堀井On-Line



3632, 「中東革命」の行方 −1

2011年03月06日(日)

  * 「中東革命」をなぜ手放しで喜べないか
竹森 俊平(慶大学教授)の中東革命をなぜ手放しで喜べないかの、毎日新聞の論説が面白い。
 「アメリカのデモクラシー」を著した19世紀のフランスの社会思想家、トックヴィルは民主主義の支持者だったが、
 同時に民主化された国の先行きに不安を抱く「慎重な楽観主義者」であった。 そのトックヴィルの洞察とは、
≪ 貴族が政治を支配する君主制の下では、社会はいくつもの階層に分断されるが、個々の階層内での団結は強い。
そのため国は「利益集団」の連合体という形態を取り、その集団の抵抗があるため、国全体を君主の意思で自在に動かすことは困難で、
君主制が「独裁政治」に転化することは稀である。これに対して、国民の間の身分の差を認めない民主主義の下では階層に基づく
利益集団が消滅し、誰もが一個人にしか過ぎない。しかるに、巨大な社会の中での個人の力は僅かだから、国民は「個人」として
行動する場合には微弱である。 そのため国家、社会の動きに国民は脅える。とくに一番国民を脅えさせるのは「アナーキー」である。
しかも軍事的革命によって民主主義が確立した場合に国民のアナーキーへの恐怖は大きくなる。 力によって維持されていた体制が、
その力とともに崩壊したあとの混乱を誰もが経験しているからだ。 結局、この無政府への恐怖が、国民を「絶対権力願望」へと
駆り立て、独裁制を生む。 こうした経緯で誕生した独裁制は、君主制の下で発生した独裁制よりも強権的である。
なぜなら君主制の下では、国民は「意に反して」誕生した絶対権力に対し抵抗し続けることができるが、「意に従って」誕生した
民主主義の下での独裁制には抵抗し難いからである。 しかしマスコミは「慎重な楽観主義」として民主主義をみている。≫
 ――                                                  −つづく
 独裁国家の崩壊は、王政国家の崩壊より性質が悪くなる。 今回のエジプト、チュニジア、リビアのような
時代遅れの独裁国家の存在を許し、崩壊後も同じような独裁者を生むことになる。 ソ連のスターリンも然りである。
王政が軍事独裁者が取って替わっただけでしかない? 北朝鮮も、中国の共産党の体制も、同じ似ている。軍隊は共産党所属である。
だから騒動が起きても、軍部は民衆より共産党につくしかない。共産党もそのの子弟が代々上層を占めている。競争社会は格差を
生み出し、その蓄積が社会構造を作ってきた。その構造が突然、崩れても新たな理想的なシステムは、簡単につくれるはずがない。
 ・・・・・・・
3267, 哲学者は神について、どのように語ったか −3
 2010年03月06日(土)
 中世が終わると、キリスト教の影響から脱した反動から16世紀以降特に、素朴な信仰は色あせてくる。
その中で、バスカルは神への信仰を語っている。人間は卑小なものだが、その卑小さを知るがゆえに偉大であると。
彼は、「人間は考える葦である」という有名な言葉がある。「人間は一くきの葦にすぎない。自然の中でもっとも弱いものである。
だが、それは考える葦である」すべての人間は幸福を目指して行動をするが、最終的には「人間は死刑囚だ」と嘆き、
その不幸から逃れるためには来世の幸福を望むしかないと考える。遺稿に遺作の「パンセ」がある。
《パスカルの賭け》という断章がある。
「神は存在するか、しないか。きみはどちらに賭ける? ― いや、どちらかを選べということがまちがっている。
正しいのは賭けないことだ。 ― そう。 だが、賭けなければならない。君は船に乗り込んでいるのだから。」
すでにこの世に生きている以上、この勝負を降りることはできない。賭けないということ自体が、結果的に一つの選択となるからだ。 
賭け金は自分の人生である。神が存在するという方に賭けたとしよう。勝てば君は永遠の生命と無限に続く喜びを得ることになる。
しかも、君の人生は意味あるものとなるだろう。賭けに負けたとしても、失うのものは何もない。反対に、神は存在しないという方に
賭けたとしよう。その場合、たとえ賭けに勝っても、君の儲けは現世の幸福だけである。死後は虚無とみなすわけだから、
そこで得るものは何もない。逆に負けたとき、損失はあまりに大きい。来世の幸福をすべて失うことになるから。
 ー
 なるほど、理にかなっていると学生時代に「パンセ」を読んで納得したことがある。
パスカルは、理性を根拠に神の存在を証明したデカルトに反対する。有限な人間の理性では、
無限な神を理解できない。神を理解できるのは「心」と、考えた。彼が考えた神は「ヤコブの神」という。
旧約聖書の登場人物たちの語りかけ、導いた神こそ本当の神とであり、デカルトの神は「哲学者の神」に
すぎないという。若いときの私にとって、非常に新鮮な感覚で、大きな影響を受けた一人である。
・・・・・・・・・
2892, オーラをみたことがあるか?
2009年03月06日(金)
 オーラを見たことがあるか?というと、殆どの人は見たことがないのでは?
一般的にオーラがかかっているというと、「貴乃花を見たときに、オーラが見えた」という人は、弟子に前後5〜6人に
囲まれて熱狂的なファンの間を歩いている姿の全体のエネルギーの威圧感を言っている。
「光の手」という本に、「人間の体にはエネルギーフィールドがあり、7つのチャクラがある云々」とあった。
それを一般的にオーラというのだろうが、実は私は一度だけオーラを見たことがある。
15年ほど前、母が痴呆症になった時に三年ほど毎朝、車で20分の長岡ニュータウンの丘陵公園に母親を連れて、
車椅子で誰も居ない広場の散歩道を歩いている時のこと。大きな広場を坂道をやっと上がりきった瞬間に前方から
朝の陽光が雲間から私たち二人を照らした。その時に車椅子の後ろから見た白髪の母に虹のようなものが
包みこんでいるのが見えたのである。 逆光が私の位置から母の白髪を通して見たため光の加減もあったのだろう。
早朝の誰も居ない坂道の幻想的背景もあってか、今も心に焼き付いている。その半年後に二番目の姉夫妻が千葉から母を訪ねてきた。
その時のオーラの話をしたところ、そこに行きたいという。そこで母と姉夫婦と私の4人で車でドライブがてら行ってみたところ、
そこで義兄が面白いことを言った。「私が学生時代に登山で似た体験をしたことがある。早朝の山頂で日の出をみていた時のこと。
自分の影が朝日に映し出された時に、その光景がオーラのように感じ取られ何とも不思議な感覚になった。
その感覚とソックリのような気がする」とのこと。自分のオーラを影の中で見たのだろう。これは経験した者でなければ分からないこと。
自分の感覚にはバクテリアの発生から進化を20億年以上かけてしてきた蓄積がある。それを何かの折に、底知れない何かを感じるのは
何ら不思議のことではない。 この年齢で人生を振り返ると、色いろの経験をしてきたのである。 
過去に数百、数千億人が人生を過ごしてきたのだから、信じられないほどの蓄積が存在している。
それを可能な限り知ること、これも生きるということである。まったく、人間には自分というバカの壁が強固に張り付いている。 
 しゃ〜ないが・・・
・・・・・・・・・
2008年03月06日(木)
「ニッポン、ほんとに格差社会? 」池上 彰 (著)
ーHPでの内容紹介ー
 「日本は本当に格差社会?」 ー常識のウソを大検証
ーまずは内容概略からー
 日本は本当に格差社会なのか? 本当に少子化国家なのか? 
元NHK「週刊こどもニュース」の池上彰が、新聞、テレビから伝えられる「ニッポンの常識」を最新データをもとに診断。
世界の国々と比較することで、「日本はこんな国」と漠然と信じてきた「常識」が、劇的に覆ります。
項目は、「日本人は貯蓄好き?」「女性の社会進出は進んでいない?」「郵政民営化は先進国では常識?」など「30題」。
池上彰が○×形式で平易、そして明快に解説します。目から鱗になること請け合い。これがほんとの「ニッポンのかたち」!
 ー 
発行されてから一年半が経つが、指摘していること自体が怪しくなっている。それだけ日本が急速に悪化している!ということが
解る内容でもある。その一つが生徒の学力である。現在はさらに著しく低下をしている。
経済が縮小しているのに対処できない姿が、この本の統計から窺い知ることが出来る。この本では格差社会の問題は、
あくまで一部。色々の30の分野で外国との差異を示し日本の特異な部分を浮かび上がらせている。 
なるほどと、現在おかれている日本の危機を考えさせられてしまう。
 30の命題に、○×△の判定を下してあるが、その中で印象的なものを選んでみた。
「日本の政府は巨大である」     ○      「郵政民営化は先進国では当たり前」 △
「米軍との地位協定は不平等」    ○      「日本でも格差が広がっている」    ○
「日本社会もかなり危険になってきた」 △     「日本の生徒の学力は低下している」  ×
「国会議員の数は多すぎる」     ×
ーその他に、幾つか印象に残った部分を書き出してみた。
*財政状態を家計に例えると借金総額は5380万円。
*「日本の生徒の学力は低下している」の項では「データを正しく読み取ることができない大人の方が学力低下の心配がある」
*厚生年金などは消費税率の高いヨーロッパよりも、給付額が多い。
  次回は、「日本は本当に格差社会だろうか?」を取り上げてみる。
・・・・・・・・・・
2007年03月06日(火)
2163, 池田晶子が亡くなった!       才八∋ウ_〆(∀`●)サン        
「哲学者の池田晶子さんが亡くなった」と昨日のモーニング・ショーで、読売新聞元政治部長の解説者がコメントしていた。
二年間に彼女の本を6冊を「何度も」読んだ。「生きることは考えること、考えることは生きること」と、
自分の頭で考える必要性を説いていた。哲学を普通の言葉で説明するのが売りで、彼女の本を読みこんだ分だけ、
地頭で考える力がついていったような気がする。   σ('、`)? 私は誰
地頭思考訓練・練習帳というふうであった。「ソクラテスやデカルトを学ぶことは、哲学とは何かとか、何を言ったとかを、
学ぶことではない。彼らの学問を通して考えることを学ぶことである」が印象に残っている。なぜ生きているのだろう(?_?)
常に考えるため、トイレの中にも、会社の机の上にも置いてある。     OH ?そうか!(・0☆)
最近の出版さた本は殆んど読んでいた。しかし亡くなったのを契機に、以前の本を読んでみることにする。
二ヶ月前、中・高校の同期生がリンパ癌で入院した見舞いに、「14歳からの哲学」を持っていった。
「自分の死(一人称の死)は存在しない!」が、その中に書いてあるからである。
「昨年秋に肝臓ガンを手術、先月の2月23日に亡くなった」と報じていたが、自分の死に直面して、
どういう気持ちであったのだろうか?今度、彼女のことを書いてみようか!
成る程「生と死の塀の上」でなければ、これだけの哲学は書けないのだろう。
何が彼女をして、ここまで深く考えさせたのだろうか?と考えていた矢先に、この訃報である。その辺だったのか?
死というブラック・ホールの際にいたから、真理が鮮明にみえたのだろうか?
*最近の彼女の著書で○印は読んだものである。どれも同じようなことが書いてあるが、それでも面白いものは面白い!
 「一度哲学の意味を充分に噛み砕いて普段の言葉に変換する」のが彼女の役割だからだ。
 難しいことを難しくいうことは誰でもできるが、素人にはなかなか簡単に説明できない。
      ×印をさっそく注文した。
    〇14歳からの哲学?考えるための教科書(2003年) 〇あたりまえなことばかり (トランスビュー、2003年)
    ×新・考えるヒント (講談社、2004年)     〇41歳からの哲学 (新潮社、2004年)
    ×さよならソクラテス (新潮社、2004年)    〇勝っても負けても 41歳からの哲学 (新潮社、2005年)
    ×メタフィジカル・パンチ! (文藝春秋、2005年) 〇勝っても負けても(新潮者2005年6月)
    〇人生のほんとう (トランスビュー、2006年)   〇知ることより考えること (新潮社、2006年)
    ×君自身に還れ?知と信を巡る対話 (共著/本願寺出版社)
人が人生をかけた言葉は、魂の言葉になって鳴り響く!言葉が垂直に立っているということか! ご冥福を!     
               ¥(*^_^*)\ バイバイ 
・・・・・・・
2006年03月06日(月)
1798, 自分を変える魔法の「口ぐせ」      (*´・ω・)ノはよー
「あー疲れた…」とため息をついたり、「駄目だ駄目だ…」と、遥か昔のことを思い出しながら一人つぶやてしまう。
日常、私たちが何気なく口にする言葉には、ネガティブなイメージを持つ言葉が多い。内語の70?80?はネガティブな言葉だという。
“言葉は言霊(ことだま)”と言われているほどパワーを持っている。NYヤンキースの松井秀喜は、中学生時代のある
苦い経験をきっかけに、「2度と他人のことを悪く言わない」と誓ったという。だから同僚から信頼されるのだろう。
口ぐせは“一種の習慣になっている言葉であり、無意識のうち行動を支配するもの”である。そういえばスナックのママで
「私頭が悪いから…」が口ぐせになっている人がいた。その言葉が大脳に私はバカなのだとインプットしていることに気がつかない。
「口ぐせリストを作成しよう」という項目の中には、次のような口ぐせ項目がある。『鏡のなかの自分に向かってのひとことは?』
『明日もまた頑張ろうという気持ちを表す言葉は?』『気分のいい時は?』『気分の悪い時は?』
『一日に何回“ありがとう”と言っている?』・・それぞれ、プラス用語を決めておくとよいだろう。
項目ごとに自分は如何か考えてみたら、殆んどプラス用語が自動的に出てきた。理想像と現実のギャップに悩むあまり、
自分を卑下してしまうが、それをプラスの口ぐせに代えれば自然にポジティブな人生を築くことになる。
自分が選択した行動の結果について、「これでよかったんだ!」と思うことで、すべてが上手くいくという。
「もし、あそこでああしていたら・・・」は誰でも思うことだが「これでよかった!」と自分の意志や心情を認めることで、
頭を切り替えることができるようになる。 中村天風は言葉の持つエネルギーの重要性を説いている。
二十数年前に天風の本を精読して、現在もトイレに置いて毎日のように目を通している。
それでも何時の間にかマイナス内語を呟いてしまっている。天風の本を毎日目を通すことで、人生が非常に豊かになっている。
ーーー
( 自分を変える魔法の「口ぐせ」 夢がかなう言葉の法則 )佐藤富雄・著 かんき出版・刊 ヾ(。´・●_・`。)バィバィ
・・・・・・・
2005年03月06日(日)
 1433, フランチャイズ・ショー  ー2
この時期に有明の東京ビッグサイトで店舗総合見本市が開かれている。もう34年になるが、半分近くは見学に訪れている。
去年に続いて3月2?3日に行ってきた。FCショー、建築資材、店舗、街づくりなどの棟に分かれている。
一棟5000?10000坪の会場に、多くの会社が出店している。会場を歩いているだけで、夢があって楽しい。
通っていると、時代時代の変遷が見えてくる。居酒屋が目につく年、コンビニ、インターネットカフェ、中華そば、と主流が変わる。
今年はマッサージや、化粧品を使ったエステなどの癒し系が目についた。(去年はインターネットカフェ)面白いところでは、
犬の洗滌機を組み込んだ車。SCの駐車場を借りて、犬の洗濯をする。B級の犬が狙い目というのが面白い。
血統書つきは、犬屋で専門家が洗うが、これは食器の洗浄器のような発想でつくられている。去年も見かけた目の矯正の器械の販売会社も
面白い。音波で、目の疲れをとってしまうのだ。去年は「怪しげな!」という先入観があったので、声をかけられたが無視をした。
しかし、今年はカラカイ半分でつかってみた。ところが何と使った後に目の検査をしてみたら、使用前と使用後では検査表が
二ランクも良く見えるようになった。音波で目の疲れをとるだけなのだが。なるほど、これを使えば少しは目が良くなるのかもしれない。
インターネットや大型TVの普及で、目をマスマス酷使する時代に目の矯正センターも見直されて良いはずだ。
養殖フグの料理店のFCもあった。とにかく安くフグを食べさせるのだ。これも大商圏のポイントを押さえれば上手くいく可能性がある。
コンビにもそうだが、フランチャイズは本部だけが儲かるように出来ている。しかし旧来のやり方から抜け出さないなら、FCも致し方ない。
・・・・・・・・
2004年03月06日(土)
1067, 高級1DKマンション ー2
店舗ショーに3日間見学に行ってきたが、その午前中は高級1DKマンションを見てまわった。
時代の最先端の多くのヒントやノウハウが隠されているからだ。最新のものは、最近オープンした品川の300室規模のものである。
 (字数制限のためカット 2011年3月6日)
・・・・・・・・・・・
2003年03月06日(木)
701, 「最強の勉強法」
本屋のコーナーで何度か目に入っていたが、衝動買いをしてしまった。ハウツーものとしては面白い。
今になって昔何故ハウツーものをもう少し読まなかった悔やまれる。まあ仕方がないが。事業と同じで「プロセスを楽しめ、
成果をあげる工夫を徹底しろ」の二つに尽きる。大体の本は、2時間で殆ど把握できるようになった。
1、まずは前書きと目次と終わりにを中心にポイント読みをする。
2、次に、本に折込を入れる。それぞれの章と目次と太字のところを中心に入れる。
3、インターネットでホームページをさがし、書評と概要を読む。
4、最後の章からポイント読みを逆に遡って読む。
5、できたら随想日記の読書日記に書くためにまとめる。 以上が2時間だ。
6、一番大事な事は、読書日記に自筆で「目次とレジメを書くこと」である。
 これを過去40年何もしてこなかったのが、人生の最大の後悔といってよい。
 一ヶ月前から始めたが、これがよい。あとで読み直した時は赤のペンで書き足すのだ。
 この歳になって悔やまれる事があまりにも多い。 いまさら仕方がないが。
 ーーーー
インターネットで調べた概要をコピーしておきます。
『 不可能を可能にする、最強の学習法!』吉田たかよし・著
 PHP出版より2002年8月9日刊行 定価1350円(税別)
1.『吉田たかよし』とは日本で初めて、NHKアナウンサー出身の医師です。
また、衆議院議員の公設第一秘書として政策立案にも携わりました。
この他、エコノミストや報道記者としての顔も持っています。
 ー以下、字数の関係でカット(2008年03月06日)
・・・・・・・・
2002年03月06日(水)
 351,自己配転
キャリアとは「多くの経験をしてきた」といういみである。役人の出世コースは若いうちにどんどん配転させ、経験を積ませる。
いわゆるキャリア組である。会社も「将来の幹部候補」は別に配転コースを組み、それに従いどんどん配転させる。
そのプロセスの中で実績を重ね、適正を見つけ、それぞれのコースにえり分けていく。仕事も何事も経験がまず第一である。
OーJ?Tが基本である。私も務めで、寝具、日用雑貨、子供服、靴下、配送センター等々経験した。
経営では、飲食で養老の滝ー1122号店、焼きたてのパンのセンチュリー・ベーカリー、衣料量販店、
今のビジネスホテルー学生ショップを経験した。「よくいろいろの経営ができるね」と聞かれるが、皆一緒である。
(字数制限のためカット 2011年3月6日)


3631, 入試投稿漏えいには驚いた!

2011年03月05日(土)

 韓国で数年前に摘発された入試漏えい事件からしばらく経つが、日本でも似た事件が発生した。
起こるべくして起こった問題で、氷山の一角なのかどうかは誰も今のところは分からない。
中国ではビジネスとして成り立っているとマスコミで報じている。眼鏡などに超小型の撮影機を埋め込んで、
それを近くの受信機で受け取り、回答をメールにして携帯電話などに送り込めばよい。
犯人は逮捕されたが、これらから大掛かりな不正合格ビジネスが成立してくることになる?
機器の高度化に防犯がついていけるかどうかだが、無理だろう。 本人にしてみれば、カンニングにネットを使っただけで、
これほどの大騒ぎになるとは思ってなかったようだ。 せいぜい、学校当局の厳重注意ぐらいしか考えていなかったのでは。
この手際からすると、帯電話を使ったカンニングのキャリアではないか?と疑われる。過去の分まで記録が残っているはずだから、
キャリアなら情状酌量の余地はなくなる。そうこう考えると、かなりの受験生が、これまで入試投稿で合格をしてきたと疑うことができる。 
こういう暗記した問題を解く入試方式はアジア特有のもの。そろそろ、入試そのもののあり方を考える時に来ている。 
高校までの、本人の総合評価と、大学独自の能力検定などを加味した判定方式など・・・
 それより大学の選定によって、その人の人生が大きく変わることも間違いはない。京大が早稲田、同志社より、
よいとは限らないが、そこで出会う教授、先輩、友人等から受ける影響は膨大。学校のブランドは伊達ではないことも確か。
一流大学のビリの方が、三流大学のトップより格段に良いことは、周知の事実。 「田舎の学問より、京の居眠り」という諺がある。

 ・・・・・・・
3266, 大阪市の支出の半分が生活保護費
2010年03月05日(金)
 昨日の朝のTVで「大阪市税の6091億の半分近くが生活保護費(2863億)に消えている」と報じていた。
大阪は他より生活保護を受けやすいとは、聞いてはいたが・・・。 
何と13世帯に一世帯が給付を受けており、アパートの前に「このアパートに入居すると生活保護がもらえます」
という看板が出ているのがあるとか。 他と比べると5倍以上である。人口230万人で国の2%で、国の1割の生活保護費である。
ネットによると、大阪市の予算は1兆7千憶円。国や大阪府の交付金、その他税収で、公債発行は千二百憶で済んでいる。
市債合計は5兆円))夕張の次の、市の破綻の候補。「これは日本の将来の姿?」とキャスターがコメントをしていた。
これでは厚生年金や国民年金などかけないで、最後は大阪市に移住して生活保護を受ければよい。
 大阪は、社会党と共産党の支持基盤が前より強い地区。これが成れの果てといわれても仕方がない。
民主党が自民党の自壊のため政権を取ったは良いが、綺麗ごとを並び立てた22年度の予算。税収の二倍以上の予算。
国家破綻へまっしぐら。 大阪市の拡大版を国家として、やろうとしている。
もう国家としてのコントロールが不可能と市場が判断をすれば、国債と株式の暴落圧力が一挙に高まる。 
それが年内なのか、来年か? 少なくとも2〜3年以内になる状況である。
 ところでアメリカのFRBも風前の灯である。FRBは、ドル札を発行して金融市場から国債など優良な資産を買い取り、
その資金で金融市場を円滑に運営するのが役どころだが、今年の二月の総資産のうち半分近い45パーセントが住宅抵当証券で
占めている。それは、人為的に証券の暴落を防ぐためである。それを実施しても住宅価格は下げ止まらず二番底に向かっている。
もしFRBが、この債権の介入を止めると、債権と住宅は暴落をする。 どうにもならない事態である。 ドルが暴落をすると、
最終的に本格的世界恐慌に入る。 その結果、国家税収の激減から大阪の拡大版に日本がなるしかないのか。
 この10年間は世界と日本は大荒れになるとしか考えられない。 日本の税収の半分が生活保護費に消えていく?
・・・・・・・・・
2891, 末期自民党政権
2009年03月05日(木)
 自民党が最後の醜態を露出している。 その最後に相応しいのが麻生首相と思えば腹が立たない。
どうして、こうなったのであろう。 以前のようなドスのきいた首相がいなくなった。
・三角大福中は、叩きあげで派閥を率いていた。早くいえば「汚職」ギリギリの塀上で集金し手下の面倒をみていた。
・その後、安部晋太郎、宮沢喜一、竹下登という半二代目の親分が派閥を率ていた。
・更に小粒の村山、橋本竜太郎、小渕、森などが続いて
・小泉が一言パフォーマンスを駆使して改革という幻想を国民に抱かせて何とか自民を持たせた
・極めつけが直近の安部、福田、麻生首相である。ひ弱な二代目、三代目が とても一国を率いる器ではない。
劣化の最たる者たちが政権にきゅうきゅうしている姿は、亡国の醜態そのもの。
首相は学歴とか、血筋で務まるものではない。それぞれの世界で、叩き上げでのし上がったものしか、国のトップになれない。
下から這い上がってきたからこそ、庶民の気持ちをくみ上げることができる。麻生に関しては全く大衆の生活が分かってないのを
大衆が直感で解ってしまった。第二次大戦を潜り抜けてきた連中が消滅してしまった。では、なぜ彼等が首相になれたのか?
といえば、彼等でもやれる環境が、そうさせたのである。そしていざ地球規模の危機に際して、これほど程度の低い首相に
国民は茫然自失状態。あのレベルの失言で済んでいるだけ!まだ良いとしなければならない。実際は致命的ミスが出ないかハラハラ。
それだけではない、自民党そのものも劣化の最たるもの。ところで今度の小沢の第一秘書の逮捕は、タイミングから見て明らかに
国策逮捕である。検察の頭からして腐りきっているから始末が悪い。 これで更に国民に自民は嫌われること必定。
これは歴史に残る腐りきった自民と検察(官僚)の仕組んだ猿芝居として残る。
日本は世界恐慌に先駆けて突入したというのに。4〜5月には株価が6千円はおろか5千円を割るのでは?

