股・戯れ言


BBS

あなたは女の子の一番大切なものをあげすぎだわ

こないだの飲み会である先輩女子が
「いちいちカンに触る女が『カシウーくださあぁい』って言ってて腹が立った」
と言っていたのだけど、カシウーってサークル/合コンノリでホントに腹が立つ言葉ですね。それを全世界の共通語であるかのように使うあたりが。


ちなみに当方、現在絶賛カゼコジです。無駄に省略語にしてみました。
声が出ないんだよ。耳が遠いのだよ。痰が出て出てしょうがねえんだよ。
そんなわけで本日は休業。
なぜならば言いたいことも言えないこんな状態だから。らーらーら ららーら言葉にできないから。
家で寝ていたのですが、ずっと寝ていなきゃいけない状態はしんどい。というわけで寝ながら年末のAV掴み取り大会で貰ってきたAVを見ていました。なんかすごく男子学生っぽい行為だな。
こんな注釈を今更つけるのもイヤなんだが、わたくしは女子ですが(未だに男性だと思われていることがある)、AVは普通に見るのだよ。インターネットの世界を泳ぎ始めて6年以上経つわけだが、何がどうしてそうなったのか今や思い出せないけども何故か知り合う人はAV関係者だったりAVファンだったりが多い。それは男性に限らず女性にも当てはまることで、特に女性のAV関係者/ファンは濃い人ばかりだ。一筋縄ではいかない人しかいない。そんな特殊荒波の中で育ったせいか「女がエロ話を平気でする」「女がAVを見る」ということはもう当たり前のことなのである。
いや、特殊荒波うんぬん関係ないか。うちのじいさんの家には昔、ビニ本販売機が置いてあったし(よくSMグラビアのエロ本を見ていた幼少時代)、小学校の頃友達の家でエロテレホンに何度もかけて聞いていたし(今考えればQ2だったんだよなー何回もかけていたけど請求は大丈夫だったのか)、高校のときは友人とジャンケンで負けたほうがコンビニでエロ劇画誌(ボンとかシャワー)を買ってくるというゲームを繰り返していたもんだ。ハタチを越えてからも会社を休んで荒川に行き、久々に友人と濡れたエロ本を読んだりもしたっけ。
すなわちいつ何時もエロがコンスタントに存在していたわけである。お隣のエロさん、という間柄だったわけである。余談だがうちのじいさんちの前には昔、某フェチ系AVメーカーがあった。ホントにお隣さんだったということだ。

しかし巷ではまだ「女がエロを普通に(音声にして)話す」というのはタブーのようでありまして、わたくしも飲み会で男性とエロ話で渡りあってドン引きされた経験が何度もあります。
それに関しては異議アリを申し立てたイ!
だってweb上には女性のエロ話が溢れているではないか!
なんで音声で「中田氏イクナイ!」とか「あの女マンコ臭そう」とか言うのがダメで、「今日はヌレヌレで困っちゃう」などと書いているようなブログがアリなのか。
私ならばエロ日記/エロブログをつけている女性に会ったら引いちゃうだろうけどな。
生々しい話を音声に乗せて話しているわけではないのだからいいではないか。生々しい話なんか音声でも文字でも書きやしねえけどな。
AVだって見てもいいではないか。何かが放出されるわけでもないんだし。


で、今日見たAVってのが「石橋渉の素人生ドル(ナマドル)」というシリーズものなのですがね。
私はそんなにヘビーにAVを見ているわけではないのだが、素人モノというジャンルは非常に興味深いのです。そのへんを歩いているおねえちゃんたちがちょっと声をかけられただけでついていってしまって、あっという間に服を剥がされちゃって、場合によってはコトにまで至ってしまうというドキュメンタリー。どこまでヤラセなのかなどはよくわからないが、こういうものを見ると付き合いいい子って多いんだなあと思うのと同時にセックスって「やりたい」だけじゃなく「やられたい」ってのもあるんだなあ、としみじみ思う。
だいたい明るいあっぱっぱーなギャル女子は「えーこれ以上はムリー」といって下着見せ、胸見せで終わるんだよな。明るく抵抗しながらフェラまでしてるのもあったが、決して挿入までは至っていなかった。フェラも挿入も一緒じゃねえかよ、という見解もあるが入れるか入れないかの違いは大きいと思うのでそれは寸止めだろう。
そうではなくて、一見地味な、ギャルでもない女の子の方が最後までいってしまうのだよね。
特に印象深かったのが、髪の毛も染めていない地味目な女の子(クラスの女子だとしたら廊下から2,3列目の2番目あたりに座ってそうな子)がプリクラ撮影の機械の前で最後までやってしまうというもの。抵抗というものは何もせず、体を強張らせながら男のなすがまま。痛々しかったなあ。「無抵抗の女の子を無理矢理なんて!キー!」という痛々しさではない。
なんというか、この子には
「女として求められる機会なんだからそれに応えなきゃ」
「相手として求められている=ちょっぴり不安だけど安心」
という気持ちが少なからずあったのが見受けられたのです。はー。打ってて切なくなってきた。俺、ちょっと泣いていい?涙出ないけど。


10代の頃抱いていた不安の中に
「私はこのまま一生処女のまま終わってしまうんではないのか」
「このまま一生男に相手にされないんではないか」
というものがあった。
私は今でもスカートを履くのが恥ずかしい、と思っている部分がある。(こないだりえ坊と飲んでいた時にりえ坊が同じことを言っていて心底同調した)昔はそれが今以上で、化粧をすることすら縁がないと思っていた。「男にモテたい」「男にモテるためにがんばりたい」という気持ちは、髪も伸ばしていないしダイエットもしていない、芋くさい自分がやってはいけないことなんだ、と何故か思っていた。そういうステージに立てる人間ではないという自覚。あまり認めたかないが、音楽やプロレスにのめりこんでいったのは「自分の立ち位置はそのステージではないから」という気持ちがあったからなのかもしれない。
そういう風に諦めながらも、先述の不安は常にあった。だから高校一年のときにバイト先の人に眉毛を描いてもらった時、自分の中の何かが開けたような気がした。世界が変わった気がした。それでも不安は常にあったのだが。
時が経ち、処女でもなくなり、いろいろな経験を経て現在に至るわけだが、今でも「この先私は男に相手にはされないんだろうか」という不安はある。昔ほどでかい比重ではなくなったし、それなりに楽しい毎日を送っているし、男に相手にされる/相手にすることは楽しいことばかりではない、辛くて苦しくて面倒くさいことばっかりだということがわかっているので普段はあまり考えないが。

