堀井On-Line



[107] 「私の死亡記事

2001年08月13日(月)


「私の死亡記事」‐文芸春秋

図書館で何気なく借りてきた本だが、これが面白い!

各分野の有名人に「物故者の解説を、当の本人執筆という点である。」

そのお願いの文章が、前書きになっているところがまた面白い。

よくこれだけの有名人が真面目に、あるいはふざけて書いているのがいい。

まず自分の死亡時期の設定、そして死亡原因、生前の業績を当の本人が書くのだから。

どちらにしても真剣に書いてあることは文面よりわかる。特に生前の業績に対しては

意外と自己正当化しているのが可笑しい。 



  −私も書き始めたが侘しくなってきた。死亡時期‐父と同じ71歳

(そうすると後16年の時間)

死亡原因‐酒の飲みすぎによるショック死。

生前の業績ー書くに値せず。

葬式方法は葬式坊主に一円の金も払わないようにとの遺言の為に音楽葬
                         ただし身内のみで。

近じか真面目に書いてみよう。


[106] 坂之上小学校ー同級会

2001年08月12日(日)


昨日小学校同級会、場所はかもがわ別館。

25人参加。かなり盛大であった。二次会は全員参加。

久々に楽しいひと時であった。3クラス合同の会で100人強のうち4ぶんの1

あつまったことになる。5^6人が亡くなったようだ。それもこの2〜3年

 そういう時期になってきたと言う事か。5年に一回の会で丁度いい感じだ。

どうしても女性が多いのは、当然の事だろう。

出席してよかった。



[105] 写真コーナーが移転

2001年08月11日(土)


不調だった今までのコーナーを廃止、あたらしいソフトで再出発すること、

になりました。

デジタルは便利の反面、今までの苦労が一瞬で消えうせるという恐さがある。

あれだけデジタルカメラを持ち歩きうつした写真が、全て跡形なく消え去ってしまった。

まだ出始めで総数が少なかったが、一年も経った後だったら大変な事だった。

写真コーナーが壊れてからアクセスが半減してしまった。

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二時間散歩、夜半大雨のためか花が綺麗だ。

これも土手で誰かが趣味で育てた花だ。

二時間の間にそのような場所が10カ所以上ある。

後一月経つとコスモスのトンネルが出来る場所に花が咲く。


[104] 自己不認識

2001年08月10日(金)



いま感じているのは自分自身への目のミスキャストである。

同年の人と会うとお前も年をとったなー、と言ってくる。

ところがその二倍の言葉を返したいほど、その相手も老けている。

しかしその人の自己認識が全くないことが解るからそのことを言えない。

其れこそブラックジョークである。

こういう人に(自己客観かのできない人)「貴方は女性にもてるでしょう」と言うと、

得意満面になり女性遍歴を話し出す。女性にもてる意味が解ってない。

女性環境に恵まれてないからスナックに行って、ママかホステスに必死に尽くした結果

チヤホヤされる事を意味してる事を。

知人に何人かその結果(離婚とか自殺)、家庭内が目茶目茶最悪の事態に陥っているのに、

今もそのプロセスを踏んでいる男がいる。

男の何人に一人はある時期こういう事態を経験しているのだろうが。

ある往年の大女優が随想で「45歳を境に急な坂を転げ落ちていくように、美容も肉体も

おちていく」とかいていたが間違いない。

女性の場合自覚するが、男の場合気がつかないから恐い。



[103] センチュリーベーカリー

2001年08月09日(木)





           −昭和50年3月〜8月31日ー
ほとんど他人に話した事がないが、焼きたてのベーカリを立ち上げた事がある。

千葉千城台のビルと養老の滝1122号店を立上げ一年、空きビルを埋めるべく何がいいか

みた時、当時団地では全くなっかった‘焼きたてのベーカリー’に目をつけた。

冷凍生地を主体とした焼き立てパン屋である。

商社の東レの子会社の蝶理という会社が、このフランチャイズをやると

いう新聞記事をみて早速やることにした。

東十条にある関連のパン屋に朝4時に起きて、二カ月オープン!

例のとうりパニックそしてーーー。

素人は初めは良いがある時期がくると、応用が利かない弱点が出てくる。

その時期に長岡の実家で問題が生じ帰ることになった。

第三者の経営委託に切り換え急遽長岡へ。

恐らくあのままやっていたら3〜4年で行き詰まったのではないかと思われる。

しかし若さか今考えてみると良くやったと思う。

苦し紛れで‘開発型委託経営ビル’を造った事になった。

考えてみれば、ジャスコ、いとはん(北陸ジャスコ)、ビル開発(飲食

フランチャイズ+ベーカリー立上げ)、実家の衣料デスカウント・ハウ

スと12年近く、全く未経験の体験の自己配転していたことになる 。



[102] 夢について−6

2001年08月08日(水)



これまで夢について書いてきたが、‘天女二人とセックスをした夢’の事を書こう。

20年近くなるが私の元部下の大森という人が亡くなって、

暫くして大森さんしのぶ会が開かれた。

彼の人柄もあって4〜50人が集まりスナックで盛大におこなわれた。

非常に気持ちの良い会でもあり、かなり酒も入った。

その夜天女二人とセックスをした夢を見たみたのだ。

翌朝目を覚ました時、これは彼なりの方法でのお礼なのだと確信をした。

けっこうこの話をすると年配の男の人にうけるのだ、思い当たるふしがあるのだろう。

夢としても感覚にしても、これ以上ないことは誰もわかることだが。

夢は面白い!