・・・・・・・・・
2008年03月05日(水) 
「千年、働いてきました」                          
  「千年、働いてきました」ー老舗企業大国ニッポン (角川書店)が面白い。
三ヶ月に一度、金融を中心にコンサルトをしてもらっている林さんから、是非面白いから読んでみたらというメールが入った。
さっそくアマゾンから(中古だが)この本を取り寄せたが、成るほど面白い。まずは最も面白い部分を書き出してみると
*「世界最古の会社はどこの国にあるだろうか?」。企業の寿命が30年といわれる中で、我が国日本に578年から
 創業している会社がある。聖徳太子に招かれ百済(中国)から来た職人の技術を持った会社である。
・他にも、創業して千三百年にもなろうかという北陸の旅館、
・千二百年以上の京都の和菓子屋
・同じく千百年を超える京都の仏具屋  
・千年を超える薬局といった具合に、開業当時に思いをはせると、気が遠くなる店や会社ばかりである。
*日本には創業100年以上の老舗企業が10万社以上あると推定されている。
 これほど老舗が多い国は世界でも例がない。こんなにあるのは、アジアだけでなくヨーロッパにもない。
*伝統は革新の連続である。
*製薬トップの武田薬品(1781年)、大手ゼネコンの鹿島建設(1840年)や竹中工務店(1610年)、化粧品トップの資生堂(1872年)、
ゲーム機の任天堂(1889年)、楽器最大手のヤマハ(1887年)など・・  大手デパートのほとんどが江戸時代に
 創業した呉服店から発展しているし、三井、住友の様なロスチャイルドより古い歴史を持つ財閥も存在する。
*初代目から11代目に当たる福田さんは、こう言った。「身の程をわきまえるというのが、ずうっと貫かれてきたのではないかな。
 バブルの時など、それはもう土地を買えとか言われたんですが、・・・・
 『コア・ミッション』=使命の核心=から離れてはいけない、というのはわかっていました」
*日本の老舗企業にも、一族経営は多いのだが、血族にこだわらない融通性をあわせ持っている。
 たとえ長男でも、娘婿が経営者として優秀であれば跡継に選んだり、養子や赤の他人に家業を任せる場合も珍しくない。
 ーー
 一般的に会社は30年が寿命。 しかし時代の激変の中で、現在は20年になっているという。
激しい変化の中で、対応が出来なくなってきたのである。100年続いている店にしろ会社が本当に10万社もあるのだろうか?
まだ疑問だが、旅館や老舗の菓子屋などを入れると、あるのかもしれない。しかし、この10年で多くが淘汰されたとも、
書いてあったが。千四百年以上など、まさか?ね? 奇跡的である。一度倒産しかかったのを、整理をして存続会社にしたというが、
会社として機能しているから存続していることになるが・・・
                            つづく
・・・・・・・・
2007年03月05日(月)
2162, 秋田市のホテル事情
      オッ(*^○^*)ハ?ヨウサン!
秋田のシングル・ルームの値段がバス無しといえども、何と3000円。三度目の値下げでここまで落ちたという。
考えられないほど、安いが・・秋田は秋田新幹線が開通したとはいえ袋小路の県である。
 (字数の関係でカット 2011年3月5日)
・・・・・・・・
2006年03月05日(日)
1797, 心に効くクラシックー3    才ノヽ∋?_φ(≧ω≦*)♪
 ー作曲家の性格の三分類
偉大な作曲家はそれぞれの性格的な傾向を持っているという。
強い個性があるからこそ、個性的な曲を生み出すことができるといえる。
性格分類といえば、クレッチマーの気質の三類型がある。
   S型ー分裂気質 Z型ー躁鬱気質 V型ー粘着気質で、誰にも当てはまる。
S型ー分裂気質は、体型的には痩せ型。
   一般的には内向的で自分独自の世界を作るのが特徴。天才肌が多く、自らを孤独に追い込み、シャープな頭脳で思考を重ね、
   独特の研ぎ澄まされた世界をつくり、芸術上に現れたものは恐ろしいような美しさがあります。 
   服装も調度の好みもうるさく、いわゆる貴族趣味に走る傾向がある。感受性が豊かなゆえに矛盾した要素を抱え込み、
   冷淡で利己的で鈍感だと思うと、別の面では非常に敏感で情熱的で興奮しやすかったりします。
   ーベートーヴェン、ドビッシーなど
Z型ー躁鬱気質は、体型的に肥満型多く、循環気質ともいわれる。
   S型の怜悧な美しさとは対照的に、親しみやすさに溢れ人間的な美しさがある。
   一般的には、人間大好きで、他者への共感性や同情心に溢れ、社交的、快活、温厚、善良、陽気、といった
   性格に富んでいます。目新しいことにひかれ、アイデアが閃くと直に実行します。循環気質といわれるように、
   気分の段差が激しく、明るく陽気と思えば、落ち込むと自室に籠るような極端さがある。
   ーバッハ、モーツアルト、ヴェルディーなど  =ε=(。・ω・)_旦~~ オマタセー                       
V型ー何ごとにもこつこつと丁寧に打ち込み、まじめで粘り強いという特徴がある。
   少々スロースターターだが、礼儀正しく、社会の常識や伝統を大切にします。冗談やユーモアにも縁遠い。
   気質は、蓄積と爆発と評される。ネガティブな感情や不愉快な体験などの心的エネルギーを溜め込み、
   世間に従おうとするが、時に大爆発をする。体型は筋肉質、闘士型でがっしりして、スポーツマンタイプが多い。
   ベートーヴェンはS気質にV気質が加味されている。 作家だがドフトエスキーなどが典型である。
   ヘーゲル、ジュリアス・シーザーのこのタイプである。
この三分類に当てはめることはできないが、実際には、複数の類型の中間型であったり、特定の分類の属していても
それほどの明確な特徴を現していなかったりする。この本では三つを使って作曲家の心理を分析している。´',_c')зβyё☆
・・・・・・・
2005年03月05日(土)
1432, 危ない格言?6 ー読書日記ー
教育に関しては、危ない格言が真実に近いから恐ろしい。
教育は大事なことを認めるが、その前に躾としての訓練が大事ではないか。それも教育の一環であるか!
・児童教育は、子供達が躓かないように歩きやすい道を示し、そこを行く歩き方まで教えると称している。
 子供たちというと、まずはこの教育に躓く。
  ーmy感想ーこういう躓きも、道さえ解らないのよりましだ。弄りすぎという奴、いや弄られ過ぎか。
・教育の自由ってあり? 教育からの自由は?
 ーmy感想ー時に、狂育も必要では?
・親が子供に対して行うべきことは、何よりも生活の術の伝承と
 できるだけ多種の人物見本の呈示であって、決して教育などでない。
   ーmy感想ーまず親が第一の人物見本になる。よい親に当たればよいが、悪い親に当たった場合如何したらよいのか?
・個人は教育できない。個人は、教育の外で、教育に反して、そして、その欠如において育つ。
   ーmy感想ー基本はまず教育からつけなくてはならない。
 基本がないと、狂育になる可能性が強い。プチブルになる教育なら、狂育の方よいが。
・家族生活は、ますます、各人がやもめ暮らしを一箇所で送るための妥協の成果となっている。
  ーmy感想ー何らかのカタチで身辺に余りに多いから、この感想書けない!パラサイトシングルとか・・
・いつまでも子供心を失わないー直接か変わりない人からすれば、それはそのように褒め言葉で語られる。
 日常、付きわざるを得ない人から見れば、それは、いい歳をして子供じみている、ということだ。
  ーmy感想ー子供が大きくなったのが大人だろう。
  何処かに、子供心が残っていて当然のことだ。大人じみている子供こそ気味悪い。
  いや大人じみている大人こそ気味悪いか!特に中年のしたり顔した人
・・・・・・・・
2004年03月05日(金)
1066, フランチャイズ・ショー ?1
この三日間、東京晴海のビッグサイトで行われてたフランチャイズ・ショーに行ってきた。
10年ぶりに行ってみたが、驚いてしまった。以前は、店舗ショーの一角で行われていたが、現在は独立した
大きな会場で市民権を得ていた。フランチャイズもネットビジネスという時代の流れにそってきたのだ。
三日間きめ細かく見てまわった感想は、「面白い!」である。全然飽きがこない、ただただ面白い時間であった。
今回の感想は「インターネット・カフェ、介護、学習塾、うどん屋」が目立っていたこと。
その他に、面白いところでは「幼稚園、中古ゴルフ、中古釣具、ブランド品交換ビジネス、激安ふぐ屋」であった。
「成功したビジネスモデルのソフトを販売しよう」というのだから、面白いのは当たり前である。
といって怪しげな世界の化け物屋敷でもあるのだ。生きた化け物世界をリアルで見れるのだからコタエラレナイ!
・・・・・・
2003年03月05日(水)
700, お金の哲学ー2
私の父親と家内の父親は「地方の金持ち父さん」の典型だった。
秘境旅行仲間の人も私を除いて?金持ち父さん母さんである。
 その共通点がある。
・長年をかけて、ひとつ事を成し遂げてきた。  ・誠実で真面目な性格である。
・合理的な生活態度が徹している。ー質素で堅実の塊りといってよいー
・生活の楽しみ方をしっている。        ・女性関係は潔癖である。
・常に精神は安定している。          ・群れる事を嫌う。
家庭にとっても、これがベースである。家庭がしっかりしてないと、子供に何かが出てくる。
精神が不安定になったり、社会生活が苦手になる。クラスの虐めのボスなどは100?近くが家庭が不和である。
全てが家庭生活、夫婦間の安定が基礎である。離婚と家庭内離婚が半数以上というから今の子供は大変だ。
いや昔もそうか、下手に離婚できなかったからより大変だった? 話は変わるが、「普通預金に100万円以上」
というのが意味深長である。これは「お金のたまる人たまらない人」(著者・マネーライター丸田潔)に書いてあった内容だ。 
細かい出し入れに気をつかわないで済むし、気持ちが豊かになる。有利な運用にチャレンジするのは、
普通預金に十分な資金をためた後にすべきといっている。サラ金も使わないで済むし、ローンもする必要もない。
今のような低金利の時は、むしろ一箇所の銀行の普通預金に潤沢なお金を入れておいたほうがよい。
そして買物はデビットカードかゴールデンカードをつかう。現金を持っているほうが有利の時代であるからこそ、
「潤沢な現金を普通預金に」という理屈になるのだろう。私も定期にしないで全て普通預金である。
会社に全てを投じているので定期をするほどもないが。でも何といっても気持ち豊かになる。
以前書いたが、私の場合は常に財布に多めのお金ー7~8万と、家内にわからないお金(一般にはヘソクリという)
がある。といって10万だが。少し使いすぎたかなという時は、それを使う。そうしていると反対にいつでもつかえると
思うから、使わないで済む。装置産業は、その装置がある日全くの不良資産になる可能性がある。
特に借入商売のためにデフレには非常に弱い。これは価値が無いあるのかという自問自答の世界でもある。話がそれた。
父は収入を土地と堅実な株(当時ー1960年頃ー電力株やガス株)に変えていた。
もっと徹底していたら、より資産形成ができたろうにと母が愚痴っていたが。
男の従業員には給料から天引預金をして、ある金額になるとガス株を買わせて、その後自宅を造らせていた。
ベストセラーの「金持ち父さん貧乏父さん」の要約を、そのまま実行をしていた。

・・・・・・・・
2002年03月05日(火)
350,プラスの言葉とマイナスの言葉 
 ープラスの言葉        (^o^)丿(^^♪!(^^)!(#^.^#)(*^^)vヽ(^o^)丿(^^♪!
楽しいヽ嬉しい、おいしい、きれいだ。可愛い。美しい。元気だ。丈夫だ。のびのびしている。満ち足りている。
どんどんよくなる。笑う-可笑しい。全てうまくいっている。すべておだやかだ。ポカポカ暖かい。成功する。順調にいく。
自信がある。かならずうまくいく。実に楽しい。とても愉快だ。とても幸せだ。
 ーマイナスの言葉    ー(+_+)(/_;)(ーー゛)(;一_一)、
悩む。苦しい。悲しい。腹が立つ。痛い。憎い。辛い。不平。不満だ。泣く。どうしていいかわからない。暗い。ぞっとする。
意地が悪い。寒い。冷たい。どんどん悪くなる。汚い。汚らわしい。自信がない。どうしても嫌だ。私ほど不幸なものはない。
-----------
以上がある本からの抜粋だが、周辺で上手くいってない人が多い。これは事実だ。上手くいっている人も多い。
周辺でも「信じられないような幸せな一生」を過ごしている人がいる。私の義母ーである。こんな人生もあるのかと思えるような、
幸せな環境である。上手くいっている人生と、全く上手くいってない人生とに、それぞれの共通点がある。
・上手くいっている人は「育ち」という言葉で集約できる家系がある。幸せ系の家系というか、それは親の性格と夫婦間の相性だ。
子供にとって、これは集約された環境といっていい。・上手くいってない人の両親は夫婦仲が悪い。あるいは嫁姑の関係が悪い。
その間がマイナスであるから、自然に言葉もマイナスになってしまう。その環境に育てば、マイナスの言葉や空気が子供の時から
脳にしみこむ。プラスの人はその反対である。性格改造は言葉使いの改造である。言葉は言魂といって、それ自体魂が入っている。
プラスを使っていれば、人生そのものがプラスになる。 自戒の文章である。


3630, 岐路に立つお寺

2011年03月04日(金)

