股・戯れ言


BBS

とびきりの映画監督に会いにいってきた その1

先週の強烈2連発。

まず、渋谷に「映画監督って何だ」を見に行く。映画監督協会創立70周年記念の映画だそうで、出演者の9割以上が「職業:映画監督」による映画。2週間限定レイトショー公開であったが、日替わりで映画監督のトークショーがあり、そのメンツがなかなか豪華でした。

11/4(土)山田洋次&林海象 
11/5(日)佐藤真&林海象 
11/6(月)孫家邦(映画プロデューサー)&阪本順治&望月六郎 
11/7(火)佐野史郎&林海象 
11/8(水)山本晋也&壇雄二 
11/9(木)高橋伴明&福岡芳穂 
11/10(金)伊藤俊也&高橋伴明 
11/11(土)崔洋一&山本起也 
11/12(日)石井聰亙&緒方明 
11/13(月)西岡琢也(シナリオライター)&林海象&茅場和興 
11/14(火)成田裕介&小水一男 
11/15(水)宇崎竜童&山本起也 
11/16(木)森重晃(映画プロデューサー)&緒方明&北川篤也 
11/17(金)伊藤俊也&黒沢清 ほか多数

目下石井聰亙おっかけ中である私は12日の回に行くつもりであったのだが、12日は糞障害の仕事(オールナイト)のため行けず。なんだよオイ、だったら阪本順治の日に行っていたよ!と思ったが時、すでに遅し。しかも13日から16日まではなんやかんやと忙しかったので、結局足を運べたのは千秋楽の17日金曜日でした。
千秋楽なのだから激混み必至であることはわかっていたのだが、どうしても仕事が終わらなくて走って走って辿り着いたのは開演5分前。同行のみやらさんが先にチケット買っておいてくれてよかった。ゼイゼイ言いながら館内に入ると、思った通り満席なのであった。
なんとか席を見つけるも別々の席だし、端っこも端っこで見づらいことこのうえない。まあしょうがない。
肝心の映画の内容は、現在の日本は法律によって「映画の著作権は映画製作者にある」と定められており、映画監督には著作権がないという由々しき事態と映画監督協会は闘っていますと宣伝するプロパガンダ映画。プロパガンダなんて言葉をきくと非常に堅苦しいが、監督たちが寸劇やったりしているので堅苦しくもない。むしろ、「全日本プロレスがやった白雪姫のミュージカル」や「ガキの使いのスタッフたちしか出ていないドラマ『とぎれたインカム』」と同じテイストであった。大真面目だがとにかくゆるい。
小栗康平は傘を作る浪人に扮し、阪本順治は白塗り女装の花魁となり、若松孝二は大部屋俳優顔を十二分に利用した悪党大家(時代劇の)というわけのわからなさ。そのほかの監督も国会議員役やったり新米監督やったり、実在の映画監督役やったりさまざま。
「監督」と呼ばれる人たちがピンからキリまで集まっているのだが、
「ああ、これは壮大な自主制作映画なんだなあ」
と思わされることしきり。やってる人たちはさぞかし楽しかったことだろう。
「映画は映画製作者のもの」という考えの元にあるのは、「映画は観客のもの」「観客を楽しませるために存在する」という大義名分がある。悪しき資本主義民主主義的大義名分である。糞くらえだ。唾ペッペだ。観客は確かに必要かもしれないけれど、観客を集めるためだけに/話題を呼ぶためだけに作られた映画がいかにクソであるかを我々はもう既に知っているのに。まあ、今流行りのシネコンで上映される映画なんて「映画は観客のもの」という考えに則ったものばかりであるが。
映画でも何でも、作っている人間/やっている人間が満足して作ったものでなければ一時的には盛り上がるが消費されていくのもあっという間だ。後には何も残らない。この映画は映画監督のための、映画のための映画であったけれど、いろいろと考えさせられた。って、この映画の意図とは違うことことばかり考えてしまったが。的外れ。
お客に迎合するのが必ずしも「善」ではないんだよなあ、とか。客を寄せるために無理や唐突を敢行するのは、その場凌ぎでしかないんだよなあとか。客の望むものと作っているものが最初から一致されている世界は幸福だけど、そんな幸福は滅多にない。だからといって唐突に、帳尻合わせ的に無理矢理客に迎合する必要なんてないのだ。(ある部分では必要かもしれないが)
自分の世界観や、自分の考えや、何がしたいのかをはっきりと持たないと、呑まれて流されてわけわかんなくなってすべてパーになっちまう。自分の立ち位置とか、自分の器量(外見だけでなく、自分にできることのすべて、自分が持てることのすべて)を正面から見つめ、自分の価値観、簡単に言えば「ここだけは譲れない」って部分を必ず持って、それに沿ってすべてを全うせねば。相手、あるいは客に媚びちゃいけねえ。いきなりデカイところを狙ってもいけねえ。いかに周りを巻き込んで一緒に走り回らせるかのほうに私は重きを置きたいね。そのうち自分が思ってもみないくらい遠くに進んでいたりするから。


と、そんなことはともかく、映画の後にトークショーがありまして、千秋楽なだけあってさまざまな監督が出演されたのですが、何はともあれ黒沢清監督がかっこよすぎてクラクラしました。どんだけ好みの顔なんだ!!!!端っこの端っこに座っていたのも、結果的には黒沢清、伊藤俊也、緒方明という顔ぶれを間近に見ることができたので満足なのだった。トークショー終わった後思わず緒方監督に話しかけてしまったよ。みやらさんがビックリしていたが。(のちにファンであったことが判明)
そして黒沢清監督にサインを頂いたのだった。握手もしてもらった。握手していただいてさらにポワーン。一番見た映画「スイートホーム」だけど!あ、「アカルイミライ」も好きだ。未来なんか全然わからねえ感がリアル。
これで生きていけます。しばらくは。

しばらく、それは2日間。




続く
2006年11月20日(月)

DON'T GO FOR THE 合コンPARTY

誰か!嫌な人間を遠ざける方法を教えてくれ!


