股・戯れ言


BBS

安西先生・・・ロックがしたいです・・・

日記のペースがすっかり週イチになっております。
非常によろしくないな。仕事が忙しくてぇ〜、なんていう忙しい気取りでもないんだけどな。つーか私のレベルで忙しいなんてほざいたら会社の人たちに刺されるわ。相変わらず深夜作業などはあるんで日記を書く暇はあるのだが、隣に人が居たりすると書けやしねえ。「今、仕事じゃないことしてたよねえ?」なんて指摘されること必至だから。
近況としましては、先週の日記に書いたとおり地味な出張したり地味にスナックwell歌夢3の調整したり人様のパーティ行って酔っ払って踊りまくっていたくらいか。あと地味に新バンドの構想練ってるくらいだ。「ギターっていくらくらいで買えるんだろう」と考えるだけですが。いやーこの歳でバンド始めるのか俺。遅れすぎの青春。こないだちょろっとミーティングをしたのだが「一番最初のコピー曲は『リンダリンダ』で」という話になった。わたくし、ブルーハーツのCD一枚も持っていないんだけど。どうなることやら。


実は4月から「音楽ライター講座」なるものを受講しておりました。
笑いたい奴は笑え。隠していたわけではないんだが、まあ別におおっぴらで言うことでもないかなーと思っておったのであります。じゃあなんで今更書くのかというとその4月からの講座が9月でいちおう終了したからなのでした。
終了したといっても最後の課題は作成中に挫折したため、のちほど提出することになったのですがね。
ここから先は「プ、ライター講座受けてるなんてダッセエ」と思った人は読むの辞めとけ。あんたに鼻で笑われるために書くんじゃないから。

一体どういう経緯で講座を受講するに至ったのかといいますと、まあ、わたくしは昔から文章を書く仕事がしたいなーと思っておりまして、でもそんな仕事においそれとなれるわけがないという意識が強かったのであります。大学4年の時に、オオツボさんから
「ライターになりたいのならばまず4,5年普通に働いたほうがいい。4,5年経ってその時まだライターになりたいという気持ちがあるのならその時なればいいよ」
とアドバイスを受けまして、それもあって普通の会社に就職したのでした。
ちょろちょろと書いているけれど私の仕事はブルーカラーとホワイトカラーの中間のよなもので、普通は入れないようなところにもバンバン行くし(巨大工場、某有名企業の社長室、よく公園にあるコンテナなど)、日本全国ダーツの旅のような、2時間に一本のローカル線乗り継いでしか行けないようなところにもバンバン行くし、世間様がお休みであるGW、お盆、正月も絶賛労働だし(会議室で死んだようにぐったりしながら「あーけーおーめー」と20人くらいで言い合った)という変わった経験を沢山させてもらえる仕事です。職場は男だらけで男子校にいるような気分になります。そう、刺激的な仕事ではあるのだ。刺激的な仕事であるゆえに嫌なことも腹が立つことも傷つくことも山のようにあったけど乗り越えてこれた。何よりも大変素晴らしい上司に出会えたことが私の最大の幸運だろう。「うんこ」とか「まんこ」とかメールで送ってくる上司だけど。

しかし。私も今の仕事を始めて4年経った。今年で5年か。去年の後半くらいから4年経ったということが頭にあって、いろいろと悩んでおりました。4年経ったらライターのことなんてどうでもよくなって、今の仕事をずっと続けていくことを選ぶかもしれないと就職した時から思っていた。実際に2,3年くらいの時はライターになりたいという気持ちを忘れていた時もあった。今の仕事のほうがおもしろいやーなんて思っていた時もあった。でも去年の後半くらいから今の仕事で自分を取り巻く環境にも変化が訪れ始めていたし、会社の同年代の子と話をしていたりすると胸が痛くなるようなことが多くなってきた。
「私は 機械が 好き で は な   い  」
他の人と話していると必ずそれが頭に浮かんだ。そんなこと百も承知で仕事している人だって多かろう。好きなことを仕事にできる人間なんて殆どいないし、自分がそれができる人間だと思っていない。そもそも実は向いていないかもしれないことにすべてを投げ打つほどの勇気もない。自分はサラリーマンやるのだけで手一杯なのだ、週末が楽しいからいいじゃないか。旅が楽しいからいいじゃないか。日常もそれなりに楽しいではないか。モヤモヤしたり、先述の言葉が頭に浮かぶたびにそう言い聞かせて自分をごまかしてきた。
それがゆくゆくの自分のためなんだと思ってきた。

が、自分を騙し騙しやっていくのはやっぱり辛かった。
4年という年月が、4年前の自分が就職した動機を思い出させるのだ。自分は4年間なんで働いてこれたのか?4年後にこの願望の答えを出すためだったからではないのか。4年の間にたくさんの人に出会って、どうでもいい人も多かったけれど刺激になる人も沢山いた。刺激的な人同士を引き合わせて新たな交流を作ったりもしてきた。自分がいろんな人と出会って、いろんなネットワークができて、そのネットワークで更にほかのネットワークを築く。私が4年間のうちにやってきたことはたぶんそういうことで、でも自分というインターフェイスが何者でもないことがコンプレックスだったりした。いや、何者でもないわけでもないし、これは自分探しでもなんでもない。なりたいものもわかっていて、それに向かってやってきたのに、いざ現実の4年が目の前に現れると怖気づいてしまったのだ。
本当にそれになれるのか?
だから、この時点では4年前に考えていた私のなりたいものを口にするのも怖かった。ただ、今が限界であることだけにモヤモヤしているように自分を装っていたくらいだ。めんどくせ。ここでまた自分誤魔化してやんの。