学生時代の寮の友人に、夢コントロールのできるという男がいた。

夢の中で寮の中を歩く事ができるという。吉永小百合とも寝る事が出来るとも言っていた。


[101] 倒影ー2

2001年08月07日(火)



人の悪口は倒影の最たるものだ。「あまり悪口をいうな、その指摘部分が自己に移るから」

という理屈は子供のときから分かっていたが。

「人を指差すときあとの指は自身を指している。」という戒めの言葉もそういえばあった。

「人を呪わば穴二つ」という諺もあった。

「ある自信過剰の男、周りの人間かったぱしから、弱点を見つけて倒影を続け一人満足を
していた。ふときずいた時何にもしないで歳をとっていた。」
こういう人間の本当に多いこと。。
これで一番本人にマイナスになるのはマイナス視点が本人に身につくことである。
親戚に結婚もしない、仕事もほとんどしない「俺はでかいことを考えて

いる、2〜3年後に実行するつもり」といい続けて40年近く、i言うのは

人の噂と成功した人間悪口、自身の影におわれているのだ。もう60になって法事であったらまったく同じことを言っていた。

こう言っている自分もこの男の中にある自身の影倒しか。


[100] あら!たのし

2001年08月06日(月)


難しいことをやさしく!
やさしいことを深く!
深いことを愉快に!
    (井上やすし)

井上やすしの本を読んでいて納得して、彼のように紙に書いて

電気スタンドに張ってある。彼の言葉じゃなくて誰かの言葉を

彼なりに変えた言葉だが。コツとか要領を旨くついている。

天才はそれぞれこの方法を子供の時より造りあげていた。

考えている対象の文章化とか、ゲーム化とか絵画化とかして。

楽しみまで高めるのはそう簡単ではないが、でもやってやれないことはない。

「四S主義 = シンプリフィケーション  スタンダーディゼーション 

スペシャリゼーション  セグメンテーション 」というチェーン理論の

ベースになる教えも、これに近い。 


[99] 現地日本人ガイド −2

2001年08月05日(日)


南アフリカの50歳の女ガイド。

日本の商社で知り合ったイギリス人と結婚。いろいろあってその旦那とケープタウン

に住んでいるという。不安はないかと聞くとその心情の一端を話してくれた。

子供の名前の件で真剣に日本名にするか、それとも英国名にするか戦いになるらしい。

自分が死んだ場合残るのは子供の名前だけらしい。

自分の存在がそれこそ瞬間虚無になってしまうという不安らしい。

最近までケープタウンに一つだけしか日本名の墓はなかったという。

移住は若いときはいいが、老年になるときいてくるという。

子供が独立し亭主が亡くなった時がきついと言っていた。一つしかない墓の名前が女の

名前でそれを見たとき、芯から不安を感じたという。聞いているだけで肌が寒くなってきた。


[98] 現地日本人ガイド

2001年08月04日(土)


イスラエル2001/08/04 17:00 NoName

旅行シリーズもそろそろ終わりに近づいてきた。

考えると話題はいくらでもある。現地日本人ガイドのことである。

彼らによって印象が全く違ってくる。

添乗員から聞いた話だが、彼らが言い出さない限りあまり聞かないほうがいいらしい。

彼らは考えてみれば、色々な事情でそこでガイドをやっていて当然である。

でもそれなりに見えてくる。

ここで数回に分けて事情を書いてみよう。

イスラエルのガイドの話。

63歳の独り者の男性のガイド。イスラエルに来て10年以上とか。

日本の客は本当に少ないらしい。滞在中一回しかシスターの数人連れしか会わなかった。

本人も久しぶりの日本人の為、うれしくて仕方がないらしい。

マイク口からはなさず、喋りっぱなし。

一年前癌の手術をして、放射線にかかっているっらしい。

神学生崩れらしくて、神学のイスラエルの大学を卒業しているという。

旧約聖書にしても、新約聖書にしても博識だ。

ただいつ死がくるかもしれない不安と、外地で虚無になってしまうかも

しれない不安がそのまま伝わってくる。

それがイスラエルの地で聖書の話をすると迫力がありぴったしなのだ。

あまりに面白いのでメモをとりいっぱなしであった。

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