いや、誰にきかなくてもいいんだが、私は嫌い/どうでもいい/消えて欲しい人間と会うとわかりやすく顔に出る人間である。嫌いの方向はいろいろあれど、とにかく「調子に乗っている奴」が嫌いだなー調子こいてる奴は大量殺人にあっても構わないと思うております。ゆえに調子こいてる奴が傍にいると「汚物を見るように見る」とか「いないものとする」とかわかりやすい態度を取るんだが、これって調子こいてる本人には絶対伝わらないのね。もう何度も経験したことだが、「あ、こいつも調子こきオーラで外界の目線を遮断してやがる」と気づくと脱力する。本人は遮断してるから気づかないけど、本人以外の人は気づいてくれるのが何よりもの救いだ。
仕事の時も口の端から泡吹きながらクネクネクネクネ話しているきもい男を訝しげに見ていたら先輩から「あなた、こいつのこと嫌いでしょ」というメッセが飛んできたし、仕事以外の場でも目を合わせなかったり冷たくあしらっていると「ものすごく冷たかったね」「嫌いなんだなあと思った」と周りの人は気づいてくれるんだがなあ。
そんなに嫌いなら正面きって「ウゼエ」って言えばいいじゃん、と思われるかもしれないが、もはや正面きって言うような手間もかけたくないわ。嫌いだから。「いい人ヅラして嫌われるように仕向けるなんて酷い!偽善者!」などと責めたてるアホな声もきこえてきそうだが、別に私は嫌われてかまわんのだ。嫌われたいのだ。むしろ「冷たい奴」「ノリが悪い」「目つきが悪い」などと思われて嫌われるようにあからさまに嫌な顔したりしてるんだから。わかれよ。やな奴だって思えよ。ああ私はやな奴だ。面と向かってイヤと宣言してやりもしない悪人だ。いい奴と思われたかないわ。
大体いい奴か悪い奴かを決めるのは自分ではなく他人なのだ。判断基準は相手に対して行っていることがすべてなのだ。って書くと自分でやな奴だと宣言しているのと矛盾するが、勢いあまって「すべての人にいい人と思われたい」「誰にも嫌われたくない」などと思っている奴に文句が言いたくなったので。あ、俺、今調子に乗ってんな。誰かにウゼエと思われてることを自覚中。どんどん嫌いになってくれ。



そんな話はさておき、最近会社の人からやたら熱心に「合コンを開催して欲しい」と言われております。まあ最近に限った話ではないのだが、その人は本当に合コンに熱心で熱心すぎて感心する。何故そこまで合コンを熱望するのか、というと
「合コン以外に出会いはないから」
らしいのだが、そんなことはなかろう。出会いたければそのものズバリの出会い系サイトでもやればいいのに。いや、もうやっているのかもしれないけど。
で、私もその人には借りがあるので合コンを開催してあげたいのは山々だが、自分で言うのもなんだが私は女の友達や知り合いもそこそこいるのだけれど、「合コンを頼める」相手がほとんどいないことに気づいた。
というか「合コンしたい」という女が周りにいないのだ。
かつても「合コンしたい」という男連中がいて、周りの合コンしてやってもいいわよという女性たちに頼み込んで合コンをしたことがあるのだが、そのうちの1人の女性はそれがきっかけだかなんかで疎遠になってしまったのだった。嫌われて結構!などと言っている私ですが、その人のことは嫌いじゃなかったしむしろよい関係でありたかった人なので今でも悪いことしたなあ(=合コン誘わなければよかったなあ)と思う。
そんな個人事情もあるが、周りにいる女性は
1.彼氏がいる人が多い
2.彼氏はいないが合コン好きじゃない人が多い
という人ばかりなのである。何も私の周りだけが特殊なのではなく、世間的にも今はそんなもんなんじゃないかと思うのだが。先月の新潮45で「今、出会いのない25歳〜32歳の女性が急増中」という記事が載っていたが、そこにも合コンに命かけてる女性のことは書いてなかった。女はいつだって合コンに興味がないのである。大学時代の友人で合コンに週一ペースで行っていた女がいたけれどそれも合コン大好きではなくて「奢ってもらえるのが楽しかった」と言っていたな。そうなのである、合コンで奢ってもらえるのが「好ましい」女性はいる、というのが真実だろう。
「彼氏欲しい〜」と口にする女は多いが、「合コン行きたい〜」ってのとはイコールではない。確かに合コンがきっかけで出会い、付き合い、中には結婚する人もいるだろうけども、女が合コンに期待するのは「タダあるいは少ない金額で奢ってもらえること」であり、出会いは二の次なんだよなー。「いい男がいなかったから料理と酒でモトを取る」と言うけど、料理と酒でモトを取るほうが実は重要で出会いは運がよければ、くらいに考えている女が多いので積極的に合コン行きたいというのがあんまりいないのである。で、私もそれがよくわかるから誘いづらい。

なぜならば
私は
男側のメンツもよく知っているから

ってのは私がほぼ主催者(第三者)しかやったことないからなんだが。男側も女側もよく知っていると、男側の思惑(出会いたい/やりたい)と女側の思惑(タダ酒タダ飯/やらない)の違いが目に見えるからしんどいものだ。どっちもかわいそうだしどっちも迷惑だ。
会社の合コン熱心者は
「合コンやるならヤツザキさんのメリットも考えないとね」
と言っていたがそんなの考えなくていいよ!そんなのある訳ねえだろ。タダ酒呑めればいいよ俺は。早く帰るけど。

かくいう私の合コン経験は過去2,3回くらいしかないのだが、いやーしんどかった。
何がしんどいって、「つまらない連中と呑まなければいけないこと」「つまらないとわかりきった場に2時間いなければいけないこと」。中にはおもしろい合コンというものも存在するのかもしれないが、私はそんなものに遭遇したことがない。共通事項が何一つ存在しない人たちと場を共にするのは非常につらい。絶対血液型の話(話題がないときのお約束)になるし。共通の話題があってもつまらない呑み会も存在するのに合コンなんて地雷埋まり率90%の戦場に行くようなもんだ。合コン信者たちは何度も戦場に向かっているのだから地雷地帯もすっかりわかっているはずなのになー何故懲りないのか。
まあ「合コン以外に出会いはないから」と信じているからなんだろうけどね。
合コン唯一絶対神ぶりはアッラーやヤハウェ、キリストと同じレベルだ。女には「合コンで出会うなんてイヤ」って思っている人も多いんだけど、そんなことはおかまいなし。もはや十字軍である。
さっきも書いたが、合コンだけが出会いではない。出会うために合コンをしたいのであれば、もっとストレートにナンパや出会い系サイトを利用すればいいのに、と思うが「それじゃやりたいみたいでかっこ悪いじゃん」とか「寂しい男のようでみじめ」とか言うんだよなー。
やりたいんだろ。
寂しいんだろ。
どっちも真に思っていることなのにそのあとの「かっこ悪い」「みじめ」という自意識に負けてしまう。私は合コンで出会うのも出会い系で出会うのも基本的に一緒だと思っている。どっちも同じくらいかっこ悪くてみじめだということだ。それを言ったら職場で出会ってもかっこ悪いし、酒場で出会ってもかっこ悪いのだ。友達の紹介だって「友人にわざわざ紹介してもらってまで出会いたいのかよプ」ということである。男女が出会うことにかっこいい出会いなんてえのは存在しない。何を期待してるんだかねえ。「うっとりするような出会い」なんてものがあるとでも思ってるのかコラ。
「道端で書類バサー→拾ってくれた人と運命の出会いなんてのが理想の出会い」
「エレベーターですれ違いざまにキスする出会いがいい」
という友人がいたがこれだってかっこ悪い。マンガとトレンディドラマの見すぎだろ。エレベーターですれ違いざまにキスって、もはや出会い云々のレベルじゃないよなあ。広義のストリーキングだろ。
「出会う」がスタートで「恋人がいる」状態があがり=終わり、というのが今の絶対的な風潮で、結婚すらあがりの後のオマケという感じがあるが、出会いはスタートだとしても終わりは「別れ」であることを誰も直視しようとしない。出会うよりも別れるほうが何百倍も労力がかかるし、何千倍もしんどいのにそこを見ないことによって(経験しても再び「出会う」ことに燃え上がるので、つらい思いをしたことは自動的に忘れる)出会うことと「恋人がいる」状態を目指すことに躍起になりがちである。別れることに目を向けないのであれば、同じくらい出会うことにも目を向けなくてもいいと思うんだよなあ。目を向けない、は言いすぎか。そうじゃなくて、別れることはいつだってかっこ悪いことなのだから、出会うこともかっこ悪いことでいいじゃないか、と思う。動機が「やりたい」であってもいいんじゃないの。
みんな恋と性欲勘違いしてるんだし。恋だと思っていてもその殆どは性欲なんだから。
「恋人」は周り公認の「常に性欲を満たしてくれるパートナー」なんだから。
だから飽きるんだけどな。別れがくるんだがな。