そんな折に小野島さんから言われたのだった。
「ライター目指しなさい」
他人に言われることで自覚できることっていうのが世の中にはあって、このひとことがまさにそれだ。
私はライターになりたかったんだった。文章を書く仕事がしたいんだった。
はっきりと言語にするのも恐れていたから、言葉ではっきりと言われたことで一気にいろんなことが突き抜けた。去年の年末から今年の初めぐらいはいろんな相談にも乗っていただいた。自分がまだそれができるのか自信がなかったもので。その時に小野島さんが主催している「音楽ライター講座」を受けてみてはどうか、と提案されたのだった。
いろいろ迷ったが、受講することにした。
この受講にはいろいろな意見があって、受ける必要はないという人もいたし、受けてみるべきだと賛同してくれた人も居た。素人がライターなりたいからって言ってライターにすぐなれるわけないのはわかっていたが、「ライター講座なんか通ってる時点で無理」という人も居た。
でも私が受けたのは、これが何かのきっかけになるだろうと思ったから。二の足踏んでる場合じゃねえと思ったから。
私は今まで、あらゆることに踏ん切りがつかない人間だった。始まる前から「私には無理だろう」と判断してしまいがちだった。そうやっていろんなことを諦めてきた。正確に言うと諦めるように自分を言い聞かせてきた。
ライターだって、昨今の出版不況だのなんだのという話をきいたり、まわりで仕事をバリバリやっているライターの人たちを見て「私が入る隙はない」「普通の人間なんだからそんなもん望むのはお門違い」と言い聞かせていたが、そんな言い訳が通用しないくらい自分の欲求が高まっていたのだった。ベタな言い方だが自分に嘘をつくのもしんどかったのだ。
もう言い訳してる場合じゃないだろうよと。
今やらないと。もうこのきっかけは今しかないと。
今、ここでやらないと未来は何も変わらないと。
ゆくゆくの自分も今の自分あってのものだからな。
そんなわけで最初に書いていったのはエンケンの映画「不滅の男」サントラのことでありました。
「エンケンは今この瞬間を全力で生きているのに自分はどうなんだ」
ということを書いた。それはまさに自分に向けての決意を文章にしたのだった。タラタラ今を消費してんじゃねえよ、やりたいことを存分にやれよ自分、燃え尽きるまで燃えてみろよと。

最初はいつもの自分が書く文章の調子で書いていったけど、その後、ほかの受講生のレビューを読むうちにああ、自分の書いているものはまったくレビューになってねえ、どうしよう、と悩んだりした。他の受講生のレビューは読むたびに刺激になった。意見の交換はどんなに糧になったことか。モヤモヤしているのは自分だけではない、という事実だけでも収穫だった。無理矢理レビューになるように帳尻合わせしたりして、おもしろくない、パッとしないと言われたこともあった。(講座外で友人に読んでもらって、はっきりとつまらないと言われたこともあった)
ライター講座を受けていることを鼻で笑われるようなこともあって、ふざけんじゃねえと怒りをぶつけた評を書いていったこともありましたな。全然アルバム批評になってねえの。あれは我ながら酷かったわい。
そんな感じに半年間受けましたが、自分の文章スタイルが未だに確立できないでもがいております。
しかし、やっていくしかないのです。これがやりたかったことだからやっていくのです。やりたいのです。
やりたいだけ!やりたいだけ!だ。 これからも模索していくまでだ。


ちなみにこの顛末および決意は実は上司にも言ったのでありました。
上司にはずっと「10年後の自分を思い描いて、それに向かって今をやっていけ」と言われていたのだが、私は何度10年後を思い描いても今の仕事をしている自分が浮かばなくて申し訳ない気持ちでいっぱいだった。文章を書く方向のことなんてもちろん言えずにいたのだが、今年の5月のとある出来事(つーか仕事上での失敗)の時に「私、文章を書く仕事がしたいのです・・・」とスラムダンクのみっちゃんばりに言ったら「ずっと悩んでいたのは知ってた」「そういうことがやりたいんだろうなあと思っていた」と言われた。お見通しだったのか。そして「やれよ、やるべきだよ」と言ってくれたのだった。心底ありがたかった。いい上司に出会えてよかったホント。
上司、小野島さん、そして4年前にアドバイスをしてくれたオオツボさんには本当に感謝だ。いや、今まで出会ったすべての人に感謝します。おかげさまでようやくスタートに立てました。先日、新たな第一歩も踏み出せることとなりました。
がんばれよなんて言うんじゃねえよとエンケンは言うが、がんばる。
そういえばこの日記ももう6年だ。こっちもこれからもがんばる。



余談だが、最後に書いていったアルバム評はスリーター・キニーのものであります。
スリーター・キニーのコリン嬢の
「ロックするということは二の足を踏まずに自分の信じる道を進むこと」
という言葉が今の私の支えだ。私もロックするぜ。
2006年09月25日(月)

時間差ウプによる近況報告

久々に出張中。
福島→茨城→福島という大変地味な移動。今は水戸におります。
水戸の夜も飲んだくれて泥酔で・・・というわけでもなく、「マイボス★マイヒーロー」最終回見たり(長瀬かっこよすぎるぜええ)風呂入りながらビール飲んだりエロチャンネルの無料放送を無限に見られる方法を試してみたり(テレビの電源抜くと見られるときいたができんかった)部屋でずっと全裸だったりで快適だ。しかもツインの部屋をひとりで使っておるという贅沢振り。っても5000円以下なんですがね。なんでこんなに安いのかよと思ったらおばけ屋敷級の古いホテルでした。ちょっと怖い。
明日は水郡線というローカル線乗って民宿泊です。生意気にも温泉。それ以外に宿がないところなんでしょうがない。

あー今最悪だ。
続・どん底。続々・どん底。続々続・どん底。
きーもーちーわーるーいー
きーーもーーちーーわーーるーーいーー




という日記を水戸で2日前に書きました。
今はもう東京帰ってきております。
時間差ウプ。まあ、とりあえず生きてますよってことで。
2006年09月19日(火)

おしゃれ長靴手帖キル!キル!