 3月1日のNHKのクローズアップ現代の「岐路に立つお寺」の内容に驚かされた。
恐らく全国の寺の多くが追い詰められていると思ってはいたが、ここまで葬式仏教への反感が強いとは!
法話も今さら何をという内容ばかり、その程度の話はTVで聞く仏教学者の二番煎じでしかない。
聞く方が、人生と死をより深く知っている逆転現象もある。 NHKのHPより、概要を見てみよう。
≪  〜問われる宗教の役割〜
「葬式仏教」と批判されて久しい日本の寺が追い詰められている。都市への人口流出と檀家の減少、
「直葬」に代表される宗教離れよって、衰退してきた寺が経営難に陥り、数億円の負債を抱えるケースも出てきている。
 原因は“墓ビジネス”の失敗だ。葬儀会社に「葬式」さえも奪わつつある寺が、存続をかけてビル型納骨堂や巨大霊園を建設したものの、
 売れ残ってしまったのだ。一方、危機的状況のなかで、信者の心の苦しみに寄り添う宗教の本分に立ち返ろうと、自殺や高齢者の孤立の
 問題に向き合う僧侶も現れている。 岐路に立たされるお寺の現状を見つめ、宗教の役割と可能性について改めて考える。≫
  〜
 以上だが、番組中、仏教に対して良いイメージを持っている人90%、お寺には25%、僧侶に対してはなんと10%、とあった。
いかに、坊様に対する不信感が強いかが出ている数字である。 現在の私の気持ちが、そのまま、数字に出ていたのに驚かされた。
私が厳しいのかと思っていたが、この数字を知ってホッとした。 まとも?な坊様なら愕然としただろう。
葬式時の御経代の高さに、心の底では怒り心頭ということが見えないのである。 霊園に墓を移す流れは、もう止められない。
江戸時代から特権階級の立場を利用して庶民から貪りとってきたシステムに若い人たちは気づいてきたのが、この隠れテーマ。
 コンビニの二倍も寺院があるというから、いかに庶民から搾取してきたかが、窺い知れる。
 ・・・・・・・
3265, 哲学者は神について、どのように語ったか −2
 2010年03月04日(木)
 中世では、「スコラ哲学」が、キリスト教の教義を語るとき、プラトンやプロティノスの考えを取り入れた。
 その頃の宗教哲学者といえば、アウグスティヌスとトマス・アクィナスが知られている。神学は「信仰の真理」を目指しており、
 哲学は「理性の真理」を目指すものである。その融合が中世スコラ哲学の課題だった。
・アウグスティヌスは「三位一体説」で知られている。・父なる神・子なるキリスト・精霊を、ひとつの神の異なる現われ方と
 解釈する説を確立した。それまでは流動的だったキリスト教の信仰内容を、ギリシャ哲学を借りて一つの教義にまとめた
 教父と言われている。すべてのものが、全能の神からつくられたものだとすると、何故この世に悪があるのだろうか、
 という問いに、「悪はそれ自体は存在しない、悪は善の欠如である」というのが、彼の教義である。 もうひとつの彼の時間論がある。
「時間は、過去・現在・未来が存在するのではなく、「過去についての現在(記憶)」「現在についての現在(知覚)」
「未来についての現在(予期)」、その根底に永遠の現在がある。 これらが同時に心の中にあるというもの。この3つが同時に存在するのは
「生の分散」。 成るほどである。人間は、刻々と過ぎ去る現在を、3つの軸に分断されて生きる危うい存在。それを支えるのが
 神の存在としている。神は永遠に去らないからだ。 知識の乏しい当時、これだけの理論をたてるのだから驚いてしまう。
・トマス・アクィナスが「人間の欲望は、世俗的なものに対してだけでなく、永遠なるものにも向けられる、という。
 自分は何ものなのか、何故生まれてきたか、神が私をつくったのなら、その神に会ってみたい。 人は知性を持って考えるほどに、
 自分や世界の原因である「神」に憧れを持つ。彼はアリストテレスの哲学をスコラ哲学と融合させた。 事物は形相からできている、
 というアリストテレスの考えを取り入れ、アリストテレスが世界のすべてを動かすものと考えた「第一原因」「不動の動者」は、
 キリスト教の「神」を意味すると考えた。人間は理性ゆえに動物や植物の上に立つが、同時に理性の限界ゆえに、信仰がなければ
 神には近づけないとした。 彼はアンセルムスとは対照的に、経験と事実に基づき、物事の原因、そのまた原因とだどることで、
 最初の原因=神に到達しようとしました。スコラ哲学では、初期はプラトンが重んじられたが、中期にはアリストテレスが取ってかわった。
 ルネッサン運動が始る背景に、ギリシャ哲学を取り入れがスコラ哲学があったのである。
・・・・・・・・・
2890、失われし人々の祈り ー膨張するロシア正教
 2009年03月04日(水)
「揺れる大国 プーチンのロシア
 失われし人々の祈り ー膨張するロシア正教」  NHKスペシャル3月1日放送
 ーまずは内容から ・NHKのHPよりー
強い国家を目指すプーチン時代に、新たな役割を担い、完全復活を遂げているのがロシア正教だ。
格差が広がるロシアでは庶民の荒廃が猛スピードで進み、各地の教会には連日悩みを抱えた人たちが殺到している。
極寒の12月、モスクワ市の繁華街の教会では、ホームレスや年金生活者が給食サービスに列をなしていた。
また教会の救済講座には、家族を捨て犯罪に走った中小企業の元経営者や、生きる望みを失ったソ連時代の
著名科学者らが神に助けを求めてもがいていた…。さらなる求心力の強化を狙う政権側は、このロシア正教に接近。
教会側も、小学校での愛国道徳教育や独自メディアを使った大量布教を目指してまい進している。番組は、ロシア正教に
救いを求める庶民たちに完全密着し、人々がロシアの伝統に回帰し、強い国家を求め始めている現実をルポルタージュする。
 ーー
「プーチンのリスト」の続編である。今回は共産主義というイデオロギーを失った庶民の心の支えを支援するため、プーチンは
ロシア正教に接近し大量布教を推し進めている。イスラエルにユダヤ教、アメリカにキリスト教、インドにヒンドゥ教、
アラブ諸国にイスラム教、タイに仏教という国教的な宗教が必要である。ロシアにはロシア正教があったのである。
ここで新しい時代に適応できなかった何人かの男と、その家族の苦悩を追っていた。 冷戦終了後のロシアや東欧諸国で、
旧体制のエリートが適応できなくなり、精神疾患やアル中になるケースが多いとは聞いていた。 ロシアではアル中で
男の平均寿命が59歳。そのアル中の何人かが教会の支援で立ち直った姿と、その後の葛藤を克明に映し出していた。
適応できない老人が、「ソ連時代は良かった」と何度も呟いていたのが印象的。自由は、自由の刑といわれるほど、
「選択と、責任という重い結果」が待っている。自由主義に適応できない大衆にとって、社会主義を懐かしむのも
理解できないこともない。国家は強くなくてはならない、というプーチンの信念は国家のトップとして正しい。
パスポート無しで国外に放り出されれば誰もが分かることであるが、突き詰めると、国家なのである。
次に家族、そして、自分である。 ジプシーなどの国家のない民族の悲哀をみれば理解できること。
新しい国家への生れ変ろうと模索しているロシアと、その混乱の中で翻弄される国民の姿を冷静な目で捉えていたが、
日本の将来の暗示も多くあった。 単一?民族に、多宗教の国の日本。道州制度も真剣に考えなければならない時期である。
・・・・・・・・・
2526, 閑話小題
2008年03月04日(火)
 *サブプライムローンと毒入り餃子*
タイミング的に丁度良くサブプライムローンと毒入り餃子問題が重なった。悪質な不良債権をミックスした債権を餃子とみると、
あまりに似た問題である。それもサブプライムはアメリカの格付け機関の保障入りで、世界の金融機関にばら撒かれており、
気づいていないところが多いから始末が悪い。サブプライムローンの問題をキッカケに、アメリカにとっての生命線の
ドル本位制への不信が拡大、ドルの暴落はさけてとおれない。これに変わって資源本位制度というキーワードが出てきているが、
その資源の乏しい日本は大きな岐路に立たされる。中国の冷凍餃子も中国当局が事の重大さを認識してないことが
問題を更に拡大することになる。まあ、どうなることか?
 *そういえば、去年の昨日は、次男の結婚式だった!*
取り立てて話題にするほどでもないが、去年の昨日、次男の結婚式であった。結婚式は、ある意味でレジャー。
晴れの出来事として全員で盛り上げるイベントである。家というカタチが崩壊している現在に、この儀式は本人たちの
人生の服装の一部としてしか意味がなくなってしまった。それは当人にとって大きな区切りであり意味になる。
過去を振り返ってると、結婚式と、二人称、とりわけ両親などの身内の葬式と、卒業式は人生の一大儀式になる。
親の立場からみると、最終学校を卒業させることと、結婚式を挙げることが節目になる。
 *人生の節の作り方*
人生には節がある。その人によって各々違うが、大よそ7年か、10年サイクルになる。
その時、節をしっかり意識をして作ることが重要になる。その一番解りやすいのが、竹の節である。
そこでは圧縮された横ラインがある。竹がしなやかなのは、節があるからである。人生でも同じと言える。
それが人生を支えてくれるのである。時節到来の「節」で、アップスケール(脱皮)=変化の時である。
だから、ジックリと見据えて延長上ではない時間を作るべき時である。
その辺が、一般的には解ってないのである。それまでが横の時間(延長上の時間)なら、縦の時間とも言える。
 *ある友人の死から学んだこと*
去年、高校の同級生がリンパ系の末期癌になり、あと半年から一年という内々の話が入った。
過去のいきさつから、親友というほどでもなかったが、私の出来る見送りをしようと決心。
少しでも彼の心が休まる本を何気なく読んでもらうことと、クラシックのCDを毎月病室に持っていくことを決めた。
彼は入院から8ヶ月後に亡くなったが、彼の姿を見ていて多くのことを学んだ。 希望を持つこと、そして、それに対して
疑念を持たないで日々を明るく過ごすことである。それ以外に、何があろうか? ということである。
家族や周囲は疑念を持たせなかった分、気を使ったのだろう。それなら人生の普段の生活でも可能か、
死など死んだ後に考えれば良いと、毎日楽しみの計画を立てて鼻歌を歌っていれば良い。どっちみち誰もが死ぬのだから。
ただ、自分だけは生きている限り死なないのだから。死んでしまえば、それまでよ、でも少なくとも自分は死なないことは
間違いないのだから、気楽にしていれば良い。というわけで、毎日楽しく過ごしております!
・・・・・・・・
2007年03月04日(日)
2161, 昨日は息子の結婚式!      (~Q~;) おはよう?? ファ?、おはよう!♪?      
明治記念館で結婚式というので、そのHPを調べてみて格式の高さに驚いた。嫁さんが学生時代アルバイトをしていた因縁で、
二人でそこに決めた。明治神宮のエリアの中にあり、由緒ある広大な屋敷を結婚式場にしている。何と昨日一日だけで30組の
結婚式が入っていた。何処を見ても花嫁姿であるが、それを決して違和感を感じさせない雰囲気がある。
出席者が50数名だが、二人の気持ちが全員に伝わった盛り上がった式であった。「格式ばらない楽しい会」が、
二人の希望というベテラン司会者の紹介もあり、笑い声が初めから終わりまで溢れていた。
出席者全員に家内と日本酒を注いで回ったが、全員が笑顔で挨拶をしてくれた。明治憲法の草案を議論した歴史的な
「金鶏の間」で、披露宴が行われた。会場には「明治天皇が憲法の草案を議論している大きな絵」が掲げてあったが、
私の隣の席が明治天皇の座った場所で、そこで飲んだ酒は美味く気分がよい。会場の壁に多くの「金鶏」の絵が描いたあったが、
司会の説明によると、「多く金鶏が、一つとして同じ方向をみていない、違う方向をみている。
これは、それぞれが違う意見を持つという、『自由の精神』を意味している」という。明治初期に、そのコンセプトの壁紙の絵に
するセンスに驚かされた。最後の「花婿の父の挨拶」は、ハプニングのない内容のメモを読み上げるつもりだったが、
着替えをしているうちに、何処かに入れ忘れ行方不明。そこで内容を思い出してメモをしなおしたが、
それも行方不明ということにして、ハプニングを演出。 上手く締めた!(つもり?)家内はハプニングの演出が
わからなかったようでで大汗をかいていた。お世辞もあるが、「こんな素晴らしい結婚式は初めて! 楽しかった!」と、
何人かの人に声をかけられたから、本当に良かったのだろう。私の数十回の結婚式の出席歴の中で、ベストである。
(手前味噌か)多くのプラスの要素が重なったからだろう。花婿系の親戚で、19時に会場から東京駅に移動。
最近出来たばかりの駅構内の居酒屋で二次会。 20時52分の新幹線に乗る。さらに長岡で23時から兄夫婦と行きつけの
スナックで二時間カラオケで盛り上がる。結局就寝が、午前二時過ぎ。 ハイの一日であった。明治神宮の結婚式で、
もの珍しいということもあり、楽しみにしていたのも、盛り上がりの一因だった。
ところで、カタチの上では主催者は私だから、自画自賛の内容になるのか?、目出度いことなのでご勘弁を!
ーーーーーー
2006年03月04日(土)
1796, 超アメリカ整理日記 ?2    Good☆':.*^ヾ('c_'ヽ,,)*.:'☆Morning  
                      ー 読書日記
日本人のスタンフォードの留学者数はどんどん減っており、現在韓国の1/3、中国の1/5、韓国との人口比を考えると
十倍近くの差になる。これは日本にとって大問題である。著書の中で、教育は経済の先行指標であると述べているが、
日本の将来の大きな悲観材料になる。カリフォルニアは、アメリカの中でも特殊な地域である。本書でも統計が出ているが、
白人の占める割合が46.7%(全米では69.1%)、黒人の占める割合が6.7%(全米では12.3%)である一方、ヒスパニックの占める割合は
32.4%(全米では12.5%)で、ヒスパニックとアジア系(中国系やベトナムや韓国系)が圧倒的に目立つ国である。 ̄▽)_旦~~オチャドーゾ♪
 ー日米の比較を生活者の視点で書いてある箇所を抜粋してみると
・まず第一は、日本は店員が親切なことだ。 特に、女性店員が。
 アメリカの店員はそもそもサービスするという意識がないので、「客が頼んでお願いする」ようになる場合が多い。
・そしてレストランの食事のうまさ! 高級レストランのことではない。 普段着でいける町中のレストランだ。
 値段はアメリカと比べて高い感じがするが、感激するような味が、それを充分に補う。 私の評価では、イタリア料理では、
 イタリア以外ではニューヨークと並んで東京は世界最高水準だろう。また、中国料理では、中国以外でロンドンと同じ水準である。
・もう一つすばらしいのが、日本の都市では、電車とバスで何処にもいけることだ。
 つまり誰にも移動の自由がある。アメリカでは日本と同じ自由度があるのは、ニューヨークだけ。
・それでは日本がすべて良いかというと、そうではない。 気候という面では、カルフォルニアである。
 澄んだ空気の中のすばらしい夕暮れ。私は、夏の夕暮れがこんなにすばらしいとは、これまで知らなかった。
・もう一つは、農産物だ。特に果物。イチゴやリンゴが、これほどまでうまいものとは知らなかった。
 この違いは、日米の違いより、大都会と田舎の違いなのかもしれない。
 日本はサラリーマンと正直者が負担を負う社会である。とにかく、戦後社会はそうなってしまった。
 ・・・・・・・・
2005年03月04日(金)
1431, 「堤義明の逮捕」のショック
西武鉄道の会長の堤義明が逮捕された。角栄の逮捕ほどでないが、大きな時代の変わり目の事件である。JOCの元会長で、
西武ライオンズのオーナーで、西武鉄道グループの総帥で、日本では名実ともに経済界のナンバーワンの実力者の逮捕である。
私が客室主体の客室のホテルを考え出したのは、堤義明の言葉のヒントからである。「ホテルの利益の元は、
あくまでシングルルームがベースである。また全てのホテルの建設の基本設計は、潰しが効く(転用可能)ようになっている。
客室の壁を取り払えば事務所ビルになる。」それならオールシングルの客室のホテルにして、更に柱の少ない建物(鉄骨つくり)
にすれば良いと考えた。このテーマとは少し違うが。彼の経営手法では成り立たなくなったのか、大きな判断ミスをしてしまったのか。
一時代を築いた、義明の兄・堤清二、ダイエーの中内功、ミサワハウスの三沢千代治、と次々と消えていく。西武鉄道グループは、
日本では最も安定している会社と思っていた。いや安定していたのだろう。崩壊する時はこんなものだ。
ーーー
ー先日書いた、関連の内容であるー
「西武鉄道前社長の自殺と、カリスマ失墜」
以下は字数の関係でカット(2008年3月4日)
・・・・・・・・・
2004年03月04日(木)
1065. つれづれに-今日はお笑いの日ー2
ージョーク・ユーモア事典ー
<予言的中>
寝言で未来を予言する少年がいた。しかも少年の予言は百発百中。ある晩のこと、父親が突然口走るのを聞いた。
ーパパは明日の正午に死ぬ。それからというもの一晩中まんじりとしなかった。仕事を休んで、かかりつけの医者に
すっ飛んでいった。しかしどこも悪いところはなかった。それでも心配で、精密検査をしてもらったが同じであった。
下手に動くと交通事故などに会うとまずいと自宅でジッとしていた。刻一刻と正午が近づいてきた。
ついに、時計が12時を打ち始めた。と、その時コツコツと靴音がして、郵便配達人がやってきた。
その12時を打ち終わった時、郵便配達人はドアの前でバタリと倒れて、こときれた。
・・・・・・・
2003年03月04日(火)
699,「ホームレス作家」?2 読書日記
「ホームレス失格」しか読んでないので「ホームレス作家」は書評できないので、あるホームページの書評をコピーする。
周囲に実質ホームレス以下の人が多くいるー最下位5?だ。 周辺と家族にも見放され、誰にも認めてもらえず、
数度の自殺未遂の狂言がばれ、今もその辺を彷徨っている人間だ。
 もうじきホームページを持たない人を「ホームレス」という時代が来るだろう。
「ホームレス作家」 書評 
 ・・・・
石井 英和  評価:A
  ホームレス生活を心ならずも実体験しつつ著者は、彼等の日々が「はっきりと記すことは出来ないが、
もっと切実で狂おしい何か」への渇望に満たされていることを発見する。人類が太古の闇に捨ててきた筈の、
恐怖の叫びに満たされた心の地獄。その底へ落ちてゆきたいという倒錯した欲望が、実は万人の心の底にある。
 (字数の関係でカット(2008年3月4日)
・・・・・・
2002年03月04日(月)
349、われ思う、ゆえに我あり
「われ思う、ゆえに我あり」この言葉をもじって、過去の哲学者がいろいろ書いている。「われ意志す、ゆえに我あり」
「われ笑う、ゆえに我あり」「われ行動す、ゆえに我あり」「われ感激する、ゆえに我あり」 等々。その中で「われ意志する、
ゆえ我あり」がいい。意志するとは、人間の思考の基本といっていいからだ。意志薄弱はその正反対の言葉だが、意志が固いは
モノゴトをやり遂げるベースである。「われ??する、ゆえに我あり」の??探しが一種の課題なのかもしれない。
今考えられるのは ーセックス、夢みる、感動、感謝、耐える、食べる、話す、恋愛、愛、働く、
死ぬ、いきる(生きる、活きる、・・)読書、創る、働く、遊ぶ、・・ いくらでもあるものだ。


3629, 閑話 小題ー二題

2011年03月03日(木)

  * クライストチャーチ
 ニュージーランドはチョットした旅行やショートスティーには良いところだ。
オーストラリアの右下にある日本の北海道と九州が上下に並べたような島国である。
北より南の島の方が見るべきところがおおい。私には非常に良い印象が残っている。
今回の地震があったクライストチャーチは南の島のオーストラリアよりにあり、ロッキーのバンフに雰囲気が似ている。
この国は、こじんまりとした自然豊かだが、冬はかなりの寒さになる。近くにあるクインズタウンの小さな街並みがすばらしい。
クライストチャーチは観光地だが、最近は日本人学生の語学研修に人気がある。クイーンズタウンから6時間ほどにある氷河の
ミルフォードサンドが印象に残っている。山あり、氷河あり、港があり、高原ありで、日本人が好む国である。
一見、豊かそうだが、実際はそうでもなさそうだ。そういえば、現地人の姿は全くといってよいほ見かけなかった。
 ーニュージーランドのバンジージャンプー H7・05
 四十三mの渓谷の吊橋より足首に一本のゴム紐をつけて飛びおりるゲーム。
まさに“身も氷るおもい”そのものであった。あの飛びこみ台は死刑台と同じ感覚ではないかとその瞬間思えた。
立って下を見た瞬間まさに金縛りそのもの。自分は何でこんな事をしてしまったのか。 まさか自分がここより飛びおりる?  
…本当に恐怖のどん底とはあの瞬間であった。そういえば現地の日本人ガイドが私の申し込みに、四回も私の目をみて
念をおしたのも頷けた。また、その後にのったジェット・ボートの現地の運転手が、その事を聞き真面目な顔で“クレージー”。
                                       (ニュージランド、クライストチャーチ) 
  * ‘ありがとう’と‘ごめんなさい’
 人間の精神活動の根本に、この二つの言葉がある。 これを使いこなせれば人間関係は、よりスムースにいくのだが。
それが意外とむずかしいのである。 子供に対する躾で、この二つの言葉を素直にいえるようにするのが、まず第一歩。
それと、‘おはようございます’‘こんにちは’‘おつかれさま’‘ごくろうさま’は社会人の初めに訓練される。
そういえば最近の若者に、この言葉が聞かれなくなっている。 今年の学卒の3割は、就職ができないが、
正社員とアルバイトの差が、この辺の一年間の訓練、躾が入っているかどうかの大きな分岐になる。
フリーター癖のついている人は、まず挨拶がまともに出来ない。 これは20歳前後までに訓練されないと
なかなか組織人として長年生きていくに難しくなる。 ありがとう、ごめんなさいは、互いの心を開かせる働きがある。
外国旅行では、サンキュー、ソーリーはイエス、ノーより頻繁に使う。互いに迷惑をかけないが、基本にあるからだ。  
 ・・・・・・・
3264, 哲学者は神について、どのように語ったか ー1
 2010年03月03日(水)
 神について「一神教と多神教について」以外はは書いたことは殆どなかった。 書けるほどの知識も宗教体験もない。
そんな恐ろしいことがかける訳がないし、結果として無知を曝け出すことになる。今さらだが。
それなら、哲学者が神について、どのように書いてきたかなら調べることが出来る。
もし、あと半年しか命がないとしたら、永遠の命の存在としての神について、真剣に考え救いを求めるだろう。
「あの世は、あるのだろうか」「生まれ変わりは」「この私の人生とは何だったのだろうか」
「神が存在するとしたら、自分は、その大元に帰っていくのだろうか」等等・・・・
古代のプラトン、中世のトマス・アクィナス、近代のカントなどの哲学者が、神について書いている。
* まずはプラトンのイデア界(本物の世界)の考えが面白い。
【 我々が生きる、今ここは、人が真に生きる世界ではない。 前世のイデア界の世界で、完全な美や真実を目にしている。
  しかし、生まれてきた現世では、そのことを忘れていて、この「世」の美しいもの、真実、良いものをみると、それを思い出す。
  このイデア界の憧れは、この世ならぬ完全なものへの憧れで、この世の中での有限なものの恐怖と表裏一体としている。】
* 次にローマ帝国期のAC3頃のプロティノスは、
【 プラトンの哲学の流れをくんで、プラトンのイデアと同じく、この世に根拠を与えているものを想定し、
  それを一者(ト・ヘン)となずけた。それは絶対的な超越者であり、人間が把握することも、表現することも出来ない。
  それは一者でさえなく、存在に先立ち、すべてを含む完全なものという。一者は完全なるがゆえに、力が満ち溢れ、
  外に溢れ出る。世界は、一者からの流出物と位置づけている。この一者からヌース(精神)が生まれる。
  これが一者の思惟の世界。これがプラトンのイデア界にあたる。そして、プシュケー(霊魂)が生まれる。
  さらにこれが、ヌース(精神)からイデアを受け取り、物質と結びついて、我われが感じ取る感覚の世界をつくる。
  これが世界をつくられる。流出のプロセスである 】【 一者は、流出を行っても完全性を損なわない。太陽の光が
  どんなに照らしても、その力を失わないのと同じである。ただ、遠ざかると太陽のように光も熱も弱まるように、 
  そのレベルが低くなる。ヌース、プシュケ、物質の順に、一者から遠い存在になる。】
【 人間は、物質である肉体を持ち、そこに霊魂を持っている。その物質に逆行して、一者を目指すのが人間のあるべき姿である。
  それは忘我の境地でなされ、そこで人は知性の光に満ち溢れる。一者のことをプロティノスは「神」ともいう。
  忘我の境地になれば、人間は神と神秘的な合一が果たせる、という 】
  ー 以上だが、プラトンにしろ、プロティウスにしろ、説得力がある。 
 プロティウスの論理と、そのイメージは、キッチリと頭に叩き込んでいた方がよい。 いざという時の
 生から死へのイメージが沸いてくる。般若心教と同じような感覚として、安らかな気持ちになれる。考えぬかれたイメージである。
 ・・・・・・・・
2889,プーチンのリスト
 2009年03月03日(火)
 一昨日の三月一日のNKKスペシャルの「 揺れる大国 プーチンのロシア《プーチンのリストー強まる国家資本主義?》 」が、
今後の世界の方向を暗示する内容であった。アメリカもまたAIG、シティ、GMなどを政府管理下において建直しを図ろうとしている。
  ーまずは、NHKのHPより、その番組説明をコピーしてみるー
オイルマネーの流入で、いちやく経済大国となったロシア。 去年秋の金融危機以降、プーチン首相のもとで進む経済対策、
支配の強化によって、財界はかつてない大混乱に陥っている。ロシア経済の繁栄を支えてきた外国資本が一気に去り、
頼りは国家が貯めこんだ資金だけとなった。ソ連邦崩壊後、市場経済化の中で急成長してきた新興財閥は巨額の負債を抱え、
国の支援を受ける代わりに国から送り込まれた監視役を受け入れざるを得ない状況に陥った。
プーチン首相は、国家が蓄えた巨額の資金を振り分ける企業を選別する「プーチンのリスト」の作成を指示。
財閥たちはリスト入りをかけて熾烈な争いを繰り広げ、そのことがプーチンによる財界支配を強化していく。
取材班は、リーマン・ショックの前から財閥に密着。激動の瞬間をカメラに収めながら、ロシアの内部で起きている知られざる
闘争と変貌を見せていく。この20年、社会主義から資本主義へと転換し、国の財産を我がものとした財閥が跋扈した時代から
再び国家の統制する時代へと舵を切ったロシア。そして今、「プーチン流の国家資本主義」ともいわれる
異質な大国へ姿を変えようとする様を、経済の最前線の取材から明らかにしていく。
 ーーー
ロシアの富豪の昨年9月の金融恐慌の「前と後の段差」を時間の流れとともに追いながら、ロシア経済のバブルの膨らみきった画面と、
その後の生き残りの姿が生々しい。1000億の個人の資産を持つ大男が個人の所有するジェット機内で、世界を駆け巡っている姿と、
金融危機を境にプーチンの国家管理の会社に自らを売り込まなければならない凋落の姿が、現在のロシアを象徴している。 
プーチンは財界支配を強化して国家資本主義をとって、この難局を乗り切ろうとしている。オバマが現在、チェンジと叫んでいる
行き先も「国家資本主義」ではないか?と思われる。異常の事態には国家管理を強化して戦時体制的で乗り切らないと、
他国に隙に乗じられるしかない。現在のアメリカが日本の預金・年金を狙っていることから見ても理解できること。
窮したロシアが北方四島を売るふりをして、何か引き出そうと画策を始めてもいる。
「日本は世界に先駆けて恐慌に入った」が、世界は踏みとどまれるかどうかの土壇場である。
・・・・・・・・・
2525, 国家を斬る
2008年03月03日(月)
「 佐藤優 国家を斬る 」 佐藤 優 (著), 宮崎 学,       ー読書日記ー
佐藤優のみならず、、イーホームズ・藤田東吾社長、そしてヤメ検の田中森一の本を読んで国家の腐敗、
特に官僚の腐敗の実態に、ただただ驚く。それが司法の検察まで及んでいるのだから救いがない。
元々、腐っているのが、露見しただけということも言えるが。
この本は著者自身の裁判経験を交えた公演とJR労組の活動や松崎氏への評価をJR労組主催の講演で語った内容をまとめたもの。 
宮崎学との対談を中心に著者の思想、言論展開もあり、国策捜査や外務省官僚の生態などを織り交ぜながら国家論を綴っている。
 思いもよらなかったことは、有償講演をしないとことだ。こういう捨て身だから、何でもいえるのである。
3桁の額の講演の誘いもあるが受け入れないのは、原稿を書かなくなってしまう恐れがあるから、という。
 この本の構成の内容といえば
・反権力自由主義者としての佐藤優/宮崎学   ・「国策捜査」と時代の「けじめ」/佐藤優
・現代日本の官僚階級/佐藤優         ・対談:官僚階級の相貌/佐藤優・宮崎学からなっている。
ー宮崎学の次の言葉が印象的である。
  (字数制限のためカット 2011年3月3日)
・・・・・・・・・
2007年03月03日(土)
2160, 今日は息子の結婚式!          、おはよう!♪? ヽ(´π`)ノ 
今日は花婿の父である。結婚式のその役割りの一つを演じるのも滅多にないこと。
その辺が面白そうだが! とにかく目出度いことである。 *⌒ヮ⌒*)ゞ        
 まずは、最後の来賓への挨拶のメモより
   ー新郎の父親の挨拶ー           m(_ _)m
新郎の父、堀井です。 堀井家・高橋家、両家を代表し、お礼の挨拶をさせていただきます。
本日はお忙しい中、遠路はるばる 崇史、みな子両名の結婚披露宴に来ていただき誠にありがとうございます。
お忙しい中、ご出席いただきました皆様のおかげで、無事に結婚式を挙げることができましたことを、
心より感謝申し上げます。先ほどより、新郎新婦には、温かいお祝いの言葉、お褒めの言葉をいただき、
親としてましては大変ありがたく思っております。去年、崇史から結婚したいと話を聞いたとき、
子供だと思っていた息子が、やはり大人になっていたのだと感じた瞬間でございました。
嫁となるミナコさんを見て、私は人目で品性の良さと堅実な人柄を感じ、二人の結婚をすぐに快諾した所存でございます。
私自身は娘が欲しかったのですが、これでやっと「娘を持つ願い」が叶いました。「自分の家庭で平和を見出すものが、
もっとも幸福な人間である」といいますが、次男の崇史も、その点だけは大丈夫に育てたつもりです。
理想的な家庭人に必ずなることと思います。これから新しいスタートとなります二人に、どうか皆様のご指導、
ご鞭撻をお願い申し上げたいと思います。 本日は誠にありがとうございました。
 −−−
自分の息子が家庭を持つというのも不思議で複雑な気持ちである。孫ができるち、何か自分が老けこんでしまう感じがするが・・
花婿の父の役割をただ目立たないように果たすことだ。 こういう役割、実をいうと好きである。
それも明治記念館なら、なお面白そうだ!会社の社員の結婚式の挨拶で、一度もトチッタことがない。
しかし自分の息子の場合は、どうなることか? 少しトチッタほうが場がもりあがるのだろうが・・やってみるか?
13時半過ぎに家族紹介、そして14時半に挙式。 (*'∇')/゚・:*【祝】*:・゚\('∇'*)
披露宴15時半、17時半?18時に終了。新幹線に19時半に乗車、21時半から長岡で二次会、23時半に帰宅!予定。
幸せな楽しい一日になりそうだ!  さてと、明治神宮に向け出発の用意だ!     ヽ(゜∀A)ゞ イケー!
・・・・・・・・・
2006年03月03日(金)
1795, 心に効くクラシック?2
   っω-)..。oо○(゚+。ぉレ£∋ぅ゚+。)    ー 読書日記
ー音楽がもたらす効用ー
音楽がもたらす効用は多大なものがある。まずは感情伝達の効果をあげることができる。
私も音楽で何度か人生の危機を救われたことがあった。最後は目をつぶり静かにしているしかない時、
何げなくかけた音楽が心の底で魂を包み込んでくれた経験を何度かしてきた。
気分が滅入ったとき、励ましてくれる凛々とした曲を聴いているといつの間にか気持ちが立ち直っていることがある。
(字数制限のためカット 2010年3月3日)
・・・・・・
2005年03月03日(木)
1430.危ない格言 5
・死後の世界は、もっぱら、まだ生きている人間専用にある。
 ーmy感想ー
 死んだ人間のためにも、必要なのに? 死後の世界を信じて死ぬのと、信じられないで死ぬのと、ドチラガよいかが、
 その人の信仰の突き詰めた原点では? 信じたほうが気楽なのに。
・釈迦は、水の上を歩いて見せるような奇術を弄さなかった。インドにはその手の奇術を見せる輩が沢山いたので。
 ーmy感想ー
 存在していたかどうかさえ定かでないのに・・・まあ、やめておこう! 宗教は必要です。
・信仰が確固として成り立っているなら、信仰の対象は実在する必要がない。
 信仰が人間の精神、関係、社会統制にもたらす効果は、その対象の実在がもたらす効果は、
 その対象の実在がもたらし得るかもしれないそれを遥かに凌駕する。たとえ、その対象が全能の神であろうと。
 ーmy感想ー
 「信じるものは救われる」ということか。
・霊魂は不滅であってもかまわない。さて不滅を信じ、主張するものたちにとって不幸なことは、それが何であるかを、
 彼等は全く説明できないということだ。 何だかわからないものは、勿論不滅であっても、なくてもかまわない。
 ーmy感想ー
 霊魂は言葉の中にもあるから、どう解釈してよいのか?
 ーー
・神というのは、信じる者たちの敬虔さと信仰を欠く者への強烈な敵意と
 憎悪による脅しが除かれてしまえば、むしろ滑稽な観念のつぎはぎ細工にしか見えない
ーmy感想ー
 イスラム教徒を、遠くから見ると全くその通りである。キリストも、ユダヤも同じか?
 アブラハムとかいう人の発明のXに対して、白・赤・土色が都合よく創りあげた宗教でしかないのに。
・・・・・・・
2004年3月3日 1064,つれづれに
つれづれにー今日はお笑いの日 
  ージョーク・ユーモア事典ー
<合い鍵>
小さい女の子が生まれて初めて母親とお風呂に入った。そして母親の下半身を見てきいた。
 ーあら、それってなに? ーこれはね、天国の入り口よ。
一週間後、娘は初めて父親とお風呂に入った。そして父親の下半身を指をさしてきいた。
 ーパパ、これなに?   ーこれは天国の鍵だよ。
ー天国のドアを開けられるのパパだけ? ーそうだよ、もちろん。
そうすると娘は不思議そうな顔をして、父親の耳元に口を寄せてささやいた。
 ーパパ・・・上の階のおじさんは合い鍵を持っているようよ。
<7歳の坊や>
 司祭館から出たとき司祭は小さな男の子がタバコをスパスパ吸っているのを目撃した。
ーおや坊や、タバコを吸うのはまだ早いよ。いくつだね?  −7歳だよ。吸いはじめてもうだいぶんになる。
ーエッ、なんだって?いつから吸いはじめたの? ー童貞を失った日さ。
ーいつのこと?   ーもう覚えてない。あの時はへべれけだったからな。
・・・・・・
2003年03月03日(月)
698, 「都都逸」の世界
・信州信濃のしん蕎麦よりも わたしゃあなたのそばがよい ・女房にいえない仏ができて 秋の彼岸のまわり道
・嫌なお方の親切よりも、好いたお方の無理が良い     ・好きと嫌いとどれほど違う 命ただやるほど違う
若い頃に、このような都都逸を知りよく口ずさんでいた。今でも「その味わいに感激した」のが印象に残っている。
7~8年前まで、いまは亡くなったが、近くの不動産の社長と古町の料理屋で、芸者を上げて彼が都都逸を歌っていた。
なんともいえない雰囲気と味があった。十数年通ったか?インターネットで調べてみたらもっと味がある都都逸がでてきた。
何ともいえない味がする。そろそろ小唄か都都逸を年増のお師匠さんのところに習いにいく歳になってきたのか? 
芸者でも上げて座敷で歌ったらおつなものだろう。都々逸は「七七七五」の二十六字詩。 起源は、寛政十二年(1800)
名古屋の宿場遊里・東海道宮の宿のお仲という熟女が唄い始め、三十余年経て東漸したというのが定説である。
名古屋市熱田区伝馬町裁断橋のそばに「都々逸発祥之地の石碑がある。
 その囃し詞 から、どどいつ節といわれる様になったという。
・お酒飲む人しんから可愛い 飲んでくだまきゃなお可愛い
・淋しがりや一本提げて 淋しがりやに逢いにくる
・私にはしらふで言わせてそのくせずるい あなたはお酒に言わせてる
・可愛い女の寝顔にただの 水がしみじみうまい夜
・弱虫がたった一言ちいちゃな声で 捨てちゃいやよいった晩
・9分と9分と互いに許した心と口に はっきりいえないあと一分
・朝から嬉しく立つ茶柱に 逢える布団を陽にあてる
・酒の相手に遊びの相手 苦労しとげて茶の相手
・赤い顔してお酒を飲んで 今朝の勘定で青くなる
・諦めましたよ どう諦めた 諦めきれぬと諦めた(伝:都々逸坊扇歌作)
・あついあついと言われた仲も 三月せぬ間にあきがくる
・色はよけれど深山の紅葉 あきという字が気にかかる
・色が黒うて惚れ手がなけりゃ 山のカラスは後家ばかり
 (以下字数の関係でカット09年03月03日)
http://www.ne.jp/asahi/rokusekitei/kamigata/doditu.html
・・・・・
2002年03月03日(日)  
348,否定の否定の落とし穴
「マイナス言葉+ない」という言葉のトリック。「苦しくない」「悲しくない」・・・
これは意外な落とし穴がある。否定語を否定するとプラスにみえるが、それが常態になると、否定語が勝ってしまう。
私の嫌いな「子狐」を例にとる。否定を否定しているが、そのうち子狐が勝ってしまうのである。
悪貨は良貨を駆逐するのは真実だ。悪貨から離れるしかない。従ってどうしたらいいか。父が教えた
「近所の人と親しくなるな!」である。これ以上書くと差し障りがあるから、書いてはいけないが。
近所は否定語の最たるものだ?ー意味深長! 空間は早々変えることができない、真空にしておくべきだ。
一年に一度ぐらいが最高レベルの付き合い限度と、ある本に書いてあった。言葉は難しい、そのトリックに知らないうちに
落ちてしまうからだ。人間関係も然りだ。「いやよいやよも好きのうち」の最たるものだ。嫌いなら離れるべきだ。
人間にもプラスとマイナス要素をがある。プラス要素の多い人となるべく付き合うべきだ。マイナス要素(多い)の人は
長期的に付き合っていると、必ずマイナスの毒を飲まされる。今更いうことがないが。よどんでいる所、人にはガスが溜まる。
マイナスの要素の否定は、その否定よりマイナスが勝ってしまう。更に否定そのものが、マイナスの加勢する。


