそう知っていたのは、
私の演説を聞きに来たことがあるからではなく、私の演説をだれかに撮影させていたからです。しかし彼女のスタッフからも
聞きましたが、彼女が言いたかったのは、私が与えることができるのは言葉だけだ、ということのようです。ただの言葉だけ。
「すべての人間は生まれながらにして平等である」これはただの言葉です。
「恐れなければならないのは、恐怖心そのものだけだ」これもただの言葉です。
「国が自分のために何をしてくれるかではなく、自分は国のために何ができるのかを問おうではないか」これもただの言葉です。
「私には夢がある」これもただの言葉です。どなたかに指摘される前に言わせてください。私はキング牧師でも、ケネディでも、
フランクリン.ルーズベルトでも、トーマス・ジェファーソンでもありません。しかし私は知っています。よりよい世界への展望と
見えざるものへの信頼を持って、心の底から発せられた、確信に満ちた適切な言葉は、行動を呼び起こすことができるのです。
私の言葉を聞くとき、あるいはみなさん自身が隣人に語りかけるとき、行動への呼びかけとして言葉を聞き、語ってください。≫
 ▼ いざ大学を卒業する直前になって、学生時代に、もっと本を読んでおくべきだったと深く反省し、留年してでも
  学び直そうと思ったことを思い出すが、社会に出てから2^3時間の読書の継続をしてきた割には知らないことが
  多過ぎるのに呆然としている。それでもネットやパソコン、そしてテレビの御陰で大いに助かっている。
  ここで《 私は知っています。よりよい世界への展望と見えざるものへの信頼を持って、心の底から発せられた、確信に満ちた
  適切な言葉は、行動を呼び起こすことができるのです。 私の言葉を聞くとき、あるいはみなさん自身が隣人に語りかけるとき、
  行動への呼びかけとして言葉を聞き、語ってください。》こそ、言葉の力を言い表している。
  行動の「行」は判断するという意味がある。言葉こそ、方向への判断の材料を示してくれる。そのためには意志が必要になる。
・・・・・・・
3562, 2010年の総括
2010年12月26日(日)
 ー海外からみると、
・大地震がハイチとチリで発生、ハイチは23万が死亡した。この数年、毎年のように大地震が発生している。
・朝鮮半島ではミサイルの発射実験、韓国との漁船撃沈、北方限界線近くの島への砲撃があった。
 ドン様も健康が日々悪化、三男の正恩が後継者に選定された。
・政治経済では、アメリカの民主党が中間選挙で大敗。欧州ではギリシャ、アイルランド危機が表面化。
 世界的に景気はジワジワと悪化を続けている。
・メキシコ湾で原油が流出、アメリカ史上最大の汚染事件になってしまった。
・中国では、次期最高権力者として習近平が選ばれた。また、万博も開催された。
 ー国内では、
・政治向きでは、民主党の鳩山首相が辞任、管首相へ引き継がれたが、参院選挙で大敗。捩れ国会で政治混迷。
・景気は更に悪化、日本航空が倒産。エコポイントで何とか最悪の事態は避けられた。
・大相撲は朝青龍が首。その反面、白鵬が63連勝を達成した。また、賭博野球で琴光喜が引退に追い込まれた。
 野球はロッテが大逆転で優勝。ワールドサッカーで、日本は決勝リーグまで進出した。
・郵便不正事件の押収証拠改ざんで大阪地検特捜検事が逮捕され、村木元局長は無罪。
 また、尖閣列島で中国船とのトラブル発生。その上、撮影された録画の漏洩事件が発生した。
・芸能関係では、・・・取り上げることもないか。
  〜以上だが、地方経済は一段と悪化、悲鳴も上がらないほど。
  個人的には二年ぶりにニュー・カレドニアにいったことと、市内に住む従姉と高校の同級生が亡くなったことと、
  テレビを入れかえたことか。不況が事業に直撃、溜息の多かった一年だった。 今年より「来年怖い」である。
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3187,海外10大ニュース
2009年12月26日(土)
  海外の10大ニュースである。
 ニュースはマイナーなことが主流になるが・・・ その結果とは
1 新型インフルエンザ大流行、世界で死者相次ぐ
     メキシコで4月、通常の季節性や強毒性の鳥インフルエンザとは違う、新型の豚インフルエンザが流行した。
2 オバマ米大統領が就任
     変革を訴え、2008年米大統領選に勝利した民主党のバラク・オバマ上院議員が1月20日、第44代大統領に就任。
3 マイケル・ジャクソン急死
     「ポップス界の王様」と呼ばれた米歌手マイケル・ジャクソンが6月25日、
     ロサンゼルスの自宅寝室で呼吸停止状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。
4 米GM、クライスラーが相次ぎ経営破綻
     米自動車最大手のゼネラル・モーターズ(GM)は6月1日、米連邦破産法11章の適用を申請した。
5 ノーベル平和賞にオバマ大統領
     米国のオバマ大統領は、4月のプラハでの演説で、米大統領として初めて「核なき世界」を 
6 北朝鮮が弾道ミサイル発射
     北朝鮮は4月5日、長距離弾道ミサイルを発射した。>>詳細
7 韓国で射撃場火災、日本人客10人死亡
     韓国南部・釜山の室内射撃場で11月14日、火災が発生し、日本人観光客10人が死亡した。
8 中国新疆ウイグル自治区で暴動、197人死亡
     中国新疆ウイグル自治区のウルムチで7月5日、少数民族ウイグル族の大規模暴動が発生し、武力鎮圧された。
9 南太平洋、スマトラで大地震相次ぐ
     インドネシア西部スマトラ島沖でマグニチュード7・6の地震が9月30日に発生し、1195人が死亡した。
10 世界陸上、ボルト選手が3冠
 (字数の関係でカット11年12月26日)
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2822, 暴走する国家恐慌化する世界 −1
2008年12月26日(金)
「暴走する国家恐慌化する世界 ー迫り来る新統制経済体制の罠ー」 
                      副島 隆彦×佐藤優 日本文芸社
 この二人の対談、成るほど期待を裏切らない内容であった。「辛らつな裏話なら副島が得意の分野、
 佐藤優はまだ外務省に在職していることもあり、少し戸惑っているようでもある。
  ー印象的な副島隆彦の核心部分を私の主観でマトメながら羅列してみる。
・アメリカ経済は本格的なリセッション、そして大不況に突入。貧困層の暴動も発生する。
 それを阻止するのに一番効果を発揮するのが、オバマの肌の色。黒人大統領が飢えた人々の平和と団結を呼びかけるに
 丁度良い役者、陰の人物が、それも計算の上で彼を押し上げていった、それが政治である。
・オバマは大統領になったら、直ぐに大規模な公共事業をする。信用不安に対して、どれだけでもお金をぶち込む。
 そうするとドルの価値が落ちて、やがて「ドルの切り下げをする」。そうするしかない。だからやる。
・やがて、健全な人々もプライムローンを払えなくなるが、それを阻止するために、500兆円ぐらいの金を入れる。
 いや、その倍も入れる。そこで財務省は米国債をものすごい勢いで発行、それをドルを発行するFRBが引き受ける。
 そこでFRBがどんどんドルを刷って、アメリカ財務省に与える。この資金を破綻しそうな大銀行、証券、生保の救済に与える。
 さらに、公共事業や福祉政策を行うとドルが膨大に増加、その結果として、一ドル30円位までは落ちる可能性がある。
 株価は数年かけて3000ドル台まで落ちる。バーナンキは、そのために育てられた男である。
 彼は‘ヘリコプター・ベン’と呼ばれている。ヘリコプターから金をばら撒く様にドルを大放出する特殊な人物です。
・今度の金融崩壊は、非常に凶悪であり、デリバティブの契約総額が、実に八京円に及んでいる。
 その一割でも8000兆円、五%でも4000兆円の処理をしなくてはならない。
・アメリカのやったことは、ネズミ講です。日本は600兆円も貢いでいるが一銭も帰ってこない。
・アメリカの言いなりになって時価会計を企業に押し付けて、多くの会社を潰しておいて、その押し付けた当のアメリカが
 時価会計制度の放棄をいい始めた。アメリカのポチの金融庁は慌てふためいているが、すっとぼけて何食わぬ顔をしている。
  −−−
 副島の論を聞いていると、そこしれぬ深い闇が我われの前に漂っている。 暴風雨や津波のレベルでない、
もっともっと大きな崩壊が現に目の前で起きている。それは、数年で立ち直れるレベルのものでない。
 昨日のニュースで、就職の決まった女子高生が朝起きると一番初めに経済ニュースを見ると言っていた。
「果たして自分の勤めている会社が人員整理をしてないか、新卒採用を取止めないか心配です」と!