フジロックから早くも1ヶ月以上経ち、わたくしの指も無事治って久しいわけですが(しっかり痕は残ったけど)、今更言うのもなんだが今年のフジロックで一番鼻についたのは
「おしゃれ長靴着用女の多さ」
だったなー。今年は例年以上に「雨が降るから長靴必須」というのが開催前から囁かれていたのだが、フジロックに来場していた女の7割くらいはよりにもよって「おしゃれな」長靴履いてました。
それが雑貨屋(スイマーあたり)の水玉柄とかいちご柄の長靴(おそらく2000円くらい)だったらこんなに鼻についてはいないのである。
私が鼻についてたまらなかったのは、皆そろいも揃って、どこで示し合わせたのか知らないけれど「AIGLE(エーグル)」の長靴(しかも新品)だったことだ。
今webで見たけれど一足14490円だとさ。ハッ!

山奥に来てまでも自意識過剰の女がいかに多いのかを思い知らされましたね。くだらねえ。長靴なんか汚れるんだから安物でいいんだよ。
修学旅行時によく見られた、「風呂に入るのに手ぬぐいを胸あたりから下半身まで垂らして必要以上に自分の体を隠す女だらけの光景」を思い出したわい。ザッツ自意識過剰。胸も陰毛も自然に晒せっての、たいしたもんじゃねえんだから、とよく思わされたものです。
私はこういう自意識過剰が本当に嫌いだ。なんというか、「もったいぶる」とか「かっこつける」のを目の当たりにすると全力で「そんなに頑張らなくていいじゃない」と言いたくなる。
いや、実はフジロックってえのは女の頑張る場面だったりするのか?私が知らないだけで。ナンパがBangBang横行していたりすんのか?
そういえば2日目(生理みたいだな)の午前中に風呂入りに行った時も、数の限られている洗い場で人が待っているってのに全身の毛(腿の裏から背中の毛に至るまで本当に全身)を剃っている女がいたりしたもんだ。「今、この瞬間に全身の毛を剃る必要性はいったいどこにあるの?ねえ?あなたのただのエゴだよねえ?ねえ?」と問い詰めたくなるほど腹が立ったのだが(ま、私はフジ終了後ワキ毛を剃ろうとして指剃ったけど)、あれも野外セックスフェスティバルのためなのか?私が知らないだけで「フィールド・オブ・ブルー姦・ヘブン」というステージがどこかに存在するのか?

話が脱線したが、何故今更おしゃれ長靴キルキルと書いたのかというと今朝、いかにもフジロックで履きましたというエーグルの長靴を履いて出勤していた女を見たもんで。長靴は泥汚れしてました。アピールしてんなよ。私なんか「作業にも使えるかも」と鉄板入りの安全長靴買っておいて、フジから帰るときに「荷物になるから」という理由で捨ててきたぞ。900円だったから思い入れはなかったわい。だったら鉄板入り買う必要なかったけど。(これのせいでフジの間足の甲が痛くてたまらんかった)



そういやこないだタワレコのポイントが沢山溜まっていることに気づいたので(ポイントカード3枚分)、うっかりまたいろいろ買ってしまったのですがアズテックカメラのロディ・フレイムのインストアイベント(長い)入場券がついておりました。いこーかなー。どうしよっかなー。
すごい外見なんだよなぁ今。


2006年09月09日(土)

男は(余裕のある)服部 女は(キモいことを断言する)まごころ

何度も何度も書いているけれど(この日記はこれを主張したいためだけに書き続けられている日記なのかもしれない、と自分で錯覚するほどだ)
女性という生き物は
「気持ち悪い男に人権はない」
という考えにおいてぶっとく束ねられている生物群なのです。
女性にもさまざまな種類や上流や下流や勝ちや負けだのいろいろあるが、すべての女性は月に一度の流血(初潮さん前の女の子も上がってしまった人も含む)とこの考えを必ず持っているんだ!これは断言できる。
どんなに心がピュアで菩薩のようで清純そのものの女の子であろうと一皮めくれば、気持ち悪いものに対しては「気持ち悪い」ってはっきり言うから。そう、安達哲の傑作漫画「さくらの唄」の仲村真理はほんとうにほんとうにリアルな女なのだ。(読んだことない人は必ず読むべき)


で、これも結構定期的に書いていることなんですが、私は男の人には心の広い人が多いと思う。理由はただひとつ。
気持ち悪い男に寛容だから。
うちの会社にも大変気持ち悪い男がおりまして、どういう風に気持ち悪いのかというと