3628, 閑話小題

2011年03月02日(水)

  
* 女子高生が電車内で毛を剃っていた
 先日の朝日新聞(全国版)投稿欄で中年女性の投稿に目を奪われた。
「電車内のこと、小千谷辺りで女子高生がやおら剃刀で脛毛を剃り始め、さらに腿の毛まで剃っていた」という。
化粧をしていたとか、スカートからジーンズを変えている目撃談はあるが、ついに毛まで電車内で剃るとは恐れ入る。
その手順からして、今回が初めてとは思われなかったという。
年々、中高生の質の低下が問題になっている。新幹線内では見かけないが、在来線や駅構内での学生の横暴無人の言動に唖然とする。
こうなると質の低下云々の話では無くなってくる。 携帯電話、パソコンなどから、色いろな情報が入ってくるが、それぞれのレベルに
無制限に入るのだから、プラス・マイナスの拡大が進むことになる。以前、有名カメラマンが電車内の女子高生の荒れた写真を公表した。
魚は頭と尻尾から腐るというが! 「今の若い者は!」という古来からの小言がある。 今さらだが・・・
  
・・・・・・・
3263, つれづれに 
 2010年03月02日(火)
  * 冬季オリンピックは終わったが
 オリンピックの賑わいも、昨日まで。今日からは現実がまっている。
この商売は不景感がモロに伝わってくる。 実感は、「大津波が静かに荒れている!」というところか。 
狼少年ではないが、狼がいても今さら騒いでも仕方がないと、鍵をかけて家の中でジッとしている、という喩えか。
民主党、これで本当に大丈夫なのか? 革命ごっこはいいけど、社会と経済が壊れてしまえば、もともこうもない。
  * 「津波と高波と高潮の違い」とは
「高波、大波」は、一般的な波で大きな波。「高潮」は、台風などで水面が盛り上がる現象。
気圧がさがる事によって、水が上に持ち上がる現象をいう。 カトリーナの被害はこれである。
「津波」は、地震などによる海底の振動や隆起によって水が持ち上げられて起こる。持ち上がった水が周りに広がっていく現象。 
震源地の周囲が一様に一時的に水面が上昇、海岸線の海面が一気に上昇して、津などの内陸まで水が押し寄せる。
チリ地震のように地球の裏側まで到達することもある。「津波」と「高潮」は「水面が上昇する」という現象において同じ。
海底の隆起によって起こった水の盛り上がりは、当然元の水位に戻ろうとするので、津波による水位変化は一時的。
高潮は、気圧が上昇するまで続く。津波は地震だけでなく土砂崩れで湾が一気に埋まってしまったりする場合にも起こる。
「津波」が英語で「TSUNAMI」なのは、ハワイの日系人が「津波だ」と言ったことが語源とされている。
潮が一気に引いたのを見て、日系人が経験則から「津波がくる!」と避難を促したことが切っ掛けである。
チリ地震をきっかけに、数年前に起こったインド洋の津波の映像を幾つかiTuneでみた。
現在、100年に一度の恐慌という大津波が世界を襲っていることと重ねると、とんでもない事態がわかる。
まず日本に、そして欧州に、そして、中国に連鎖していくのだろうが。
・・・・・・・・・
2888, 天地人と先祖
2009年03月02日(月)
 現在、「天地人」を日曜日の20時の連続ドラマで放送している。NHKの、このゴールデンタイムのドラマは
20年来見なかったが去年から観始めた。今年は地元越後の上杉家・家老の直江兼継が主人公で、先祖の縁があるので面白い。 
 堀井の家系は小父谷市近郊の片貝に、30代近く続いた総本家がある。4代前の祖先が江戸末期に長岡に出てきたと
子供の頃から聞いていた。その堀井家の総本家に父が亡くなる数年前に訪ねていったという。ご先祖様は上杉謙信が亡くなった後の
起きた御家騒動【御館の乱】で負けた影虎の家来で、その火中に小父谷郊外の片貝の池津の村に落ちてきたという。
  (字数制限のためカット2011年3月2日)
・・・・・・・・・
2524, 酒は涙か溜息か 
2008年03月02日(日)
「酒は憂さ晴らしに逆効果 」ー東大がラットで実験ー という記事が先日の地元紙に載っていた。
 ーまずは、その内容をー
憂さ晴らしに酒を飲んでもむしろ逆効果? 嫌なことを思い出した直後にアルコールを摂取すると、かえってその記憶が
強められることを松木則夫東京大教授(薬理学)らがラットの実験で見つけ、28日までに米専門誌の電子版に発表した。
人の場合なら、嫌なことを忘れようと酒を飲んで一時的に楽しくなっても、翌日には楽しいことを忘れ、嫌な記憶が
強く残ることを示しているという。松木教授は「酒を飲まずに、嫌な記憶に楽しい記憶を上書きしてしまうのが良いのでは」と
“しらふの気分転換”を勧めている。実験で、かごに入れたラットに電気ショックを与え、恐怖を学習させると、かごに
入れただけで身をすくめて固まるようになる。チームはいったん固まった直後のラットに飲酒相当のアルコールを注射した。
 その結果、注射しないラットと比べると、かごの中で固まり続ける時間が長くなった。
その効果は2週間続き、記憶が強くなったと判断されたという。(共同通信社)
 ーー
以上だが、20年以上前になるが、ある取引先の営業の人に
「私は、不味い酒は飲まないことにしている。自棄酒とか、気分を紛らわせる酒は、ますます気分も体調も悪くする。
楽しい酒を選んで飲めば気分は更に良くなるが、その逆を金を出してすると逆効果になる。」と言われた。
そして、その日以来、忠実に守ってきた。
10年ほど前に、高校の同級生に「おい堀井、御前な?自室でな酒を飲んで、二日酔いをした経験をしたことがあるか?」
と言われ、そういう経験の記憶は殆どない。色々の挫折の末に独りで部屋に篭って飲みざるをえない酒の味を
言いたかったのだろう。そいうば私の好きな歌に古賀政男の「悲しい酒」がある。
1 酒は涙か 溜息か  心のうさの 捨てどころ   2 遠いえにしの かの人に  夜毎の夢の 切なさに
3 酒は涙か 溜息か  かなしい恋の 捨てどころ  4 忘れた筈の かの人に  のこる心を なんとしょう
 「かの人」を、「かの憂さ」、「恋」を「傷」と置き換えると、中小企業のオヤジや、サラリーマンの赤提の憂さ晴らしと
 同じになるか! これを歌っていると何とも面白く楽しくなるのは如何いうこと?  飲まなきゃ、やってられないことは
 よーく解るが!「しらふの気分転換」じゃ晴れないから飲むんじゃないか!ったく!! ってのが、おちか!
・・・・・・・・・
2007年03月02日(金)
 2159, 閑話小題  (o_△_)oゴロン (o_ _)o.。o○グー オハヨ?
* 都知事選が面白くなった!*
 ・都知事選に前宮城県知事の浅野氏が立候補の意向を表明した。これで見ている分には面白くなってきた。
  石原知事は批判があるにしても、名知事である。少し変節したが許容範囲である。しかし浅野に代わるのも
  タイミング的に良いのかもしれない。二期で充分と言えなくもない。これで三月・四月の面白いイベントが一つ加わった!
  石原都知事も浅野氏が出てくるとは思ってなかっただろう。 一番手ごわい相手である。 浅野の方が勝ちそうな気がするが、
  実績からみて五分五分だろう。 首都圏の為にどちらが有効なのだろう?まあ、楽しみが一つ増えた! 
   浅野氏勝ったらゼネコンは一大事だろう。談合が更に厳しくなるからだ。
* 中国発、世界同時株安*
  この言葉は何処かで聞いたことがある。同じような題名の本の題名が数年前から本屋の平台に積んであった。
  今回の下げは地震に例えるならば、前振れの余震だろう。それが数度つづいた後に、本格的な大地震がくる。
  現在の世界経済は、一度清算をしなければならないところにきている。  以前は、世界大戦というカタチで清算してきたが、
  それができなくなってきた。今は株や債権の暴落から大恐慌が発生、それがキッカケで破壊がおこなわれる。
* 新潟駅周辺が変わり始めてきた*
  日本海側初の政令都市へ移行にともない、新潟駅周辺も変化を始めてきた。今日明日中に新幹線改札口近くの専門店街大改装と、
  その至近距離にあるやはり大型ビルの地下と1Fに大型書店など合計1万平米が開店。駅から6分ほどにある万代シティーの
  SCのダイエー跡も今日、開店。合計一万数千坪の商業施設が新たにオープンするのだから、雰囲気は一変するだろう。
  今までが、郊外のSCに押されて、駅周辺が寂れる一方だったが、これで駅再開発工事も始まりやっと明るさが見えてきた!
・・・・・・・・                                  (o ・д・)ツ  バイ!   
2006年03月02日(木)
1794, 超アメリカ整理日記 ?1
       (o´・ェ・`o)♪ぉはょぅ  ー読書日記
ースタンフォードから日米をみると・・・ー
野口悠紀雄氏がスタンフォード大学客員教授時代に週刊ダイヤモンド誌の2004年5月1・8日合併号?2005年4月16日に
連載したものをまとめたもの。米国生活からみる日本の政治経済システムの貧困を説いている。
政治経済学者の視点で、米国と日本のシステムの差異の分析が解りやすい。現在の日本の国際競争力の低下、高コスト構造、
年金制度、など、社会システムの非合理性を指摘している。イケア、マイクロソフト、トヨタ、米国デトロイトの盛衰なども登場。
経営、経済、経済システムや、荒涼とした大地に、都市と生活とクルマ社会のアメリカのシステム。
それに対する、日本という国土の狭い国の諸処にシステムとの比較、それによって、浮かび上がってくる
システムの矛盾の指摘がわかりやすい。         ~~旦_(^O^ ) コフィーどうぞ!
 ー印象に残ったところを幾つかあげてみるー
p.43 「能力に応じた役割分担」こそ、アメリカ社会の能率を支える基本的なメカニズムなのだ。
p.190 日本で所得を得て海外で生活すればよい
   →日本の高い物価を回避する手段。年金生活者にとっては、不可能ではない。ただし現地のコミュニティに溶け込むことが重要。
p.204 伸びる中国、追うのは日本ではなく韓国
→スタンフォード大学に留学生数では、中国人がトップ。
現在、2番手は日本ではなく、韓国。ここ10年で逆転されている。日本の資源は人材であると考えると、将来が不安と指摘。
米国のトップスクールで学んだ経験とそのときの人的ネットワークは、ビジネスをする上で非常に有利に働くと考えられる。
これらを考えると、10年後の日本はどうなっているのだろうか心配になる?
p.237 まともに生きる人間が正当に報われるアメリカ社会
p.245「人間の時間間隔は、<新しい経験をどれだけしたか>によって決まる」
最近の野口悠紀雄氏の本は、ほとんど目を通しているが、この本は実際のアメリカ滞在者の実感が正直に書かれていて
説得力があってよい。自己制御がきかなくなっている日本の現状は、一歩外からみると鮮明にみえるのだろう。
                [○´・ω・]ノ ヂャァネッ
・・・・・・・・
2005年03月02日(水)
1429, 中年クライシス(中年の危機)の悲劇
岐阜で57歳の父親が子供と孫と犬を道ずれに心中を図った事件があった。以前から、随想日記で書いてきた
「中年クライシス」の暴発である。母親の痴呆と、長男の問題、病気、職場の関係、犬の世話等々で、
自分の神経をやられてしまった典型的な事例である。そういえば、十数年前の私の環境に似た環境である。
海外旅行と、精神療法系の本を読んでいたので何とかのりこえた。40代後半から60代前半は、
こういう問題が誰にも押し寄せる。見せているか見せていないかだけである。その中で一人でする、スキップと鼻歌は、
背中に大きな荷物がある為か演歌調になるが。真面目な人ほど、ある日突然爆発する。その処理法の知識がない上に気弱だと、
尚のことである。この人の趣味は警察犬の調教とTVでいっていた。それでも苦しみを乗り越えることができなかったのだろう。
外的適応に疲れ果てた末路といえばそれまでだが、人生の転換期に、内側に対して目を向ける術を知らなかったのだろう。
深い洞察に裏づけされた内的適応が必要だったのだ。痴呆症の親族と同居は、苦しみの底に落とされてしまう。
直接原因はこれだろう。 以前、読書日記に ー『心』の出家ーの感想文を書いた。
後でコピーしておきますが、 その一節の言葉が印象的である。自分の周囲に張りめぐらした垣根(ペルソナー仮面)
を取りさることである。神吉拓郎の「金色の泡」の中での主人公欣吾と従兄弟の会話で以下を語らせている。
 ー文雄がいった。
「俺、発見したんだ」「なにをさ」「40にして惑わず、という言葉があるだろう。騙されてはいけない。 あれは偉大なる皮肉なんだ。
本当はそうなんだ」「どうして」「とにかく、そうなんだ。40前には、 迷うことなんかないよ。 夢中だよ。世の中に出たばかり、
目がくらんでいるか解らない。 あり合せの目標に突っ走る。一段らくしたときが一番恐い。 40をすぎた頃に初めて迷いが出るんだ。
今まで何をしてきたのだろうか気づくんだ。え、そうじゃないか。 迷いが出てきただろう」「そういえば、そうかな」
「迷うのは、40からなんだ。それが本当だよ。恐らく、 死ぬまで迷い続けるんだろうと思う」「迷わない奴だっているだろう」
「そんな奴は、一生馬鹿なままさ。 しあわせという言い方もあるだろうがね」
ペルソナ(社会的仮面)は必要なものである。それは一定の効果を持つし、社会を渡って行くために不可欠かもしれない。
しかし、その仮面を剥いで生きたいと、こころの奥に思っているものだ。そのことに気づき、生き方の大転換を図るのが、
こころの「出家」なのだ。ペルソナについて、ユングは、外部に対する適応とか、やむをえない便宜とか理由から生まれてきた
一種の「機能コンプレックス」であるという。それは個性というものとは違うものである。
安定したペルソナの下に。常にそれに影響を与え、それを脅かす内的世界が存在している。
ーー
誰も、この一家心中の中年男の心を知ることが無かった。タマタマ犬の調教で、TVのニュースの映像が流されていた。
真面目な、気弱そうな、何処にでもいる善人面をしていた。
私の解釈では、・真面目な、・気弱そうな、・善人面ということが、問題全てを一人抱え込んでしまった。
誰に聞いても、優しい良い人だというところに問題があった。それ故に、母親と長男の問題と、職場の配転とか、
犬の調教の疲れなどの全てが、長年にかけて山積になった。良い人というペルソナを、脱ぎ捨てるとかができなかったのだ。
・・・・・・・
2004年03月02日(火)
 1063, 高級1DKマンション ー1
 高級というよりアッパープライスのマンションという表現が適当だが。
最近インターネットで、最新型の1DKマンションをネットサーフィンをしながら調査をしている。
そして面白そうなものは、資料を取り寄せている。特徴としては、多くのホテル並みのサービス機能がついているものが多い。
もちろん、高速インターネット付である。イメージとしては「スタジオ・マンション」という感じである。
ホームページを見ていると、何か別世界に入り込んでしまったような錯覚をしてしまう。情報化社会の時代の新しい空間とは、
こういうカタチと見せつけられたようだ。またソフトハウスとしても利用可能のようである。特に新橋や品川や山の手周辺に多く、
一室で月20万?70万もする。ホテルの1泊3万の部屋を月契約で2万円にしても、月60万になってしまう。
ならば少し高くとも、長期滞在専門の本格的な1DKが求められて当然である。大規模のものが近々、品川にオープンするが、
都心だから入居者があるのだろう。買って、そこに縛られるより、こういうところを渡り住んで楽しんだ方が良い。
面白い時代になったものだ。古ビルを買って、情報・サービス機能付き空間に大改築をするのも面白い。
時代の変化に合わせて、既存のものを変える事業も出てきているようだ。組み合わせを変えることによって、新しい価値の
創造をするデザインが現在求められている。ホテルプロジェクトを1DKに集中? 「高度化」がキーワードになる。
・・・・・・・
2003年03月02日(日)
 697, ルーツー2(縦人脈)
ーその資料によると
 先祖を遡ると「平家の侍」であったが「源平の戦」で負けて、落人となって富山から上越と逃れてきた。
そして「上杉家の家来」になった。上杉謙信の時代に、上越の高田の先にある新井市の郊外にある「鮫ヶ尾城」
という出城の城主であった。謙信の死後、跡目相続の争いの「お館の乱」に巻き込まれて、小千谷の郊外の
片貝の近くの「池津」の村に知人を頼って逃れてきたという。その時の先祖の名前が「堀井宗親」と「堀井四四太郎」という。
一緒に逃げてきた名前が馬場、小黒、大矢とか。その後、そこで百姓をしていたようだ。ルーツというほどのものではないが、
平家・上杉という流れと、関西ー富山ー新井ー小千谷ー長岡の流れがある。また、武士ー百姓ー商人という流れも時代によって
変わってきている。金沢にいた時(25歳)によくいった店が落人焼きの「平家」であった事を思い出した。
また第二新館の鉄骨が富山の「堀井鉄工所」であった。その検査に富山に行った時に会った社長は正しく「堀井ヅラ」。
その時入った食堂の電話帳で堀井の名を調べてみたら、三桁に近い堀井の姓があった。上越市も新井も小千谷も本当に多いのだ。
長岡は10あるかないかで、新潟市では数人だけ。20年近く前に家内と子供と、ドライブがてら鮫ヶ城に行ってきた事を思い出した。
車を止めて独りで歩いて城跡に行ったが、そこに立った時に何ともいえない気持ちになった。何か昔の記憶が沸き立ってくるような
フワ?という感覚で、何かオーラに包まれたような気分である。この気分は柏崎の「極楽寺」に行った時に同じ気分になった事があった。
そこで亡くなったある僧の墓を訪ねた時だった。人間の脳には全く知られてない領域を感じた瞬間であった。
家のルーツ探しから500年ー1000年スパンの鳥瞰ができたのが最大の収穫だ。
それと「自分とは何か?」を考える一つのヒントになったことだ。
・・・・・・・・・
2002年03月02日(土)
347,心の陰
人を指さしたとき、他の指は全て自分のほうを向いている。人を非難するのは、結局自分の影を非難しているに過ぎないことを、
いっているのだ。「他者認識は不可知」という論がある。ー他人のそれを認識はできない、認識したらもう他者のそれでなく
自分のそれを認識しているに過ぎないー
これが理解できるかどうかで、「人生に背負っている人間関係の重荷」が半分か三分の一に軽減する。
特に「嫌いな人間」に対しては「自己の嫌いな部分」をみているにすぎないからである。
自己脱皮のできない「子狐」どもを嫌っているのは、今でも脱皮できなかった自分の部分を見ている。
自分もその「子狐」で、少し程度がいいだけだからだ。
私の嫌いな「教養のないオバサン」結局教養のない現実志向も、自分のある一面であるからだ


