股・戯れ言


BBS

リヴィング・アナザー・九州 ウンコと彼女とその親編

「アンタ!テレビに出てるよ!」
真夜中に友人から電話がかかってきたので出てみると、開口一番にそう言われました。
そうなんです。とてもマニアックな番組に顔を出したんですの。CSだし人に見られることもなかろうと踏んでいたんだけど、見る人は見る(しかもピンポイント直撃)んだなあ。お恥ずかしい。ま、何を話しているわけでもないんだけど。



つうわけで一週間ご無沙汰しておりました。
今更正月休みということで九州に行っておりましたわ。おととしは熊本、去年は宮崎でしたが今年は大分、湯布院、別府に博多というラインナップ。修学旅行時に長崎と佐賀には行っているのをカウントすると、これで九州で足を運んでいないのは鹿児島だけということになる。去年の今頃は「東北6県の中で行ってないのは青森だけ!ブルーフォレストシンドローム!」と叫んでおりましたが、あっさりと年末に青森の地を踏んだので(そういやまだ日記書いてないやははは)、鹿児島は第二の青森となるのか。ブルーフォレストほど綺麗な言葉が浮かばないな。おいどんコンプレックスくらいにしておこうかしら。

何故この時期に出張でもなく大分に行ったのかというと、りえ坊のバースデー割引に便乗してりえ坊の実家に行ったからなのです。
九州は南のほうだから、東京とは比べ物にならないほどあったかいのだろうよと思っていたのだけれど、これがとんでもなく見当違い。
大分空港に降り立ったとたんに雪に見舞われる。そもそも着陸するのが大分遅れて、機体がこれでもかというほど揺れていたんだけど、それはやはり雪のせいだったのかもしれない。なんにせよ酔った。
そして空港を出るとホバークラフト乗り場へ。
大分に来た目的のひとつはこのホーバークラフトに乗る事でありました。どんだけ乗り物好きなんだか。
ホーバークラフトというのはゴムみたいなのがプシューと膨らんで、水陸両用のカッコイイ乗り物という知識しかなかったんだが、ゴムみたいなのが膨らむという点だけで「立派なゴムボート」を想像していました。(←こう書くと全然かっこよくない)
けど実際には全然違うのな。
水上バスの下がゴムの浮き輪のようになっていた。それにプシューと空気が入って、さてどうなるのかと思ったらいきなり陸上を走り出すのであった。しかも横滑りで。船自体が浮いてるって!なんかスゲー近未来っぽい!透明のチューブの中をホバークラフトが走り抜けるべき!
などと浮かれていたのもつかの間、海上に出ると海は大シケで、上下に揺れる揺れる。
「うおージェットコースターみてぇ!まさに波はジェットコースター!」
と盛り上がっているうちに上下だけでなく、左右にも揺れだしたので
「うおーりえ坊の人生並みにジェットコースター!まさに波乱万丈!」
などと言っていたのだけど、大分市が近づいてくるに連れて船酔いがひどくなり、最後のほうはずっと目を閉じていました。
ホーバークラフトは、しばらくはいいや。


というわけでりえ坊宅にお邪魔。
「フジロックでスクール水着」「フジロックで泥酔して通路の真ん中で大の字」「台湾からの帰国時の所持金2円」「マンコスくすぐリングスで最低最凶ステージを展開」などの数々の伝説を持つ、ひとりセックスピストルズこと生けるノーフューチャーこと和製コートニーことりえ坊でございますよ。NANAなんか鼻くそにも満たないほどのパンクスですから、その実家はどんなんなんだろうと思っていたのですけれども、これがまあ、ごくごく普通のあたたかい家庭でございました。
関サバ、関アジ、ひらめの刺身は素晴らしく豪華だった。そしてうまいのなんのその。白身魚好きの冥利に尽きるわ。
焼酎「西の星」を飲みながら刺身をつついていたら、りえ坊父が
「あんたー、便秘はするんか?」
と唐突にきいてきたので一体何が始まったんだろう?と思い、「いや、1日一回は出るんで便秘ではないです」と答えたところ

「いいか!これをよく覚えておきなさい!
『1日一便 便秘の内』

ポカーソ。
人間は三食食べるんだから、三回便が出るのが普通だ、と力説される父上。
言っておくが食事中です。しかしこんなところでりえ坊の下品うんこ路線のルーツを知ったようでラッキー。ついニヤニヤしてしまう。横であわてふためくりえ坊。
そんなところで追い討ちをかけるように父上が