・顔がブサイク
・服のセンスが酷い(決めファッションはウエスタン)
・不潔(机汚すぎ。実際に不潔であることよりも不潔感がすさまじい)
・男だけで徒党を組みたがる(自分が親分になりたくてたまらない)
・いい歳こいて「会社で2人1組を組む時は〜」みたいなことを気にする
(自分があぶれないように、入れ込んでいる男にはベッタリ)
・自分の意見に賛同しない人間には無視→ハブという低レベルな報復
・女と目を見て喋れない
・そのくせ好きになった女に一方的にプレゼントを贈り続ける(モノで気を引こうとする)
・話をほとんどしたことなくても「あの子と将来結婚する」などと言いふらす
・一方的なメールを送り続け、非常にしつこい
・マンガはジャンプの話しかできない
・やたらと戦国武将の話に喩えたがる
・「好きなパンクバンドはハロウィン」という時空とレベルを遥かに超えた解答
・歩く時にシャドウボクシング
・今時「モテる為に」日サロ(すさまじい時代遅れぶり)
・過去の恋愛遍歴は捏造


私を「心の狭い人間」だと思わないでいただきたい。
ブサイクは決して気持ち悪い男ではない。ブサイクであってもナイスガイは沢山いる。(そもそも友人らに言わせれば私がかっこいいと思う男は大体ブサイクなんだそうだ)「男は外見じゃなくて内面だ」というけれど、それはその通りだと思うんです。外見よくて中身サイテーの男も山ほどいるからな(そういう男は大体だめんず)
しかし世の中には外見も酷くて内面も酷いというものが存在する。神は二物どころか一物も与えないことがあるんだな。
これはその気持ち悪い男を知ってる女すべての証言をトータルしたものであります。
キモ男に好かれてしまった女性は皆声を揃えて「ストーカー」と断言したし、私はこいつのうんこ以下の「男のプライド」とやらに「貴様のような輩」などと言われたから。バレンタインに貰った義理チョコを本命チョコと勘違いした、ということから己を護るためだけのくだらねえプライド。恥を知れ恥を。
しかも過去にストーカー行為をされていた(本人はそのつもりがないから厄介だ)女の子がいるのですが、最近聴いた話によると別の男性にその女の子のことを「昔付き合ってた子」と吹聴していたらしい。怖いよー。脳内ノート書き換えてるよー。慌てて訂正しちゃったよ。
こいつは人類史上稀に見るバカなので「俺は俺の生き方を変えるつもりはない」(実際に言っちゃってた。こういうこと言って自分に酔っていること自体気持ち悪い)らしいので一生もてることとは無縁の人生を送るつもりらしい。まあ、変えようが変えなかろうが気持ち悪いことに変化は起こらないのでどうでもいい。一生気持ち悪い男やっとれよ。まあ、一生気持ち悪い男=人権ないうんこ以下人間とすべての女性には見られ続けるんだけど。
私がよくわからないのは、そんな人権ないうんこ以下人間にやさしい男性の方々が多いことである。
こいつがベタベタすることを受け入れ、クリスマスだの誕生日だの「ひとりで過ごすのは寂しいから」という時は一緒に過ごしてあげ、徒党の一員に任命されたら一緒に居てやるという具合なんである。合コン開いてあげたりもするらしい。
おいおい、合コンは接待じゃねえんだぞ。相手の女の子たちに失礼だろうよ。
女なのだからすぐに「気持ち悪い男」スカウターが作動して「げーこの合コン最低」と思うだろうよ。
いったいなんでそんなにやさしいのかよ。「イジメ、かっこ悪い」というゾノ的博愛精神の表れなのか。いや、いじめやってんのはむしろこのうんこのほうだからそれはないと思うが。

で、最近気づきました。
このうんこ男に優しい男性たちというのは
・既婚
・彼女持ち
・上記のどちらでもないがモテる人
だったのです。要するに余裕がある人ばかりなのだ。
目からウロコであったね。女性向けアンケートの「好きなタイプは?」という項目で「やさしい人」だの「背が高い人」だのに混じって「余裕がある人」というものをよく見るけれど、余裕があるっていうことは本当に重要なことなのだ。「俺はこんなに頑張っているのに!」「俺はこの先どうなるんだろう」と考えすぎて一日オナニー3回くらいやってしまう男って余裕ないもんなー。これは男に限った話ではないが。そして余裕ない男ってもれなく気持ち悪いもんなー。まあその余裕のなさもわかるのだが(何を隠そう私は余裕がない女だからな。ああ自分で自分が気持ち悪い)、余裕こそが心の広さなのだなあと思う次第だ。
思えばわたくしもこいつ気持ち悪ィって思う男は(前述のうんこ男以外の最近のサンプル)

・ホモでもないのに男にベタベタしている男(ブサイク)
・ぶりっこというか媚びてくる男(ブサイク)
・女にやたらと偉そうで「やらせて」オーラ出してるくせに紳士ぶってた喫煙所で見かけた男(ブサイク)

なんかだったからな。見事に余裕がない男だらけだ。ブサイクってのは私が思うだけで周りから見るとそうでもないらしいんだけど。あ、偏見丸出しで申し訳ない。しかし気持ち悪い、と感じたらその時点からどんなイケメンだろうとブサイクに見えるんだよこれ女の生理現象。逆にブサイクでも余裕があるとものすごくいい男に見えることもある。最近だと鹿児島工業の今吉晃一君は五分刈りで17、8なのに鹿児島の焼酎ドカ呑みおいちゃんという具合でありながら「代打でありながらいいプレー発揮」「代打でありながらチーム全員の信頼すさまじい」「代打でありながらレギュラーを妬まない懐のでかさ爆発」なのでこの子はいい男なんだろうなと思わされましたよ。今年の甲子園は今吉がMVPだと断言。祐ちゃんって誰だよ。