・・・・・・・・・・
2007年12月26日(水)
2457, 歌舞伎町事変(1996〜2006) −3   !(。・ω´・)っノXXXXXXXXXX>C【才ノヽ∋―】゚+。*゚+。         
 歌舞伎町は日本の吹き溜まり、そして下半身、とはよく言ったもので、現代版吉原が実態だった。
しかし、政治が本気になって浄化を決意すれば変化するのは当然である。最近は、朝キャバ、昼キャバが20軒ほど
営業を始めたと新聞にあった。ちなみに50分で6千円、客単価が1万円とか。
(字数制限のためカット 09年12月26日)
 ーーーーー
2006年12月26日(火)
2093, 哲学者が皇室の意味を考えると!  b(^o^)dおっW(^O^)Wはー♪
 「知ることよりも考えること 」池田晶子著−?  読書日記
現在の日本の皇室はあまりにも金をかけすぎであり仰々しい。幕末に国家をつくるときの御旗として仰々しくする
必要があったのだろうが、時の権力者が如何に「あの家の方々」を利用して御旗の陰で何をしてきたか?外務省と同じように
「無用の用」なのだろうが、あまりに金ピカ過ぎる。京都御所に皇居を移されて、江戸城跡は公式の外国の来賓が来たときの
迎賓館としての機能のみを残すべきである。本来の城跡としての史跡公園にして、災害が起こった時の避難場所として整理すべき。   
まず皇室の質素化こそ日本再生モデルとして、国家システムの合理化の範を示すべき。これをきちっとしておかない限り
「神社のお賽銭=神への賄賂レベル」から日本の官僚と国民の意識は変わらない。著者は言葉は選んであるが、「皇室問題」に対して
本質をキッチリと論じているところはさすがである。島国は土着の王様という「中空」=ガス抜き、としての天皇制も必要だろうが、
金のかけすぎということ!その不自然さが「皇太子妃の重度のノイローゼとして逆の立場でも爆発している」
ことからみても解ることだ。早々、より象徴的な天皇制をうちだして「質素な親しまれる天皇」として再出発。
直接選挙の「大統領制」に切り替えて明確な権限と責任を与えなくてはならない。   
ーまずは要点を抜粋してみる。
  ー楽しいお祭りー 
「知ることより考えること」より まあ、あの家の方々は大変である。あちらも大変だが、「こちらの側の」
盛り上がりも並大抵ではない。まさにそのことが、大変な理由である。そうでなければ、所詮は他人の家の騒動でしかない。
こちら側は、たまたまこの国に生まれたその理由だけで、興味をもつだけ。我われにとって、あの方がたは何なのか、
このことを考えてみたい。古来、天皇家の仕事は、生産に関する祭祀をおこなうことであった。四季折々、
神に代わって暦を司り、農事の開始を告げる。したがって、人々はその人の語ることに耳を傾け聞き耳を立てていた。
その振る舞いに注目するのは当然のことである。 天皇家にたいする我われの考え方の原型はそこにある。
ところで、神に代わって神の言葉を告げる人とは、神主である。あの家の方々は、古い古い神主の家である。
神主の仕事を長きに亘り世襲しつつ現代までこられたわけである。そして「世襲」に対して、我われは深い関心をよせる。
ところが、今回このお世継ぎが誰になるかの問題が起こっている。血統もしくは男系ということが問題らしい。
 (字数の関係でカット08年12月26日)
 −−−
 まあ、これ以上、私のコメントは要らないでしょう! (*^○^*)ノ バイ!
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2005年12月26日(月)
1728, 中野ブロードウエイ  −2             (ヾ(´・ω・`オハヨウ〜(o´_ _)o)ペコッ        
この中野ブロードウエイの中に、異様な店があった。商品が何も無い店のレジ8台位のところに、人が行列をしている。
知人に、『あれって何をしているのですか?』と聞いたところ、「古本、衣服、カセットなど、何でもかんでも10円で
仕入れている」という。「ほぼ全部、無条件で買い入れること」という。仕入れる方は、その中からお宝を見つけるという。
(字数制限のためカット 10年12月26日)
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 2004年12月26日(日)
1363, 金に泣く人笑う人 −3
 ヒモの男の話は暗くはないが、女性の場合は違ってくる。ヒモにしても、イロにしても結局は浅知恵でしかない。そのイロの話。
  ー抜粋ー
 その「イロ」の方は19歳のホステスのP子が典型である。彼女の素性は悲しい結末から明らかになった。
 20数年前に大阪の東淀橋のマンションの一室で絞殺死体で発見された。16歳の時に親との仲がこじれて大阪に流れてきて、
 年齢を偽ってホステスになった。殺された時、7人の異性と毎週関係を持っていた。月、火、水、木、金、土、日と異なった男が、
 日ごとに訪ねてきた。 会社役員、自営業、僧侶、公務員、医者等々。            ( ^▽^)σ)~0~)アヘ〜♪
 この複数の男が浮かび上がったのは、P子の死後に残された幼い日記の記述と7枚の差し込み式の表札であった。
 彼女は毎日「表札」を変えていたのだ。その曜日によって男の表札を差し変えていた。
 7人のアホな男達は、自分だけの女と思っていたのだ。殺害直後の捜査段階で、7人の男は警察に呼ばれて事情を聴取された。
 が、全員にアリバイがあり、犯人は流しの犯行とわかったものの、時効となった。
 一人平均5万円を徴収していたというから、夜のホステスの収入も含めて一ヶ月八十万位を稼いでいたようだ。
   (字数制限のためカット 09年12月26日)
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2003年12月26日(金)
 996, 戦死者と犠牲者と殉職者ー2
   ー自衛隊と警察 ー
   先々週2日間、NHKの夜のゴールデンタイムに「安全保障・徹底検証」を放送をしていた。
  少し観たがバカバカしいので、直ぐにチャネルを変えた。警察官の視点から自衛隊をみると、割り切れない部分が多いだろう。
  警察は常に危険な中に身を曝しているのに、一度も危険な立場に立ったこともない自衛隊が少し危険な立場になるだけ大騒ぎを
  しているからだ。「安全」に対する暴力装置という面で、 
 ・警察は内部に対する-国家体制を守る為の-暴力装置
 ・自衛隊は外部から国家体制を守る為の暴力装置という役割を果たすのが、その機能である。
  自衛隊は、戦後60年近く訓練以外の戦闘で死亡はゼロである。警察は戦後、何人殉職しただろうか?数千人以上だろう。
  見方を変えれば、所詮は自衛隊は犠牲者の立場でしかない。いざ本業の遂行の立場に立った時に、
  その半世紀以上の都合の良かった立場から抜け出れないのだろうか? 自衛隊は誰も死んでないのに、戦死に対して
  マスコミが面白おかしく危険をいっている事がオカシイ。国を守る為に存在しているのが軍隊だろう! 
