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2001年09月26日(水)
人生を生きてきてつくづく思うことは,どう学びどうそれを
実現してきたかというとである。大学を出たとか高校を出たとかは二の次、
しかしそこで何を学びなにを得たかがポイントのように感じる。
私の場合、浪人が一番勉強になった。そこで得たものは、
そこにたつと「ぎりぎりの線に立つと」知恵が出てくるということだ。
そこで手順を身につけたことだ。
人生の若い時にこれを身につけないと、人生の後半に問題にあたったとき
その解決に苦労する。
ぎりぎりの崖っぷちにたってはじめて、手順は身につくのではなかろうか。
それも前向きである必要がある。
チャレンジの中で自分を追い詰めて(その中で自己をぎりぎりのところに立たせる中で)、
知恵が出てくるプロセスを手順というのではないか。
30数年いろいろな仕事を手がけてきた。
仕事は違えど同じことがある、それがプロセスである。
どこの世界にいっても馬鹿な二代目がいる、そしてプロセスをみて笑う。
プロセスとは傍目でみてミットモナイ姿でもあるからだ。
プロセスは直線的にいかない。それが傍目からでは解らないからであろう。
「目的と手段」の手段に似ているが手順はその両方を含む。
「空即是色」のところもある。空にしてそこから手順を踏むからだ。
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