という具合に余裕のある男の人ってのは素晴らしいわけだが、当の余裕のない男=気持ち悪い男がバカなので
「余裕のある男たちに付き合ってもらえている」
という状態を
「自分は人望があって皆に好かれている」
と都合のよい自己解釈しがちなのがなんともつらいところである。
そういえば「都合のよい自己解釈(勘違い)」てのも気持ち悪い男の特徴でありますね。これは余裕のある男たちの功罪であると思うよ。妻子と幸せにやりながら不倫している男みたいにも思えるな。そういう男の優柔不断ぶりによく似通っている。余裕があるうちはいいかもしれないが、そうやっておだててやってるとわけがわからないくらいに増長するぞ。増長しすぎて手が負えない状態になるぞ。
前述のキモ男も、すでに手が負えない状態なようで、付き合ってやっていた人が
「早く結婚すればいいのに」
とぽろっと漏らしていた。それは都合がよすぎるんじゃないのか。わけがわからないほど気持ち悪くしといて女に丸投げはできねえぜ。すでにすべての女から完全シャットアウトされるレベルの気持ち悪さなのだから。
余裕のある男の人たちにどうかお願い。気持ちの悪い男にあんまり付き合ってやらんでおくれ。
彼らに本当に優しく接するのならば、気持ち悪いモンスターにしないであげないと。


あ、気持ち悪いモンスターになろうが本当はどうでもいいのか。勝手になってろ、そんなの知らねぇってことなのか。
そう考えると男の人は別に心が広いわけではないのだなー。



参考までに過去に書いた気持ち悪い男に対する考察日記
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/bin/day?id=54856&pg=20030327
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/bin/day?id=54856&pg=20050420




そういえば先日、飲み屋で高岩を見た。
思ったより筋肉質じゃないのだなー。小さかったし(ジュニアだから当然なんだが)
同行の友人が動揺して「モチ系のおつまみ頼まなきゃ」と言い出したのが笑った。
藤崎も居ました。ああゼロワンじゃないかこれ、と思った。私は昔ゼロワン旗揚げ戦見にいったんだった。旗揚げ戦なのにゼロワン勢全員敗れたという試合でありました。それでも続けた橋本は懐の深い男であったよ。まさに余裕のある男。
それも5年前の話だ。たった5年なのに、橋本がもうこの世にいないなんて。
2006年08月26日(土)

第二回スナックwell歌夢ご報告【追記アリ】

スナックwell歌夢2無事終了いたしました。
今回も大盛況でした。ありがたいことです。
真夏のスナックですから熱気もムンムンで(冷房がちゃんと効いてなかったってのもあるが)具合悪くなる人も多数でしたが踊り狂う人も多数でなんとも熱狂の渦でしたなーで皆酔っ払ってるから大変だ。
と、いうわけで皆さんのセットリスト。
セットリスト見るとなんつーイベントなんだと思わされますわよ。タイムテーブル順で載せてみるとします。

【るっぱ】
THE SURF COASTERS / Tsunami Struck
椎名へきる / ラッキーDAY
TAKADA BAND / CARNIVAL・BABEL〜カルナバル・バベル〜
FIRE BOMBER / …だけど ベイビー!!
宮村優子 / だいじょうぶの笑顔(Album version)
東京少年 / Shy Shy Japanese
飯島愛 / ナイショ DE アイ!アイ!
坂本真綾 / シマシマ

【ふぁる姐】
Donna Summer /Love To Love You Baby
Kuming / DiscoDream
Chic / Le Freak
Japan / The Unconventional
Earth Wind & Fire / Getaway
Donna Summer / Bad Girls
Donna Summer / Hot Stuff
A Taste Of Honey / Boogie Oogie Oogie
D.D.Sound / 1-2-3-4 Gimme Some More
CeliBee&BuzzyPunch / Macho(a Real Real One)
Kiss / I Was Made For Lovin' You
Leif Garrett / I Was Made For Dancin'
Bee Gees / Night Fever
Bee Gees / Stayin' Alive
Rod Stewart / Da Ya Think I'm Sexy?

【オカモト】
奥田民生 / ドースル?
奥田民生 / 花になる
ウルフルズ / まいどハッピー
Original Love / It's the Same Old Love Song
Smokey Robinson & the Miracles / Tears Of Clown
Smokey Robinson & the Miracles / Going To A Go-Go
Manfred Man / Do Wah Diddy Diddy
The Rolling Stones / Crackin' Up
上々颱風 / 仏の顔もIt's All Right
Soul Flower Union / 復興節

【藤村】
木本いず美 / 喜久盛CMソング
梅宮辰夫 / 夜は俺のもの
マリサ美樹 / 夢に咲く花
矢吹健 / 夜は千の目を持つ
鳳けい子 / 雨の連絡船
野坂昭如 / 黒の舟歌
叶ひろ子 / 甘えていいわ
みずさわ美都とクレイジー・ラブ / 恋時計
港雄一と浦野あすか / だまされごっこ

【安田理央】
FEANKIE GOSE TO HOLLYWOOD/RELAX
MELON/DO THE PITHECAN
MONOCHROME SET/THE JET SET JUNTA
JAMES WHITE AND BLACKS/THAT OLD BLACK MAGIC
佐野元春/NEW AGE
GANG OF FOUR/IS IT LOVE
TALKING HEADS/TELEVISON MAN(EXTENDED MIX)
THE JAZZ BUTCHER/GIRLFRIEND