「さあ、ワシの後について復唱してみぃ。

『1日一便 便秘のウチッ!』


もちろん復唱しましたとも。
その他にも「昔りえは便器にこーんな太い(手で表現)うんこをして便器を詰まらしたんじゃ!」などということも話してました。
ルーツ・ブラディー・ルーツ。大きな収穫でありましたことよ。



翌日も父上は飛ばしていたなあ。
翌日は父上と母上が、高原まで連れて行ってくれるというので出かけたのだけど、
車の中で父上が


「今のユダヤ人ちゅんはなあ、古代ユダヤ人とは違うけん、古代ユダヤ人は日本人の祖先ぞ。」
「古代ユダヤ人は大陸をずっと渡って日本に来よった。ずうっと歩いて日本に辿りついたんやー。
ヤハウェの十戒の書いてある箱は四国の剣山にある(断言)」
「世界の経済はフリーメーソンの陰謀に握られとんのやー」



(上記の大分弁はすべて適当です。間違ってたらすんません)
という話を延々していて素晴らしかった。
横で「そうやそうや、お父さんが言う通りやー」と同調する母上。
怪しい宗教には入ってないようだが、こんなにごく自然に同調できるということは普段からそういう話をしているのだろう。いい夫婦だ。
で、娘のりえ坊は急に「うんこがしたい」と言い出し、両親は「りえは新しい所に行くとすぐうんこをしよるなあーガッハッハ」と湧いていた。いい親子だ。
「まんじゅうハウス」というところでりえ坊はうんこをしたんだけど、高山で水道が凍っていて水が流れないという惨事勃発。
ホースを慌てて探してきて水の出る水道から水を流して難を逃れました。
その間わしは父上母上とともにまんじゅうを食っていた。「ゆでもち」がしんけんウマイ!



ゆでもちは私認定の「あんこ日本代表」に余裕で代表入りですよ。あんこ日本代表は知立のあんまきと岡山の大手饅頭くらいしか決まってないのだけど。梅ヶ枝餅も入るか。

で、その後も高原をうねうねと登っていったんだけど標高が高くなるにつれて寒くなるわ雪ドッサリだわで「この先は道凍っとるけん、行かれんわー」ということになって、山を下っていったのだった。単にりえ坊がうんこをするためだけに、九州屈指の高いところにある高原に行くとは!なんて贅沢なうんこ!



次回に続く



火曜日なんで「キタコレ!戯れ言」も更新いたしました。
こちらもよろしく
2006年02月14日(火)

DVD・キルズ・ビデオスター

「キタコレ!戯れ言」更新しました。
火曜更新といっておいてこの時間て。なにやらマジメな内容になりましたがどうかよろしく。
わしもこれを機会にレゲエ聴いてみるかの。まあ、今聴いているのはクラッシュなんだが。

先日、友人と話していて「クラッシュはロンドン・コーリング、サンディニスタ!、コンバットロックが好き」(一番好きなのはサンディニスタ!)と言ったら
ファーストを何故否定するのか、と批判されました。
ホワイトライオットは普通のパンク過ぎて心に引っかからないのだよなー。動乱は結構好きなんだけど。
しかしガンズ・オブ・ブリクストンは名曲だなーこの曲一曲リピートで新幹線乗って大阪行けるよ。

で、何故クラッシュを聴いているのかというと、高校生の時に必死で録りだめていたビデオを見ていたら「ダンシング・イン・ザ・ストリート」が映っていたから。ああ!見つかった!嬉しい!心底嬉しい!
この「ダンシング・イン・ザ・ストリート」というのは副題が「ロックが駆け抜けた20世紀」という、BBC製作のもので、文字通りロックの歴史番組。実際にはロックだけでなく、黒人音楽も含まれているのだがエルビス・プレスリーやビートルズの登場、60年代のラブ&ピースの時代は何故終わったのか、パンク出現の必然、ヒップホップの誕生、そしてテクノ/ダンスミュージックの時代への流れが驚くほどよくまとめられているのです。この番組でどれだけ学んだことか。音楽界の重鎮が今生きている人も、すでに死んでしまった人も含めてこれでもかというほど登場。
今回発掘されたのは6回から10回までのもので、前半のものはなくなってた。くそー今見てぇ。どうしても見てぇ。
そしてパンクの回はなぜか後半の20分くらいが切れていて、悔しくて悔しくてしょうがない。絶対ニューウェーブについてやってたのになあ。憶測だけど。
その切れている回にクラッシュが出ていたのです。だから今聴いてると。さっきまでバズコックスだったけど。(ピート・シェリーも登場)