以前、会社の同僚が「合コンをセッティングしてくれる出会い系サイトがある」と言っていてたいそう驚いたが(しかもそいつは登録していた)、合コンしたくてたまらない人はこういうのを利用するといいんだよな。「登録していると恥ずかしい」とか言っていたが、合理的だよなー「合コンしたい/出会いたい女」が自分から登録しておいてくれるんだから。「頼むから合コン参加してくれ」とか主催者は頭下げないで済むし、私のように鼻くそほどの意味しかない合コンで失わないでいい友人失ったりしないで済むんだから。
出会うことに命かけている時点でかっこ悪くてたまらないのだから、今更ガタガタ言うなよ。頼むから。
少なくとももう私には「こいつ合コン必 死 だ な プ」と思われてんだから。




全然関係ないが、大江慎也ソロアルバムに入ってる「STREAM OF FUN」て曲はモダンラヴァーズの「Astral Plane」に似てる。
そろそろ2006年の音楽ベストを決めなければならんのでいろいろ思い返しているんだけど、今年って何聴いてたんだっけ?病がまた発症中。herishばかり聴いてたことしか思い出せんなーおかしいなー
というわけで大江ソロも今年購入であったので聴き返しているが、最初聞いたときは・・・!だったけど今は!!!!!!だ。良盤に思えてしょうがない。
GO FOR THE PARTYなんて次のwell歌夢でかけたいくらいですよ。
2006年11月14日(火)

狂い咲きヤワラちゃんロード

10月も終わり11月でございますが、この半月くらいの間一番やっていたことは
石井聰亙のおっかけ」
でございました。
お恥ずかしい!27歳にもなっておっかけ!どんなんだよそれ!
おっかけの定番「ジャニーズ」「ビジュアル系バンド」ではなく映画監督て!
いや、おっかけといってもプラスワンで開催されたバトルトークイベントに足を運んだり、ロフトで開催された「バーストライブ」に足を運んだり、バウスシアターで開催された「石井聰亙レトロスペクティブ(爆音上映会)」に足を運んだくらいなんですがね。
今私ほんのちょっとウソつきました。
タワーレコード店頭で行われたトークショーにも行ってきましたわ。しかも秋葉原。

多くの人の頭に浮かぶのは「何故、今、石井聰亙?」ということだろう。
それは単純明快、石井聰亙の初期映画作品がDVD-BOXとして発売されるから。なんだが、今私が求めていることが非常に石井聰亙的なこととリンクしているから。何がどうなのかわからないのだけど、「今、石井聰亙の言葉を聞き逃してはいけない」気がしてならんのだ。おそらくそれは、私が20代前半までのうちに獲得しておかなければならなかったことだと思う。それは決して「20代前半のうちに石井聰亙にはまっていなければならなかった」ということではない。
「どうしようもないくらいの衝動に突き動かされる」ということを20代前半のうちに、失敗しても再生できる体力に溢れていた時期に経験しておかなければならなかったんだと今無性に思う。気がつけば27だ。20代を7年(!)も浪費してしまった。だからといって今更「セックスのことを『交尾』と言う」(最近の若い人はみんなこう言うらしい)だの「ロックインジャパンに足を運ぶ」だの「サークルに入る」だのをやるのではない。今自分にできる限りのことをやるだけよ。もう遅いとかどっかで思っててもやるまでよ。やってやろうじゃねえの。(仁さんイズム)


話はだいぶ変わるのですが、私は女であることを利用し、女であるがゆえに媚びたりするような「女子イズム」というのはJJやCamcanを愛読している、エビちゃんOLのような人間に宿るものなのだと長年思っていたんですが、これ、違いますね。彼女たちは意識的に「モテる女」になりたいと目指している努力の人たちなんで悪く言ってはいけないと思いました。
本当に女子イズムを利用するのはそうじゃない女なんだよなー
最近、ごく身近(隣席)の女がどうしようもなく女であることを誇示/利用していてたまりません。
彼女は外見はベリーショートで、近頃お目にかからない自称「ボーイッシュ」(でも三十路)なのですが、なんというか女のイヤな部分丸出しなんだよなーいや、女って限定することもないか。人だな人。
「すごいですぅ」「○○さんってお兄ちゃんみたいだからかっこいいですよぉ」とかすぐ言う。
しかも私や他の人間が「だっせえ」「○○さんそれはかっこ悪いわー」と言った直後に必ず。どんな点数稼ぎだよ。
英語が喋れることは素晴らしいことだ。しかし会話の途中で「オーイッツディフィカルト」だの英語でやたら話しかけてこられたりするのはどうなんだ。喋らんでもいいだろ。彼氏がいることも微笑ましい事だが、全ての会話を「うちのカレシがこう言ってました」などと結びつけるのもどうかと思う。それも付き合って1年くらいならまだしも、10年近く付き合っているカレシの話を毎時間出されてはたまらん。
文脈が読めないといえば、急に「私Eカップですから」を挟んでくるのもなんだかよくわからん(いや本当はよくわかっているよ、女アピールだろ)。
しかもタチが悪いことに自称「天然」なんである。
そしてさらにタチが悪いことに仕事しないんである。
同じ仕事をしたが最後、「これやってくれませんか」と頼めば「私忙しいから」(寝てる)、と返され「〜終わりました?」と尋ねれば「やってない。逆に聞くけどあなたできるの?」と逆ギレされる始末。(ああやったさ!糞)
なんでこんなのが今まで普通にやってこれたか謎である。