私のような人間ですらそう思っているのだから、正統派女子道(普段は基本スカート、結婚して専業主婦になるんだろうなと思っている)を進む女子にとってはこの不安は相当なものなんじゃないだろうか。自分から意思表示できない女子ならばなおさらだ。
地味でおとなしい女子ほど経験人数が多いのは「断れないから」だけでなく、「男に相手にされること、すなわち安心」というのが絶対にあるはず。でなきゃ声かけられて15分後に挿入なんてないよなあ。
ナンパされてついていってしまう女の子はいい人が多い、とも思うが、それ以上に私を相手に選んでくれるなんて、ってそれだけで感激しちゃってるんだろうなあと思ってしまうよ。ああ切ない。
こういうノー自分が選ぶスタンス=相手に選ばれるスタンスの子ほどダメな男(浮気男、病的な嘘つき、借金持ち、DV常習者など)とくっついて苦労してしまいがちだからなー。
私が言うのもなんだが、女であることはそれだけで価値があり、優位に立てることなのだから自分がやりたいと思った男だけを選ぶべき。自分を安売りしてはいかんよ。(それでダメ男にはまったら自己責任だが)
あと、そのような「相手にされ方」をモテだと勘違いする人も多いな。信じられないほどのブスやデブが「経験人数100人以上」と言っているのは、「経験人数が増える=モテている証拠」だと思っているんだろう。勝手にしろ。


先述のプリクラ機械前でやられちゃってた女の子の去っていく姿もご丁寧に映されていたのだが、もう筆舌に尽くしがたいほどの虚しさ。男らは放出して金を払えばそれで終わりだが、彼女はきっと、また男に相手にされるかどうかの不安の日々に戻っていくのだろう。ギャラなんてその場しのぎでしかない。
素人ナンパものはこういうのがあるからなあ。侮れん。おセクシーン抜いたら立派な「NONFIX」だ。

まあ、こういう女の子のが一番エロかったりもするんだがね。結局素人ナンパものって、いや、ナンパ自体が女の子の側とも需要と供給が成り立っているということなのかな。


【お知らせ】
2006年になったので新しくブログを始めることにしました。
今までココに書いていたCDや映画やマンガや小説の評は
今後コチラでやることにします。


キタコレ!戯れ言

このブログは今までと違うよ!
何故なら!
毎週火曜日更新だから。
という割には第一回はこないだここで書いたものをそのまま貼っただけなんだけど。すまぬ。
どうか生暖かい目で見守っていてくださいませ。
2006年01月17日(火)

俺は一応!70年代生まれ

前回の日記は最後まで書いたし、ちゃんとアップもした(出来上がりも確認した)のになぜか途中で切られておりました。
脱力。どうなってんだよオイ。
こちとら風邪ひきながら書いてるんじゃい。書き直そうとしたが気力も体力もついて行かず。何にせよ申し訳ございません。そのうちこっそりとオチをつけときます。
しかしエンピツ何やってんだよバカ野郎。ここらで本格的にブログ化を考えたほうがいいのかもしれんな。


そういえば先週ようやく初めて「NANA」を読んだのです。しかも13巻のみ。
NANAというのは「20やそこらの娘たちのご都合主義な夢物語」なんだろうな、と思っていたのだけど、いやあ、本物は私の想像を超えておりましたよ。妊娠とか結婚というのも当たり前に出てくるんだな!少女マンガにおセクシーンはもはやタブーではない、ときいていたけれど、妊娠!結婚!もタブーではないのか。んで不倫てのも出てくるようですな。少女の範囲超えちゃってるよ。
ま、妊娠劇も結婚劇もご都合主義的ではあったが。まあ、小学生や中学生の女子って「お母さんが若いことがステイタス→アタシは20までに結婚したい」と思いがちなのでそういう夢に忠実な結果なんだろうけども。
あと驚いたのが主人公(なのかよくわからんが)がリストカットしていたよ。
以前、「ヤツザキさんくらいの年齢って学生時代、リスカ流行ってたんだよね?」と聞かれたことがあったが、リスカって流行るモンなのか?
私が流行に乗り切ってなかっただけなのか?そういえばリスカだけでなくピアッシングも刺青もドラッグも援助交際も何も流行っているのを聞いたことがないな。ああいうのは別の世界の別の世代の流行だと思っていた。
私の周りで高校時代流行っていたものといえば「特攻の拓」しか思いつかないんだが。


あと映画を見に行ってきたんですが、その予告を見ていて今、世の中は数学ブームなのか、と思った。
「数学なんかわからなくても生きていけるぜ」というのはよく聞くことだし、実際の生活で数学などほとんど使わないわけだが、数学ができることはとてもかっこいい。
私は数学は得意ではなかったし、高三で微分法がさっぱりわからなくて理系を断念したのだが、微分法わかっている人ってかっこいいよなー。数学ができるというだけでクールすぎるのであるよ。
たけしが昔なんかの番組で言っていたが「計算ができることはすべての考え方の基本だから、数学は勉強しなきゃダメ」って言ってたけど本当にその通りだと思うのですよ。
自分もそうだからあえて言うが、数学ができないってなんだかとってもだらしないんだよな。自分の許容範囲を越えた行動をしがちだから。学校の成績的なことはどうでもいいんだが、基本的な考え方としての「計算」ができないのは人間としてダメだ。字が汚い人間も信用しないが、基本的な計算もできない人間も信用できないのです。(計算しすぎがミエミエの人間も信用できないけど)
要するにバカイクナイ。ゆとり教育というものを受けていなくてよかった。円周率を3で考えるなど問題外。