  今の自衛隊は「歩行訓練で行ったり来たりして給料を貰っている」だけ。「国家危急の時に命を張る」のが軍隊の仕事だ。
  それがアメリカの国家戦略に組み入れられてもである。北朝鮮とイラクのテロは日本もアメリカも共同の敵である。
(字数の関係でカット11年12月26日)
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 2002年12月26日(木)
 622, パタゴニア旅行記ー8
  アルゼンチンとチリの民度の差を感じた。特にアルゼンチンの汚職体質と民度の低さを。
  一度アルゼンチンに入りペルノモリノ氷河などの氷河国立公園を行った後にペルーに入った。
  その出国にあたり国境警備をしている憲兵隊が、要求をしたこがない書類をバスの運転手に要求してきた。
  これは暗にお金を要求していることだという。拒否をした為に書類を取りにワザワザもとの街に戻り、 
  4時間近くのロスをしてした。また再入国のときもにも同じような事があった。アルゼンチンはそういう体質らしい。
  国境を越えると空気が全く変わったのだ。ペルーは資源に恵まれていることも含め民度の差が歴然としている。
  さらにアルゼンチンは国家が破綻をしている状態だった。国家経済は破綻しているが、国民はドルの箪笥預金を
  持って自衛をしている。自国の金よりドルが国内で主に流通しているという。日本の数年先の姿に見えてきた。
  昨日たまたま野口悠紀雄のホームページを見ていたら、全く同じ内容のことが書いてあった。
  あとでコピーしておく。チリ・アルゼンチンと日本の物価の差は3倍であった。賃金は10分の1である。
  そうすると豊かさの差は3倍ある。実際そう思えた。日本がデフレで騒いでいるが、まだ物価は外国に比べて
  3倍であることは事実である。当分はデフレは収まらないだろう。
(字数の関係でカット11年12月26日)
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 2001年12月26日(水)
 281、夢日記ー12
  夢で景色のあまりの美しさに、よーく見ようとした瞬間消えてしまう。誰も経験があると思う。
 変わった夢にこんな夢がある。夢の中で瞑想をしていると、自分の体がスーと浮き、部屋の天井の近くに漂っている。 
 さらに庭の辺りまで浮いている。そして下をみて凄い経験をしている自分が信じられない!
 浮遊しながらこういう自分が不思議と思っている夢である。 昨夜の夢は、かなり危ない夢であった。
「酔って留置場に一晩泊まってきた」と家内に起こされ説教されている夢。夢の中だが誰かと飲んで後の記憶は全くないのだ。
 もちろん留置場など泊まったことがないが、朝起きて記憶のないとき、そういわれてもしかたがない。 
 前日「男はつらいよ」のなかでそれに近い場面があったのが、自分の酔っ払いの失敗と重なって夢になったと思うが。
 夢は一日100分見るという。そうすると、一年で一ヶ月ちかく夢の世界にいるという。
 一生で五年間以上夢を見ていることになる。そうするとそれを如何考えるかは重要だ。
 それを記録して自分の潜在意識を覗き込むと、明せき夢(はっきり覚えている夢)を見る頻度が多くなる。
 夢は自分の潜在意識の入り口でもある。夢日記でよく覚えているのは、その直前に非日常の激しい経験をしたあとの
 リアクションである。そう考えると他愛のないものとも思う。
 むしろ忘れてしまっている内容こそ深い自分の意識ではないか。 潜在意識下の戯曲化が夢であろう。


3926, 精神力ーその偉大な力 ー14

2011年12月25日(日)

  「 精神力ーその偉大な力  ー 」 ダン・カスター著
   * 夕べの黙想
《 この日は、今や終わりました。過去の記憶になりました。その善かったことも悪かったことも、もういちど生き返すことは出来ません。
今日私は、そのときいちばん良いと思ったことをしました。 私のいちばん善かったことが私の中から出ていったのですから、
最良のことのみが私に返ってくることが出来るのです。 明日は今日の体験の上に築きあげるのですから。明日は今日よりも、
ずっと善いことができるのです。 私は最善を持って大生命に仕えたのですから、大生命も私に仕えることを期待します。
・・・ 今日、世間の人々を幸福にする機会を与えてくれた好機に対して感謝します。この日のからだの健康に感謝します。
内心の潜在意識から出てきたよい考えに感謝します。私が正しいことを正しい方法で出来るように導いてくれた直感に感謝します。
混乱して苦悩にあった人の助けになったことに感謝します。悲しみを持つ人の顔に微笑みをつくることが出来たことに感謝します。
隣人に善い転向を与えることが出来たことに感謝します。 今日の私の行動が永遠に動いてゆくものであること、また、それが永久の
意義を持つものであることを嬉しく思います。私の微笑みは、ある人に今日励みを与えました。私の一つ一つの行いは永久のものです。
私の生命は響きを持つのです。いまや眠気がさしてきましたから、私の万事や、私が愛する人々全部を偉大な、愛に満ちた大生命の懐に、
ゆだねます。 私を投げ出して、完全に全部を、あの無限の知性ある偉力に任せます。この威力は太陽と星とをそのある処にあらしめ、
鳥に飛ぶ方向を与え、迷った犬に、その家に帰らせます。大生命は、私をその愛で囲み、その永遠の腕を揺りかごにし、私を眠らせます。
いまや、あらゆる問題の無限の知性に委ねられました。なぜなら「汝を保つ人は眠らない」といわれるからです。
 いまや私は完全な自信感と信頼のなかで眠ります。》
 ▼ 言葉のもつ力は、非常に大きい。それも‘まごころ’を込めた言葉は永遠に残る。一日の初めと、終わりの黙想は、
  人生を変える力を持つ。 一日一生のつもりで、一日を積極的に生ききるしかない。特に始まりと、終わりが大事になる。
  宗教が必要なのは、こういうエネルギーを神として、そこに己を投げ出さしめることである。信念も、突き詰めると永遠の神を
  認め、それに従うことにつながることになる。 宇宙にはとてつもないエネルギーが満ちている。それに同化するのが黙想。
・・・・・・・・
3561,  「プレイボーイの人生相談 1966-2006」 ー3
2010年12月25日(土)
 ーまだまだ今東光である。昭和の名僧・朝比奈宗源に喧嘩を売った逸話が面白い。
   * 自信がないからこそ謙虚に生きられる
 ●ボクの性格は、自分勝手で、内向的で、人づきあいが悪く、人にも好かれず、何事にも自信がもてない、まことに自分でも
  いやになってしまうんだ。人に好かれなくてもいいからせめて自信をもって歩きたい。そして積極的な人間になりたい。
  どうしたらいいか、ぜひご教示ねがいたい。
●オレが選挙に出た時、神奈川県の仏教界の連中がみんなで、「鎌倉の円覚寺の管長の、朝比奈宗源に挨拶に行け」と言うんだ。
オレは「行く必要はねえ。オレはいま、誰にも頭をさげずに運動してるんだからな」って言ったんだがね。
でも神奈川県の仏教界の人が十人ほど車三台連ねて、そのうちの一人がお気の毒にカステラなんか買ってさ、行ったのよ。
「ボクは今東光だ」と言ったら「どこか、いろんなところであなたの写真見ていますよ。あなたはえらいこと始めましたね」
「妙なことでね、とうとう立候補することに」と言ったら、オレの顔ジッと見てね、「自信ありますか?」とぬかしやがった。
いいか。一刻といえども、人間も生きていることに自信なんか持てやしないよ。今日いま地震が起きるか、誰に斬られるか
わからねえじゃねえか。自信なんかないからこそ謙虚に生きていけるんだ。それをあの野郎、生意気に自信があるのかねって。 
何をぬかしやがる!だからオレは「自信がなくて立つバカがあるか、このバカ野郎って!」いきなり言ってやった。