先述の必ずホメるのは「フォロー上手」で、カレシ自慢は「無邪気な幸せおすそ分け」になり、英語が喋れるのは「知的」、Eカップアピールは「無垢だけどエロさもある」なんだろう。仕事できないのはズバリ「女の子だから」ってことで大目に見られるなどと思ってるんだな。うわー底浅ぇ。
こんなのは女から見れば魂胆見え見えだ。フォロー上手じゃなくて他人を蹴落としてうまく取り入ろうとする点数稼ぎ、無邪気な幸せおすそ分けではなくモテる女アピール、あるいは幸せ逃がすまいと必死(彼氏の自慢をする人って大体必死な人なんだよなーうまくいってたら人にアピールなんかしねえよ)であるし、英語を喋るのは単なる自慢でEカップアピールはあけすけな私に欲情して催促だ。すんなよ職場で。
見破られ率200%。男だってわかるだろうよ。しかし一部の男はこういうのが見破れない。額面どおりに受け取る。SPA!で「女の何気ないひとことをホンネに変換辞典」なんて特集が組まれたりしていたが、いかに見破れない/読み取れない男が多いかわかる。
そしてそういう男たちが「変わってる子」「いい子」などと認定するから事態は悪化するばかりなのである。額面通りに受けとりゃそうだろうよ。おめでてーな。なんだか「ピュア」というドラマの和久井映見を思い出す。

「私は女の子同志が群れになっているのが本当にイヤで、だからずっと男ばかりのところ(大学や職場)を選んできているの」と必ず言うのだが、女子校も経験したし男ばかりの職場も経験した私から言わせれば男も群れる。その頻度は変わらないと思う。男のほうが群れる生き物だと思うくらいだ。なんといっても私が「男だったらよかった」と思う瞬間は「男が連れ立って風俗に行く」時だから。(この日記参照
私よりも遥かに長い事男ばかりのところにいながらそれに気づかないということはよっぽど男の中でお姫様な扱いだったんだろう。恥ずかしくて口にするのもおこがましいが「紅一点」てやつですか。ああやっぱり恥ずかしい。
「ピュア」の中で和久井映見は知的障害者で心がピュアということだったが、そんな障害を持っていなくても周り全部と異なる立場(この場合異性)であれば特別扱いとなりうる。しかもこの人の目指すところは「男性の中の女」ではなく「男性の中の『男装の麗人』」なんだろう。自称「ボーイッシュ」だし。ひー。
いやあ、この人、今まで男ばかりの職場でやってきて正解だった。というかわかっててそこに籍を置いてるんだろうな。
しかしこれからはそうもいかねえんだぞオイ。少なくとも私や庶務の女性がいる限り紅一点ではないから。
あとさも女同士が群れるのを悪のように言うんだが、女が群れるのも楽しいぜ。それどころか女同士の群れのほうがホメ合いが多いから彼女にはうってつけのような気もするんだが。私は嫌いですけどねホメ合い。先日女ばかりのところに行ったらホメ合いばかりしやがって殺意が芽生えました。気持ち悪いんだよなー皆読解力あるから魂胆見えてるのにほめ合い。不毛。男も女も笑いの沸点が高くて、かつくだらない話がえんえんできる人でないと。



で、最大の問題は彼女が「not美人」ってことなんだよなあ。
和久井映見ならまだしも、すべてが太い。太いけどピュア指向。上っ面の正義ぶん回し。
私は隣人に起こっている現象を密かに「ヤワラちゃん現象」と名づけております。
今ンとこ誰とも共有してない言葉ですが。口にした時点で私の魂胆=悪意丸見えの言葉だからな。ま、今更悪意のある人間アピールしたところで「前から知ってたよ!」って言われるだけですがね。
ではこの言葉は貴方達に捧げよう。全国の悪意爆走人間たちへ。
2006年11月06日(月)

ユルマン歓迎三国志

常々、自分のことは下世話な人間だと思っていたが、今週の火曜の自分は特に下世話であった。断言してもいい。
会社のボーリング大会を欠席して、こんなイベントに行ってきたのでした。


>パラダイステレビpresents
>「美少女アイドルがおま○こを賭けて対決!!〜おま○こ三国志〜」
>パラダイステレビの人気番組「おま○こ対決」がプラスワンでの公開収録決定!
>入場客vs美少女アイドル&おま○こ武将とのおま○こゲーム対決!
>負けた女には、屈辱の公開おま○こ罰が…。
>アナタもエロになれ!!馬鹿になれ!!
>【出演】美少女アイドル3人
>【おま○こ武将】DJ急行、セラチェン春山、マッスル坂井、大坪ケムタ
>Open18:30/Start19:30
>前売\1500/当日\1700(共に飲食別)女性入場無料!!
>http://www.paradisetv.co.jp/


あんまり人に言えることじゃありませんね、このタイトル。内容がわからないようでわかるな。わかるようでわからないけども。
某友人に「説明文読んでもどんなイベントなのかさっぱりわからねーよ」と言われました。のちに「5回読み返してやっとわかった」らしいが。
しかし会社のオリエンテーリングを断ってまでもおま○こ(読み方はおまるこ)を見たかったのか、というとそういうわけではなく、まあ司会者とか出演者が友人だったから、というのと女性無料というだけの理由。しょぼい理由で申し訳ない。
プラスワンのエロイベントで女性無料というと「バカAV専門学校」がありますが、そういうイベントは結構女性率が高いので今回もさぞかし女性率が高いんだろーなーと思っていたのだけど入ってたまげました。

会場は満員なのに女性は自分含めて3人!
しかもそのうちの1人は美少女アイドルのプロダクション関係者の模様!

無性に「チンコがついてなくて悔しい/恥ずかしい」と思っちゃったよ。
AVのように性交モロ出しをするわけではないので、バラエティ感覚で見られるから、女性率はAVイベントより高いと思っていたんだがなー。エロとバカは女性の中ではどうも同居しないなあ。どうしてもエロ>>>>バカだ。エロ=お文化なとこあるからな。エロ=バカだと「下世話、下品」という認識があるからなー。冗談じゃない、エロなんてうんこと一緒だ。下世話で汚ぇけどなくなってはいけないもの。エロ>>>>バカと思っているから便秘の女が多いんだよう(ウソ)

で、肝心の内容ですがエロじゃなくてほとんどバカ。
「エロエロ単語検索山崩し」だの「マッチに一発で火を点けられるかゲーム」だのをやるんだが、負けると美少女たちがオッパイ丸出しになってエロ罰ゲームを受けるという単純構造。このゲームがとことんバカでたまらない。「ビッグ・電マック」という罰ゲームでは某ファーストフードチェーン店のピエロのような人気者の格好をしたドナルドならぬ「オナルド」が出てきて女の子に電マを当ててたし、「RUN・電・MC」という罰ゲームでは黒いTシャツに白いビニールテープ三本を貼り付けたニセアディダスTシャツの3人組(ひとりはなぜか外人)が電マ片手に出てきて、「セイ・ホーオー」と掛け声をかけては女の子に電マを当てがうという。これをバカと言わずになんという。
「ハンカチ王子」という罰ゲーム(ローターをボールに見立てて、女の子に当てがう)の時に出てきた罰ゲーム執行人の白いシャツには
「WA・SEX・DA」
という文字がテープで貼ってあったから。ワセックスダて!ハンカチ王子じゃなくてスーパーフリー和田サンだろ!