最近はCSなんてのもあるから、この手の音楽番組は地上派ではやらなくなったな。地上派のテレビは完全にバラエティのものになった。だから「ヘビメタさん」は非常に貴重な番組で、あれを見るだけで必死で夜中起きて音楽番組を見ていた学生時代を思い出したものだったのに。
ま、CSにはそれなりの恩恵を受けているのだけれど。今やってるボブ・ディランの「ノー・ディレクション・ホーム」も偶然CSだかデジタル放送だかで見たしな。酔っ払った頭で眺めていたというのが正解なんだけど、それがやっていた時ちょうど大変重要なことで頭を悩ませていたので、最後の「ライク・ア・ローリングストーン」ではボロ泣きしたんだった。

話がそれた。
昔は当たり前にあったもので、もうすでにない/なくなりつつあるものは他にも沢山あって、ビデオを今更再生していたのも、全DVD化にともないビデオが捨てられそうになっていたからなのだ。
ビデオはレディオスターを殺したけど、今度はDVDに殺されかかっているのナ。いまやAVもDVDばかりだし。
と、いうことは、レディオスターの仇をDVDがとったということか。いや、違うな。ラジオとDVDは全然関係ねえし。あとラジオは意外にも生き残っているし。
テープと呼ばれるものはそのうちこの世から絶滅してしまうんではないのか。
カセットテープはもう遠い昔にCDとCD−R、最近ではI-PODに殺された。うちにはまだカセットが沢山あるが再生できるハードがすでにない。NHK−FMで夏休みと冬休みにやってたライブ音源特集はもう聴けないのか。スマパンとかナインインチネイルズ、プライマス、ライブ、コレクティブ・ソウル、そして今では名前も思い出せないようなバンド(オルタナの全盛期のバンド)のがあるんだけど。まあ、そういうのも今では珍しくないか。
時代はどんどん便利になっていくけど、なくなっていくものがいとおしいのである。
そういう性格だからゴミ捨てが苦手なのかもしれないな。

そういえば、ビデオ整理していたらブランニューヘヴィーズ(うわあ!懐かしいなアシッドジャズ)のビデオクリップが映ってて、それが日本で撮影したものなんだが、新宿のどこかのビルの屋上に「TDK」の看板があった。
カセットテープ全盛期はよくTDKやマクセルのCMを見たものだが、その手の企業もすでに見なくなったな。いつの間にかなくなったのかーそりゃそうだよなーと思っていたけれど、まだこれらの企業は残ってるんですね。勝手に殺してた。スマン。



つうわけで明日から九州に行ってきやす。去年の10月宮崎以来。
焼酎は結構NGなんで泥酔しないように気をつけます。

2006年02月08日(水)

ガールズはガールズはライオットガルルルルズ

本日火曜日は「キタコレ!戯れ言」更新日ですが、更新は夕方以降になります。
なぜなら今現在(午前6時)まだ仕事中だから。今年に入ってからこんなんばっかだ。脳が煮えてますわ。顔が腐ってますよ。いやこれはシャレにならんな。

そんなわけで息抜き更新
というか告知
2月25日の土曜日にDJやります。2年ぶりだよ。


「girls' typhoon #3」
http://blog.livedoor.jp/girls_typhoon/
日時:2/25(土) start 18:00/close 22:00
会場:渋谷Edge End(http://www.edgeend.com/)
charge:800yen(with 1drink)
フリーマシュマロ他(予定)

DJ:あまなつ(AIN'T IT FUN)僕素朴(RIGHT STUFF)YUI(girls' typhoon)リゼネット(DJ夢工場)
友情出演DJ:ヤツザキ(スナックwell歌夢)
(http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/1727/)



もう乙女とかガールズなんて名乗る歳はとっくに過ぎ去ってしまったけれど
この日ばかりはガールズはガールズとフミ・サイトーばりに叫ぶよ俺は。
時間帯は夕方から夜にかけてだし、チャージはたったの800円なんで、是非是非お越しくださいませ。


しっかし、こんな時間まで仕事させるたァどういうこった。
まあ労働者階級なのでどうすることもできないわけだが。あとやっぱこの仕事って女性差別あんな。今まであんまり気にしてなかったけど。
私が東京都知事になったら
「自由が丘を真のフリーダム地区と認定し、ドヤ街とする」
「ハイソサイティマダム(シロガネーゼ)は1年間の風俗就業を義務化」
「外国大使館をすべて隅田川の東側に移転させる」
「禁煙条例撤廃」
などの公約を今までいろんな人に話していたけれど、
それに加えて
「宦官制度復活」
とかやってもいいくらいだ。仕事することに命かけてる男まじウゼー。「2日帰ってないんだ〜」なんて会話を誇らしげにすんな。単純に臭いよ!
ああ何かいてるんだかよくわかんねえ。俺の体内電池充電切れ寸前ス。もう帰ります。
2006年02月07日(火)