「おい、帰ろう!これで何が禅坊主だ。こいつはバカだよ。帰ろう!」と言って先に出ちまった。他の奴がびっくりしちゃってね。
なんだかそこらヘカステラなんかぶち投げちゃってサ。「先生あれじゃひどすぎる」って言うから、「オレは洋服着てたから
あれでもおとなしくしてたんだ。 オレが衣を着てたら、オレはあそこに跳ね上ってヤツの首をぎゅうと絞めたぜ。そして聞くよ、
『てめえ、生きてることに自信があるか』って。『ある』なんて答えやがったら、そのまま絞め落してやったよ。
『自信ございません』と言ったら手離してやるつもりだ。 これが禅だと言ってやるつもりだった。オレに言わせれば
禅坊主の雲水よりも劣る野郎だ。それでもって人を教化するなんてできるわけねえじゃねえか。オレのところでもう一遍
弟子になり直せと言いてえよ。まったく。ま、オレは選挙には当選する自信はあったけど、人生に自信なんかとてももてないよ。
 ▼ 驚いた。円覚寺の朝比奈宗源といえば昭和を代表する名僧である。この男に渇をいれるのだから、本人も周囲も驚いたろう。
悟りすましている宗源より、生くさの今東光の方が、遥かに好きである。 宗源様、何を思われたのだろうか。「このクソ坊主」
と言われるとは、腰を抜かさんばかりだったろうに! 「何を言いやがる、このクソ色坊主め!」と言い返したほうが、
まともな坊様と思ってしまう私は、まだまだ修行が足りないか。 でも、やっぱり東光は生臭坊主である。
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3186,日本10大ニュース
 2009年12月25日(金)
  読売新聞が毎年、発表する日本と世界の10大ニュース、他の大新聞も出すが、一番発行部数の多い読売を選んでみる。
 読者が選ぶから、酒井法子の逮捕が5位になっているが、他は、こんなものだろう。
  ーまずは、日本国内の結果からー
 1、衆院選で民主308議席の圧勝、歴史的政権交代で鳩山内閣発足
    第45回衆院選は8月30日に投開票され、民主党が過半数(241)を大きく上回る308議席を獲得した。
 2、日本でも新型インフルエンザ流行
    厚生労働省は5月9日、カナダから帰国した大阪府の高校生ら3人が、国内で初めて新型インフルエンザに
    感染していることが確認されたと発表した。
 3、裁判員制度がスタート
    刑事裁判に一般市民が参加する裁判員制度が5月21日に始まった。殺人など重大な刑事事件について、
    くじで選ばれた裁判員6人が、裁判官3人と1審を担当する。
 4、日本がWBCで連覇
     野球の世界一を争う第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は3月23日、 
     米ロサンゼルスで決勝が行われ、日本が韓国を5―3で破り、2連覇を果たした。
 5、酒井法子容疑者、覚せい剤所
    警視庁は8月8日、自宅に覚せい剤を隠し持っていたとして、酒井法子容疑者を覚せい剤取締法違反容疑で逮捕。
 6、天皇即位20年
 7、高速道路「上限1000円」スタート
 8、イチロウが大リーグ初の200本安打、9年連続
 9、巨人が7年ぶり21度目の日本一
 10、「足利事件」の菅家さん釈放、
  ーーー
  不況の浸透というのがない。 実際は、そうとしても取り上げないか。
 それに比べ去年は、本当に大きな事件が多かった。来年も、恐慌は更に深刻化し、
 世界は、ますます内向きになる。 薄型大型TVを買い込んでレンタルDVDをみるか、ミニ・ブログの
 ツイッターで呟くか、晴れれば家庭菜園、雨なら読書に励むことになる。 巣篭もりの時代である。 
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2821, ドバイは今 −?
 2008年12月25日(木)
 「ドバイ」で検索をしてみたら、三年前の5月中旬にNHKスペシャルで、以下のような特集の内容紹介があった。。
   このドキュメントを当時、見ていて鮮明に記憶しているが、栄枯盛衰の象徴である。
《 沸騰都市 ードバイ 砂漠にわき出た巨大マネー  (NHKのHPより)
  煮えたぎる都市の地殻変動を描くシリーズ「沸騰都市」。第1回はドバイを取り上げる。
  世界最大の空港、世界最大の人工島、怒涛のようにオイルマネーが降り注ぎ、あらゆる分野で世界一を目指す中東ドバイ。
  極めつけは、高さ800メートル、160階建て、世界最高の高さを誇る超高層ビル・ブルジュドバイ。
  2009年中の完成を目指して、今建設が24時間体制で進んでいる。ドバイ政府は、ブルジュドバイをピラミッド以来の
  アラブ社会の権威の象徴と位置づけている。 世界の建設現場からクレーンを根こそぎ奪い、バングラデシュや
  パキスタンから母国の数倍の給料で労働者をかき集める。世界が不況に苦しむ中、ドバイに群がる人々の欲望の物語を描く》
▼ この放送以来、僅か三年あまりで、バブルがはじけた。廃墟のビルが立ち並ぶ死の都市になるかどうか見ものである。
   ー字数の制限でカット(2009年12月25日)− 
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 2007年12月25日(火)
2456, 四四太郎の霊日記 −13・14         (*бωб*)/ォハョー  
  四四太郎の日記 −13
一週間という間隔も、ワシからみたら数十秒でしか感じないが、その数十秒が長く感じられるからおかしなものじゃ。
今年もあと8日で終わるが、まあ長期的にみたらまだまだ安定した年だったろう。ただ気ままに話せること自体が、
ワシにとってよいのだ。言葉には、何とも不思議な力を含んでいるが、言霊とは良く言ったもの。
まさか四百数十年後に娑婆で話せるなど想像すらしてなかった。それも現代でもチャンと喋れるとはおもわんだ。
御主の脳を通っているからじゃろう。同じ日本でも、ここまで変わるとは驚きである。人間は環境の動物とは、つくづく思う。 
それにしても刺激の強い娑婆になったものじゃ。だた、それ故に日常の微妙な細部の楽しみがわからなくなっている。
 ー字数の制限でカット(2011年12月25日)− 
ーーーーー
 四四太郎の霊日記 −14
ところでワシは御主に言っておきたいことがある。御主の祖先を辿ると鮫ヶ城の城主の堀井宗親というが、
あれは間違いじゃ。あれは堀江宗親であって、堀井ではない。四四太郎のワシは堀江の家臣の一人でしかないのじゃ。
ー字数の制限でカット(2011年12月25日)− 
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2006年12月25日(月)
2092, 下流喰い −2
   おっW(^O^)Wはようございます          ー 読書日記
 前回では概要を中心とした内容だったが、ここでは、消費者金融の世界の生々しい現場のレポートを中心に
 抜粋しながら考えてみる。駅のダンボールの住人(ホームレス)の殆んどが多重債務者という。
 一歩踏み外すと、誰もが陥ってしまう世界である。350万人といえば30人に1人が多重債務者。ということは、
 10世帯のうち1世帯が多重債務者が存在していることになる。4世帯に一軒が高利貸しの金を借りていること自体が異常である。
 時代が変わってしまったということである。消費者金融の顧客が、どういう経過をたどって多重債務者になっていくかが
 詳しく書いてあり、大手消費者金融会社が彼らを罠に落としていく様が生々しい。
ーまずは、生々しい実態の部分を抜粋して考えてみようー
*多重債務者の平均像とは*
  ー字数の制限でカット(2009年12月25日)−   (o ・д・)ツ  バイ!