その見に行った映画に関してはまたの機会に書くことにします
明日はちょいとイベントなのでもう寝ることにしますわ
2006年01月14日(土)

もてないギャング・オブ・フォー

あれは去年の9月に友人と秋葉原のメイド喫茶に潜入した時のこと。
夜も遅い時間であったため、ぱっと見ですぐにわかるメイド喫茶はほとんど閉店。それでもせっかく秋葉に来たのだからメイド喫茶に行ってみたいという気持ちに駆られた友人と私は、一見普通の喫茶店に見える地下の店に入ったのです。なぜそこがメイド喫茶だとわかったのかというと、アキバ男子たちが出てくるのを見たから。
ごく自然に「おかえりなさいませ〜」と私らを迎えるメイド。おお、これがメイド喫茶か。感慨もひとしお。
私らは喫煙席を希望したのだが、「喫煙席は満席で、禁煙席ならお通しできるんですけど・・・」と言われて喫煙席に目をやる。
呆然とした。
白い煙の向こうは脂くさいヲタ男性ばかりで埋め尽くされていたのだ。
脂ヲタどもはさっさと帰れバカとも思ったのだが、一拍おいて思いなおす。
ここは彼らの楽園。理想郷。イデア。
むしろアウェイは私らのほう。文句は言えまい。おとなしく禁煙席に引き下がる。
ふざけた名前の料理ばかりが掲載されているメニューを見ながら、やたらと高い飲み物を飲みながら、先ほど見てきたライブの話をしながら、店においてあった「アキバガイドブック」(表紙がやたら脂でベトベトしている)を広げながら、私も友人も絶えず喫煙席の彼らをチラチラ見ていた。見ずにはいられなかった。
そのほとんどのテーブルが男性4人組で構成されていたからだ。
そして禁煙席にも男性4人組がやってきた。
待合席にも男性4人組が。確かひとりはリラックマのぬいぐるみを抱いていた。
4人組は絶えることなく増殖していく。

ああ!
秋葉原スタンダードはギャング・オブ・フォーなのか!


それ以来男性4人組を見ると「この人たちはもてない集団なんだな」と思うようになりました。
とんだ偏見であるのは百も承知なんだが、どうしても4人組=もてないギャング・オブ・フォーと思ってしまうのです。これは何もアキバ系男性だけに限ったことではない。「男4人で海外旅行」なんてのも私の頭の中では=買春ツアー=もてないツアー=結局もてないギャング・オブ・フォーと変換されるようになっているから。「花より男子」のF4なんかはよく知らないが。

で、今日は秋葉原の対極である原宿に仕事できておるのです。(ライブ中継)
しかも仕事先は竹下通りのド真ん中。何故そのようなところに駆り出されているのか自分でもわけがわからないのだが、まあ、ひとつの普遍的な事実を手に入れたのでヨシとしよう。

「裏原宿の男4人組もまごうことなきもてないギャング・オブ・フォー」

昼飯を食うために裏原宿の店に入った際、入り口に近い席に座っていたら、男4人組が2組ばかり入ってきたのです。
もちろん脂臭さゼロ。それどころか香水の香りがしたし、服装だってアキバファッションの正反対に位置する「SMART」やクールトランス(今もあるのか知らないが)を読んでるようなカジュアルぶり。たぶんTシャツ一枚買うにしても8000円くらい平気で出すんだろうな。聴く音楽もおそらくレミオロメンやアジカン。おっしゃれー。スマート。クール。
あまりにも普通のおしゃれな男子たちを久々に見たので、私には2組の区別がまったくつきませんでした。
そんないまどきの男子たちでありながら、なんというか、

「無臭」「潔癖」「汗をまったくかかなそう」「ザーメン臭がしない」「精子薄そう」

ということを感じさせるわけですよ。たぶん彼らはオナニートークなんてのも当たり障りのない程度にしか話さないんだろう。
何を言ってるんだ、と思うかもしれないが私は普段男性ばかりの中で生活しているので「オナニーなんて(赤面)」とか「AVほとんど見ないんです」とか言う男子たちは本当にいる(1割以下だが)のを知っているのですよ。
そういう男子たちでも彼女を欲するのですが、彼らは「彼女とイチャイチャする」以上の能力を持ち合わせていないような気がするのです。というより、「彼女がいる」という事実だけで満足してしまっているようなフシすらある。
なんだかなー。
男なら、突き刺してー(つきさしてー)突き刺してー(つきさしてー)という道が選べるというのに勿体無いなと思ってしまう。(←アラジン調でお願いします、カッコの部分)
もてないギャング・オブ・フォーというか、この4人組のうち一組は合コンしたいギャング・オブ・フォーという具合だったな。まあ広義の意味でのもてないギャング・オブ・フォーってことで。
しかしもう片方の4人組はもてないギャング・オブ・フォーでしょう間違いなく。
最近のおしゃれ男子たちは帽子を被っているので、帽子を脱ぐまで気がつかなかったのだが、そのうちのひとりが見事なオンザ眉毛だったのです。デザインカットっつうのか?ジャニーズJr.や最近田舎や渋谷に増殖中のやたら髪の毛を立てる/でも前髪は右側だけ長い(NEWSの山下みたいな髪型)ではなく、「フェミ男」ともてはやされた頃のいしだ壱成のような、「ドク」の時の香取慎吾のような、そういうおしゃれな表参道の美容院で切っちゃった、というような髪型。服もよく見たら「SMART」ではなくヴィヴィアンのような服であった。
で、話す内容が
「××はー服のセンスないくせに威張っててむかつくわー」とか
「●●の指にクロムハーツの指輪がはまっててマジ古ィと思ってさー」とか
「△△△でセールで買った服が2万だった」とか
とにもかくにも一にも二にもお洋服の話のみ。きっとバンタンに通っていることであろう。きっと世の中にある職業は「デザイナー」「美容師」「洋服屋の店員」「DJ」のみだと信じて疑わないのだろう。あ、そういや他の話もしていたな、「テクノ系クラブイベントをやる」という話。案の定過ぎてイヤになるな。この世の中で一番正しい価値観は「おしゃれ」という考え。エロ本もおしゃれなものしか読まないんだろーなー、河原や橋の下に落ちている濡れた土方エロ本とか読まないんだろーなー。ああイヤダイヤダ。おしゃれなエロ本ってなんだよ。それこそSMARTに載っていた「ちんかめ」ですか。あんなのエロじゃねえよ、エロってのは生々しいものなのだから。