そのあまりにもバカなエロゲームっぷりに、私が思い出したのは「殿様のフェロモン」の「ハケ水車」でありました。バカで下世話で下品でおもしろかったなーああ、「A女E女」も思い出した。テレビ埼玉でやってた「艶艶ナイト」も思い出したわ。ギルガメに関しては言うまでもない。私が10代の頃に親の目を盗んでテレビで見倒した深夜番組たち。
以前、「90年代に私が狂ったように見たりビデオに録ったりしていた深夜の音楽番組たちはいつの間にかテレビから姿を消した」というようなことを書いたけど、深夜のエロバカ番組たちもいつの間にかテレビから姿を消していたんだった。バカでエロなだけに「消えるなんて!さみしい!」「撤回反対!」というような感覚がないのはお見事。エロはインターネットやAVに向かってより過激によりあけすけに進化しているわけだが、エロでバカというバラエティ/エンターテイメント=下世話はすっかり廃れたのだと思っていた。
というより忘れてました。なぜなら20代になって飲み屋でエロでバカな話をさんざんするような環境に自分が移行したから。テレビにエロバカを期待しなくても自分の周りでさんざんエロでバカで漫画みたいなことが起こるようになったから。テレビじゃない場所にある、エロとバカ溢れるところ(主にロフトプラスワン)に足を運ぶようになったから。
そして何よりも、これは私に限った話ではないと思うんだが、「エロ」と「バカ」は切り離されて考えるようになってきているのだ。
これはエロとバカだけの話じゃない。あらゆるジャンルが独立して扱われるようになってきているんである。
先述の深夜の音楽番組が地上派テレビから消えたのはMTV、スペシャなどのCSという「専門チャンネル」が登場したから。今は「見たいものだけ/興味があるものだけチョイスすればいい」んである。バラエティもまた然り。エロとバカも「エロが見たければエロチャンネル(あるいはAV)を見ればいい」「バカが見たければお笑い専門チャンネルを見ればいい」というようになっているしな。
見たいものだけを見ればいい、手の届く範囲以外のものは手に入れなくていいてのは便利になったと思えるが、なんだかなあ。私は何もかもをバラエティにした90年代のテレビに多大な影響を受けて育った。バカだの教養がないだの思ってもらって結構。どうしても見たい番組が始まるまで、さして興味のない番組を見ているうちにそっちがおもしろくなってしまった、なんてこともよくあった。今のようにHDDがあるわけでもないんでビデオを録ろうとしたら他の家人がすでにビデオ録画予約していたため必死で夜中起き続けてテレビを見続けたこともあった。だいたい私が殿フェロ見るようになったのはビートUKという番組をみるために起きていたからだし。(ビートUKの前にやってた確か)
なんというか、そういうごった煮感、あいまい感が好きだったのだよ。今も好きなのだよ。それが刺激的だったのだよ。
90年代的な言葉で言うところの「ミクスチャー」ってやつですか。
ミクスチャーなんてかっこつけすぎか。「ぬるさ」で十分かもしれん。そう、90年代はぬるい時代だったんだ。
90年代的なぬるいバラエティの頂点にいたのが中山ヒデだった、と書いたのはナンシー関だったが、そんな中山ヒデ的ぬるさが90年代の当時はイヤでイヤでたまらなかったけど、かといって一気にシビアな締め付けをするわけでもなく、ぬるくゆるく先送りし続けていたのがホントはとても居心地よかったんだろーなーおいら。やっぱりおいら、90年代的ゆるさじゃないとダメなんだ。(いや、中山ヒデは今も嫌いだけど)
90年代は当に過ぎ去り、もう2006年であるわけだが、過激やあけっぴろげ、シビアぶり、そして細分化が横行するこのご時世においては、「おま○こ三国志」はゆるくてぬるくて刺激が足りないと思う人も多いかもしれない。しかしこんな曖昧があってもいいじゃないか。こんなゆるさがあってもいいじゃないか。お文化の匂いがゼロであっても結構じゃないか。
90年代の大皿ごった煮ぶりに比べれば微々煮くらいかもしれないが、私はこんなバカならいつでも大歓迎だ。
人間なんて所詮バカで下世話なんだから、かっこつけたりストイックになったり必要なんて全然ねえぜ。エロなんて軽くてナンボ。ゆるくてナンボ。あらゆる事は笑い飛ばせてナンボだ。実際には笑えないことばかりなんだから、せめてテレビの中くらいは。




ちなみに「おま○こ三国志」はスカパーのエロ専門チャンネル「パラダイスTV」で放映中の
「美少女アイドルがお●んこを賭けて対決!エロエロ検索山くずし」
という番組の公開収録企画でございます。
ってCSじゃねえかよ!細分化されたテレビでの企画じゃねえかよ実は。
そりゃそうだろう、地上波テレビじゃおま○こなんて言えんわ。
2006年10月29日(日)