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 2005年12月25日(日)
1727, 中野ブロードウエイ  −1       (゚∇^*)オハヨ♪〜
 「中野ブロードウェイ」は、JR中野駅の前にあるショッピングモールの一番奥にある。
 中古漫画など、コレクターズアイテムを扱うお店が集まることで知られる。 その近くに住む知人に案内されるまで、
 その存在を知らなかったが、一歩足を踏み入れて驚いた。猥雑な?店がところ狭し並んでいて、根暗な感じの男や
 東南アジア・韓国・中国人などでどの店も満ち溢れていた。上海の場末のモールという雰囲気である。 
 不気味?な雰囲気で、最近はオタクだけでなく一般の客が異様な面白さに引かれて集まってくるという。
 地下1〜4階までは、フロアごとに商店会が組織されていて、それぞれが「ビルの中にある商店街」になっている。
〔ワンフロアー1000坪位か〕また5〜10階は住居フロアになっている。ここは1960年代最先端スポットであったが、今では
 マニアックな買い物が楽しめる場所として秋葉原と同じぐらい全国レベル、いや世界レベルに知られる観光ゾーンになっている。      
 骨とう屋、宝飾品店だけでなく、ペットショップ、漫画、アニメはもとより、フィギュア、食玩、オーディオ機器など、
 いわゆる“オタク”な人々がお宝を探しにやってくる。そういう店が2、3階に集中していて、異様な雰囲気を醸しだしている。
ー字数の制限でカット(2011年12月25日)−          
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  2004年12月25日(土)
1362, 金に泣く人笑う人 −2    読書日記             
第五章の「男と女の金の相関」
ー「ヒモのAとイロのB」の内容が面白く、かつ悲しい。
  <まずはヒモの話>
ーヒモのAはなんの変哲もない二十代後半である。ホストクラブで働くような男ではない。
 むしろ風采の上がらないセールスマンといったタイプである。
 この男に18人の女性がどうして貢ぐのか。いくら考えてもわからなかったが、何回か会っているうちに、
 この男には特殊の偽善性があるのがわかった。虚言癖がごく自然に具わっているのが徐々にわかった。
 その理由は、Aと会う場所がその都度変わっていて、彼はどの雰囲気にも自然に溶け合っているのだ。
 場所は喫茶店という外の店でなく、常に違った女性の部屋であった。
 OL,ホステス、居酒屋の女将、学生、看護婦とさまざまであった。彼はどの部屋にも溶け込む男であった。
   (字数制限のためカット 09年12月25日)
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2003年12月25日(木)
995, クリスマス−2
  昨日は学生時代のクリスマスイブの日を書き写したが、その[一年後のクリスマスの日]を記憶の中から引き出してみる。
  ジャスコオカダヤに入社して四日市本店に勤務、そこから合併先のジャスコフタギの「神戸垂水店」に転勤になり、
  半年経っていた。会社は幹部候補生を即戦力にする為に、店と売り場の高速配転をしていた。
  2ヶ月もして慣れると、即配転である。四日市、神戸、桑名等。  5番目の売り場では、関西では初めての靴部門の
  立ち上げの責任者に取立てられていた。それにしても、あまりにも過酷であった。当時のスーパーは、まだ得体の知れない
  新参の危うい小売屋でしかなかった。濁流に放り込まれて、毎日が濁り水の中を溺れながら押し流されている日々だった。
  現在考えても、よくぞあの濁流に飛び込んだものだと思う。それだけ当時の流通は暗黒の世界であった。いや今もそうだが。
  話はそれたが、クリスマスは食堂でささやかなクリスマスパーテーをやったような記憶があるが、確かかどうかはハッキリしてない。
  その後に会社仲間と寿司屋で酒を飲んでいたような記憶があるが、これも如何であろうか。女性とは一緒ではなかったようだ。
  そうなら何処かで記憶が残っているだろう。クリスマスなどと浮世のことなど考えられない状態であった。
  それにしても、あまりに異常の世界であった。 合併というのは、信じられないほど現場の摩擦がある。
  その先兵は如何立場かという知識は全く無かった。 先ほど書いたように、流通業は当時は濁流そのものであった。
  信じられないような光景が色いろあった。ところで、その年の年越しを思い出した。宿直で、年越しを床屋で髪を刈っていた。
  当時の関西は、年越しは床屋が深夜まで営業をしていた。それまでの年越しは全て実家で両親と供に年を越していた。
  刺激が強すぎた日々でも、芯には染まらないのが私の特性である。これは武澤ゼミのお陰であるし、また欠点かもしれない。
  また創業という目的があったためである。「クリスマス」や「年越し」という視点で、過去を切り取ってみると色いろのことが
  記憶の底から湧き出てくる。     メリークリスマス!