2006年01月11日(水)

大学生サークルバカの壁

唐沢俊一村崎百郎の「社会派くんが行く」的に言うと、2006年最初のゴッサムシティは仙台になりそうですね。今日も高2女子が大学生をナイフで刺すなんてのがありましたが。
とりわけ赤子連れ去り事件は伊坂幸太郎の小説みたいだったな、病院名を除いて。
仙石線や東北道がガンガン出てくるところやなんかよくわからん院長との関係とかフィリピン人妻とか。カポーティ「冷血」ばりのノンフィクション小説にするといいよ、伊坂センセイ。まぬけ度がハンパないけど。


先日の日記で高校サッカーを見に行ってきました、と書きましたが同じ日にプロレスも見に行ってきました。
スポーツ観戦二連荘!しかも見に行ったのは「リキプロ」!
1・4東京ドームじゃなくて1・5後楽園ホールですよ2006は。この方にチケットを譲ってもらったのだ。(メインイベントが前田長州トークイベントだと聞いていたのでチケットを取ったそうだ。無論中止)
リキプロの変なロゴを見ただけで不安に駆られていたのだが、これがなかなかおもしろかった。とくに素晴らしかったのは新日の長尾という選手。無駄な長身(196センチ)、あんまし鍛えてないような体、パンツでかい(残念ながら赤ではなく黒)という馬場−鶴田−田上ラインの後継者ぶりが素晴らしい。技も16文キックにネックブリーカードロップという昭和ぶり。とどめがノド輪落としだからな。
おまえポスト田上決定!なんで新日なんだよ、入門先間違ってるよ。

そして週末はハードコアチョコレート6周年イベントとバカ映像抜けないAV祭りに行っておりました。コアチョコ6周年は酔っ払ったりいろんな人に会ったりまさにお祭り。赤犬も素晴らしかったのです。
抜けないAV祭りではBクシーシ山下監督を間近に拝みましたが普通にかっこよかったです。かっこよくて話しかけられず。無念。私はJJ読んでなかったからAVギャルへの第一歩も踏み出してないしなあ、あんま関係ないが。

で、昨日(9日)は本当は昼までに起きて国立競技場に行くつもりでいたのです。先日見た野洲高校がまさかの決勝進出だったので。
しかし起きたら午後3時という体たらく(抜けないAV祭りは朝6時までやっていたから)無論行けませんでした。
代わりといってはなんだが、ニートマスターと別の全国選手権のDVDを観戦したのです。
それがこれ。



全日本コール選手権(画像をクリック)

私は高校生のスポーツ選手権モノには寛大だが、大学生の選手権にはからきし肩入れができません。高校時代も毎週マンガ書いたり頼まれてもいないプロレスコラム書いたり「特攻の拓」に出てくる夜叉神の旗を作ったりちまちまカセットを作ったり相当な暗黒時代でしたが、大学時代も高校の延長のようなものでした。
なんつってもサークルに入っていなかったからな。
だからサークル内でくっついたり離れたりはもちろんのこと、
「ノートを回してもらう」
「就職時にOB訪問」
「いつ何時でもサークル席に行けば誰かしらいる」(ここ私らサークルの席なんで〜と言って平気で人を立ち退かせたりする)
「毎晩のような飲み会」
「飲み会の席を抜け出して公園でキス」
「別れてサークルに居づらくなって脱会」
(最後の2つは同級生の実体験)
などはまったくない。無論先輩もOBも一人として知らん。
前にも書いたが、サークル連中が内部で惚れたハメたを繰り返していた頃、私がしていたことといえば毎週プロレスを見に行くことと隔週で名古屋に行くことだったからな。
まあ、15歳の時にJJを手に取っていればサークルを経由してAVギャルになる人生を歩んでいたのかもしれないけれど、人生の分かれ目で手にしていた雑誌がロッキンオンであり週プロであったのだからしょうがない。
大学でサークル男女がはしゃぐ姿を見るたびに唾ペッペと思い、全員死ね!死んでしまえ!と念じていたものです。今考えると完全なるひがみのような気もしますが。

サークルの繋がりをまったく利用せずになんとか社会人にはなれたものの、歌舞伎町で飲めば隣にサークル飲み会が開催されていて掛け声の嵐がうるさすぎだったり、新入社員時の同期飲み会で私がいけ好かないと思っていたバカ(常に口が開いている。鼻で呼吸しろ)がサークル飲みのノリで掛け声を連発していて非常に不愉快だったりで、サークル入っている奴全員死ね!急性アル中で死んでしまえ!できれば乱交中に火災にあって死ね!という気持ちは治まらずに生きてきました。

そんなところで「全日本コール選手権」
このタイトルの「コール」というのは、つまり、その忌まわしきサークル飲み会で飛び交う集団掛け声のことなのです。♪××の〜ちょっといいとこ見てみたい〜それイッキイッキ、というアレですよ。打っただけでも腹が立つ。
バブルも80年代もとっくに終わったというのにこのコール文化とサークル大学生浮かれ文化は全然廃れないな。むしろこれは何百年か後に日本の古来伝統文化になるのかもしれん。ああ想像しただけで恐ろしいことよ。
非サークル者としては苦々しいがおっかなびっくりな気分でこのDVDを見たのですが、店頭で5分弱見ただけで買うことに決定。むしろ私もニートマスターも「早く続きが見たい」という気持ちに駆られてしまったのだった。

いやあ!サークル飲み会って本当にバカだな!