3627, 「生きがい」について

2011年03月01日(火)

「生きがい」という言葉を最近、以前ほど聞くことが無くなったが、私の学生時代は「生きがい論」ばやりであった。
「この子は、私の生きがいなの」と母親が子供に対していうケースとか、趣味に没頭している時などに対していう。
「現在している仕事に生きがいを感じない」と聞くこともある。この不況の中では生きがいより、食べていく方が優先される。
 やはり生きがい論は経済成長の時代にあっている。 「生(活)きている、かい!」ということ。
*この子が生きがい、という時は、この子の幸せのため骨身を削って働いている時にいう。
 自分の子供、家族に献身している幸せ、である。
*夢や希望に向かって没我をしている時にも「生きがい」という言葉が出てくる。
 両者とも、未来に向かっている時の充実感がある時である。 
また、そこに価値=意味を感じ取ることが出来る時に「生きていて良かった」「生きている価値がある」と思うのである。 
ところで、「生きがい」という言葉は、日本だけの特有の言葉という。 哲学は人生の意味、価値は論じるが、
それを主体的に感じとる「生きがい」は、日本人特有のもの。 ネット辞書には、「生きるに値するもの。
生きていくはりあいや喜び」とある。「生きるに値するもの」とは、対象の中に見出すことだから、
まず自分の価値を見定めていなければならない。そのためには時間をかけエネルギーを注いで、
多くの困難を乗り越え満足出来た結果、心の底から「生きがい」が生じる。
従って、若い人が「生きがいを見出せない」というのは、当然のことで、それほど薄っぺらなものではない。
しかし若いうちから「生きがい」に足る目標、対象を探すことは必要。 基準は好きになれるかどうかである。
 何ごとも無我夢中になれる対象に向かっていけば、それが生きがいになる。
 ・・・・・・・・
3262, 久々のジョーク −8
 2010年03月01日(月)
* レストランで財布を落とした男「千ポンド入りの財布を落とした。
  見つけた人に百ポンドはらうぞ!」というと、奥のほうから「俺は二百ポンド払う!」
* 教会での結婚式に参列していた小さな男の子が小さな声で母親に訪ねた。「ママ。あの女の人ドレスはどうして白いの?」
 「白いウェディングドレスは,幸福の色なのよ。人生で一番幸せな日に着るのよ」
 「フーン」男の子はしばらく考えて,また聞いた。「じゃ、ママ。なんで隣の男の人は黒い服を着てるの?」
*「ママ、新婚旅行って何?」 「結婚したばかりの男の人と女の人が一緒に旅行することよ」「ふうん、ママもパパと行ったの?」
 「行ったわよ、とても楽しかったわ」「その時ボクも一緒に行ったの?」「もちろん行きましたとも。
 「行きはパパと一緒に、帰りはママと一緒にね」
* A子が久しぶりに車を運転していた。 その時、母親が心配そうな声で彼女の携帯に電話を掛けてきた。
 「もしもし、A子?母さんよ。今どこ?」 「東名高速に入ったところ」 「東名高速!?気をつけて!
  今ニュースで言ってたんだけど、そこを逆走してる狂った女がいるんですって。あなた見なかった?」
 「見た見た!でも一台じゃないわよ」 「え?」 「さっきから何百台も逆走してるわ」
*「どうしたんだ?そんな暗い顔をして」 「ああ…。実は俺、もうすぐ父親になるんだ…」
 「本当か! おめでとう! でもなんで喜ばないんだよ?」 「妻にまだ話してないんだ…」
* 週刊誌の人生相談のコーナーに、男性読者から次のような手紙が送られてきた。
 「ボクは20歳の独身男性です。六ヶ月前から、誰が見ても魅力いっぱいの女性と同棲しています。
 彼女は美しくて、利口で、愛想がよく、かわいらしくて……。僕たちはお互いに声を張り上げたことなど
 一度もありませんし、口げんかで二人を包み込む青空にかげりがさすなどといったこともありませんし、
 そこでお伺いします。僕は彼女と結婚するべきでしょうか?」 回答者はただ一行、こう返信した。
       「そんな素晴らしい関係を台無しにするのは、おやめなさい」
* 妻 「ねえ、このあたしの作った肉じゃが、どうかしら」   夫 「愛してるよ」
  妻 「料理の味のことよ」  夫 「食べたから言ってるのさ。それでも愛してるよ」
* 朝食中、夫が広告を見て言った。 「見ろよこれ。タイヤの激安セールだって。ほしいな」
 「何のためにタイヤなんか買うのよ! 車なんてないのに、バッカみたい」
  夫はムッとした顔で、「お前がブラジャー買うのに俺が文句言ったことがあるか?」
・・・・・・・・・
887,日本は輸出立国か?
2009年03月01日(日)
野口悠紀雄は、その著書で、
「アメリカの金融立国に対応して、日本も円安に誘導して資金をアメリカに供給し、
かつ円安メリットを最大限利用して輸出立国をつくりあげた。 金融恐慌は日本も同罪である」と断じている。
しかし統計の数値からみて、果たして日本が輸出立国かという素朴な疑問が生じるのも事実である。
他国のGDPの輸出比率をみてみると、意外なデーターがある。
・中国 37パーセント ・韓国 37パーセント ・ロシア 30パーセント
・欧州平均 50パーセントの数字。(中は大きなばらつきがあるが)
・原油輸出国のクエート 56パーセント。 他の産油国では90以上だろう。
 対して日本は 15パーセント なのである。間違いだろと思ってしまう数字である。
 これからみると、日本は輸出立国と果たしていえるのだろうか。しかし輸入も13〜4パーセントがあるので輸出は必要である。
特に資源輸入国なので、それを稼ぎ出さないければならない。他の先進国は、天然資源や食料があるが日本にはないので車や
電子製品などを輸出して、それを輸入でまかなうしかない。石油などのエネルギーを20兆円、食料6兆円の輸入は必要。
したがって、少なくともそれだけの輸出を確保しなければならない。食料自給率が40パーセントを割ったことも、
日本にとって不利である。食料輸入国と割り切って、それを他でまかなえばというが、戦略的輸入制限をされる可能性がある。
日本はバブル崩壊後に、自動車と電機製品を牽引車として日本経済を支えてきたことも事実。島国の日本は、やはり輸出産業を
中心にしなければならない。  それからすると輸出立国である。今まで通りのアメリカの属国として与えられてきた恩恵が
なくなりつつある日本の舵とり、日本の政治の質があまりに貧弱なのは現在の混乱をみれば分かるが・・・
・・・・・・・・・・
2008年03月01日(土)
 2523, 賢人の知恵 ?2
 面白そうなところを幾つか選んで、考えてみる!人間や、それを構成している社会などは数百年経っても、
 簡単に変わるものではない! 人間は全て、飯くって、?!して、寝て、死ぬのだからだ。    
    ーー
“知恵を備えていることが最大の幸運であり、それがないことが最大の不運だ”
 ー解ー 知恵は知識が醸成され出てくるもの、そうでないのは浅知恵でしかない。
“言葉は飼いならされてない野獣と同じ、一度解き放つと戻ってこない。”
 ー解ー 全く、これでどれだけ無駄をしてしまったか!
“第三者の悪口を言うのは、下手な駆け引きでしかない。”
“運のいい人を見分け、ついていない人からは逃げるに限る。”
“大事なのは知識より知人である。”
“落ちぶれた人とはかかわりを持たないほうがいい。”
“友人に貸しがあるなら、つまらないことで返してもらわないこと”
“うそをついてはいけないが、すべてを明らかにする必要もない。 ” うそも方便だが、その方便がつけないから・・・?
“敬愛される立派な人と行動を共にしていれば、その威光のおかげで、こちらまで輝いて見えるのだ”と言う反面次の次のページで、
“「自分より光っている人は、・・相手の方が常に注目や栄光を集め、こちらはそのおこぼれにありつくだけだ。
 ・・自分より優れた人とではなく、平凡な人と肩を並べて歩くこと”
 “平凡な人と付き合おう。自分より優れた人と一緒にいると自分が目立たないから。”など、矛盾もしている。
 “みんなが王になれなくても、一人ひとりが王にふさわしい行動を目指すことが可能だ”
 ー解ーこれが少し分かりかけたのが、ごく最近になってからだ。神と言い換えてもよい。
“自分という作品を完成させようではないか”
 ー解ー この人は、牢につながれたのが完成か?でも、この方が素晴らしい!
”賢人は、何ごとも偶然はないことを知っている。ただし運命に身を任せるより、自ら運命を切り開いていく人になろう。
 よく考えればチャンスに敏感でいること以外に成功の道がないことがわかるはずである。”
 ー解ー 何がチャンスか、それを常に問いかけていないと敏感になれない。
“持てる資源を一度に使い切らないこと。今の境遇を保ちたいなら、後方に備え・蓄えを用意しておこう。
 失敗の恐れがあっても、利用できる援軍があれば力は倍になる。後方部隊は、前線より重要といえるだろう。
 彼らは信頼と不屈の精神で成り立っているからだ。常に大事をとることを考えよう。
 ー解)当時の彼に孫子を知るはずもないが、孫子の兵法と同じことを所々で述べている。
“人には七年ごとに転機があるという。これを精神向上のためのしよう。
 最初の七年は知性の誕生で、その後七年ごとに新しい美徳が輝いてあらわれるのだ。
 この間に起こる変化を意識して、うまく手助けしよう。 変化は新しい地位や仕事などの形で
 ごく普通にあらわれるかもしれないが、かなり大きくなるまで気がつかないときもある。
 人は、二十で孔雀のように気どって歩き、三十で獅子のように吠える。
 四十で酪駝のように節制家となり、五十で蛇のような陰険さを身につける。
 六十はくだらない犬、七十はする賢い猿、そして八十は……、何も言うまい。”
 ー解)ーくだらない犬のとしになったか? それにしても辛辣である!
・・・・・・・・・
2007年03月01日(木)
2158, 幸福に驚く力 ?4
          (~Q~;)  おはよう?? キョウハ スゴク サム? 
ーまずは、要点の抜粋から
  *日常の幸福に驚く力*
 何かを買ってもらった喜びと、何処かに連れて行ってもらった喜びを除いた子供時代の一番幸福な思い出は
何だろうかと考えると、チョッとしたことの中に喜んだことを多く発見することができる。
つまり日常にあるそういう幸せをしっかり受け取る力が子どもにはあるのです。しかし、それを放っておくと、
イベントや買い物の方にいってしまう。そういうものに邪魔をされて見えなくなってしまう。
そして「凡庸で退屈なことは悪だ」という情報社会の空気の中で自分たちの日常なんてつまらないものと思い込まされていく。
そういう力が今、私たちに色いろなカタチでのしかかってきている。そんな中で子どもの文学は、日常の中にある幸福に
驚く力を培ってくれるのです。問題は、そういう物語を手繰りよせる力が弱まっていることですね。
とにかく、いつの時代でも、読み書きはちゃんとしておいて欲しいですね。読む力が衰えてきますと、
先人の残した素敵な日常の物語、幸福物語が、手元に手繰り寄せることができなくなります。
数々のそういう物語がすぐ傍らで手が伸ばされるのを待っているのに。そうなると、一人一人がただ孤立していきます。
 解)昔の日記を読んだり思い出など過去を振り返る時「そこにある日常に、むしろ面白い深い人生の意味が含まれている。」
という視点で見直すと、過去が違って見えてくるから不思議である。その時の淡々とした日々のちょっとしたことの積み重ねが
人生なのである。そのことに気がつけば、現在の日常のチョッとしたことや、何でもないことの中にある幸せに気づくことになる。 
何故そのことに気づかないのだろう?それは「自分が物語の中で生きていることに気づいていない」からである。
もし本人が不幸と思っているある日のことでも、冷静に振り返れば幸福が背後にあったことに気づくはずである。
  *凡庸や退屈が悪と思わせられる社会*
     ー字数の関係でカット(2009年0301)
・・・・・・・・
2006年03月01日(水)
1793, 心に効くクラシック      ー読書日記
 ー字数の関係でカット(2008年0301)
・・・・・・・
2005年03月01日(火)
1428, ワインの話 ー1
 思索紀行ーぼくはこんな旅をしてきた  ー読書日記
飛行機の中や、ホテルで国ごとのワインを飲んできたが、ー美味い、不味い。辛口、甘口。酸味の濃厚さ。
口当たりが良い、悪い。 香りの良し、悪し。白・赤・ローゼー位の語彙しかなかった。勿論、一万円を一本飲むより、
1千円を10本飲んだほうが良い。サエゼリアのグラスの一杯80円のハウスワインで良しと思っているようでは、何おか言わんやだ。
ハウスワインとして割り切っていれば、それで充分だが。この本を読んで、一本数万、いや数百万のワインを飲む意味が少しは
解ったような気がした。ワインに対する知識は、昨年ウィーンに行って少し聞きかじった位だ。「良いワインを飲む回数が重ねた分だけ、
少しは味がわかってきた」と思っていた。しかし立花隆のこの章を読んで「何も解ってないということが解った」。
映画で、金持ちが地下にワイン貯蔵庫を持っていて、それを一人密かに飲むのを楽しみにしている場面を見たことが何回かある。
欧米の大金持ちの道楽の一つになっている。欧州の紹介番組みで、ワインの酒蔵の醸造オーナーが、数十年前の取って置きのワインを
レポーターの飲ませる場面を見た。レポーターは涙を溜めてその美味しさを話していたが。この本で知ったことだが世界のワインの
有名産地に殆ど行っていたのだ。南アフリカ、スペイン、ドイツ、チリ、イタリア、フランス、オーストリアなどなど。
この知識があったら、その楽しみも増えたのにと残念至極である。「人生は知らないということを知るプロセス」だが。
知らないということは多くの経験の機会を損失をしていることになる。それも一生を終える時に、つくづく実感をするのだろう。
ー字数の関係でカット(2011年0301)
・・・・・・・
2004年03月01日(月)
1062, 「まず街灯の下を探せ」
野口悠紀雄の「超」整理日記「デフレとラブストーリーの原則」の「まず街灯の下を探せ」が面白!
?暗い夜道を歩いていて、鍵を落としたことに気づいたとする。どこを探せばよいか ?物理学者のアドバイスは、
「まず街灯の下を探せ」ということだ。数学の試験問題を解くには、この「街灯の下原則」に頼るしか方法はない。
(字数制限のためカット 2010年3月01日)
・・・・・・
2003年03月01日(土)
696, ルーツ ー1
ー我家の家系
自分のルーツを探って行けば、ビッグバンにいきあたる。そして宇宙の創造、地球の起源、生物の起源、動物の起源、
人間の起源、日本人の起源、そして家系、自分になる。  家系といえば最近「家」の崩壊が始まっている。
数年前に佐藤愛子の「家系」が数年前にベストセラーになった。10数年前にアメリカでも、ある黒人のルーツ探しの
TV映画が放映されて、ルーツ探しがブームになった。 私の家の家系の話をしてみる。30数年前に父のところに遠い親戚の変わった?
おじいさんが訪ねてきた。「自分ー堀井のルーツを調べたいのだが、小千谷に郷土研究家から詳しい事を調べたい。
そのためにはまとまったお金が必要だ。資金援助をしてくれ」とのことだった。その場で断ったが、父は「自分が調べて解ったら教える」
と約束した。そしてその小千谷の郷土研究家のところに行って調べてもらった。そのコピーを子供たちや親戚に配った。
ー字数の関係でカット(2011年0301)
・・・・・・・
2002年03月01日(金)
346, 20歳の頃ーある教授との出会いー3
  武澤信一教授  人事管理ゼミ
私の人生で最大の師は大学の恩師武澤先生である。もう亡くなられて7年になる。
イメージはキザな気取り屋で、底知れぬ教養人です。話しているだけでコンプレックスの塊になる。
特に人事管理の世界的権威のレベルと聞いていた。先生との出会いがなければ、30数年間一日平均
2〜3時間の読書を続けられなかったと思う。 知的コンプレックスを脳の中心に叩き込まれたためだ。
非常に印象は冷たく、傍にいるだけで居たたまれなくなる人だったと思います。親分肌の正反対のタイプだ。
あだ名は「絹布団」自分でも気にっていたとか。初めは冷たく感じるが、長く付き合ってもらえれば温みが感じられる。
目上の人で筆不精の私が何回も、手紙や葉書をやり取りしたのは先生が初めてであった。
                ? 遺稿文を載せてみるー
ーさようなら武澤先生ー  
       ー武澤先生ご遺稿・追悼文集ー「はげみ」より
武澤信一先生、そして懐かしい武澤ゼミ、八王子ゼミナール、はげみの会、最終のゼミナールとその晩のコンパ。
そして先生の退職時のはげみの会(最後のゼミナールと称して参加者の全員の自己紹介と経緯の説明)等々、
様々なことが思い出されます。私の学生時代、いや50年の人生で恩師武澤先生をのぞいて考えられない位、大きい存在でした。
‘ご遺稿・追悼文集’発行の手紙をいただいた時「よかった」と思わず言葉が出てしまいました。
先生に対する追悼の思いを表現する場が、もやもやした中途半端な気持ちにあったからです。
立大3年の終わり頃、親友だった石川譲冶さんより「今入っている武澤ゼミが素晴らしいから、面接に来ないか」と誘われまま、
気楽に試験に行ったのが武澤ゼミとの出会いでした。 そして入ってまもなく大学3年間の、いや人生の22年間の不勉強に、
呆然としてしまいました。そして2学期から卒論を書くにあたって、知的コンプレックスは極限に達してノイローゼの一歩手前の
状態になってしまいました。進路もこのまま果たしてこのまま進んでいいものか?直接その迷いを先生にぶつけてしまいました。
その時の武澤先生の一言が「迷いを数字で表現してみなさい!」でした。その時の自分の答えが忘れることができません。
「51対49」でした。すかさず先生は「それなら、51の方を選ぶべきです!」しかしその後、最終的に選んだのは
49の就職の方でした。「それなら初めから相談に行く必要がなかったのではないか」という矛盾でした。
その後就職をしたのですが、その後そこを辞め大学に編入しなおし、再び就職後事業を起こしました。
そして現在に至っています。そのプロセスの中でいつも先生の影が、自分を追い立てていたようです。
また「51対49」が私の人生観の一つになりました。何事も「51対49」と考えると、迷いも冷静に対処できるのです。
好き嫌い「51対49」差し引き2。正しい、間違い「51対49」差し引き2・・・・。
1989年の夏、先生が新潟大学で第19回の労務学会全国大会で議長をされました。
その時、私のホテル(シングルイン新潟)に泊まっていただきました。そして「卒業後の30年のつもる話」を、
させていただいた事を忘れる事ができません。そして新潟の夜をハシゴをして飲み歩いた事も。
ところで武澤先生と最後にお会いしたのは、1993年の「はげみの会」でした。
二次会で先生が異様に元気がないのが、気になっていました。そして、その会の帰りがけにエレベーターの前で、
私の手を握って「堀井君、遠くから有難う!身体にくれぐれも気をつけて、元気で!」と上下に激しくふった時、
「もしかしたらこれが最後のお別れになるかも?」と思ってしまいました。しかしまさか、こんなに早く現実になろうとは・・。
天国の武澤先生、本当に本当に有難うございました。ご冥福をいのります。
                                      1996年7月13日発行
 


3626, デトックス

2011年02月28日(月)