下流社会大甲子園、大敬遠

先週末、久々に従姉妹に会いました。
半年振りくらいの再会。半年振りの再会なのに
「最近さーメダルゲームにはまっててさー」
と言うので、「そういえば私も今年の初めに福岡行った時メダルゲームはまったわ。で、何にはまったの?」と返したところ、
「メダルの達人!」
「うわー私もメダルの達人なんだよ!(ここ参照)」
という一致をしました。
以心伝心なイトコなのです。
ちなみにばあちゃんの誕生日プレゼントを買っていったのですが、箱を開けたとたんにイトコ爆笑。
「まるっきりおんなじ服買ってプレゼントしたわ」
だと。ばあちゃんもおじさんも苦笑しておりました。色もサイズも買ったとこも一緒というマヌケぶり。津田沼で買ったからなんだが。
ほんとにどこまでも以心伝心。
夜中というか朝まで
「孔雀王(三上博史版)がDVD化されないのは納得いかねえ」
「孔雀王の何がいいかって、安田成美の足手まといぶりなんだよね」
「この世で一番しんどい刑罰は『長渕剛を長時間ヘッドホンで聴かされ続ける刑』」
「『卒業旅行〜ニホンから来ました』は早すぎた電車男。電車男より5000倍くだらなくて最高」
「サッカー日本代表のGKは未だ松永しか知らない」(イトコ談)
などというくだらない話をしておりました。
身長170センチ、千原ジュニア似(化粧をすると日出郎似)一児の母ですが、最高のイトコです。
そういや最近、本やマンガを読んでよく思っていたことなんだけど、「私/僕は昔、自分の趣味を理解してくれる友達が周りにいなかった」という旨のことが書いてあったりすると「うーん確かに私の周りもいなかった気がするが、そんなに困った記憶はないなー」と違和感を感じておったのです。そらそうだ。私は案外、昔からアホなものに興味を持つアホな人に恵まれていたからなあ。イトコなんて生まれた時からの付き合いだしな。あと姫御(ピッコロと結婚したい女)なんてのも昔からいるし。大学なんかに放り出された当初はキャンパスにいる全員が敵だと思っていたりしたもんだが、気がつきゃアホウな友達に囲まれていたしなあ。
って友達いるゼ自慢ではない。(大体イトコは友達じゃなくて親族だしな)
思うに、「私は友達がいません。いなくても平気な私」だとか「友達なんかいないほうがいい。私、媚びないから」だとか言っている人てのは自分から作らない方向に仕向けているんだろう。他人と触れ合うと、相手も受け入れなきゃなんねえからな。そういう余裕が1ミリもない人が言う言葉だと思う。ベタベタで言うのもこっぱずかしいが、くだらねーことから自分内重大機密まで受け入れてくれる友人はいいよ。世界中で自分がひとりぼっちなような気がしていて、死にたいほど自分最低と思っていてもそういう友人がいるだけでひとりぼっちではないと思えるから。恋人や配偶者もそういう位置にいるかもしれないが、それとは違う。簡単に言うと「自分と同じくらいバカでノイローゼのようなことを考えている人間が他にもいるのか!」という感覚。
そしてそういう人ほど「群れてる奴バカ」という烙印を押したがるけども、群れているという感覚とは違うんだよなー大体イトコにしろ姫御にしろ大学ン時の方々にしろ、今の近しい友人らにしろ「継続的に会う」というのはないからなー気が向いた時に連絡して「最近会ってないからメシでも食わねぇ?」って感覚だからなー。それは私がダラダラしやすい性格というのもあるんだけど。周りも私の負けず劣らずのダラダラ人間かつ時間守らない人間だし。(これ読んでる人で身に覚えがある人も多かろう)
くだらないことを自分と同レベルで話せる奴らが好きだ。見下すとか見上げるとか、かっこつけるとか見栄を張るとか卑屈になるとか劣等感抱くとか、そういうのが全然ない同じ目線のアホウが好きだ。大好きだ。少しでもそういうのを相手が感じていたりすると気づくし、自分がそういうのを感じていれば不毛な付き合いだなあと思ってしまう。もちろん、社会においてはそんなのはよくあることだし、社会人でありますのでそれに対応して人付き合いしている部分もありますが、前述の方々はそういうめんどくせーことがないからいい。
私はできるだけ気を使う付き合いは排除していきたいのだよ。って、最大の気を使う付き合いは恋愛事ですがね。めんどくせ。主に自分が卑屈にならされたりするのが。
でもまあ、やるために気を使ったりするのはしょうがないことだと思う。ある種の礼儀ですから。しかし、やる/やらないというわけでもないのに気を使わせる人間はもう付き合わないでもいいやーと思う今日この頃(仕事以外)。「私を認めて」「私をスゴイと言って」「私をチヤホヤして」オーラ全開な人はもう、いい。それはてめえの男なり女なりに求めなさい。そんなこと友人関係に求めちゃいけない。どうしても求めてしまう人は「私は群れているような普通の女たちが嫌いです。友達なんか必要ない」とか「私は他人とは違うの」とか言い続けていいよ。俺が許可する。




で、そのイトコと土曜の夜に「大慶園」に行ってきました。無論「メダルの達人」をやるためだ。
初めて大慶園に行ったのだけど、メダルゲームやり放題めちゃくちゃおもしれえ。たまんねえ。
8ヶ月ぶりくらいに「太鼓の達人すごろく」ブームが来ましたよ。またゲーセン通いしちまうよ。
そして田舎のヤンキーの多さにびっくりしたわい。まあある程度は予想していたけれど、どこもかしこもヤンキーカップル(もうすでに夫婦だったりするのも多そう)だらけでした。
メダルコーナーなんてジャージ率ハンパないから。あと驚いたのは子供の多いこと多いこと。我々が行ったのは21時過ぎで0時前に帰ったけど子供が走り回りっぱなし。私の横で太鼓の達人すごろくやってた男の子は6歳くらいで茶髪・後ろ髪長い系(川田やマイティ井上ばり)・下品に「DOG」と裏にアップリケしてある白いジャージ着てたから。ヤンキー英才教育。土曜の昼はイーオンのモール、そして土曜の夜はファミレス・ドンキ・大慶園てのが定番コースなんだろーなー。下流社会は下流社会で循環するんだなー、としみじみ思った。
まあ、どこもそうなのですがね日本中。そこに県道がある限り。
前も書いたけど、日本の「ストリート」は「国道・県道」、そして日本の「路上」は県道沿いのコンビニ、ファミレス、ゲーセン、パチンコなのだよな。ケルアックもビックリだ。まあ、私は日本中のそういうところを見ていたい人なんですがね。そして私らもイトコの子連れだったから日本の「路上」の一員なんですがね。立派な下流の一員なんですがね。わしなんかイトコの子に「UFOキャッチャーでチュッパチャップスやって」とせがまれて「買ったほうが安いだろうが」と怒りながらも数百円出しちゃったから。んで一個も取れなかったから。(あとでイトコに「出さなくていいんだよ」と怒られた)
最近思うが、「自分は下流の一員である」と自覚するとそれなりにどうでもよくなってくるな。いろんなことが。
今「下流あやうし!」などと騒いでいる大半は自称中流の人たちなんだろう。日本には階層がある。あるのはとっくにわかっている。しかし、はっきりと線引きされたら下流に入っちゃうんじゃないかとうっすらわかっているような方々。そういう人たちほど下流の線を引きたがる。自分とは関係ない世界だと片付けたがる。
下流の人たちって、そういうこと全然心配してないんだよなー。そういう本読まないしニュース見ないから。あと下流は下流で循環してて、他の階層と触れ合う機会がないから。でもそれを「かわいそう」とか同情もしないんだよなーそういうところなんだもの。そしてそこは十分おもしろいんだもの。私はこういう文化を全然否定する気にならない。むしろ自分の中途半端振りがうっとうしいくらいだ。何度も書くが、日本の大半は下流文化でできてるんだよ。そういう風に先人たちが作ってきたんだろうが。そういうとこに皆何かしらつながりを持っているだろうよ。自分にもそんな下世話で下流な部分があったりするだろうよ。私は下世話で下流な人間だが、全部がそれで構成されているわけではない。皆平等に下世話で高尚だと思うのですよ。すべてを記号のように一編通りに見ちゃいけない。
物事も人も相反してて全然構わない。バカでどうしようもなくてもだからって見捨てるようなこともない。むしろそうじゃないとつまんねーよ。相反してるからずっとこいつとは付き合っていきたいって思えたりするんだからなあ。飽きないんだからなあ。変わったり変わらなかったりするのを長時間見守ったり見守られたりするんだからなあ。
きっとあんた(誰だ)も私も同じくらいどうしようもなくて、くだらなくて、でも最高な奴なんだろう。知らないけど。