選手権に参加しているサークルはどこも独特なコールを持っているんだが、本当にしょうもない。そして下品に次ぐ下品。おげれつに次ぐおげれつ。
サークルなので女子ももちろんいるんだが、そんな女子も声を荒げて
「しこしこしこしこしこしこドッピュ」
などとコールをかけていたからね(コールは「する」ものでも「やる」ものでも「犯す」ものでもなく、「かける」ものなんだそうだ。公式ルールより抜粋)、手コキの動きつきで。
中には性器そのものをグログロとコールするというものもあって、もはやコールというのは単に「酒を飲ませる」ものではなく、「酒飲んで酔っ払って男も女もすべてスーパーフリーにさせる」ものなのだな。そりゃサークル内恋愛→兄弟続出もあるわけだ。

そんなザーメンと栗の花の化かしあい臭が充満する中で登場する「男子寮」(サークルではなく横浜市立大学の寮生で構成されていた)はすばらしいよ。
みうらじゅんの解説でも「男ばかりで何年も住んでるとこうなってしまうの見本」と言われていたが、本当にモテややりたい的な姿勢皆無。同じ男子寮でも「ここはグリーンウッド」のような人物も皆無。
まるでたけし軍団の予備軍のような佇まい。
生粋の童貞(三浦君←みうらじゅんが「自分が呼ばれているような気がした」と言っていた)がいたのもポイント高し。
彼らの実演中だけ、会場が小汚い6畳一間(ビールの缶と焼酎の空き瓶が散乱/無造作に広げられたエロ本群、そして丸めて捨てられたティッシュの山/畳に生えているかのような陰毛/脱ぎ捨てられたパンツにはサルマタケ)に見えた程。
そんな錯覚、「ガラスの仮面」でもありえないぞ。

他のサークルは80年代バブルからの流れだったけど、この男子寮だけは70年代の下宿とか、中学校昼休みの後のほうの席のウケ狙い軍団とかそういう違う流れを汲んでいて、サークルとは一概に「死ね!」と念じる対象ではないのだなあ、と思った。ちょっとばかり心が広くなった気がする。

なんにせよこのDVDはバカバカしすぎておもしろかった。タモリ倶楽部あたりでやりそうだな、と思うがコールがあまりにも下品で公共電波に乗ることはない。だから買うべし。
意外にも普通に使いたくなるフレーズがあったりするのです。
ビールをちょっと残しちゃった場合には
「ちょーい残しー(オブジョイトイ)ちょーい残しー(オブジョイトイ)」
とコールをかけよう。これはいいキラーコールですよ。
2006年01月10日(火)

振り向くなアイゴアイゴ美しい

宮里藍はジャガー横田に似ていると思うのだけれど目の錯覚なのか。

そんなことはともかく、2006。今年の目標は
・携帯で馬券を買えるようにする
・15000マイル溜める→海外旅行をする
・遅刻をしない
という具合なのですが(最後の目標はその他大勢に決められた)、もうひとつ決意したことがあるのです。
それは

・高校スポーツ選手権に行く

こう書くと意味がわからんのですが、要するに甲子園に行くということです。
って毎年「今年こそは甲子園に行くぞ(観客席に)」と言っているわけですが、今年は甲子園だけじゃないの!国立!花園!そういうものに行くということなのですよ。
そういう選手権に行く年にしようかと。自分がプロレスと音楽とマンガに明け暮れる暗黒高校時代を過ごしたせいか、高校生のスポーツする姿はかけがえがないし、すべてが一生懸命でまぶしいので容認なのです。失われた青春を取り戻したい!見てるだけだけど。

というわけで、まずは第一弾。
昨日は高校サッカーを見に行ってきました。

私がサッカーを見に行くなんてとても信じられないことなのです。
なぜならば私は相当なサッカー盲だから。サッカー=前にボール蹴っていくやつくらいの認識しかない。先日も友人に「ゴール前でごちゃごちゃ揉めるとコーナーキックになるんでしょ」と言って笑われた。日本代表の試合に皆が熱狂して夜遅くまで起きているのもよくわからない。日本代表試合の日に皆がこぞって早く帰るのもよくわからない。
「え?今日なんでみんな早く帰るの?」
「日本代表試合の日だよ!」
「あ、そうなんだ。知らなかった」
「(心底驚いた顔で)知らなかったの?非国民!」
などという会話も実際にしたことがあるが、たかだかサッカーを応援しなかっただけで非国民よばわりされる覚えはない。
そうなんだよ、サッカーが好きってイコール愛国心みたいなことになっているのがイヤなんだよなー。一時的な愛国心はかっこ悪い。右翼の風上にもおけないわ。
サッカーで愛国心とか言っているやつの軟弱ぶりウザイ。そしてうるさい。あんだけうるさいと、なんだか禁煙ファシズムのようにも思えてくるな。おー怖。
日本代表試合のために早く帰る人たちや、日本代表試合をスポーツカフェで応援している人たちの姿をニュースで見ると、
「こいつらは戦争が起こったらお国のために喜んで命を捨てるんだろうか、ジーコが首相だったら捨てるんじゃないんだろうか」
と思ってしまう。
おまえら全員男たちのYAMATOになれよ。長渕魂注入されろよ。

(でもワールドカップはちょっと好き。勝ち抜けトーナメント戦のものは見ていておもろい。実際前回のワールドカップ時、会社の友人らと六本木でイングランドVSアルゼンチンを見たんだった。なぜか沖縄料理屋で。映りザーザーの14インチのテレビで。音を大きくすると「すいません、沖縄民謡が聞こえなくなるんで」と注意された)