【ヤツザキ】
ルーズターズ/Let's Rock
ULTRAVOX!/Young Savage
BAD RELIGION/Stranger than Fiction
くるり/ノッチ5555
SUPERCHUNK/Nu Bruises
Forward Russia/Seventeen
Gang of Four/Damaged goods
Face to Face/Disconnected
Echo&the Bunnymen/The Cutter
ルースターズ/恋をしようよ
遠藤賢司/東京ワッショイ

【春咲小紅】
桜樹ルイ / さわるんじゃねぇー!
キース(ARB)/ 不良番長
大友良英 / ジャイアントロボ
P-MODEL / OH! MAMA
大友良英 / ガンバのバラード
SOUL FLOWER UNION /神だのみより安上がり

【僕素朴】
INCREDIBLE BONGO BAND / Apache
your song is good / THE INTRO
COWBOY BEBOP O.S.T.1 / Tank!
OK GO / here it goes again
BEAT CRUSADERS / HIT IN THE USA
レミオロメン / 明日に架かる橋
DOPING PANDA / Moralist
MADONNA / Hung up
ビギン / 島人ぬ宝(044stylers house remix)
ケツメイシ / 夏の思い出(DJイオ house remix)


送り出しの時の曲
Smashing Pumpkins/Today


アニソンでディスコでドゥーワディビディビでスナックで
リラックスでやりたいだけで桜樹ルイで最後はイーヤァーサァーサァーですからもーわけがわかりません。
こんなにバラバラなのに誰よりも回しているDJがブースの中で踊りまくって楽しそうってのだけは共通点でした。皆ビミョウなコスプレしてたし。(前回もだけど)
DJも客もアホなノリで踊りまくって騒ぎまくって、文化祭っぽかったです。
前回はおっぱい飛び出したりエロい絡みをしてる女同士が居たりで非常にハプニングバーっぽかったのですが、今回は普通に童貞臭充満でしたわ。青臭かったですわ。ふんどしが2名ほどいましたが。
安田さんが「放課後の部室」というナイス表現をしてましたがまさにその言葉ドンピシャでしたな。
あー早く次やりたい。俺はただwell歌夢をやりたいだけ!やりたいだけ!やりたいだけ!

というわけで次回は10月予定。詳細は別途告知します。
今回来られなかった方も是非!




フジロックも終わってwell歌夢も終わって、高校野球は奇跡的に一日伸びたけど今さっき終わっちゃったよ。今年の夏も終わってしまったんだなーと思うとやっぱり切ない。やりきれない。指ちぎれたりしたのもあって旅にも出られなかったからなー。
でも9月は休み取って旅に出るつもりですよ。しばらく旅休んでたけど毎年9月は遠出の月ですから(単に夏休み取れるだけ)


追記
今回のwell歌夢で一番はしゃいでいた安田理央さん(明日で大台手前!おめでとうございます)のブログでもwell歌夢のレポートが載っておりますんで読んでみてくださいませ。
http://d.hatena.ne.jp/rioysd/20060821

つか沖縄行きうらやましすぎ。8月の沖縄いいんだろーなー貧乏人はオフシーズンにしか行けないんだよ嗚呼(年4回くらい行くけど)


そして今、この俳優に激しく萌え中。



ああ、萌え殺されそう。

詳細は明日久々更新の「キタコレ!戯れ言」にて。
ほ、ほんとに更新するんだからね!(ツンデレ風)
http://d.hatena.ne.jp/maaa55/
2006年08月21日(月)

I'm only dreamin' for 酒解禁【スナックwell歌夢2告知】

お盆ですね。私はどこにも行っておりませんが。
そして今日も出勤中ですが。案外暇なんで、ギニーピッグの画像を探したり、「若くしておじさん」な20代前半男性の行く末を勝手に心配しておりました。
若くしておじさん、というのは服のセンスや容姿とは関係ないんだな。「もう既に諦めちゃってる」感なんだろうなと思った次第です。オーヴァー40になっても諦めが悪かったりするとそれはそれで問題ですけど。



あ、どこにも行ってないってのはやや嘘。土曜日はカンパケックスのライブを見に行ってきました。


AV SUPER STAR LIVE
「Beauty Bambie Night」
 出演:仲村もも/大坪ケムタ(DJ)/日高ゆりあ/鼠先輩
 MAGUMI(DJ.LA-PPISCH)/中島京子
 CAMPAKEX/MEW/カムショット/あいりめいり
 8.12(土)開場15:30/開演16:00
 @渋谷O-Crest
 http://campakex.com/bbn/index.html


サマソニや寿町フリーコンサート、コミケなどの夏イベント盛りだくさんな週末であったのに、私が選んだのはAV監督2名(松嶋クロスとインジャン古河)によるコンプレックス完コピユニット=カンパケックスのライブであるよ。
カンパケックスって何?という人もこのジャケットを見れば大体どんなものかわかると思う。