話がだいぶ脱線した。なんか久々に「スティービー」見たくなったわ。
DVD化されたのかな。

2006年10月24日(火)

ヤツザキ 月報9/15〜10/15

俺の日記更新スピードはどんどん遅くなる!!!!


というわけで気がつけば10月。しかも半ば。
9月30日をもちまして、わたくしがwebで日記をつけ始めてから6年を迎えました。生まれたての新生児が小学校入学するくらい時間経ってしまったよ。しかもこの1年間は冒頭に書いたように次第に更新速度が遅くなるという有様ですがこれからも続けていきます。どうかよろしく。

9月の半ばからいろいろなことがあったが書ききれてねーや
しかし今日は奇跡的に余裕がありそうな感じなので遡り日記
遡り月報ということで。


10/15
プラスワンにて行われた「石井聰亙DVD-BOX発売前夜祭バトル・トーク」というイベントに行く。
目当ては池畑潤二!
渋い!カッコイイ!痺れる!
昔(鋼鉄男時代)に比べると遥かに丸くなった、というようなことを言われておりましたが、それが余裕を醸し出しているかのようで更にいい。
まあ、池畑氏目当てでしたがDVD-BOX欲しくなっちゃったよ。狂い咲きサンダーロード見たいわ。ていうかバトルスーツ!とりあえず革ジャン欲しい!
あと、出演者の半分以上が博多弁/九州弁を使っていたんだけど、博多弁を使う男の人っていいなあと思いました。博多弁の男と付き合いたい。

10/14
小紅せんぱいとふぁる姐とともに、去年喜久盛の売り子をやらせていただいた「いわて物産展」@中野サンプラザに遊びに行く。芋の子汁食いながら昼からワンカップ酒。ンマイ。そのまま飲茶→沖縄料理屋と飲んだが、着物で帯締めすぎたのと日本酒と泡盛のチャンポンがしんどくて22時台でギブ。
沖縄料理屋では波照間のおじいが飛ばしていておもしろかったんだが。
中野は沖縄人が多くていいなあ。住みたいなあ。

10/13
下北沢のバー「エル・マーゴ」へ。
ミナコさんとほとんどサシで話して大満足。
新たな企画発足です。ヤター

10/12
会社の飲みに参加

10/11
特になし
イオさんから「ワム!復活だって」というメールを貰って
ワム!ばかり聴いてた

10/10
おおきさんいなさん夫妻に赤ちゃんが誕生したのでお見舞いへ。
赤ちゃんがかわいくてたまらん。ミルクの甘い匂いがするのだよ。
抱っこさせてもらったけどちっちゃくて大事に大事にしなきゃと思うのだよ。
あー今から保母さんになりてぇ。
その後、なくしたCDケースを探しに渋谷へ。あった。
ついでになくした社員証を探しに行ったが、自宅で見つかった。

10/9
自宅でダラダラ。
キン肉マンの「7人の悪魔超人編〜夢の超人タッグ編」を読み返す。
バッファローマンかっこいい。長らくブロッケンJr.が(外見では)一番かっこいいと思ってたがバッファローマンだったわ。
ラテンだしな。

10/8
午後から新宿に出てりえ坊とカレー〜昼飲み。
well歌夢終わった後なんでテンションが上がりっぱなしで
次回や次々回のwell歌夢の企画なんぞを話す。
その後小紅せんぱいの店へ。ソウルフラワー初期〜ニューエストモデルのビデオを見る。皆若い。

10/7
午前中の便で那覇から東京に戻る。(15,6キロの荷物携えて)
羽田から渋谷直行、そのまま「スナックwell歌夢3」へ。
毎回テンションの高いwell歌夢ですが、前々回ハプニングバー、前回放課後の部室だったのが今回はショーパブのようになってました。
パフォーマー多すぎ。露出度と下着率高すぎ。
客層が前回からガラっと変わっていたけれど皆立って踊ってたのもすごいなあと思った。おもしろかったが最後は疲れた。酔った。ボロボロだ。
CDケースをなくす。

10/6
那覇滞在3日目。
昼間はお知り合いの方とお茶したり石垣娘と蕎麦食ったりドライブしたり。夜は友人にライターの方紹介してもらったり、この夜も4軒ほどハシゴで飲んだり。
紹介していただいたライターさんが、東京で仲良くしている某さんの知り合いでびっくりした。世間は狭い。

10/5
那覇滞在2日目。
朝まで飲んでいたので昼間はボロボロ。寝たり起きたり繰り返し。
夜になって知り合いの方の店へ。久々に会えて嬉しい。
短時間であったがいろいろ話せてよかった。
その後うちなー娘たちと飲みに行く。こちらも久々に会えて嬉しい。
若くてノリのいい女の子たちで、本当にいい子たち。病んでない子大好き。
その後別の知り合いの店へ。こっちも久々の再会。
再会だらけで楽しいわーこの夜は4軒ハシゴ。

10/4
沖縄へ。
友人と落ち合ってご飯。
その後いつもの店行って、DJっぽいことやらしてもらってすっかり酔っ払う。
誕生日だったので皆にカンパイしてもらってすっかり気分がよくなった。
楽しいな!ホント楽しいわ。
その後、酔っ払って桜坂のほうの店に連れてってもらった記憶があるがあんまりよく覚えていない。泥酔した。26歳誕生日も泥酔(@宮崎)だったが27歳の誕生日も泥酔だった。
今年もいろんなことがありますように。