高校サッカーは前述の通り、かけがえのない一瞬なので目映いし、勝ち抜けトーナメント戦だし、何よりも軟弱偽善愛国心ということが関係ないのでいいのです。
そんなわけで見に行きましたよ。国立ではなく市原競技場くんだりまで。
五井遠いな!錦糸町から1時間くらいかかった。
前に千葉に行った時に思ったが、千葉(県じゃなくて市/駅な)は立派な地方都市なのだよなー。それが横浜や大宮との大きな違いだ。むしろ宇都宮や静岡、郡山と同じ部類。船橋や松戸、浦安、市川の人は千葉を名乗ってはいけないと真剣に思うのです。千葉市は房総半島や銚子のほうの人の中心都市だなあ、と。
五井は内房線なので千葉駅がいかに地方都市なのかを実感。

ちなみにこの日見に行ったのは

◇準々決勝◇5日14時10分◇市原臨海競技場
大阪朝鮮 (大阪) −  野 洲 (滋賀)

でございました。もちろんサッカー知識は皆無なのでどの学校がどれだけ強いのかよくわからん。しかし、民族学校にも等しく出場権利を与えているのは頼もしいなあと思えたので足を運んだわけです。
いやあ、競技場のバスの中からおもしろかった。大阪と滋賀の代表なだけにバスの中に飛び交う関西弁率の高いこと高いこと。ここは千葉だっつうの。
それに加えて、サッカーに微塵も興味がなさそうな壮年層が多い。なぜだろうかと思っていたら、バスにおっさんが乗ってくるたびに全員で「アイゴ、アイゴ〜」と歓迎するという具合。いろんなとこから同胞が集まってきているんだろうな。
愛国心、団結ぶりが日本人みたいな中途半端なもんではない。硬派でガチだからね。このレベルまで行くと圧巻。すげえ。

会場に着くと朝鮮パワーはこんなもんではなかった。
正面から見て向かって右側が野洲高校席。下段の端に高校生が青いメガホンを片手に固まって座っている。試合始まる前から声出していて、高校生らしい応援だなー野洲高校は県立なのか(横断幕に書いてあった)いいなーなどと思う。
が、左側の大阪朝鮮席は上段も下段も客席がみっちり埋まっていたからね。席すべてが真っ赤っ赤。どこの国際試合かと思った。
応援も吹奏楽部がでーんと構えていて、吹奏楽部の横には声を出す部隊が立ってスタンバイしているから。アリランらしき曲を演奏している。いつマスゲームが始まってもおかしくない状況。

私は正面席の大阪朝鮮側に座ったのだが、正面席でも旗を振っている人が多くて、この団結ぶりは叶わないなと思った。そんな中で試合をする野洲高の生徒たちは相当な風当たりだったことだろう。心中お察しします。
試合始まっても大阪朝鮮がボールを奪うとキャーキャーキャー
大阪朝鮮がゴールに近づくとキャーキャーキャー
逆に野洲高がゴールに迫るとキャーキャーキャー(ピンチ!負けるな!の意味)
私の後ろに座っていたオバハン(大阪朝鮮の旗を振っていた)など、大阪朝鮮の子がボールを奪うたびに「落ち着いて!落ち着いて!」とまるでわが子に言うかのように忠告を送っていた(90分間すべて。どんだけ落ち着けば気が済むのだ)
野洲高が「やすこーやすこー」(靖子と呼びかけているようだ)と声援を送れば大阪朝鮮は聞いたこともない軍歌のような昭和歌謡曲のような曲を演奏し(たぶん将軍様どうこうって曲なんだろう)、大阪朝鮮がハングルで呼びかければ野洲高は「どかーんと一発やってみよーよー」と高校野球のように歌いだす。
この応援合戦を見ただけでもああ、高校サッカー見に来てよかったなと思えた。
海沿いなんでものすごく寒かったんだが。足先の感覚がなくなってたわ。

試合は応援の勢いも相まって、大阪朝鮮が押し気味。でも点はなかなか入らない。
サッカーの試合ってちゃんと見たことがなかったのだけど、誰かひとりが抜きん出てるのではないのだな。野球のようにスター選手がいるわけではない。けど、すげえな、皆どんだけ高くジャンプするんだ。
前半はゼロ対ゼロで終了。とにかく寒い。カップラーメンに行列ができてた。

後半。15分くらいのところで大阪朝鮮が先制。
この時のお祭り騒ぎ(ニック・ニューサー)ぶりはハンパなかった。左側のスタンドは全員いっせいに立ち上がっていて、なんだかお正月番組の若手芸人全員大集合でよく見られる「いっせいに立ち上がって司会者(今田あたり)にツッコミ」の図を思い出した。それよりもスケールが遥かに大きいが。
心情的には、サッカーでも応援でも押されてる野洲高校を勝たせてあげたい気持ちになる。こんだけアウェー扱いされているところを見たらそう思ってしまうのが人情というもの。
けどどっちのチームも勝ちたいという一心でボールをひたむきに追っている姿を見ると、どっちにも勝たせてあげたくてムズムズする。時間があと20分、あと15分と終わりが近づいていくにつれて、彼らの必死さが伝わってくる。胸がいっぱいになる。
ああ、どっちも国立行って欲しいなあ。これで終わりになんかさせたくないなあ。

と思っていた矢先に野洲高校がゴール。同点に追いつく。
言うまでもなく、私の周りも左側の客席もいっせいにうなだれるが、すぐに軍歌。
野洲側も声が嗄れるまで応援。応援も最後までは諦めないのだな。
やっぱり生観戦はいいよ。寒いのだけが難点だ。
しかしどちらのチームの願いもむなしく、1対1の同点のまま試合終了のホイッスルが鳴り響く。延長戦に突入ですか、と思っていたら
「高校サッカー連盟の規定によりこれよりPK戦を行います」
というアナウンスが。
うわあ!PK戦!
そんなの見たら泣けて泣けてしょうがなくなってしまうじゃないか!
のそのそと右側のゴール側に移動する。寒くて寒くて震えがとまらん。