バッド・アイズ、トゥトゥトゥトゥートゥー

占いを信じるのはカコワルイ、と思っております。
しかし一度占ってもらったら気になる罠。去年のフジロック時に、去年9月から今年3月までの運勢を月別に占ってもらったんだが、
「1月の運勢は最悪」と言われたのだった。
で、実際に1月はついてなかった。何もかもがうまくいかないのナ。家の鍵を失くしたり急展開な事情が降りかかってきたり、携帯の調子が悪くなったり腸が煮えくり返るようなことがあったり、ああ俺ってホントについてねえ。
まあ、悪い時は何やっても悪いものなので、逆にこれはいろんなことをオフにしたりクリアにする機会だと思うようにしているのですが。すばらしきポジティブシンキング。私は最悪の土壇場のどうしようもない時のほうが前向きになる人間なのです。
今、事件に遭遇したら売名行為に次ぐ売名行為でのし上がるね。どこにだか知らないが。
今、職を失ったら無一文からの億万長者を目指すね。
今、失恋をしたら1000人斬り性交耐久レースに挑戦するね。
今、殺人を起こしたら目指せテッド・バンディだ。殺人オリンピック、最低でも金メダル、最高でも金メダル狙うね。タワラを始末してやってもいいぞ。


で、もうそんな1月も終わり、2月に突入したのだけど、運が悪いのは未だ続行中なんだろうか。
先ほど、突発的に目が悪くなりました。
目がかすむ。PCの文字がぼやけてはっきりと見えません。午前中はなんてことなかったんだけど、先ほど席に着いてPCを開いたら、「キャプテンE.O.」のセロファンめがねのない状態でスクリーン見たときのように、モニターの字が二重や三重になって見えたのです。

あれ?モニターがおかしいのかな?

と思って一瞬モニターから顔を上げて正面に座る同僚の顔を見たのですが、特に問題はありませんでした。
再びモニターに目を落とすとやっぱり字が二重や三重になって見える。書きかけの資料に目を落としてもやっぱり二重化されてみえる。
俺の・・・・
目が・・・目が、目が、目が目が目がメガメガメガMEGAMEGAMEGA・・・・

この事実を認めたくなくて急に立ち上がり、ティッシュを見つけて目をこすりまくった。
化粧をしていることなんてすっかり忘れてこするこする。
そしてもう一度モニターを見る。

やっぱり文字が二重になっているのだった。









    ん





                底




「目がいい」というのは私のアイデンティティだったんだよ!
アイデンティティ崩壊。これから何を支えに生きていけばいいんだよ!
というか視力って30分程度で一気に奈落の底に転げ落ちるもんなのか?
「あさりちゃん」の何巻かにもあさりちゃんが急に黒板の字が見えなくなって、さんごママとタタミに「メガネ地獄に落ちるのはいやだぁー」と騒ぐ、という回があったが、私もメガネ地獄は落ちたくねぇよーいやだよー
メガネいやじゃーと誰かに訴えようとして立ち上がったが、周りに座っている人のメガネ着用率が90%以上(かけていない人もコンタクト使用)だったので誰にも訴えることが出来ず。くそーこのモヤモヤをどうしたらいいのか。



さて、ここで問題です。なぜ急激に目が悪くなったのでしょうか


1.仕事しすぎ
2.汚い手で目をこすった
3.トイレでウンコしながら携帯ゲームのテトリスを始めたら、結構勝ち進んでレベル12まで行ったため(20分以上篭った)




もう目がかすんでしょうがないんで、今日は帰ってもいいような気がしてきた。仕事してないんだけど。


2006年02月02日(木)

どす黒い濃いジゴロ

今年の初めから地味に頑張っていた「ズーキーパー」
PC版に飽き足らず、携帯版もダウンロードして電車に乗ったらズーキーパー、昼休みもズーキーパー、待機時間にはズーキーパー、寝る前だってズーキーパー、とにかく暇さえあればズーキーパーという具合に頑張ってきたのですが、
苦節25日
昨日ようやくクリアしました!
最後に出てくる感動の物語まで辿り着いたヨ!
長いようで短い日々であった。しかし、2006年一番がんばったことがズーキーパーというのは人としてどうなんだろう。

他に頑張ったことといえば、「キタコレ!戯れ言」でも今回取り上げている「ジョージ・マイケル〜素顔の告白」を2回見に行ったことくらいしか思い浮かばん。というか、これは頑張ったことに入るのか?
何故こんなにも毛ガニゲイの生き様に惹きつけられてやまないのか。自分でももはやわからないのだが、
根がとても「女」なんだよなー本能で動き回ったり(タイーホの件など)、やりたいことをどんどん実現して行ったりするあたりが。思いついたことをポンポンやりのけている(失敗も数多だが)のは痛快ですらあるよ。
そしてケチコンは本当におめでとう。心から祝福してあげたい。