  ーまず「デトックス」を、ネット辞書で調べるとー
【 「解毒」や「浄化」という意味で、人間の体内にたまった重金属や、余分なミネラルなどを取り除く健康法。
 体調がよくなる、肌が若返る、生活習慣病の予防となる、などの効果があるといわれている。
従来の健康法はサプリメントなどによって足りない栄養素を補うという足し算方式だったが、これは余分なものを取り除く引き算方式。
人間の体内には、食品や水道水などを通じて鉛やアルミニウム、ヒ素などが細胞のタンパク質などとくっついて蓄積されており、
これらはわずかな量でも体に悪影響を及ぼすことが、最近の研究でわかっている。 脂肪を分解する酵素の働きを妨げるため、
ダイエットがしにくくなることも指摘されており、これらを体内にためないためには、効率よく排出する食事に心がける必要があるという。
ゴボウやコンニャクなどに含まれる食物繊維は、余分なミネラルが体内に取り込まれるのを防ぐ働きがある。
タマネギやリンゴ、コリアンダー、ニラ、ニンニクなどは、重金属をとらえて体外に排出する。
肝臓の解毒力を高める亜鉛やセレンを含む緑黄色野菜などを組み合わせて、取り込まれた毒素を排出するのが効果的である。
また、不要な成分を取り除く「デトックスサプリメント」も発売されている。 】
 ー以上だが、これとは別の話になるが、活性酸素が人間に溜まると、これが病気を誘発する。冬を除いて毎日散歩を続けているが、
 雨などで数日休んだ後に、久々に歩くと身体全体に溜まった毒素が体外に排出していく感じがする。
 これが身体に溜まった活性酸素の排出か?と思ったことしばしば。 身体に新鮮な酸素を入れると血液が洗われる。
 またストレスも毒素になる。知らないうちに溜め込むと病気を誘導する。毒を入れないことと、溜めないことである。
 インスタントや冷凍食品の防腐剤、そして米や野菜にふりかけられた防虫剤などが長年にかけ我々の身体に蓄積されている。
 体内の毒素のデットストックをデトックスするということ。私もデトックスサブリメントとして二種類の酵素を飲み続けている。
 とはいえ、毒はたっぷり溜まっているのだろう。子供時代はインスタント食品や、防虫剤がふりかけられた米・野菜は無かったので
 良かったが、団塊世代の後の世代の人たちは、これから後遺症が出てくるはず。だから、この言葉が注目されているのである。
・・・・・・・
2010年02月28日(日)
 3261, 日本の将来が暗いのは?
現在の日本が目先に直面している問題は大よそ
 ・二番底は回避できるか ・財政破綻は防げるか ・米国と中国のどちらに頼るか
 ・企業経営は長期低迷を脱するか ・民主党に期待できるか ・政界再編成が、どうなるか
 ・当面の少子化をどうするか  ・消費税を早急にアップできるか
日本人の平均生存年齢が80歳以上で、世界で一番高いのは知っていたが、
年齢の中央値が44歳とは驚いた。
 各国の年齢の中央値は
  日本 43.9歳    米  36.7歳    中国 35.2歳    ベトナム 27.5歳
  メキシコ 26.7歳    ブラジル 28.8歳   ロシア 38.5歳
日本だけが異常に高い数字となっている。 これは国民の年齢と捉えることができる。
これでは日本の将来に対して不安が生じるわけである。
この恐慌の中で、結婚適齢期の人たちの結婚時期が遅くなり、結婚しても、せいぜい一人っ子。
当分は平均値が上がるだろう。 それは、即、国家税収の減少につながる。 暗くなるのは当然である。
 ・・・・・・・・
009年02月28日(土)
2886, ハリウッド映画のような「アメリカ物語」
2009年02月28日(土)
 今回の金融危機は、歴史の残る大事件であることは言うまでもない。そして、この金融クラッシュは、
起こるべくして起こった出来事である。史上最低?のブッシュ大統領を8年間に渡って我われは毎日のように見せつけられた。
そして最後の置き土産として、これまで無かった世界恐慌を遺してくれた。何か安物のハリウッド映画を見せられているようだ。
その悪役ブッシュに替わり、善人を演出して颯爽とオバマという史上初の黒人大統領がデビューしてきた。出演のスターは
悪党のブッシュ元大統領、その補佐としてポールソン商務大臣、ラムス元国防大臣、黒人女の国務大臣のライス、
前大統領のクリントン、その奥様のヒラリー、ブッシュの親父の大ブッシュ元大統領。更に、その前のレーガン大統領と役者が登場。
彼らにとっての悪役は、アルカイーダのオサマ・ビン、イラクのフセイン大統領、北朝鮮の金日生に金正日、ロシアのプーチン。 
脇役は日本の小泉、イギリスの歴代首相、などなど、書けば限がない。30年をかけて完成したアメリカ金融帝国(大統領ブッシュ)に、
アルカイーダのオサマ・ビンが2001年9月11日、乗取った旅客機三機でニューヨークの金融ビルと国防省に突入。
アラブ対ユダヤの対立項をつくる。それに激怒したアメリカは、その本拠地のアフガンと、疑惑の深いイラクに戦争を仕掛ける。
イラクに関しては、その実、油田狙いと、原油決済のユーロへの転換を阻止することが後で判明。
その戦費捻出のためアメリカを牛耳ってきたユダヤ人を中心に、秘策を考え出す。
さらなるアメリカ需要拡大のために黒人や中南米から流入してきた貧しい人たちに住宅と自動車を売りつけ、
それを証券化して(格付け機関の偽ラベル張りをして)世界にばら撒く。その上に世界中から輸入をして、見返りに、
紙切れのドルをドンドン刷って交換する。 一度支払ったドルを、今度はアメリカ国債と交換させて回収すれば、
戦費を稼ぐことが出来ると・・・国家謀略である。そこで目をつけたのが、日本と中国である。まずは日本に円安を誘導して
日本の輸出産業にとって優遇を与えて、紙切れと交換する計略を練りあげ、間接誘導。そして中国には自由主義経済圏への
参加費として、外貨準備金としてのドルの備蓄を誘導。 ドルの替わりに中国製商品を輸入することに、まんまと成功。
しかし、それにも問題が発生してきた。 右上がりに上がりするはずの住宅価格が値下がりを始めたのである。 
そこをキッカケに、そのシステムが根こそぎから崩壊が始る。 そして、この金融危機である。
そこで対立党の民主党に黒人大統領を選出させて「チェンジ、ウィ・キャン」とか言わせて、
その影で国債を強引に、これまでのように押し付けようとする。 特に日本は丁度良い隷属国家...
・・・・・・・・・
2008年02月28日(木) 2521, つれづれに
  *新大学生の同棲率が6割だと!
 先日、長岡の知人が事務所に訪ねてきたときの話
「来るときの車の(地元局の)BSNラジオで、新潟大学の150人の学生のアンケートの結果、友人を見ていて同棲率が、6割という。
筑波大学に続いて日本で二番目というから驚いた。自分は早稲田だが、殆どいなかった。それにしても地方大学とはいえ
一期校だった新大の学生がね〜。信じられない」と、憤っていた! 半分は羨ましいという気持ちが互いにあった?実際のところ、
そういう友人は学生時代に何人かはいたが、一番本を読まなければならない時期、心の底では誰もが軽蔑?をしていた。
気持ちが、そちらにいっているのを直感で感じ取っていた。しかし過半数以上が、同棲となると話は違う。
それの是非は別として「ゆとり教育」の弊害からくる質の低下か、価値観の相違なのか。そのうち何割が結婚するのだろうか?
地方で、刺激が少ないから、そちらにエネルギーがいってしまうのか?解るが!
  *新潟の景気が底抜けした?
 昨日、地元で建材のブローカーをしている知人が久しぶりに訪ねてきた。曰く「地元の経済がさらに落ち込んでいる。
建材が軒並み20㌫ちかくアップ。それに対応できないのが現状で、そのアンバランスからくる混乱が大きくなっている。
それに対して首都圏と関西にかけての東海ベルトラインは好調。地元の業者は、そこに無理をしてでもいきざるを得ない。
そこで、地元が干上がっている。地元の公共事業で生きてきたゼネコンが体質変換に失敗して倒産寸前という。その直後に、
決算のため来ていた税理士と話したが、内容はホボ同じの内容。スタグフレーションが具体的な現象で現れてきたということだ。
それと、勝者と敗者の姿が更に明確になってきているという。
勝者はより豊かに、敗者はさらに貧しく、これが極端だという。「勝者、総取り」という現象である。
  *新潟空港までのアクセスについて
 以前、学生時代のゼミの一年後輩の一本の電話「新潟活性化のための秘策を大和総研に相談されたが、
何かありませんか」というのに「新潟駅から飛行場まで新幹線を通すべき」と答えたのを・・このテーマの内容は、
今度書くか・・・ 政治家の丁度いい餌食になるだけと手を引くまでの詳細も面白いが、軽く書いてよいことでもない。
・・・・・・・・・
2007年2月28日(水)
2157, ワンセグ携帯・二機!
   オッ(*^○^*)ハ〜ヨウサン!
夕飯後の団欒で 家内が買ったばかりのauと、私が買ったばかりのNTTドコモの携帯のワンセグなどの機能を
試しながら、互いに「凄い・凄い!」と連発。昨日はドコモの方がよい!ということだったが・・・
(字数制限のためカット 2010年2月28日)
ーーーーーーーー
2006年02月28日(火)
1792, 冒険投資家ジム・ロジャーズ
   世界バイク紀行−2             才ノヽ∋ ー ヾ(^ω^*)
一度きりの人生、極限に生きてこそ人生の面白みが出てくるのだろう。アメリカの現代的なエリートの人生の一つの
カタチを見せられたようだ。徹底的な自由主義者である。履歴からみて、間違いなくエリートコースを歩んでおり、
人生の設計図も緻密にたてている。 ー印象的な部分をランダムに抜粋した。  +。゚φ(ゝω・`○)+。゚
・「まず第一に殺されないようにすることです。二番目には人生を楽しむこと。三番目には世界を知ること」
 「人生は短い、遠くまで行け!そして深く考えよ!」 人生を勝手に難しくしているのは、我われ自身である。 
   解)深く考えつくした上でシンプルにすることだ。
 「殺されないようにする」は、旅だけを言っているのではない。生活レベルの生存の確保もある。
・「大きな変化」
 −これがキーワードである。大きな変化とは、100年に一度の変化である。
 それを読み取るには徹した研究と調査と分析が必要である。そのベースとして、「歴史」と「哲学」が大切である。
   解)その潮流は情報社会の到来である。
・歴史のひとつの教訓は、真に虐げられた人間は立ち上がらないが、抑圧された人間が期待を目覚めさせられたときほど
 恐ろしいものはないということだ。そして共産圏の人々は期待を裏切られ、憤怒はその標的を探さなくてはならなかった。
 それぞれの地域を悩ませた民族や国家や宗教の対抗意識は再び噴出するだろう。もともと国境は合理的なものでなかった。
・政府はゲームのルールを変えることなど何とも思っていない。政府のおこなったことを個人がおこなえば監獄いきだ。
 たとえば投資家たちと契約を結び、後でルールを変えれば、一般的には詐欺と呼ばれる。S&Lの危機は記憶に新しい。
 S&Lはせいふに泣きついて 「大問題を抱えている。利益は吹っ飛んで、深刻な資金不足になっている」といえば、
 政府は、「では、会計規則を変えよう。本当におきていることは口外しないこと」と言った。
 政府は会計報告を操作できるようにしたのである。もし、私人が同じようなことをしたら、監獄いきになる。
 政府は「詐欺行為をしたのは少数の貪欲な奴らが起こしたことだ」と言った。政府はその貪欲な奴らの一部である。ヾ(´_`ノヾィ♪
・・・・・・・
2005年02月28日(月)
1427, 3つの部屋の物語ー2
迷ったときは運命を信じなさい−4( 創作ー未来の部屋 )
ー10年後の私との対話ー
10年後の私は、69歳である。光輝いているので、はっきり見ることができないが、確かに10年の年月を
感じることが出来る。10年後の私が話しかけてきた。「10年前に、考え行動した小さな積みあげた姿が現在の私です。
実は貴方は10年後の私と話しているのではないのです。今現在という永遠の世界の中にある自分と話しているのです。
毎日、この部屋に来て私と話している時間は、目先に囚われている自分から一歩外の永遠の中に来ているのです。
ここに来ることが貴方を癒し、その時々の自分を導いてくれます。気楽に毎日この部屋に来て他の二人とも話すことです。
そして「他の二つの部屋」にも立ち寄ってください。必ず貴方は変わるはずです。」10年後の自分と話をしていると、
深い光の空中を漂っているような感覚になる。そして、自分の羽織っていた薄い透明な布を私にかけてくれた。
その瞬間、10年後の私になっていた。目の前に私が座っていた。この私を連れ出して10年後の私の目で現在を見たくなった。
そこで、彼?と2005年に戻ってみることにした。ー「おい、お前!何をしているのだ」と、まずこの男に声をかけたい。
やるべきことは実行していると信じているが、その根本から疑ってみようしていない。
まず教えてやりたいのは「時代がどのように変化しているかを、もっと真剣に考えるべきである」ということである。
少し助言を与えよう。ー昨年から書き込み始めた「10年日記」の2014年の空間に、私の言葉を書き込みなさい。
十年後の私が書いていると想像しながら書くのです。書き連ねているうちに、私のいいたい事が自然に出てきます。
その重なりの中で、これからの行き方を指導するようになります。毎日、私たちの部屋に来て会話をしていると、
その日記がスラスラ書けるようになるのです。              つづく
・・・・・・・・
2004年02月28日(土)
1060, 職業性格形成論−4
   ー「営業屋性格形成論」−2
「職業性格形成論」から「営業屋性格形成論」へと続き、今度は「ゼネコン営業性格論」を書いてみる。
「ゼネコン営業論」になるが。 営業の世界で、私が知っている範囲で一番すざましいのがゼネコンと保険屋である。
再開発を数十年にかけて追いかける仕事もあるし、談合という公務員と組んだ国家犯罪をつるんでやる仕事まで様々である。
接待などで一つ間違えばアルコール中毒になってしまう。また癌になる確率も非常に高いという。接待をしているつもりが、
逆に丸め込まれることも多い。自分の仕事に疑問など持つこと自体許されない世界である。情報渦巻く中で的確な判断も
要求される仕事でもある。
(字数制限のためカット 2011年2月28日)
・・・・・・・・
2003年02月28日(金)
 695, お金の哲学−1
「お金のたまる人たまらない人」と「金持ち父さん貧乏父さん」
  と「ホームレス失格」を読んで金銭哲学を考えてみた。
私の両親は教育といえば金銭哲学の話をメインといってよいほど繰り返し繰り返し話をしていた。
今から考えると、それは人生哲学であり、如何に生きるかということであった。
この本の90㌫は両親が繰り返し話している内容であった。
ー思いつくまま書いてみるー
・浪費をしないことー人生の楽しみを浪費に求めないこと       ・自分の趣味を持つ事ー人生を楽しむこと
・時代の変化を早く見つけ、その変化をチャンスに変えること
・常に蓄えを増やす事ーチャンスに即金を出せること−最悪に備える事
・借金は最小にー                     ・勤勉であること
・仕事を楽しむこと                    ・勉強をし続けることー教養を積むこと
・肩書きや仲間付き合いは最小の人と、しかし最高の人と   ・投資物件をつねに抱いていること-投資をし続けること
・生活レベルを上げないこと                ・「飲む、買う、打つ」は身を滅ぼす
・銀行の恐ろしさを十分知るべし              ・神仏に対しては真摯に、とくに墓は大事に
・保証人には絶対になるな                 ・死に資産は持たない
・質実剛健であることー贅沢や肩書きは敵と思え       ・情報はもっとも大事
・自宅は可能な限りよい家を造り、生活は質素に
長岡商人は大阪商人の流れをくむという。御朱印船の影響が残っているためだ。
考えてみれば面白いものだ。新潟は天領であった為、江戸の影響が今でも残っている。
・・・・・・・ 
2002年02月28日(木)
345,20歳の頃 -ある教授との出会い−2 
  野田一夫教授
経済・経営系の人なら、この人の名を知っているはずだ。ドラッガーの訳者だからだ。忘れられない授業がある。
確か3年の時の6月の初旬あたりである。講座は「経営学」である。その時の感激を今でも忘れられない。
学生時代の自分の中で色々な内面のビッグバンがあった。その中で「Aクラスのショック」であった。
 ーその内容とはー
諸君、同じ人間として生まれたからに、せっかくこうして学んで人の上に立とうというなら、ロマンローランの
「ベートーベンの生涯」をぜひ読んでみなさい!ベートーベンは音楽家でありながら、耳が聞こえなくなってしまった。
音楽家にとっての難聴は致命的である。それを乗り越え、その心を作曲したのが「運命」である。
この本の中の彼の手紙に 「絶望を突き抜け歓喜に!」「良くかつ高貴に行動する人間は、その事実に拠ってだけでも、
不幸に耐ええることができる!」という言葉がある。不幸のどん底の中の意志の言葉だから素晴らしいのだ。
この本を買って繰り返し読みたまえ! これから諸君は何らかの形で指導者になる人間だ。素晴らしい本を読みたまえ。
勉強をもっともっとしたまえ。何処でも席を座るならこそこそ隅に座るな!真ん中に座りなさい。
大体がこんな内容であった。この時から何かが変わったように思えた。野田一夫教授は当時、ドラッガーの訳者として
高度成長期の売れっ子教授で、今でいうタレント教授的なところがあった。自信と個性の塊のような人で、
人をある方向に駆り立てるカリスマがあった。その後立教を辞めた。多摩大学の創立総長として、何度かTVでお目にかかった。
更に宮城大学も同様に創立に関わり総長をされていた。ドラッガーが愛読書になったのも野田教授のお陰である。


3625, 人は人生に何を求めるのか

2011年02月27日(日)

 人生の終盤に差し掛かり、ふと「人間は一生を何のために生きているのか?」という学生時からの問いが再び俄然と立ち現れてくる。
何度も問いかけ、問いかけられてきた問題だが、この年齢の、その問いかけは自分の人生の奥から沸きあがってくるから学生時代の
それとは違ってくる。 「己の魂を磨くため、高めるため」というのが、現在のアリキタリな答えになる。キュープラー・ロスの
レッスンとは魂を磨き高めるためである。 それは社会的に成功したとか、何かを残したとかいうことより、内側に一歩踏みこんだ
自分独りだけの醒めた問いかけと、その答えになる。 そこで、何度も問かけてきた、「魂とは、そもそも何ぞや?」という
根源的な話になる。 魂とは= 物理的には、大宇宙の中の微細な最大100年間与えられた肉体。それに対し、
魂は、己の心の背後に広がる内的宇宙と、そこに繋がっている己をいう。それは「いま、ここ」から過去・未来に広がり宇宙に通じている。 
それを人間は一生をかけ心を通して広げ、高め、開放していくことが、人生が求めること。 自分の人生が半年、三ヶ月と、区切られたときに、
己は果たして何を求めていたのか、問題が立ち上がる。 「人生は魂の研磨を通して己を高めること」とすると、そこに知識と経験が必要になる。
求める対象にエネルギーを集中していく過程で己を高めることそのことが人生である。 よく遊び、よく学び、よく働く、こと。
その3つを心がければ、自動的に求めているところに近づくはずだが。人生が何を求めているかというフランクルの哲学になっていくが。
 そんな難しいことを考えることもない。 今ここ、を大事にすればよいのだが!
 ・・・・・・・
3260, 日米「振り込め詐欺」大恐慌    ー2
 2010年02月27日(土)
  ーこの本の論旨というと
「アメリカ発の世界恐慌」がこれから始まるが日本はアメリカに洗脳されたままなら、アメリカと一緒に崖から落ちて行くだけ。
オバマは2年で大統領を辞任し、ヒラリー大統領が登場する。 現在のままでは「日米振り込め詐欺構造」では日本が潰される。
既に「日米振り込め詐欺」で私たちの年金が吹き飛ばされたも同然で。日本の年金が国債などで吹き飛んで、近い将来には、
3分の1しかもらえない事態になる。しかし、これからはアメリカ処分案が実行される。アメリカが処理しなければならない
金額は4千兆円。 巨大バブル崩壊で失われた世界の富は総額6〜8京円。 その10分の1の処理が必要になる。 
その中で、日本はアメリカの洗脳から脱却しなくてはならない。ここで更に日本から60兆円を貢がせようと策動する。
これからアメリカは横柄な態度で次から次へと日本に政治謀略を仕掛ける。
 〜以上だが、
 隷属国家の日本は、民主党への政権移管でアメリカと日本の官僚たちからの呪縛から解放される時である。
日本が稼いできた金は、ドル本位制度とかいうシステムで殆んど絞りとられてきた。 この著書は一年前に書かれたが、
著者の言うとおり、鳩山の脱税、小沢の政治資金疑惑など、明らかに日本の官僚がアメリカに策動された動きになっている。
そして、今度はトヨタバッシングである。 現在が日本にとって大きな節目。思い切ってアメリカと間を置くチャンス。
アメリカは露骨に日本の貯蓄を狙っている。 この数年が経済危機に見舞われるが、大元のアメリカの傷は最小で済む。 
「振り込め詐欺」というより、「抱き込み詐欺」に戦術を変えようとしている。 ドルを大幅に刷って、
世界中のドルの価値を一方的に下げればよいだけ。 それがドル本位制の正体である。アメリカは軍事だけではない、
小麦、トウモロコシなど、食物の生産国である。軍事と食料で日本など簡単にコントロールできる。
だから、いざとなると日本は腰が引けるのである。 人口減少と、戦後教育、とりわけ「ゆとり教育」で日本人は、
確実に骨抜きになってしまった現実がある。 頭と尻尾に、その傾向が大きく現れている。 
 ここで、政界再編成を早く実施して、新しい時代に向けた体制をつくらなければならない節目にきている。
今さら鎖国もできないだろうし。 欧州、アメリカが駄目ときたら、紆余曲折はあっても、中国、インドの時代か!
・・・・・・・・
2885,「思い出婚」というが!
2009年02月27日(金)
芸能関係の話も、たまには良いだろう。
 ーまずは昨日の芸能界でのサプライズニュースの内容から
《 歌手玉置浩二(50)と女優石原真理子(45)が復縁し、東京近郊で同居生活を始めていることが24日、分かった。
 2人は85年に不倫愛が発覚したが、紆余(うよ)曲折があり翌86年には破局。 06年は石原が自伝で玉置の暴力癖
 などを暴露し絶縁したと思われていたが、2人は自伝の出版後も連絡を取り合っており、再び恋に発展したという。
 今月に入って同居を始め、玉置の自宅周辺では、買い物に出掛ける姿も数多く目撃されていた。
 80年代後半には泥沼の不倫騒動を起こし、06年には石原が自伝「ふぞろいな秘密」の中で「(玉置の)暴力が原因で別れた」
 と衝撃の告白をした。2度と顔を合わせるはずもないと思われていたカップルが、20年以上の時を経て再び愛をはぐくんでいた。》  
「泥沼喧嘩友達の友情愛」ということか。 結婚のカタチの一つということだが、最近では「セックス格差社会」という本も出ており、
女性の求める男とのギャップがあまりに大きい。それが互いの妄想で結婚して泥沼に入って、家庭内離婚も含め過半数が破局する。
その前段階の晩婚、非婚は男性のせいと言われがちだが、女性の方にも問題があるようだ。
「責任感がない」「収入が少ない」「女を口説く甲斐性もない」「内省的過ぎる」などなど、次から次へと前提をつける。
(字数制限のためカット 2010年2月27日)
・・・・・・・・・
2008年02月27日(水)
2520, ライバルはディズニーランド!     ゚+.(ノ*・ω・)ノ*.オハヨオォォ☆゚・:*☆
*IKEAの日本進出
 欧州を旅行をすると、首都の郊外で「IKEA」の店を見かける。
 何度か入ったことがあるが、組み立て家具の店でゴチャゴチャと雑然としているが面白い店である。
 本社はスェーデンにあるが、とにかくセンスがよくて、その割りに(欧州としては)値段が安い。
 北欧は家に招待しあい家具のセンスを競い合うのが互いの楽しみという。
 そのインテリアはシンプル&スタイリッシュで洗練されて、手頃な価格になり、日本の消費者にも
 支持されるのではないか。それか店としてのエンターティ-メンか!100円ショップも似たようなことを言っていた!
 そのIKEAが数年前に船橋に開店したことは知っていた。その後のニュースは聞いてなかったが、
 数日前の産経新聞の生活欄に記事が出ていた。日本でも本格的に出展を始めるようだ。 
 ーーーー
 ーIKEAの日本進出ー
*ライバルはディズニーランド
  −−
 それはIKEA日本進出の記者発表会でのことでした。競合はどこですか、という質問に対して、
イケア・ジャパン代表取締役はきっぱりとひとこと。「ディズニーランドです」
 (字数の関係で中間カット2009年02月27日)
ーー
日本では、ニトリ、大塚家具、東京家具あたりが、当面の大きなライバルになる。
日本人に組み立て家具が受け入れられるかどうかだが、私は大丈夫と思うが・・・。
  まさか、日本でIKEAの店が見られるとはね!
                         (。´_`)ノホンジャ!
・・・・・・・・・
2007年02月27日(火)
2156, 幸福に驚く力 −3
            (o_△_)oゴロン(o_ _)o.。o○グー オハヨ〜
*「物語」の持つ力*           ー読書日記ー
ーまずは、この本の中の「物語」の持つ力と不思議についての面白いところを抜粋してみようー
河合隼雄の「物語とふしぎ」の中で、「〇〇にとって納得のいく答えが物語になるのだ」
「正しい知識を供給しても人は納得できない場合がある」「人間の体験した不思議とか驚きを心に収めるために物語はある」
といっている。人は科学的、客観的にはおかしくても、それでも納得できる方を選ぶということを遠い昔からしてきたのである。
河合さんは、それを、「その人と世界との関わりを示すものとして物語はある」といっている。
「物語とは何か」を根源に立ち返って考えさせてくれる、あるエピソードがある。ある人が、南フランスに出かけていって、
一面のヒマワリ畑の中にたったそうです。ところが、彼はヒマワリに圧倒されて、ほとんど気が狂いそうになったといいます。
その時彼は何をしたか。ゴッホのヒマワリの絵を必死になって思い浮かべたというのです。
そしてその目の前のヒマワリと自分の間にゴッホのヒマワリおいて、そうすることで初めて精神の均衡を保つことだできた。
そう話してくれました。つまり、私たちは本当に対象となるものに直に触れているように見えるけれど、いつもそこに何か借りてきて、
それを通して対象と触れ合うことを無意識のうちにやっているんじゃないか。自分と世界と直接結ぶということは物凄く大変なこと。
だから、こうだよという物語、それを借りてくるんじゃないか。いま私がいう物語には絵も音楽も入っています。
つまり自分は世界とどう関わったかに答え、それを一つの形にしたもの。それを聞いた時に、物語とは何か、
ふっとつかめたような気がします。ある波頭を見ていると、「あっ、北斎の波頭だ」と思わずつぶやく。
もし、北斎のあの版画を見ていなかったら、本当にあの波頭を捉えることができたか? ある人がこうつかんで、物語にした。
その物語を借りてくることによって、対象と向き合う。そういうことを、私たちはみなやっていると思います。
ゴッホがなぜ狂ったのか、恐らく彼には、借りてこられる物語がなかった。どうしても納得できる他人の物語がなかった。
それで格闘したんですね。してやっとつかんだ時には精神の均衡を失っていた。そう思います。
ーーー
(字数の関係で中間カット2009年02月27日)
・・・・・・・・・
2006年02月27日(月)
1791, 全日本ラグビー選手権が面白い!
      (☆-v-)。o○《Gооd Мояйiиg》○     
昨日の全日本選手権の「NEC]と「東芝府中」が面白い試合であった。
最後の瞬間まで攻防が続き、6対6の同点引き分けで両者の優勝になった。
後半は東芝が一方的な攻撃になったが、終了間際のワンプレーが届かず、NECが守りきり同点優勝になった。
目の前のボールを拾えばゴールで東芝の勝ちだったが、するりとボールが前に滑ってしまった。(p>□<q*))          
去年がNECの優勝の為、宦官びいきで東芝を応援していたが,近年まれなる好試合であった。
表彰式では、お互いに笑顔が多かったのは、持てる力を存分出したからだろう。 (^―^) (*^-^*)
ラグビーは延長戦は無く、両者の優勝になった。これでNECにとって昨年に続いて連続優勝ということになり、
東芝はマイクロソフトカップと、トップリーグの合せて三冠をとった。 観ていて両者が全力を出し合った
後味の良い試合であった。今年は学生の優勝チームの早稲田大学がトヨタに勝つハプニング?もあった。
ラグビーは集団格闘技(乱闘)といってよい。よく観ていると激しい殴り合いを審番の見えないとこでしているのがみる。
体力勝負のところが面白いが、闘っている選手は恐ろしいという。まあ、観るぶんにはよいが!                
・・・・・・・
2005年02月27日(日)
 1426, アメリカインディアンの教え−2
ー何処かの国の教育学者のように、
  私の「インディアンの教え」を`家庭の在り方という視点’で書いてみる。
・両親の仲が良い子供は、暖かい心の子供になります。
・卑しい両親の子供は卑しくなります。
・人の悪口を家庭内で言っている親の子供は、冷たい子供になります。
・期待過剰の両親の子供は、無気力の子供になります。
・厳しすぎる親の子供は、影で悪いことをします。
・家庭内離婚の子供は、社会に対して敵愾心を持つようになります。
・男女間にだらしない親の子供は、離婚をする確率が高くなります。
・親の愛情をタップリ受けた子供は、心の芯の強い人になります。
・子供を自分の所有物と信じて疑わない親の子は、親を憎むようになります。
・子供に一流の音楽や芸術をシャワーのように与えた子供は、一流の人物になる傾向が強くなります。
・常に夢を持っている両親の子供は、創造(想像)豊かな人になります。
・他人に思いやりのある親の子供は、幸せな一生を約束されます。
・子供を優しく見守れる親の子供は、自主性のある自由な人生を過ごせます。
ー作成時間30分で熟慮はしてない。
 −−
租借と熟慮をしていない分だけ、アメリカのドローシー・ロー・ノルトの「子供が育つ魔法の言葉」
の方がよいが、数時間かけて考えれば近いのは作れる?!インディアンの教えと、ノルトの言葉を
出しながら何回か読んで頭に何か浮かぶのを待てばよいのだが。 この位で止めておく。
・・・・・・・
2004年02月27日(金)
 1059, サバイバル
 今の日本経済は「サバイバル・ゲーム」化していると言われる。そこでサバイバル(生き残り)を考えてみる。
(というより、ある雑誌の文章を土台に考えを書いているだけだが)アメリカの軍事「サバイバル・マニュアル」には
・まず「生きる望みを失わないこと」とある。生きる望みを失わない為には、ハッキリした目的がなくてはならない。
 アメリカの軍事のサバイバルの第一の精神が、まずは生き残るという意志を挙げているところが意外である。
 究極のところに立てば、まずは気持が大事ということだろう。
・次には「今までの生き方では生きられなくなった場合をいう」
「現在置かれている現状、いわゆる状況を、正確に、早く掌握すること」とある。そして最適な方法を考え抜く。
 方法が決定されれば危険を乗り越えて行動することだ。まずは生き方を根こそぎ変更することである。
 とにかく、逡巡が一番悪い。何か自分のことのようだが、日本という国家もだ。
 以上のサバイバルの意味から、現在日本の企業の全てに要求されているのは、
 この情報化社会の大変革の中、生き抜くという意志と、今までのやり方を根本的に作り変えることだ。
 その為には、現在置かれている状況を正確に、早く掌握することである。どの経営者に会っても言っていることは
・時代は、我々の想像を超えて変化をしている。
・今までの延長のやり方ではもう生き延びることは不可能だ。
・生き残る為のスキルを徹底して磨き、一点突破していくしかない。
 最後の生き残りの5〜10㌫になる為のサバイバルに入った。 厳しいが面白い時代である?
 ほんと!弱肉強食の時代に本格的に入った! いつの世も「勝てば官軍、負ければ賊軍」である。
・・・・・・・・・
2003年02月27日(木)
 694, ハウステンボスの倒産
20年前に、チェーン理論のペガサスクラブの渥美主幹の言葉が印象的に残っている。
「いま色々なリゾート開発とかテーマパークがブームになっているが、あれは後背人口が3000万以上でないと成り立たない。
日本では関東しかない。大阪でさえ難しい」であった。「なるほど全くそのとおりである!」と納得したのを憶えている。
「浦安のデズニーランドが上手くいっているのは、関東の3000万のある上に、日本全国とアジアの数億人の人口があるからだ」
と加えていた。その後バブルが発生して色々な計画が発表された時に「本当にバカでないか!」と冷笑していた。
別に私が考えてことでない、その情報を知っていただけだ。新潟では「ロシア村」「トルコ村」長岡ではゼネコンの
「スペースシャトル村」が計画され全て頓挫した。聞いていて無知もはなはなしいと思っていた。
再開発の90パーセントもこの類だ!今年オープンする「トキメッセ」はその最も最悪下劣の計画である!
このテーマではないから省く。現在になってこれらの計画のボロが露出しているが、この計画と遂行した犯罪者は
引退したか、あの世にいっている。日本という国はどういう国だろ??いつの間にか、ボタンを掛け違えてしまったのだ。
このツケの支払いが、今の若い人たちの10年〜50年後に回ってくるのだ。
5〜6年前にハウステンボスに行った時その計画の合理性に驚いて、こういう例外があるのかと目を見張った。
特にテーマパークにあわせたオランダ風のマンションや住宅を造って販売しているのに驚いたものだ。 
といって2回以上行きたいとも思わない。 デズニーランドなら別だろうが。
この「2回以上いってもよい」と思わせるには、高度のノウハウが必要のはずだ。
今は大型PDPTVが家庭内に入り、居間がテーマパークになってきている。映画館もしかりである。
私の場合、PDPTVが入ってから飲みに行く回数が半減した?テーマパークはバーチャルが最大の売りだが、
今の映画はデジタル技術でその過激さが飛躍している。 ハウステンボスの倒産は今の時代を象徴している。
・・・・・・・・
2002年02月27日(水)
 344,「神話の世界 」 -1
キャンベルとモイヤーズの対談集を読んだ。この本は私の愛読書の一冊でもある「シェーン」をはじめとする西部劇の大部分は、
[神話のストーリ]の転用であるという。主人公がある街に流れてくる。そこで悪に遭遇して正義感からその悪と対決し退治をする。
そして何も報酬を求めず黙って去っていく。「英雄の理想像」である。英雄の立場からすると大いなる旅に出て、
そこで色々な困難に遭遇をする。それと闘い勝利して「大きい精神的な何か」を得て故郷に帰っていく。
アメリカ西部劇の全てに共通しているストーリである。スターウオーズ」も、そのストーリーが背後に一本通っている。
現代の神話、西部劇である。今話題の「千とチヒロの神隠し」もその筋道だ。桃太郎、一寸法師などの昔話もそうだ。
挑戦、闘い、変化ー成長、の成長過程が全て含まれている。我々もそのプロセスを重ねて成長していく。
神話はそういう意味で「人間の一番の本質」といってよい。誰もが自分を一生を貫いている神話を持っている。
自分にとって誰もが主役、皆が大将である。「脱皮できない蛇は死ぬ」という諺があるが、神話のない人生をいう。
西部劇をみていて、そこに懐かしいアイデンティテーを感じる。そこに内面の深奥の旅を経験する為だろう。
蛇と鷲の闘いを絵でみたり、TVのドキュメントを見て興奮を覚えるのは「地に縛られている蛇」と「飛躍の象徴のわし」
の戦いを、「自分の内面、過去の経験」で知っているからである。英雄は鷲である。飛躍とは地に縛られている自分からの
飛躍である。蛇は縛られている自分でもある。その自己葛藤がその闘いである。蛇は人間がまだサルの時、
森に縛られていた時の天敵である。本能的に嫌うのは、その時の記憶が遺伝子に残っているからだ。その合体が龍である。
羽の生えた蛇である。何処の世界にも龍という架空の動物がいるのは、人類共通の想像的産物である。 願望の結果である。
神話の中によく大きい鳥に乗り、はるかかなたに旅をする世界共通の物語もその形を変えたものである。
大鵬という大鳥もそうだ。 実は私の「秘境の旅」もこれに似ている!
一時の蛇から、森からの飛躍のバーチャル版といっていい。 鳥を飛行機と喩えることができる。