野洲高先行でのPK戦。ひとり目が難なくゴールを決めると、今度は大阪朝鮮。キーパーがPK戦やってた。へーキーパーも蹴るんだな。(ほんとに無知)
が、その大阪朝鮮のキーパーのキックは野洲高キーパーに止められてしまう。
どよめく観客席。これが大阪朝鮮の自信を揺らがしたのか、2番目か3番目にPKをした選手もはずしていた。ゴールを掠めていくボールを見たとたんに泣き崩れる彼を、キャプテンが支えながらみんなのところに連れて行く。
くそー泣けて泣けてしょうがねえ。
続く野洲高の選手もゴールを決められずその場で泣き崩れた。それを同僚が、グラウンド中に聞こえるような大声で「泣くな!」と叱責。
うあー俺、もう涙止まんね。泣くなと言われても無理。
泣くな!と言われた選手が戻ったのと同時に放たれた大阪朝鮮の選手のキックが、キーパーの手に弾かれてゴールバーにぶつかった瞬間に試合は決まった。

泣いていた野洲の選手の体が飛び上がった。
倒れて泣き出す大阪朝鮮の選手。

試合終了は切ないな。もう涙で前が見えなかった。

暴動のようなものが起こったりしたらやだなーと思ってたんだけど、高校サッカーなのでもちろんそんなことはなく、さわやかな終了ぶりでしたよ。
一生に一度しかない、かけがえのない90分を完全燃焼できた彼らは本当に素晴らしいよ。まさにうつむくな、振り向くな、君は美しい、だな。(余談だが「振り向くな君は美しい」は名曲なので、どうでもいいコブクロの曲など流さなくてよい。だいたいコブクロって前に高校野球の曲も歌ってたじゃねえか)
試合もサッカーまるでわかんねえ私が見てもおもしろかったし。
高校サッカー、イイ!これで遠くなくて寒くなかったらなおイイ!
正直あれ以上長かったら手も足も動かなくなっていた。凍傷寸前だったわ。


というわけで、これは花園も見に行くしかねえな!と意気込みながら東京まで戻ってきたのです。ラグビーのルール全然わかんないけど。
と思って今日高校ラグビーの日程を調べたのですが


全国高校ラグビー 大会期間:2005年12月27日〜2006年1月7日


高校サッカーとかぶってるじゃねえかよ!
しかも明日で終わりじゃねえか!
なんとなく冬にやってるイメージはあったが、正月だったのか、知らなかった。
もうこの時点で今年の目標は達成しないんではないのか。


あ、今年の12月末に一回戦見に行けばいいのか。
2006年01月06日(金)

ケーブルがんじがらめ地獄2005-2006

あけましておめでとうございます。
まさかの元旦から更新。なぜならば仕事中だから。


さて、今年の年越しはすごいよ!画期的ですよ!
何も仕事しながら越したことだけじゃないのです。

1.2ちゃんの実況板を2時間以上見ていた

実はわたくし、2ちゃんはほとんど見ないのです。見る習慣がないんだよな。
だから電車男もちんこ音頭もビップスターもすべて又聞きでのまネコ騒動もなんだかよくわかってないという具合。そんな中途半端な腹積もりで申し訳ない。
しかし、今年は「男祭り」の結果がどうしても見たかったのです。
なんでかしらないが、スポナビの速報も「元旦過ぎに更新」とかふざけたことを言っているので、最後の砦としての2ちゃん実況板。
途中で休憩室に行ったらそこにテレビがあって、ミル子対ハントはかろうじて見ることができたが、あまり見ているとさぼっていると思われるので、後はすべて実況板で結果知りました。曙ボビー戦/吉田小川戦のときはサーバーが落ちたので驚いた。「これがうわさの鯖落ちか・・・」などとヒカシューのようなことを心の中で呟く。
しかしまあ、実況板見ていて思ったのは、2ちゃんってホント「共有している人」にはたまらんツールだなあ、ということ。
いつもいつも引き合いに出すが、ピートタウンゼンドの「バンドは音楽より重要ではない、音楽は観客より重要ではない、観客は彼らの共有する世代間の感情より重要ではないんだ」という発言を思い出すな。もはや時代が共有するものを反映しているのははロックではなく2ちゃんなんだなと。
何かいてるかよくわからなくなってきたが、要するに男祭りを見ながら実況板を見ないとおもしろさ半減であるな、と。ちゃんと映像で見たかった。

2.停電

長きに渡るものではないがびびった。

3.体内ノンアルコール状態で年を越した

ありえない。ホントありえない。
仕事だから当たり前なんだが。
これは今年は酒をあまり飲まない/泥酔しないという暗示なんだろうか。

あとはうんこの話ばかりしてました。ここは客先。そんなことはつゆ知らず。


そんな感じの2006年スタートであるのです。
今年はちょっと俺はがんばるよ。覚悟がハンパなく違うよ。
俺はやる時はやる女なんだぜ。
今年も宜しくお願いいたします。
2006年01月01日(日)

振り向くな、振り向くな、2005には男の影がない

さて、今年最後の更新になります。
ホントはバシっと青森編ファイナル書いて締めたかったんだが、そうは問屋が卸さないようです。
なぜならッ!
わたくしの仕事納めはッ!
1月1日だからなのです。仕事納める前に新年がやってきてしまうのかよ。悲惨。
ちなみに本日も朝10時から夜9時まで仕事でした。あああ。掃除なんかする暇ねえ。

てなわけで最後の更新は今年の俺ダイジェスト。(友人がやってたののパクリ)使い回しですんません。

1月
・着物(でも帯紐忘れたのでビニール紐で代用)で新年を迎える
・夏油に滑りに行く。
・喜久盛の酒蔵見学をする。電気菩薩亀の尾ver.を飲ませていただく(関係者以外で世界初)
・人前で激泣き。俺はしょっぱい人間。
・料理は作らない宣言をする(が、その後普通に料理を作る喜びを知った)
・るっぱさんと山形蔵王へ。るっぱさんが崖から落ちたのにろくな看病しなかった。
・赤犬×喜久盛の酒が作られることになる。引き合わせてヨカッタ