そういえば、ここ最近はこのニュースでもちきりですね

>「一夫多妻」女性10人同居 57歳男性
>
> 東京都東大和市の無職男性(57)が結婚と離婚を繰り返し、
>離婚した女性を含む20代−50代の女性10人、乳児1人と
>同市内の民家で集団生活をしていることが25日、分かった。
>集団生活に加わるよう脅された女性がいるとの情報もあり、警視庁などが事実関係を調べている。
> 男性は取材に対して「夢の中で、ある呪文(じゅもん)を唱えると女性にもてるようになると知った。
>自宅で占いを始めると女性客が集まるようになり、現在は一夫多妻制のような共同生活をしている」と話している。
>
>集団生活している女性はほぼ全員が男性の姓を名乗っているという。
>

果てしなく面倒くさそうな話である。
10人も女がいて、一体どうやって11Pをやるのか。嫉妬とか女同士のモヤモヤはどう解消されているというのか。
そしてある呪文とは一体なんなのだ。(友人によると「マンダムマンダム」らしい)
夢の中で唱えるってのはどういうことなのだ。思い通りの夢なんか見れやしねえってのに。
ひとつだけおおー!と思うのはこの「全員男性の姓を名乗っている」てのだ。ラモーンズみてぇ!
そして、この57歳男性ってのがスキンヘッドで目の下の肉がボコッと出ている、いかにも性欲の強そうな奴なんだよなー。
坊主でギラギラしているというだけで、歩くペニスという感想すら抱いてしまったよ。
まるでふくしま政美の漫画に出てくる登場人物(基本的にいつもハダカ)のようだ。(というか女犯坊思い出した)
前にどす恋ジゴロ(実写化するなら恋吹雪役は琴欧州でお願い)読んでたら、目の下の肉が厚い女性はスキモノ、ということが書いてあったけど、まさにそれが適用される感じだ。
あと若村麻由美のダンナのエロ坊主のことも思い出した。


ワイドショーやwebニュース、新聞を見ていて思ったのだけれど、このニュースの半分くらいは「やっかみ」「ひがみ」「ねたみ」で構成されているような気がする。
ハーレム、それは男の夢。監禁王子もそれを作りたくて失敗していたくらいだ。
「モテたい」という願望は誰にだってある。「モテ」たくても「モテ」ない男だっていくらでもいる。
しかもこの男性の場合、自身は57歳だというのに妻は9割が20代(1人50代だけど)、そして男性自体は無職だからな。女たちが働いているからな。
そりゃーおもしろくねえと思う人間も多かろうよ。よく、人気のスポーツ選手とかミュージシャン、俳優が結婚/熱愛発覚すると相手の女のことを「ブスのくせに!」「さっさと別れればいい」と憤慨し、さんざっぱら悪口を垂れ流し、行動が行き過ぎる場合、相手の人がやっているブログやHPに脅迫のようなものを送ったりする女は多い。そうすると女は怖いだの嫉妬に狂う女醜いだのいう意見が飛び出してきたりするんだけど、今回のニュースに関しては「男もみっともねえなあ」としか思えんなあ。(こないだお塩学と矢田亜希子のロス→ハワイ旅行の時も男のコメンテーターが憎憎しげに「これで矢田さんの好感度も落ちましたし」と言っていたのを見た時もこいつダッセー!みっともねー!と思ったもんだ)
たとえば、私が見ていたものでいうと

「(57歳男性が横田基地で働いてたとか言う話について、間髪入れずに)これは明らかに虚言ですね、ハイ」
「妄想じゃないでしょうか」

と言った人がいたんだけど、とてもテレビから聞こえてくる言葉には思えなかったのですよ。
こういうのは、世間話をしている時に出てくるような言葉だと認識していたんだが。「あいつの彼女いるって話、ぜってーウソだよ。脳内彼女じゃねえの?」と同じレベル。我々が世間話で「妄想」「虚言」「脳内」という言葉を使う場合、「絶対にありえないことだけれど、もしかして本当なのかもしれない。でもそんな本当の話はききたかない」というメカニズムが働いて、「脳内だよ」と断言するのである。95%ウソだとわかっていても、本人が強気or自信満々なため、5%に迷いやあやうさが漂う。その5%をどうしても受け入れたくないがために、95%のウソという確信が5%を「きっとウソだから、脳内/虚言ということで納得してくれよ」とねじ伏せる。と、私は思っているが。