3624, 自己の探究 ー1

2011年02月26日(土)

 「 自己の探究 ―自己とつきあうということ 」 和田 渡 (著)
    ーアマゾンの内容
 悩む人にも、悩まない人にも。偉大な思想家たちの思索をたどりながら、他者や世界と繋がる自己発見への旅。
 モンテーニュら偉大な思想家たちの思索を辿りながら、誰もがそこから逃れられない厄介な「自己」とのよりよい関係の構築を模索する。
   ーー
  哲学史から、世界との関係より、自分自身との関係を重視した思想家たち、ソクラテス、モンテーニュ、パスカル、アミエルなど、
  を取り上げている。「自己」の哲学的意味を知りたい人が、その思想家を見つけるための「カタログ」でもある。
  どのページを開いて、4〜5行を読むと自己に対する意味が自己完結しているように書いてあるのが良い。 
 ≪ 自己への問いは、いわば、われわれに課せられてくる問いなのである。日常に亀裂がはいり、自己の存在そのものがひとつの問題で
  あることに気づかされる時が、われわれに訪れるのである。ひとたびこの問題に遭遇すると、自己は一種の棘となってわれわれを
  苦しめることにもなる。----- しかし、その歩みを通じて、自己がどのような存在であり、自己として生きることがいかなることかが
  少しずつ見えてくるであろう。 自己への旅は、われわれが自己の多様な側面を解きあかしていく思考の経験であり、自分との対話や
  反省の試みを介して自己を掘りさげていく経験である。 ≫
 ≪ 自己探究という冒険には、終わりがない。それというのも、自己は不断に変化することをやめないからであり、自己を探究する
  視線にも変化が伴うからである。 それゆえ、この冒険は、変化するものをめざす視線と、それ自身が変化する視線とが交錯するなかで
  くりひろげられる絶え間ない自問自答の過程である。 そこでは、見えていなかった側面が見えてくる、自分に疑いなく見えていたと
  思っていた側面が疑わしくなる、自分の見方の狭さ、窮屈さが見えてくる、もうひとつ先を読む見方が自分に求められてくる、
  というようにして自分を軸にした思考がくりかえされる。 この思考は・柔軟性を欠けば、こり固まって偏狭な自閉的世界へと
  入り込んでしまうのかもしれない。 ≫
   〜〜
  60歳を過ぎてから、自分では見えていたと思っていた側面が疑わしくなってきた。 
 老化とは偏狭な自閉的世界に入るプロセスでも。 最近になって自分の中に以前から下町などで
 見てきた歪んだ顔の老人の姿が合せ鏡になって見えてきた。 自分の老いを見つめることも自己探究か。

・・・・・・・
3259, 世界の深さは、世界を読む人の深さにかかってくる
 2010年02月26日(金)
  *蒟蒻問答
八五郎。昔の伝で上州は安中で蒟蒻屋を営む六兵衛を頼ってやって来た。 六兵衛さん曰く「丁度村の寺に住職が居なくて困っていた所だから、
そこの住職になれ」と勧められた八五郎、気楽に過ごしていたが、ある日、諸国の僧侶が問答をしたいとやって来たから、大変。
当時は、問答をして負けた方が、寺を明け渡して出て行かなくてはならない決まりがある。八五郎は、仕方なく、その日は住職は留守だとして
旅の僧を引き取らせますが、また来る言われ、困った八五郎六兵衛に相談、六兵衛は自分が住職になって適当に追い返すと言うので八五郎は
代わってもらう。次の日、早速旅の僧がやってくると、住職になりすました六兵衛。 僧の前に座ったきり口をきかない。
旅の僧は住職が無言の行をしているのだと勝手に思い込んで、身振り手振りで問答をしようする。自分の胸の前に、指で小さな丸を作って
前に突き出すと、住職に成りすました六兵衛、若い僧を睨み付け、両手を大きく動かして円を書く。それを見た旅の僧は、住職の六兵衛さんに
平伏してしまいます。次に、その僧は、両手を開いて前に突き出すと、住職の六兵衛は片手で5本の指を立てて前に出す。
すると、又も旅の僧は、平伏してしまいます。 最後に旅の僧は、恐る恐る3本の指を立てて前に出すと、住職の六兵衛は「あかんべー」をする。 
旅の僧は、またも驚いて平伏すると、逃げるように寺を出て行く。さっぱり意味が分からない八五郎は、彼を追いかけ、
どんな問答をしたのか尋ねます。旅の僧がいうには 「御住職は無言の業の最中であられるので、先ず胸の前に小さな輪を作り、
御住職のお胸の内は?と尋ねますと、大きな輪を作られ『大開法』、全く曇りなし、という。次に十本の指を立てて『十方世界』はと尋ねますと、
御住職、五本の指を出され『五戒で保つ』と申されました。 最後に3本の指を出して『3尊の弥陀』は、と尋ねますと、御住職、目の下を指され
「目の下にあり」と申されました。愚僧の及ぶ所のない、御住職です」と言って寺を出った。感心した八五郎が住職の六兵衛の所へ来て、
何時の間にあんな問答なんかを覚えたかと尋ねると六兵衛カンカンに怒って、「あいつは旅の僧じゃなくて、ただの乞食だ」と言う。 
先ほどの問答の内容を八五郎が聞くと、六兵衛曰く 「あいつは、俺が蒟蒻屋だと知ってやがって、先ず、小さい丸を作って、お前の所の蒟蒻は、
こんなに小さいって言いやがるから、こんなに大きいやい、って言ってやったんだ。 そしたら十丁で幾らだと聞きやがったから、
少し高いが5百文だって言うと、3百にまけろ、って言いやがるから、あかんべーをした」
 ・・・・・・・・
 これを読むと、かなり深い示唆がある。「世界の深さは、世界を読む人の深さにかかってくる」いっけん頭でっかちの若い僧侶を
揶揄しているが、その人の知識の深さで、世界を如何読むかの話になってくる。知識とは、そういうものである。
知っている以外のことは知らないのである。知るには、長年の経験と読書でしか得ることが出来ない。
・・・・・・・・
2884, 被膜で隔てられて
2009年02月26日(木)
          「ことばの顔」ー鷲田清一    中公新社
  被膜に隔てられてー ミッシェル・セールの哲学
    ーもし君が身を救いたいと思うのなら、君の皮膚を危険にさらしなさいー
 何気なく読んでいたら鋭い指摘に、深く納得した。
   ーその一部をまとめてみるー
 私たちは傷つくことを深く恐れているらしい。いつも被膜越しに、防禦壁ごしにものに、出来事に関わろうとする。
 関心がないわけではない。強く惹かれるけれど、それにふれて、ぶれてしまうことを恐れるのだ。そう、火遊びをこわがるのだ。 
 とりかえしのきかない痕跡が残ることを怖がるのだ。TV、ビデオをまるでマジックミラーをのぞくかのように、まるで透明人間のように、
 他人のプライベートな空間に入って行きたいと思う。あるいは殺人事件の現場、他人のセックスを身近でみたいと思う。
 自分がその場に身体をもつことなく。
 ・ホラーや怪奇のビデオは今も人気がある。 バラエティ・ショーも、この場合は、自分も実は観たいし
  参加したいが、画像を通せば簡単に参加した気分になれる。
 ・TV、インターネット、携帯電話、など全てが被膜を通している。
 ・透明ラップ ー> スーパーの魚や肉も同じである。 調理済みにしてパックされている。
 私たちは、自分の皮膚をさらさない、避難所に立てこもったままで、しかし他者に、異物に関わりあいたいと願う。 
 いや、現代ではその被膜こそが、唯一の対象なのかもしれない。物ではなくて媒体そのものが最初の、異物と思われない
 異物なのかもしれない。そうすると、他人でも物でもなく、媒体という遮蔽膜が私の環境になっているかもしれない。
  セールは、(内部)を皮膚という表層の効果としてとらえた人だ。皮膚と皮膚とが接触するところに
〈魂〉が生まれると考えた。 唇を噛みしめる、額に手を当てる、手を合わせる、括約筋を締める、
 そうすると〈魂〉が生まれる、と。 そう〈魂〉をさらしたゲームの中で、ひとはじぶんの存在に触れる。
 そう、傷の中で、時間がなにかのきっかけで思い出したように疼かせるあの傷の中で、そう、負った傷だけ、
 たしかに〈わたし〉は存在する。少なくとも。「美には傷以外の起源はない」。そういったのはジャン・ジュネである。
  ーー
 以上だが、中高年になって人生を振り返ると、この言葉の深さが思い知らされる。 最近になって、傷の痛みが深く疼く。
 忘れていた嫌な記憶がフラッシュのように蘇る。しかし、その痛みの分だけ〈わたし〉は存在してきたのである。
〈魂〉をさらした分だけ、自分は生きてきた。 そして、その痛みに疼くこと、それが生きていることになる。
 情報機器で私たちは何時の間にか囲まれてしまい、我が身を危険にさらすことが少なくなっている。それが、
 自分自身の真の危機であることをしらないで・・・  そういう私も年齢を重ねるごとに(皮)膜が厚くなる。 
 それが老いるということなのだろうか?  この恐慌で世界中が情報機器の便利さも重なり、内籠り傾向になってきた。 
 それが実は恐ろしいことである。 充分に皮膚をさらした後なら、まだ良いが。 中年クライシスや、初老性鬱病は、
 その過剰や過小を起因とする。 充分すぎるぐらい曝してきたか? こんなものか? 傷の疼きに聞いてみよう!
 ・・・・・・・・・
2008年02月26日(火)
2519, ジム・ロジャーズの講演 −1
2年ほど前にジム・ロジャーズの本を二冊読んだが、なかなか面白い内容であった。
その彼が日経新聞の主催の講演会で述べた内容が、この日曜日に載っていた。
 大まかの内容をまとめてみた。
 世界の大きな流れとして、
*21世紀は中国の時代。
 中国で何か問題が起きたときは投資のチャンス。20世紀はアメリカの、21世紀は中国の世紀である。
 私の娘は完璧な中国語を話せる。2003年生まれの娘にとって一番身に付けさせたいスキルだったので覚えさせた。
*アメリカ離れ進む
 私の娘はアメリカドル預金を持っていないし、私も資産をドルから撤退させるつもり。株式もアメリカ及びアジアで
 現在株価は下がっている。 配当利回りなどいかなる指標を使ってもアメリカの株式は割高。
 3〜4年周期で上がったり下がったりするだろう。短期売買で儲ける人々もいるだろうがすすめはしない。
*日本株
 アメリカ株に投資するよりは良いので多少持っているが、アメリカの影響を受けない会社に投資したほうがいい。
 アジアの 水・農業関連また中国人の観光に関する会社ならアメリカの影響を受けないので有力。私は日本では高齢化関連の会社、
 幼児関連の会社などをもっている。 日本の商品のブローカーはこれからリターンが楽しみだ。
 日本は現在少子化対策をあまりしていないが、やがて少子化対策に動くと信じ幼児関連の会社に投資している。
*通貨
 私は10から20ぐらいの通貨をもっているが、最近は、人民元・日本円・スイスフランに投資している。
 人民元は交易量がどんどん上がってきている。人民元は非常に割安で安全な投資先
 日本円やスイスフランは何かがきっかけでキャリートレードの巻き戻しがおこり上昇するだろう。
 オーストラリアドルやニュージーランドドルに投資している人は日本の低い利率が変わるときに注意すべき。
 利率が変わると他の国の人が円を買い戻す動きが起こる可能性がある。利率だけにこだわってアメリカドルに投資するな。
 長期ではアメリカドルの価値は下がる。それをふまえたうえでならもっていてもよいだろう。 商品の時代に1999年からはじめった
 商品の上昇相場はおそらく2020年まで続くだろう。企業を分析して株式に投資するより商品は簡単な投資だ。需要と供給をみればいい。
 オイルをみると、 供給はここ25年間減っている。40年間、大きな油田の発見がなく、アラスカ・メキシコ・北海など
 既存の油田も産出量が減っている。 国別で見ればイギリス・マレーシアは10年以内に輸入国になる。
 中国・インドネシアはすでに輸出国から輸入国になってしまった。またどのオイル会社も埋蔵量が減っているというデータもある。
 一方需要は、世界全体が成長し続け増え続けている。一人当たりのオイルの使用量を国別で見ると中国は日本の約10分の1、
 インドは約20分の1。 中国・インドの人達はいま日本のような暮らしがしたいと思い働き・投資をしている。
 特に現在30年〜50年来割安な農産物への投資がおすすめする。最高値より砂糖は85%・コーヒーは60%・小麦は50%安い。
 また小麦の耕作面積・生産に携わる人は減っており、在庫は1970年以降まれにみるレベルまで減ってる。
 同じくパネル討論をしたさわかみ投信の澤上篤人氏も、エネルギー、食糧、工業原料、水の価格は
 ジム・ロジャーズ氏と同じく中国・インドなどの発展が理由で上がり続けるだろうと述べている。
(字数の関係で中間カット11年02月26日)
・・・・・・・・・
2007年02月26日(月)
 2155, 格差社会        (~Q~;)  おはよう〜〜ファ〜
先日TVを見ていたら格差社会について報じていた。事業者の立場の実感として、その拡大をヒシヒシと感じているが、
さらに加速しているようだ。自由競争が情報化やグローバル化により、激しさを増した結果である。「20対80」の法則が、
「5対95」の法則に変化したということだ。(20の要素に80が集中する法則が、5に95が集中)
  ー以下の数値は「格差社会」で検索した結果であるー
就業者の33%が200万以下の収入で、30㌫が非正社員。その雇用形態による所得格差は、リクルートワークス研究所の
04年7月の調査によると、正社員の平均年収は532万円、派遣社員は227万円、定職に就かないフリーターは167万円。
派遣社員やフリーターがこの三年で更に増えてきて、それが格差拡大につながっている。
 −−
先日の新聞によると、「生活保護世帯の補助金に満たない就業者が25%になった!」と報じていた。
その影響は結婚にも表れている。大学を卒業して1年後に正社員だった男性は10年後に71%が結婚しているが、フリーターは
35%しか結婚していない。背景にはフリーター期間の長期化による現在や将来の経済的不安がある。
  (字数の関係で中間カット09年02月26日)
 ----
これらから世界との競争に晒された競争激化の結果として国内で、その層の拡大は当然といえば当然である。
その意味で、更にこれから10年間は激しく国内を変えるだろう。 弱肉強食の競争社会が鮮明になる本格的格差社会の到来である。
特に地方経済の弱体化が更に激しくなる。北朝鮮とはいわないが、アメリカ社会に近い状態に近づくということだ。
高度成長期に人生の良い時に生きてきた! 現状からみれば天国のようなもの。
これから若い人は本当、生きていくことが大変である。ただし、我われの世代と較べればの話であるが・・・          
                            (⌒▽⌒)/"”さいなら!    
・・・・・・・
2006年02月26日(日)
 1790, 冒険投資家ジム・ロジャーズ世界バイク紀行  ォ'`ォ'` 。+゚ヽ(。・c_,・。)ノ゙。+゚ォ'`ォ'`hayo
ウォール街の伝説の投資家がバイクで世界6大陸を旅するリアルで息をつかせない内容だ。
投資や経済の話を、中国、ロシアからアフリカ、中南米まで、世界各国を走りながら、それぞれの国を鋭い
視点と洞察力で分析する。一緒にバイクに乗りながら、それぞれの国の実情をみて、経済の実務教育を
受けているような気持ちになってしまう本である。世界を見れば、自国のことがわかるようになる。
 (字数の関係で中間カット09年02月26日)
 〜〜      ==)/C□~~ コーヒー
   −−
この二週間新幹線の往復の車中で読んでいるが、本を開いたと同時にロジャーズの世界に引きずり込まれてしまう。
さっそく続刊の「ジム・ロジャーズ 世界大発見」(日本経済社)をアマゾンで発注した。
彼の口癖の「人生は短い、遠くまで行って世界を見よう」が彼の心情をそのまま表している。
辺境を、身体を張って旅をしてきた一言一言がストレートに伝わってくる。
    次回は、この本の中で印象的な言葉を抜粋する。
ツアーでしか秘境・異郷に行けなかったが、そのツアーでさえギリギリだったのだから、読んでいて著者の意志の強さと能力には
ただ驚かされる! しかし観た風景は同じである。苦労すればするほど、受け止め方が全く違うのも解るが!
    世界は広い、そして深い!                       ー つづく
・・・・・・・
2005年02月26日(土)
 1425, アメリカインディアンの教え
以前にも、この「アメリカインデアンの教え」について書いたことがあった。
 ーインデアンの言葉より
・唯一の正しい知恵は、人類から遥か遠く離れた大いなる孤独の中に住んでおり、
 人は苦しみを通じてのみそこに辿り着くことができる。 (カリブエスキモー、シャーマン)
・自分自身のことでも、自分の世代のことでもなく、来るべき世代の、私たちの孫や、まだ生まれても
 いない大地からやってくる新しい生命に思いを馳せる。 (アメリカ先住民の古老)
・おまえが大きな船に乗り、私が小さなカヌーに乗っていても、私たちは同じ生命の川を分かち合わねばならない。
                           (アメリカインディアンの古老、オーレン酋長)
・すべての暖かい夜 月光の下で眠れ その光を、一生をかけておまえの中に取り込むのだ
 おまえはやがて輝き始め いつの日か 月は思うだろう  おまえこそが月なのだと(クリーインディアンの詩)
・岩は偶然ここにあるのではない。 木は偶然ここに立っているのではない。
 そのすべてを造った者がいる。 私たちにあらゆることを教えてくれる者が。(クロウインディアン)
・大地は知っている。もしおまえが、間違いを犯せば大地は知っている。   (コユコンインディアン)
・大地が横たわっている。大地の魂が横たわっている。その上はすべての生き物で装われている。
 聖なる言葉が横たわっている。                     (ナバホインディアンの歌)
・せせらぎや川を流れる輝かしい水は、ただの水ではなく、われわれ祖先の血だ。
 湖の水面に映るどんなぼんやりとした影も私の部族の出来事や思い出を語っているのだ。
 かすかな水の音は私の父の父の声なのだ。              (シアトルの酋長)
・祖先の人々に生命を与えたのは風。指先をかざして私たちは風の来た道を知る。(ナバホインディアン)
・大気はそれが育むあらゆる生命とその霊を共有していることを忘れないで欲しい。
 我々の祖父たちの最初の息を与えた風はまた彼の最期の息を受け取る。(シアトルの酋長)
・・・・・・・・・
2004年02月26日(木)
 1058, 赤ちゃんは左手で抱っこする
母親は右利き左利きに関わらず、赤ちゃんを左手で抱っこする。聖母マリアの絵も左手で抱っこしている。
(字数制限のためカット 2010年2月26日)
・・・・・・・・・
2003年02月26日(水)
 693, 「ホームレス作家」
新潟の駅にも40人ぐらいのホールレスがいる。段ボールを見かけるが、昼はさすがに寝ている人は見かけない。
(字数の関係でカット2008年02月26日)
・・・・・・・
2002年02月26日(火)
343、ある時間の断面-4
 1968年 9月10日
7時5分起床。 掃除に食事、9時半より11時半まで勉強!その後長岡の明治大学の1年の田村君と話す。2〜3日まえにやはり
勉強の為に来た男だ。夕食後7時半より、午前様と「神」について話す。午前様「一という数字はあるが、一という実体はない。
(字数の関係で中間カット11年02月26日)