2月
・遠藤さんの家に行く。ペログリ県いいところ
・俺新年会開催。皆さんご来場ありがとう。3時くらいまで呑んでた。
・俺はつくづくしょっぱい人間だと自覚する
・俺は心の狭い人間だということを受け入れる
・名古屋にアホみたいに楽な出張に行く。
泊まるところがなく、ヒルトンに泊まるというありえなさ(一泊16500円!)
・田県神社(ちんこの神様)にお参りにいったら、その場で生理になる。

3月
・会社でチョンボ。走って会社飛び出し、衝動的に会社を休む。
・ルーバーロウのサインゲト。彼の書いた俺住所が載っている封筒は一生の宝
・秋田出張のついでに東北一周5日間の旅。うまいものばかり食いすぎて太った。
・じいさんが死んだ。大往生。合掌。
・初めて沖縄に行く。楽しすぎた、飲み過ぎた。

4月
・初めて鉄割を見る。今まで見に行かなかったのを後悔する
・初めて義侠を呑む。重い!しかしものすごく好きィ!以降義侠を見かけたら義侠しか呑まなくなる
・初めて吟吟に行く。最高!なぜ今まで平和島で働いていながら行かなかったのか後悔する
・会社が品川からおらが町に移転してくる。壮大ないやがらせか。
・アラバキに行く。あまりの寒さに後夜祭を断念

5月
・田亀源五郎大先生を見に行く。一緒に写真とった時は興奮した。
・みやらさんが出産。めでたい!5時に見舞いに行くといって7時過ぎに見舞いに行く俺たち。
・俺の会社男子らのために合コンを開いてやる。誰も実らなかったが朝6時まで呑んでた。

6月
・おかまパブ「笑いの大学」に初めて行く。
・「赤犬大艶会」発売!この日を待っていた!
・るっぱさんと沖縄。現地でBONちゃんと合流。またいろんな人と知り合う。
・自分のHPを「小学生マインド」から「スナックwell歌夢」にマイナーチェンジ
・人生初のボーリング。酔っ払ってたのでえらいこっちゃなスコア。
・この頃から会社辞めたい病を患う

7月
・大阪へ。沖縄で会ったはるみちゃんやBONちゃんや天才子と再会。呑み過ぎる。
・上司と岡山へ。深夜作業を早く終わらして飲みに行こうと試みるが、失敗。
・橋本死去。ショック。
・会津若松へ。「会津デスティネーションキャンペーン」に乗れたのはよかった
・偶然FM番長やってる現場を通りかかる。うちの近くだったのか!
・フジロック。豪雨で携帯が死ぬ。泣く。しかしありえないくらい日焼けする。一体どこで?
・フジロックの占いで「あなた、すぐ『どうなった?』て急かすクセがあるね」と見透かされる。

8月
・江戸川花火大会。I嬢が倒れて、付き添いで初めて救急車乗車。思ったよりせまい。
・甲子園に熱狂する日々
・夏鬱に悩まされる
・一週間で仙台出張二連荘。
・初ディーディーズカフェ。ふんどし男子たちがうらやましくて仕方なかった。

9月
・ハイドパークフェス。豪雨。しかし細野晴臣は泣くほど感動
・沖縄に一週間近く滞在。俺はもういつでも住める
・「鉄子の旅」に出会う。衝撃。ハマる
・人生初のSL乗車。ガキに混じってハッスル
・人生初のメイド喫茶潜入。アキバのスタンダードは「男4人」だと知る
・鉄子の影響で飯田線に乗りに行く。友人と河原で弁当(ユニーで買った)を食う。

10月
・太ももサティスファクションを見に行く。その裏で惨劇があったとはつゆ知らず。
・26歳の誕生日を宮崎で迎える。泥酔。芋焼酎は合わないと知る
・関西へ。カラテクノとボロフェスタを見る。
・中野サンプラザで喜久盛の売り子をやる。売れた。
・深夜カンヅメ回数が増えてきてしんどくなる

11月
・親孝行旅行で女川へ。石巻マンガロード最高
・会社辞めたい病悪化。真剣にいろいろ考え出す

12月
・引き続き会社辞めたい病悪化
・今年最後の沖縄。飲み過ぎた。
・わたくしの神であられるE氏と呑む。しかし緊張しすぎてほとんど話せず。不覚!
・電メリで今年一番の酔っ払い物件を介抱。
・唐突に青森出張。目標達成。
日本海側の山の中を突き進みながら辿り着く。呑み過ぎる。
・俺忘年会開催。皆さんご来場ありがとうございます。プログレ忘年会に流れて朝5時まで呑んでた。
・クリスマスのプレゼント交換で2年連続ふぁる姐からの目覚まし時計が当たる。因果?
・ギックリ腰キター!
・作業しながら年越すこと決定


しかし振り返ってみると見事に異性間交遊と縁のない一年でした。
それはそれでツレェ。合コンも自分で開催した一回しか行ってません。
あと書いていて気づいたのは、「あー年賀状書いてねぇよめんどくせーなー」と思ってたのですが、今年は喪中なので書かなくていいんだった!すっかり忘れてた!じいちゃんありがとう。


ちなみに年越しの格好は今回は上下作業着です。イエイ!やっぱ俺土方!


というわけでもう7時間後には仕事なのです。
ああ、ホント、青森編書けなかっただけじゃなくネタ・戯れ言股旅・戯れ言も現実に間に合わなかったのが悔しいな。
すべては来年に続くのです。来年もよろしくお願いいたしますよ。
皆さん、よいお年を!
2005年12月31日(土)

字読みづらい!けどメッセージフォームです


股・戯れ言 / ヤツザキホームページ

My追加

人気サイト