まあ、私も横田基地だの自衛隊だのにいたという話はウソだと思うが、そんなに目くじらを立てなくてもいいんではないのか。

あと「女性たちはマインドコントロールにかかっている!」だのキーキーと騒いでいるが、女性たちの意思で男性の傍にいるということについては誰も触れないのナ。脅迫された人に関しては訴えてもいいと思うが、他の女性たちに関しては本人たちが惚れていてそれで幸せならば、それでいいじゃねえか、放っておいておやりなさいよ、とも思う。
自分から「俺は10人もの女に溢れていて幸せなんだぜガッハッハ」とか「あたしのご主人様は何人もの妻のいるモテ男なのよジュン」とか大声で主張しているわけではないのだから。もし主張していたとしたら無視しておやりなさいよ。

実際、無職だろうがオヤジだろうが、あんだけ堂々としていて自信満々で絶倫のような外見だったらモテると思うぜ。特に意志薄弱な女性であればイチコロだ。
小奇麗で定収入があってリスクの少ない(精子も薄そう)な男なんかモテねえんだよ。
「アタシがいないとダメ」で、その上濃いザーメンぶちまけてくれそうなギラギラした男のほうがモテるのだ。(ああ、ホント、「私がこの人をなんとかしてあげなきゃ」って思うのは女の負け試合パターンだ)
たとえダメな男とわかっていながらも、周りにさんざん反対されても、女は抗えないものなのである。そもそもいわゆるダメな男にはまっている女なんて、皆マインドコントロールにかかっているようなもんだよ。
逃げ出したか脅しから逃れただかの女性が、たまたま「男を見る目」があった、というのが今回の正しい見解なんではないか。
つまり10人の女性は皆「男を見る目がなかった女性たち」=「だめんず会員資格アリ」なのですよ。

世間の男たちは「だめんず」読んでもっと勉強しているのかと思ってたけど、そうでもないんだな。むしろああいうのは脅威なのかもしれないな。「他人(特に女性)に悪者と思われたくない」などと思っている男にとっては、特にな。悪者になろうが最後にダメな奴という烙印を押されようが、そういうリスクを負った上で根拠のわからない自信に溢れている姿が女の目には「余裕がある」というように映るんだがなー。それはそれで激しく間違ってるんだが。




結局、男を見る目のない女が多いということですね。女たちよ、目を曇らせている場合ではないぞ。

2006年01月27日(金)

2011年 執念の旅

今年に入ってからまだこなしていない何かがあるなーなんだっけなー、と思っていたらCDを買っていないのだった。
と、いうわけでCD初めを済ませてきました。ORGE YOU ASSHOLEとHERISH(ともに日本人バンド)、クラップ・ユア・ハンズ・セイ・イエー、クルックド・フィンガーズ、ティーネイジファンクラブ、そして今更なことにワム!ですわよ。今、何故、ワム!?(その答えははキタコレ!参照)
ロバート・ポラード(ガイデッド・バイ・ヴォイシズのボーカルな)のソロアルバムが欲しかったんだが売っていなかった。なんだよオイ、と思ったら1月24日発売でした。こうなったらmergeでメールオーダーしてやるわ!と意気込んでいたんだがする必要はないか。よかったよかった。
新発売といえば、奥田英朗の新作「ガール」が出ていましたわ。公式ページとかないんで本屋に行って行き当たりばったりに見つけることが多いが、見つけると嬉しい。しかし彼はほぼ毎月本を出しているような気がする。それだけ売れっ子ってことか。
その書評もCD評も、「キタコレ!戯れ言」でそのうち書く予定。



さて、今年も入試の季節ですね。
センター試験の日は雪が降ってなにやら大変だったけれども(私も道で2回横転しましたわ。あまりにも派手なコケっぷりだったので知らない人3,4人が「大丈夫ですか?」と声をかけてきた程)、私の入試時も雪が降っていたのを思い出した。確か長野五輪がやってたんだった。五輪を見ながら入試の結果を知り、結局受かったのが1校だけだったという悲惨ぶり。
もちろんその大学に入り、なんとか卒業をし、今に至るわけだが、私はこの大学に入りたくなくてしょうがなかった(俺にはブルジョワすぎる、という理由であった。くだらねえ)泣きながら「浪人させてください」と頼んだりしたものだ。それもすべて昔の話。