まあ、上記の出演者欄を見てわかるとおり、女優さんも沢山出演だったわけで会場はAV業界関係者4割、女優のファン5割超(ライブスペースでは9割以上)、そして私のよな一般人が1割弱という具合でした。(あれ?マグミのファンは何処?)
というわけでカンパケックスもこの女優ファンらに囲まれて見たのだけれど、変にガマン汁臭く、また、(素人)童貞臭プンプンでティーネイジャーなノリだった。実際はオーヴァー30しかいなかったけど。コンプレックス(の完コピバンド)なのだからそれはそれで正解か。10代特有の背伸びしたい感/カッコつけたい感からくる青臭さは皆無でありましたけど。
その代わりアイドルおっかけの人がよくやる変な振り付け(むやみやたらに体全体を使って動いたり、むやみやたらに手を叩くやつ)がコンプレックスや布袋や吉川やボウイの曲なのにやられていて、見ているこっちには衝撃であった。コンプレックスは「ヒーロー」だったかもしれないが、カンパケックスは「アイドル」なのか。偶像なのか。しかしそれはあながち間違ってないかもなーAV監督だしなー。自分たちの大好きな女優さんと実際に絡んだりするお人たちだもんなー。松嶋クロスとインジャン古河だけど。

ま、私も一緒に口ずさんでしまいましたがね、コンプレックスやらボウイやらを。松嶋クロスは吉川晃司のモノマネうまいなあと素直に思った。ドリーミンいい曲だなあとか思いかけてしまったよ!あぶないあぶない(福田和子)


しかしこの日は鼠先輩のステージが見られなかったのが非常に残念であります。CD買ったらサインくれた。で、聴いたのだけど「六本木〜ギロッポン〜」という曲、ものすごいムード歌謡というか地方のスナック臭だなー



全然関係ないけれどMr.中村半次郎を思い出した。
(最近タクシーに乗ったら窓にステッカーが貼ってあって気になっていた。「中村玉緒が名付け親!」という意味がわからん
http://www.tkma.co.jp/tjc/enka/nakamura/profile.html



後は家でひたすら音楽聴いて高校野球に熱狂して寝腐る生活であるよ。お盆である意味がまるでない。何が欠けているのかというと、お酒を殆ど飲んでいないのです。指詰めているからしょうがない。
まあ、なんとか抜糸するに至ったんですけどね。
というわけで今週土曜日の「スナックwell歌夢」時にはがっつり呑むのでありますよ。酒解禁!酔っ払い解禁!

「スナックwell歌夢 第二回」
8月19日(土曜日)
開店 18:00
閉店 22:00
場所:渋谷EdgeEnd(http://www.edgeend.com/)
チャージ:800円(1ドリンク+お通し)
DJ
藤村(岩手)
ふぁる姐(栃木)
ダリ夫(埼玉)
春咲小紅(静岡)
るっぱ(東京)
僕素朴(埼玉)
オカモト(愛知)
ヤツザキ(東京)

タイムテーブル
18:00 るっぱ
18:30 ふぁる姐
19:00 オカモト
19:30 藤村
20:00 ダリ夫
20:30 ヤツザキ
21:00 春咲小紅
21:30 僕素朴


今回DJしてくださる藤村さんは、もうこの日記では何度も書いておりますが

・根本敬リスペクトな純米大吟醸「電気菩薩」
・映画秘宝好きにはたまらん!高橋ヨシキデザインの純米酒「タクシードライバー」
・日本一の裸ジャンクバンド赤犬オフィシャル純米酒「赤犬大艶会」
・UWFイズノットデッド!関節技の鬼藤原組長オフィシャル純米吟醸「藤原酒」

というサブカル方面ほぼ網羅(あとはゲーム方面のみ)の岩手の酒蔵「喜久盛」の社長さんです。
歪んだ10代を(童貞で)過ごしてきた人にはたまらんですな、このサブカルな顔ぶれ。
エッジエンドマスターと藤村さんの粋な計らいで、well歌夢にてナイスプライスで喜久盛の酒を提供していただけることになりました。呑めるぞ!呑めるんだぞう!
あと藤村さんのDJはバカレコードの嵐なので必聴。
というわけで皆さん是非遊びに来てくださいまし!



去年、水沢の最高バー「Dee Dee's Cafe」にて藤村さんのDJを聞いた時の日記↓
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/bin/day?id=54856&pg=20050908


追記

>アイドルおっかけの人がよくやる変な振り付け
>(むやみやたらに体全体を使って動いたり、むやみやたらに手を叩くやつ)

は「ヲタ芸」という名前がついてるのか。知らなかったよ。
しかも「OAD」「PPPH」「マワリ」「ロマンス」とかちゃんと名前があるのか!それも知らなかった!
って何がなんだかわからん人は急いで下記リンクへGO!

http://www.yagupro.com/wo/
2006年08月15日(火)

キューピッド&サイケ&遅れてきた青春デンデケデケデケ06

連日猛暑が続いております。汗っかきのわたくしにはたまらんです。
歩くだけで滝のよう。デブはつらい。
ダイエット?なんかもう忘れてた。
フジロックの時は暴飲暴食繰り返してたからなー同行の志の口癖が「腹減った」だったからな。つられて結構食っていたなあ。しかし3日目はさすがに肉と炭水化物を体が受け付けず、スイカやトマトを貪り食っておりました。カブトムシばりに。ザッツ焼け石に水。
とは言うものの、いちおう6キロくらい痩せたとこでキープしておるのです。目指せ10キロはもうちょいしたら再開するとしよう。泳ぎに行こうかと思ったが指を水につけてはいけないのでそれは出来ず。

そういや今年も甲子園見に行くぞ行ってやるぞオラと息巻いておりましたがどうにも無理の模様。今年も初出場無理かー
これ行けなかったらやべえなホント。今年の目標達成できねえじゃないかよー(この日記参照→http://www.enpitu.ne.jp/usr5/bin/day?id=54856&pg=20060106しょうがない、秋季大会見に行くか。