10/3
会社の人たちとの賭けに負けた罰ゲームとして焼肉を奢る。
牛角なのにべらぼうに高かった。

10/2
沖縄行きの荷造りとDJ選曲にいそしむ
初めてガラガラかばん(トランクケース)を自分で買った。西友安い

10/1
真心ブラザーズのバックバンドMB'sが結成10周年、ということでMB'sのメンバーそれぞれがやっているバンドばかり出るというイベントに行く。
うつみようこさんの「ヨコロコバンド」が目当てだったんだが、ようこさんはかっこいいなー。原色っぽいワンピース着てドスの聴いた声で「ロォォォッキン!!!!」「キックアウトジャァァァーーーム!!!!!」
女でありながら女であることに縛られていない/こだわっていない在り方には憧れますよ。
そして真心のライブを初めて見たけれど、おそるべし前向きぶり。それもただの前向きじゃなくて、「今なんて刹那なものだから、いつかはなくなるものだから」という前提ありきの前向きさには恐れ入った。「ワールド・イズ・マイン」ではないが、今、この瞬間、自分を肯定できるのは自分しかいないということ。そんな圧倒的事実を重すぎもせず、殺伐とした感じにもならず、嫌味だったり無理している感じだったりでもなく奇跡的なくらい軽やかに、歌うように宣言しているのが真心の素晴らしいところだと思った。
「10年間生きてきたぜ!ただ生きてきたんじゃないんだぜ!歌うように生きてきたんだぜ」
というYO-KINGのMCにはグッときた。
帰り際にようこさんに挨拶をしたら覚えていてくださった。ありがたい。

9/30
ライター講座の納会。
OBやOGの方が沢山来ていて、なんか気分よくなっちゃって最後のほうはOGの方と暴走した会話をしていたような。

9/29
プラスワンに「バカAV専門学校2本目」を見に行く。
今回はバカAVは殆どなくて、松本和彦監督のトークが長かった。
ムーディーズの20代前半の女優さんが「古いマンガ好き」ということで登場していたけれど、20代前半で古いマンガ好きの女の子ってのは結構居るのであまり目新しくはなかったかも。「美人でエロい」古いマンガ好きの女の子であるから価値があるんだなあとしみじみ思う。
しかしこの女優さん、「初めて読んだマンガはあさりちゃん」と言っておったのでジョージ秋山も読むといいと思った。

9/28
何やってたんだかまるで思い出せない

9/27
とあるイベントの打ち合わせ。
って単なる飲みに近い感じだったが。しかしまー自分含めて女4人、男2人だったのに女3男3の合コンのようになってた。ポケモンの話ばかりする急行さんと無我の話ばかりするわたくしが似たような人種に思われたようだ。

9/26
メシ食いに行ってきた。
おしゃれイタリアンだったのに無我ショックでプロレスの話ばかりしてしまった。先方が西村や永田がヤングライオンの頃を知っている人でよかった。

9/25
「無我ワールドプロレスリング」を見に行く。
セミファイナルが後藤達俊VSヒロ斉藤、そしてメインが西村修VSドラゴンという戦慄のカード。月曜日ってのもあったが会場の8割が男だらけのプロレスって久々に見たわ。とりわけリングサイドにお水の人がゼロて。
しかし西村VSドラゴンはすごかったわ。60分3本勝負。キーロックの攻防。ドラゴンのジャックナイフ。西村のスピニングトーホールド。そしてしつこいくらいの四の字掛け合い。
ここだけ確実に昭和でしたわ。
ちなみに会場に坂口憲二がいたけど、いい男でした。
いや、それよりも西村のほうがいい男に思えてしまって参った。帰るときに握手してもらった時もときめいてしまったくらいだ。病気か私は。
同行したおおきさん曰く「西村に握手してもらった時、乙女の顔になっていた」。うはー。
その後水道橋のさくら水産でプロレス話飲み。

9/24
何やってたのかさっぱり思い出せない

9/23
深夜作業明けで朝帰宅。
夕方から三茶に行ってtagさんの「P.R.O.M.」へ。
ベタベタな選曲で盛り上がる。酔っ払いすぎる。踊りすぎる。

9/22
深夜作業。
眠くてだるくて正気を失う。
奇行をかましてしまい、しかもそれを先輩に目撃されて鬱

9/21
何やってたのかさっぱり思い出せない

9/20
ライター講座最終回
充実した半年だったなあ
この日記参照

9/19
るっぱさんと飲んだ気がする

9/18
5時半起き。茨城のはずれから福島中部。
早朝作業。
その後福島中部から水郡線乗って水戸へ。
片道2時間ほどのところが強風のため3時間半かかる。
その後水戸から上野へ。スーパーひたち快適。
上野ではるみちゃんと落ち合う。
じゅらくでビール。なんだかタイムスリップしたかのよう。
その後場所を移動してみやらさんを交えて食事。
沖縄女は逞しいな。好きだ。

9/17
水戸で午後より作業。
作業後、茨城のはずれへ。
温泉旅館に泊まって満足。早めに就寝。

9/16
福島中部で作業。
作業後、営業やSEと別れて次の作業先である水戸を目指す。
泊まったホテルがボロくて怖かった。
飲み歩かずに就寝。

9/15
安田さんが「昼からじゅらくで飲んでいる」というので
会社を早めに出て合流。
9時くらいまで飲んでから新白河に向かう。
駅で営業・SEに会ったがすでにベロンベロンだったので
飲みに行かずに就寝。



仕事のことは殆ど書いておりませんが、それなりに忙しかったのですよ。
仕事以外も充実してたっちゃーしてたか。
しばらくはここに書いたことの一部をピックアップした日記でも書こうかと思います。
まあ、何が一番言いたいかっていうと、博多弁を喋る男と付き合いたいなーということです。
どなたか紹介していただけないでしょうか。(無論口髭常備)
2006年10月16日(月)

沖縄からプチ通信/スナックwell歌夢3告知

またまた更新が滞っておりますが生きておりますよ。
ナウ沖縄であります。もう毎日泥酔。
泥酔しながら27歳誕生日むかえましたよ。ああ今年も飲んだくれ決定だぜい


そして10月7日はスナックwell歌夢3開催です
沖縄土産買ってくので皆さんきてちょーだい


「スナックwell歌夢3」
10月7日(土曜日)
開店 18:00
閉店 22:00
場所:渋谷EdgeEnd(http://www.edgeend.com/)
チャージ:800円(1ドリンク+お通し)

DJ
すまきゅー(北海道)
カムバックサーモン(北海道)
すず(熊本)
はるみ(鹿児島)
もらしみ茶めこ(大分)
ケムタ(佐賀)
イオ(茨城)
サソリベイダー(千葉)
ヤツザキ(東京)
もぐ彦(Japan)

今回はサブカル女実業家やAV監督や大甲子園のボーカルの人やマンコスのボーカルの人、ハウスDJとかメタルDJとか出て盛りだくさんですわ。
皆さん遊びに来るといいよ!てか来て!お待ちしております。

2006年10月06日(金)

字読みづらい!けどメッセージフォームです


股・戯れ言 / ヤツザキホームページ

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