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2002年12月25日(水)
621, 電子辞書を初めて買った実感
字数の関係でカット(2007年12月24日)
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2001年12月25日(火)
 280、喩え話
かなりキワドイ難しい内容だ。これほど危ない内容はテーマに出来ない。何で?あまりに本質的な内容になるからだ。
それは能力の限界の表現になる。浅い知識の底を見せてしまうからである。といって、今更という気持ちで書いてみよう。
キリストも仏陀も喩え話の名人だったという。難しい話も喩え話で一瞬に理解でき、かつ理解させる事が可能になる。
本質を心象風景で、いや心象画でー心的視覚化する事だ。喩えー易しく噛み砕き、かつ事例に置き換えることか。
喩えのほうが本質より,より中心をついている場合が多いのは何故か? イソップ話の内容はあまり知らないが、
「かなり深い喩え話が含まれている」のではないかと想像できる。 神話もその国の潜在意識という。おとぎ話も昔話もそうだという。
ジョークもユーモアも、庶民の笑いに転化した喩え話が多い。「暗い子狐」など、自身の心象風景そのものだ。ハワイなどでは
出てこない喩え話である。雪国の特化された生き物だからだ。喩えはその本質の中心をつかまえてないと、転化できない。
逆にそれさえしっかり把握していれば、可能である。自分の心象風景に置き換える作業である。そして心象風景の中から、
その中心をより把握させる置き換え作業である。いずれにしても、自分の理解のためにも喩えを使うことも大事である。
鯰とかーとらえどころのないやつ。ムジナー??とか、動物に喩えるのも面白い。
キリストの「右頬を殴られたら、左頬を出せ」など、キリスト教の教えを喩えで一言で表現している。
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ある時間の断片
ー12月25日 1968年
11時に起床。午後本を読んだり、食事をして過ごす。夕方、米林が帰省をしていく。
夕食後、会社の論文の構想を色いろ書いてみる。21時に、市川さんの友人等5人を引き連れて赤坂に行く。
いざ中に入ろうとすると、誰も物怖じをして入ろうとしない。ここまできて何だろうと強引に入れようとするが3人が逃走。
やっとのこと市川さんと、あと一人を入れる。入って、踊りだせば後は狂ったように踊りだした。24時に帰寮。
変な学生時代最後のクリスマスであった。来年はどんなクリスマスを過ごしているだろうか。
ー2003年12月24日記
その一年後のクリスマスは、ジャスコに勤めて四日市から神戸に転勤になっていた。
神戸の垂水という街であった。凄い世界であった。転勤直後に瀬戸物の叩き売りをやらされたり、店舗の大改築の真っ只中にいた。
クリスマスの日は、おぼろげな記憶だが寿司屋で仲間内で飲んでいた思い出がある。神戸の場末のストリップ小屋に、
現地の店の先輩に連れて行かれたりしていた。興味より気持ちが悪いというのが実感であった。その時は、
もう靴屋ー靴部門の責任者であった。僅か八ッヶ月である。まだ憶えているのが、年越しに宿直で年越し時間に床屋に居たことだ。
何か侘しい寂しい時間の中にいた。何が流通革命だ!というのが、実感であった。
いま考えてみると、半分正しく半分は純粋になれなかったのだろう。


3925, 精神力ーその偉大な力 ー13

2011年12月24日(土)

「 精神力ーその偉大な力  ー 」 ダン・カスター著
   * 朝の黙想
《 毎朝は一つの新鮮なはじまりです。毎日は新しく造られた世界です。今日は一つの新しい日です。
私はこの瞬間に至るまで、この日に至るまで、私の全生涯を生きてきたのです。この瞬間、この日、は永劫のなかの
どの瞬間と等しく善い瞬間です。この日を地上における天国に造りましょう。今日は私にとって好機の日です。
今日に対処できるように神が私に与えてくれた要具のすべてを有難く思い、可能な限り上手に使いましょう。
・・ 今朝、私の生涯に過ってあったより以上の経験に頼ることができます。私の目の前には旅すべき最も興味ある道があります。
なすべきことが多いのです。なすべく私の前に横たわっているあらゆることを効率と、力と、勇気と、熱とを持っておこないます。
私自身に「今日は、これよりよい世界にするには何をなすことができるか? どう、誰を助けることができるか?
いかに奉仕できるか?」と聞きます。・・・ 深奥の潜在意識は、私を正しいところに私を導きます。
・・ 「神は私の牧者だ。私に足りないものはないだろう。神は私を静かな水に沿って導く。彼は私の魂をよびもどす。
彼は私を正義の道に私を導く。私はなにも恐れない。神の杖や竿は私を安楽にする」と聖書に書かれています。深奥の潜在意識は
私を正しいところに導きます。それは私をとおして思います。それは私を指揮し誘導します。私は正しい考えを持ち、力を持ちます。
恐れません。大自然は―無限の精神が、私の中に働いているからです。 》
 ▼ こうなると、宗教である。 早朝、新鮮な気持ちで、この言葉を唱えていれば間違いなく心は洗われ、すばらし一日が
待つことになる。特に老化の時節になると、肉体とともに歪んだ精神を正す役割になる。周囲を見回すと、大部分の人の心が
歪んで見える。 そうこう考えると、朝の黙想は必要になる・・・ それにしても、書き写していて新鮮に心に響いてくる。
  ・・・・・・・
3560,  「プレイボーイの人生相談 1966-2006」ー2
2010年12月24日(金)
  ー 今東光、今でも一言一言が光っているが、さすが福田和也の評である。怖いものは何もない今東光の毒が、
 薬の役割?を果たすことを自分がファンとしての読者だったから熟知している。鎌倉の円覚寺の管長の朝比奈宗源と大喧嘩した
 逸話は次回に取り上げるが、何をしても、言っても、それが通用するからよい。「プレーボーイ」の読者層の悩みの大半は
 過剰な性欲である。この本の過半数は、その類の悩みに対し、毒に対し毒を持って制する回答をしている。
 回答者は、ある意味でユングやフロイトが仮面を被って悩みに答えている? そんな上等でないとしても、男なら
 誰もが抱えている大問題。ある意味で、有名人が異常?性欲者という告白をして、同レベルで答えるから共感するのである。
 ▲ 今東光についてー福田和也 
≪ 今東光は、スゲェ。 中学生の時に、週プレで、その核爆発的連載を読めたことは、今ままでの生涯のなかでも、
飛び切りの幸運だと思っている。 谷崎潤一郎、ただ一人の弟子。谷崎はバカが嫌いで、無教養な奴を許さなかった。
今東光にそれだけのアタマがあった。とはいえ、中学を三つクビになって、そのままというのも立派な学歴。
って、そのままという立派な学歴。
 そのうえ乱暴者でね、いつも仕込み杖をもってあるいて、喧嘩は殺す気でやらなきゃいけない、が信条。
自宅の一階に右翼のテロリストたち、二階に共産党の運動家をかくまっていたという。左翼が二階なのは、逮捕された時の扱いが
厳しいから、少しでも逃げやすいほうへ、という配慮。戦前の話だ。親友が川端康成。で、当時の文壇の大ボス菊池寛とケンカをして、
バカらしいっていって比叡山にいって、大僧正になった。 菊池が死んだら、また筆をとって、ベストセラーを連発。 
 しかし、この相談にはシビれたねえ。もう載せられないだろう、こんなの。十七のバーテンが、十六のホステスとデキて、
子供が出来たからどうしようという相談に、そんなもん、タネも畑も悪いから、堕しちまえ、だもの。坊さんの云うことじゃないよ。
面白い。老人ホームに努めている男には、横着なジジイどもなんざけっ飛ばせ、だし。青春の悩みをうちあける女学生には、
一発ヤラセロだからね。「よく女に手をだして、女にゆすられたり、親からねじこまれたりとか、若気のあやまちで、とか
いろいろいうけど、そんなもの、あやまちでもなんでもありゃあしねえ。しかし、やらなかったことこそ、若気のあやまちだね」だと。
良いこというよなあ。≫ ー やらなかったことこそ、過ちか〜。下半身が衰えてくると尚のこと思う? 息子に悪いことをしたと!