そんなあっつい日々の中、昨日はスクリッティポリッティの初来日公演に行ってきました。
グリーン・ガートサイド先生今昔物語

過去


現在


時の流れ歴然でありますな。
ま、わたくしは現在のグリーン・ガートサイド先生に断然萌えなんですけどね。
ライブでもこの半袖シャツにこのネクタイであったよ!どっかの外資のちょっとラフな管理職(専務あたり)にしか見えなかったよ!
そして客もリーマン率高し。会場はリーマンだけでなく、とにかく35歳以上率が9割を占めておりました。なんかすげえ。リーマンがあまりにも多かったので、なんだかこの公演は非常に

「取引先(外資)の専務が趣味でやってるバンドの発表会」

という感じだった。
とにかく演奏がヘタ。ヘタなのがグリーン先生だけでないのが余計に「趣味:バンド」感を醸し出していた。
ステージ上にはグリーン先生の楽譜をめくる係の男がいたりして、その人は楽譜めくるかタンバリン叩くかしかやってなかったからな。グリーン先生は「アンディだよ」などと紹介していたけれど。部下紹介かと。
なんでそんなに楽譜が必要なのかと不思議に思っていたのだけど、
「あれは多分、歌詞を覚えてなかったからだよ」
と言われて至極納得した。
途中でカバーしてた曲も私は知らなかったけどカバーっつうかコピー、専務ラップもがんばってみました(舌もつれたけど)という感じであったし。あとアンコールのぐたぐたぶりも歳だからバテちゃったよてな具合だったしなー
アンコールのために戻ってきた時に「楽屋で政治の話してたよ」などとオヤジギャグ(スクリッティポリッティてのはイタリア語で政治的文章という意味なんだと)を飛ばしててしょーもなかったなー



と書くと非常によろしくないように思われるがあの声だけは不変で素晴らしかったですよ。ソウルやファンクやりたいのにそれが実現不可能な座標軸180度真逆の声。そこがスクリッティの味なのだよなーホントに声がソウルフルでグルーヴィーだったら客層も曲調もすべてが違うことになっていたことだろう。今までだってダイナマイトなライブを沢山こなしてて、今頃ディナーショーみたいなヒット曲満載のライブをお仕事としてこなしてた人になっていたかもしれない。
で、ああいう声なんで汗ひとつかかない人なんだろーなーと思ってたらそんなことなく、顔はテカっておりました。
人間味があって素敵だと思いました。
そして、昔の曲を2曲程度しかやらなかった(ウッドビーズとスイーテストガール)のも実は私はよいなあと思いました。いや、もっとやってもいいとも思ったけどさ。
なんつうか、客は懐メロやノスタルジーを求めていたのにそういうの全然意に介さない(つうかわかってない)のがいい。大物であるなあ。聞けばライブをちゃんとやるのはこれが初めてみたいなもんだそうで、こんだけ大物にいうのはおこがましいが、初々しかったですよ。決してお仕事でライブやってるという感じが全然しないし。
今更だけどライブやってみたかったんだ、という初期衝動、いや50だから初期じゃねえか、中期衝動が感じられましたな。「第二の人生」という言葉すら浮かんだわ。
がんばれ専務とつい思っちゃったよ。
幾つになっても新しいこと始めるのっていいですな。というわけで私も指が治ったらギターを始めるのです。これも間違いなく中期衝動。(しかし指が未だ痺れてんのはなんとかしてーなーって神経損傷してるからしょうがないんだけど)



そういうすべてをひっくるめて、なんだかほほえましいライブだった。出来はよくないけど頑張ったね!次はもっと頑張ろうね!と言いたくなるような。取引先(外資)の専務(みたいなもん)だからそんなに馴れ馴れしくは言えないけれど。
しかしさっきも書いたけど、とにかくリーマン率が高くておしゃれな客ってのは皆無でありましたな。もうちょっと渋谷系の亡霊みたいなのを見るかと思っていたんだが。あ、1名ばかり「今時デトロイト・メタル・シティの佐治くんみたいな髪型だけど顔に皺多いなーしかもボーダー着てるとは!いくつだよ」という人を見たのですが、それは本物の渋谷系でした。元祖でした。むしろ現役でした。
渋谷系イズノットデッド。しかし時の流れは残酷よのう。



さて、これで8月は暫くライブに無縁になるなーと思っていたのですが、今、非常にメタモに惹かれております。コノノNo.1とか出るんじゃないか、知らなかったよ。
まあメタモは行けないかもなと思ったら、こんなのもやるんだね。
フェミクティにトニーアレンて!すげえな。そいからROVOて。朝崎郁恵さん見たかったんだよ。
デートコースはどうでもいいけど。

Mt.FUJI Calling in 山中湖 06
出演者:FEMI KUTI/TONY ALLEN/JAH SHAKA/DENNIS FERRER/ROVO/DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN/FLYING RHYTHMS/朝崎郁恵 etc…
9/30(土),10/1(日)
open/start: 9:00/11:00
山中湖シアターひびき
2日間通し券(3次先行割引)¥9500
駐車券(2日間)¥3000


ボロフェスタ行くつもりだったけどこれか朝霧いきたいなー
ポーグスにロンセクにスピアヘッドかあ。


まあ、来週はスナックwell歌夢があるんでね、是非遊びに来てくださいよ。このページでもお馴染みのサブカル酒蔵、喜久盛の酒販売もあります。呑め!呑むんだ!踊れ!踊るんだ!

2006年08月11日(金)

字読みづらい!けどメッセージフォームです


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