マイ・エバー・チェンジング・ルーズ体質 |
「突然ですが結婚します。来月入籍予定」
昨晩、大学時代の友人男子からこんなメールが送られてきた。 どどどどどど、どうしたんだYO!? 度肝を抜かれるというのは、まさにこういうことを指すのだな。 その友人男子はこんな感じが延々続いていたのです。今年に入ってから会っていなかったが、彼女話などまったく知らなかったので(まあ、いう必要もないわけだけど)電話して真相を聞いてみた。 「いやー9月末から付き合いだしてさぁ」 ワオ!今って11月だよね。 すげえなあ。スピードワゴンもびっくりのスピード婚。 この男子と知り合ってから早8年以上。その間のいろいろな経緯を知ってるだけに、本当に心から幸せになってもらいたい。BYE-BYE不幸体質!
そんなわけで昨晩は久々に大学友人らと電話で話したんだけど(若干一名別に久々じゃないが)、ほかの友人の身の上にも急激な変化が起こっていたのでこれまた度肝を抜かれた。何度路上で「ええええええ!?」と叫んだことか。 しかしまあ、大学の友人は皆一浪しているので現在27歳なわけで、ターニングポイントがあってもおかしくない歳なんだよな。 というわたくしも26ですが。立派なターニングポイント年齢。 大学時代なんてちょっと前のことで、なんかお互いあんま変化しねーなーなんて話をしてたんだけども
実際変化していないのは自分だけの模様。ヨボーン。
大学卒業の前年、友人たちと旅行に行った。 旅行先は三陸海岸。朝6時台の新幹線に乗って盛岡に行き、そこから山田線に乗って宮古へ。 ちなみに朝の新幹線乗る前はDJイベントに行っていて、明け方にパフェを食ってから東京駅に向かったのを覚えている。 宮古では「魚市場に行けば新鮮な魚食えるんじゃーの?」と思って地図もなんも持たずにあてもなしに30分以上歩き、辿り着いた魚市場は閉まっていた。 ・・・・。 駅前で海鮮どんぶり(3000円くらい)を食べようとしたら、電車の出発時間が10分後だったので豪華贅沢丼を味わうことなく10分でかっこむ。もったいねー。 慌ててホームに行ったら電車の時間間違っていて、結局1時間くらい待つ羽目に。 ・・・・・。
なんか今の旅具合とまったく同じなんですけど。 人間は学習しないのか、学習しない人間が俺なのか。
いや、そんなことはない、と思いたい。 大学時代のオレ ・1,2年はほとんど授業に出なかった(朝起きられなかった)ので、4年で出なきゃいけない授業数が尋常ではなかった ・毎週大日本プロレスかDDTを見に行ってた ・週末はクラビングに精を出していた ・名古屋ばかり行っていた ・ナンシー関の本ばかり読んでいた ・小倉ホイップ中毒 ・水島新司中毒
そうだ、クラビングに精を出していたんだったわ。 週末はリキッドルームばかり行っておりました。時々codeやマニアックラブ。でも圧倒的にリキッド。リキッド=クラブだったな。 今じゃとても信じられないことですが、ワープハウス(死語)ばかり聴いてたんですよ。なんかそういう「生音/ロック否定期」があったんだよな、なんてバカな思考を抱いていたんだ俺。BPM速いものばかり聴いてたけど、所詮ロック馬鹿だったからのめりこまずに今に至っているんである。
で、今のオレ ・会社勤めだが朝はめっぽう弱い ・The Rosebudsのアルバムばかり繰り返し聴いておる。 アメリカンインディーバンドだけどそこはかとなく漂うスミス臭。 ・松本次郎の「フリージア」という漫画がおもしろい。爆発的。 ・「大食い選手権」、ジャイアント白田が最高だったが、 それ以上に謎だったのが なぜか射手矢が西川という名前になってたこと。 なんで? ・MJ派だったのに最近は麻雀格闘倶楽部ばかりやってら ・「不機嫌なジーン」再放送がおもしろすぎる。南原教授サイコー。 ・山本竜二さんの居酒屋「竜ちゃん」に行く。竜二さん最高におもしろいぜ。 残波呑み過ぎた。 ・角田光代の「エコノミカルパレス」が感慨深かった。 こんなサンプルを身近に知って るような気がする ・テレビで見かけた北方謙三が知らぬ間にかっこよくなっていた。うひゃー。 だだだだだ、抱いてください
こう書くと変化しているけど、退行しているような気もする。 ていうか大食いとか書かなくてもいいんだが、最近もっとも疑問なことなんで。 なんかもっと特筆して書くことはないのか。
ない
あーあ。
1ヶ月くらい旅も行ってないしな。(今週行きますが) まあ、今も昔も共通点なのは、相変わらずホームページをやってるってことか。 今はブログだったら変化してると言えるんだけど。
しかしまあ、私が大学時代の友人らに全力でリスペクトなところは なんつっても 「『オレは特別な人間なんで社会の歯車にはならないんだzeー』という勘違い者がひとりもいなかった」 ことであろう。正確にはひとりいたけど、知らぬ間に消えていってくれたから。 皆地に足つきまくり。リアリスト。そんな彼らは適当に就職すればいいやとのんべんだらりとしていた私の尻を積極的に叩いてくれた。彼らに「卒業はがんばったほうがいい」「就職くらいはちゃんとしたほうがいい」と尻を叩かれなかったら、今頃は間違いなくフリーターorニートだったであろう。これはほんとに感謝しないと。
そんなわけで近々久々に大学時代の友人らと呑みますよ。 友よ、俺もそのうち尻を叩かれずに変化するからね、辛抱強く待っていておくれ。
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2005年11月08日(火)
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