前にも書いたが、この歳になってわかることは「どこの大学に入ろうが、大人になってしまえば大して関係がない」ということである。いや、これはすべてに当てはまる真実ではない。世の中には何処の大学を出たかが重要なフィールドだってあるだろう。でも私の知る限りでは関係ないよ。「いい大学に入らないと就職できない」なんて大ウソ。いい大学出ようが就職できない奴はできないし、仕事ができない奴はわんさかいるし、頭が悪いのだっていくらでもいる。(しかもいい大学出てる奴はそれがアイデンティティなので厄介だったりする)
年長者から見れば洟垂れ小僧ではあるが、私からあえて言わせてもらえば、最後にモノを言うのは「執念」でしかない。
どうしても〜したいと念じ、その思いに突き動かされて積極的に動いている人間は最後に勝ち取るなあ、と本当に思うよ。(念じているだけの人間はダメ、執念に突き動かされないとイカン)
私も就職に関しては、最初は全然活動しなかったが、そろそろ決めないとやばいんではないか、と思ってからの活動ぶりはすさまじかった。1日3社回ったり、その合間に授業に出て(4年なのに卒業単位が全然足りなかったのです)スーツで授業に出席して卒業するんですアピールをしたり。一週間で9社回った時は死ぬんではないかと思った。
そのおかげで1ヶ月もしないうちに決まったんだった。ま、その成れの果てが今なんだが。おかしいなあ、ブルーカラー志望ではなかったんだがなあ。
森進一も歌っているけれど、人生ってやつは思い通りにいかないものだからね!



先日、友人と呑んでいる時に「5年後の自分を想像してみよう」という話になった。
それまでは京王駅弁大会で買ってきたサバやスモークかき、鯛めしなどを食いながら愉快な話をしていたのだけれど、この話になってから一気に沈みましたよ。
だいたい、1年後の自分も2年後の自分も想像しようとすると恐ろしくなるってのにいきなり5年後を想像するってのが無理難題なわけなんだが、まあそこは酒の場。なんとかかんとか想像してみようと努力はしました。
努力はしてみたんだ。してみたが。








ダメだ、最悪の想像しかできなかったよ。
最悪の想像というのは

「5年後のクリスマスイブも、去年のクリスマスイブと同じように友人宅でクリスマスパーティをし(面子は一部がずっと固定されている)、ジングルベル歌いながらプレゼント交換をしている」

イヤだ!
イヤだ!
イヤだー!!!!

私も友人も、去年もおととしも同じ場所で同じクリスマスパーティに参加しているからな。恐ろしい。
2004、2005と続いたそれにはほとんど違和感を感じなかったのだが、それがこの先5回続くとなると話は別だ。
2011年。その頃には山陽新幹線は九州新幹線と接続するし、東北新幹線も青森まで延びているんだよなー(時代変遷の目安はいつだって新幹線だ)
そんな風に世の中だって変わるのだから!私もどうしても変えたい。どうしてもどうしても、と念じ続け、その執念に突き動かされていきたい所存。俺の執念、それまでもってくれよ。途中で諦めたりしないでくれたまえ。



最後に。
このページを読んでいる人間にどれくらい受験生がいるのかわからないが、ひとつアドバイスさせていただくとすれば
「洋楽アーティストの歌詞を訳して英語の勉強をしたつもりになってはイカン」
ということです。
実際に私はした。
しかもストラングラーズとフェイス・トゥ・フェイスという絶対に役に立たないチョイスを。
無論ひとつも役に立たず。
「俺を路上で見かけても無視してくれ、通り過ぎてくれ」なんて歌詞が一体何に役立つと思っていたんだろうか。
ザッツ・自己マン!イコール・マスターベイション!
あ、そうか、あれは現実逃避の自慰行為だったのか。今気づいたわ。8年越しの無意識。

2006年01月23日(月)

終わらない女子同好会部室の冬休み

世間では未だ、おたくといえば男、しかもとびきり気持ちが悪い奴!という認識ですが
私がずっと見守っていきたいと思う対象は「女のおたく」です。
ああ、女のおたく!その発生から終焉までの生態を見届けたいッ!
思い起こせば学生時代。私が通っていたのは女子校だったので、女のおたくはわんさかおりました。
だから「発生」から「第一次性長期」までは見届けていたようなものだ。

放課後はサンシャイン横のアニメイトに直行!
女子校なのによくわからない男名前(それも当て字ではなく「ヨシオ」など普通な)で呼び合い!
部活後に財布を盗まれた時、真っ先に心配するのは現金ではなくアニメイトのポイントカード!(実話)