3623, 日本人発明の食べ物

2011年02月25日(金)

 カレーはインドのものだが、ライスの上に乗せてカレーライスたるものを作ったのが日本人である。
日本人は西欧の香りのするカレーを、ハイカラ、肉食、手軽というカレーライスに仕上げた。
明治の頃に明治政府が肉食を勧めるために天皇が肉を食べてみせた。そして、仮名垣魯文がカレーのレシピを作ったのが始まり。 
カレーといえば新宿の中村屋の純印度式カリーは有名で、香りが何ともいえない。これは、東京帝大前のパン屋のハイカラ文化の経由。
そして、極めつけが、インスタントカレールー。 これで誰もが手軽に夕飯にカレーをつくれるようになった。
これは、同じ頃に「すき焼き」が日本特有のものとして大衆に浸透していった。 更に、『きむらや』は明治七年に銀座に進出し、
やがてパンにアンを入れたものを売り出したのが始まり。これもカレー、すき焼きと共に日本文化の一つになっている。
これは饅頭の皮をパンに思いついたのだろう。
 そして戦後になって、『チキンラーメン』と『カップラーメン』である。日本というより世界屈指の発明である。
これは日清食品の、創業者の安藤百福がつくりあげたもので、今や年間一千億食も食べられている。世界の一人当たりにつき、
15食以上も食べられていることになる。 宇宙食として、災害や紛争の救援食として、世界中の津々浦々まで浸透している。
最近では、回転寿司である。酢飯と魚が丁度、健康ブームとあいまって、爆発的に進出をしている。古来からあるもの食文化を、
外来のものとアレンジをして新たに日本人好みに変えてしまったもの。最近では米粉を材料としたパンや麺なるものが出てきている。
 ところで、話しは違うが、日本の夜の世界のクラブ。着飾った女性が客にサービス(踊ったり、歌ったり、話し相手になったり)
する業種は日本だけという。外国は、何?の前段階の品定めならあるが、ただ、接客や、雰囲気を楽しむのは日本だけ。
これは昔からある芸者遊びを現代版にしてものだが、何か、上記の日本特有の食べ物と、進化過程が似ている。
 
 ・・・・・・・
3258、日米「振り込め詐欺」大恐慌 −1
 2010年02月25日(木)
  日米「振り込め詐欺」大恐慌 
    ー 私たちの年金・保険は3分の1に削られる  副島隆彦/著
[要旨]オバマ大統領は2年で辞任し、世界は緊急の金融統制体制(預金封鎖)に突入する。日経平均は4500円を割り込んで
  最安値を更新。金(ゴールド)も買えなくなるから、今のうちに金にしがみつけ。これから2012年までに何が起きるのか?
  「9.15のリーマン(破綻)ショック」を事前に言い当てた著者の提言。 年金などもらえると思ってはいけない。
  ドルは大暴落し、日本もアメリカと一緒に沈む。暗黒の世界に突入して以後の3年を予測。
 ーカバー裏
・ 米国債とドルの大暴落でこれから「アメリカ発の世界恐慌」が始まる
・ オバマ大統領は2010年にドルを半値まで切り下げて辞任する(後はヒラリー)
・ FRBと米国務省は今から2000兆円のドルを刷り散らす
・ アメリカの「振り込め詐欺」(ネズミ講)で日本の700兆円が奪われた
・ 日本の年金資金の半分が吹き飛んで、もう年金は3分の1になる
・ NYダウ平均は3000ドル台へ、日経平均は4500円を割り込む    
・ 大銀行、大証券といえども潰れないという保証はなくなる
・ 日本も緊急の金融統制体制(「預金封鎖」)に追い込まれる   
・ 金(ゴールド)もいずれ買えなくなる
  〜〜
 この本は、去年の4月30日に発刊されている。アメリカの執拗な日本に対する謀略は、著者が言うとおりになっている。
鳩山の脱税容疑、小沢の政治資金問題で、元秘書の逮捕など、あまりに露骨な日本攻撃である。ここで、さらにトヨタの狙い打ち。
そして、裏ではアメリカ国債の押し付けが行われている。そのアメリカは、何処も買う余力がないので、日本にアメリカ国債を
買うように執拗に迫っている。それが、アメリカ「振り込め詐欺」である。実際のところ、何処が違うのか? 同じである。
・・・・・・・・
2883, 現在のクラッシュは全面事故そのもの
 2009年02月25日(水)
 「現代思想」ー金融恐慌特集ー の中で、
都市学の研究家が、スリーマイル島や、チェルノブイユ原発事故などを取り上げている仏国のジャーナリストが、
今回の金融危機を一連の原発事故と同じ視線で捉えているところが新鮮である。「歴史」の加速現象が、これらの重大事故の
主要な原動力として捉える。 これらは偶然ではない。「歴史の加速」より、現実的なものへの加速への移行ではないかと。 
このことを「進歩」という。我われは、「現実主義」の時代を生きているが、一歩ふみこんで「瞬間の時代」に入ってしまった。
このような「できごと」を、切断という特異《唯一無二》の出来事の分析をすることを勧めたい。《事故》は一つの発明であり、
創出された作品である。「金融活動」は一つの仮想世界を創出した。しかし、これも現実の一部。 この仮想世界は、
植民地に喩えることが出来る異邦性の一形態である。 移住可能な遊星の神話である。今回の金融クラッシュの被害者は、
サブプライム・ローンをかけた人々である。彼らは住拠を失いつつある人々である。金融クラッシュは、国家そのものを
不安定にしつつあり、株価や土地などの価値を落としていく。我われは未来の生きられなくなってきている。 
そこで、現在しか生きられないが、現在にさえも生きられなくなっている。それが我われが現在経験していることである。 
これは、原発事故が現に起こったときと同じこと。人は「起きていること」を見抜かなければならない。無理解は恐れを大きくする。
私たちには恐れている暇など与えられていない。最も恐れるべきは、生活の全領域まで及ぶ、
個人的で内密的やる気無さです。あれやこれや、個人として行うことに及び腰になることである。
ーーー
解)解ったような解らないような内容だが、要は地球全体に大きな影響を及ぼす大災害と捉え、
 割り切って手を打つべきということ! とにかく次の爆発を最小限にし、多くの教訓を吸収すべきである。
 従って、チュルノブイユ原発事故と同じく二度と起きないように原因を展覧すべきである。
 ところで、昨日の昼飯で寄った喫茶店にあった「週刊ポスト」の中で‘たけし’が「今回の大不況は災害だから、
 派遣切りにあったホームレスに仮設住宅を与えろ、っちゅうの!」と、のたまっていた。もしかしたら、
 誰かが知恵を与えたのでは?と思ってしまった。世界を覆った大惨事と捉えれば、 日本中に一人当たり1万2千円を
 ばら撒くより、緊急宿泊施設こそ優先すべきことである。 そこで、麻生のズレタ感覚を面白おかしく茶化していた。
 職安で、仕事を探しに来た若者を相手に「自分の目的を持って仕事を探しなさい」と言った世間知らずは、あまりに御坊ちゃまと! 
 今さらだが、シェルターぐらいは作った方がよい。アメリカは教会が、その役割を果たしているというが。
・・・・・・・・・・
2008年02月25日(月) 2518, 閑話小題 
 *アース*
 一昨日、最近出来たばかりの長岡の映画館で「アース」を観てきた。一人で映画を観るなど数年ぶりである。
新潟では、よく観たが・・・画面が小さいのがきになったが、それぞれ大きさが違うようだ。
この映画の中のカジキマグロが魚の群れを襲っているところと、鯨の親子の南極への数千キロの
長い旅路が印象的であった。二時間近い上映が半分近くに感じたのだから、内容があったのだろう。
還暦を過ぎると1000円というのがよい。1〜2ヶ月に一度はいくか?
 *何で今になって三浦?*
 27年ぶりに。「ロス疑惑」の三浦和義がアメリカで逮捕された。誰の目にも彼が犯人というのは明らかだったが。
あれから27年とは! 今の若い人なら「誰?」ということだろう。米国の連続ものTVドラマに「コールド、ケース」
が面白いので見ている。 この紹介文に日本とアメリカとの司法制度の違いが紹介されている。
 −“コールドケース”とは未解決凶悪犯罪のこと。
アメリカでは原則的に殺人罪に時効がなく、未解決事件がいきなり再捜査されることもある。何十年も前の事件も、
当時まだ無かったDNA鑑定など、現在の最新テクノロジーを駆使すれば、解決の糸口が見つかる可能性は大きい。
また当時の関係者が重い口を開き、意外な真相を語り出すことも……!「コールドケース」が「CSI」シリーズと異なるのは、
回想場面で事件発生当時の時代背景を細かなディテールに至るまで再現する点。 よって普通の犯罪ミステリーを超えた、
濃密なヒューマン・ドラマがそこに浮かび上がるのだ。 −− とあった。 本人(三浦)も「青天の霹靂」であろう。
三浦の殺人の無罪判決は検察とマスコミの敗北だった。今回もアメリカが何時、無罪放免するかもしれない。
その結果、三浦が告訴による生活費確保の餌食を恐れて、報道の腰が引けているのが面白い。
この時期の逮捕は沖縄の暴行事件に対するアメリカの政治的な思惑と考えるとタイミングとして辻褄があう。 
また三浦騒動の始まりである。それより日本の司法の問題点が大きくクローズアップするだろう。
・・・・・・・・・・
2007年02月25日(日)
 2154, 立川談志             (~Q~;) おはよう〜〜 ファ〜
先日のハイビジョン特集 「立川談志 71歳の反逆児 」( 2月20日(火)後8:00〜)が面白い。
  まずはNHKのHPにあった ー内容ーから、
立川談志といえば早くから「天才」と賛辞を浴び、鼻っ柱の強さで落語界、落語だけでなく政界でも大暴れ。
落語協会に公然と反旗を翻し、脱退して立川流を立ち上げ、まさに「破天荒」を絵に描いたような人生を送ってきた。
そのかれも、古希を迎えた。 世間的には“老境”の71歳。だが、執念を賭けた古典落語100席の掘り起こし、
若者のお笑いブームに真っ向勝負を挑む「独演会」の開催、ジャンルの違う後輩芸人との「果たし合い」ライブ・・・と、
なおアクセルを踏むかのような挑戦を続ける。
 もっとも、その心中は、ありがちな「元気な老人」のそれとも違う。飄々と斜に構えた枯れた反骨。
あくまでも談志流なのである。自分をおいて「本物の落語家」は無い、という強烈な自負心を背負った、
一代の個性派名人・立川談志。 その日常に密着し、落語への執念を描く。
 ーー                    ささ、お茶でも ((( ^_^)且~~ 
二時間近い番組だったが、時間がアッという間に過ぎてしまった。密着したカメラの前で赤裸々な
自分の姿を見せながら、自分の世界にいつの間にか引き込んでしまっている。何ともいえない迫力のある内容である。
  (以下、字数の関係でカット 2011年02月25日)
・・・・・・・・
2006年02月25日(土)
 1789, おやじ、ありがとう ヽ(★>з<)。o○[ォハヨ]      ー 読書日記
母親は家を象徴しているが、父親は社会の象徴になる。母親に対する思いの本は数多あるが父親に対する思いの本は数少ない。
男にとって父親は煙たく、恐い存在であリ、人生の乗り越えなくてはならない大きな壁でもある。
私にとって父親は最大の恩人であり、教師であった。この世で私を誰よりも愛してくれたのは、間違いなく父親であリ、次に母親である。
故人も含めて一人だけお礼の言葉を残すとしたら、「おやじ、ありがとう」である。     ´Д`*)ありがとぉ☆            
母親の夢は見ても、父親の夢はその数十分の一しかみない。でも、この世に生まれて一番恵まれたのは「父親」であると確信をもって
いえるのが幸せある。男が父親を語るとは、自分自身を語ることにもなる。父親を否定するほど惨めなことはない。自己否定になるからだ。
親元を離れて初めて両親の愛情を感じるものである。私の父親に関しての思いは、この随想日記で何回か書いてきた。
「商売が好きで好きでたまらない」が、父の姿であった。仕事が好きかどうかがプロとして一流化どうかの分岐点だろう。
父は、戦前、戦中、戦後と時代の変化に従って事業を変えていった。父親の姿を見ていて仕事の厳しさと人生を学んだ。
特にお金の哲学は家訓的に叩き込まれた。それにしては  ??
・仕事を楽しむべし!       ・人間を選んで付き合え!
・質実剛健の生活を忘れるな    ・小金をつかうな!大金を使え
・肩書きを求めるな、実利でいけ  ・変化をみて、思い切った変身をすべし その為に情報に敏感であれ!
・人間は、まず疑ってかかれ!
 以下は、検索で調べた内容の紹介である。
  −−−
週刊現代の人気連載が1冊に! 有名人80人が登場(写真・インタビュー構成)
有名人が、父親との思い出を1ページの文章と昔の家族写真で綴ってある。息子・娘に対する関わり方、自分の人生との
向き合い方、奥さん(ときにはそれ以外の女性)との接し方、息子・娘はそれらにどう反応したか
(あるいは影響されなかったか)など、家庭によって、また時代によって異なる千差万別のドラマが描かれています。
それほど道徳的でもなく、また恨み辛みがむき出しにもなっていない、どちらかというと平坦な文章が多いが、
それ故に一つの家庭を四苦八苦しつつ運営している身にとって共感することを随所に見出せる。
一人でも、みんなが集まるリビングでも、少し時間ができたときに何ページかめくってみたくなる暖かい本である。
執筆者に同年代の人が多いせいもあり、同窓会で久々にあった友人と「おまえのオヤジ、どうしてる?」
と話しているかのような気持ちにもさせてくれる。     ー さようなら ε(´',_c')зβyё
・・・・・
2005年02月25日(金)
1424, DVD レコーダー
レンタルビデオ店の中の、DVDの棚が過半数を超えてきた。映像ソフトも、主としてDVDで提供されるようになった。
ハードディスクで録画して観たり、その映像をDVDで記録して保存する「ハードディスク・DVDレコーダー」が
売れ筋になっている。現在のDVDは、テレビ番組を録画する場合、1枚あたり6時間の記録が可能だが、大画面で通常の
テレビ放送並みの映像を期待すると2時間程度が限度だ。最近は直接ハードディスクに長時間入力できる機種が多くなっている。
「ハイビジョン」は、現行のDVDでは映像は十数分程度しか記録できない
   (以下、字数の関係でカット 2009年02月25日)
・・・・・・・
2004年02月25日(水)
1057, あかさたな はまやらわ
以前から不思議と思っていたが、笑い声は、何故か「あ行」と「は行」に並んでいる。
  あはは   ははは
  いひひ   ひひひ
  うふふ   ふふふ
  えへへ   へへへ
  おほほ   ほほほ
 ある本を読んでいたら、「言葉の不思議」という内容でそれぞれの行ごとの類似性を紹介していた。
  (少しこじ付けかと思いつつ、それなりに説得力があった)
ー以下のとおりである。 
・「カ行」は、自分の主張や激しい感情を外に出すものが多い。 「かんかんがくがく」
「カッとする」「きりきりする」「苦労する」「悔しい」「喧嘩」「喧々ごうごう」「高圧的」
・「サ行」は、静かな感じが多い 「細心」「神経」「住む」「繊細」「楚々としている」
・「タ行」は戦い系が揃っている。「戦う」「血」「力」「強い」「強い」「抵抗」「徹底」「闘争」
・「や行」は優しい系の気の軟さの言葉が多い。「優しい」「ゆかしい」「よよと泣く」
偶然ともいえないのが不思議である。私の名前は八郎である。ハチというと何か闘争的である。兄は三郎である。
サブは大人しい感じがするが、兄の性格は大人しい。名前にも霊力がこもってしまうのだろうか。少し話はそれるが、
一番最初の「あ」と、最後の「ん」には深い意味があるという。「あ、しまった!」の時につかう「あ!」は仏教語で「許し」
という意味があるという。その中に深い意味を感じる。 私の場合は「あ〜あ」が口癖だが。
・・・・・・・・・
2003年02月25日(火)
692, 「わたしを認めよ」ー3 読書日記
<面白そうなところを抜粋してみた> 
ーわたしをみよー 自己証明をめぐる闘争
 あなたのまわりを見渡してみるとよい。いや、あなた自身をかえりみるだけで十分だ。
自分の無意識の言動の大部分が、いかにつぎのような動機に基づいているかがわかるにちがいない。
世の中のほとんどすべての関係が、つぎのような証明動機に満ち満ちているかがわかるにちがいない。
ー自分がいかにうつくしいか、いかにカッコウいいか、いかに可愛いか、いかに若いか、いかに頭がよいか 
 ーこれからはーいかにーを省く。勇気があるか、度胸があるか、ユーモアがあるか、明るいか、優しいか、
いかに凄い体験をしたか、気がきくか、仕事ができるか、正しいか、ものがわかっているか、忙しいか、金持ちか、
ケンカガ強いか、酒が強いか、ざっくばらんか、大物か、太っ腹か、もてたか、セクシーか、性技巧に優れているか、
自己犠牲ができるか、子供思いか、親思いか、義理堅いか、正義感が強いか、努力をしたか、苦労したかー
(こうもくどくど列挙が文章上、下品だが、ここまで書かないとわたしの気持ちが悪い。ご寛容を。)・・・・
 ーつまり、わたしたちはこのようにいいたいのだーー
わたしを見て、わたしを振り向いて。   わたしを気にかけてくれ。
わたしを好きになって。         わたしを知って。
わたしを理解してくれ、と。       わたしを見る他人の「視線」。
わたしたちの自己証明は、すべて他人の「視線」をひきつけることに費やされる。この、わたしを見よ、と。
 ・・・・
 鷲田はさらにこのようにつづけている。
(字数制限のためカット 2,010年2月25日)
  ーーー
 私の母の口癖は「人を認めてあげなさい!だれもが認めて欲しいのだから」であった。
両親の呪縛があったとしたら、「両親の期待を失望させてはならない!」。両親の期待にこたえることであった。
・・・・・・・・
2002年02月25日(月)
 342、20歳の頃ーある教授との出会い-1
この頃何を考えていたか、誰でもこの頃は大きなターニングポイントの時期であった。土がたっぷり付いていた田舎の青年が、
それを必死に振り払い「自分に目覚め始めよう」としていた時期であったようだ。キリスト教倫理の教授の「将来の自分の設計」
というテーマを休暇に与えられ真剣に考たレポートを出した。その内容に対し心の入った文章の返事が書いてあった。 
200人の学生に対し、これだけ長い心のこもった返事を書くものかと感激をした。それとも「自分の真心に対しての特別の返事」
だったのか? 鈴木教授という名前と、その授業が心のこもった内容であった事を憶えている。
私のその時書いた内容は、一ヶ月考え抜いた内容であった。初めて第三者に自分の心情を真剣に書いた。
いや書かされたのかも知れない。要旨は「両親の生き方」に対し姉兄はその激しさにしり込みをした。
そして安易な生き方を選んだが(商売人よりサラリーマンに嫁ぐことを選んだ)しかし自分は両親の生き方を求めていこう。
今になって特に「父の生きかた」に男として魅力を感じるようになった、等々。もしかしたら、「兄二人が20歳過ぎて
不幸な死に方をしてしまった」とも書いたかもしれない。心のこもった返事とは「その中で、よくぞ父の生き方を肯定をした。
そしてその生きかたを選んだ貴方にたいし心から賛同する。貴方が自分自身で考え抜いて判断したことが素晴らしい!」 
というな内容であった。この時点で自分の行き方が変わったように思える。 いや決まったように思える。もともと
決まっていたのかもしれないが。俄然それから目標がハッキリした。「事業を起こそう!人と違った生き方をしてやろう!父が目標だ!」

 < 過去  INDEX  未来 >


horii86 [HOMEPAGE]