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3185, 坂の上の雲
 2009年12月24日(木)
 NHKで「坂の上の雲」が何回かのシリーズで放送されている。私たちの年代が、この本に大きく影響されを受け、
日本経済成長期の精神的支柱になった歴史小説である。秋山兄弟と日清、日露戦争の中に生きる青雲の志を持った群像に
引きこまれていった思い出がある。日露戦争での兄・秋山好古の戦闘場面。そして、弟・真之が海軍の参謀として
バルチック艦隊を殲滅する場面は、当時の私にとって驚きの連続であった。 読みながら己の卑小さに改めて自己嫌悪を抱いたり、
彼らの志の純粋性に感化したことが懐かしい。当時、日本は西欧列強に対抗するための新国家つくりに青年達が坂の上の雲を目指して
必死に生きていた。司馬遼太郎は、日露戦争は奇蹟の勝利と看破、その奇蹟の演出者の代表に秋山兄弟を選んだ。
伊予松山の人、秋山好古、秋山真之である。 家柄といえば伊予松山藩の下級武士族であった秋山家の下級武士で、
秋山家の父久敬は、「貧乏がいやなら、勉強をおし」と立身の道を説いていた。好古は陸軍で、世界最強といわれた
ロシアのコサック騎兵集団を破った。弟の真之は海軍で、ロシアの主力艦隊であるバルチック艦隊を破った。 
真之は日本海海戦の開始前に「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」の電文の起草をした。 
その真之と一つ年上の正岡子規とは中学から大学予備門まで同学であった。しかし二人の性格は対称的で、
真之はガキ大将であり、子規は子供の頃、「青びょうたん」というあだ名であった。。
子規も真之も勝山小学校を卒業して松山中学校に入った。 兄の好古はこの時期、士官学校付きの勤務となっている。
日本人離れした顔かたちをしていて、たびたび西洋人と間違われた。 彼にとって男子に必要なのは
「若い頃には何をしようかということであり、老いては何をしたか」と考えていた。
彼らを中心にした明治期の激動の中の「大きな物語」である。 この激動期に、原点に立ち返り青雲の志を
日本人に喚起する意図で放映されたのだろう。 ドラマ自体もなかなか良くできている。
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2820, ドバイは今 −?
2008年12月24日(水)
ドバイが、この金融恐慌でバブルが崩壊、解雇の波と一昨日の読売新聞の一面トップで特集をしていた。
ドバイブル破裂というところだ。 このまま廃墟化すれば、歴史に残る光景になる。「悪銭、身につかず」ということか。
 ーまずは、その新聞記事ー
《ドバイにも金融危機の影 … 止まったクレーン・解雇の波》
 世界一高いビル、世界一豪華なホテルなど「世界一」を冠する建築物を次々に登場させ、21世紀に入って猛烈な勢いで
 発展を続けてきたドバイ。中東の物流・金融センターとして、200に及ぶ国籍の労働者や投資家を引きつけてきた
 このペルシャ湾岸の小さな首長国にも、金融危機の影は忍び寄っていた。その現場を歩いた。
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 ドバイ北東部にあるアラブ首長国連邦(UAE)労働省。「カスタマーサービス局」待合室に、
  (以下、字数制限のためカット 2010年12月24日)
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2007年12月24日(月)
2455, 歌舞伎町事変(1996〜2006) −2     (p≧w≦q)オッ☆ o(≧▽≦)o ハァァァァァァ♪
 この数年、週刊誌に歌舞伎町の泥酔客の喧嘩や、 露わな若い女性客の狂態の写真を見かけるが、
 この写真家?が撮ったものだろう。私も新潟駅前のヤクザの徘徊する足元でよく酒を飲んでいたものだ。
 数回ニアミスをして凄まれそうになったことはあったが。それよりも危ない世界と、
 危なくない世界の人間の臭いを彼らが一番知っているはず。それと、隙があるかどうかもあるが。
 数年前から、ホテヘルとかデリヘルとかいう噂を聞く。私の性格上、絶対にそういう客は当方に泊めないのが方針。
 今更というが性格なら仕方がない。新潟も来年の4月から本格的に浄化の流れになるが。
 歌舞伎町の彼ら(風俗)はどうなったのか? 以下は、その変身の実態である。
 先日、新潟の事務所の近くの図書館に行く道すがらラブホテルの前を通ったら、
 明らかに一仕事を終えた女性が出てきてきたが、そこには、曇りガラスの車が待機していた。
P−62 以前から、「歌舞伎町に許可店のヘルスは 3、4店舗しかないといわれていた。
(以下字数の関係で、中間カット2008年12月24日)
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長岡で何度か兄と行ったスナックの前がラブホテル。出入りが窓から見えるが、その数に驚くと言う。
それも、合法というから・・・・       ゜・。*バイバイヾ(´∀`o)+。
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2006年12月24日(日)
2091, 下流喰い −1
      b(^o^)dおっ W(^O^)Wはようー♪       ー 読書日記                 
銀行に勤めている親戚の人から、「サラ金から金を借りている人の多いのに驚くばかり!」
と、聞いてから10年近く経つ。 本屋で、この本を何度か立ち読みしていたが、<直ぐに図書館に並ぶだろう>
と思いとどまり買わなかった。 ところが会社の‘Oさん’から、「面白いから読んだら」と、この本を手渡され読んでみたら、
この中味が凄い!やはり立ち読みとは違う。さっそくインターネットの検索に「多重債務」と入れたら、「2000万人、200万人、
20万人、1万人」の数字が解りやすい!と、金融筋の人から聞いた話として、あるHPの中に紹介していた。
サラ金からの借金をしている人が2000万人、そのうち多重債務に陥っている人が200万人、(この本では350万)
自己破産者が20万人、 借金苦による自殺者が1万人、だという。 8000万人の勤労者の中2000万人がサラ金を
利用しているというと勤労者の1/4になる。( ̄▽ ̄)■]~~~ 珈琲TIME♪
 ーまずは「下流喰い」の概要をまとめてみるー
・小泉構造改革が最終盤にかかった05年後半あたりから、「地域格差」に加えて、「格差社会」という
 キーワードも話題にのぼるようになった。その分岐点が1980年代にあった、バブルの発生である。
 それが借金=悪という日本人の常識が、借金を如何にして土地などに投機した方が得という風潮に変わってしまった。
 消費行動も買ってからローンで支払うという感覚に変わってしまった。クレジットが推奨されはじめた時期である。
 この背景をもってバブルが弾けてしまった。
・日本の全産業の平均年収が500万円を下回ったとされ、
・貯蓄ゼロが24?と4分の1になり、
・生活保護が100万世帯を超え、
・全体の4分の1の世帯の高額所得が、その他の4分の3に匹敵する事態、
・その他の4分の3の平均の半分に満たない人の数が、この数年で15.3?に跳ね上がった
・いまや多重債務者は、数年で二倍の350万人以上になり、
・大都市の大阪や東京の公立小中学校の就学援助者を受ける人数は、04年までの4年間で40?も増え、
 4人に1人。足立区では2人に1人が受給する事態である。
   (字数制限のためカット 09年12月24日)
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2005年12月24日(土)
 1726, つれづれに          (。・o・。)ノ こんにちゎぁ♪
ー東京は明らかにバブルの様相ー
  久々に東京に行って、知人と終日都内の要所を回ってみて驚いた!高層ビルが彼方此方に建っていることだ。
 〔知ってはいたが、実際みた感覚は違うということ〕建築中のものが多く、明らかにバブルの様相が見てとれる。
  この反動で2010年あたりが危ないというのも、解るような気がする。それと、新宿近くの大通りに韓国通りとか
  中国街ができていた。何か日本もここにきて、大きな回り角にきているのか!