などという非常に興味深い姿をよく目にしていたなあ。
10代なんてのはピート・タウンゼンドも言うとおり、まったくもって不毛の時代なので、今思い返せば一体何にのめりこんでいたのだ、何故そのようなものに夢中になっていたのか、というできれば消したい過去はいくらでもあるものである。私の場合、「透明の下敷きにアンディ・フグの切抜きを挿んでいた」「お笑いのライブに足を運んでいた(当時ボキャブラ大ブームだった)」などがそれに該当するんだが。ああ、ボキャブラブームに乗っていたのは今書いただけでも恥ずかしくて死ねる題材だ。
しかし私が知りたいのはその後の姿。消費者から生産者になってから終焉を迎えるのか、それとも突発的な出来事(モテたい病発病など)によってその道から降りるのか、それとも終焉なんてのはないのか。不滅なのか。



先日、その答えを垣間見る機会に恵まれました。


結論から言うと、「その生態の終焉まで見届けるのは無謀。やめておこう」でした。


ちなみにその機会で触れ合うことができたのは、アニメやマンガおたくではなく、いわゆる鉄道好きの女子。
鉄道好きの女性が集まって、鉄道旅の第一人者である横見氏と1日電車旅をするというイベントに、某ライター女史の強力な誘いに引きずられて参加したのです。
私も全国を旅しておるし、この日記でも度々鉄道イカスという話を書いてきたのでそれなりに電車好きの女性とは話せるだろうと思っていましたが、それすらも見当違いでした。
いや、鉄道の旅は楽しかった。中央線もちょっと乗っていけば古くて渋い駅に遭遇するし、鶴見線はやっぱりいい路線だと思いましたよ。あとホリデーパスは本当に万能。JR東日本はもっとおトクなきっぷを発行してくれないものか。

鉄道好きの女子達の知識はハンパなかったです。
すごいなあ、と感心させられっぱなしでした。私ごときが鉄道好きを名乗ってはいかんなあと思った次第。


でもね・・・

わたしは
じょしの
だんたい
こうどう
がにがて



学生時代の遠い記憶を甦らせようとすると、いわゆる「おたく」の女性が単体でいた光景がまったく思い浮かばない。
そう、常に団体なのだ。思い出されるのは授業の合間の休み、ポッキーを忙しなく口に運びながら、ジャンプ最新号の話を話し続ける小太りな女たちの姿。(中には訳がわからないほど髪が長かった女がいた。あれはコスプレ用だったのか?)
その中にリーダー格の子がいて、彼女によって束ねられてキャーキャー騒いでいるわけだが、彼女たち単体が声を発していた現場は見たことがない。
遠い昔で忘れてしまったのではない、声を聞き分けられるほど話したことがないのである。

と、これはオタクに限らず、学生時代のことを思い出すと、仲のよかった子たちだけが単体で思い出せるが、あとは団体でしか思い出せないのである。個々の存在で認識していなかっただけなんだが。
女性は固まる。個人では1の力しか持たないのに、固まると何十倍もの力になる。
そしてそれはとてつもなく厄介だ。めんどくせえ。何故ならば当たり障りのない話や、一方向の意見以外飛び出してはならぬ、など知らないうちにルールが決められるから。個人が感じること(主に違和感)は殺さないといけないから。
あのルールって一体どこからやってくるんだ。子宮内に八犬伝のような「女の団体玉」があって、女が集まると自然に光ったりでもするのか。ハタ迷惑な玉だなあオイ。そんなのいらんから金玉くれ。
世の中に女性だけの国家ができたら本当にめんどくさいと思う。あ、国家レベルまでいかなくても女性だけの職場ってのはあるか。それもめんどくせーだろーなー地獄だろーなー私は男性ばっかの職場でよかったよかった。


あと女が集まるとイヤだなあ、と思うのは、前に「ハクバノ王子サマ」書評でも書いたけど、女同志は「仲間」ではなく「全員ライバル」なところ。表面上は和を保ちながら水面下で争っているのがミエミエ。(男には見えない)
「男性のオタが集まると知識の争いになるが、女性のオタはそんなことなくていい」などという感想も小耳に挟んだのですが、そんなことは全然ないのだよ。むしろ女のほうがタチが悪いのだよ。傍観者であってもそれが見えると辛いくらいだからな。



最初の女のおたくの生態という話をすべて置いてけぼりにしてしまったが、
女のおたく個人の歩む道は未だ興味があるが、団体はもう、いい。
団体を追うには、団体に馴染まなきゃいけないというのが私にはやはり無謀なので。
まあ、おたくだけでなく、女の団体ってのは「永遠の表面上」「他人行儀フォーエバー」、そして「終わらない女子同好会の部室」であることがよくわかりました。
きっとそこには尽きることのないお菓子とジュースもあるはず。


私は入部しません。酒とつまみのほうがいいや

2006年01月20日(金)

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