  世界の首都でスラム街が無いのは、日本だけと聞いていたが。  ○=(≧Σ≦)  へっくし
(以下、字数制限のためカット 2011年12月24日)
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 2004年12月24日(金)
  1361, ルーブルの一日
  ー夢の美術館
  昨日は、NHK・BSHIの「夢の美術館」で「ルーブル美術館」の6時間生番組を見た。
  10時から17時(昼一時間休憩)までのロングランであった。私にとって、「ルーブルの一日」であった。
  NHKの存在に対して疑問を持っている一人であるが、こういう番組みを見ると、その存在も必要かと思ってしまう。
  学生時代の旅行でのルーブル美術館とベルサイユ宮殿はカルチャーショックの最たるものであった。
  ミロのビーナス、モナリザ、ニケの像、ボナバルドの戴冠式などの絵を見た時の感動は今も鮮明に憶えている。
  数日をかけてじっくり見てみたいと思っていたので、丁度よいタイミングであった。 昼の一時間は息抜きで、
  ウォーキングをして効率的に時間を使った。実際に見始めたら非常に内容が濃い。800年の時間の中で、
  それぞれの時代に翻弄されながら、皇帝や市民に愛されたプロセス(歴史)を克明に追っていた。この番組みでは、
  それぞれの絵などの背景や歴史を克明に追っていた。その時代時代の皇帝や、その愛人、そして市民の、
  ルーブルに対する思い入れを、作品の背景を通して追っていた。フランソワ1世、ルイ13世、ルイ14世、ナポレオンの
  役割をあげることができる。それぞれが思い入れて収集をしてきた作品群が残っている。これだけ美術に対して
  思い入れてあるのも、フランスという国柄である。国民が会員になって基金を毎年積み立てて、作品の収集を続けている。
  まだ、「自然・文明から文化に戻ってくる」には5年は早いと思っているが。
  それでも、チャンスがあれば何でも見て知っておかなくてはならない。それにしても、ハイビジョンは作品を
  鮮明にリアルに映し出すものだ。 人生は、前倒しにしておかないと。 いや、してきたか?!
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 2003年12月24日(水)
 994, 戦死者と犠牲者と殉職者ー1
  「戦死者と犠牲者」は図書館で立ち読みをした「文芸春秋」の塩野七生の寄稿文の「題名」である。
   イタリアでは、イラクのテロで亡くなった兵士を「戦死者」で統一したという。「戦死者」は言葉の通り、
   戦争で死んだ兵士をいう。現在の日本は、もし死者が出たところで「戦闘」に参加したことにならない。
   首相官邸でさえ「犠牲者」扱いにせぜるをえないのだ。イタリアでは、戦死者として国葬並みの扱いをした。
   アメリカ大統領が終戦宣言をした後で、参加したにかかわらずである。ところが日本ではあくまでも「犠牲者」
   になってしまうのだ。憲法を変えずに軍隊をつくり、このイラクにも「戦闘でない後方支援」と言葉を濁して、
   問題を先送りをしようしている。矛盾が出ることは必定だ。「隣にスターリン主義国家があり、その脅威に
   曝されている現実を直視しようとしないで、平和主義を唱えていれば済む問題ではない。堂々と主権国家の国民を
   100人以上も拉致をしている現実がある。旧社会党と自民党の一部は、それに間接的に加担しているのである。
   それにも拘らず、まだ寝ぼけている平和国家日本。その虚構が脆くも崩壊しようとしている。
   すでに国家の体を生さなくなっていると言わざるをえない。ここまできても、自民党の利権屋に
   牛耳られているのだから、小泉のパフォーマンスに目先を誤魔化されているだけである。
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2002年12月24日(火)
620, パタゴニア旅行記ー7 
 −話しまくる人ー
今回の旅行で面白い人がいた。常に一人話しまくっている人である。常に自分が話をしていないと気がすまない人だ。
アメリカ経営学者のドラッガーの本にもこういう人のことが書いてあった。500人に一人の割合でこれで
上手くいく人がいるといっていた。タレントのタモリやサンマや古館一郎あたりの人のことだ。
相手の反応を見ながら瞬時に内容を変え続けられる人で、一方的に話をしていても不快さを与えない人だ。
誰かの話している間に割り込んで強引に自分の話題に引き込んでいく。聞いているほうはたまらない。
一種の自閉症に似ている。閉じてしまっている自分の世界に相手を引っ張り込もうとする。
三人のグループであったが、その一人がコッソリト「あの人は悪い人でないが直らない病気!」と教えてくれた。
誰もが持っているが、自分でコントロールしているものである。私など人のことをいえた義理でない、
他人より数倍その要素が大きい。それにしても老年に差し掛かった女性のそれはすざましい。 
人の話を聞けない人は案外と多い。すぐに自分に置き換えてしまう心の癖がついてしまっている。
「出羽の守」という人だ。東京では、長岡では、仲間内では、家族ではという自分の世界に置き換えてしまう。
そうあの人のことだー幾らでもいるからこう表現した。この随想日記も一人話しまくっているようなもの??
人間その要素を誰もが持っている。
・・・・・・
2001年12月24日(月)
 279、飲み助考ー隙間風
男の楽しみの一つに「ちょっと一杯」がある。酒を飲みながら‘隙間風’という歌を聴いていて、「飲み助の気持ちの本質は
隙間風、だから飲みに行くのだ」と感じた。それだけでないが。こういう時代だからこそ、隙間客という言葉がでてきたと思う。
隙間ーこれはどういうことか?ハンドルの遊びか?竹の節か? 「漠然とした心に満たされない何か」というところか。
それを埋めについつい行ってしまう。特に単身赴任の中年にさしかかった人は、それがないとやっていけないだろ。
学生時代に金がないので寮で月に一回ぐらい酒を買ってきて飲むのが楽しみでだった。サッポロジャイアンツやトリスの大瓶、
それにスルメ。酒の美味さを知った最初といっていい。何ともいえない楽しみであった。知恵で深夜から飲むのだ。
  (以下、字数制限のためカット 2011年12月24日)
・・・・・・・ 
ある時間の断片
 12月24日 火曜日 1968年
9時ごろ、長岡の姉の正子さんから電話。千葉の姉の西村、小林さんの所にクリスマスプレゼントを届けるように頼まれる。
16時に部屋を出て、伊勢丹に行って、犬の玩具と電車を買って東京駅に行く。西村さんと待ち合わせるが、勘違いで30分待たされる。 
その足で独りで銀座に行ってみる。銀座4丁目から、みゆき通りを歩いてみる。人の数は思ったより少ないようであった。
市川さんの部屋ですき焼きパーテーをしていた。相楽がきていた。私と対立して寮から出て行った男。
少し休んで、面白くないので新宿に出る。23時過ぎまで飲みまわる。
0時に帰寮するが、市川さんが部屋に来て、再び寿司屋に飲みに出る。明日自分を赤坂の「ムゲン」に案内をしろという。
自分のお客に案内するのに丁度よいという。明日の飲み代は全て自分が持つという。何か毎日、他人に振り回されている。

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